虎総帥、金本の右肩痛“公傷扱い
右肩痛からの復活を目指す阪神・金本知憲外野手(42)に対し、坂井信也オーナー(62)=阪神電鉄社長=が24日、神戸市内で取材に応じ、
“公傷扱い”を検討する考えを明かした。FA権を取得しながら大減俸が見込まれるが、公傷が認められれば球団では超異例。
今週中にも初交渉が行われるが、総帥の発言が大きな影響を及ぼしそうだ。
復活を信じる。その強い気持ちが球団の歴史を変えるかもしれない。坂井オーナーが右肩痛を抱えている金本について、特例の検討を明言した。
打撃不振の原因は衰えからではない。契約交渉などに関して、総帥はすべて球団側に任せているため、あくまでも私見として、そう述べた。
ある球団幹部は「金本が実力を発揮できなかったことは年齢的なものではなく、けがが影響していたと判断している」。
さらに「治せば実力をもっと発揮できるだろうし、年齢的な衰えは感じていない。
中日の山本昌もあの年齢で活躍しているし、チームとして大きい力だと信じている」と断言した。
坂井オーナーは「何度も言うけど、金本さんは絶対に必要な戦力です、現状維持でいいんじゃないですか」