【ガンバのおまけ】J2西成【おまけの大阪】

自演か
なるほどね
さすが

携帯猿の学校の担任です。
今回の件に関しては、誠に申し訳ございませんでした。
全ては私の「一言」が始まりだったのです。
そう・・・携帯猿が「こんな」生き物と化してしまったのは・・・
あれはちょうど半年も前の事。
私は教師生活で一年生の担任を初めて任されました。
なんと言うか・・・私もまだ青かったんでしょう。
「精神不安定」といういわく付きで入学してきた彼は私の担当クラスの生徒でした。
なかなか友達が出来ない彼に対して、積極的に話しかけていこうとしたのです。
しかし、携帯猿はいつも胡散臭そうに「ウザイんだよ・・・」とつぶやき、私を避けました。
そして、ついに事は起こってしまいました。

『先生・・席替えしてくれませんか？私、怖いんです！』
『どうした・・・なにかあったのか？』
『私の隣の○○君(携帯猿の本名)・・・授業中いつも私の方をじっと見てるんです・・・』
『そんな・・・気のせいだろ？』
『違うんです！同じ班の人も気味悪がってるんですよ！？例えば・・』
『例えば・・・？』
『「ニシナリはカスだ・・」とか「ガンバサポに逆らうなんて生意気な・・・！
　とか、○○君がつぶやいてるのを聞いた人がいるんです・・・』
『・・・・・』

『それを・・・それを、彼が精神を患ってるからの一言で許すんですか！？』
『い・・・いや、それは・・・』
『もう私達、耐えられません！先生は私達の味方ですよね？』
『・・・そうだな』
『えっ・・・？』
『ああいったやつは・・・この世にいらないんだよな？生きててもロクな人げ・・・』
『・・・！！せっ、先生！う、後ろ・・・！！』
『？・・・あっ！い、いつの間に・・・そこに・・・』

私と生徒の話を聞いてしまった携帯猿は耳障りな奇声を発しながら、教室を飛び出していきました。
次の日、彼の母親から学校に連絡がありました。
そう、「ヒキコモリ」が始まってしまった、と。

あれから、携帯猿はたった一度も登校して来ません。母親も｢もう疲れた」とし、学校に罪は問いませんでした。
携帯猿よ・・・、聞いてもらいたい。
学校は君の帰りを待っている。クラスメート達も然り、だ。
そろそろ外に出てこようとは思わないか？
勝手なエゴとは思って欲しくない・・・先生だけでも待ってるぞ。
住人の皆さん、携帯猿のことをあまり責めず、どうか暖かく見守ってください。
私からの一生の・・・一生のお願いです！

またセレサポか