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元彌の母が金銭トラブル、自宅差し押さえ

3月21日9時45分配信 日刊スポーツhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070321-00000025-nks-ent

狂言師の和泉元彌(32)の母節子さん(64)が、金銭トラブルを起こしていることが20日分かった。
東京・板橋(爆笑嘲笑)区にある節子さんの自宅を兼ねた事務所が差し押さえられているほか、
衣装部屋として使っているアパートの家賃と月決めの駐車場代金を未払いにしている。
昨年、和泉流狂言の事業運営会社が東京国税局に所得隠しを指摘され、1億円を超える追徴課税をされたことで、深刻な“金欠”に陥っているようだ。
ドタキャン、除名処分、交通事故などのドタバタが続く和泉ファミリーに、今度は自宅の差し押さえが発覚した。
板橋(爆笑)区にある自宅兼事務所は約30年前に建築した2階建ての一軒家。
登記を見ると、昨年6月29日に板橋(笑)区から、同年10月27日には東京国税局から差し押さえられている。
相次ぐ差し押さえの理由として、関係者が指摘するのが昨年に発覚した所得隠しだ。
昨年6月、和泉流狂言に関する事業の運営会社「和泉宗家」が東京国税局の税務調査を受け、
04年3月期までの5年間で約1億5000万円の所得隠しを指摘された。
経理ミスなどを含めた申告漏れ総額は2億円以上で、追徴税額は重加算税などを含めると1億円を超すとみられている。
日大法科大学院・板倉宏教授は「国税と地方税の両方から差し押さえをされているのは深刻。今後競売にかけられる可能性が高いのではないか」と指摘した。
隣接するアパート2階に借りている衣装部屋の家賃も滞納している。
このアパートに住む女性は「6畳の和室と3畳の台所。かぎを掛けないことが多く、猫が勝手に部屋に入り込むので鳴き声で近所迷惑。きちんと管理して欲しい」と訴えた。
地元の不動産関係者は「部屋を貸している不動産会社も家賃滞納に困惑しており、法的な措置を検討している」と話す。
さらに、新宿区内に契約している駐車場の5カ月分約15万円の滞納も指摘されている。

最終更新:3月21日9時45分


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