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＜交通違反切符＞１０件放置の巡査部長>>655処分　北海道警
12月20日14時43分配信 毎日新聞


　交通違反の切符１０件を処理せずに放置していたとして、北海道警監察官
室は２０日、札幌市内の警察署に勤務する５０歳代の男性巡査部長>>655を
戒告の懲戒処分とし、上司の交通担当次長>>653（警視）を所属長注意、交
通課長>>654（警部）と係長>>653（警部補）を方面本部長訓戒の処分にし
た。警察署名は明らかにしていない。
　巡査部長>>655は交通課員として署内で交通違反切符を取りまとめ、交通
反則通告センターに送付する担当だった。しかし、０２年９月〜０５年１２
月に扱った速度違反や酒気帯び運転、無車検の交通違反切符１０件を処理せ
ずに放置していた。「いつでも処理できると思い、先延ばしにしてしまっ
た」と話しているという。
　警察側の処理手続きが遅れると違反が減免されることがある。今回は３０
日の免許停止８件が猶予されたほか、９０日の免許停止が６０日、免許取り
消しが１８０日の免許停止へと減免された事例が各１件あった。【金子淳】


最終更新:12月20日14時43分