【堤氏ね】糞西武を糾弾するスレPartIII【豚松坂】

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856727 ◆EqtePewCZE
これは決して一流半や二流の選手のみにいえる話ではない。
スター選手は、彼らなりに球界の重要な仕事に就くための根回しを現役のうちに
少しでも早く始めておかねばならない。
重要なポストとはすなわち現場のコーチや監督なのだが、仮に選手出身のコミッショナーが
誕生するとなると、今までの整然と継続されてきた「協会の秩序」が、ある意味で
ひっくり返る「革命」が起きる可能性がある。

それは、今まで現場のみに限定されていた選手出身者のポストが、フロントにまで広がる
可能性が出てくるからだ。
そうなると、選手側についたコミッショナーが「正当な利益の配分」を行ないかねない
という、経営側から見た「危険性」が出てくるというわけだ。
以前にちょっとだけ触れたが、絶対に生え抜き監督を誕生させない阪急の謎も、
これに似た構造を持っている。すなわちOB会の力が強くなり、それが親会社の経営体制にも
及んでくることを、経営側は最も恐れているというわけだ。
面白いことにこの「伝統」をオリックス球団を継承している。
(この件に触れだすと、「お家騒動」が年中行事の関西の某人気球団にも言及したくなって
 くるが、さすがに長くなるのでこれは止めておこう。)

実は球団のオーナー達が「選手出身コミッショナー誕生」を歓迎するどころか、
その動きがあるとことごとく潰しにかかってきた原因はここにある。
「三原脩コミッショナー」がならなかったのも、三原がすべてのオーナー連中を
敵に廻してまでその地位を得ようとは思わなかったというわけだ。

だが、時代は移りサッカー人気やスーパースター不在でプロ野球人気に翳りが出始め、
また年々高まるOB連の声も無視できない情況になってきて、オーナー達は、
どうせなら旧来の「球界の秩序」を守ってくれる選手出身の「お飾りコミッショナー」を
祭り上げようとしている。
白羽の矢が立ったのがかつてのスーパー・スター、ONという図式なわけだ。