【堤氏ね】クソ西武を糾弾するスレ・パートII【豚松坂】
カブレラと同じ想いだったそのコーチは、伊原に直談判した。
このときのやりとりは、かなり激しいものだったらしい。
以前に述べた「松坂の故障疑惑」も、このとき話題に出たと聞く。
そのコーチにとっては、主砲に大記録をとらせることでチームに勢いがつき、
巨人には劣るといわれていた打撃陣しも弾みがつくはず、と考えていた。
日本一奪回のためには、カブレラの新記録は絶対必要というわけだ。
しかし伊原は「個人記録に対する自分の考えは変わらない。まずチームの勝利が前提。」
という筋論を繰り返すばかりで、カブレラの邪念はむしろお前が余計なことを耳に
入れるからではないかと、反撃するのであった。
ここに至って、カブレラの新記録達成は、事実上ついえたといっていいだろう。
もとより、ただでさえプレッシャーがかかる大記録挑戦の打席。
これだけのマイナス要素が打者の頭によぎっていては、土台無理な話といえる。
こういう悪い雰囲気は伝わるのが速い。
「松坂へのえこひいき」は投手陣への不満を醸成しかねないとの指摘が多いが、この時点では
むしろ打撃陣からカブレラに同情する声が挙がり、それは瞬く間に広がっていった。
そしてシリーズ開幕を間近に控え、初戦のスタメン・オーダーに「7番・松坂」があったことで、
一気に爆発するわけである。
主に打撃陣のまとめ役だった和田は、怪我が完全に治りかけていなったことと、かかる「非常事態」
の収拾に神経を遣い、自身でも主力選手としての初めてのシリーズということもあり、
シーズンで活躍した成績どおりの結果をまったく残せなかった。
シーズン終盤、ライオンズ打撃陣を襲ったゴタゴタは、シリーズでの和田の大不振が象徴している
といっていいだろう。
西武は負けるべくして負けたのである。
ところで、シリーズ中にコーチ兼任の捕手で「時期監督」の伊東と伊原が「取っ組み合いの喧嘩をした」
という仰天する記事が週刊誌に載った。
この真相はどうなのか。