【堤氏ね】クソ西武を糾弾するスレ・パートII【豚松坂】
「まさか今でも八百長が?」
と、驚くファンは多いだろう。
そもそも、あの「西鉄・黒い霧事件」そのものが、ひとつの
「スケープゴート」であったとみている関係者は多い。
あの事件以前から、その手の「黒い噂」は半ば公然と語られていた。
球界には「ここらでその筋との関係を断ち切らねば大変なことになる」
との思いが、当時格段に派手に動いていた西鉄球団を中心に
槍玉に挙げられたというわけだ。
(事件発覚のきっかけとなった「永易の告白」だが、これについてはその背後に
ついて奇妙な噂が多い。が、これにはここではふれない。)
むろん、八百長工作に関わった選手・関係者はもっともっと多く、
当時眠れぬ夜を過ごした人間を数えると、両手の指ではとても足りないだろう。
これをそのまた過去に遡ると、かなりの数にのぼり、これがプロ野球界の病根であることが
歴然とし、日本プロ野球史の裏側が垣間見えることだろう。
あの事件が「八百長事件」ではなく「黒い霧事件」と呼ばれることが、
この事実を証明している。
事件の「黒い霧」は晴れることがなく、深い霧の中に埋もれていった。
わずかな「罪人」を残して。
長くなって申し訳ない。
「黒い霧事件」から以降をたどって現在に戻る。
あの事件以降、あからさまにその筋が動いて、選手にカネを渡し、八百長試合を工作する
という荒っぽい手法はさすがになくなった。
しかし、「黒い誘惑」は完全に断ち切れていたわけではなかった。