【堤氏ね】クソ西武を糾弾するスレ・パートII【豚松坂】

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653727 ◆EqtePewCZE
あまり詳細にわたると、脱線したまま戻れなくなるので簡単にしておこう。
現在の巨人OB会の派閥構成は、「藤田派」「長嶋派」「王派」の三大派閥に、
「長老派」と「外様グループ」「中間・無派閥グループ」とに分類される。

その構造は自民党の派閥組織とよく似ていて、それぞれの派閥・グループ間で
「多数派工作」があり、その時々の情勢で合従連衡を繰り返している。
むろん、表向きは無派閥グループにいながら実は「隠れ○○派」がいるというのも、
まるで「プチ自民党」みたいで面白い。

現在の会長は「藤田派」のドン・藤田元で、副会長が無派閥で「親・長嶋、反・川上」の広岡。
藤田派は長らく「川上・藤田派」と呼ばれていたが、川上が最近ようやく「長老派」に
移り、めでたく「藤田派」となった。
こう書くと主流派は「藤田派」と思われがちだが、そうでもないからややこしい。
近年、川上の影響力が衰えたことで、「長嶋派」と「王派」との主導権争いが凄まじく、
三大派閥の中でもっとも力が弱い「藤田派」が「天秤の支点」ということで会長派閥に
収まっている、という図式である。
これは前会長の別所が「外様グループ」の長だったのと同じ構図だ。
654727 ◆EqtePewCZE :02/11/22 17:27 ID:???
ついでにいうと現在の「藤田派」は将来、原・現監督が引き継ぐとみられているが、
原がジャイアンツ監督の座を、長嶋から「禅譲」によって射止めたことで、
長嶋派からの「乗り換え組」があいつぎ、今後は一躍大派閥に発展するのではないかといわれている。
念のためにいうと、ジャイアンツの監督を譲ったからといって、長嶋が派閥の長の椅子を原に渡した
というわけではない。現場の監督とOBの長は全く別物。

しかしながら、リーグ優勝や日本一を果たすとなると、その影響力はやはり増すことになる。
長嶋は長嶋で、藤田派の切り崩しを図ったというわけだが、必ずしもその目論見どおりに
はいかないところがまた面白い。が、とりあえず今のところは「長嶋派」「藤田派」が主流で、
「王派」は先細り気味というところだ。

巨人OB会と読売グループとの関係であるが、表面は仲の良さを装ってはいるが、
以前に書いたように「反・読売」「脱・読売」を唱える人間は、各派閥の過半数に達している。
むしろ「親NHK」にシフトすべしとの声が大きい。
今年巨人が球団名から「東京」をはずし、ビジター・ユニフォームを「TOKYO」から
「YOMIURI」に変更したことを憤る者は多かった。
機会があればふれるが、松井秀の「メジャー流出」もこれが遠因になっている。

脱線したが、現在「長嶋派」「藤田派」に押され気味の「王派」にとって、「王・コミッショナー」の
誕生は、起死回生の「逆転ホームラン」となる可能性を秘めている。
しかしながら、その当事者である王には、どうしても気になる「のどにつき刺さった骨」がある。

(続けてよければまた来週)