【堤氏ね】クソ西武を糾弾するスレ・パートII【豚松坂】
日本シリーズ後、堤の「野球が面白くなってきた」とのコメントは、
たいへん意味深で、これが何を意味するものなのか、コミッショナーへの
「王・擁立問題」とからめて、さまざまな憶測が乱れ飛んでいる。
今を去ること二十余年。
過去の栄光は消え去ったうえに「黒い霧事件」と相次ぐスポンサーの離反により、
地元のファンからも見放されていた福岡の弱小球団を買い取り、
所沢に西武球団を作り上げた堤総帥。
彼がプロ野球チームを所有しようと考えた真の意図は何なのか。
これについては実に多くの説明がなされているが、
こんにちの情況を鑑みると「西武グループへの批判を封じ込めるマスコミ対策」
であったのではないかと思う。
当初から「野球人気を利用したイメージ戦略」との解釈はあるにはあったが、
とてもそんな生易しいものではない。
そしてその目論見は、現在十分すぎるほどに達成されている。
球界に乗込んだ堤は、当初は根本にチーム造りを任せ、広岡・森と巨人OBの
後ろ盾を持つ実力者を監督に据えて、「常勝西武」を作り上げた。
巨人のV9時代とは違って、自由競争ではないドラフト制度下でのことだから、
これは奇跡的偉業といってもいいと思う。
以前のも述べたように、これはフロントで采配を振るった根本の力に半分以上の
功績があり、現場を任された広岡・森も優秀ではあったが、黄金時代を築いた最大の
功労者は根本である。
連覇に奢った広岡が「全権支配」を狙って謀った「クーデター」を根本が封じ込める
ことができず、広岡の「痛風」が痛まなければ、翌年以降のライオンズは、
広岡以後のロッテ球団と同じ道をたどっていたことだろう。