>>326 今から帰ろうと思って見てみたら、ちょっと気になる記事を紹介してもらったので、
その感想を書いておく。
これは「夕刊フジ」の記事みたいだが、さもありなん。
メディアの中では、比較的フジ・サンケイグループは西武グループとは距離がある。
(といってもあくまでも比較の範囲内。タブーを守っていることに変わりはない。)
それがこの記事にものの見事に表れているので、思わず笑ってしまった。
記事ではワンマン・オーナーの「意図」を察したフロントのゴマスリ社員が
現場に横槍を入れ、あのような采配になってしまった。といことのようだ。
結果が4連敗となったことで、そのゴマスリ・フロントと、それを拒否できなかった
伊原監督への批判という構成になっている。
書いたのは「スポーツ・ジャーナリスト」とのことだが、本当にそう思って書いたのか、
あるいは全てを知っていながら書ける範囲内で精一杯の書き方をしたのか、
おそらく(好意的に考えて)後者だろうとは思うが、これでは純真なライオンズ・ファンは、
「日本一を目指しているはずなのに、フロントの横槍もはねつけることが出来ない、
伊原という監督は、なんて無能な奴だ。早く辞めてしまえ!」と怒るのではないか。
ことはそう単純な話ではなく、伊原は自分の出来る範囲内で精一杯のことはやったのだ。
それは彼のシリーズ前の「夢の中で2勝した」という「謎めいたコメント」に伊原の心情が
よく表れていることで判る。(この件はのちほどふれる。)
だからこそ、これはファンにとってはたいへん異常な状態であり、真実を書けないマスコミ
をも含めた日本プロ野球界のひとつの病根を、自分はここにみる思いなのだ。
(ちょっと興奮してエラソーなことを書いてしまった。また怒られるかな?)