【堤氏ね】クソ西武を糾弾するスレ・パートII【豚松坂】

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堤がいつどの時点で松坂に興味を示したのかは定かではない。
甲子園大会のど、彼が見るはずがないから、おそらく球団フロントの
誰かから「入団すれば客を呼べる高校球児」ということでビデオでも
見せられたのだろう。
堤はそれを見て一目で「大のお気に入り」になったというわけだ。

東尾も最初は堤が松坂に執着しているのは、営業戦略上のことからと
誤解していたようだ。
一応現場を預かる指揮官としては、松坂の才能は認めていたし、自身の経験に
基づいて、厳しくも大事に育てようと思っていた。
東尾は相当な遊び人ではあったが、プロで長くやっていくための彼なりの理論を
持っており、それを伝授することで松坂を大投手に育てようと本気で思っていた。
なにしろ自分の200勝ボールという宝物をやった若者である。
中途半端な選手で終わらせるわけにはいかないと、至極まともな考えでいたのだ。

ところが、キャンプ中から「天の声」が不可解な指示を出してくる。
それまでにはなかった事態に東尾はとまどうが、「天の声」に逆らうことは出来ない。
松坂にとっては、プロに入って身体を作っていく一番大切な時期。
特に高校時代に酷使された松坂に対するその指示は、彼の今後を案じる東尾には
あまりにも当方もない、理不尽なものばかりであった。