【堤氏ね】クソ西武を糾弾するスレッド【豚松坂】

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シーズン途中、根本の死去を聞いた王は彼に優勝を誓った。
父親が死んでも泣かなかった気丈な王が、根本の葬儀のあと、
人に隠れて号泣したそうである。
根本は王にとって「命の恩人」だったのだ。

ことの真相を知るコーチと一部の主力選手、そして球団職員たちも
同じ思いだった。ホークスのリーグ初優勝と日本一は、根本に恩義を感じる者たちが、
文字通り命を削って球団を守ってくれた恩人・根本さんのためにと、
心を一つにして勝ち取った栄光だったのである。

翌年もホークスの勢いは続き、2連覇を達成する。
そして王の古巣巨人、それもかつての盟友長嶋との「ON決戦」に挑むのである。
むろん勝負は真剣勝負ではあったが、ホークスが敵地東京ドームで2連勝したあと
「因縁の」福岡ドームで3連敗したことは、当時巨人のOB会がおおはしゃぎだった
ことと考え併せると、偶然だろうがこの日本シリーズON決戦が、2年前の
「あの事件」のエピローグだったようで、このへんは負けてもなぜか晴れ晴れとした
表情だった王の顔を思い出すにつけ、感慨深いものがある。