共産主義と恐怖政治

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136名無しさん@1周年
>最終的には自由意志に基づいて転職や転業などの決定を下すのに対して, 計画経済社会では最終的に決定を下すのは個人の自由意志ではなく政府の計画策定部門であり,

だから、最終的に資本主義で資本の移動を、人の移動を起こささせるのは企業の収益性の悪化、過剰在庫からくる倒産・リストラでしょ。だから今度の不良債権の最終処理で300万人の失業が起こると政府でさえ言ってるわけ。この300万人とかこれまでリストラされた人は「自由意志」とかにもとづいて失業したいと思ってるわけ??

社会主義経済での人の移動は上に書いたように、国有企業内の人の移動に過ぎない、解雇を伴う必然性のない異動だからはるかに痛みは少なくてすむわけさ。

計画の実際だけど、企業が売り上げ予測に基づいて生産計画を立てていることの延長上で出来ると思うね。問題は、個別企業だと予測がはずれれば経営危機をもたらすけど、国全体なら個々の生産単位の予測の齟齬は全体で吸収できるということさ。これは資本主義企業でも業種を多角化している企業のほうが単一製品に依存している企業より安定性が高い(どこかで損がでても他でカバーできる)と同じことでしょう。