有閑階級の理論

http://www.yk.rim.or.jp/~h_okuda/wwf/w19_keizai.htm から
の転載です。

　人間は最初の「原始未開」の時代には非常な貧困のなかで共同生活を
していた。その時代の人間は、純朴で、だまされやすいお人好しだった
かわりに、平和を好んでいた。この時代の人間たちが生存のために獲得
した本能は、人間共通の利益になる活動を行おうとする「製作者本能」
であった。

　ヴェブレンが人間の原初の共同体のあり方から経済学を構想している
ことを「古い」と決めつけることはできない。たしかにこのあたりの論
法はホッブズやロックやルソーを思わせる。しかし、エンゲルスが当時
の考古学・人類学などを基礎にして『家族・私有財産・国家の起源』を
書いたのも一九世紀後半のことである。

　ところが、この「原始未開」の時代から、余剰生産物が生じるにつれ
て、その余剰生産物をたくさん獲得してそれを自慢するのがカッコいい
と思われる時代がはじまった。ちまちまと生産しているより、掠奪でが
ばっと利益を獲得したほうが共同体にとって利益だからである。共同体
にがばっと利益をもたらせば、ちまちま生産しているよりカッコいいと
考えられる。そういう思考の習慣が人間の社会のなかで確立していった

＊これって共産主義の理想そのものに対する批判かも。

>日本格下げ　149様にRESです。

>148 本当に144さんですか？　あまりに偏見に満ちているのでマジレス
>するのを躊躇してしまいます。なにかマインドコントロールをされている
>ようにも見えますよ。

いや、都合の悪いことは、みんな偏見、マインドコントロール？
まさにスターリニスト、タックスパラサイトそのもの！

まぁ、生産の当初から、剰余生産物があったと考えるほうが、よっぽど不自然ですよね?

ようこそ。

御先祖様が狩猟採種的な生活をしていたってことが、一般的に知れた
のも、つい最近のことでしょう？
生産してないんですから”共産”と言えるかどうかは不明ですが、貧
富の差は無いも同然だった。

○有閑階級の定義について。

＊有閑階級の定義について訳者の高哲男氏はこうまとめています。

有閑階級というのは、「慣習によって産業的な職業から免除された
り、排除されたりしているにもかかわらず、「名声をともなう一定
の職業が約束された」上流階級のことだが、それを「制度」＝思考
習慣という次元で言い換えるなら、こうなろう。つまりこうなろう
。

つまり、人間の生活を維持するために不可欠な産業活動＝勤労に従
事せず、戦や政治や宗教といった誉れ高い職業に従事し、しかも豊
かな生活を過ごすような人々を上流階級にもつ社会システムであり
このような社会を成り立たせている思考習慣のことである、と。

社会を成り立たせている思考習慣が「常識」である。そして、「常
識的な考え方によれば、労働などせず限りなく財貨を消費すること
が経済的な至福であり、正真正銘の経済的難儀とは、何の報酬もも
たらさない労働のことである」とヴェブレンは看破した。

要するに、現代の常識＝大衆の思考習慣のなかでは、有閑階級の生
活図式が人生の理想として思い描かれているというのである。

１９７０年代、日本はもっとも清潔な国にランクされていたことを思う
と今昔の感があります。
まだまだ、見つかったのは氷山の一角、野蛮文化への退行ですか？

以下転載。

世界汚職度ランキング
--
最も汚職にまみれた国はナイジェリア
＝ＮＧＯが世界ランキング発表（９月１４日配信）

　【ロンドン１３日時事】国際的な汚職の監視活動を行って
いる非政府組織（ＮＧＯ）、「トランスペアレンシー・イン
ターナショナル（ＴＩ）」（本部ベルリン）は１３日、世界
９０カ国を対象にした２０００年版汚職ランキングを公表、
最も汚職と縁の薄い国としてフィンランドを１位に挙げた。
最下位はナイジェリア。日本は２３位だった。

　調査は、世界銀行や世界経済フォーラムの関連資料や世論
調査を使用し、それぞれの国の汚職のまん延度を指数化して
比較した。ＴＩは、１９９５年以来毎年汚職度ランキングを
発表している。

　北欧諸国が例年上位に並ぶことについてＴＩは、「情報公
開制度の充実が先進国の経済専門家に好印象を与える」と分
析している。 　世界各国の汚職ランキングは以下の通り。


（Ａ）汚職と縁の薄い国上位１０カ国
１位　　フィンランド
２位　　デンマーク
３位　　ニュージーランド、スウェーデン
５位　　カナダ
６位　　アイスランド、ノルウェー、シンガポール
９位　　オランダ
１０位　 英国

（Ｂ）汚職のひどい国下位１０カ国
８１位　　モザンビーク
８２位　　ケニア、ロシア
８４位　　カメルーン
８５位　　アンゴラ、インドネシア
８７位　　アゼルバイジャン、ウクライナ
８９位　　ユーゴスラビア
９０位　　ナイジェリア

いいなあ、ヒマそうで。

＞いいでしょ！

『有閑階級の理論』より。


○教育について

教育は、その由来と初期の発展という点でみると、社会の信心深い行事
、とくに、遂行されたサービスが超自然的な有閑階級それ自体を表現し
ているような一連の儀式と、ある程度密接に関連している。

原始的な宗派に見られるような超自然的な力を懐柔するためのサービス
は、共同社会の時間と努力を産業的な利益のために充用したものではな
い。だからそれは、交渉の対象であると同時に、従属的に仕えるものと
彼らのサービスが善意を周旋する、超自然的な支配力のための遂行され
る代行的閑暇、として分類されるべきものである。

未開社会の聖職指南の下で獲得される知識の大部分は、典型的で儀式的
なもの、すなわち、超自然的な支配力に接近したり奉仕したりした場合
の、最も適切かつ効果的で、最も意にかなった方法に関する知識である

学びとられたことは、このような支配力に対して自分自身を不可欠な存
在に仕立て上げ、こうして事態の推移のなかで仲裁を行ったり、あらゆ
る事業への干渉を慎むようにお願いしたり、場合によっては、それを強
要したりする地位に自分自身を置くための方法なのである。


○古典文学について（１）

（古典は）高等教育の独りよがりな一方的な好みで執着している
教育体系のなかで古典が持っている特権的地位は、新しく教育を
受けた世代の知的な態度を形成し、その経済効率を低下させるの
に貢献する。

すなわち、たんに古代的な男らしさの理想を持続させることによ
ってだけでなく、知識のなかで尊敬に値するものとそうでないも
のとを区別するように説き聞かせることによって、それは遂行さ
れるのである。

すなわち
１）学問のなかで単なる名誉しかもたないものにもまして、単な
　る有用性しかもたないものへの習慣的な嫌悪感を鼓舞すること
　によって、従ってまた、普通産業的ないし社会的な利益など全
　く眼中に入れずひたすら知力を行使することによって、満足す
　べきものを見いだすような審美眼を初学者にみに付けさせるこ
　と

２）この学問が慣例によって学者に要求される学問全体のなかに
　組み込まれ実用的な知識分野で利用される専門用語や言葉遣い
　に影響を及ぼすことでも生じないかぎり、役に立つことのない
　知識の修得に学習者の時間と努力を費やさせること。

○古典文学（２）

実際、高等教育体系のなかで古典文学に特権的な地位を確保させ
、従って結果的に、それをあらゆる学識のなかで最も尊敬に値す
るものと見なされるものにしたのは、浪費された時間と努力の、
それゆえにまた、この浪費を可能にするために不可欠な金銭的な
資力の証拠としての効用である。

「ひょっこりひょうたん島」の中の
ねぇ、みなさん、そうざはまはしょ♪なんて節を含む唄が、なぜか浮かんできました。
まぁ、マルチ商法なんかで儲かるのは、全体の2%の人で、その2%も最初からほぼ決まっています。

>10

封建制度のように、特権階級の数を限定するシステムなら、いいのかも
しれませんが、平等な社会で全員が有閑階級かしたら、全員が滅亡す
る以外にないのかも。

『有閑階級の理論』より。

○所有について。

女に対する所有権は、低次の段階の野蛮文化のなかで、明らかに女性
捕虜の略奪とともに発生する。女を略奪したり占有したりする本来の
目的は、戦利品としての有用性にあったと思われる。

女を敵から戦利品として強奪するという行為が、形式としての所有婚
を発生させ、結果として男を長とする家族を生み出したのである。

これに引き続いて、女に加えて他の捕虜や下級の者たちへの奴隷身分
の拡張と、敵から強奪したものでない女への所有婚の拡張がなされた

こうして競争心が略奪的な生活習慣の下で生み出したものは、一方で
は強制に基づく婚姻形態、他方では所有権という習慣だったのである。

○財産について

財産そのものは、「略奪」や「相続」によるものほど「高貴で上品」
なものではあるが、そのほかに手段でも入手可能である。たとえば、
安く買って高く売るという意味で「準略奪的」な商業取引による莫大
な譲渡利潤があった。さらに「勤労への従事」によって財を生産し、
それを「私有財産」として所有出来るようになると、貧しく卑しい労
働大衆まで「所有をめぐるゲーム」に参加し始める。

彼らは長い歴史を通じて「制作者本能」が染みついており、隣人より
も少しでも多く私有財産を保持するという意味での「競争心」の世界
が自由に解放されると、結果的に、社会で生産される富の量は飛躍的
に増加し始める。

しかも「競争心」は「妬みをおこさせるような比較」に由来するから
、無限の推進力として機能し続ける。「勤労と倹約」の勧めを説いた
Ｂ・フランクリンやＡ・スミスの時代の出来事であった。

富の蓄積がさらに進むと「所有をめぐるゲーム」は新しい段階に突入
する。富はたんに所有されているだけでは十分な名誉をもたらさない
こうして「顕示的消費」を行うことが、すべての社会構成員の行為規
範になる。

最高の名誉や名声の基準は、最も高貴で上品な「有閑階級」、つまり
まったく労働せず消費だけするという意味での「顕示的閑暇と顕示的
消費」にいそしむ上流階級の生活図式である。

＊あまり引用がすぎると著作権の問題もありますので、是非、買
って読んでください(^^;
ちくま学芸文庫　1300円

しかし、あきれました。読売11/５

小中高生　奉仕活動促進を法文化
文部省方針関係法令に
2002年度にも実施へ

以下、記事より。

>小中学では、2週間、高校で一ヶ月、共同生活などによる奉仕活動を行う。

>（対象は）農作業、高齢者介護などなど。

おい、おい、それじゃまるでヤマギシ会だって。
「生きる力」を養うんじゃなかったの？
何故、奉仕なのよ。アルバイトじゃだめ？

何故、政治権力や宗教がボランティアが大好きかって、その理由は簡単でし
ょう。通貨が、労働や物と等しいものであるとすれば、誰かが”働かないで”
パラサイトすれば、誰かが”無給で”勤労奉仕するのでなければ、算数が会
わなくなってしまいます。
誰かが公費で”、雪の見える旅館でマージャンを楽しんでるとすれば、当然
ながら、その分税金は”お布施”だと思うしかない人もいるわけだ。

ところで、働かないでパラサイトしている人のことを『有閑階級』といいま
すが、これには以下の事象が考えられます。

１）国民全員が有閑階級になる。

２）国民の一部が特権的に有閑階級化する。

３）全員が働く。


１）は共産主義の理想と重なるものがありますが、現時点で実行すれば、全員
破滅しかないでしょう。とすれば、選択可能なのは、２）及び３）ということ
になります。、
ただし、封建制度のように、あるいはカースト制のように、特権階級を限定す
るシステムが有効ならばともかく、平等な情報化社会で、誰かが際立って”い
い思い”をすれば、たちどころにマネする人間が大増殖するに決まっています

創価学会がいい例かもしれません。

結局のところ、本音の部分でいくら不本位であろうと、選択は３）しかないの
ですよ。

たとえ、小中学生であろうと、労働に対してはキチンと賃金を支払うべきなの
です。
自分自身を振り返るにしても、このことが”生きる自信”に繋がってくると思い
ます。

”勤労”以外の方法で、おカネを受け取ってはなりません。

なによりもこのことを”道徳”として、教えるべきでしょう。

すべての人に労働とパンを・・・なのです。

『有閑階級の理論』からです。

競争に属する副次的な要求のうち最も広範で必須なものは、生産
労働を回避するという要件である。これは、野蛮文化段階の場合
とくによく当てはまる。

略奪的な文化を通じて、男の思考習慣のなかで労働は、弱さと主
人への服従を連想させるようなものになってくる。こうしてこれ
は、劣弱であることへの刻印となり、従って社会的地位の高い男
にはふさわしくないとみなされるようになる。・・・

・・・
下賎なものと名誉あるものとの間の古くからある理論的な区別は
、人間の生活習慣のなかで、今日もなおほとんどそのまま、古代
的な力を保っている。それがきわめて強いために平俗な形態の労
働にたいして本能的な反感を抱かない上流階級など、ほとんど存
在しない。

われわれは儀式的に不浄に関する鋭敏な感覚をもっているが、そ
れは、われわれの思考習慣のなかで下賎な任務を連想させるよう
な職業に、とくに付きまとうものである。

洗練された趣味をもつものなら誰でも感じていることだが、精神
的な汚れは、使用人に慣例的に求められる、一定の任務と不可分
に結びついている。劣悪な環境とみすぼらしい（すなわち安っぽ
い）住居、下品な生産的職業は、躊躇することなく非難され回避
される。

そうしたことは満足できる精神的な水準の生活「高尚な思考」と
両立しえないのである。

『有閑階級の理論』ソースティン・ヴェブレン　ちくま書房

いつまでオナニーしてるん？

浮浪者は有閑階級ですか？

RES有難うごぜいますだ！

前から思ってたんだけど、共産党員はジョン･グレイとかは
読むのかな？いや、俺も素人なんで､あんまり偉そうには語れないんだけど。

さげてしまった。あげましょう。

党中央の学習指定文献に入っていないので、読まないようです。

ジョン･グレイってどんなの？

オーエル『動物農場』、二本足であるくブタが農場を支配するという恐ろしい
お話から・・・


どういうわけか、動物たち自身は、前と比べてちっとも豊かにならないのに・・
といっても、勿論ブタとイヌは別だが・・農場は前より豊かになっているよう
だ。それというのも、ブタやイヌの数が非常に多いせいかもしれなかった。

なにも、これらの動物たちが、彼らなりの働きをしなかった、というのではな
い。スクィーラー（ブタの幹部）が飽きもせずに説明したところによれば、農場
を監督し、組織することは、どこまでいってもきりのない仕事だった。
こうした仕事の大部分は、無知なほかの動物たちには、わかりっこない種類の
ものである。

たとえば、われわれブタたちは、毎日「綴じ込み文書」、「報告書」「議事録」
「覚書」などという謎のような難しいものと取り組んで、大変な努力を払わなけ
ればならないのである、とスクィーラーはみんなに説明した。これらは字をぎっ
しり書きこまなければならない大きな紙切れであり、その書きこみがすんでから
、炉で焼却するのである。
これは、農場の福祉にとって、きわめて重要なのである、とスクィーラーは言っ
た。

しかしブタもイヌも、自分たちが働いて食物のひとかけらさえ生産するわけでは
なかった。しかも、彼らの数は大変多く、食欲はいつも旺盛だった。

ほかの動物たちはどうか、といえば、彼らの生活は、彼らの知る限りでは、昔と
変わらなかった。たいていは腹が空いており、わらの上で眠り、池の水を飲み、
畑で働いた・・・


＊ところで、ブタって誰？
　ブタというからにはデブに決まってますが・・・・

ＲＥＳ期待。

御存知とは思いますが、オーエルの動物農場は、トロツキーの「裏切られた革命」
をパロッた作品と言われています。
オーエルといえば、「1984年」、「カタロニア賛歌」などが有名ですね。

共産主義の決定的な問題は、分配を政治的に行おうとしたことだと思います。
分配が政治的なものであれば、生産的に行動するよりも政治的に行動した方
が実入りが多くなると考えるのも当然でしょう。その結果、生産が疎外され
少ない分配をめぐってさらに政治化する、といったスパイラルを画くことに
なるでしょう。

社会の政治化をどうやって阻止するかが決定的な問題になると思います。

おれの知り合いにジョン・ブラックという黒人ならいるが。

>23
動物農場は民主的だけど豚はほかの動物よりも「より民主的」ってやつね。
オーエルは俺も好きだけどホントみんな読まないな。
なぜだろう。

＃がんばれ！　ラウンジの悲惨な１スレ推薦まであと三歩だ。ぷっ

ちょっと時間をかけて、何がいいたのかまとめたら？いまのところさっぱり分かりません。

>26

サンキュウです。
オーエルのスレ立ててよ。もっと悲惨かも（笑）

＞27

とりあえずコミュニケーションを（笑）

スローガンの対極にあるのが、ヴェブレンとかオーエル
あれもダメ、これもダメ、従って民主主義がいい、とかいった平凡
な結論に帰着する予定。

某掲示板にシリーズもので書いていたんだけど、アイデアがつまって
しまった。

日本格下げからの転載です。

>186

所得税、消費税をやめて資産課税、目的税を強化することは、資産の価値
に対して労働の価値を高めることになります。

被雇用者の所得税は、事業者に徴収義務のある雇用税でしょう。雇用税の
廃止は設備投資よりも人的投資に有利に働きますから、失業率も低下の方
向に向かうでしょう。
所得によって投資を行うとすれば、より市場のニーズに合致するものでし
ょうし、金利負担がない分、競争力の向上にも繋がります。

さらに、不正、不透明な手段で獲得した資産に課税することは社会正義に
も合致します。

何故、こうした議論が政界やマスコミには登場しないのか・・

>>そういうあなたも相当の早起きの方ですね。

徹夜ですよ〜（泣）

ああ〜　忙し（笑）・・・非有閑階級＝虐げられた人民＝貧乏人

>>21

ヘタレなんで上手く言えないけど、資本主義は地域において個性的な発展を
とげるものであり、けして西欧近代の資本主義が絶対的なモデルではない、
ということと、いわゆる自由主義経済（近ごろ日本でもはやりのアレ。小沢さんとか
サッチャーとかを思い出したらいいでしょう）というのは、社会的な意味合いにおいて
効率的な要素を破壊してしまい、その社会に甚大な被害を与えかねないものである、
と言うことだろうか。
グローバリズムはあくまで技術革新の発展によるものであって、それが国家の枠組み
のもとで機能しているものを金融や企業の論理で破壊して良い理由にはならない、ってな
ことも書いてありました。結構皆さん知らないんだね。日経でインタビューされるくらいだから
かなり有名だと思うし、実際、政治経済の批評本としては、相当に良いものだと思うよ。
アメリカとかイギリスとかでは、かなりセンセーショナルだったみたいだし。
（大前研一がばっさりやられていた。しかし驚くべきは、大前を批判するのと大差ない
感じでハイエクまでばっさりやってること.〔笑〕いやあ、やるね）
まあ、何言ってるのかわからない人は、こちらの書評でも見てほしい。
http://www.ywad.com/books/690.html
小林よしのりの本や国民の何とかを読むよりは有益だと思うし、共産党員も
たまには指定文献以外の本も読んでみようよ。折角だからさ。

>オーエルのスレ立ててよ。もっと悲惨かも（笑）

俺はもう悲惨なスレを作っちまったからな、二度とごめんだ　（藁

オーエルといえば豚よりも「1984」だな。
あの小説の中に子供たちを利用して大人を管理するという話があるのだけれど
あれはオーエルの独創だろうか。
後のポルポト政権が子供たちをいかに｢教育｣して自分たちのために利用したかを考えるとオーエルの｢社会主義｣観と人間理解は鋭いといえる。

＃ ちょっとだけアドバイス。豚が誰か急がないほうがいい。ホントだよ

あれはソ連のピオネールの一部がすでにやってたのを伝え聞いたオーウェルが、
ヒントにした部分だと何かで読んだ記憶があるよ。

切りぬきで失礼。うん、オーエルはたしかに鋭いです。


コレクションの一つに、ジョージ・オーエルの”１９８４年”があります。
初版は１９４９年といわれていますから、当時であれば３５年後の未来を
描いたデストピア小説として読まれたのでしょう。

『１９８４年』の世界は『ビッグ・ブラザー』という独裁者が支配し、各
家庭をテレビカメラで監視するという超管理社会です。個人の思想を管理
する『真理省』という専門機関があって、この省では、単なる思想統制だ
けでなく、歴史の改竄、『ニュー・スピーク（新語法）』によって言葉の
使い方まで管理することになります。
そのスローガンに曰く

>>戦争は平和である。

>>自由は服従である。

>>無知は力である。


オーエルはこの言葉の問題に多くの章を割いていますが、多くの共同体の
実験でも、コミニュケーション・ロス、つまり言葉が言葉として通じなく
なることは、社会がデストピアと化す重用な前触れのようです。
ここで、なぜ、こういう現象が起きるのかには私なりの結論があります。

さて、言葉にはおおよそ、二つの機能があると言えるでしょう。

１）論理、感情、要求などを伝達する相互的なコミユニケーション機能

２）仲間意識や序列確認のための政治的機能。

このとき言葉の使い方が、あまりにも２）に偏ってしまうと、１）の機能
を阻害してしまう。このことが、コミュニケーション・ロスを引き起こし
てしまうのだ、と考えています。”ウソ”もその現象の一つと言えるかも
知れません。

「ヤマギシ会の暗い日々」からです（当方、著者ではありません）

またこの時期、僕は密かに文章を書こうとしていた。
ぼくがいつの日か実顕地を出ていくことを予感していたのかもしれない。
その文章は、実顕地の現実を永久に記録に残そうとするものだった。
この反社会的な記録を書こうとすることも、大きなストレスの原因だった。

小心な僕は、この二重のストレスで悪性脱毛症になった。
髪の毛がバラバラとぬけた。

この時期、ぼくはオーエルの小説『１９８４年』を読んでいた。
ぼくの人生でこれほど深刻な気持ちで読んだ本はない。
過去数年の実顕地の現実は、ほとんど『１９８４年』そのままの全体主義社会
に思えた。
ぼくは髪の毛が抜け落ちるなかで、鳥肌が立つような思いでこの小説を読んだ。

脱毛症のため病院に行かざるをえなかった。

Ｎ子（人事係）に話に行くと。「それ（脱毛症）は、あんたの心に問題がある
んじゃない？」と言われた。これは実顕地生活のなかで、何度となく言われて
きた言葉だった。
しかし、ぼくはすでにこの論理には惑わされなかった。
何年も前から、ぼくは決して自己批判しないと決めていた。

実顕地生活で、自己を反省的に内省することは命取りだった。
「もしかしたらぼくの感じ方は間違っているかもしれない。これは我執かもし
れない」などと内省しだしたら、彼らは執拗に食いついてくる。
それは果てしない自己否定、混迷の始まりでしかなかった。

ぼくは脱毛症によって腹がすわった。
こんなところで脱毛症になっても、当たり前ではないかと思った。『ヤマギシ会の暗い日々』武田修一著　野草社


＊注文かと思いますが一般書店でもお求めになれます。

>31

エッセンシャルなところを紹介して頂けると有り難いのですが。

市場経済は、極めて人工的なシステムで微妙なバランスの上にしか存在できない
という議論には賛同します。

>33
>あれはソ連のピオネールの一部がすでにやってたのを

へぇ〜、モデルが有ったのか。
最初にこんなこと考えたやつって｢革命的｣と自画自賛したのだろうか
吐き気がする

そういえば、オーエルの小説じゃ
世界は分裂した各勢力が戦争をしている設定だったけど
ポルポト政権には外敵がいなかった
彼らは自己正当化のために自分の内部に敵を作るしかなかった
彼らは体制を存続するために自らの体制を破壊し始めた
事実は小説を超える

>37

結局、生産が破壊されたってことでしょう。
搾取がなくなって、豊かな生活が出きるはずの共産社会が食う物もない
、誰の責任だ！　ってことになったわけでしょう。

結局、民族的対立のあるベトナムの修正主義者のせいにしちゃったため
に、収集がつかなくなった。

ただ、ウヨみたいにこれを共産主義特有の現象だと考えると、とんでも
ない間違いを繰り返してしまうのかも？

>結局、民族的対立のあるベトナムの修正主義者のせいにしちゃったため
>に、収集がつかなくなった。

そうじゃない。ベトナムと戦争していればあんなことにはならなかったと思う。そうすれば敵はベトナムということで力を外に向けることもできたのに、『1984』のように。
実際には彼らは「人民の中の敵を殺せ」をスローガンに国内の全てを破壊した。都市、紙幣、商品、人間性、そして人の命までも。

>ただ、ウヨみたいにこれを共産主義特有の現象だと考えると、とんでも
>ない間違いを繰り返してしまうのかも？

それも違う。これは共産主義思想が特に陥りやすい過ちだと思っている。だからこそこの事実を受け止めて乗り越える努力をしなくてはならないと思う。たかだか理想社会のために何で人を殺す必要があるのだろう。人間性を捨ててまで手に入れたい社会って何？　そんなものに何の意味があるのか？　考えることは山ほど有る。


HP探したけどろくなものが無かった。風化させてもいいの？　忘れてもいいの？
いつまでもこのことを語っていくことが大切だと思うけど。

ノンポリさんの素直な気持ちが大切なんだよ、理論なんかより
http://member.nifty.ne.jp/ishr/Cambodia/Cmb09.html

ポルポトの伝記
http://www.asahi-net.or.jp/~DE9K-HRS/polpot.htm

>>36

秋学期のレポートに使おうと思っているので、要点を
スキャンした分がかなりありますが、どうします？全部見ますか？（笑
まあ、とりあえず最後の部分をどうぞ。

われわれはグローバル経済を動かす技術の主人ではない。われわれの理解がまだ始まっていない様々なやり方で、技術が
われわれの状況を決めるのである。それらの危険な副作用をモニターしたり対応したりすることのでき
る制度は欠如している。技術のもたらすものが人問にとって必要な重要事に危害を与えても、後期近代
杜会が技術進歩を抑制できるかどうかには大いに疑問がある。そのような英雄的な行動を試みるには、
今の社会は自らが奉じる価値に確信を持てず、地球は人間の無限の欲望に奉仕するために消費されるべ
き資源という解釈にあまりにもはまり込んでいる。
（中略）

科学と技術は人類共通の遺産を形成する。それらを一アイザィア・バーリンの言葉を借りれば一「多
くの彩りを持つ、まずまず平和な外套」、すなわち多様な文化が共存できる多元的世界を作るために利
用できるのではないかと想像することは、決して実現できない理想を描くことではない。それは、寛容
の理想を認める古今のすべての宗教、哲学と啓蒙思想家が共有している希望を口にのせることなのであ
る。単一の自已制御的なグローバル自由市場という見通しの下では、平和的な妥協そのものがユートピア的になってしまったのである。
この結果、われわれは自由市場論者が予測する豊かな時代のふちに立っているのではなく、無秩序な
市場の力と縮小する天然資源が主権国家をさらに危険な競争状態に引きずり込む悲劇的な時代のふちに
立っているのである。
教訓は明確である。現在作り上げられているグローバル資本主義は、資源の不足が悪化しつつある世
界に蔓延している地政学的紛争の危険に対応するにはまったく不適切である。しかし、世界の多様な経
済の問の共存と協力のための規制の枠組みは、いかなる歴史的あるいは政治的課題設定にも姿を見せて
いない。
グローバル市場の競争と技術革新は相互に作用し合い、混乱した世界経済をわれわれにもたらした。
（中略）
われわれが啓蒙思想運動から引き継いだ批判的合理性の能力は、啓蒙思想のもっとも新しい企てが作
り出し増幅させた無秩序に対処することを可能にしてくれるだろうか？それとも、われわれが置かれ
ているグローバルな無秩序状態は、われわれが戦いを挑まなければならないが打ち勝つカを持たない歴
史的運命なのだろうか？もし世界文明という啓蒙思想的企てが主権国家間の混乱と、生存の必要のた
めに闘争する国家なき人々に終わるとすれば、それはたしかに歴史のもっとも暗い皮肉の一つであろ
う。
新しい技術が全世界に行き渡ることは、人問の自由を増進するようには作用していない。そうではな
く、それは市場の力を社会的、政治的制御から解放する結果になった。われわれはそのような自由を世
界市場に許すことによって、グローバル化の時代が隷属の歴史におけるもう一つの展開として記憶され
るだろうことを確実にしたのである。

アダム・スミスやマルクスは、世界経済の成長は普遍的な文明の始まりになるに違いないと考えた
が、そうはならない。そうではなく、理想的な自由市場からもそれぞれからもかけ離れた独自の種類の
資本主義の発達を許すのである。世界経済の発達はまた、西欧諸国をまねるのではなく、自分自身の文
化的伝統を更新することによって近代化を達成するような体制を作り出す。近代化にば多くの種類があ
る。そして同じように多くの近代化失敗例があるのである。
多元的なグローバル経済は、近代西欧思想の中でももっとも強カな構成要素の一つを断ち切るもので
ある。カール・マルクスとジョン・スチュアートニミルは、全世界の近代社会は西欧社会の雛型になる
だろうと信じていた。必然的に西欧がモデルであり、その模倣者は世俗的で、啓蒙思想的な文化だと言
うのである。経済生活は血縁や個人的な関係からは切り離されるものである。どの資本主義も個人主義
と合理的な計算を促す。もし社会主義が確立されるなら、それは資本主義が先駆けとなった合理的経済
を発展させるだろう。近代性と世界単一の文明の進化は同一のものである。
歴史はこの啓蒙思想的信仰が偽りであることを証明している。近代社会には様々な種類がある。十九
世紀の日本、中国、ロシアのように、今日のシンガポール、台湾、マレーシアは、西欧モデルを拒絶し
ながらも、西欧杜会から選択的に借りることによって近代国家に発展している。中国やその他のアジア
地域に出現している独自の種類の資本主義は、アメリカ型の自由市場を再現する意図で作り出された枠
の中には収まりきれない。これらの国々の政府は、その経済を親である文化から根こぎにし、コント
ロール不可能にしてしまう影響を持つ政策を受け入れはしないだろう。
世界経済の発達は人類にとっては大きな前進になるかもしれない。それは多くの中心を持つ世界の始
まりになり得る。複数の異なった文化や体制が支配や戦争によることなく互いに影響し合い、協力し合
えるような世界である。しかし、普遍的な自由市場を作ろうなどという空疎な試みの中から今姿を現し
ているのは、そのような世界ではない。市場の力が総体的な抑止ないし規制に服従しないような世界で
は、平和は絶え問ない危険にさらされる。

もう一つの対抗する考え方は、グローバル市場の新しさを強調する。この見方は・グローバル市場が
国民国家を実質的に無意味なものにしてしまったとする。グローバル経済を、力を失った国民国家と故郷のない企業のすみかだと見るのである。主権国家の力が衰えるにつれて、多国籍企業の力が強大にな
る罠文化は消費者の好みといつたものと大差なくなり、一方、会杜は企業文化においてコスモポリ
タンになるばかりである。
この学派の著作者は、グローバル市場を作り出そうとする現実の企てからは実際にはとうてい生じそ
うもないことを必然的であると描く。そうした企てが望ましいと願う最終状況を、経済のグローバル化
の実際の進展と一緒にしてしまう。最終状況など存在しない歴史的変貌、そしてアメリカ資本主義もそ
のライバルをも崩壊させつつある歴史的変貌を、アメリカ流の自由市場が世界全体に受け入れられるプ
ロセスであると説明するのである。

（中略）

超グローバリゼーションの大きな誤りは、主権国家を二義的な制度として切り捨てていることである。
多国籍企業にとっては、主権国家は世界経済における二義的存在などではなく、その政策を簡単に避けて
通ることはできない。主権国家はその力を十分に尊重しなければならない重要な存在なのである。

啓蒙思想的企てと白由市場は決定的に結び合わさったのである。単一のグローバル自由市場は、普遍的文明という啓蒙思想的企てである。それは啓蒙思想的企ての最終的形態になるものと思われる。この一世紀というもの、誤ったユートピアがいくつも試みられており、自由市場が啓蒙思想的企ての唯一の変種というわけではない。旧ソ連は自由市場と対抗する啓蒙思想的ユートピア市場が中央からの計画によって置き換えられるという普遍的文明を体現していた。このユートピアは消減したが、それは計算不可能なほどの人的なコストを伴った。数百万の命が全体主義の恐怖政治、蔓延する腐敗、破減的な環境悪化によって失われた。この計り知れない人的苦難を強いたのはソビエト体制だったが、約束した近代化をロシアにもたらすことはできなかったのである。それどころか、ソ連時代が終焉した時、ロシアはある面で帝政時代末期よりも近代化から遠いところにいた。
グローバル自由市場というユートピアは、共産主義と同じようなやり方で人的コストを高めているわけではない。しかし、時問が経ってみれば、自由市場がもたらす苦しみは共産主義のそれと匹敵するものになる。すでにそれは、中国で一億人以上の農民が移動労働者になるという事態をもたらしている。先進国社会でも何千万という人々が仕事にあぶれ、社会から脱落している。旧共産圏の一部では、無政府状態に近い状況と組織犯罪による支配、そして一層の環境破壊という事態になっている。グローバル自由市場は、いかなる種類の計画経済とも融和させることができない。そうだとしても、これら二つの種類のユートピアは本質的に、相違点よりも共通点のほうが目立つ。両者は、理性と効率の信仰や、歴史の無視貧困あるいは絶滅にいたるとみなす暮らし方への蔑視において、啓蒙思想の中心的伝統をずっと特徴付けてきたのと同じ合理主義思想の思い上がりと文化帝国主義を持っている。

>共産主義思想が特に陥りやすい過ちだと思っている。
>だからこそこの事実を受け止めて乗り越える努力をしなくてはならないと思う。
>たかだか理想社会のために何で人を殺す必要があるのだろう。
>人間性を捨ててまで手に入れたい社会って何？
>そんなものに何の意味があるのか？　考えることは山ほど有る。

１）何故、共産主義がとくに陥りやすいのか。
２）何故、理想社会の為に人間性を捨てるに至ったのか

もう少し論じてください。

以上です。

>40
長文、有難う御座いました。
経済のグローバル化のネガティブな面は分りました

質問ですが、
１）経済のグローバル化は、逆らえば逆らえる種類のものなのか、それとも
　　万有引力のように、従うことによってしか制御できない性質のものな
　　のかどうか。

>権国家はその力を十分に尊重しなければならない重要な存在なので
>ある

2)経済のグローバル化に対抗できそうなものは、国家のみのように思われます
　が、その国家は”誰がどうやって”コントロールするのでしょうか。

論じてください（大変だと思いますので、ゆっくりでもかまいません）

>47

スーザン・ストレンジの『カジノ資本主義』は読みましたでしょうか。

金融市場を支配しているものは、欲と恐怖であると指摘しています。
合理主義の対極にあるものですが、これはどう思われますか？

４０>>47-48

カジノ資本主義という本は読んでないです。
ただ、投資をおびやかす投機的な行動が、社会的に許容不可能なほどの
破壊力を持ちうることが、一連のアジア通貨危機で証明されたとは
思います。彼らの側には資本を動かす側のモラルなんてはなから期待できない
わけで、国家の何らかの介入、あるいは市場ルールの改変と言うことも
視野に入れるべきではあると思います。
人類に無茶が許されたのは２０世紀までと考えるべきでしょう。
これから先、今までと同じように振舞うには、人は大きな力を手に入れすぎて
しまいました。巨大な社会の崩壊は、人類の衰亡以上のものを地球に及ぼして
しまいかねません。あたらしい秩序維持の世界的な共通認識が必要になっている
ように思います。
４７の質問については、また後ほど。（ちゃんと答えられるかなあ）

>49

45の質問もそうですが、ホントに答えを知っていたら、恐らくノーベル
賞でしょう。我々の出来る範囲で、ということでいいんじゃあないでし
ょうか。

以下、『マッド・マネー』の紹介です。＊「カジノ資本主義」のスーザン・ストレンジの新刊が出ています。


金融市場の狂気が痛切に感じられたのは1997年末のことである。ウオール
街の株式ブローカーが、大納会の大商いで貰ったばかりのボーナスを前に
シャンパン・ボトルとグラスを手に、狂気の高笑いで顔をくしゃくしゃに
している写真が新聞に載っている。株式市場から手厚い報酬を貰ったのは
彼らだけではない。投資銀行家やフアンド・マネージャーの手にしたボー
ナスは想像を絶していて、えげつないほど巨額である。

一方、アジアではお祝いどころではなかった。極めて多くの人が失業に直
面した。何年もの苦労の末に築いた家族経営の多くが破産に追い込まれた

本書は「カジノ資本主義」の続編とも言えるのだが、偶然にもその終章は
、高層ビルのオフイスでシャンパンを飲む金融業者とその外で苦闘する、
他の人々との対照的な描写で終わっている（1986年）


「マッド・マネー」スーザン・ストレンジ著　岩波書店

「カジノ資本主義」の著者スーザン・ストレンジの新刊が出版されています。

「マッド・マネー」

私の今の関心は、当時と同じく、システムの効率性についての技術的なもの
ではない。一般の人々は一度たりとも、その職、貯蓄、そして所得を、カジ
ノ形式の資本主義のもとで賭けたいかと尋ねられたことはない。

私の関心は、そういった人々にもたらされる帰結という、社会的、政治的な
ものである。ある人が意図せざる利益を得たとしても、それが不当な損失を
被った人々の苦痛と混乱を和らげるわけではない。世紀末の今日、金融シス
テムのカジノ的な性格は広く認識されてきている。今日それは、これまでも
にまして大きく変動し、より不確実で、より懸念されるものとなっている。

金融市場で仕事に従事する人々の多くは、現状をまったく正常で必要なもの
、それゆえ容認出来るものと見なすかもしれない。しかし、多くの人々はそ
れを全く狂気の沙汰で、世界市場経済の将来をこのような形で賭けることが
、実にばかげたことだと考えている。

私が1970年代と80年代について述べたのと同様の展開がさらに強まっている
が、そのことは、それが金融的には必要だったために、職を失った人々、貯
蓄を失った人々、投資分を失った人々にとってはさらなる状況の悪化を意味
意味していた。

マネーはなんとも狂ってしまったのである。

「マッド・マネー」　スーザン・ストレンジ著　岩波書店。

『有閑階級の理論』への感想がないのがさびしい。

モロモロの社会現象を説明できる点では、唯物史観よりも実用的。

>　人間は最初の「原始未開」の時代には非常な貧困のなかで共同生活を
>していた。その時代の人間は、純朴で、だまされやすいお人好しだった
>かわりに、平和を好んでいた。この時代の人間たちが生存のために獲得
>した本能は、人間共通の利益になる活動を行おうとする「製作者本能」
>であった。

これは完全な間違い。
私のものとあなたのものという区別がないのが特徴の
原始の黄金時代、という考え方はとっくに破綻している。
余剰生産物が皆無の状態では人間の利己心もまた抑えられていたということはありえない。
この種の感情は人間にとって性欲・食欲と同レベルの欲求である。
文化人類学者の百年にわたる研究努力の結果、「原始共産制」という概念は
すでに命脈を絶たれてしまっているのだ。

マリノフスキー『西太平洋の遠洋航海者』を読め。

ウヨ畜の論点のすり替えが酷くなっている…

このスレのどこに右翼がいるんだ！？

>53

有閑階級の理論では、原始未開の部族の例として、ブッシュマン、アイヌ
エスキモーを上げています。

産業的労働を制度的に免除された有閑階級がいない、という意味であって
所有観念が無い、というふうには言っていないと思います。


＞マリノフスキー『西太平洋の遠洋航海者』を読め。

読んでないんで、エッセンシャルな部分を紹介して貰えませんか？

共産党に入党すればすべて解決だ。

ハンドル変更のお報せ。

144は”ユートピアコレクション”に変更します。
匿名はどうもやりにくい。

>>39

ポルポト革命についてですが、

ホルポトが虐殺を指揮したように思われていますが、ポルポト軍は
組織的な虐殺をおこなえるほど（たとえばナチスのように）統制の
とれた軍隊だったのでしょうか？
私にはそうは思えないところがあります。

一般的に官僚組織をコンロトールするには、ひとつは情報、組織の
隅々にまで上層部の指示が行き渡り、従わないものを処罰するような
システムがなければならないでしょう。

もう一つは分配の問題。官僚組織は非生産組織ですから、現物支給は
無理でどうしても通貨でもって給料を払うしかない。
これによって官僚組織は構成員の忠誠心を得るわけです。

ポルポトは、この二つ、マスコミや電話回線、通貨システムといった
ものを積極的に破壊してしまったわけで、組織はコントロールを失っ
て疑心暗鬼にかられ暴走してしまった、といったことではないか、と
私は考えています。

官僚組織の暴走は生産の極度の低下を生み、さらに暴走に拍車をかけ
ることになるでしょう。

参考　本多勝一「カンボジア大虐殺」など。

　　　　　　2000.11.25ユートピアコレクション

ちくしょう、俺の下手な作文じゃ不満かい　(T_T
俺は他人の土俵で相撲とるのはいやなんだ、ホントだよ
バカ丸出しがばれるじゃない　(^^;

>ホルポトが虐殺を指揮したように思われていますが、ポルポト軍は
>組織的な虐殺をおこなえるほど（たとえばナチスのように）統制の
>とれた軍隊だったのでしょうか？
>私にはそうは思えないところがあります。

　俺は豚が誰か結論を急がない方がいいと書いた。俺はまず現実を見ろと書いた。その意味を少し考えて欲しい。頭でっかちじゃものが見えんぞ！
　まず虐殺の主体がポルポト｢軍｣だと考えることが誤り。近代的軍隊の概念が共産主義ではいかに無意味かの理解が無い。主体を｢軍｣に限定することで事実を捻じ曲げることになるのは俺には明らかなんだけど・・・
　事実は、ポルポトが存在し、国民にポルポトの存在は知らされることも無く(俺はビックブラザーとの類似性を指摘したはずだが)、都市は廃墟になり、ポルポトの名のもとに多くの人の命が奪われた。｢統制｣がとれていたかどうかなど虐殺の事実の前に何の意味があるんだ。

>官僚組織の暴走は生産の極度の低下を生み、

　頼むから俺の発言を読んでくれ。知識を自分の考えの正当化のためだけに学ぶのは愚かだよ。あんたの考えは>>とまるで変わってない。
　生産の低下は結果じゃない、目的だったんだ。ポルポトの理想社会がどんなものかは>>の伝記のリンクに少し書いてある。ポルポトが生産の低下を目指すためにプノンペンを封鎖し都市を廃墟にしたことを忘れてはならない。
　俺は学ぶことを悪いことだとは思わない。俺が酒に溺れ怠惰な日々を送っているときにポルポトについて調べていたのだとしたら頭が下がる。語調がきついかもしれないが悪意は無いんだ、ホントだよ

一つ目の >> は >>38
二つ目の >> は >>39

>俺は豚が誰か結論を急がない方がいいと書いた。俺はまず現実を見ろと書いた。
>その意味を少し考えて欲しい。頭でっかちじゃものが見えんぞ！

どうゆう現実をどう見ればいいのでしょうか？

＞　まず虐殺の主体がポルポト｢軍｣だと考えることが誤り。近代的軍隊の概念が共産
主義ではいかに無意味かの理解が無い。主体を｢軍｣に限定することで事実を捻じ曲げ
ることになるのは俺には明らかなんだけど・・・

虐殺の主体が近代的な意味での軍でないことには同意します。

>　事実は、ポルポトが存在し、国民にポルポトの存在は知らされることも無く(俺は
>ビックブラザーとの類似性を指摘したはずだが)、都市は廃墟になり、ポルポトの名
>のもとに多くの人の命が奪われた。｢統制｣がとれていたかどうかなど虐殺の事実の前
>に何の意味があるんだ。

何故、虐殺が起こったかを考えるのであれば、もっとも重要な問題かと思います。

>官僚組織の暴走は生産の極度の低下を生み、

>頼むから俺の発言を読んでくれ。知識を自分の考えの正当化のためだけに学ぶのは
>愚かだよ。あんたの考えはとまるで変わってない。

説得には技術も努力も必要ですよ。
相手が悪いですむ問題でもないでしょう。

>　生産の低下は結果じゃない、目的だったんだ。ポルポトの理想社会がどんなもの
> かはの伝記のリンクに少し書いてある。ポルポトが生産の低下を目指すためにプノ
>ンペン>を封鎖し都市を廃墟にしたことを忘れてはならない。

共産主義者が生産の低下を目指す？
どういうことでしょうか？

>俺が酒に溺れ怠惰な日々を送っているときに

似たようなもんですよ(^^;

>ユートピアクラッシャー

バカ丸出しなんかじゃない。あなたは十分まともな人間だよ。
少なくとも「ソ連やポルポトを昔から批判してきた」と言いながら、
ソ連やポルポトが批判の対象になると妙にムキになって
「おまえはウヨだ！小林信者だ！」と、
まるでソ連やポルポトを批判しちゃいかん、弁士中止と言わんばかりの
荒らしを投げつけてくる共産党連中とはまったく違うのがよくわかる。
自分の頭で考えてるという人間らしさがレスから感じられるよ。

>説得には技術も努力も必要ですよ。
>相手が悪いですむ問題でもないでしょう。

俺は技術が無いことは認めている。努力するほど魅力的な問題でもない。もちろん相手が悪いですむ問題なんだ。ここは２chなんだぜ。｢お前のレスはうざい｣｢お前は弁証法を知らない｣といった無責任に相手を非難する発言を読んだこと無いとは言わせない。俺はレスを強要するなと書いた。でも、あんたの苛立ちは向上心から出ていると思うので技術も努力も必要としない範囲で誠意を示そうと思う。

>共産主義者が生産の低下を目指す？
>どういうことでしょうか？

科学的社会主義は資本主義を否定はしていない。ある意味では資本主義を肯定的にすら考えている。資本主義以前の社会の矛盾が生産力の増大とともに発展的に集約されて資本家と労働者の二大階級に全て矛盾が集中する。社会主義に移行するためには資本主義の前提がどうしても必要だ。それともう一つ、社会主義に移行するためには生産力は増大し続けて社会の富は増え続けなくてはならないという前提もある。（この点が体制内リベラルのエコロジストの批判にさらされ、マルクスの無謬性を信じる観念論者の口を重くする）だから共産主義者は決して生産の低下を目指さない。疑問はもっともだな。俺は事実を見ろといった。事実とはこうだ。ポルポトは資本主義を批判せずに否定した。資本主義社会を憎んだ。近代社会の枠組み自体が破壊すべきものだった。都市が有るから争いがおこる。物が有るから欲望が起きる。有り余る富は持つものと持たざるものを生む。それらは全て否定すべきものだった。彼が夢見た理想社会は山奥でひっそりと半自給自足生活を仙人のようにするというプリミティブな共産主義だった。彼もまた現実を見ようとはしなかった。社会の発展は彼の眼中には無かった。彼は全ての人民に仙人になることを強制した。生産力は生きるに十分なだけでよかったんだ。それ以上は彼にとって悪でしかなかった。

共産主義者が生産の低下を目指すわけは無い。統制された軍隊は虐殺をするわけが無い。そんな決め付けが俺には気になる。地球は平らだと思い込んでいる人間にはどんな事実を、どんな具体的データを示しても無意味だ。

>>39 のリンクぶらくらじゃないから読んでみてよ。
読んでないだろ

144あらためユートピアコレクションさんは、かつても「自分の考え」だけを押し付ける
やり方で、議論相手に引かれているよね。もっとも「自分の考え」ではなく、文献の
丸写しなんだけど。
翻ってユートピアクラッシャーさんのほうが「自分の考え」って感じがして、訴えられる
ものがあるよね。

>64


> 事実とはこうだ。ポルポトは資本主義を批判せずに否定した。資本主義社会を憎ん
>だ。近代社会の枠組み自体が破壊すべきものだった。都市が有るから争いがおこる。
>物が有るから欲望が起きる。有り余る富は持つものと持たざるものを生む。それらは
>全て否定すべきものだった。彼が夢見た理想社会は山奥でひっそりと半自給自足生活
>を仙人のようにするというプリミティブな共産主義だった。彼もまた現実を見ようと
>はしなかった。社会の発展は彼の眼中には無かった。彼は全ての人民に仙人になるこ
>とを強制した。生産力は生きるに十分なだけでよかったんだ。それ以上は彼にとって
>悪でしかなかった。

ポルポトの伝記は読みました。
これはなんとなく分りますよ。ポルポト革命が実は分化大革命の輸出版で、その毛沢
東は若かりしころ、武者小路実篤の”新しき村”にハマリ、中国国内にこれを実践し
ようとして挫折した、という記事を読んだことがあります。

ただ、こうなるとすくなくともポルポトはマルクス主義者とはいえないんじゃあない
でしょうか。

共産主義の定義の問題ですね。

>63

”２ちゃんねる”の分化だって、永久不変というわけでもないでしょう。
既得権益といったものはあるかもしれませんが。

分化＞文化です。

＞６７
そういう共産スコラ哲学みたいな「異端審問」は、党内でやってくれよ。
おれら非共産の一般人から見ると、ポルポトも日本共産党も大差ないんだよ。
基本的に人間性を無視し、自分たちに都合の良い時だけエセ「ヒューマニズム」
を持ち出す連中、政権掌握前は暗殺やテロに関与した疑惑をもたれながら、
「我が党は一切関係ない、悪いのは政府だ」と主張して無反省な連中という点で、
何ら変わらない。万が一日本共産党が政権を握った場合を考えると、おぞましい。

俺はもうこれ以上自分の独善的な文章を読んで嫌悪感に浸るのは嫌だ。
だからもうこの話は最後にしたい。

>ただ、こうなるとすくなくともポルポトはマルクス主義者とはいえないんじゃあない
>でしょうか。

俺は｢豚｣というレッテルを貼るのは急がない方がいいと書いた。ポルポトが「共産主義者」だと決め付けることで物の見方が変わってしまったようにレッテルを貼るとものが見えなくなる。事実を見ろと書いた。理屈という色眼鏡でものを見ない方がいい。理論よりノンポリの素直な気持ちが大事なんだとも書いたんだ。
疑問をもつのは大切だよ。社会主義は間違っているかもしれないし、正しいかもしれない。社会主義を誰も理解していないし、誰もが勝手に誤解しているだけかもしれない。全ては間違っているかもしれない。当たり前のことさえ当たり前じゃないかもしれないんだ。少なくとも地球は丸かったじゃないか。
だから全てを疑え。急がない方がいい、ホントだよ

>71

"事実を見ろ”という事実とは、

＊ポルポトは共産主義者ではなく、エコロジストだ。

ということですか？

私は、単に疑問点を質問しているだけですよ。

参考>>34

>68さんにも質問してみましょう。

>そういう共産スコラ哲学みたいな「異端審問」は、党内でやってくれよ。

共産スコラ哲学ってなんですか？

>基本的に人間性を無視し

人間性とはどんなもので、何を無視したんでしょうか。

俺は煽られるのが嫌いなんだよ。
その姑息で幼稚なレトリックはやめれ。

くだらない事している間にアテムに逃げられただろうが！！

ユートピアコレクション て妙に威張ってるけど、
こいつアテムじゃないの？

＞74、75

アテムって誰、人格高潔で立派な人だとか（笑）

今日一日、メール書いたりパソ通やってた（笑）

顕示的有閑ですな！　とかつっこまなきゃだめだよ〜。

やっぱアテムだ、こいつ

アテム様、お待ち申しておりました！
ささ、共産信者どもをコテンパン（死語）に
やっつけて、ギャフンと言わせて（死語）ください！

二礼三拍手
二礼三拍手
ははーっ

ここは私のスレッドだ。落書きはやめてください！
私の話が理解できない奴はみんな出ていってくれよ！

何の話だよ。

オナってるんだろこいつ

あと、３５日。ｂｙプウレ

>80

80は偽者だってば。

書きこみ歓迎！！

糞食い歓迎

84よ、頼むから糞を食ってくれ

＞85、86

そういえば、なんかのパロだけど手塚治に”糞で出来た文明”なんてあったな。

最近、カキコしてないけどもういないのかな

とりあえず、あげてみよう。

ＲＯＭはしてるよ。

教育版で”教師叩き”に忙しい

『洗脳の楽園　ヤマギシ会という悲劇』の米本和広氏の新作『カルトの子』
が、１２日、文芸春愁社より刊行されます。

表紙は藤原新也氏

未公開資料多々。


＊ご期待ください。


　　　　　　　　　　2000.12.9ユートピアコレクション

あげとこ？

>>92

”しのぎ”に忙しい！

なにか書きこんでよ。

え

再掲示失礼。

『有閑階級の理論』

ちょっと興味のある記事があったんで諸君７月号を買ってきました。
これは、あくまで感想なんで引用は控えますが、『結果平等主義』が
悪い、これはいつから当たり前になったのでしょうか？

しかも、この結果平等主義は『共産主義』だから悪いのだという。不
勉強は自覚がありますから、不安にはかられますが、本当にマルクス
の『能力に応じて働き、必要に応じて取る』は『結果平等主義』なん
でしょうか？。

こういうことだと思いますよ。

�@近い将来、生産力が飛躍的に高まり富が必要量を上回るようになる。
�Aすると、富を得るためにアクセクする必要がなくなる。
�B人間は物質的な関心から開放されて、もっと精神的なものを求める
　ようになる。

そううまくいくかは別にして、これがわかりやすいのは、たとえば、
『もっと良い家に住みたい』『もっと良いパソコンがほしい』とは誰も
が考えるでしょうが、だからといって『ベルサイユ宮殿をタダやる』と
言われても大抵の人は辞退するのではないでしょうか。
物質的な欲望はどこかで飽和点に達するというわけです。
労働は阻害されることがなければそれは楽しいものでしょうし、能力以
上に働くわけにもいきません。必要以上にモノが豊富にあるなら、必要
な分があればいい、と考えたらどんな不都合があるのでしょうか？

ともあれ、共産主義を『結果平等主義』とするにはかなり無理があると
考えていますが、私が知ってるかぎりの『結果平等主義』は一点だけ。
これはアメリカのマイノリティ解放運動で、誰だったか忘れましたが、
『白人と黒人などのマイノリティは格差がありすぎて機会の平等だけで
は不充分』として『結果の平等』を主張したことでしょう。この法律は
今でも生きているはずです。なんせマルコムＸが活躍した時代ですから
マイノリティ対立は生易しいものではなくて、このままでは国がバラバ
ラに崩壊してしまう、『安全と水』はタダではない、といった現実感覚
がそうさせたものかも知れません。

ハイエクが『隷従への道』で論じていて、『結果平等主義』が真面目に
主張された例は皆無なのだそうですが、それでも、この『結果平等主義
』には絶大な利点があります。

十年ほど前でしょうか、日経新聞で『富の正当性』といった特集が連載
されたことがあります。実にスリリングなテーマだと期待していたんで
すが、いつのまにかやめてしまいました。ビビってやめたんだろう、と
勝手に解釈していますが、この『富の正当性』の問題こそ、あらゆるイ
デオロギー闘争、宗教紛争の背景というべきものかもしれません。

かってＢＢＳでも『創造論』論争がさかんだったことがあります。真面
目に考えるならこの背景もまた深刻です。

�@富の所有には正当な根拠が必要である
�A神がすべてを創った
�B故に、万物の正当な所有者は神である

その神から、管理業務を受注したのが”王様”でその下請けが、領主だ
ったり貴族だったりするのが封建主義。妥当かどうかはともかくとして
実にわかりやすい『富の正当性』です。

ところが『進化論』ともなるとそうはいかない。進化論によって、秩序
つまり『富の正当性』の根拠が破壊され、世の中は修羅場と化す、と考
える人がいたとしても、これは単なる心配性とも言えないように思いま
す。

ところが『結果平等主義』は一瞬にしてこうした議論を無用なものにし
てしまいます。
『正当な富』も『不当な富』も『正しい分配』も『不当な分配』も問答
無用です。つまり、結果が同じなのですから。

こんな詐欺のようなロジックもあります。

�@結果の平等は理想である。
�A理想は未来において実現される。
�B故に、現在の不平等は致し方ない。

『結果平等主義』の真の不都合は、『富の正当性』の無視。つまりモラル
・ハザードにある、と言いきっても差し支えないのかもしれません。

ただ、結果不平等ならそれで良し、というわけには勿論いかない。
『富の正当性』の議論を欠いた、結果不平等は度を越したご都合主義と
いうべきものでしょう。
　『なにも考えず』に『結果不平等主義』マインド・コントロールに陥
る輩には（頭が悪い＝馬鹿）と罵ってあげて、全く差し支えないと思い
ます。

日経の「大機、小機」からです。

以下記事より。

生保の予定利率引下げについて、

「身を削って金の卵を生む鶏（契約を履行すること）と、健やかに銀
の卵（契約を一方的に破棄し、経営を立てなおすこと）とどとらが良
いか。

（星影）


＊不透明極まりない一生保の経営と社会的インフラである「契約の信
頼」のどちらを取るかの問題。
　モラルとは決して例外を許してはならないものなのです。一つの例
外はやがて全部の例外へとつながっていくのは明らか。
こんな論理がまかり通れば、やがて契約を履行する人なんて誰もいな
くなるでしょう。

自由には責任！

権利には義務！

商品には代金！

罪には償い！


　 2000.12.23ユートピアコレクション

新年お目でとう御座います。

じゃ、俺もついでに・・・
おめでとね♪

再掲示失礼


有名なケインズの美人投票です。


�@美人投票の一位に投票した人に賞金を出す。
�Aこの結果、投票者は”自分”が美人と思う人にではなく”他人”が美人
　と思う人を推測して投票行動を行う。
�Bこの結果、誰も美人と思わない人が美人投票に選ばれる場合がある。
�C実は”誰も”美人とは思っていないことが知れ渡ったとき、バブルは弾
　ける

ところで、このバブルを人為的に起こす方法があります。それは初めから
誰も美人とは思っていない人に投票させることです。勿論、自然状態では
誰もブスには投票しませんから、この場合、いかにして”ブスを美人と思
わせるか”がゲームの核心になります。

たとえば、オウム信者ですが本当にアサハラを最終解脱者だと”信じて”
いたのでしょうか？。多分、違うと思いますよ。オウム信者が心から信じ
ているのは、修行・・・言いかえれば、タダの人・アサハラを最終解脱者
だと信じさせる技術（タダの人だからこそ価値がある）だったかも知れま
せん。こういった精神状態にある人に『ミイラは死体だ』と言ってみても
どうにもなりそうもありません。ゲームを理解していないと逆ねじを食わ
されるのがオチでしょう。

>>今、地域通貨が熱そう。

多くの人が地域通貨に引かれるのは理解できます。そりゃあそうでしょう
通貨が勝手気ままに発行できるようになれば、それこそカネの心配はなく
なるからです。しかもこの通貨は初めから偽札ですから、偽札とバレル心
配がない。はじめから空手形ですから不渡りの心配もない。ただ、自由人
はこんなもの受け取りませんから、結局、なんらかの政治的圧力で受け取
らせることになるんでしょう。かっての軍票がそう。国債がそう。

子供のイジメにこんなのがあるらしい。不良上級生が気弱な下級生に、１
００円と書いた紙を渡してこれでジュースを買って来いっていうんだそう
です。これって地域通貨でしょうか（笑）？

ところがこれは一時的には極めてうまくいくんです。
ここでもし１００円と書いた紙をさらに下級生に回して、ジュースを買い
に行かせることが出来れば、自分には被害が及ばないことになります。
ジュースを二本買わせることが出来れば儲けることさえ出来るかもしれま
せん。

美人投票の性質が変質するんですね。投票は通貨に対してではなく、組織
の拡大に向けられることになるのでしょう。組織が拡大するとなれば、今
の被害者は将来に加害者に成り上がる。いずれみんな幸せになれるかも。
でも拡大が止まった瞬間、ドカンかも。

>>乱発した手形は結局不渡り。

なんであれ通貨制度が機能するのは、その裏付けに生産力がある場合だけ
でしょう。確実に生産力が喚起されるのであれば、需要政策もまた有効か
もしれません。

たとえば、地域通貨を真に競争力のあるものにしようとした場合、これは
簡単です。魅力ある商品、たとえばプレステ２をこしらえて、これを地域
通貨でなければ売らないとするんです。通貨をもとめて、他の魅力ある商
品、あるいは現金が自然に流れこんでくるでしょう。
そんなこと出来そうもないから地域通貨か？
通貨の裏付けが政治である場合、これは破滅でしょうか。

世にカルトの種はつきまじ(^^;


　　　 2000.6.30ユートピアコレクション

難しくてよぉわからん

>ジュースを二本買わせることが出来れば儲けることさえ出来るかもしれま
せん。

何で一本じゃ儲かってないんだ？ 俺にはボロ儲けのような気がする。ガキの時に気がつけば・・・

>魅力ある商品、たとえばプレステ２をこしらえて、これを地域
通貨でなければ売らないとするんです。通貨をもとめて、他の魅力ある商
品、あるいは現金が自然に流れこんでくるでしょう。

金本位制ならぬプレステ２本位性ってこと？
俺にはプレステ交換券を他と交換する話にしか読めない
貨幣ってそんなもんかね？

どうでもいいけどケインズってコカコーラの壜を山に埋めるとか
美人投票とかそういうの好きだね。

キリ番いただき♪

＞たとえば、地域通貨を真に競争力のあるものにしようとした場合、これは
＞簡単です。魅力ある商品、たとえばプレステ２をこしらえて、これを地域
＞通貨でなければ売らないとするんです。通貨をもとめて、他の魅力ある商
＞品、あるいは現金が自然に流れこんでくるでしょう。
＞そんなこと出来そうもないから地域通貨か？
＞通貨の裏付けが政治である場合、これは破滅でしょうか。

何でこんな手間かける必要あるの？
ここまでして地域通貨とやらにテコ入れする必然性は何処にあるの？
ふつうの通貨で問題ないじゃん

そういや一時期、ミニ独立国つくって独自通貨を出すことが流行したことがあったね。

レス有難う！！！！！！！

（感涙）!!!!!!!

>102

おれのこと？ よせよ、てれるぜ
でもなんで98じゃ礼がないんだ！
くそ、おれのレスじゃ不服かい？
#とりあえず煽っとく

2月27日の朝日新聞からです。

「上司を殺してしまう」１８歳みずから110番

少年は勤務先の上司に腹を立ててナイフを持ち歩いていたが、「この
ままだと本当に人を殺してしまう」と思い、自分で１１０番通報した
という。

同署の調べでは、少年は浜松市内の会社で働き始めたが、給料日にな
っても今月分の給料が支払われなかった。生活費として消費者金融か
ら２０万円を借りたところ、会社の上司（３６）から「そこから８万
円貸してくれ」と言われ、いやいやながら貸してしまったという。

調べに対し少年は「自立しようとして働き出したが、いっこう給料を
払ってもらえず、カネまで取られてカーッとなった」と話していると
いう。

＊カネを儲けるもっとも手っ取り早い方法は泥棒かもしれません。
　ただし、全員が泥棒になろうとすれば、誰も泥棒にはなれない。
　だからこそ、誰も『盗んでならない』のでしょう。

　権利には義務

　自由には責任

　労働には賃金

　商品には代金

　罪には償い

『にっぽんの商人』イザヤ・ベンダサンという本が出ています。

以下、文中より。

商人とはその目的がはっきりした存在であるから「目的が手段を正当化する」
という考え方は成り立たない。逆であって「利潤」という目的の追求が正当
化されるのは、その追求の「手段」が正当な場合に限られる、とするのが、洋
の東西・古今を問わず、商人に通じる基本的な立場であった。

すなわち、武力、暴力、詐欺等による略取を、することもされることも一切
拒否して、一定の合意のもとに利潤をうる場合だけ、利潤の獲得が正当化さ
れる。
これが商人哲学の基本であり、これを否定しては商人は成り立たない。・・


商人が商人の目で世界を見た場合、すべての人は何らかの手段で利潤を得て
これで生活し、そしてこの利潤のために働いている、と見えたのは当然であ
る。従って世界のどこでも、彼らは、さまざまな人の利潤獲得手段を、それ
に果たして正当性があるかどうか、という視点から見たのも、また当然であ
った。

日本の町人がそういう目で武士を見れば彼らはかって虎の如き盗賊であり今
は米倉のネズミであった。そしてその武士が商行為を行えば、それは詐欺に
等しかった。＊
初版は昭和５０年、昭和４８年より「日経流通新聞」に連載したもの。
前掲示の「日本教徒」とセットで「山本七平ライブラリー」に収録。

ところで、この本の後書き、なんと渡部昇一なんですね。
　イザヤ・ベンダサンが実は山本七平のペンネームであることを文献をあげ
て最初に論証した人であることを自慢しています。

山本氏自身、「山本書店主」中小出版経営者の２代目。そのせいか、武士＝
官僚に対する悪口は圧巻（武士はドロボウ？）。タイムリーな一冊。


　


　　　　　　　　　　　2000.8.14ユートピアコレクション

”ヴェブレン”新刊　　　　　/ユー

ちょっと古い情報ですが、昨年１１月”ヴェブレン”　宇沢弘文著が
出版されています。

ヴェブレンといえば「有閑階級の理論」ですが、実はこの本、難解で
ありながら、非常に詩的な文体で書かれており（原書は）、出版当時
は「ヴェブレンのように語る」のは、若い女性に人気があったのだと
か。

あの、読みづらい翻訳からはとても想像できませんが、そんなエピソ
ードも載っています。


　　　　　　2001.1.1ユートピアコレクション

age

あげ

今週の週刊文春にこんな記事があります。
「資格だらけの不思議な国」ニュースの考古学　猪瀬直樹

登場する資格は・・

TOEFL,TOEIC,英検、給水装置工事主任技術者、浄化槽管理者
浄化槽清掃技術者、浄化槽検査員、浄化槽設備士、貯水槽清掃
作業監督者、貯水槽清掃作業従事者、清掃作業従事者、清掃作
業監督者、インテリアプランナー、インテリアコーディネータ
ー、

そのことごとくを仕切って上前をハネているのが、天下り官僚
例によってネコババ

ＫＳＤ関連はこちら。

http://mentai.2ch.net/edu/index2.html#1

少なくとも「ソ連やポルポトを昔から批判してきた」と言いながら、
>ソ連やポルポトが批判の対象になると妙にムキになって
>「おまえはウヨだ！小林信者だ！」と、
>まるでソ連やポルポトを批判しちゃいかん、弁士中止と言わんばかりの
>荒らしを投げつけてくる共産党連中とはまったく違うのがよくわかる。

ソ連はともかくポルを擁護する人もいるのね。

まぁ社民党だってキム支持してるし

日経３/１０の記事です。
「東京のホームレス昨年５７００人」都が初の白書。
○東京のホームレスは2000年のホームレスは5700人、1995年の1.7倍
○七割が不況や病気による失職。
○大半が就業を希望。

ホームレスの大半がかって普通に働き税金を収めていた人々。
国民国家が「国民の生命財産を守り」「国民に文化的さ最低限度の生活を
保証する」ことを大義名分に税を徴収しているなら、まったくもって債務
不履行、もしくは詐欺。
債務が履行できないのなら、払った税金に利息をつけて返却すべきでしょ
う。民間なら当然のことです。

やはり、モラルという観点から税制を論じています。

http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00103.html
http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00104.html

加藤：　消費税は悪だと考えている人がいますが、むしろ直間比率の是正をしないと国
民がたまらなくなります。これは福沢諭吉の有名な考え方です。一国が独立するために
は財源がいる。財源は税金でやるしかない。しかし、税金を取るにあたっては直接税で
取るな。なぜならそれは人の懐に手を入れて取ることになるから不平不満が起きる。し
たがって、間接税でいくべきであると。明治12年の話ですよ。

ハドソン：　加藤氏がおっしゃっていることは、間接税にすれば人は課税されているこ
とに気づかない、だから間接税にすべきだということでしょうか。

http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00103.html
http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00104.html

　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,　-─-- ､._
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　ヽヽヽヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　 / , '　,´　　ヽヽヽヽヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　/ 〃/ 　　　 ﾉﾉﾊ从 ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　 /〃/　ﾉ从八ﾊ ´σ;从ﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ( ( ( ( ﾉﾉ从´σ　　，从ﾉﾊ　 　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ) ) ), '"⌒ ｰ､､ _'" __ﾟ/从　´'　＜　そうか学会
　　　　　 　 　 　 　 　 ( ( ( ｌ　　　　　ｌ､. ￣ｌ. ー- ､　　　 |
　　　　　　 　 　 　 　 ) ) ) / ､　　 　 | ｀ｰ､ ,-'　　｜　 　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　 　 　 　 　 　 ( ( ( /　.」　 　 /　　　　　　, /
　　　　 　 　 　 　 　 ) ) )〈　 ｜　 　|　　　 ｌ　　〔/
　　　　　　　　　 　 ( ( ( ( (|　｜　　 |　　　ヽ　　ヽ、
　　　　　　　　　　　) ) ) ) ) |　 |　　｜ 　 　 ＼　　＼
　　 　 　 　 　 　 ( ( ( ( ( ( ( |　ｌ|　　｜ 　 　　ヽ　 　ヽ
　　　　　　　　　) ) ) ) ) ) ) ) |　 |ｌ. 　 ヽ 　 0 　 ｌ　　　|
　 　 　 　 　 ( ( ( ( ( ( ( ( ( (| 　 `〉、 　.〉 　　 / 　ο/
　　　　　 　 ) ) ) ) )　) )　／　　 〈　 　 /ー- ' ､ __,／
　 　 　 　 ( (　( 　 　 ,−'　 　 　 ｜ 　 .|/　 /
　　　　　　　 , -ｰ- '　　 　 　 　 ,.-|　　|.　 /
　　　　　 , '　　　　　 　 　 　 　 '　 | 　 |　/
　　　　./　　　　　　 　｀､　 　 　 _./|　｜｜＿
　　　　|　　　　　　　　　 ヽ､__,−' ~|　　|　|　 ￣｀ ー ､
　　　　ｌ　　　　　　　　　　　　　 ￣ ｀ー ､_.| 　 　 　 　 ｀ｰ､
　　　　ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ｰ､　　 　 　 　 ＼

読売３/13です。
「杉並区職員らが恐喝」容疑で逮捕。

東京杉並区環境保全課主事、田木祐二（４２：青梅市川辺町６）、自称右翼団体幹部
田口英貴の両容疑者を恐喝の疑いで逮捕した。

両容疑者は、女性職員の夫が他人の交通事故に絡んで保険会社から保険を受けたとい
う情報を知り、カネを脅し取ることを計画した、と話している。

グル池田氏の声だそうです。本当かな？
http://www.e-net.ne.jp/~shiyuka/mad/aum/keppaku.ram
でもこの歌声って似てるよね


地下鉄

日経3/14

東京都教委「一億円超、返還を請求」
都教職員数千人　無届で組合活動

公立小中学校に勤務する教職員が正規の手続きなしに勤務時間内に、組合活動
をし、その間給与を不正に受け取った。

　　　 ┏━━━ / ｜━━━━━┓
　　　 ┗┳┳━ |＿| ━━━┳┳┛
　　　 　 ┃┃ ／　　ヽ 　　　 ┃┃
　　　 ┏┻┻ |======| ━━┻┻┓
　　　 ┗┳┳ ヽ__ ¶_ ノ ━━┳┳┛
　　　 　 ┃┃　（／）　　　　　┃┃
　　　 　 ┃┃　（／）　　　　　┃┃
　　　 凸┃┃　（／）　　　　　┃┃凸
　　　 Ш┃┃　（／）　　　　　┃┃Ш
　　　 .|| ┃┃　（／）　　　　　┃┃.||
　　∧＿∧　　 （／） ∧＿∧　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 （　・∀・）　　（／）（´∀｀　） ＜ 人間革命つまらん！
　 （つ　　つミ　（／）（⊃⊂　）　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　|＿|＿|＿�I（／）_|＿|＿|＿＿
　 ／／／／／ﾉ,,,,,,ヽ　／／／／|
／／／／／／／／／／／／　 |
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|　　|
| 　 　　 　 奉　 納 　 　 　　 |

読売3/16　「 公証人１０人申告漏れ」
全員判事・検事のＯＢ　「経費計５０００万水増し」

＊ネコババ汚染の氷山の一角。だいたいにして手数料が高すぎるよ。

日経3/17
石油公団「融資先開発２社清算へ」
回収不能債権最大3000億円

　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣
　　 　　,＿＿　　　　　| コンクリ事件の被害者女性の家族は層化幹部
　 　 ／　　.／＼ 　　　＼＿＿＿＿＿
　 ／　　.／( ・ ).＼ 　　　　　　o〇
／_____／ .（´ｰ｀）　,＼　　 ∧∧
￣|| || || ||. |っ¢..|| 　　　（,,　　,） 　ﾅﾑﾅﾑ
　 || || || ||./,,,　|ゝ||ii~ 　　⊂　　ヾ
　 |￣￣￣|~~凸（￣）凸　.（　　　）〜
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
現在共産板には、総蚊学会ネタのスレが２つ。。。
面白ければOKよ
創価幹部の娘の報復！
そうかはカルトではありません！u

創価板でやりなさいよ、創価もアンチも常識のない人たちだ。

>>125
仕方ないよ、どっちも変質者を仲間に飼ってるんだから。
池田を仰ぐバカと、そのバカを叩くのに全神経を傾けてるバカ。
どっちもジハード（聖戦）やって他人の迷惑かえりみない。

日経3/2「北九州市の食料費支出」市長ら1300万円返還を。
福岡地裁判決　一人5000円超は違法。
判決によれば、
「節度を失い、または社会通念上、儀礼の範囲を逸脱した支出は許されず、一人あた
り、5000円を超える部分は、原則として支出権者の裁量権の乱用となる」

日刊ゲンダイ3/26「第二の機密費」450億円疑惑発覚
報償費（機密費）より巨額　水増し請求の噂も

疑惑のカネは「諸謝金」
貰ってるのは、ほとんど外務省天下りのＯＢ団体とのこと。

加藤寛　日経に登場！
日経3/26「国の統制　教育自由化を租む」

＊加藤が本当に日本人なら、モラル崩壊の責任をとって早急に腹を切るべき。
　もっとも生きていてほしくない人物。
ちなみに加藤寛は千葉商大学長。

カトカンはダボラばかり吹く政治ゴロなので、
義塾の教授陣から総スカンです。

日刊ゲンダイ3/26”雀鬼”松尾元室長が”荒稼ぎした
「外務省大インフレマージャン」

「外務省麻雀は自民党ルールと同じで超インフレです。」
「一晩で１５万〜２０万は動いたといいます。最近それが５０万〜１００
万にもなったそうです。」

日刊ゲンダイ3/27極秘文書発覚
機密費が官僚の餞別、土産代に化けていた証拠。

緒方議員（共産党）が入手した資料は、アルジェ・サミットに行った際の、
政治家、官僚への餞別。仰天する数字が並ぶ。
辻本清美政審会長（社民党）が入手したリストは「土産品購入希望リスト」
モンブランの万年筆、ダンヒルのライター等など。

＊財政が逼迫しているというなら、まず、こうしたカネを返して貰ったらど
　うか。まずは、ご近所の皆さんの世論から。
モラルと信頼を取り戻す以外に景気回復などあり得ないのです。

日刊ゲンダイ3/27東京三菱銀行の”塩漬け債権”自民党代議士を怪しい関係

怪しい関係の代議士は、中谷元、代議士。
怪しい土地は、千代田区６番町の空き地。

日刊ゲンダイ4/2「外務省機密費疑惑」キャリアが隠蔽工作
「極秘電報」を一斉廃棄

機密費詐欺事件に関連して、外務省が悪質な隠蔽工作をしていたことが30日
、発覚した。外務省は今月上旬、上層部しか閲覧できない在外公館向けの「部
内連絡」と呼ばれる極秘電報をシュレッダーにかけ廃棄処分にしていたという。

＊こういった社会事件こそ、中高の社会科で徹底教育すべき。入試や公務員
試験にも出題しなくちゃ。

夕刊フジ3/2見事な変人「小泉の贈り物、徹底拒否」
「お盆や暮の贈答は勿論年賀状も出さない。三木内閣のときにできた虚礼廃止
の院の決議を実行していると理解してほしい」
かって政治家は田中角栄、竹下、金丸氏に代表されるように、心配りをして人
身を掌握し、勢力をはった。心配りとは金品の分配であった。

読売4/3「核燃が予算不正運用」

主に研究開発費に充てる事業経費の一部を「社内調整費」として
事務経費に流用し、人件費などに充てていた。

日経4/3「教授、1740万円不正取得」

架空研究費請求などで。

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│　　　　　　(　ﾟ ∀ﾟ )　　　　　　　　　　　　(　ﾟ ∀ﾟ )　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ（　ﾟ ∀ﾟ )ﾉ 　　　｜
│　　　(　ﾟ ∀ﾟ )　　　　　　　　　　　　　　　最大級キチガイ警報！！！！！！　　　　　　（　　へ　　　　｜
｜　　　　　　　　　　　(　ﾟ ∀ﾟ )　　　　　　　　　　　(　ﾟ ∀ﾟ )　　　　　　　　(　ﾟ ∀ﾟ )　　　　　　く　　　　　　｜
└―――──――――――――――――――――――――──―――――――――――――┘
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見境なくやるからソウカだってばれちゃうじゃん。頭わりぃ（ｗ

読売4/5 １４面

●ネコババ松尾関連「一億1900万詐欺容疑再逮捕」
●警部捕500トン水泥棒
●巡査長は児童買春容疑
●巡査部長は酒気おび追突

読売4/6
●厚生省所管の調理師要請施設協　0B理事4300万円横領？
●東京農大元係長、松原磁容疑者（府中市南町3）は800万円横領
●海上保安庁は懲戒処分5年で76人。

噂の真相４月号
外務省機密費横領事件の不透明部分　永田町に灰色高官リストが流出
＊記事によれば「噂真」はこのリストを入手したということ

日経4/10
●豪州大使館の不適切会計　外務省事実認める。
●神奈川県警元巡査部長は女子高生を襲って再逮捕

＊「欲望に応じて取り、必要もないのに使う」
　まさしく「有閑階級の理論」

読売4/11
郵政事業職員大幅削減方針　郵政事業庁長官

＊公務員時代マジメにやっていれば良し。そうでないと就職先ないぞ。

読売4/11
●フジタは文化学園理事長（大沼淳理事長）長男の会社にリベート
●聖ケ丘学園の理事長4000万円業務上横領

＊補助金産業の腐敗もすでに末期

読売夕刊4/13
●５０歳中学教師「修学旅行の積み立て金着服」
●郵便局職員「国から不正に契約報酬」
日経3/13
●コンビニ強盗都内で相次ぐ。

日経4/17夕刊
●奈良県警汚職　あすにも家宅捜索
●巡視船が警戒中、暴行や賭博

騒音バカ政治家東久留米から出てけ！

読売3/25機密費減額求める。
外務省機能改革会議　観察、本省業務にも。

＊いったい７００兆の借金を返す気はあるのか。機密費については
　減額なんて甘いことを言ってないで返還を求めるべき。
　示しがつきません。

読売4/28神奈川県公安委　　不祥事続き危機感
神奈川県公安委員会は二十盲、改正警察法に基づき、人蕃理などの監察を村上徳光.県警本部長に指示し花萎委が警察本部に監察指示権を行使したのは全国で初めて。神奈川県警では一昨年以降、一本部長の犯罪一など重大事件が撰いで発覚し、警察改革のきつかけになつた。しかし、最近になつても同県警を巡っては不祥事が続発。危機肇持つた公安委が監察指示権を行使することになつた。
改際に起きた不祥事を館所属長で定期的に意目する「不祥事案防止実などを実施する。

5/1日経、半田市長を逮捕
公共住宅工事をめぐり第三者供賄の疑い

愛知県半田市が発注した公営住宅工事の人札で便宜
を図った見返りに、長男(31)が経営する会杜に約
二百万円の利益提供を業者に実行させていたとして、愛知県警捜査二課などは三十日、同市長、酒井義弘容疑者(61)＝同市栄町＝を第三者供賄容疑で逮捕
した。

日経5/2着服の元警部補.農薬飲み自殺（栃木）
高齢者の運転講習費約八十万円を着服していたとして懲戒免職処分となった栃木県警茂
木署の元警部補(53)が二日早朝、同県烏山町の自宅で農薬を飲んで自殺を図り、午前十
一時すぎ、収容先の同町の病院で死亡した。烏山署の調べでは、同日午前五時十五分ご
ろ、元警部補の妻が、夫の様子がおかしいのに気付き119番した。
自宅には元警部補が飲んだとみられる除草剤があった。遼書は見つかっていないという

5/3読売
首相所信表明演説　機密費減額表明へ

＊これほど財政の危機を煽り、国民に痛みを求めながら、なぜ減額なのか。
　報道によれば、私的流用は相当なものらしい。としたら求めるべきは”返還”
　ではないのか。
　モラルの低下にも甚だしいものがある。

＊未記入項目をご存知の方は記入してください。

■自民党総裁：小泉　純一郎（無派閥）
　　 ＵＲＬ？：　http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiprofile/　　

■自民党三役
　◇幹事長：山崎　拓（無派閥）
　　　　ＵＲＬ：　http://www.taku.net/

　◇政調会長：麻生　太郎（無派閥）
　　　　ＵＲＬ：　http://www.chikuhou.or.jp/aso-taro/

　◇総務会長：堀内光雄（無派閥）
　　　　ＵＲＬ：　http://www.mfi.or.jp/horiuchi/index.htm

■小泉内閣

　◇厚生労働大臣：坂口　力（公明党）
　　　　ＵＲＬ：？？？？？？？

　◇国家公安．防災担当大臣：村井　仁（橋本派）
　　　　ＵＲＬ：　http://www2.cnet.ne.jp/muraizin/

　◇総務大臣：片山　虎之助（橋本派）
　　　　ＵＲＬ：　http://www.tvt.ne.jp/toranosuke/

　◇農水大臣：武部　勤（山崎派）
　　　　ＵＲＬ：　http://takebe.ne.jp/

　◇防衛大臣：中谷　元（加藤派）
　　　　ＵＲＬ：　http://www.nakatanigen.com/

　◇法務大臣：森山　真弓（旧河本派）
　　　　ＵＲＬ？：　http://www.mayumi.gr.jp/index.shtml
　　
　◇経済産業大臣：平沼　赳夫（江藤．亀井派）
　　　　ＵＲＬ：　http://www.hiranuma.org/

　◇沖縄．北方．科学技術担当大臣：尾身　幸次（森派）
　　　　ＵＲＬ：　http://www.omi.or.jp/

　◇外務大臣：田中　真紀子（無派閥）
　　　　ＵＲＬ：？？？？？？？？？？

　◇国土交通大臣：扇　千景（保守党）
　　　　ＵＲＬ：　http://www.venus.sannet.ne.jp/chi-oogi/

　◇金融担当大臣：柳沢　伯夫（堀内派）
　　　　ＵＲＬ：？？？？？？？？

　◇財務大臣：塩川　正十郎（森派）
　　　　ＵＲＬ：？？？？？？？？

　◇環境大臣：川口　順子（民間）
　　　　ＵＲＬ：？？？？？？？？

　◇経済財政担当大臣：竹中　平蔵（民間）
　　　　ＵＲＬ：？？？？？？？？

　◇文部科学大臣：遠山　敦子（民間）
　　　　ＵＲＬ：？？？？？？？？

　◇官房大臣：福田　康夫（森派）
　　　　ＵＲＬ：　http://www.y-fukuda.or.jp/e_index.html

　◇行政改革．規制改革担当大臣：石原　伸晃（無派閥）
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この文化段階で受け入れられたものだが、抗争は、自己を主張する価値の高い
慣行として公認される。略奪または脅迫によって入手した有用な物やサービス
は、成功した競技の慣習的な証拠として役立つ。
こうして、対象してみることをつうじて、略奪以外の方法で財を獲得すること
は最高の地位にいる男にふさわしくない、と判断されるようになる。
＊ 「有閑階級の理論」ソースティン・ヴェブレン　ちくま書房

ノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭」 顧客名簿
　話題の ノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭」の顧客名簿を入手しましたので掲載いたします。
　楼欄では昭和62年から昨年末までの12年間、政界、財界、官界、等々、
多方面の顧客１万人以上の名簿を FDに保存しております。
その顧客名簿の中から官界の一部をプリントアウトしたものが当方に送られてきましたので、
そのまま掲載いたします。
　なお、12年分の名簿ですので、肩書きが現在のものとは異なっているだけでなく、
すでに故人となられた方もいらっしゃいますのでご注意下さい。
http://mentai.2ch.net/soc/index2.html#1

5/6読売機密費流用　「首相土産代」も水増し。
外務省の機密費流用事件で、元要人外国訪間支援室長・松屋克俊被告(55)が、首相の外
国訪問に伴う随行団の宿泊費とは別に、歴代の首相が訪間先で購入した土産代などとし
て約二億五千万円の機密費を首相宮邸から受け取っていたことが、警視庁の調べで分か
った。この土産代について、松尾被告は「水増し講求していた」と供述しており、同被
告に渡った機密費の総額は約十二億一千万円に上ることになる。「水増しざれたのは宿
泊費だけだ」として、事件に絡む機密費の詳細を明らかにしていない政府の姿勢にも批
判が集まりそうだ。

（７）消費税国会の舞台裏―　２００１年４月６日（木）「しんぶん赤旗」
　　▼“例年と別扱い”　▼“飲ませ、食わせ”
　　　http://www.jcp.or.jp/akahata/20104/0406/210406_ksd_kimituhi_7.html
（８）「何でも反対」脱却のチャンスだ―　　２００１年４月７日（土）「しんぶん赤旗」
　　▼「あのときは大変」　▼「金丸氏と料亭で」
　　　http://www.jcp.or.jp/akahata/20104/0407/210407_ksd_kimituhi_.html
（９）公明への接待、せんべつ証言―　２００１年４月８日（日）「しんぶん赤旗」
　　▼公明担当つけて　▼機密費の闇共有
　　　http://www.jcp.or.jp/akahata/20104/0408/210408_ksd_yamigane_9.html

刑法第二四六条【詐歎】
�@人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する
�A前項の方法により、財産上不法の利益得、又は他人にこれ得させ
た者も、同項と同様とする。

週刊現代5/19　「年金崩壊」のウソ　第一回
我々のカネ四兆3000億円を”流用”し優雅に暮らす”年金官僚”1937人

驚くことなかれ。少子高齢化で年金崩壊は大ウソだ。そのウソを理
由にして、「掛金」は引き上げられ、支給年齢も引き上げられてしま
った。"年金官僚〃たちの陰謀に、新聞・テレビ・学者はコロッと編
され、そのお先棒をかついだ。〃年金利権"を確保し、悠々と暮らす
〃年金官僚"の高笑いが聞こえてくるわれらサラリーマンの「掛金」
を食い散らかす〃年金官僚"の実態を織密な取材で暴いていく。

日経5/10■収賄容疑で税務署長逮捕
コンビニエンスストア業者のトラブル処理で便宜を図った謝礼に現金二百数十
万円を受け取ったとして、広島県警捜査二課などは九日、収賄の疑いで元広島
国税局酒類業調整宮で石見大田税務署(島根県大田市)署長の岡野政則容疑者(54)
広島市安佐北区口田南八を逮捕した。

読売3/11　責任追求必須　橋本さん沈痛
橋本大二郎知事は腹心の山本容疑者と”二人三脚”で「橋本行政」を進めてきた
だけに、知事の責任にも批判が強まりそうだ。

＊やっぱり悪いことをやっていたか。成人式ではエラッソ〜に。

↓、どうぞ。
　　Ｎステスクープで自民は犯罪集団！　（ニュース議論板）
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=news2&key=989907876&ls=30
Ｎステ、スクープ爆弾炸裂！機密費流用の証拠（議員・選挙板）
　http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=giin&key=982597538&ls=30
KSD不正融資事件統一スレッド（議員・選挙板）
　http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=giin&key=970966163&ls=30

週刊現代5/26　「年金崩壊」のウソ
第２回　われわれの掛け金で高級車を購入、年金官僚のたかりを暴く

”年金官僚”たちは、手にしたこの「掛け金」を、自分達の職員旅費、外国旅費、赴
任旅費、庁費、研修費、交際費といった経費の一部に充当してきたのだ。

読売5/17
○検察事務官痴漢で逮捕
　東京地検総務部の検察事務官・茂永敏之容疑者（３７・千葉県船橋市行田３）
　は痴漢行為の現行犯で逮捕。
○内閣府職員カラ出張で処分
○塩川財務相、官房機密費　国会対策使用認める。

読売5/17芸者接待いきすぎ
石川県が誘致の決まった企業の幹部を高給料亭で接待し、多額の公費を使った
のは、地方自治法に違反するとして、金沢地裁は全額返還を命令。
接待の目的は「伝統芸能の鑑賞」とか。

読売5/18
○駐車違反身代わり出頭事件　民主党公設秘書ら逮捕
○元運輸大臣次男　タクシー代踏み倒し逮捕

日経5/18
○17県の土地改良区　組合費4600万円流用　自民党費などに。
○核燃料機構　退職金支払いでも不正。
読売5/18
○宮城県内の特定郵便局　公費で内部飲食。

読売5/21　”小遣いあげるので友達になろう”
買春判事は　村木保裕容疑者（43）

週刊現代6/2　「年金崩壊」のウソ”誰が安心を食いつぶしたのか”
霞が関で最も経費の使える省庁」経済産業省のキャリア官僚は、厚生労働省をこう
表現した。理由は簡単。われわれサラリーマンの老後のための資金を、自分の小遣いの
ように、使い放題に使えるからである。年金官僚が実は年金を食いちらかしていたのだ
彼らがどんな手を使って、年金を喰うのか、明かす。

古代社会を勝手に妄想するのは止めよう。
エデンの園ではないのである。
そのための猿人は何をしていたのか。
殺し合いである。

そういやインドの猿男ってどうなったの？

読売5/25
○官費留学”食い逃げ”退職、一億六千万円無駄
夕刊フジ
○３２歳ＯＬの体をナデナデしたのは、埼玉県警備部機動隊の巡査長、但野剛容疑者
○幼児をナデナデしたのは、国立名古屋病院調理師、真野秀一容疑者

読売5/28郵便局員逮捕　１６歳少女を買春
逮捕されたのは、東京都新宿区大久保２、京橋郵便局職員
今井茂和容疑者

日刊ゲンダイ6/1竹中平蔵大臣の超リッチ生活（小渕森政権で一気に資産形成）
（記事より）　”何かある”とマスコミは一斉に取材に動き出しています。　　　　　　　
＊とにかく、うさんくさい発言が目立つ御仁。
スキャンダルはこちら＞http://www.uwashin.com/mailmaga/mah_form.cgi

週刊現代6/9”「年金崩壊」のウソ
ニセの数字で「少子高齢化」を喧伝　年金官僚は国民を騙している。
○1749万円も年金が減らされた
○危機を演出するための世論操作
○「史上最低（出生率）」を強調するためのウソ
○数値の創作は常套手段

＊いやはや、おいしい、おいしい。

読売6/1　共済掛け金3000万円流用
厚労省所管のマネキン協会で

週刊現代6/16　年金崩壊のウソ
年金官僚はわれわれの積み立て金・掛け金を「天下り先の高額退職金にしている」
○誰のための積み立て金177兆円か
○積み立て金利用なら年金法改正は不要。
○25兆円の積み立て金が天下り団体へ
○天下り一回で一億三千万円

「噂の真相八月号」御用学者から経済相として入閣した”ミニ政商”竹中平蔵の危険
な人脈図

（以下記事より） ”厚顔、デタラメ、二枚舌、無責任・・・・・”
なんと竹中が未公開株主であるマクドナルドの藤田とは、あの取税人、加藤寛の紹介
で知り合ったのだとか。竹中はフジタ未来研究所の理事長。竹中がITバブルを煽り
まくった背景には、藤田が相当ＩＴ株をやっていたという事情らしい。それどころか
竹中自身もＩＴ株をやっていたという噂が兜町で流れているという。
「インサダイダー取引」は立派な犯罪

噂の真相八月号
竹中平蔵の噂、欄外
○論敵の経済学者金子勝の著書から数カ所をパクリとの噂
○仕手筋の大物、落合莞爾とともに同和利権にも関与との情報
スキャンダルは24時間fax03-3341-0860へ

http://www.bbsclub.ne.jp/mkres5/mkres5.cgi

自民も終わりだな。

週刊現代　6/23　同僚教授　金子勝氏が竹中平蔵氏を大批判
「竹中平蔵経済財政担当大臣の正体は瞬間芸の得意な御用学者だ」
＊しかし、竹中氏にとって”信用”という言葉は死語なんだろうか。信用なくして
どうして市場は機能するのか。
竹中氏の”市場原理主義者”という肩書きは真っ赤な偽り。実体は素朴なダーウイ
ン主義者。

週刊現代6/23”年金崩壊」のウソ
「役人の年金」だけ特別優遇されている！（以下記事より）
「少子高齢化」を錦の御旗にした昨年の年金法改正は、年金官僚による自作自演の大ウソ
だったことはこれまでお伝えした。今回は、役人が確信犯的に〃官民格差"を温存し、厚
生年金を食い潰した実態を暴く。役人は自分たちの年金はしっかり守り、サラリーマンの
年金に〃損"や〃負債"を押しつけるのだ。

>>198
　スキャンして、テキスト化したら、まずいかなあ？？

日刊ゲンダイ6/13中古車販売のジャック、創業者が業務上横領で逮捕。
　　　　　　　　ベンチャーの旗手が聞いて呆れる背信行為
200億円超の損失の中身
（以下記事より）渡邉登前会長と大木孝治前社長を業務上横領容疑で逮捕。
渡邉登前会長は、千葉商科大学商学部卒

>200
買って読んでよ。なかなかのもんです。

読売6/13　外務省不正隠す、元キューバ大使が横領
（以下記事）元キューバ大使が在任中、大使館公邸用として公費で購入した高額の備品
を横領し私財としていたことが明らかになった。横領された備品の総額は不明だが、数
千万円にのぼると見られている。

>>200
　買って読んでの質問です。っていうか、広く読んで欲しい。

読売6/14　筑南水道企業団前次長　公印つかい100億円詐欺容疑で逮捕
逮捕されたのは、中野佳男容疑者　茨城県阿見超町島津

読売6/16　労働基準法をよみがえらせよう。
長時間労働を告発する「労働基準オンブズマン」代表は脇田滋龍谷大学教授
（記事より）「サービス残業をさせるのは立派な犯罪です」

桜井よしこネットはhttp://www.yoshiko-sakurai.net/works/works_index.html

age

日経6/21　経済教室に加藤寛登場「国家と納税者、信頼がカギ」
＊よく，言うよ、全く。呆れた厚顔無恥。
　信頼をそこね、金銭モラルを破壊したのは誰？
例の機密費競馬馬事件だって、消費税導入と同時期に始まってますよ。

『日本人とユダヤ人』より
＊この中でイザヤ・ベンダサン（山本七平）氏は日本人にとって改革とは信頼関係の再構
築だと説いています。竹中に是非読ませたい一文。
（以下文中）
中世の日本にあっても財政はおりおり破綻するものだったらしいが、その経済再建の記
録『日暮硯』の記述は興味深い。
>西暦1756年ごろ、信州真田藩は洪水その他のため財政困難となり幕府から１万両借金
>したが、それでもどうにもならぬ、というところまで追いつめられた。百姓一揆はいう
>まで もなく、驚いたことに足軽のストライキまで起こっている。恐らくこれは日本の
>ストライキ史の第一ページであろう。この難局に直面した藩を１３歳で相続した名君幸
>豊はわずか１６歳のとき、末席家老の恩田木工の人物を見抜き、これを登用して一挙に
>すべてを改革した。
>当時３９歳の恩田木工は、その任にあらずと辞退したが許されず、そこでまず「略・・
>と全権委任を明確にしてもらい、そのかわり自分の任期を自ら５年を定め、もし失政あ
>らばどんな処分でも受ける誓詞してこれを受けた。このあたりまでは別に西洋と変わり
>ない。
>ところが恩田木工、家に返ると早々に、今後は一汁一飯のみとし、衣服は新調せず、妻
>は離婚し、子供は勘当し、親類は義絶し、雇い人は全部解雇すると言い渡す。

＊この改革は、”ユダヤ人やヨーロッパ人には夢想もできないようないきかたで、一見す
べてが非常に不合理、不公平でありながら、すべては「まるくおさまって」おり、あらゆ
る人がその「仁政」を謳歌してる、”とある。
また、著者はこうも書いていて、”神の義（絶対的正義）の地上における実現が政治の目
標−これはユダヤ人も十字軍も神聖同盟もまたある意味ではアメリカ人もソビエト人も、
また、ミロバン・ジラスもそう考えたのだが−などと恩田木工が考えるはずがない。それ
ゆえ政治は義の実現より経済的安全に指向する。
とはいえ彼は「エコノミック・セイント」であっても「アニマル」ではない。
従って「只有り難き御政事なり」なのである。”

日本人とユダヤ人　　イザヤ・ベンダサン著　（昭和４６年９月初版）

age

日経6/30橋本知事の辞職勧告決議案提出
元副知事らが起訴された高知県の不正融資事件で自民党高知県議団は29日、橋本大二
郎知事の辞職勧告決議案を議会に提出した。
現状では賛成多数となる状況だが予断を許さない。
　

蛇足>>211の本は、「日本人は水と安全をただだと思っている」って台詞を流行らせた本。まぁまぁ面白い。

週刊現代7/14「年金崩壊のウソ」
ふざけるな返せ！
天下り官僚の”貯金箱”に吸い取られた、われわれの掛け金3757億円
（以下記事より）
われわれの掛け金を抜き取り、自分達の”こ遣い”にする。積み立て金は取り崩さず
掛け金をもっと払えと脅す。自分達の年金はしっかり確保する。こうした利権を守る
ためにウソをつく。年金官僚達が働いてきた悪事はつきない。そんな彼らに”貯金箱”
がある。”砂上の楼閣”グリーンピアの実体を告発する。

日経7/2公費デンバー在米領事館1000万円使い絵画購入の疑い。
夕刊フジ7/3によれば、私的なパーテー、普段の食事、高級洋酒なども機密費で購入
していたという。

読売7/5公費で！石碑にデカデカと所長名
国土交通省富山工事事務所が、富山市興人町につくった「神通川河原植物園」の入り
口に所長の氏名を大きく彫り込んだ石碑を建てたことが４日わかった。
運搬、彫刻などの予算は１００万円。
　

読売7/6　税務署職員が運賃踏み倒し。
踏み倒したのは、埼玉県草加市旭町２　麹町税務署上席国税調査官　伊藤隆道容疑者

週刊現代7/21”年金崩壊のウソ”
”穀潰し”年金官僚が「赤字タレ流し計画」を連発。
（以下記事より）

（グリーンピアは）われわれの年金の掛金でクズ地を大量に買い上げ、誰も来ないよう
な施設を作る。もちろん、大赤字。だが、責任は誰も取らない。いったい年金官僚とは
どういう神経の持ち主なのか。なかには掛金を流用して選挙に出た年金局長もいる。
呆れてモノが言えないとはこのことだが、彼らの暴挙はまだまだある。

読売7/11懲戒処分５年で29人　（東京高裁地裁職員）
　　　　 120万着服などで免職4人も

夕刊フジ7/20　外務省もう一つの仰天疑惑
（以下記事より）
沖縄サミットタクシー代詐欺より外務省でまたスキャンダル。
米国コロラド州デンバーの水谷周領事の公金横領疑惑。家族も同居している公館は、カナ
モリインターナショナルの所有。この会社は『加森観光』の関連会社。
北海道東北開発公社からの巨額融資の疑惑があるという。

日刊ゲンダイ暴落株価、Ａ級戦犯”４人組”
暴走首相にボケの塩ジィ、ヨイショの竹中らではもう絶望・・・
＊ちなみに竹中平蔵をマクドナルドに紹介したという加藤寛は”噂の真相”では茶坊主と
呼ばれていたようです。どうしてこういう連中が市場原理主義者なのか？

http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/3422/mat46.htm
ここを更新したので見てください。

週刊現代8/4『年金崩壊』ウソ
年金官僚はあなたの掛金を族議員に”供与”していた。
○「政官」が国会で出来レース
○厚相の同族会社が工事を受注。

age

宮崎学の選挙専門サイトで「★特集★小泉改革はウソの動かぬ証拠！独自調査データ公開中！」
http://www.jcss.ne.jp/~manabu/kiji/0723.html

読売7/25 デンバー総領事「公費で忘年会も」
*税金は取り放題、使い放題の好き勝手。
　徴税モラルの破壊者、加藤寛の罪こそ万死に価する。
　こんなのが、教育をやってるんじゃネコババ大増殖は当然の当たり前！

日刊ゲンダイ7/28　「慶大有名教授追徴課税」でわかった、株でボロ儲けウハウハ生活
追徴課税は、「ＩＴビジネス特論」を教える松本孝利教授。インターネットの権威であ
る村井純教授。
＊そういえば竹中平蔵もカブでボロ儲け。こういった連中の発言には何か下心があると
考えるのがよさそう。こんなのが教育をやってればネコババ野郎の大増殖も当然の当た
り前。

http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/koizumi/200105/22-16.html

週刊現代8/11『年金崩壊のウソ』
ウソをつくのはやめなさい
「我々の掛け金をドブにすてた年金官僚はどう責任を取るのか」
（以下記事より）
4兆3000億円ものわれわれの年金掛け金が失われた。年金官僚たちは何ひとつ反省し
ないどころか、リッチで優雅な役人生活をエンジョイするために、天下り先をせっせと
こしらえている。古来、「ウソつきは泥棒の始まりまりと言う。
国政の場でも、取材の場でも、彼らの口からでるのはウソばかりだった。

読売7/31　旅費140万円さらに不正受給
内閣府沖縄総合事務局の職員がカラ出張で54万円を着服していた問題で、さらに庶務課
課長補佐らが140万円の旅費を不正に受給。

>>228
でもさ、金儲けの下手糞な経済閣僚も考え物じゃない。ビジネス感覚鈍いっていうか・・。
裏金で儲けるなら許せないが、記事読むと株と出版みたいじゃん。
しかも奴の煽ってたＩＴじゃ、今頃それなりに苦労してるだろうし。

読売7/31　塩川財務省「公共事業予算10％削減」
＊もう。いい加減にしてよ！
そりゃ買う方にしてみれば、高いよりは安い方がいい、効率を上げる、当然です。
ただですよ！　これは取引があくまで健全に行われた場合です。
一番簡単に”安く”する方法を教えましょうか。簡単です。仕入れ代金を踏む倒す
んです。
借金を踏む倒す！従業員の給料を踏み倒す！残業手当てを踏み倒す！　買い掛けを
踏み倒す！　盗んでくれば原価はタダですよ。
公共事業にいったいどれだけの未払いが生じているんですか。調査はしましたか。
ちゃんとカネを払って買ったものはどれですか？　調査はしましたか。
国民の財産は盗んだものですか？　調査はしましたか。
ルールもモラルもない価格競争なら健全でマジメにやってるところから潰れていきま
すよ。
「カネが無いから払わない」という論理は”踏み倒し”とはどう違うんですか？
”盗み”とは、どう違うんですか？

市場競争が生産的であるためには、まずモラル、まずルール。この当然の当たり前
が解らんから、日本は破綻寸前なんですよ！

日刊ゲンダイ8/1　大仁田厚3550万円の損害賠償
「選挙に出るから」とイベントをドタキャン。
（以下記事より）大仁田はイベント準備費用約3550万円の半額を支払う約束をしたが
ホゴにしたという。
＊何故、こんなヤツに歳費を払わんといかんのか。辞任しろ！辞任！
　まず自分のアタマを構造改革ファイヤー！！！

夕刊フジ8/3
外務省欧州局課長補佐を「ホテル代水増し請求」で立件へ。
女性との”密会”の宿泊代のツケを回す。詐取額は数百万円に。
＊ネコババは役人の甲斐性？？

日刊ゲンダイ8/4　明石・将棋倒し事故
「茶髪グループのせいにしておこう」
（以下記事より）
市と警備会社が「茶髪グループが騒いだために事故が起きたことにしておこう」
と口裏合わせをし発表していたことがわかった。

＊まさしく”ウソつき”と”無責任”の呆れた大増殖。消費税の威力は絶大

なんでいきなり消費税がでてくんの？

共産党員も、インターネット使えるのね。

夕刊フジ8/9　39歳横領女のドハデ生活。外務省役人も大仰天
詐欺の疑いで先月逮捕されたのは、心身障害児福祉施設「横浜療育園」の元女性職員
（39）横領額は一億円。

読売8/14
○大使館員一万ドル流用　流用したのは宮崎文美義前理事官
○警部捕は覚せい剤逮捕　逮捕されたのは肥後正之容疑者
　（千葉市花見川区）

日刊ゲンダイ8/17
税金ドロボー職員の不公表が「武士の情け」とは驚いた。
（以下記事より）
武士が税金ドロボーに寛大だとは知らなかった。
＊そういえば、加藤寛も武士だそうだが・・・・

週刊ゲンダイ　9/1　 年金崩壊のウソ
現役の年金局長、辻哲夫氏がついに登場。

＊いや、人相が悪い、悪い。よほど腹黒いものがあるのでしょうか。

スレ健在みたい。ｱｹﾞ