見よ!聞け!これが大阪府警の拷問取調べだ!

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警察と言う立場上、その職務に服するのもは市民の模範となるべきである。これは、言わずとも知られた警察機関に求められる理想の姿だが、その理想の姿を求められる警察関係者のも市民と同じ人間であることを忘れてはならない。
数々の不祥事が日夜ニュースで流れているかもしれないが、警察の不祥事は群を抜いて多いと感じたことはないだろうか。
今年の9月28日の深夜、最高検察庁に勤務する職員が東急田園都市線溝の口駅に停車していた電車のドアに自分のカバンが数回挟まれたことで電車が約10分間遅延した。
沿線はベットタウン化が進む住宅街。その中心部を縦断し首都圏へ直結する東急田園都市線は沿線住民の利用が盛んな路線だ。
曜日を問わず深夜帯の終電間際になれば帰宅路に就く乗客で混雑するのは当然であるため、乗客のカバンがドアに挟まることが原因で電車が遅延するという事象は珍しくない。
事実、駅の電光掲示板では路線を特定して車内混雑で遅延している旨が表示されるくらいなのだからこの事象がどれ程日常的なケースなのか分かる話だ。
しかし、今回は遅延の原因を作ったのが最高検の公判部長であることに注目が集まった。海外からも賞賛されるほど秒刻みで推移する日本の鉄道ダイヤは緻密である。その正確性は職人技という言葉が匹敵するほど公共性が高い。
マスコミが目をつけたのは電車の遅延ではなく、『その公共性が高い鉄道の運行を最高検公判部長が妨害した』という部分だ。
冒頭にも述べたとおり警察機関のモットーは市民が生活する場所の治安を守るという立場上、一般人よりも高い道徳性が求められているのが世間の通例。その行為が法を逸しているのならば当然だが、
今の世の中は法を犯さないとしても、男女間の不倫や私怨を含んだイザコザ。更には、こうした電車の遅延を招いてしまっただけでも世間からバッシングを受けやすいのが実情だ。
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それはなぜかというと、大概の発端はこうした細かなニュースを放送するのが報道機関に課せられた職務と言うことにある。
時代に刻まれるような大きなニュースが無ければ自分の足で記事を作成し、市民を納得させるような文章を仕上げる等の文章構成能力が記者一人ひとりに要求される。
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そのため、一般企業に属するサラリーマン同様に記者も次第に業績至上主義の観念が強まっていき、報道の本来の目的を忘れ、個人の業績アップだけに重点を置いた行動を持つようになっていく。
やがては、放送倫理規定を大きく逸脱した記事を作成する者や、倫理規定に沿っていたとしても他者に対するバッシングを煽り立てるような記事が世間に流出すると言った事態になりえるのである。
こうした記者に向けられた厳しい現実がある中で、警察や学校教員など市民の模範となるべき人間が犯してしまった非社会的行動は記者にとってはこれ以上に無い取材のエサとなる。
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非社会的行為を行った事実がそこに存在する以上、その当事者に対するバッシングが活発化するのは社会的通念に基づく結果である。
その事実を報道することで記事に対する注目度が上がり、その注目こそが記事を作成した記者自身に対する功績になっていくのだから、考えてみれば当然の摂理だ。
このような報道機関と同様の立場にあるのも警察機関だ。警察官も採用後、巡査として都道府県の交番をはじめとする警察機関へ配属されていくが、そこで功績を上げることにより巡査長・警部・警視へと昇格していく。
その功績を上げるには昇職試験に合格するのは当然だが、その他に警察官1人が行った検挙数が点数となって計上されていくのが基本だ。
街中で交通監視し、違反者を呼び止め検挙する。いわゆる「ネズミ捕り」行為も警察官自身の点数稼ぎと言って過言ではない。報道機関同様、警察機関内部もこうした一般企業のサラリーマンの如く業績至上主義の観念が強まっている。
それもそのはず、いくら国の公安職という位置づけがあっても警視庁だって一つの会社でしかないのだから。
この程、問題提起されている大阪府警の拷問とも捕らえられる強要尋問も、こうした警察内部の業績主義が温床となった結果ではないかと私は推測する。
そう、すなわち取調べを行う刑事もどれだけ犯人を取り調べ逮捕に結び付けたかが点数によって自分の功績になるのだ。
そうした“ノルマ”を達成するには無罪の一般市民であれ犯人として仕立て上げることが刑事に課せられた仕事という扱いになってきてしまう。これが、今の日本の現状だ。
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今月25日、ウィルス感染した個人のPC端末が外部から遠隔操作され犯罪予告が書き込まれた一連の事件でも容疑者として逮捕された一般市民男性の虚偽自白が調書として作成されていた。
こうした現状を打開するのには残念ながら直接的な策はない。取調べに際して可視化や弁護士立会いの義務など諸所から意見が上がっているが、
取調べを録画したとしてもデータを改ざんし悪用することは可能である他に、膨大かつ多大な事件を取調べる様子を録画しデータ管理化することでメリットに見合わないコストが発生するなど現実的ではない。
理由は様々あるだろうけれども、最大の理由は市民の要望を容易く聞き入れることで、裏金や違法献金など警察機関内部の不正が明るみになれば当然市民から警察への信頼は崩れる。それを警察機関が危惧しているためである。
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昨年10月、大阪府警で任意の事情聴取を受けた男性も財布を横領したという遺失物横領罪容疑で強要尋問を受けた。
この度は男性が密かに隠し持っていた録音器の存在があってこそ強要尋問の事実が明らかとなったわけだが、ニュースを見る限りでは男性が取調べに対してモゴモゴとした口調で応答しているのが分かる。
こうした行動は人間の神経を逆撫でさせ、更にその喋り方は相手に対して自分は小心者であることを顕在的に見せ付けているようなものである。
それで、取調べをした刑事は
「このような奴ならば犯人に仕立て上げることができる」
と確信させてしまったのであろう。
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例え取調べで会社や自宅を捜査させると脅されても本当に自分が財布を横領したという事実が無ければ胸を張って
「気が済むまで捜査してください」
と言うべきであるし、任意の取調べを受けただけで会社側が社員を切り捨てるような行動に出たというのならば、その企業はブラック企業でしかないと俺は思う。
そう、社会に出たら内向的な性格はどんな事情であれ損をするというのが通例なのである。自分の意思をハッキリと相手に伝えることができないのであれば、こうした境地に立たされた場合に自分を保身することができない。
更に、会社で信頼ができる上司や役員と誼がなければ助けてもらうことができない。社会に出れば学生時代以上に縦横の繋がりというのが重視されるのが今の日本社会である。
このニュースを見て率直に思うのは、警察の取調べに対する問題だが、聴取をこうした姿勢で受ける男性側にも些か問題があると私は思う。
176[鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟:2012/10/28(日) 15:59:45.72
<イメージ画像出演者>
<a href="http://dl10.getuploader.com/g/8%7Cryo0303/724/img001.jpg">img001.jpg・・・みのもんた、大堀恵</a>
<a href="http://dl10.getuploader.com/g/8%7Cryo0303/725/img002.jpg">img002.jpg・・・市橋正光、RIKIYA</a>
<a href="http://dl10.getuploader.com/g/8%7Cryo0303/726/img003.jpg">img003.jpg・・・武井咲、RIKIYA</a>
<a href="http://dl10.getuploader.com/g/8%7Cryo0303/727/img004.jpg">img004.jpg・・・北山宏光(Kis-My-Fit2)、松尾諭</a>
<a href="http://dl10.getuploader.com/g/8%7Cryo0303/728/img005.jpg">img005.jpg・・・長谷川朝晴</a>
<a href="http://dl10.getuploader.com/g/8%7Cryo0303/729/img006.jpg">img006.jpg・・・森下哲夫、椎名桔平</a>
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