私を見る福島瑞穂の視線は、テレビなどで見る笑顔の表情とは
全く違うもので、あの人なつこさや親しみやすさは消え、人を
見下した冷たい「上から目線」そのものだった。「お前のような
一市民に偉そうに問い詰められる筋合いはない」とか、「あんただけに
私の貴重な時間を取られるのはご免だ」とでも言いたげな顔だった。
実際に、話の途中で、「他の人の質問も受けなきゃいけないから」と
言い、会話を遮ってその場から離れようとして2、3歩踏み出した。
だが、その場を離れても福島瑞穂に近づく人間は誰もなく、その場を
離れたはずの福島瑞穂がまた踵を返してこちらに戻ってきて、私に
向かって同じ主張を言い始めるという場面もあった。痛いところを
衝かれ、論破されたと思ったのだろうか。福島瑞穂の回答は具体的に
こういうものだった。
「民主党との法改正の調整は、1月7日に菅さんと話し合った後は何も
進展していない」、
「共産党を入れたら民主党の中が破裂するのよ」、
「3月いっぱいは国会は予算の審議なのよ、法案は審議できないの」
(・・・)「共産党を入れたら民主党が破裂するのよ」。
覚えているだけで、福島瑞穂はその言葉を私の前で3度繰り返した。
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