101 :
革命的名無しさん:
>>98 いやいや、立派な先生wに師事されているんですね
102 :
革命的名無しさん:2008/08/01(金) 10:38:11
>>101 いやいや、当方師匠を持たない主義なんでw
>>1 彼は元より老害頭脳の持ち主。
まさしく「閉鎖病棟哲学」の実践者。
中川八洋、彼はいつまでも自分の心の窓に鉄格子を嵌めているが、これはどうやら彼は被害妄想でもあるのだろう。
まるで精神病院の閉鎖病棟で長年生活をしてきた人々の心理構造に酷似している。
その発言内容から見ても、「度し難い(性的)コンプレックスの化身」なのは間違いない。
この掲示板でもその類型はしばしば見られる。具体名は挙げないが。
106 :
革命的名無しさん:2008/08/05(火) 10:27:48
結局誰も発言内容を批判出来ないのか、情けない
107 :
革命的名無しさん:2008/08/05(火) 14:35:13
>>106 日本には他に大勢の学者さんがいらっしゃいますが、中川先生wと共通の認識をお持ちの先生方を教えてください。
中川八洋発言語録(長崎県町村議会議長会研修会の講師として講演)
■ 日本は戦争をしないからダメだ。戦争をしない民族は退廃する
■ 米国の銃社会はすばらしい
■ 福祉に国の予算は使うな
■ 男は2号・3号に子どもを産ませたらよい。それにこそ助成すべきだ
■ 女は40(歳)過ぎたら肉のかたまりだ
■ 1パーセントの子供に英才教育をすればよい。わからない子供はほっておけばよい
■ 学力は暗記力、考えることは必要ない
108 :
革命的名無しさん:2008/08/05(火) 20:27:05
>>107 そうやって話をそらすことしか出来ないのか、情けない
109 :
革命的名無しさん:2008/08/06(水) 08:54:19
>>108 どう考えたってあんたのほうが不利だって。
自分でも分かってるくせに。
110 :
革命的名無しさん:2008/08/06(水) 10:35:18
>>107 自分のことで恐縮ですが、私大の准教授で一応政治学者ですが中川先生と同意見です。
下記は特に賛成です。
「日本は戦争をしないからダメだ。戦争をしない民族は退廃する」
「福祉に国の予算は使うな」
「学力は暗記力、考えることは必要ない」
中州産業大学だろ
112 :
革命的名無しさん:2008/08/06(水) 12:20:02
>>110 あのね、匿名掲示板で、「私大の准教授で一応政治学者」なんて説得力ないですよ。
あなたの論文はどこかで入手できますか?
保守で正論だというのなら、もっといるでしょう?
実名や具体的な根拠を示してくださいよ、先生。
113 :
革命的名無しさん:2008/08/06(水) 12:31:16
ていうか「私大の准教授で一応政治学者」でめちゃめちゃ馬鹿って奴はいくらでもいるからな。
ていうか「私大の准教授で一応政治学者」でまともな世間並みの常識持っている奴って、あんまり会ったことないなw
114 :
革命的名無しさん:2008/08/06(水) 12:45:39
先 生 と
言 わ れ る ほ ど の
馬 鹿 じゃ 無 し
115 :
革命的名無しさん:2008/08/06(水) 13:01:34
>>110が、書き込んで失敗したと思っていればまだ救いがあるな
116 :
革命的名無しさん:2008/08/06(水) 20:20:48
↑
2CHで一行カキコしてるお前が言うなよ
117 :
革命的名無しさん:2008/08/06(水) 20:33:30
118 :
( ´,_ゝ`)プッ ↑:2008/08/06(水) 20:34:21
119 :
118:2008/08/06(水) 20:45:58
120 :
革命的名無しさん:2008/08/09(土) 00:42:27
>>36 反日朝鮮人参生姜野郎が東大で教授やってる方が問題だろ
これだから共産主義者は困
>>69 3番目と4番目こそが正論だろ
>>105 いや、具体名を挙げてくれ
121 :
革命的名無しさん:2008/08/09(土) 08:55:59
中川八洋と兵頭二十八を足して2で割ったのが最高。
>>86 わが国は欧州なんかに比べて自然災害が多いわけだから、あえて戦争なんかしなくても退廃したりはしないのさw
中川おじさん、ヒットラーの言う「戦争は文明の母である」という格言を一知半解に解釈してしまってるようだね。
>>122 おてんば私立学院総長さん、
>>13のようなどんな文脈で使われたかもしれん文言で中川の考えを一知半解に解釈してしまっているようだな。
>>123 町村議会議長会研修会でああいう発言をするとは、どんな文脈なんですか
125 :
革命的名無しさん:2008/08/18(月) 04:56:58
中川と同じ思想を公言しながら共産党を支持する方が、この板の最有力コテハンであるという事実。
126 :
革命的名無しさん:2008/08/18(月) 09:20:07
>>125 児童ポルノ大好きなオミンスさん、
深夜のウシミツ時に連投しちゃ駄目だよ、とあれほど教えたじゃないですか・・・
127 :
革命的名無しさん:2008/08/18(月) 12:43:57
>>126 バーカ。ウシミツ時は何時か知ってるんか?
「草木も眠る時間帯」の例えですが、何か?
129 :
革命的名無しさん:2008/08/18(月) 15:30:18
>>127 論理的思考力や読解力に泣きながらこだわる、可哀想な人をこれ以上虐めないであげてください。
頭が悪いのがコンプレックスなのはそっとしておくのが、コピペ荒らしの量を減らすコツです。
131 :
革命的名無しさん:2008/08/19(火) 06:19:38
おsageさん、頭の悪さを態度のでかさで乗り切るのは、党に尽くすためですか?
4:56はどうも丑三つ時とは呼べない気がしますが、共産党は無謬だそうですし、おsageさんに免じてこれ以上は止めておきましょう。可哀想ですし。
132 :
革命的名無しさん:2008/08/19(火) 06:22:39
133 :
革命的名無しさん:2008/08/22(金) 02:20:24
丑三つ時に晒し揚げ
134 :
革命的名無しさん:2008/08/22(金) 20:49:38
ああ、はひふへほ♪
13の
■ 日本は戦争をしないからダメだ。戦争をしない民族は退廃する
■ 米国の銃社会はすばらしい
■ 福祉に国の予算は使うな
■ 男は2号・3号に子どもを産ませたらよい。それにこそ助成すべきだ
■ 女は40(歳)過ぎたら肉のかたまりだ
■ 1パーセントの子供に英才教育をすればよい。わからない子供はほっておけばよい
これらはまったく同感。戦争は高度な文明的行為であり、文明的であろうとするなら
戦争は避けて通れないはずだからだ。
そして、現に、日本は退廃的となっている。隣の韓国は、徴兵制で軍事教練を男子に
課しているから、元気な男子が多いな。
少なくとも、日本においても軍事教練くらいはやらないとダメだろう。
ふ〜ん
そうなんだ
137 :
革命的名無しさん:2008/08/23(土) 03:07:59
138 :
革命的名無しさん:2008/08/23(土) 08:53:51
フリーセックス奨励。産めや増やせや共産信者。
139 :
革命的名無しさん:2008/08/23(土) 11:16:47
>>137 「さま」って・・・
正しく「皇后陛下」と書きなさい。
>13
どこかの村議会の講演? そして村人Aの聞いた話?
そんな裏の取れないネタでは左翼の単なる言いっぱなしとも取れるな〜
>>141 ググれ馬鹿
中川八洋 町村議会議長 の検索結果 約 581 件
>>142 ググっても左翼がらみのサイトしか引っ掛からないが。それに正確な講演記録も無いし
誰かが”そう聞いた”と言い張っているだけなのも確か。
デマが広がっているだけでは無いかと
145 :
革命的名無しさん:2008/08/23(土) 16:29:20
俺が左翼だとしたら、わざわざ中川八洋を相手にしないが
146 :
革命的名無しさん:2008/08/23(土) 17:37:18
例えばね、「アウシュビッツは無かった」と主張する馬鹿が存在するが、
そういう馬鹿が存在することは明らかにユダヤ人の利益になるんだよね。
「反ユダヤ主義の奴らはこんなにもとんでもない馬鹿なんだ」と示すことができるから。
左翼にとっての中川八洋もそういう存在なのだから、むしろフルスイングで相手するべきなのかもしんないね。
40代以上の女性とその子供たち、そして皇后陛下を尊敬する者たちは中川に反対するだろう。
>144
「国立女性教育会館 女性教育情報センター」? なんか偏向してないかな?
中年女って冗談も解らないし・・・・ってコレも女蔑視かw
長崎新聞社が左翼でないってW
中川八洋のすごい所は、保守層が絶対に口にできない本音を平然と放言するところだろうな。
保守も馬鹿ではないので、自分たちの本心を述べると、世間から引かれてしまうことを承知している。
そのことを無視してしまうこの先生はすごいのさ。
天才とうましかは紙一重といわれるのもうなずける。
151 :
革命的名無しさん:2008/08/23(土) 23:23:08
153 :
革命的名無しさん:2008/08/30(土) 13:23:36
最強無敵中川八洋大明神
こうなると、自由なる討論などというものはあり得ず、権威化した自己に反対する者はすべて、何らかのレッテルをはって沈黙させねば
ならない。それが「アカ」と表現されようと「保守反動・右翼」と表現されようと実質的に差はないように、権威化された官学の代表林羅山
にとってはすべて「耶蘇」であった。彼の手にかかると、後述するように熊沢蕃山も山崎闇斎も「耶蘇」になってしまうのである。
155 :
革命的名無しさん:2008/09/06(土) 19:02:38
>林羅山にとってはすべて「耶蘇」であった。
中川八洋にとってはすべて「共産主義者」であった。
>>1 屁っちゃらだよ、あんな老人を論破することなんか。
157 :
鉄拳! :2008/12/23(火) 02:51:18
中川八洋は、天才です!
現代日本人が、無意識に洗脳されてしまっている、フランス革命思想(宗教ドグマ)
の、実態を、見事ペン一本で、突きつけていると思う。
要は、平和ボケした一般大衆の方が、脳軟化症候群なのである。
若者は、カニ工船もいいけど。正統保守哲学もしっかり勉強して
大和魂復活の日に備えよ!
>>157 >中川八洋は、天才です!
中川八洋発言語録(長崎県町村議会議長会研修会の講師として講演)
■ 日本は戦争をしないからダメだ。戦争をしない民族は退廃する
■ 米国の銃社会はすばらしい
■ 福祉に国の予算は使うな
■ 男は2号・3号に子どもを産ませたらよい。それにこそ助成すべきだ
■ 女は40(歳)過ぎたら肉のかたまりだ
■ 1パーセントの子供に英才教育をすればよい。わからない子供はほっておけばよい
■ 学力は暗記力、考えることは必要ない
■ その他暴言多数
159 :
革命的名無しさん:2008/12/23(火) 10:30:49
>>158 天才かどうか知らないけど、そのコピペ飽きた。
使いまわしし過ぎ。
■ 日本は戦争をしないからダメだ。戦争をしない民族は退廃する→正しい
■ 米国の銃社会はすばらしい→誤り
■ 福祉に国の予算は使うな→正しい
■ 男は2号・3号に子どもを産ませたらよい。それにこそ助成すべきだ→笑
■ 女は40(歳)過ぎたら肉のかたまりだ→部分的に正しい、部分的に誤り(全員が全員「肉のかたまり」とは限らない)
■ 1パーセントの子供に英才教育をすればよい。わからない子供はほっておけばよい→前段は正しい、後段は誤り(「1%の子供には英才教育を、わからない子供には基礎教育を」が正しい)
■ 学力は暗記力、考えることは必要ない→部分的に正しい、部分的に誤り(「前項英才教育が妥当する子供には暗記力の他に「考えること」をも、わからない子供には暗記力のみを」が正しい)
■ その他暴言多数
いろんな珍論珍説があるな。
料理に例えると、ゲテモノの部類だわこれ。。
161 :
革命的名無しさん:2009/01/20(火) 16:57:53
ところで、ふつうの読者には、この「左翼」という人間たちの政治思想なるものの内部の争い、
ということが、どうもピンとこないようである。そこで、ここで超簡単に説明しておこう。
日本の左翼には二種類がいるのである。旧い方の、「旧左翼」は、簡単に言えば、共産党と
社会党である。あるいは、この二つの政党に、長い間、意識的に信念を持って投票してきた人々
は結局これである。単なる反自民党ということだけではない人々だ。それに対して、一九六〇年
の「安保闘争」(この年に、「日米安全保障条約」という、対ソビエトの日米軍事同盟条約に
反対した大きな国民運動があった)の前後に日本共産党のいうことをきかなくなった学生たちが
始めた新しい学生左翼たちの運動があって、これを「新左翼」と言う。簡単に言えば、これは、
今でも「元学生運動活動家」とか「過激派」と呼ばれる連中である。評論家の西部すすむ氏や、
日本独特の思想家・吉本隆明(吉本ばななの父親)などがこっちである。その他に、現在、
大学教授や評論家になっている人々のうち、多くの人々が、昔この「新左翼」系の活動家だったり、
あるいは、その影響を強く受けた人々である。こっちの「新」方は、全部合わせると、50万人
ぐらいいる。この元「新左翼」はたちは、「自分たちは正しかったが、「旧左翼」はソビエトに
「洗脳」されていたから集団だから、愚かである」と思っている。
結論から言えば、「旧左翼」も「新左翼」もどちらも愚かだったのである。大きな意味では、ソビエト
帝国の振りまいた病原菌に冒されていた。だから、「旧」も「新」も甲乙つけがたく日本国民多数
からは相手にされなかった。
副島隆彦「決然たる政治学への道」P242〜243
162 :
革命的名無しさん:2009/02/04(水) 00:26:28
私は東京に帰ってからこの本には邦訳があることを知った。「さらば吉田茂」(現在は「日本
永久占領」という文庫で発売されている)である。
私はこの本を読んで驚愕した。読みながら本当に手足が震えるのを感じた。自分が知りたかった
日本の敗戦後の政治秘話が正確に書かれていたからだ片岡教授の正確な冷静な描写は、現在日本
占領研究では最高とされるイギリス人日本研究者のイアン・ブルマ氏と共通する視座に立っている。
(中略)
マックと吉田がやった日本の戦後政治体制の正確決定づけがもうひとつある。それは、この後
保守が二つに分裂するときに少数派である社会党がどちらかの保守にそれとなく加担することで
ある多数派が作られ、政権を作る、という構図が生まれたことである。そして分裂したほうの
保守派に対しては殺戮にも等しい攻撃がくわわることになる。
(中略)
社会党や日教組、それから戦後日本共産党という「反戦平和・護憲、再軍備反対、海外派兵阻止」
を主張する勢力は、ソビエト・ロシアによって作られた勢力ではない。これらの勢力は、実は
マッカーサーが憲法典と共に予め意図的に日本の戦後体制の中に仕組んだ装置であった。
引用は「日本の秘密」副島隆彦 P12,22
163 :
革命的名無しさん:2009/02/04(水) 00:27:00
[604] 太田龍氏が私のことに言及しているので、私の考えを書きます。
投稿者:副島隆彦 投稿日:2007/08/08(Wed) 09:12:00
http://snsi-j.jp/boards/past.cgi?room=sample1&mode=find&word=604%A1%A1%C2%C0%C5%C4%CE%B6&cond=AND&view=10 2.次に、私が、太田龍氏、お会いしたかったのは、日本における、ユダヤ陰謀論の草分けとして、評判の良い本の著者として、
ではなくて、日本の新左翼(しんさよく、ニュー・レフト)運動の創成期(1956年ごろから)の重要な人物としてである。
戦前、戦後の日本の左翼 (=社会主義者たち。 日本共産党が、カトリックの総本山のヴァチカンのように、強大で神聖であり、
戦前も戦後も、日本の理想主義の知識人層のほとんど90%以上が、日本共産党の権威に服していた。の理科系の大学教授たち
であってもそうだった。当時の日本共産党は知の権威であった。それに対して、日本社会党は、日本国の国民民衆、労働組合員
たちにとてのソフトで温和な指導者たちであった)の中から、生まれた、1956、7年の 「ハンガリー動乱」を契機にした、
反ソビエトの民衆暴動、民衆蜂起、であった東欧各国の、モスクワ・クレムリン独裁体制(=ソビエト帝国)への反抗、抵抗が
あった。それの日本への波及と余波(アフターマス)としての、新左翼(ニューレフト)運動の創成期(=日本トロツキスト同盟)
の主要な活動家像のひとりが、太田龍氏である。
このことは、ここの「今日のぼやき」の2年ぐらい前の文章に、「太田龍論」として、もっぱら、この日本新左翼運動の創業期の
ひとりとしての、太田龍氏を、書いている。私が、そのなかで、一番書きたかったのは、「やがて、革マル派、中核派、第四
インターナショナル派、として分裂してゆき、凄惨(せいさん)な、殺し合いに入っていった、日本の過激派運動の、創業期の
一人として、可哀想に、死んでいった若者たちに対して責任を感じないのか」という一点であった。そのうち、私のこの
「太田龍論」を、再度、続編も書いて、今日のぼやきに、載せようと思う。
164 :
革命的名無しさん:2009/02/04(水) 00:27:20
東京の飯田橋から日大の方に降りて行ったところの、ウニタ書店という、共産党の権威に逆らって、はやい時期から、新左翼運動
を応援した経営者がいて、そこに集まった、きわめて敏感な感受性をした、若者たちがいて、彼らが、「君、この本知っている?」
「ポーランドやハンガリーで今、起きていることを知ってる?」と、語りあった者たちの中から、のちの新左翼党派の指導者たちが、
余れたのだ。革マル派(革共同、かくきょうどう)の創業者の黒田寛一(くろだかんいち)や、そこから分裂した、中核派の最高
幹部で後に、マサカリで革マル派に殺された本多延ヨシ(ほんだのぶよし)や、第四インター(=ヨントロと呼ばれた)の西キョウ
ジュたちであり、そして、太田龍氏も、そこにいたのだ。
私、副島隆彦が知りたくて本人に確認したかったのは、その一点だ。ユダヤ陰謀論のような与太話(よたばなし)など、どうでもいい。
多くの日本の若者たちが、1960年代末から70年の前半までに、「内ゲバ」と称された惨忍な殺し合いで、どれだけの多くの人間が、死に、
そして身体障害者になっていったことか。私は、あの時代の少年兵であり、目撃者であるから、すべてのことを書き残してゆく。それが、
自分の同時代人への務めだ。太田龍は、その創業期からの、歪(ゆが)んだ精神をした人間のひとりである。すべてを切開(せっかい)
しなければならない。1980年代から、自分だけ勝手に、ユダヤ陰謀論の、世界的な風潮を、目ざとく手に入れて、いち早く、日本
でのユダヤ陰謀論の主導者となって転身した、その変わり身の良さには、ひとりの日本知識人としての、連続性の表明が無い。
自分の思想転向経緯の説明が無い。
165 :
革命的名無しさん:2009/03/08(日) 21:22:00
私は、二十歳の頃には既に、岩波・朝日文化人たちを小馬鹿にしていた。彼らのことを、同じ社会主義
勢力内でも、「スターリン主義者」と呼びならわすのが、60年代末から70年代初めにかけての大学
闘争の影響を受けた、いわゆる新左翼に共感を感じる数十万人の若者読者人層の共通感覚であった。
日本共産党の学生組織である民青同盟員のことを「民コロ」と呼び捨てたのは、新左翼や全共闘運動
にシンパシー(共感)を覚えた人たちだけではなく、政治的発言を好まなかった多くの学生たちであった。
だから、私は、大内兵衛や、丸山真男や、中野好夫らに騙されていたと思っていなかった。しかし、
実際には、彼らの本をその後も読んでいたのである。影響を受ける、ということは、不思議なことで
あって、はっきりと軽蔑していても、それでも、大きな意味で彼らの影響下にあったことになる。
そのことにようやく気がついたのが、二年前の八月のソビエト連邦の解体劇と、ソビエト共産党の
瓦解・消滅劇を、テレビでみてからである。その後の数ヶ月間、私は、ずっと不快感だった、毎日が
憂鬱で不愉快でならなかった。その不愉快さの原因をさがし求めて、考えあぐねていたのだが、
最近、たどりついた答えが、やっぱり岩波文化人にその原因があったのだということである。
副島隆彦「切り捨て御免」P106~107
166 :
革命的名無しさん:2009/03/08(日) 21:22:34
私は、かつて、自分が読みあさった岩波新書を、二十年振りに、書棚の奥から、ひっぱり出して、
読み直してみた。二十年前の昔、高校生・大学生だったときに、岩波新書の青版の洗礼を浴びた。
自分は岩波新書の「思想」の洗礼を浴びながら十年間ぐらいを過ごした、と言うべきであろう。
当時の学生たちのご多分にもれず、自分もその頃「新左翼」という単純幼稚で過激なだけの思想
に走ったので、岩波の影響など、脱した、と思って、「岩波スターリン主義の文化人どもなど
小馬鹿にしていた」のだが、しかし、そうではなかった。今の今に至るまで、自分たちは、岩波
文化の大きな呪縛の下にあったのだ。あの、ソビエト帝国が、目の前で、テレビの画像をとおして、
ガラガラと崩れていったときまで。お釈迦様の掌を逃れられない如く、自分は岩波・朝日文化の
縄張りから自由でなかった。
一九七0年のあの頃、これでもか、これでもかと、社会主義礼讃、資本主義打倒、願わくば、動乱の
革命を、を暗黙の合言葉にした、岩波学者たちの新書版の一般向け啓蒙書が、大変な人気を持ちながら、
次々に出版されて書店に積み上げられていた、岩波新書は、日本の言論市場で、圧倒的に強かった。
そお優勢なパブリシティの前に、黙々と着き従ったのが、私たちの世代だった。
じつに愚かなことだった。今さら、自省の気持ちも起きないぐらいに、自分を恥じるだけだ。
もっと、目を広く、かつ細心の注意を払って、もっと、本当の事実のほうに、目を向けて、書物を選ぶ
力を身につけておれば、と悔やまれる。
今さら、「転向」という言葉は使いたくないぐらいに、左翼的な人間たちは、自分の内心で、既に、
何度となく、転向に直面し、つまづきを感じているものだ。だから、私のような一番最後の左翼世代で
さえ、転向という言葉には、うんざりしてしまう。これは、旧来の転向とはちがう、何ものかである。
しかし、それを、適切に言い表す言葉を、私は、今、見つけることができない。
副島隆彦「切り捨て御免」P103~104