【つぼ八エイト】革マル派Part10【革命的左翼?】

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986dk
いやはや。
竹田博士の論文読んだことがある数少ない人間?ですが(w
論文は、勉強になりました。
エリート意識が露呈しているのには辟易しましたが、ブルジョワ大学で評価される論文で
あることは確かです。

でも、学者は学者。革命家にはなれない。任務を分けて別個に進んで共に打てで良いのではないか
と竹田博士には言いたい。あなたがやってることは「ああ哀れヤメ革マルの末路」とかにしかならない。
革マルの汚点(まあ、普通の人は分けて考えますが、ウヨ厨とかはこれ幸いとおもうでしょうね)に
しかならん。もっとも、「やめるとああなるぞ」って内部思想闘争に使ってる可能性は否定できない
ですが。

革マルの理論水準が高いのは認めますが、それが実践で生かされなければ、共産主義者と
しては失格ではないでしょうか。
理論が正しくとも実践が伴わなければ、共産主義者としては評価されない。それだけでしょう。

一般的に学者の悪い癖ですが、文書資料にだけ依拠するために、リアルな現場での出来事を
評価しない(できない)というところがあるように思えます。それを乗り越えるためにインタビュー
などを駆使したところに竹田博士の論文の優位性があるように思われますが、革マルからおど
されたのか、非公開部分が多すぎて、読んでて困ってしまった部分が多々ありました。

しかし、労働運動って指揮官だけで動くものでもなく、労働者意識がどうだったのかとかまで
踏み込まないと厳しいような気がします。党の命令・革命家だけの意識だけで国労闘争団は
持ってるとは思えないし。エリート意識に凝り固まって、そういうところに踏み込めていないと
ころが、労働運動研究の方法としての竹田博士の問題点では。
たぶん自覚しておられると思いますが、その隘路で苦闘した結果が、竹田博士の現在だとし
たら本当に悲しむべきことです。
唯一の救いの道は、もう一度自分の研究方法と格闘して、今までの著作を乗り越えるような
論文を書くことだと思います。