宇野経済? マルクス経済について 正統派?

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927名無しさん@3周年:04/08/22 15:47
>>926
黒田寛一は東京高等学校理科乙類中退。中退理由は病気(おそらく結核)。
東京高校時代は蹴球部に所属。
928Jimmy:04/08/22 15:57
>>927
 Lots of thanks to your immediate complementing!
 そうなんヨ、病床で「へとマ」なんていってなかったら、東大医学部
 教授になってかもしれないのに。
929名無しさん@3周年:04/08/22 15:58
>>926
大内力経済学大系 / 大内力著<オオウチ ツトム ケイザイガク タイケイ>. --
(BN00542177)
東京 : 東京大学出版会
著者標目: 大内, 力(1918-)<オオウチ, ツトム>

経済学方法論 / 大内力著. -- 東京大学出版会, 1980. -- (大内力経済学大系 / 大内力著 ; 第1巻)
流通論・生産論 / 大内力著. -- 東京大学出版会, 1981. -- (大内力経済学大系 / 大内力著 ; 第2巻 . 経済原論 ; 上)
分配論 / 大内力著. -- 東京大学出版会, 1982. -- (大内力経済学大系 / 大内力著 ; 第3巻 . 経済原論 ; 下)
帝国主義論 / 大内力著 ; 上, 下. -- 東京大学出版会, 1985. -- (大内力経済学大系 / 大内力著 ; 第4-5巻)
世界経済論 / 大内力著. -- 東京大学出版会, 1991. -- (大内力経済学大系 / 大内力著 ; 第6巻)
日本経済論 / 大内力著 ; 上. -- 東京大学出版会, 2000. -- (大内力経済学大系 / 大内力著 ; 第7巻)
930名無しさん@3周年:04/08/22 16:00
>>926 大内力って右翼社民ですよね?社会党の「新宣言」の下敷きを作った人と聞いたが。
931名無しさん@3周年:04/08/22 16:12
>>922
鎌倉孝夫の問題意識と「チュチェ思想」がよく適合したということだろう。

現代と朝鮮[上]――ソ連崩壊後の朝鮮社会主義
http://www.ryokufu.com/books/ISBN4-8461-9370-5.html
(下巻はない)

を読めばよく分かる。鎌倉はエンゲルスによるマルクス主義の俗流化を克服する道を「チュチェ思想」に見出したのだ。
932名無しさん@3周年:04/08/22 16:14
933名無しさん@3周年:04/08/22 16:16
http://money3.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1035915615/
「日朝ピョンヤン宣言」と私たちの方向 鎌倉孝夫
934名無しさん@3周年:04/08/22 16:27
   /::::::::::::::::::::::::::::i  、ヽ、::::::::::::::::::::::::::/
    /:::::::_,,,,,,_:::::::::::(´_ ,,,,`,,Y ⌒ヽ-、:::::::光の使者、キュアホワイトが参上よ!
   {::::/    ,> ´  ....::::: ̄ `ヽ、)ー 、ノ リ
    ヽ'、_ _, -´.....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ>>1
    -=ニァ:::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::〈::「この世界を貴方の自由にさせてたまるもんですかッ!」
ーー ''''' ̄:::::::::::, - ' __`ヾヽ、 ̄` - 、:::::::>>3
  .......:::::::/⌒//{",て"ヾヽ`、!    _ 「どうして大切にしてるものを無理矢理奪おうとするのッ!?
::::::::::::::::::::l こ/i|  {っ:::`ソ ' 'ー==ニ-- '貴方にそんな権利があるのッ!?」
:::::::::::::::::::( `'')::l| ヽ`_ー´    __"''ミ、  >>4
:::::, -ー 、::`´l:::::         , =-ミ,、 `i 「自分達さえ良ければそれでいいってことでしょッ!?」
    l:::::::::::l::::      ,!  {っ`:ソ i  /:>>5
    i::::::::::::',:    丶.   ヾ,,-´/`ノ::「そんなの絶対間違ってるッ!」
    `、:::::::::::ヽ          ,ィ:::::「 >>6
     ヽ:::::::::::iヽ ,,,___,,, ィ/リソ:::::l 「渡さないッ!渡すわけないでしょッ!」
      }::::::::::l'´::::::/}/フ-'::::::::::::::l  >>7
_ ....:::_,,,ノ/:::::::::/::::// //::::::::::::::::::: 「違うッ!貴方は間違ってるッ!」
  ̄ , -/:::::::::/  ̄U'ひヽ/〉:::::::::::::::∧:::>>8
__」7┘/:::::::/lーニニニ=、_`、:::::::::::/  「認めない、私は認めないッ!」
/  /::::::/_,-' ( ( ̄ ̄`i ゝ`ツ::::/   >>9-1000
__,,, '- ''´  :: ::`-ゝ:::::::ノ >/:::::/    「力でねじ伏せて自分の思い通りにしようとするなんて、
.............::::::::::::::::....::::::_(_,ノ ̄`>:::/     そんなの認めないッ!」
935Jimmy:04/08/22 16:32
>>929
 それにしても7巻もあったか。とにかく理論の深みは問わないとして、
 頭の回転だけはスサマジイものありマスタ。(ナマ大内体験より)
>>930
 よくシラネ。政治的にナにやってるかgleichgueltichですがな。
 「国独資論」もすでに過去のものだし、このジッツァンの論文で
 興味あるのは73年ころの経セミに掲載され、当時物議をかもした
 「マルクス経済学の公準」。雑誌なんでなかなか見つけられんのよ。
936Jimmy:04/08/22 16:45
>>931
 チュ・チュ思想=主体思想(漢字表記)。68年当時(!)この言葉を始めて
 耳にしたとき、平壌も思想的に進んでオルナと感心したものヨ。
 あとでハードスターリン主義だスタハノフ(?)運動の亜流だ見たいになって、
 忘却のかなたに消えていたのが、ここに来てこれだもんネ。
 にしてもピョンヤン・ネンミョン(平壌冷麺)はすばらしいぞ。
 心を洗われる清々しいうまさなんだワ。
 イカンイカン、オレの正体バレたか 激藁)
937名無しさん@3周年:04/08/22 16:49
>>936
日本で本格的な平壌冷麺が食べられるのは、ピョンヤンで修行した料理人が経営する「KORYO」しかない。
http://mmasahi.co.jp/koryo/
(5%割引券つき)
938Jimmy:04/08/22 16:49
>>936
 またまた大切な「お言葉」を間違えてスマタ。
 チュ・チュ→ チュ・チェ
939名無しさん@3周年:04/08/22 17:45
鈴木鴻一郎の重要著作は何ですか?教えてください。
940名無しさん@3周年:04/08/22 18:32
941名無しさん@3周年:04/08/22 19:07
942希流 ◆zZakYvvs72 :04/08/22 22:19
鈴木鴻一郎の本で重要なのは、やはり『経済学原理論』でしょうね。

鎌倉孝夫たちの『現代と朝鮮』はやはり下巻が出なかったんですか。
ま、今の北朝鮮の実情からすると、恥ずかしくて
とても出せないですよね。

城塚登は一体どういう学派に分類されるのか。
あえて分類するとすれば、労農派ですかね。
あの人の本は分かりやすいと思うが。

大内力著作集はあと『日本経済論 下』を残すだけですね。
これが実質的な遺作になるのでは。
しかし、大内力経済学体系、というのも確かにすごい。
ご自身で経済学の壮大な体系を作ってしまうとは。

943Jimmy:04/08/22 22:32
>>939
編者になっている著作は殆ど重要なものばかりだが、個人の著作で
今日的に見て重要といえるのは意外に少ない。

編者としては
 経済学原理論
 貨幣論研究
 利潤論研究
 信用論研究
 恐慌史研究
 帝国主義研究
 マルクスの経済学研究 上下
だろう。

 個人では
  マルクス経済学 正続
  価値論論争

など

詳しくは、下記にて検索せよ。
鈴木鴻一郎に限らずあなたの知りたい著者の
すべての著書がここにある。(国会図書館)
http://opac.ndl.go.jp/index.html
944Jimmy:04/08/22 23:16
>>942
 >城塚登は一体どういう学派に分類されるのか。
  近代ヨーロッパ社会思想史
945希流 ◆zZakYvvs72 :04/08/22 23:56
>>944

それは彼の専攻ですよね。
マルクス学派として分類すると、どうなるのでしょうか。
塚本健とかと同じく、東大の労農派なのかな?
946Jimmy:04/08/23 00:08
>>937
 Good Responce!
 イヤまだこの店いったことないのよ。ご教示サンクス。
 浅草橋かぁ。あすた行って見ヨット!
 にしても冷麺は ”レンミョン”が正しいのか。オレは”ネンミョン”と教えられた。
 (ドコで!?)漢字表記からすると”レン”かな。
 この国(日本、イルボン)の焼肉屋の冷麺は
 @味の素だかなんだか化学調味料がどっぷり。舌痺れル。
 Aゆで卵、りんご、スイカなどトッピングがじゃま
 で邪道でしかない。
 ワ−タシはァー、チュチェ思想とは縁もゆかりもないが、平壌冷麺が『思想』だといわれたら、
 文句なく従う。
 ソレぐらい、いずまいを正されるがゴトキ「浸透力」アリ。
947Jimmy:04/08/23 00:28
>>945
 すなわち旧社会党の党員ないしシンパということ?
 同じ研究分野で丹念な仕事された良知力さんナンかはそうだったかもしれないが。
 城塚さんについてはシラね。
 クロカン、ウメカツ、廣松、田中吉六(共訳者)などと交流アリ。
 特に廣松の残したものに学術的価値があるとすれば、城塚の指導があったからこそ。
 (ヘーゲル左派−初期マルクスの学説史的研究)。共同主観性? Bilderbuech Phaenomenologieダナ。
948Jimmy:04/08/23 00:55
クククッ とうとう降旗「左翼イデオロギー批判」買っちゃたのヨ。
神保町まででばってナ。ホントは金の無駄になるのわかってたから、どっかからギッて
来ようと思ったけどヨ。新刊過ぎて出回っていないワケよ。
第三章 廣松渉の(資本論の哲学) ヤッパ昔読んだ香具師ですた。よって以前の評価のまま。>>861
第九章 変容する宇野理論と現代世界 ワクワクして中野正のブル転の裏話追っかけました。
    アレレ、中野が中曽根の「ブレーン」になったなんてどこにもナイ。
    門下の香山・公文・竹内がそうなったとはあるが。
    他の論文なのか。>>872 オスエて

ということで、ヤッパ無駄金と化しました。ガクシ
こんな本でもヤフオクで値がつくのかナァ。この凹みはデカイぞ。

追伸
青木孝平『コミュニタリアニズムへ』尼に注文スマスタ。
この本も決して安くはないんだが。凹ますなよナ。
949名無しさん@3周年:04/08/23 19:40
>>946
平壌冷麺が日本で変化したものが「盛岡冷麺」ですよね。
盛岡では人気だけど、盛岡以外ではあまり見かけないですね。
950名無しさん@3周年:04/08/23 23:39
>905
表芸は数理マルクス経済学とのことでしたが、
森嶋の『マルクスの経済学』は、鈴木・岩田の原理論において
何かしらの位置付けを与え得るものでしょうか。
なんか漠然とした質問で申し訳ないです。
というのも、岩田の『マルクス経済学・上』の補遺のなかで、
転形論を批判してたくだりがあったことを覚えているのですが、
森嶋や置塩のことを岩田氏らはどう評価してたんだろうな、と
そのときふと気になったもので。

Jimmyさんは両方をやられてるようですので、岩田氏らの見解としてでなく
ても、Jimmyさんご自身の見解で結構なので教えてもらえますでしょうか。
951Jimmy:04/08/24 01:13
>>950
大変急所を突いたご質問です。
転形問題にそくして数理マルクス経済学の成果をどう宇野理論のなかにどう
生かすかというという作業は、70年代に伊藤誠によって完成を見ている。
ゆえに私自身の見解はナイ。伊藤『価値と資本の理論』を参照して欲しい。

岩田自身による森嶋らの業績に対する評価ウンヌンは、公刊されているものはないと思う。
もともと、資本賃労働関係を開示する価値の次元と、剰余価値の平均利潤としての諸資本間への
配分が問題とな総過程論の次元を区別しているので、「転形問題」も存在しないので、
森嶋らのアプローチも、次元の混乱として受け取られていたのだろう。
952Jimmy:04/08/24 01:34
>>951
(つづき)
伊藤の業績は、資本ー賃労働関係にあっても全労働者と全資本が直接
向かい合っているような構成になっている鈴木=岩田説を批判し、
社会的労働の支出と補填関係も、無政府的な商品流通を介して実現される、
よって、労働の量関係がいかに価格関係を規制するかを、資本賃労働間にそくして
先ず明らかにし、労働時間に実体を価値の量関係と価値の形態の諸資本の
競争関係での具体化である生産価格の区別と連関を、正確に解き明かした点。
これにより数学的には絶対に解けなかった「転形問題」におけるいわゆる
「総計2命題」について最終的な決着が着いた。これはマルクス経済学の世界では
ノーベル賞級の業績と思う。
953Jimmy:04/08/24 01:51
>>952
(つづき)
 ようは鈴木=岩田説では、価値の次元と価格の次元が区別はされているが、
 連関が説けておらず、いわゆる「価値規制の空洞化」といわれる事態が生じていたのを
 伊藤が最終的な解決解決を図ったたということ。
 森嶋の「マルクスの基本定理」は、それまで漠然と前提されていた生産的な技術に基づく
 剰余労働の実現可能性を数学的に定式化した点について、業績を認めるが、転形問題の
 取扱いは数学的には洗練されてはいるものの、先の次元の区別と連関をまったく欠いた
 旧来的な限界を超えていない。
 数学的なアプローチもやはり原理論的な領域での思考が確立していないと、宝の持ち腐れ
 になるという好個の例だろう。
954希流 ◆zZakYvvs72 :04/08/24 01:52
あー、この転形問題は実に良くわからなかった。
自分こそが、この問題を解決した、とか、この問題は、
そもそも存在しないのだ、勝手にマルクスを誤読して
作り出したもんだいだ、とか、いろいろ主張があって、
ぜんぜんわからない。ま、僕の場合はそもそも
資本論も良くわからないのだから、この問題を取り上げる以前の
ことなのですが。
そういえば、数理的なマルクス経済学をやたらと敵視する
人もいますよね。講座派系の人にそういうのは多いのかな。
数学利用はブルジョア的だ、とか何とか言って。
955Jimmy:04/08/24 02:04
>>954
(つづき)
私自身の森嶋評価も伊藤のそれとなんら変わるところはない。

「転形問題」を中心とする従来の数理マルクス経済学の研究は、ひとまず
決着がついたので、私としては現時点ではいわゆる「分析的マルクシズム」からの
労働価値説批判への反批判の作業をやろうとしている。ここのスレのテーマではないが
彼らは「マルクシスム」を騙ったリカード派社会主義者の今日的ヴァージョンに過ぎない。

訂正>>952 ”労働時間に実体を”→”労働時間に実体を持つ”
956Jimmy:04/08/24 02:24
>>954
マァ伊藤誠を別とするとこの問題の正確な理解に達しているのは、世界中で
数名でしょう。山口重克でもかなり怪しげなこといっている程。それも
「方法論的個人主義」に淵源しているといえなくもない。

>数理的なマルクス経済学をやたらと敵視する
人もいますよね

現時点では、講座はといえどもそんなコト言ってられなくなったのでは。
置塩は忠実な共産党支持者だったと思うが、50年代から産業連関分析の手法
を取り入れている。ところが鈴木鴻一郎はゼミ生の竹内靖雄が突然黒板に
数式を並べて労働価値説批判をやらかしたため、以後数学禁止になったとか。
置塩の弟子もあちこちいるので、むしろ講座派のほうが数理○やっている人
多いかも。
957希流 ◆zZakYvvs72 :04/08/24 02:31
>>955
すごいですね。Jimmyさんは大学の先生かなんか?
ま、そんな余計な詮索はさておき分析的マルクス主義って
リカード派社会主義の亜種なんですか?この場合、想定されている
分析的マルクス主義の論者としては、やはりローマーとか
なんでしょうか。でもリカード派社会主義、というのも
あまりにもマイナーでイメージがわかない。

あ、中野正についての言及はどっかで見た覚えがあったのですが
なにぶんうろ覚えなので。
ちょっと探してみます。
958Jimmy:04/08/24 03:07
>>957
 イーエ、前にも書いたようにしがねーリーマンよ。
 そのうちホームページでも立ち上げて、「撃墜」にいそしもうかと。
 リカード派社会主義は生産関係の変革なしに「分配の公正」を実現しよう
 という主張。分析○はそれを「機会の公正」に置きなおしただけ。
 ローマーが代表的な論者でしょうが、たにもエルスターとかコーエンとか
 色々。ひょっとすると「市場社会主義」の回路を通して伊東誠もかくれ
 分析○かも。わが敬愛私淑する竹内靖雄トンデモ大先生なら、ユートピア論
 として一刀両断すること間違いナシ!
959Jimmy:04/08/24 10:03
>>958
 いけねぇいけねぇ、またしても「大切なお方」の名前を間違えてしまった。
 伊東誠 → 伊藤誠
 「ガハハッ、 イトちゃん、ワリィワリィ」
 「こんどまた”Another Planet"ナ」
960950:04/08/24 15:24
>956
有難うございます。凄まじく頭がクリアになりました。
ご回答をいただかなければ、疑問を抱えたまま、下手したら
一生を過ごしていたかも分かりません。今の世の中、両者を
理解してまともに答えられる方など、そうそうおりませんから。

伊藤誠については、述べられてるとおり、逆流仮説や市場社会主義者
ぶりに疑問を感じており、購入した本も読まれることなく、本棚の隅で
埃をかぶっておりました。
その中には、新品同様の良好な状態で購入した『価値と資本の理論』も
含まれております。捨てなくてよかった。早速読んでみようと思います。

なお、私淑されている竹内靖雄氏の理論的に重要な著書は何でしょうか。
もしあれば、これも参考に読んでみようと思うのですが。
961名無しさん@3周年:04/08/24 21:14
>>958
Analytical Marxismの出発点は、Cohenの
Karl Marx's Theory of History: A Defense
でしょうな。
962Jimmy:04/08/25 00:30
>>960
「少しはお役に立てたようだナ。ウレシイじゃないか、ナ、イトちゃんよ」
「こうなったら、ヤッパ、”Another Planet"でもりがろやんケ」
「ガ、ガンさん、アンタ少しはお若いの見習ったら??」

クククッ、いまさら”見習う”ようなジッァンかヨ
>私淑されている竹内靖雄氏の理論的に重要な著書は何でしょうか。
 @マルクス価格理論の再検討(玉野井編)
 Aマルクスの経済学
 B経済学とイデオロギー
 C市場の経済思想

 Aは森嶋の同名書とは別の竹内自身によるもの。
 Cをのぞき出版年代が古く発行数も少なかったようで、
 大學経済学部の付属図書館以外半端な図書館では
 置いていない。
 A〜Cは反マルクス的な言動に満ちており、毒気の強さはナカナカなもの。
 ココロシテ読んでいただきたい。 
963希流 ◆zZakYvvs72 :04/08/25 00:39
鈴木鴻一郎のゼミでは数学利用が禁止になったとの話は
面白いですね。
古い世代の研究者には、数学に対して拒否感あり?
その点、玉野井芳郎は積極的に数学を利用していたような。
宇野派の異端児ですかね。
964Jimmy:04/08/25 01:05
>>963
 アナ○スレでちょっとしたバトルになっているんで、見にきたら。
  
 鈴鴻さんも労働価値説の肯定的定式化だったら、受け入れた思う。なおこの事件
 が起きたのは、50年代末期(!)。竹内が何を題材に批判を行ったかは不明。
 のちの主張から推測すると、搾取論の批判か。
 玉野井さんは、その気持ちはあったが、数学的な手法を身につけるにはすでに
 年齢が行き過ぎていた。後年エントロピー経済学の論陣を張った際にも、
 エントロピーの数学的定義については、理解していないといわれていた。
965Jimmy:04/08/26 00:59
オーイ誰か新スレ立ててくれぃ。

さて訂正一つ

>>911
 >一番古い「情況」が71年5月号だったりして。チナミに
  この号は”宇野経済学特集”

  宇野経済学の”再検討”ですた。
  宇野先生のイヤミ発言追加。(岩田説での固定資本の制約の取扱いに対し)
  「あれを宇野理論と思ってもらっては大変困る」だと。
966Jimmy:04/08/26 01:12
ソーソ、「コミュニタリアニズムへ」が届いたのよ。
ビカビカの装丁でいかにも信頼性ありそだな。
しばらくはこいつと付き合うとするカァ。
967希流 ◆zZakYvvs72 :04/08/26 01:14
そんな昔の『状況』にね。
そういえば、宇野派の研究者が集まって
『経済学批判』という雑誌を出していましたよね。
あとは、向坂派の『唯物史観』にも宇野派の研究者が
結構書いていたような気がする。
しかし、みんな廃刊になりましたね。
この手の雑誌は衰退する運命にあるんですかね。
968希流 ◆zZakYvvs72 :04/08/26 01:16
おお、青木孝平のが届いたんですか。
忠実な宇野信徒である降旗から青木孝平のような
弟子が輩出されるというのも皮肉なもんですねえ。
969Jimmy:04/08/26 06:59
>>967
もともとこての雑誌は経営的には、絶対的に成り立っていないので、金主
の懐がドコまで続くかという要因と、もう一つはそうまでしてもついてくる
読者がいるのかという需要側の要因とで、「宿命」が待ち受けるという事態に
陥る。あなたはご存じないかもしれないが、68−69頃盛んにわれわれの世代
以上で読まれた「現代の眼」「構造」は総会屋出版社から出ていた。

>>968
「忠実な宇野信徒」でしかない降旗かも知れんが、私はその降旗や、大内秀明、
鎌倉孝夫らが60年代末に諸雑誌に発表した論文によって、宇野理論に入っていくきっかけを
与えられたので、現時点の彼らのポジションウンヌンが怪しげであることは、
ジューブン認めたうえで、その恩義も忘れるわけにはいかないのです。
「ガンさんも  だろ」

もちろん最大の恩義は、私に原理論をいちから手ほどきした我が「お師匠」
負っていることはユーまでもない。

ま、確かに青木孝平はよく勉強しかつ極めてバランスの取れた議論するのは
降旗と一味違うが。
970950:04/08/26 10:59
>965
「情況 宇野経済学の”再検討”」(71年5月号) と
『価値論の問題点』の2冊を早速購入しました。

なかなか興味深く読ませてもらってますが、
疑問もあります。

引用していただいた箇所なのですが、
宇野氏は、「岩田説は固定資本を重視するあまり、平均利潤率は
達成されないとしている」と述べてました。ここまではいいのですが、
それについて宇野氏は、
 1.岩田君は蓄積を忘れている。
 2.資本は儲かるものの方へ資本を向けていく。これは貸付資本に向う
  場合もあれば、新投資にむける場合もある。だから平均利潤は
  成り立つようにできている。
 3.そうでなければ価値論も剰余価値論も解けない。

上の1〜3それぞれがよく分からなかったですね。
1の蓄積を忘れるとは具体的にどういうことなのか?
2の平均利潤が資本の流動性によって成り立つということになれば、
『経済学原理論』でいえば、生産価格以降の信用論の展開は宇野氏
においては、どのような扱いになるのか?
そして、これらの結果、3でいう価値論の展開が頓挫するとすれば、
宇野氏における価値論の具体的展開はどうなってるのか?

それはさておき、岩田氏が宇野に『世界資本主義』を手渡した際、
宇野の叱責に対して、「いや、私なんか先生の手のひらで踊ってる
ようなものですよ」と発言したという宇野の証言には笑いました。

971Jimmy:04/08/26 22:51
>>970
>「情況 宇野経済学の”再検討”」(71年5月号) と
『価値論の問題点』の2冊を早速購入しました。

 マジブッとびィ−。イヤ失礼、「早速購入」ってあなたどういう人よ?!
 どこにそんなもの転がっていたのか、またどうやってそれを見つけ出したのか。
 『価値論の問題点』はまだしも、あの発行部数の少ない『情況』の方まで手に入れちゃうとは。
 情況出版のバックナンバーかなんかで買えるんでしょうか。

 閑話休題、1−3のご疑問ご最もと思うが、私も同箇所30数年ぶりによく読み返して、
 それからお答えできるところあればお答えしたいと思います。宇野先生ご自身にお聞きする
 コトは不可能ですから。

>岩田氏が宇野に『世界資本主義』を手渡した際、
宇野の叱責に対して、「いや、私なんか先生の手のひらで踊ってる
ようなものですよ」と発言したという宇野の証言には笑いました。

 だろ
972名無しさん@3周年:04/08/26 22:55
>>971
 >マジブッとびィ−。イヤ失礼、「早速購入」ってあなたどういう人よ?!
 >どこにそんなもの転がっていたのか、またどうやってそれを見つけ出したのか。



お前、ど田舎に住んでるだろ?w
973Jimmy:04/08/26 23:09
>>972

>お前、ど田舎に住んでるだろ?w
 こっちはコテハンで逃げも隠れもせずやッてんのに、「お前」よわばりか。

 怒るより、悲しいだけ。
974950:04/08/26 23:14
>971

インターネットの古本屋サイトで購入したんです。
便利になったもんですね。
972のようなアホ臭い発言はスルーしちゃいましょう。
いろんな意味で資源の無駄遣いですので。

質問ばかりで申し訳ないですが、上記1〜3については、
お暇なときゆっくりご回答いただければと思います。
975名無しさん@3周年:04/08/26 23:23
>>969
経営的に成り立たない雑誌は、もう出す必要ないね。
いまはネットで発表すればいいからね。
976Jimmy
>>974
 早速のフォロー、ありがとう。
 ちなみにドコのサイトでしょう。私は「日本の古書店」は利用しているんですが。