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名無しさん@3周年:
「資本論」の読み方
@まず第1巻を通読する。これはこれでまとまっている。
A次に第3巻を読む。半分くらいでもいい。
Bその後で第2巻にかかる。特に第3篇「再生産表式」は紙と鉛筆を用意。
なお@については、いちばん難解とマルクスも言う最初の価値論のところで悩まないこと。
ざっと読むつもりで通読する「突破力」が求められる。そのあとはさほど「難解」ではない。
何度も読むから「古典」、何度も読み返さないとわからないから「古典」、そのうちジワジワ味が出てくるから「古典」だ。
コテンとひっくり返らず、時に処女のごとく時には脱兎のごとく、メリハリつけて読めばいい。
あ、そうだ。「解説書」「註解書」のたぐいは本体よりかえって難しかったりするので注意。
内田義彦「資本論の世界」(岩波新書)は好著。在庫切らしてないだろな>岩波
では、せっかく「読んでみようかな」と思った諸君、健闘を祈る!