【共産党系労組以外の強力な労組は?】

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27名無しさん@1周年
詫びはいらない開票を、支持者の怒号響く豊見城市議選
22日投開票された豊見城市議選の開票所となった市立中央公民館中ホールでは、票の不足が判明した23日午前1時過ぎに作業が中止されたまま、夜明けまで選管の確認作業と協議が続いた。
票の置き忘れという選管の失態に支持者らの怒りは爆発、緊迫した未明の開票所に怒号が響いた。選挙の保留という結果となり、9時間以上にわたる緊張の疲れが、関係者の表情を色濃く縁取った。
「投票者の気持ちを踏みにじるのか」「詫びなどいらない。全部ちゃんと開封しろ」。23日午前3時すぎ、赤嶺栄吉豊見城市選管委員長が不在者投票1600票余の置き忘れと、
その票を「死に票」扱いにすることを発表すると、待機していた支持者らは感情を一気に爆発させた。
開票が進まぬただならぬ雰囲気の中、じりじりとした面持ちで選挙結果を待っていた約50人を超す関係者のそれまでの不安と疲れは、驚きと怒りに変わった。
「自分の票がどうなったのか確認したい。選挙をやり直してくれ」「候補者にとっては重い1600票だ。責任を取れ」。目を充血させた支持者の男性らが問題の票の束を指さし、声を荒らげた。
「どうおわびしていいか言葉もない。大変申し訳ない」と繰り返す赤嶺委員長。選管が再び調整に入ると、会場は重苦しい静寂に包まれた。
選管との話し合いで、立会人らは「この票を生かせる方法があるのか検討しないといけない。結論を急ぐと大失態になる」「有権者、候補者の感情もある」と指摘。選挙の保留が決定された。
夜も明けた午前6時前、職員らは沈痛な表情で票の片づけを進め、長時間の開票作業にいったん終止符が打たれた。
選挙無効になりかねない/公選法に詳しい池宮城紀夫弁護士の話
1600票を超す大量の票が事務的なミスで放置されていたとは、前代未聞の不祥事だ。これだけの票が単に“死に票”として処理されれば、有権者の参政権がないがしろにされる結果になり、
憲法上の問題になる。当落の順位が入れ替わる可能性があり、訴訟も考えられる。場合によっては選挙自体が無効になりかねない深刻な事態だ。