1 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2000/11/28(火) 20:31
兄弟が同じお墓に入るのは、やっぱりダメなのでしょうか・・・
2 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2000/11/30(木) 01:42
いいんじゃないですか?
3 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2000/11/30(木) 23:02
いいのかなー・・・
ちなみにうちは日蓮宗なのですが、2chにお坊さんがいたりしないかしら?
結構切実な悩みなのです。ふぅ
4 :
名無しさん@1周年:2000/11/30(木) 23:40
うちのオヤジのお墓には代々兄弟でも入っていますよ。
仏教の教義上兄弟で墓に入ってはいかんというものは皆無です。
ただ相続なんかの関係で「家訓」として兄弟の共葬は不可としている家があります。
墓の世話をすることが家を継ぐことを意味すると解釈することもあるからです。
同じ墓に入っている人の息子だから遺産の分け前をよこせ、と言ったりすることでもめる人達もいるからです。
そういう問題が無いなら兄弟仲良く同じお墓にはいるっていいことじゃないですか。
ちなみに僕はボウズ大学を出て修行して住職資格をもっていますが大卒後は仏教界とは無縁にしています。
寺とかとは無関係なサラリーマンです。
5 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2000/12/04(月) 22:49
レスありがとうございます。
なるほど、地域性とかもあるんでしょうかねー。
うちの方(東京の下町)では、兄弟が一緒は好ましくないと
思ってる人が多いようです。本当は菩提寺に聞くのがいいのですが
今の代になってから、奥さんがビジネスちっくに仕切っているので
なんとなく聞きづらくて・・・
ちなみに家訓はないけど、家を継ぐ=墓の世話はまったくそのとおりです。
ま、すぐのことではないのでちょっと考えてみます。
ハム(伊藤)
7 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2001/08/01(水) 00:57
>>今の代になってから、奥さんがビジネスちっくに仕切っているので
ビジネスチックは良いんですが、それに信仰心?をまぶしているのが困るんですよね
8 :
葬儀屋:2001/08/01(水) 11:06
兄弟で一緒にというのは、最近の寺院では結構だめかもです。
昔の「家制度」からすると 兄は本家で弟は分家という考えになり、
分家は本家の墓にははいれない。とすると分家は自分で墓地を買えというのが
今のお寺の考えであり、大切な収入源になっています。
まあどーしてもというのなら大丈夫なとこもたくさんあるでしょうけど。
9 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2001/08/01(水) 11:25
うちは寺だけど兄弟一緒にって墓結構あるよ。
本家と分家と言う考え方からすると問題あるのかもしれないけど
うちの場合はなくなった人やその家に人はどうしたいかということのほうを
優先しているからね。
10 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2001/08/03(金) 08:11
Q「兄弟で同じ墓に入るのはダメか?」
A 親族の同意があれば、全く良いと思います。
長くなるので、要点だけを申しますが、先ずお墓は誰の為に建てるのか?
そして何の為に建てるのか?を理解しておく必要があります。
結論から言うと、お墓は亡くなった人、埋葬された人の為では無く、
遺族が亡き愛する人の冥福を祈ることを通じて、宗教的情操を養う
ことを目的に、その遺族の為に建立されるものでありのものであると言えます。
それと現在の家墓制度は、明治9年発布の明治民法以降のものであり、
それ以前の墓は個人墓か合祀でもせいぜい夫婦墓ですが、それには武家や有力商家
以外には、家という概念が無かった事もあります。何てたって庶民は苗字が無いのですから。
さらには、庶民が墓地に埋葬される様になったのは江戸中期以降のことです。
ですから墓地の埋葬形態というのは時代時代に応じて変化しており、これが絶対である、
と言うような形は存在しません。
強いて言うならば埋葬された方が喜ばれる様に、遺族や子孫たちがお参りしてくれる
お墓を建立する方が良いのであり、墓地が原因で遺族や親族が相争うようなことは
避けた方が、亡くなった方も不本意でしょう。
11 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2001/08/03(金) 08:23
少子化のすすむ今日、家墓に固執するばあい、娘一人であれば当然墓地
の世話をする人もやがて絶えて無くなります。
さらに、現代日本人は社会状況から生まれ育った土地とは異なる場所で、
生活する人が増えました。
たまたま就職の都合で家を買った土地には、祖先や親族もいなければ、
子供達もそこで暮らすとも限りません。
そんな場所に墓地を求めても、跡誰が参ってくれるのでしょうか?
近い将来にも、子供たちが移転しなければならない状況も有り得ます。
かつての親の位牌を兄弟で複数作ると死者が迷って良く無いとか、墓地が云々
というような家の祭祀権に関する迷信や俗諺は、全て家長制度という
財産相続権を混乱無く実施する為のものであり、宗教的なものではありません。
兄弟一緒に田舎の本家の墓地に祭ってもらって、祟りがあるはずはありません。
兄嫁が嫌がったり、従兄弟でもめるのは、それ以前の平素の人間関係、信頼関係
が築かれていなかったということでしょうね。
12 :
名無しさん:2001/08/14(火) 13:05
墓石に「○×家」って彫り込むのは良くないと、家の旦那寺のおすさん
が言ってました。
(真宗なので)南無阿弥陀仏と入れておけば、名字が違う人でも抵抗なく
一緒に葬ってあげられるからと。
13 :
名無しさん@京都板じゃないよ:01/09/14 03:42
「兄弟(姉妹)」が一緒に入るのは、まあ許せたとしても、
何十年か後に「いとこ同士」、更に何十年か後に「はとこ同士」。
また、結婚して家を出た人が「兄弟(姉妹)」つながりを
頼って合祀を求める可能性も否定できません。
世代を進めて考えれば、兄弟(姉妹)間では円満に事が進んでいても、
後々トラブルの元を生む気がします。
これまでの「家制度」「家督相続」に則った墓所のままでの
合祀には、限界があるでしょう。
沖縄に見られる「一族全体の墓」なんて、参考になるかもしれません。
14 :
名無しさん@京都板じゃないよ:02/01/25 14:56
>>12 墓石に「○×家」と掘るのは良くないと言うか、本来は「南無阿弥陀仏」
と書くべきです。(真宗では)それは墓参りというのは、供養等というも
のではなくではなく、亡くなった人をご縁に縁のあった方々で集まって、
亡き人を偲びながら、我々生きている人間が仏法に会い、ふと考える機会
であるからです。
同じように、誰と誰が墓に一緒入ろうが問題はありません。
ただ生きている我々が、納得するのであれば。
極小規模の寺墓地や古くから残る野墓地であれば支障ないと思うが、民間霊園等の
区画数が1,000を超えるような中規模以上の霊園では、家名の無いお墓は家族以外の
墓参者には識別困難。
納骨可能か否かは、寺墓地であれば住職に、公営&民間霊園であれば管理者へ規約を
確認。墓地霊園により違う場合あり。
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