>>56 尾関宗園のことだね。
わりと有名な人で、関西ではたまにテレビとかにも出てるよ。
おれもあの坊主は好きじゃないが、じつは同情してる部分もあるんだ。
いまでこそ教科書に載るほど有名になった大仙院だが、
跡継ぎがなった大仙院の住職を、尾関さんがひきうけた当時は
荒れ果てていたらしい。
大仙院は檀家がない、つまり収入がないお寺だから、
荒れていた枯山水を整備して、積極的に観光客に
アピールして観光収入を増やす以外に建て直すてだてがなかったらしい。
庭園をユーモラスに(といってもぜんぜん面白くないが)解説するとかも
最初のうちは好評だったらしい。
苦労人だから人生訓的な著書をたくさん書いてて、
それをアピールするのも寺のためには必要だったんだろう。
まあ、営業マンとしては優秀だったといえる。
問題なのは、一時は評判になったその手法を
その後もぜんぜん変えてないというところにあるな。
おれが初めて大仙院に行ったのは小学生の時、もう30年近く前のことだが、
その時から現在まで、ずーーーーっとあの調子でやってる。
時代にあわせて参拝者への対応を変えないと、
>>56みたいな反感は
やっぱりもたれるだろうな。
もう観光地として十分すぎる知名度もあるんだから、
考えてほしいね。