737 :
ランボー法師 ◆Nic8pW.NtU :
坊走老人 寺子屋ランボー法師 体験記「慈救」 第三章 神と信仰
という考えかたであるが、はたしてそうだろうか。
日本の宗教のなかにも、それに近い考えかたをしている教団もあり、あの世で必ず救われる
のだから、ただただ信じておすがりしなさい、と。
しかし、かの弘法大師空海は、「いま、この現世で救われずして、なんであの世で救われるや。」
と言われたのは、有名な話ですが、いみじくも、いまここで救えないものが、なんであの世の
遠いところで救われるのか?身近なこの世で救ったらよいのではないかと。
また神は、人が病気で苦しむのを喜ぶはずもないし、病弱な体を与えるようなことはしない。
そのことは、霊界を知ればよく理解できる。