神職・巫女さんに質問【巻之弐】

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952名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/09(金) 15:17:38.69
巫が女性、覡が男性にあたる。
953名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/09(金) 15:42:13.99
いわゆる、日本三大神楽といわれる石見/出雲神楽でしね。(石見。高千穂。淡路)

須佐之男命(神祖。熊野大神櫛御食野尊/布都斯御魂尊)が日本初と言われる統一国家の大出雲国(北陸、中部関東以西の西日本を統一)を建国する端緒、足掛かりと成った逸話が元ネタの神話かと。

八岐遠呂智/八岐大蛇は・・・
越の国(北陸)の高句麗系の渡来勢力が出雲地方に毎年略奪、搾取に来る事の比喩(高句麗は須佐之男命と父君布都御魂尊の故国、弗琉国を滅ぼした仇敵)。だとか、
出雲を支配していた豪族のオロチ族(高句麗系?タタラ製鉄を独占支配。)の事だとか、
(以降、須佐之男命の勢力が製鉄技術を支配し無敵の八幡(八千矛)の軍団を形成。
・・・青銅武器と鉄製武器では鉄製武器は向かうところ無敵の鬼神の如しで
青銅器武器を用いる敵方には悪夢と悪魔の武器))と
農業技術や道具類の向上=生産性の向上に資した。

西出雲の大河で毎年氾濫した暴れ川の斐伊川の事だとか。

一説に、ヤマタはヤマトと音韻が酷似?
すると「ヤマトの大蛇」となり、神武天皇を恐み、ニギハヤヒの長子ウマシマジの尊(物部の祖)が滅ぼしたヤマトのナガスネヒコ(在地の大勢力)に比定。
また、大蛇と言えば三輪山の祭神(=正にヤマトの大蛇)とも重なって何ともややこしい事に(^^;)
また、崇神天皇(第十代?)を悩ましたのが各地に出没した大蛇。

♪ああ、ヤヤコシヤ〜。ヤヤコシヤ〜。

近畿並びに近隣では古代(一世紀〜三世紀頃)唯一無二、国内最大と言われる鉄器工廠の遺跡が淡路島の播磨灘側の山中の五斗長・垣内(ゴッサ・カイト)遺跡(現在、体験型遺跡公園として整備)。
徳島にも多数遺跡がある由
954名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/09(金) 15:55:17.45
>>952
ありがとうございます。
覡と同義かどうかは判りませんが、シャーマン的な職能者という意味で、男でもいわゆる「ミコ」の立場には
立てるものだと思うのですが、今の神社の職上で、そのような立場の人はもういないのでしょうか
955名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/09(金) 18:47:29.33
956名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/09(金) 21:02:11.07
>>954
日本においても男性シャーマンである覡の伝統がなかった訳じゃありません。
ですが基本的に巫覡が組織のトップとなった事例が日本では余り多くはありません。
あの卑弥呼ですら「鬼道」がシャーマニズムであるか否か明らかでなく、単に道教の一バージョンでしかないという説すらある程ですんで。
覡に近い存在で神社の組織の首であったので有名なのは諏訪大社の大祝あたりでしょうか。
神社に覡に近い存在が居た事例は結構ありますが、組織のトップであったものは余りありません。
明治の神社改革以前ですらこういう状況でしたから、当然現代においては霊能者や霊能者まがいの人物の自称を除き有るものではありません。
また伝統ある神社でも神職が勝手に自称しているので無い限り、そういう事は無いものと考えて下さい。
要は全くの個別の事例でしかありません。
957名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/09(金) 21:47:09.08
諏訪の大祝は脱魂や憑依で神霊との連絡をとるシャーマンと言うよりも・・・
肉身の神そのものと言ったほうが近くないか
958名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/10(土) 01:35:13.49
質問です。神社に参拝するとき、お賽銭を投げますが、
貨幣が普及していない古い時代にはどのように参拝していたのでしょうか?
伊勢神宮や出雲大社が出来た古代の日本にお金があったとは思えないのですが。
959名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/10(土) 07:04:21.00
>>958
昔は参拝時にお金では無く捧げ物を持って行ったのだけれど、それが上等な布物だったり、珍しい特産物だったりしたのだと。
いまも幣帛っていうのがあるけど、そこに布という字が入っているのはその名残なんだと。
平民は御祈祷なんかできなかったし、昇殿参拝なんて以ての外。なにしろ上等な奉納の品なんて用意できっこなく、せいぜい自分に用意できる範囲のものをもって奉納するくらい。
こうしてみると、神社側がただ金にがめついだけに見えちゃうけど、逆に言えばただの人がおいそれと御神前にでられはしなかった、ということだと思う。

ついでにいうと、御師なんてのが発生したのもそういう理由からだったと思うよ。
960名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/10(土) 17:48:49.16
961名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/10(土) 18:15:45.39
>>956 ありがと 勉強になりました
962名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/10(土) 23:08:05.76
>>957
確かにどちらか言えば諏訪大社の大祝は諏訪大神の現身と見做すべき生ける神の憑坐なんで、単なるシャーマンと括るのは不適なんですが
シャーマン的特性でもある託宣をした伝承もある事から出してみた次第。
むしろ明治まで住吉大社に居た斎童の方を出した方がよかったかもしらんですね。
963名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 02:21:47.71
祝詞をあげて参拝するときの作法についてお伺いします。
現在、神社神道における祝詞奏上時の作法は、二拝→祝詞奏上→二拝二拍手一拝ですが、
身禊大祓と神社拝詞(神棚拝詞)をあげるときはどうすれば良いのでしょうか?

二拝→身禊大祓、続けて神社拝詞→二拝二拍手一拝で良いでしょうか?それとも、
二拝→身禊大祓→二拝二拍手一拝、一呼吸置いて、二拝→神社拝詞→二拝二拍手一拝でしょうか?

よろしくお願い致します。
964名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 02:51:31.29
一つの行事なら上、別の行事なら下
965名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 04:51:25.18
質問です。
神農様への専用の祝詞は御座いますか?
966名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 08:30:51.81
神農祭の祝詞があります
967名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 09:12:20.59
>966
有難う御座います。
神農祭の祝詞が分かるサイトか本はありますでしょうか?
968名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 09:26:28.11
>>964
ご回答、有り難うございます。

>一つの行事なら上、別の行事なら下

ちょっとよく意味が分からないのですが、
もうちょっと詳しく教えていただけませんか?
969名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 12:39:40.95
>>963
「天の御柱」と言って、大きく一つうつ
「国の御柱」と言って、小さく一つうつ
「八百万神たちこれにより給へ」と唱えて祈願をする
「国の御柱」と言って、小さく一つうつ
「天の御柱」と言って、大きく一つうつ
「八百万神もとの宮へ帰り給へ」と唱える

神拝に天の御柱、国の御柱と言えば、神々へ祈願よく届いて、聞き入れてくれる

参考:「仙境異聞」平田篤胤
970名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 15:17:19.55
>>968
二つの祝詞を合わせて一連の行事として行うなら続けて読めばいいし
それぞれ別の行事だと認識してるならそれぞれ拝礼すればいい。

昼御飯の後に出てくる果物が食後のデザートなら、全部食べてから「ごちそうさま」
おやつだったら、昼御飯の「ごちそうさま」してから果物の前に「いただきます」
みたいなもんで論理必然的にどっちが正しいってのはないです。
971968:2011/12/11(日) 15:59:38.51
>>970
なるほど、大変よくわかりました。

ご丁寧に有り難うございました。
972名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 19:18:08.91
小さい神社の神主ってどうやって生計経ててるの?近所の神社なんて年間3回しか祭ないのに?
失礼かも知れないけど普通の日なんて人もこないし賽銭なんて期待できないのに…。
それに、こういった神社ってどう運営してるの?
973名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 19:33:57.22
運営資金は町内会費から
974名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 19:37:48.71
975名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 19:52:34.98
コダカラベンケイソウを覚えました
976名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 20:56:52.69
此れの神床に斎ひ鎮め奉る 掛卷くも畏き天照大御神 産土の大神 (神棚にお祀りする
全ての神祇の御名を読み上げる)大神等タチの大前オホマヘに 恐み恐みも白さく
大神等の高き尊き御恩頼ミタマノフユに依り 平タヒラけく安ヤスラけく有アリ経フる事を嬉ウレしみ
忝カタジケなみ 日ヒに異ケに拝ヲロガみ奉る事の状サマを 美ウマらに聞食キコシメし相アヒ諾ウヅナひ給ひて
今も往先ユクサキも弥益イヤマシに御霊ミタマ幸サキはひ給ひて 天下アメガシタ国といふ国のなべて 
人といふ人の悉コトゴト 有りと有る物 皆安く穏オダヒに 立栄タチサカエしめ給ひ
○○○○が家には些イササカも内ウチより起こる災害(わざわゐ)無く 外より入り来る禍事マガゴト無く
家族親族達ウカラヤカラタチさづけ給える魂は穢がさじ 依さし給へる職業ナリハヒは怠らじと
身を修め心を励まし 人と有る可き理コトワリの随々マニマニ いそしみ勤めしめ給い
なしとなす事等をば幸サキく真幸マサキく在らしめ給ひて 病ヤマしき事なく 煩ワヅラハしき事なく 
家門イヘカド高く広く 弥栄イヤサカエに立栄タチサカエしめ給へと乞いのみ奉らくを
大御心も和やかに聞こし食せと 恐み恐みも白マヲす


※出雲大社の神拝詞と、祝詞スレに出ていた神拝詞を合わせて作ってみました。
年末か年始に神棚にお唱えさせていただこうと思っています。
もし、修正すべき箇所があれば、添削よろしくお願い致します。
977名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 21:26:04.22
祝詞を神主以外が奏上しても良いものなのでしょうか?
それっておかしくねぇ?って思ったり…主観デスケドネ
978名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/11(日) 21:54:20.07
>>977
日々、神明奉仕に勤しむ神主には、「なかとりもち」としての
熟練の言霊があるから、一般崇敬者の奏上する祝詞とはまた一味違うけど、
別に一般崇敬者が祝詞をあげてはいけないということはありませんよ。
979名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 20:59:08.95
>>965
少彦名命に関係する祝詞でいいのではないかな。
980名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:14:27.82
981名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:20:01.51
981
982名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:20:16.55
983名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:27:04.61
982
984名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:28:00.72
984
985名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:29:25.94
985
986名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:37:00.16
986
987名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:37:24.88
987
988名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:37:45.40
988
989名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:39:19.28
989
990名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:39:32.57
990
991名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:51:06.53
992名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 21:51:45.57
小梅
993名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 22:15:23.02
993
994名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 22:16:07.76
994
995名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 22:16:26.29
995
996名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 22:25:33.51
996
997名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 22:36:15.59
997
998名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 22:41:36.34
998
999名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 22:42:00.09
999
1000名無しさん@京都板じゃないよ:2011/12/13(火) 22:42:19.98
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