【総本山】 高野山真言宗総合スレ参壱【金剛峯寺】

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234ランボー法師 ◆uIU6J7Th0Y
寺子屋ランボー法師 地獄から救済 2

何とか、ゆみ子を殺すことを諦めさせて、供養をした。
その後も何人かの先祖が同じように、ゆみ子を殺すと出てきたが、なんとか説得して供養をした。
しかし最後に出た先祖霊は供養を受けようとはしなかった。
そしてこの先祖霊と、ゆみ子を護るための攻防が始まった。
何日かの攻防が続き、その霊は攻撃を諦めようとしない。しかし、その霊は弱ってきたようだ。
こんなにダメージを受けてもどうして攻撃をやめようとはしないのか不思議だった。
だめでもともと、その理由を聞いて見ることにした。
「そなたは結界や九字護身法そして調伏術などで、そのように辛いめに会っているのに、どうして攻撃しなければならぬのか。」と問いただしたところ、「ある人(霊)に命令されてしかたなくゆみ子を連れて行こうとしている。」と言うのです。
その後は狐や蛇の霊も攻撃に加わったのです。
 余談ですが、この動物園騒ぎで面白いことに気がつきました。
巷にでている呪術の本にのっている、悪霊封じの術を試したときのことです。
攻撃してきた狐の霊を封じるため、始めに本のとおりに梵字を書いた板にマントラを唱えながらクギを打ち始めたら、その狐の霊が言うのには「坊主そんな所に柵をつくって何するんだ。トラでも入れて動物園でもするのか。」と笑っているのです。
次に私がやっていた方法ですると、「おい、何をするのだ。俺を囲ったら出られなくなる。」と怒りだしました。
やっかいな先祖霊に対する有効な手立ても見つかりました。
脅されてやっていることですから封じるわけにもいかず、その霊の頭に孫悟空の頭の輪を被せて締まるように念じたところ非常に良く効き目が出ました。
そうしてこの霊もリタイヤしました。