真言宗醍醐派について 第拾肆座

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657ランボー法師 ◆uIU6J7Th0Y
参考に下記の記事を紹介しよう。
http://www.tibethouse.jp/culture/mani.html
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
マニ車は神聖なもの
チベット人は、マニ車に巻かれている経文「スン」だけを買ったり僧院から入手したりして、
マニ車を作ることもある。
この場合、マニ車の上下、表裏を絶対に間違わないように巻き上げることが大切である。
経文を間違って巻くと回しても正しく真言を唱えたことにならず、間違って巻いた人には
悪い業が生じ、それを知らずに使用した人には功徳が少なくなると考えられているからだ。
マニ車は、「スン」を正しく巻いて、高僧に「ラプネ」(「入魂の儀式」)を受けて初めて使用
可能となる神聖なものである。


加持については、加える持つと書かれているように、仏様の力をもってものごとに霊的安定
を維持する事にあり、今回の場合諸供養物を霊的清らかさを維持することにあり、そこには
穢悪(えあく)な霊から諸供養物を守り献上する目的があり、法力のバリアがあってはじめて
成されるもので、そのバリアこそが結界であり、その認識がなくては、羯磨加持の目的を
達する事はできない。

また、結界であれば最初にゴミを払い、次にバリアを張るのが当然の成り行き、
拠って逆順が正当と考える。