日蓮宗・日蓮系諸派総合スレ [

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1大騒ぎ
さて『南無妙法蓮華経』を唱題行とされる方々の八番目のスレッド。
途中参加のアタシが好き勝手に書いては、諸賢の叱責を頂戴致して
おりますが「此れは正に『善智識』の具現なるべし」と慶んでます。

無量義経・妙法蓮華経・佛説観普賢菩薩行法経の所謂『法華三部経』
の「語彙解釈という正攻法」をしてるツモリが誤謬の森に彷徨い込んで
たり、在家教団の「オリジナル.ワーク」を修行と誤解してたりで、
困惑したり、迷ったり。。。なのが現代でしょうが。。。

漢文でも古文でも「読めば解る様に教育を施された」特異で
奇遇な現代に生れ出でたる・・・一大事の因縁を持てる者・・・
アトもうチョイトな。。。実態が「バラモン」「阿羅漢」なのです。

修法師様のご投稿をお待ち申し上げますと同時に、在家諸賢の
闊達なご感想を綴って戴きたく存じます。           拝
2大騒ぎ:2007/10/26(金) 08:12:17
<譬喩品:全文>其の弐拾参
(譬喩の比喩足る由縁を説いてます。此処では『平等大恵・一乗』の)
(『妙法蓮華経』の体格を観想すれば宜しいでしょうねぇ)

世尊、若し是の長者、乃至最小の一車を与えざるも、猶お虚妄ならじ。
何を以ての故に、是の長者先に是の意を作さく、我方便を以て子をして
出ずることを得せしめんと。是の因縁を以て虚妄なし。何に況んや、
長者自ら財富無量なりと知って、諸子を饒益せんと欲して等しく大車を
与うるをや。
3大騒ぎ:2007/10/26(金) 08:12:54
<譬喩品:全文>其の弐拾四

(はい、苦ってぇのは何でしょうか?からの『大乗教説』を此処で総括します)

仏、舎利弗に告げたまわく、善哉善哉、汝が所言の如し。
舎利弗、如来も亦復是の如し。則ち為れ一切世間の父なり。
諸の怖畏・衰悩・憂患・無明・暗蔽に於て永く尽くして余なし。
而も悉く無量の知見・力・無所畏を成就し、大神力及び智慧力あって
方便・智慧波羅蜜を具足す。
大慈大悲常に懈倦なく、恒に善事を求めて一切を利益す。
而も三界の朽ち故りたる火宅に生ずること、
衆生の生・老・病・死・憂悲苦悩・愚痴暗蔽・三毒の火を度し、
教化して阿耨多羅三藐三菩提を得せしめんが為なり。
諸の衆生を見るに生・老・病・死・憂悲苦悩に焼煮せられ、
亦五欲財利を以ての故に種々の苦を受く。
又貧著し追求するを以ての故に、現には衆苦を受け、
後には地獄・畜生・餓鬼の苦を受く。
若し天上に生れ及び人間に在っては
貧窮困苦・愛別離苦・怨憎会苦、是の如き等の種々の諸苦あり。
衆生其の中に没在して歓喜し遊戲して、覚えず知らず驚かず怖じず、
亦厭うことを生さず解脱を求めず。
此の三界の火宅に於て東西に馳走して、大苦に遭うと雖も以て患いとせず。
4大騒ぎ:2007/10/26(金) 08:13:29
<譬喩品:全文>其の弐拾五

(説法の段階を此処で説明します)

舎利弗、仏此れを見已って便ち是の念を作さく、我はこれ衆生の父なり。
其の苦難を抜き無量無辺の仏智慧の楽を与え、其れをして遊戲せしむべし。
舎利弗、如来復是の念を作さく、若し我但神力及び智慧力を以て方便を
捨てて、諸の衆生の為に如来の知見・力・無所畏を讃めば、衆生是れを
以て得度すること能わじ。所以は何ん、是の諸の衆生未だ生・老・病・死
憂悲苦悩を免れずして、三界の火宅に焼かる。何に由ってか能く仏の智慧を
解らん。舎利弗、彼の長者の復身手に力ありと雖も而も之を用いず、
但慇懃の方便を以て諸子の火宅の難を勉済して、然うして後に各珍宝の大車を
与うるが如く、如来も亦復是の如し。力・無所畏ありと雖も而も之を用いず、
但智慧方便を以て三界の火宅より衆生を抜済せんとして、
為に『三乗の声聞・辟支仏・仏乗』を説く。
5大騒ぎ:2007/10/26(金) 08:14:08
<譬喩品:全文>其の弐拾六

(説法の段階を此処で、更に丁寧に説明します)

而も是の言を作さく、汝等楽って三界の火宅に住することを得ること莫れ。
麁弊の色・声・香・味・触を貧ること勿れ。
若し『貧著して愛を生ぜば則ち為れ焼かれなん』。
汝等速かに『三界を出でて、当に三乗の声聞・辟支仏・仏乗を得べし』。
我今汝が為に此の事を保任す、終に虚しからじ。
汝等但当に勤修精進すべし。如来是の方便を以て衆生を誘進す。
復是の言を作さく、汝等当に知るべし、此の三乗の法は皆是れ聖の称歎
したもう所なり。自在無繋にして依求する所なし。
是の三乗に乗じて、『無漏の根・力・覚・道・禅定・解脱・三昧』等を以て
自ら娯楽して、便ち無量の安穏快楽を得べし。
6大騒ぎ:2007/10/26(金) 08:14:48
<譬喩品:全文>其の弐拾七

(此処で、初級の声聞乗・中級の辟支仏乗・最上の大乗を説明してます)

舎利弗、若し衆生あり、内に智性あって、仏世尊に従いたてまつりて
法を聞いて信受し、慇懃に精進して速かに三界を出でんと欲して
自ら涅槃を求むる、是れを『声聞乗』と名く。
彼の諸子の「羊車を求むるを以て火宅を出ずる」が如し。

若し衆生あり、仏世尊に従いたてまつりて法を聞いて信受し、
慇懃に精進して自然慧を求め、独善寂を楽い深く諸法の因縁を知る、是れを
『辟支仏乗』と名く。
彼の諸子の「鹿車を求むるを為て火宅を出ずる」が如し。

若し衆生あり、仏世尊に従いたてまつりて法を聞いて信受し、勤修精進して
一切智・仏智・自然智・無師智・如来の知見・力・無所畏を求め、無量の
衆生を愍念安楽し、天人を利益し一切を度脱する、是れを『大乗』と名く。
菩薩此の乗を求むるが故に名けて摩訶薩とす。
彼の諸子の「牛車を求むるを為て火宅を出ずる」が如し。

舎利弗、彼の長者の、諸子等の安穏に火宅を出ずることを得て無畏の処に
到るを見て、自ら財富無量なることを惟うて、等しく大車を以て諸子に
賜えるが如く、如来も亦復是の如し。
7善哉善哉
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