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ランボー法師 ◆uIU6J7Th0Y :
早朝寺子屋
准提観世音菩薩護摩は、延命術を使うことがあるために修します。
生まれて十三ケ月になる赤ちゃんが、ある夜突然狂ったように部屋をはい回り、空を見つめて
唸りはじめたのです。
顔は青くなり震えも加わり、このままでは死んでしまうと、親はとるものもとらず、総合病院へ
連れてゆきました。その場にいたお祖母ちゃんの電話で、すぐに延命術を修しました。
二時間も過ぎたでしょうか、またお祖母さんから電話がかかってきました。「孫もお陰様で、
落ち着きました。とりあえず、◎◎病院に入院させました。またこのようなことが起きたらと思うと、
心配で、どうしたらよいでしょう」と言うのです。
「明日子供のそばを離れることができるようでしたら、その子の親と一緒にきてください」と告げました。
翌日きましたので、赤ちゃんに憑依した霊を供養するためお参りを始めたら、その憑依した
女性の霊が言うには「この家の先祖に私の子供を取られたの。この赤ちゃんが、その子と
とても似ているので、自分の子のかわりに、連れてゆくの」と言うのです。
連れて行かれては困るので「准提観音様が止めに行かなかったかい」と聞くと「来ました。
連れて行くことは悪いことだから止めるように、何度も説得されたが、どうしてもこの子が欲しい」と
「分かった。では貴女の子供(チョンマゲ時代の人だから子供が寿命をまっとうしても、
生きていれない年月が経っている)をここに連れてきて、一緒に供養をするから、この赤ちゃんを
連れて行かないでほしい」「分かりました」そのあと、その霊の子供の霊を呼んで供養をしたら、
喜んで霊界に旅立っていった。一週間程経ってお祖母さんから電話がきた。「先生困りました。
孫が元気すぎて親を寝かせないので、寝不足でまいっている」と。
仏様は、私達の願いを適えるため、身をこにして、動いてくださいます。その事実をしったら、
感謝せずにはいられないのです。