「大阪宗教者9条の会の小倉と申します。宗教と一口で言いましても、世界中にはごまんと宗教が
ありまして、…宗教というのは大きく二つの分かれるのではないかと思っているのです。
何かと申しましたら、良い宗教と悪い宗教だと。(笑)…何という主観的な分類をするのだと怒られる
かもしれませんが、良い宗教と申しますのは、私から言わせれば本来の宗教。
元々の宗教の動機というのは、苦しんでいる人、困っている人、抑圧されている方々の立場に立って、
苦しい現実の中でもしっかりがんばって、顔を上げて胸を張って生きていこう。夢や希望を与えていく、
助け励ましていくという、心の支えとなっていく、そういう役割を持っていたのではないかと思うのです。
それと同時に、そういう宗教は、平和とか平等という立場から、時々の支配者や、国家権力の横暴に
対して異議を申し立てていく。世俗の権力を相対化していくという、そういう役割も果たしてきたのでは
ないかと思います。」
http://www.geocities.jp/osakalawyers9/4.6rentaisyuukyou.htm