942 :
名無しさん@京都板じゃないよ:
おんなじ髪型で、服装は制服で、その時あたしは白いカーディガンを着てたんだけど、もう1人のあたしは灰色っぽいセーターをきてた
もちろんあたしはそのセーターを持っていた
どこのブランドかわからない古いもので、家族の誰かのだったんだけど勝手に借りてたのだ
たまたまその日は着てなかったけれど、普段からよく学校に着ていってたもので、古いニット特有のもったりした形で、当時そんなシルエットのセーターを着ている女子高生はいなかった
あたしだったよ
きっとあたしが持っていない服を着て、全然違う髪型をしていてもわかった
目でわかったんじゃなくて、感覚でわかった
それも、「確信」だった
もう1人のあたしはまっすぐ前を見て、1人で歩いていた
目が合う前に、顔を背けてしまった