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127名無しさん@京都板じゃないよ
気多大社の対立鮮明に 御贄祭、2人の「宮司」別々に神事

宮司の「懲戒免職」問題で揺れる羽咋市の気多大社で一日、豊漁を祈願する「御贄祭(みにえさい)」が
二人の「宮司」で別々に執り行われ、伝統の祭事が二つに割れる前代未聞の展開となった。
「粛々と奉仕するだけ」と神社本庁側の処分をはねつける三井秀夫氏と、「新しい気多大社をつくる」
とする厚見益樹氏(県神社庁長、神社本庁理事)。双方の関係者が神門前で顔を合わせたものの、
話し合いには至らず、「能登一ノ宮」をめぐる亀裂は決定的な対立へと発展した。

御贄祭は約四百年前から続く豊漁祈願で、本殿前の柱に魚がつるされる珍しい祭事。
神社本庁が八月二十九日付で三井宮司を懲戒免職、兼任宮司に金沢市の安江八幡宮宮司
でもある厚見氏を任命した後、初めての大きな神事となった。

三井氏は一日午前八時半ごろ、神職三人、巫女(みこ)一人とともに拝殿に上がり、
参列者約十人を前に神事を執り行った。
一方、同日午後一時すぎ、厚見氏は神職二人、県神社庁関係者ら五人とともに気多大社へ。
神門の前で、三井孝秀権祢宜(ごんねぎ)が「お引き取りいただきたい。きょうは混乱を招きます」
と中止を求めたのに対し、厚見氏は「新宮司です」と言い、拝殿へ向かった。
拝殿は三井氏側が事前に戸を締め切ったため中へは入れず、厚見氏の初の神事となる「御贄祭」は
拝殿前で行われた。三井氏側に批判的な地元町会役員ら約二十人が参列した。
この後、厚見氏は三井氏に面会を申し出たが、「奉仕中」を理由に実現には至らなかった。

気多大社では今後、十一月の新嘗祭、十二月の鵜祭など重要な神事が控えている。
厚見氏は「前宮司と引き継ぎはできていないが、話し合いで解決し、新しい気多大社をつくり、
氏子が納得する運営をしていきたい」と話した。

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060902002.htm


明治神宮と云い、富岡八幡宮と云い、今度は気多大社ですか…
一体、今の神社界ってどうなってんの?!