真宗大谷派・東本願寺系諸派総合スレッド Part.19
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転載:2006/04/12(水) 01:27:22
28 :名無しさん@京都板じゃないよ :2005/12/30(金) 19:17:05
過去にあがった大谷派の発言例
〜メダルはEUのものでも、国のものでもなく、それぞれの選手の努力の上に輝いているものなのに
それを国家を代表する人が他国と比べていばってどうするのだろうと思わないでもありません。
自分の国の選手を応援し、地元の学校に声援を送るのは、
私たちの中にあって自然にでてくる身贔屓の気持ちです。
しかし、その気持ちは身贔屓であるだけに限界があり、相対的で、偏りという暗さがある気持ちです。
(略)〜そして他の国に対し、日本を優位に置いて誇り、領土も文化も日本にするのが善いことのように
思う錯覚も生まれます。
〜同朋新聞10月号四衢亮氏のコラム時言より
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転載:2006/04/12(水) 01:28:23
18 :名無しさん@京都板じゃないよ :2005/12/30(金) 18:47:00
「仏教タイムス」(2002年7月25日)
「新追悼・平和祈念施設」に関するアンケート・回答
教団名 真宗大谷派(担当部署 総務部)
1.国家(政府)が「追悼紀念のための祈念碑等施設」を設置することに貴教団は賛成か、
反対か、それとも不必要か。その理由。
当派としては、靖国神社に変わる国による新たな「追悼・平和祈念のための祈念碑等施設」の
設置について現段階では賛成いたしかねます。
このたび福田官房長官の施設諮問機関として「追悼・平和祈念のための祈念碑等施設の在り
方を考える懇談会」が設置される契機になったのは昨年八月十三日に強行された小泉首相の
靖国神社参拝であります。首相の参拝行為について、国内はもとより、先の大戦で多くの戦争
の犠牲者を出したアジア諸国からの激しい批判の声がよせられる中、「何人もわだかまりなく
戦没者等に追悼の誠を捧げる平和を祈念することの出来る」国家施設の検討が打ち出された
のであります。こうした動きには国の戦争責任に対する内外の批判を回避しようとする意図が
感じられます。
「靖国神社」ではないにしろ、そもそも戦没者あるいは全ての戦争犠牲者としたとしても、国が
追悼のために施設をつくることは、人間の生死(しょうじ)が国家によって管理されると言うこと
であり、浄土の真宗に生きることと相反することがらであります。
いずれにしても、戦争を起こしてしまった私たちの国も、その戦争に加担した私たちの教団も、
まず真剣に内外から寄せられる批判や願いの声を積極的に聞き続け心に刻むべきと考えま
す。そのことを忘れて、安易に国による代替施設の設置を認めることには、当派としては慎重
にならざるをえないのであります。