【御同朋】浄土真宗(真宗)総合サロンW【御同行】

このエントリーをはてなブックマークに追加
297名無しさん@京都板じゃないよ
親鸞「悪人正機説」、「源流は法然アピールを」浄土宗議会で声相次ぐ

浄土宗の僧侶らで構成する浄土宗議会(京都市東山区)で七日、
「浄土真宗の宗祖親鸞の教えで有名な『悪人正機説』はもともと、
浄土宗の宗祖法然の『悪人往生』の思想が源流なのに知名度が低い」として、
宗派として積極的なアピールを求める声が相次いだ。
悪人正機説は、親鸞の言葉を収めた歎異抄の「善人なおもて往生をとぐ、
いわんや悪人をや」の一節で知られる。もとは親鸞の師である法然が
「悪人でも念仏を唱えれば極楽往生できる」という考えを唱え、
いくつかの伝記や書物に記述がある。
ところが、一般には悪人正機説は親鸞の独自の思想との見方が広がっており、
学校教科書でも同様の記述が目立つ。このため、この日の宗議会でも、
「宗教学者の間では法然上人がオリジナルとの見方が強まっている」
「何も言わないと浄土宗が認めたと世間は思う。
東西本願寺や教科書会社、文部科学省にきちんと説明すべきだ」など、
宗派として対応を求める意見が相次いだ。
「宗旨の『他力本願』の誤用には素早く指摘している浄土真宗を見習うべき」
との声もあった。
これについて水谷幸正宗務総長は「親鸞さんが法然上人に全幅の信頼を置いていたのは確か。
浄土宗はおおらかなのが長所で、真正面から対立するのは避けたい」と話した。
一方、浄土真宗本願寺派の教学伝道研究センターは
「だれでも阿弥陀仏に救われるという教えは共通しており、悪人正機説の思想は
浄土真宗の専売特許と言っているわけではない」と困惑している。
(以上 京都新聞3月8日号)

またまた浄土宗の真宗に対するひがみが出てきましたね。
悪人往生と、悪人正機の思想は異なるし、
悪人往生なら、法然も善導から受け継いだものだし、
浄土教に流れる思想でもあるから、あまり意味のない主張ですがね。
浄土宗僧侶は腹立つんでしょうが、水谷さんは学者だからそのあたりわかっておられる。