「葬送」千の風になって 「手元供養」「樹木葬」…弔われ方模索
10月28日8時0分配信 産経新聞
故人は墓石の下に−。そんな考え方が、変わりつつある。
遺骨をアクセサリーに替えて持ち歩く「手元供養」、草木の下に埋葬して土にかえす「樹木葬」…。
少子高齢化で、自分らしい「葬送」を生前から模索する人が増えているためだ。
背景に、墓地建立による環境破壊を懸念する声もあるという。(三宅陽子)
「樹木葬により、日本の森林荒廃を救うことができるのではないか」
NPO法人「ライフ・アンド・エンディングセンター(LEC)」(さいたま市中央区)が、同市内で初めて
開いた「樹木葬を考える」市民フォーラム。定員約100人の会場が満席となった。
「迷ってはいますが、地元の土にかえるのも選択肢の1つ」というのは、会員の女性(60)。
女性は夫を亡くし、母親も看取った。葬儀は業者任せに。
費用は、働き盛りの夫だけでも数百万円だった。
「お世話になった方へのあいさつは必要ですが、果たしてあれだけの葬儀が必要だったのか」と
振り返り、「私にも入る墓はありますが、死んでから子供に迷惑をかけたくない」と漏らす。
閉会後の来場者アンケートで、「樹木葬でまつられてもよい」と回答した人は、約3割に上った。
(
>>933の続き)
◆◇◆
日本で樹木葬墓地が誕生したのは、平成11年。
岩手県一関市にある「祥雲寺」で、半径1メートルの円内に直接埋骨し、花を付ける低木を“墓標”
としたことが始まりだ。
首都圏の寺院でも、少しずつ広がりを見せている。
土地の平均使用料は30〜50万円で、故人が生前愛でたサクラやモクレンなどが好まれる。
満開のころに、合同慰霊祭が開かれるところもある。
10年ほど前に葬儀勉強会として発足したLECは、ライフスタイルにあった葬送を企画・施行してきた。
樹木葬の実現を目指す全国でも数少ない民間団体の1つだ。
樹木葬を里山に根付かせ、環境保全に役立てようと、土地取得に向けて奔走する。
須斎美智子理事長(74)は「100年先の子供たちに墓石を残すのは、もう止めたい。『地元で樹木
葬を』と願う高齢者は、増えています」と力を込める。
「私たちは霊園の中ではなく、自然の山への埋葬を実現したい。檀家(だんか)制度が消えつつある
今、永続性の点からいえば、寺の運営も絶対安心とは言い切れない。山に木を植え、民間がボラン
ティアなどを使って管理を行えば、先人が守り育ててきた景観を残すことにつながります」と説明する。
(
>>934の続き)
◆◇◆
遺骨や遺灰を指輪やペンダントとして身近に置く「手元供養」も増えている。
「ライフジェムジャパン」(東京・北青山)では、故人の遺骨や毛髪から採った炭素をもとに、ダイヤモン
ドを作ってくれる。
「最愛の人とずっと一緒にいたいとの願いから、依頼される方がほとんど。『ダイヤが放つ光が、故人
からの語りかけのように見える』という方も多いですね」と高河原利美社長(51)。
コーヒーカップ1杯ほどの遺灰(50〜70グラム)から平均0・2カラット〜0・5カラットのダイヤが5個生
まれる。イエロー、ブルー、レッド、クリア(透明)の4色から選べ、鑑定書付きで30万〜100万円ほど。
拉致被害者の家族が、99歳で亡くなった母親の骨をダイヤに替え、「いつか妹が帰ってきたら、見せ
てあげたい」と依頼したケースもあるという。
「遺族らにとって、生きるための支えになっている」と高河原社長。
万が一に備え、葬送方法などを書き残すノートなども人気だ。海や宇宙への散骨をビジネスとする会社
も現れている。
墓を持たなくても、自分らしい弔われ方、弔い方への模索が続く。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071028-00000055-san-soci
936 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/10/29(月) 07:05:04
【布施】 寺院経済 【副業】
Yの次はZが立つだけのこと。
938 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/10/29(月) 07:12:58
やや趣旨が違うから別に立てる
>>938 事前に検索してからやれ。
結果、類似スレならば遠慮なく削除依頼を出させてもらう。
>>939 そういう基本的なことを押さえられる人たちばかりなら、神仏板もここまで荒廃することは
無かったと思いますけどね。
ガイドラインすら無視するような輩ばかりですから。
葬儀セミナー盛況 自ら学び準備を
葬儀に関する住民向けセミナーが増え、定期的に開催する葬儀会社や葬祭互助会も出てきた。
近所づきあいの減少で葬儀のしきたりを伝える機会が減っただけでなく、自ら学んで準備しておきたいと
考える人が増えたのが主な要因という。セミナー会場を訪ね、講師ら関係者にポイントを聞くとともに、
最近の葬儀事情について調べてみた。 (吉本晃司)
コープこうべの葬祭サービス「クレリ葬」が十月中旬に神戸市北区で開いたセミナーには高齢者ら約六十
人が集まっていた。
「永代供養について教えてほしい」「菩提(ぼだい)寺は県外にあるが、長年神戸に住んでいるので、こち
らの寺でしたいが注意点は」。参加者が次々に質問し、講師らは「個別事情が大きく、お寺とよく相談して」
などと助言していく。
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0000728608.shtml
■準備期間の出現
クレリ葬は、二〇〇一年からコープこうべの店頭で葬祭相談会を設けていたが、勉強会を要望する声が
高まり、〇四年からセミナー形式に拡大した。県内で月に三-五回開き、多いときには約七十人が集ま
るという。
勉強会の要望についてクレリ葬を統括する中島明久さんは「平均寿命が延び“老後”が長くなった。老老
介護や長期入院も増え、身内に“葬儀の準備期間”が出てきた」と分析。自分の葬儀で子や親族に負担
をかけたくないと考える人が増えたことも一因という。
■大幅な出費抑制
親族が亡くなると、悲しみの中で慌ただしく通夜や葬儀を行い、業者の進めるままになることも少なくない。
講師の藤井文子さんは「自分がどんな葬儀をしてほしいのか、元気なうちに家族と話し合って」とアドバイス。
「下の世代の人からは葬儀の話をしにくいので、自分から希望を伝えて。そうすると『故人の遺志』がはっき
りし、葬儀での無用のトラブルを減らせる」
葬儀の質問で最も多いのが費用。藤井さんは「葬儀社の見積もりに惑わされず、無理なく出せる金額をこ
ちらが決めれば、大幅な出費が抑えられる」と話す。
■後悔しないよう
葬儀は宗教や地域によって作法が異なる。後悔しないこつはあるのだろうか。
中島さんは「まず自分の家の宗派を知ってほしい」と助言する。宗派が分かれば知っておくべきマナーも具
体的になり、身内の死に直面したときに心の余裕ができる。
藤井さんは、葬儀の形のほか、世話になった人へのメッセージなど、自分の思いを書き出すことを勧める。
書くことで心の整理ができ、「これで長生きできる」と喜ぶ人もいるという。
会葬者減り縮小傾向に 都市化、不況など反映
県葬祭事業協同組合連合会専務理事、溝落成則さんによると、阪神・淡路大震災以降、葬儀が小規模化
しているという。
二〇〇〇年ごろの一件あたりの会葬者はのべ百五十-二百人。今では九十-百二十人という。祭壇のラン
クの主流は変わらないが、会葬者数が減った結果、法要料理や香典返しが減るなどし、総費用も下がって
きた。
また、知人や近隣住民が会葬せず、身内だけで行う少人数の「家族葬」も徐々に浸透してきた。
会葬者が減った背景にあるのは、高齢化や都市化、景気の低迷だ。平均寿命が延び、社会との接点が薄
くなってから亡くなると、会葬者も同様に高齢で参列が困難になる。クレリ神戸北ホールの支配人、柿本謙
二さんはさらに「都市部のマンションでは、隣人すら知らないことも。地域住民が集まる形での葬儀が成り
立たなくなってきた」という。
バブル経済崩壊後の不況も拍車をかける。喪主となる現役世代は収入減により費用を抑えたいという事情
がある。「義理」の参列を減らし、近しい人だけでという思いも重なり、身内だけの「家族葬」が増えた。公正
取引委員会の〇五年調査では、葬儀費用の平均額は百数十万円だが、柿本さんは「ここ二、三年で百万
円近くに下がっているのでは」とみる。
小規模化の一方で、少子高齢化に伴い、今後しばらくは死亡者数が増え続けるため、葬儀件数も増えて
“市場”が拡大。葬祭業者間のサービス競争も始まった。事前相談の専用電話や生前予約での料金割引
のほか、講座開催もその一環だ。
異業種参入も相次ぎ、明朗会計やネット葬儀などをアピール。ホテルも婚礼需要の減少に伴い、「お別れ
会」プランを提案する。
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0000728608.shtml
>知人や近隣住民が会葬せず、身内だけで行う少人数の「家族葬」も徐々に浸透してきた
それがこれからの主流になるだろうと思う。
>>944 そうなると高い布施を要求する死体ビジネスはもう限界。
本来あるべき仏道とかけ離れたところで右往左往してますね。
948 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/11/17(土) 21:49:02
修行もしとらん奴に経を読んでもろてもしゃあないやろ。
>>947 しょうがないですよ。
諸行無常と真逆の、永続性を担保するための経営体ですから。
仏教自体と相容れるはずがないんです。
「葬送」千の風になって 「手元供養」「樹木葬」…弔われ方模索
10月28日8時0分配信 産経新聞
故人は墓石の下に−。そんな考え方が、変わりつつある。
遺骨をアクセサリーに替えて持ち歩く「手元供養」、草木の下に埋葬して土にかえす「樹木葬」…。
少子高齢化で、自分らしい「葬送」を生前から模索する人が増えているためだ。
背景に、墓地建立による環境破壊を懸念する声もあるという。(三宅陽子)
「樹木葬により、日本の森林荒廃を救うことができるのではないか」
NPO法人「ライフ・アンド・エンディングセンター(LEC)」(さいたま市中央区)が、同市内で初めて
開いた「樹木葬を考える」市民フォーラム。定員約100人の会場が満席となった。
「迷ってはいますが、地元の土にかえるのも選択肢の1つ」というのは、会員の女性(60)。
女性は夫を亡くし、母親も看取った。葬儀は業者任せに。費用は、働き盛りの夫だけでも数百万
円だった。
「お世話になった方へのあいさつは必要ですが、果たしてあれだけの葬儀が必要だったのか」と
振り返り、「私にも入る墓はありますが、死んでから子供に迷惑をかけたくない」と漏らす。
閉会後の来場者アンケートで、「樹木葬でまつられてもよい」と回答した人は、約3割に上った。
◆◇◆
日本で樹木葬墓地が誕生したのは、平成11年。岩手県一関市にある「祥雲寺」で、半径1メート
ルの円内に直接埋骨し、花を付ける低木を“墓標”としたことが始まりだ。
首都圏の寺院でも、少しずつ広がりを見せている。
土地の平均使用料は30〜50万円で、故人が生前愛でたサクラやモクレンなどが好まれる。
満開のころに、合同慰霊祭が開かれるところもある。
10年ほど前に葬儀勉強会として発足したLECは、ライフスタイルにあった葬送を企画・施行して
きた。
樹木葬の実現を目指す全国でも数少ない民間団体の1つだ。樹木葬を里山に根付かせ、環境保
全に役立てようと、土地取得に向けて奔走する。
須斎美智子理事長(74)は「100年先の子供たちに墓石を残すのは、もう止めたい。『地元で樹
木葬を』と願う高齢者は、増えています」と力を込める。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071028-00000055-san-soci
>>950 >墓地建立による環境破壊
それはむしろ霊園開発などに絡む伐採や造成でしょうに。
昔からある墳墓地の存在がどう環境破壊に繋がるのだろうか?
NPOの連中って二言目には環境、環境というけど、中には言い掛かりみたいなものが
多かったりする。
>死んでから子供に迷惑をかけたくない
>100年先の子供たちに墓石を残すのは、もう止めたい。
これも決まり文句だね。
まともな親子関係を築けず、文化や慣習の継承を断絶させていく。
それを良しとする社会環境にも問題があるけどね。
お遍路満願-“89番札所”は「西宮のバー」
四国八十八カ所を巡礼する「お遍路さん」らが集う小さなバーが西宮市の静かな住宅街にある。
森春美さん(56)が経営する「BAR曼荼羅(まんだら)」。
森さんは一九九一年から七年かけ八十八カ所を踏破し、波瀾(はらん)万丈の人生を振り返った
体験記を出版。インターネットなどを通じ広く知られ、五百人を超すお遍路さんが“八十九番目の
札所”として訪れている。(木村信行)
千二百年前に弘法大師が開いた八十八カ所、約千四百キロの霊場を巡る四国遍路。雑誌の特
集で知った森さんは「私の小さな一歩でどこまで行けるだろう」と好奇心を持った。
知り合いの女性二人と一日約四十キロを歩き、夜遅く山道で迷子になったことも。やがて一人で
旅を続け、全行程を歩き通した。
この間、人生の転機が相次いだ。曼荼羅の開店、一人娘の結婚、初孫の誕生、森さん自身の
再婚と娘の離婚…。阪神・淡路大震災では西宮市に住んでいためいを亡くした。
九八年、これらの体験をもとに「女へんろ元気旅」を自費出版。悲しいことも包み隠さず独特の
明るい文体が共感を呼んだ。
奈良県大和郡山市の男性(66)が、自身のブログで紹介したのがきっかけで広まり、曼荼羅で
年に数回「お遍路さん集会」が開かれるようになった。
十七日の集会には関西のほか愛知、鳥取県などから三十人が集まった。「へとへとになって歩
いているとき『巡礼が終わったら曼荼羅で会いましょう』が、遍路仲間の合言葉」。
母親の供養でお遍路を始めた神戸市垂水区の会社員増成吉宣さん(42)は話す。
森さんは「自分自身を見つめ直す旅でしたが、お遍路で得た最高の宝物は人とのつながりです」
と振り返る。
ttp://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/Images/00746579.jpg 森さん(中央)とお遍路さん仲間=西宮市松ケ丘町、BAR曼荼羅
(11/21 15:00)
ttp://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000746578.shtml
953 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/11/26(月) 09:10:39
檀家0だけど寺領の収入200万、駐車場経営で100万の収入があります。
954 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/11/26(月) 10:26:53
>953
農地解放でやられなかったんですね。
おめでとうございます。
企画展:「自分らしい葬送を考える」 大阪・福島であすまで /大阪
11月30日17時1分配信 毎日新聞
最愛の人の遺骨を自分の手元に置く供養や樹木葬、海洋散骨などが広まっている中で
「自分らしい葬送を考える企画展」(NPO手元供養協会主催)が29日、大阪市福島区
吉野の区民センターで始まった。
12月1日まで、さまざまな供養品、パネルなどが展示され、無料相談やビデオ上映など
もしている。
初日は、5人の講師による「葬送を考えるフォーラム」が開かれ、大蓮寺(天王寺区)の
寺田光彦住職が「少子化などで、お参りする子孫がいなくなった無縁墓が急増している」
との社会背景を挙げ、永代供養墓など形態の多様化を提唱。同協会の山崎譲二会長が
「手元供養なら、亡くなった方がいつも心の支えにもなってくれる」と説明した。
企画展は午前10時〜午後4時半。
問い合わせは同協会事務局(ホームページhttp://www.temoto‐kuyo.org/
電話075・***・****)。【嶋谷泰典】
11月30日朝刊
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000236-mailo-l27
自分らしい?
結局、自分じゃそれを見れないわけだが。
958 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/12/17(月) 15:05:18
851 :名無しさん@京都板じゃないよ:2007/02/23(金) 14:55:15
嘔吐するほど大食いさせられ、嘔吐してしまった場合は再び嘔吐物食べさせられ、怪我するほど殴打され、欝病になるほど怒鳴られるのが臨済宗の修行内容の一つですが何か?
959 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2007/12/17(月) 17:01:19
写経会、読経会、瞑想会の三点が一番大切です。
>>959 それが何か?
出尽くした話を繰り返さないでもらえます?
>>959 宗教活動+公益事業&収益事業のバランスが大事です。
ベトナムの若者に静かなブーム、仏前結婚
仏前で結婚式を行う若いカップルが増えている。
KさんとTさんは結婚するにあたって、信心深い家族でありたいとハノイ市Phu Dien村の
Dinh Quan寺で式を執り行うことにした。
結婚式の準備のため二人は、5日ほど寺に通い、夫婦のあり方について説法を聞く。
また付き合いだしてから互いが理解し合うまでの経過について、何かまだ理解しあって
いないことについて手紙で打ち明け、将来の希望や不安などもしたためる。2通の手紙
は密封され、結婚式の時に開封し、互いに読み聞かせる。
本堂で行われる結婚式に音楽や笑い声はなく、ただ線香の煙と沈黙の中、読経が響く。
式が始まると、二列に並んだ僧侶が念仏を唱える。
花嫁と花婿とその親族は礼服やアオザイに身を包み、本堂の中央の道に沿って男性の
親族は左側、女性の親族は右側に座る。
式が始まると花嫁と花婿は祭壇に進んで線香をあげ、式を取り仕切る僧侶から説法を聞く。
主要な部分は指輪交換前の短い説法で、若い二人が仏法に正しく、道理にかなった生
活をするよう教え諭す。
その後夫婦は両家の両親に祈りをささげ、5つの誓いを立てる。「祖先、親族の道徳にした
がって日々生活すること」、「祖先や親族が二人に期待するにふさわしくあること」、「お互い
支えあい、愛情、信頼、理解、忍耐により家庭を築くこと」、「諍いは和を壊すだけで何の解
決にもならない、互いに理解し信じる心が幸福に導くのだと、常に心に留めること」、「将来
の子供・孫のために心を尽くし家庭を築くこと」である。誓いの言葉の後、夫婦の約束の証
しであるかのように寺の鐘が鳴り響く。
その後夫婦は結婚指輪を交換し、僧侶からその意味について話を聞く。祭壇の前で夫婦は
互いに、そして家族に、お互い愛し合い、新しい家族を愛することを誓う。両家の家族もまた
祭壇に、幸福な家庭を築くために、夫婦が人として相応しく生きるよう諭すことを誓う。
本堂での儀式が終わると宴席が用意される。
僧侶達が席につき、両家の親族は車座になって精進料理を頂く。
KさんとTさん夫婦の結婚式の際には、地元の若い夫婦も参加していた。
二人は日曜日に寺に赴き、仕事で疲れた心を癒しているのだという。
Dinh Quan寺のThich Dam Nguyen住職はこう言う。
「寺で結婚式を挙げる例はそれほど多くはありません。寺で挙げるのに信者である必要はなく、
心からそれを望むのであれば式を行い、若い二人を祝福します」。
住職によるとここ数年、Dinh Quan寺では10組前後の結婚式を執り行った。
夫婦はみな幸せに暮らし、たびたび寺にきて祈りを捧げている。また家族に諍いがあるたびに、
彼らは僧侶に会って教えを受け、正しい道に導かれる。
(Tuoi Tre)
(2008/01/08 12:55更新)
ttp://www.hotnam.com/news/080108125722.html
廃寺再生、温泉&カフェ 福祉施設にデイサービスも
小松の西圓寺
小松市野田町の廃寺、西圓(さいえん)寺が温泉・福祉施設に生まれ変わり、13日、
関係者約300人が集まって開所式が行われた。
廃寺を利用した福祉施設は全国的にも珍しく、地域コミュニティーの中心の場として
期待されている。西圓寺は1473年創建の歴史ある寺で、地域の祭事などの中心的役割を果たして
いた。3年前、住職が亡くなって廃寺となったが、「脈々と受け継がれた寺が更地に
なるのはしのびない」と地域住民らが活用策を協議していた。
檀家(だんか)から西圓寺のことを聞いた能美市の社会福祉法人「佛子園」の雄谷良
成理事長が、福祉施設としての再生を提案。土地と建物の寄贈を受け、福祉サービス
を推進している日本財団の助成を含めて約6000万円で改修を進めてきた。同財団
はこれまで、既存の建物を利用した福祉施設の助成事業を800件余り手掛けている
が、廃寺を利用した施設は初めてという。
完成した施設は「三草二木(さんそうにもく)西圓寺」で、敷地面積1745平方
メートル。本堂は約70席のカフェや調理室に変身した。施設はお年寄りのデイサー
ビス機能を備えている。敷地内から温泉も掘り当て、住職の住居だった部分を露天風
呂付きの浴室にしたほか、無料の足湯も設けられている。スタッフ40人のうち30
人は障害者を雇用した。雄谷理事長は「寺を生かし、障害者や地域の人が自然な形で
触れ合える理想的な施設となった」と話している。
営業時間は午前11時〜午後8時。日曜、祝日休館。入浴料は中学生以上が
400円、小学生150円、未就学児50円。
ttp://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub1/isikawa/08011401.jpg レトロな雰囲気のカフェに生まれ変わった本堂
ttp://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub1/isikawa/08011402.jpg 足湯で温まる来館者
ttp://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub1/isikawa/ho_s1_08011401.htm (2008年1月14日 読売新聞)
寺である、ということがかえって弊害なんだな。
<動物供養施設>東京都の課税は違法 東京高裁が逆転判決
1月23日22時27分配信 毎日新聞
東京・両国の寺院「回向(えこう)院」が、動物供養施設に東京都が固定資産税などを
課したのは違法として課税取り消しを求めた訴訟で、東京高裁は23日、請求を認める
逆転判決を言い渡した。
地方税法は、宗教法人が宗教活動に使う建物や土地について、固定資産税を課さな
いと規定。しかし、都は04年「有料でペット供養をしており民間事業者と変わらない」
と指摘し、動物の遺骨を安置するロッカー部分と敷地に、固定資産税と都市計画税
計約140万円を課した。
一宮なほみ裁判長は、回向院が江戸時代から動物の供養を行い世間に広く知られて
いることや定期的な法要実施を挙げ、「宗教活動に欠かせない建物」と認定。
浄土宗以外の教義での供養は行わず宣伝もないとして、民間業者の営利事業とは
異なると判断し、請求を棄却した1審判決を取り消した。
回向院は1657年、明暦の大火の死者を弔うために開かれたとされ、人間や動物を
問わず供養することを理念としている。【北村和巳】
▽都の話 極めて残念。判決内容をよく見て対応を検討したい。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080123-00000147-mai-soci
>>968 それは回向院さんだから認められたことで、後出しで普通の寺が
事業化してもダメでしょ。
家族化したペットの死後、どう供養されるかを調査
配信日時:2008年02月08日 12:00
近年、室内犬の増加、人とペットの関係がより深いものと変わり家族ペットの死後、
供養の仕方をインターネットアンケートにより調査。
自宅環境や意識変化から、ペットの亡骸も人間同様に火葬し葬儀をする方が増えています。
最近ではペットも一緒に入れるお墓も増えるなど、ペットと人間の関係は大きく変化しています。
火葬をし、戻ってきた最愛のペットの遺骨のその後をインターネットにて調査した結果、
・いつか一緒のお墓に入りたいので自宅で供養してあげる(28%)
・しばらくは自宅で供養するがその後はまだ分からない(34%)
と、ご自宅で供養されている方が、62%という結果になりました。
マンション増大などの住宅環境の変化と無宗教層の増加、「ペットは家族」との意識変化から、
従来の形(お墓)にこだわらない供養の仕方を望む方が増えいる結果となりました。
動物は人間と違い、肉体に対して強い執着がありません。
ですから埋葬方法や供養の仕方で成仏できないと言う事はないとのです。
供養とは形にこだわる必要は全くなく、「供養したい」という気持ちこそが大切だそうです。
【ペット供養の動向アンケート結果】
●ペット霊園の合同墓地で供養してもらう(3%)
●納骨堂へ預ける(7%)
●いつか一緒のお墓に入りたいので自宅で供養してあげる(28%)
●しばらくは自宅で供養するがその後はまだ分からない(34%)
●自宅庭で樹木葬・または小さなお墓を立てて供養(10%)
●海や川などに散骨する(0%)
●ペット霊園で個別墓地を購入して供養する(7%)
●先祖代々のお墓に納骨させてもらう(0%)
●火葬した遺骨をダイヤモンドなどに加工する(3%)
●火葬した遺骨をモニュメントなどに加工する(0%)
●分骨し残りはペット霊園の共同墓地で供養してもらう(0%)
●自治体に依頼するので遺骨は帰ってこない(7%)
●その他(0%)
2008年 自社調査
ttp://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000001016
2008年2月14日(木)
墓持てない人のために
さいたまのNPO法人 15万円で永代供養
ttp://www.saitama-np.co.jp/news02/14/11l.jpg 「生きた証として名前を刻んでほしい」と語る「秋桜あった会」の根岸登理事長
=さいたま市浦和区の埼玉新聞社
「もうお墓の心配はありません」―。
さいたま市浦和区のNPO法人「秋桜あった会」は、墓を持てない人たちのために、
合祀(ごうし)の形で永代供養する共同墓地を提供している。理事長の根岸登さん
(81)は「死んだ後、入るお墓が無いと話すお年寄りがたくさんいる。そういう人た
ちのために、みんなが一緒に入れるお墓を作った」と話している。
独身、子どもがいない、子どもに負担をかけられない、今さら故郷に帰れないなど、
「さまざまな理由で『入るお墓がない』という人が少なくない」と根岸さん。また、墓
地・墓石を購入し、維持管理するには数百万円かかるなど経済的理由の人もいる。
「あった会」は二〇〇六年八月、皆野町下田野の荒川沿いに追悼の碑「秋桜之碑」
(しゅうおうのひ)を建立。同会の特別顧問でもある俳人・金子兜太氏による碑銘が
刻まれている。碑の地下には約一万人分の位牌堂があり、霊園内の納骨堂に安
置された遺骨は永代供養されるという。
すべての費用は十五万円。根岸さんは「精魂込めて秋桜之碑を建てた。生きた証
として、碑誌に名前を残してもらいたい」と話す。既に約四十人の名前が刻まれて
おり、七、八人が納骨しているという。
ttp://www.saitama-np.co.jp/news02/14/11l.html
>>972 NPO法人で「永続性」は担保されるのかな?単純に疑問。
葬儀にかかる費用と注意点
ファイナンシャル・プランナー 山田 静江
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/fp/img/yamada_a2.jpg お葬式は、人生の最後を締めくくる場です。遺族はできるだけ故人の意に沿うような式にしたいと
考えます。しかし、通夜や告別式などの段取りや故人にゆかりのあった人たちへの連絡など、や
らなくてはならないことはたくさんあります。それとともに、お葬式関連の費用はいったくいくらかか
るのか、見当がつかない方も多いと思います。今回は亡くなった後から葬儀までの流れを見なが
ら、葬儀にかかる費用と注意点について見てみましょう。
●死亡から葬儀まで
葬儀をつつがなく執り行う上で大変なのは、重要なことを短時間で決め、かつ葬儀の参列者に失
礼があってはならないことです。故人が亡くなったその日か翌日くらいには、葬儀の日時、規模
(一般葬か家族葬か)、会場、スタイル(宗教など)、祭壇やそれに付随する飾りやサービス、料
理や会葬御礼などを葬儀社に依頼することになります。日程が決まる前後には、親戚や親しい
友人・知人、勤務先への連絡もあります。喪主など葬儀で重要な役割を担わなければならない
人ほど、故人とゆっくりお別れする余裕もなく、時間が過ぎていきます。
<葬儀の手順> …死亡から通夜までは、通常1〜3日程度
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/fp/img/fp08022101.gif
◇日程
お葬式までの日程は、火葬場の空き状況によって決まってきます。葬儀は通常、「友引」の日は
避けて行われます。死亡から1〜3日の間に通夜が行われることが多いのですが、遺族が海外
など遠方にいて戻るのに時間がかかる場合など、時間をおいてから式を行うこともあります。エン
バーミングなど遺体の腐敗を遅らせたり損傷を修復したりする技術もあります。
◇会場
昔は自宅で行うことが多かったのですが、最近では葬祭ホールなど葬儀専用の会場で行われる
ケースが増えています。自宅の場合、部屋を片付ける手間がありますが、住み慣れた自宅で送
れるメリットがあります。ホールなどを利用すれば、設備や備品がそろっていて遺族の負担は少
なくなりますが、会場費がかかります。
◇葬儀の規模・スタイル
高齢の方を中心に家族葬や密葬を選ぶ人も増えています。家族葬というときには、ふつう通夜・
葬儀は行います。身内だけなのでゆっくりでき、参列者の規模が小さい分、費用を抑えることが
できると言われています。これに対して密葬というのは、家族でお別れをして火葬のみ行うこと
を指すことが多いようです。密葬の場合は、その後に本葬を行います。
費用を抑えた葬儀をするなら、家族葬にするのがいいかもしれません。ただ、故人がお付き合い
の広い方だと、葬儀後に次々に弔問客が自宅に訪れて、その対応が大変というケースもありま
す。どちらがいいか、難しいところです。
◇宗教
日本では多くの方が仏式で葬儀を行いますが、音楽葬など無宗教の葬儀を選ぶ人も増えてき
ています。宗教・宗派それぞれに決まりごとがあるので、特定の宗教を信じている方が亡くなっ
た場合には、事前の確認は欠かせません。
◇戒名
戒名は、トラブルやとまどいの多い部分です。葬儀については、戒名なしでも仏式で行うことが
できますが、寺院墓地に埋葬するときには戒名は必須です。菩提寺のある人は事前に相談し
ておきましょう。勝手に話を進めると、寺や親戚の方々とトラブルになるかもしれません。
戒名や読経の御礼としてのお布施の額は、宗派や寺・僧侶の格などによっても異なりますので、
僧侶や寺の世話役の方への確認が必要です。葬儀社で紹介してもらうときには、葬儀社から
金額の提示があるはずです。
戒名料については、相場というのはあってないようなものとも言われていますが、普通戒名なら
無料〜30万円、院号戒名なら30万〜150万円程度ということが多いようです。
◇祭壇
棺(ひつぎ)や写真などを置く場所が祭壇です。葬儀の基本料金が祭壇の金額によって決まる
ところもあります(祭壇80万円、それに付随する費用込みで170万円など)。祭壇が豪華なほど
値段も高くなります。祭壇関係以外にも100万円前後の費用がかかることを念頭において、予
算を考えながら決めることが必要です。
◇祭壇関係以外に決めること・費用
火葬場関係、火葬場までの霊柩車やバス・ハイヤー、参列者に出す料理や飲み物(通夜後と
告別式後)、会葬御礼や香典返し、供花、受付や会計を担当する人を別に頼むかどうかは、参
列者の数を予想して決めなければならない部分です。会葬御礼などは多目に用意しておいて、
配った分だけ精算ということが多いのですが、それでもおおよその数は伝えなければなりません。
こういったことにかかる費用は別途の請求になります。葬儀社以外の業者に頼む部分なので、
葬儀社では、「実費」あるいは「立替費用」と呼ぶこともあります。これらの費用が、おおよそで
すが、参列者の数×1万〜2万円かかります(定額部分もあるので、数が少ないほど、単価は
高くなる)。
葬儀社の広告などには、祭壇関係の費用しか書かれていないこともあります。「想定していた
より高かった」と感じるのは、この費用を見過ごしているからでしょう。
最後に、一般的な葬儀に関する費用についてまとめると、以下のようになります。
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/fp/img/fp08022102.gif
●あらかじめ聞いておきたい(伝えておきたい)3つのポイント
葬儀をつつがなく進めることは、看病などで疲れている遺族には心身ともにしんどい作業です。
だからといって、ないがしろにできるものではありません。
負担を減らし、悔いの残らない葬儀を行うには、最低でも次のような点について、喪主や事情を
よくわかっている人に聞ききながら進めるのがいいでしょう。また、遺言とは別に、手続き的な事
項を書き残してもらったりしておくといいと思います。逆の立場で考えると、少なくとも定年年齢ぐ
らいになったら、下記について親族や自分の最後を頼める人に伝えておくべきでしょう。
◇誰に連絡するか(連絡して欲しい親戚や友人・知人の範囲)
たとえ同居していたとしても、親や配偶者のお付き合いの様子はわからないものです。まして、
別居している子などには、ほとんどわからないでしょう。遠くに住む親が亡くなったときには、まず
ここで戸惑うはずです。親しい間柄でも、大事なことは案外伝わっていないものです。誰に連絡し
たらいいか、電話番号とともに書き残しておくと遺族は助かります。
◇お寺・宗教をどうするか
信仰している宗教や菩提寺の確認や連絡、それらがない場合にはどういう葬儀にするか(仏式か
無宗教葬か)、仏式なら戒名をどうするか、本人の意思を確かめておきましょう。家族が勝手に無
宗教葬にしたら、実は先祖代々の菩提寺があったため、親族から非難ごうごうで辛い思いをした、
という例もあります。故人の意思でということなら、事前に親族に話して、理解しておいてもらうこ
とも大切です。
◇お金の問題(予算、誰が負担するか)
火葬だけなら10万円程度で済む場合もありますが、小規模でも通夜や告別式を行う場合には、
数十万円の出費は避けられません。そのお金を誰がどうやって負担するか決まらないと、予算を
立てられません。「〇〇銀行に定期預金が300万円あるから、それを葬儀や納骨の費用に使って
欲しい」など具体的な指示があれば、遺族もいろいろな事を決めやすいはずです。
高齢の親で、ほとんど貯蓄がないのに豪華な葬儀を行ってしまえば、葬儀後に費用負担について
遺族間で争いになるかもしれません。お金の問題をあいまいにすることは、トラブルの元になります。
●生前予約と契約
生前予約や契約を扱う葬儀社が増えています。自分らしい葬儀を演出するため、あるいは遺族に迷
惑をかけないためなど、理由はさまざまです。費用が発生しない単なる「予約」から、お金をあらかじ
め払ったり、公正証書などの文書を残したりする「契約」まで、形態もさまざまです。契約の不備や、
予約や契約があることを知らないで別の業者で葬儀を行ってしまうことがないよう、自分の最後を託
す親族がいる場合には、事前に相談し、生前予約・契約の内容について伝えておきましょう。
--------------------------------------------------------------------------------
●山田 静江(やまだ・しずえ)さんのプロフィール●
1961年東京生まれ。CFP(r)。銀行、税理士事務所、FP事務所を経て独立。お金に関する記事の監修・
執筆、相談業務、セミナー講師などを行っている。娘2人。NPO法人らしさ事務局長
つい先日、夫の母が亡くなり葬儀を出しました。義母はふだんから自分の葬儀のことを気にしていて、
自分の子どもや長男の嫁である私に希望などを伝えてくれていたので、大きな混乱もなく、無事終わり
ました。それでも、葬儀社との打ち合わせでは迷うことも多く、もっと詳しく聞いておけばよかったと思っ
ています。嬉しかったのは、参列してくださった方々が、「いいお別れができた」と喜んでくださったこと
です。葬儀は「故人と関わる最後の場」であることを実感しました。どのようなスタイルを選ぶにしても、
大切にしなければならない儀式のひとつであることは確かだと思いました。
(2008年2月21日 読売新聞)
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/fp/fp080221.htm