古都鎌倉の玄関口の北鎌倉で今、ライオンズマンションの大京(以下大凶)によるマンション建設が
すすめられている事がわかった。その手法は地元住民達を徹底的に敵に回してでもスケジュール通り押し進めるという
もので、産業再生機構とあのUFJ銀行の支援を受けているだけあって世間の常識から懸け離れた
▲▲▲▲▲▲
非常識なものと呆れさせた。
10月10日、地元住民に向けた説明会が行われた。説明会が行われる事が通知されたのは10月4日。
それまで何の説明もなく住民からの問い合わせにも10月10日にお答えしますというものだった。
何名かの隣接住民には事前通告無しに家屋調査という名目で押し掛けたりしたようだが
聞いていないお宅も多く、大凶はこれを以って隣接住民への説明を完了と看做し、
しかもその際に反対の声も上がらなかったとして退けた。
また、Webでも説明をしていると述べていたがそんな記述は見つからないし、
大凶が取得した事さえ知らないのに大凶のWebなんか眺める者がいるはずもない。
さらに建設予定地に立つ大正13年の洋館は10月12日から取り壊し工事に入ると決定済みであるとして
一切の抗議の声を無視し、『御理解下さい』の答えしか帰って来なかった。
住民としては6月に用地を取得してから10月まで沈黙し、着工二日前に説明会を開き、地元の感情を一切考慮せずに
スケジュール最優先で工事を進めながら住民の声を聞こうという大凶の力づくのなし崩し的暴力に激しく反発している。
もちろん自分の土地であるのだから何をしようと勝手である。しかし、鎌倉最高峰の六国見山の豊かな緑のお膝元
に住んでいる住民の、環境に合致した町づくりをして来た事を配慮するべきである。
この北鎌倉に新しく“ライオンズマンション北鎌倉”を加えるのならば当然の事。
大凶は会社支援を機に建てるだけでなく、建てた後の管理もやって行こうと意思表明しているのなら、
工事優先住民は後回しという態度を放棄して住民との対話を重視して信頼の上に立った解体建設計画を策定すべきである。