>>688,689
荼枳尼天(だきにてん)様って霊狐にまたがる優雅な天女形で描いてる天部の神様ですね。
密教ではお稲荷様を荼枳尼天(だきにてん)として祀ってるみたいです。
大黒天様の眷属とされてます。
もともとは夜叉で、人の人横(にんおう)を主食とする為、人の死を6ヶ月前に知る事ができて人を病に陥れ殺していた。
その荼枳尼天を大黒天が呵責、調伏して仏法守護の神に変じたのですね。
人横を食らう者は、この世界の栄耀栄華を思いのままに実現するといわれ。
この為、荼枳尼天の効験は絶大であるとされますが、やはり光と影があります。
荼枳尼天に頼んだ者はその代償として、死に際し自らの人横を捧げなければならないと言います。
後、宝珠ですね。
荼枳尼天(お稲荷さん?)と言えば、狐の御宝(又は如意宝珠)ですね。
狐が年功をへて神上がりする時、残すと言われます。
これを持っていれば終生豊かなのだそうです。