>>687 >かぐや姫=木花咲耶姫という推測
似たようなことなら白隠さん(禅師)も江戸時代に唱えているよ。
彼が残した無量寿禅寺草創記という文書内にあって要約すると
今自分がいるこの寺は竹取の翁が住み、かぐや姫が育った場所だった。
(中略)
かぐや姫は帝からのしつこい求婚を振り切るために富士山に登り
中腹にある洞窟に身を隠し自分は死んだと見せかけるための
細工をした。その後かぐや姫は下山することもなくいつからか
人々は彼女を浅間の大神として敬い富士山のご神体と思うようになった。
というもの。書かれた時代が浅間大神=浅間大菩薩=木花咲耶姫思想が
出回り始めた言われる頃と近いのが偶然とはいえおもしろい。
ただな、富士市に伝わる竹取物語には最期は山頂まで追っかけてきた
時の天皇と入水心中したや同じく姫を追いかけてきた国司が
山頂に着いたら姫はすでに人間ではなく天女になっていて
嘆きのあまり国司は入水自殺したとなっているものもあって
どちらにせよ、お主のいう火口への身投げ話も含めて
山頂で死を迎えるという共通の終わり方から、かつて太古では
地鎮めや噴火鎮めの為の生け贄が行われていても
不思議ではないなと俺は思っている。