寺の瓦は俺に聞け 

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199名無しさん@京都板じゃないよ
全くの素人の質問で恐縮です。
瓦葺師さんは設計には全然タッチしないのですか?

どのような瓦を使うとか、降棟、二の鬼(二の棟)、妻降棟などをつけるつけ
ない。鬼瓦のデザイン、箕甲や大棟の瓦の積み方なども設計の通りにするだけ
で、意見とかはしないのでしょうか。

昨年NHK教育で放送された「ETV2001甦る世界遺産・御影堂 〜 京都
・西本願寺修復の記録 〜」というのを見ました。屋根面積が5000平方米、
瓦11万5千枚、再利用する瓦4万枚。建物の総重量4500トン、そのうち
屋根の重量が7割、とかなかなか規模の大きな話でした。瓦をはがす作業、屋
根裏の構造、棟札の発見のドキュメントなどなかなか興味深かったです。

大棟の獅子口があんなに大きいとは思いませんでした。重量軽減のために木で
枠を造りその周りを瓦で覆っているというのは意外でした。
上部の巴瓦の「経の巻」というのはわかりましたが、鬼瓦と獅子口の違いがい
まいちよくわかりませんでした。
200(-。-)y-~~:02/05/15 05:03
200
201:02/05/15 07:11
今日は朝から雨です。昨日は先輩と最近した寺を見てまわりました。
西本願寺の御影堂の番組・・みそこなた〜 しもうた!
 隣の阿弥陀堂のときは、大きな鬼瓦(獅子口)をみんなで組み立てたもんです。
もう20年も前の話だ・・
さて、鬼のデザインですが、設計事務所がいる場合は基本的に設計士が決めますが
寺院専門の設計士ならばきちんとしたデザインの(経の巻き、御所型、鬼面など)
を選びます。大きさは妻側の(本堂の側面)長さの0.35を基準に、降り、隅
とだいたい7:5:3の比率で、大きさを決めますが、やっぱり何といっても
予算が厳しく 可能な範囲で 小さくなってしまう・・・・
大棟に甍を入れることも機会が少なくなってきたな・・

一日雨とのこと 熨斗に銅線でもくくろ
202:02/05/15 07:46
獅子口と経の巻きの違いだけど、全体のディティーるは似てるね
獅子口自体、御所の寝神殿(字あってるか?)に使われた形で
ししんぐち・・ししぐち・・獅子口・・まんせーー!というわけ(?)
説明になっとらんか 頭の経筒が短い なんか気品がある・・誰か説明して?