222 :
怒るでななし:
マザー・テレサ(Mother Teresa)没後10年を迎えた5日、故人を追悼する
ため大勢の人たちがインド東部のコルカタ(Kolkata)にあるマザー・テレサ
の墓に集まった。
彼らの多くは、マザー・テレサが聖人として認められるよう願っている。
マザー・テレサは死後6年経った2003年に列福された。あるインドの
女性が、マザー・テレサの奇跡でガンが治ったとの主張が認められた
ためだ。しかしローマ法王庁は、2度目の奇跡を確認しなければ、
マザー・テレサを聖人と宣言することができない。
マザー・テレサが設立した修道会の本部で、マザーの埋葬地でもある
「マザー・ハウス(Mother House)」を訪れたSunita Ekkaさんは、「わたし
たちにとって彼女はすでに聖人です。バチカンが彼女を聖人と認める
のは時間の問題」と話した。
コルカタでは、マザー・テレサの信者たちが、マザーが聖人として
認められると確信している。
マザー・テレサの後継者、シスター・Nirmalaは、「マザーが聖人になる
ために2度目の奇跡を待っています。マザーの没後10周年に際して、
とてもうれしく、ありがたく思います」と述べた。