特攻隊員の心中を察する

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96RED
>>94
薬物使用が当時の世界の軍隊でのタブーではなかったということを
前提にすれば、特攻隊への覚醒剤使用はより効果的な方法を取った
と言うことになり、結果的になんら問題ではなくなる。
効果的というのは、統率の外道=特攻を戦術として是認すると言う
わけでなく(明らかに合法非合法以前におかしい戦術)ただ当時の
状況(特攻が戦術として採用されている状況)から、より効果的な
方法をとっただけということになるから。
さらに言うなら、小林の本でも言ってるが死にたくないけど死にに
行くという特攻隊員は強制だけでなく何がしかの真摯な思いがあった
というのは既に遺書と言う手段で残されてるわけで、その点を(偽善
的ではあるが)尊ぶというのは決して悪いことじゃないと思います。
ただし、それはあくまで戦局や世相をあそこまで追い込んだ責任のあ
る人物達を擁護するものであってはならない。さりながら、現代の世
代の人間に当時の事がわかるわけでなく、事実検証を完全に行うこと
も出来ない。どうしてそうなったかを論じる前に「日本軍は悪だ」と
決め付けるほうが楽だからな(まさに錦旗)。どっちか分からないの
なら研究が進むのを待つのも手かと。