>>619 それって「君が何故菅を疑うのか」の根拠ではあるけど、
「原発事故対応で菅が失策を犯した」の証拠にはなってないよね。
あと、ソレ言うなら、薬害エイズで官僚に対決姿勢を見せた事から考えれば
硬直化した組織に切り込む胆力は持っており、
東電の無能ぶりに対してもその姿勢を示せた、とも言えるがな。
621 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/17(日) 01:58:55.92 ID:G71enQl9
622 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/17(日) 01:59:45.87 ID:G71enQl9
623 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/17(日) 04:27:36.12 ID:F8fQXZJh
>>620 こちらは全く調べていないんだね。
薬害エイズこそ、管のインチキぶりが凝縮された事件だぞ。
製薬会社と利権医師が患者の命を弄んだかのように言われるが、
新薬の許認可を頼んだのは実は患者であり、医師は許認可に尽力したに過ぎない。
その判断は当時の状況から考えて妥当と言える。
管は後に発見されたエイズ感染を基に騒ぐ患者の感情に乗せて、
「隠蔽されてた◯◯メモが見つかった!」と実は全く隠していなかった資料を基に
緊急記者会見を行い、医師と製薬会社を徹底的に悪者にすることで事態を収拾させたんだよ。
たしかに方向性はつけた。しかしその結果、患者のために身を削ってまで尽力した医師は、
マスコミから悪の権化として社会的に抹殺された。
管の偽善が既に垣間見える。
>>623 > 新薬の許認可を頼んだのは実は患者であり、医師は許認可に尽力したに過ぎない
ん?ちょっと何か間違えてないか?
非加熱製剤が流通し始めたのは70年代末、
エイズの症例ががロスで公式に初めて発見されたのはそれより後の81年だよ??
つまり問題は、国が非加熱製剤を認可したことでなく、
血友病患者エイズ感染問題が発覚後、
非加熱製剤をやめ、加熱製剤に移行する対策に不備があったのではないか、という事。
厚生省は83年にはエイズ研究班班長を招集、その班長は血友病治療の権威である安部氏。
少なくともこの時点で血友病患者にエイズ感染の危険が高い事を厚生省は認識していた。
しかし、エイズの原因や対策法などの国際的知見は定まっておらず、
・1984年5月に発表された論文でエイズの真の病原体が同定
・1984年9月に発表された論文で加熱によるエイズウィルスの不活性化が報告
・1985年4月にWHOが加盟各国に対し血友病患者の治療に加熱製剤を使用するよう勧告
という経緯を経て、二種類の加熱製剤が85年の7、12月に承認された。
(しかし非加熱製剤回収は遅れ、被害は拡大。この問題では有罪判決が出ている)
ちなみに、アメリカでは82年の暮れにはアメリカ血友病財団が
「血液製剤によるエイズ感染の危険を血友病患者やその家族に知らせるべき」と勧告を出している。
さらにアメリカでは、八三年三月に、加熱製剤が承認されている。
では、96年に菅の持ち出して来た「郡司ファイル」は、何を示しているのか、ということだ。
(つづく)
>>623 >九六年二月、「郡司ファイル」と呼ばれる郡司氏の個人ファイルが、いきなり発見された。
>このファイルには八三年七月四日に「加熱製剤の導入を検討」と書かれているが、
>一週間後の一一日には「加熱製剤の超法規的承認は好ましくない」と一八〇度方向が変わっている
http://nikkankiroku.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_a77f.html 厚労省や医師を擁護する者からは、「郡司ファイルは大した意味はなく菅のパフォーマンスにすぎない」とする意見もある。
・郡司ファイルは隠されていたのではなく、単なる「ごみファイル」だった。
・83年の段階ではエイズの知見が世界的に固まっていなかった。
・加熱製剤使用は、新任の技官補佐が思いついた個人的意見にすぎない。
http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/327.html だが、実際のところ、その反論は以下の点を否定出来ない。
・何にせよ83年の段階で、加熱製剤が血友病患者エイズ対策になりうる、という認識が厚労省内に存在していた事。
・アメリカで既に加熱製剤は認可されており、日本での認可が不可能といえる状況ではなかった。
・加熱製剤認可後の非加熱製剤回収が遅れ、被害拡大を招いた事は、厚生省の怠慢が原因である事は
裁判で認定され、官僚が有罪になっている。郡司ファイルはこういった官僚の姿勢を明らかにする先鞭をつけた例である。
以上の点から、菅がとった行動、提示したファイルは十分有意義と言え、
「管のインチキぶりが凝縮された事件」と言えるようなものではない。
また、上記の事実を総合するに、感染予防の観点から早期加熱製剤導入の英断を下せばエイズ拡大は防げた。
その点でエイズ研究班班長の安倍氏は「患者のために身を削ってまで尽力した」とは言えない。
いつからここは菅スレになったんだ?
コバが菅を擁護してるからなー
再生エネルギーの一件で擁護のしようがないわけだが…
あれで北工作員モロばれしたしな
これには擁護くんも一切触れないだろ
628 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/18(月) 00:58:21.39 ID:fgFCa6Qx
安倍医師がどの程度関わっていたのか、と言う視点が欠けているね。
>・アメリカで既に加熱製剤は認可されており、日本での認可が不可能といえる状況ではなかった。
元々アメリカの加熱製剤はエイズ対策ではなく、B型肝炎対策として作られた。
しかも加熱製剤により血液凝固因子が変質し治療が困難になるため、その効果は疑問符が付けられてきた。
83年の加熱製剤認可時、米国血友病財団も世界血友病連盟も治療法は現状維持と勧告・決議されており、
認可後も非加熱製剤は併行して使用されている。まだ非加熱製剤とエイズ感染の関連が不明だったためだ。
日本ではB型肝炎は血清が有効手段とされてきた。しかしエイズ感染への危惧から
84年に治験され、85年に認可されている。これが遅いと言えるだろうか?
なお、安倍医師は83年の時点で日本でも認可するよう提案するが正統な手続きを踏むよう却下されている。
>・何にせよ83年の段階で、加熱製剤が血友病患者エイズ対策になりうる、
> という認識が厚労省内に存在していた事。
アメリカの非加熱製剤にエイズウイルスがあることと、製造の1ロットが回収されたことを記した
この郡司ファイルの内容は、厚労省で押収された第1回研究会の録音テープで発表されており、
隠蔽も何もされてなかった。
(これは判決時に安部氏無罪の証拠として採用されている)
当時、95%をアメリカからの輸入に頼っていた現状にあって、1ロットのウイルス混入という事態に
参加した学者からは特に問題視されなかった。安部氏が一人、この問題について、
「私は毒を注射しているかも知れないと言う自覚を持って対処すべき」という旨の言葉を発した。
(実はこれが、「毒を確信的に注射している」証拠として検察やマスコミに利用された)
629 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/18(月) 00:58:55.99 ID:fgFCa6Qx
上記の理由から、
>感染予防の観点から早期加熱製剤導入の英断を下せばエイズ拡大は防げた。
これが当たらないことは理解してもらえるかな?
ちなみに管は、厚生大臣として調査を命じたが、連日厚生省を取り囲む抗議行動を前に、
厚生省職員が作成した調査報告書ではなく郡司ファイルを提示して謝罪してしまった。
そこでアメリカではエイズ感染から回収が行われていた、加熱製剤が有効とされていた、
それが厚生省と安倍医師とミドリ十字の間で隠蔽されていました、と
作成中の調査報告書とは全く異なる見解の発表を行ってしまった。
これがインチキでなくして何と言うでしょうか?
>>627 > これには擁護くんも一切触れないだろ
だから俺は「菅マンセー」じゃないっての。
事故後対応の過剰な菅降ろし、菅糾弾に対して反論してるんだってば。
(今は薬害エイズに飛び火してるがw)
再生エネに夢見過ぎなのは同意。
あんなもん、火力押しと言いたくないゆえのキレイゴトの言い訳だと思うわ。
だがそんなヤツは日本にも欧州にもいっぱいいる。北がどうこうじゃないだろ。
>>628 > 安倍医師がどの程度関わっていたのか、と言う視点が欠けているね。
> なお、安倍医師は83年の時点で日本でも認可するよう提案するが
そう、これこれ。安倍医師のwikiにはこうある。
>研究班における安部の態度には曲折があり、
>当初は非加熱製剤の全面的使用禁止を含めた強固な対策の必要性を主張していたが、
>様々な圧力とのやりとりの中で軟化し、結果的には一部の反対を押し切って非加熱製剤の使用継続を決定。
つまり、『当初は非加熱製剤の全面的使用禁止』を主張していた。
ということは、安倍・官僚擁護派の主張する
「エイズ研究先進国の米国でも、菅氏のいう1983年当時、その危険性の認識は『なかった』。故に安部医師や厚生省に『その認識がないのは当然』」
http://ameblo.jp/yk94kasugai/entry-10653667635.html という意見もまた妥当ではない。
「認識」は、あった。採用の可能性もあった。ただそれに至らなかったのだ。
『加熱切り替え、非加熱禁止』も選択肢にはあり、結果論では判断ミスがそこにあった、という事。
で、郡司ファイルでも、厚生省内にその認識が存在したことは確かめられた。
> 製造の1ロットが回収されたこと
まさにコレは、非加熱が「毒」でありうることを認識していたが、突き詰めずにスルーしてしまった
証拠。現に96年衆議院厚生委員会の郡司の参考人招致でこの問題は取り上げられ、
枝野が郡司に「厚生省として怠慢ではないか」と追求している。
> >感染予防の観点から早期加熱製剤導入の英断を下せばエイズ拡大は防げた。
> これが当たらないことは理解してもらえるかな?
まっったく逆やがな。
当時の厚生省、研究班、安倍は、非加熱の危険性も知っており、対策としての加熱も選択肢にあった。
確たる証拠がなくとも「身を削ってまで尽力」というほどの英断が下せれば、被害拡大は防げた事も事実なのだ。つまり、多少なりとも決断の責任の一端は、厚生省・安倍医師にはあるわけ。
かといって、当時の報道が正しかったかどうかはまた別だが。
(つづく)
「そうとも言える」ことを述べてもねえ。
薬害エイズでの判決文、
原発での国会事故調査委員会、
公式資料に反して独自解釈をご高説する姿はかっこいいですね(笑)
>>628 >>629 もちろん、確定した情報がない以上、「加熱採用」は「当然とるべき道」でももちろんなかった。
それを提案した安倍は、結果的には判断を誤ったが、「悪人」とまでは言えない。
一定の責任は検証されるべきだが、その彼を「極悪人」扱いして吊るし上げたムーブメントは、確かに理不尽なもので、今となっては批判されるべきものだろう。
だが、確認しておきたいのは、それを行ったのは菅直人ではなく、桜井よしこや小林よしのりをはじめとしたマスメディアであると言うこと。
カメラをバックに執拗に安倍を追い回し、安部が激高する姿を放送したのは櫻井だし、
悪意ある似顔絵で鬼畜キャラに仕立てたマンガを書いたのは小林よしのり。
当時のその報道は強烈で、個人的にも、今も記憶に残っている。
菅による「郡司ファイル」はあくまで『厚生省官僚』の知見を示すもので、安倍の糾弾ではない。
安倍擁護・菅批判派の山崎行太郎や安倍の弁護士などは、何故かこの点をごっちゃにして批判しているが、
政治家の問題提起と、マスコミ独自取材は、本来分けて考えるべきだろう。
「安倍(晋)降ろし、麻生降ろし、菅降ろし」もそうだが、過剰な「悪者キャラ」を仕立て上げ、
検証を超えた社会的制裁を下してしまうのは、マスコミのウケ狙いゆえの悪癖だ。
安倍英氏の問題で省みられるべきは、あの報道の姿勢。(とくに櫻井の「スクープ」が与えた印象は酷い)
菅が郡司ファイルを公表、謝罪したことをコレとごっちゃにすべきではない。
また、郡司ファイルを「隠蔽でない」と言い張る意見もあるが、
どうあれ菅が追求しなかったら出て来なかったモノであり、官側にソレを出す意思がなかったのは確か。
都合の悪い証拠も含めて全部検証する事が、全体の構図を知る事になる。
結果的に裁判で官の責任は立証されている。そもそもの官僚の「事なかれ・スルー」姿勢に問題があること、
人命に関わる以上、のんびり証拠固めを待たず、突き詰めて英断する事が正しい場合もある、という問題提起に有意義であったのは確か。「インチキ」と呼ぶべきものではないだろう。
>>632 > 薬害エイズでの判決文、
あくまで、刑事責任は安倍にはない、ということだよ。
俺だってそれは同意する。
だが、「厚生省、エイズ研究班」が危険を視野に入れつつ見逃し、エイズ拡大を防げなかったことは事実。
この姿勢が、結果的に裁判で立証された「加熱認定後の非加熱放置」に繋がっている事も確か。
菅の追求が官僚の体質自体にメスを入れた事は確かだ。
> 原発での国会事故調査委員会、
国会事故調の意見は、司法の公式な判断とは違うだろ。
この件に関しては
国会事故調、民間事故調、政府事故調が、それぞれの立場から異なった見解を示している。
どれもそれなりのバイアスがかかっており、公式に正解と呼べるものはない。
> 「そうとも言える」ことを述べてもねえ
『菅の「郡司ファイル」「謝罪」はインチキだった!!』て意見も
「そうとも言える」ことなんだけど??
635 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/18(月) 03:30:06.22 ID:mzvV1ViN
>だから俺は「菅マンセー」じゃないっての。
ギャグですか?
638 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/18(月) 10:52:21.98 ID:Tvr6aTNE
>>630 ほーじゃあなんで孫と組んだのかな?
夢見てるとか言う次元じゃないんだがな
原発利用して最低な対応してるなによりの証拠
つーかマンセーなんて俺は言ってないんだがな
擁護って書いたんだよ 墓穴くん
>>638 > ほーじゃあなんで孫と組んだのかな?
「脱原発」路線という事で自然エネ一派に乗せられたんだろ?
そりゃ判断ミスだろうし、そこは擁護しないよ。
> 墓穴くん
あんたが『擁護くん』なんてレッテル貼って来るから
『何でもかんでも擁護なんてしてねーよ』て意味で
「菅マンセーじゃねーよ」と書いたんだけど、
何が墓穴なわけ?
勝手に頭ん中でストーリー作らないでくれる?
意味分かんねーから。
カスの自己主張必死
641 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/19(火) 00:49:52.47 ID:G1BjxreA
>>631-634 当時の世界的な認識について考慮していないね。
83年の時点では、アメリカでも加熱製剤の効果は疑問符が付けられていた。
「危険性を認識」というのは、日本どころアメリカでも医学界の共通認識ではなく、
可能性が指摘されている、程度の認識に留まっていた。
加熱製剤が有効との認識は、86年までの間に徐々に浸透した、と言うのが実際のところ。
君は「危険性を察知しながら見逃した」等の表現を使うが、
安部医師は83年に加熱製剤を推奨し却下され、
正統な手続きの下84年に治験、85年に認可に至っている。
これは「見逃した」と言えるほどの遅延行為だったろうか?
また、安部医師が「一部反対を押し切って」非加熱製剤を推奨した発言は、
実は加熱製剤が普及するまでの間に行われている。
83年の段階で使用できない加熱製剤を推奨しても不安を煽るだけで意味がない。
また、より使用例の多いアメリカの1ロットの問題で、既に副作用が確認されてる
クリオに戻すという判断が妥当だったとはとても思えない。
従って、この時点で非加熱製剤を推奨することに、特に問題があったと思えない。
君の主張通りなら、83年の時点で正規の手続きを無視しても加熱製剤を認可させ、
且つ非加熱製剤の使用を禁止し強制回収すべきだった、と言うことになる。
B型肝炎感染のために作られた加熱製剤をエイズ対策と断定し超法規的措置を行わなかったのが失敗?
タイなど対策の極端に遅れた国以外行われなかった強制回収を行わなかったことが失敗?
悪役を捜すためのロジックとしても、随分無理がありやしないか?
642 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/19(火) 00:51:01.15 ID:G1BjxreA
>どうあれ菅が追求しなかったら出て来なかったモノであり、官側にソレを出す意思がなかったのは確か。
>都合の悪い証拠も含めて全部検証する事が、全体の構図を知る事になる。
メモの内容を見て分かると思うが、あのメモは第1回研究会における安部医師の発言である。
しかも研究会の内容は特に隠されていない。
当時、非加熱製剤によるエイズ感染の可能性があり、加熱製剤なら防げる「という説もある」話は
安部医師を通じて血友病学会に所属する学者は皆知っていた。
ところが上記のように、この説はアメリカでさえ一般化されていないことも知っていた。
でも加熱製剤の認可の手続きには入りましょう、と現に厚生省も動いており、
実際行動に移っている。故に隠蔽すべきメモとはとても思えない。
「ただのゴミファイル」という表現は、そういう状況があるからだ。
>「加熱認定後の非加熱放置」に繋がっている事も確か。
これによる感染例は1例(しかも疑問例とされている)なんだよね。
もちろん、1例でもあれば感染拡大になるわけで、軽んじられる話ではない。
だからこそ判決も下っている。ただ、マスコミがイメージで伝えるような
大幅増加でなかった点は確認しておく必要がある。
643 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/19(火) 00:52:31.93 ID:G1BjxreA
>菅の追求が官僚の体質自体にメスを入れた事は確かだ。
官僚の体質?この件はこれを追及できる事件ではない。
管の行動が幼稚すぎるからだ。
既に述べたとおり、郡司ファイルに大きな意味は見いだせない。
にも関わらずこれを基に謝罪し、厚生省が一月昼夜無く作り続けた
事実確認と経過を記した調査報告書は、管は目を通してさえいない。
結果マスコミも国民も、事件の実態を見誤ることとなった。
あの時管はマスコミの安部医師攻撃を止めさせ、報告書を公開すべきではなかったか。
その後、全く同じ敬意からC型肝炎訴訟が起きているが、福田首相は認可した医師を守っている。
しかし同様に訴訟団は認可後の副作用について国や政府の責任を断定する。
そのような悪癖を作ったのは管である。
結果、管は以前所属した左翼活動団体から英雄と持て囃され
安部はマスコミが作ったイメージそのままに悪者となった。
管から安部を庇うような言葉は全く認められない。
それは当然。事実関係を把握せぬまま、郡司ファイル一つで判断したからだ。
このどこを誉められる訳よ。
>>641 > 当時の世界的な認識について考慮していないね。
しているよ。よく読んでね。
>>633で俺は
> もちろん、確定した情報がない以上、「加熱採用」は「当然とるべき道」でももちろんなかった。
> それを提案した安倍は、結果的には判断を誤ったが、「悪人」とまでは言えない。
と書いている。その上で俺は
> 確たる証拠がなくとも「身を削ってまで尽力」というほどの英断が下せれば、被害拡大は防げた事も事実なのだ。つまり、多少なりとも決断の責任の一端は、厚生省・安倍医師にはあるわけ。
と言っている。刑事責任はなくとも、結果論として「ミスをした責任者」である事は変わらないと。
> 可能性が指摘されている、程度の認識に留まっていた。
だが、そんな状況下でも、安倍氏の意見としてはキッパリと
「毎日毒を注射している」「もう殺してしまっている」
(1983年6月の厚生省エイズ研究班第1回会合の席上)
「輸入に頼っている血液製剤で感染する危険もあるので、いても立ってもいられない。」
「我が国でも輸入血液を60度で10時間加熱、ウイルスを不活化する方法をとりたい。」
(1983年6月18日 、読売新聞へのインタビュー)
であったのだ。それがWFHの非過熱継続決定後に180度転換する。
ここで彼は「情報が一切ない故に自動的に」ではなく、
様々な情報がある中で能動的に「選択」をしており、その選択が間違ったことは事実。
さらに、WFHが「非加熱継続」に何らかの決定的な医学的確証と知見をもたらしたのならまだしも、
非加熱危険説が払拭された訳でも何でもない。
要するに『世界的な団体がそう判断したから自分も』という事に過ぎない。
それ以前の自分の考えを貫けば、正しい判断が出来ていた事は確かなのだ。
(つづく)
>>641 > この時点で非加熱製剤を推奨することに、特に問題があったと思えない。
だからそれは「刑事的責任はない」の論拠ね。それは俺も同意してる。
ここ重要なので押さえてくれ。
だが、俺の主張してる「判断を誤ったことの責任はある」「無辜の人ではない」を否定はできない。
どうあれ安倍氏は、いったん「正解」の札を切ろうと決心した。
しかし、わざわざ思い直して「不正解」を切ってしまった。悪意がなく、過失ではあるにせよ
被害拡大に繋がる方のボタンを、100%の確証もなくその手で押した事、これもまた否定出来ない事実なんだよ。
> 83年の時点で正規の手続きを無視しても加熱製剤を認可させ、
> 且つ非加熱製剤の使用を禁止し強制回収すべきだった、と言うことになる
83年に、厚生省は加熱の輸入販売をトラベノールから打診され、これを断っている。
安倍や一部厚生省にあった認識を「エイズ予防」の観点から徹底して押し通せば、
少なくとも加熱を日本に提供する事はできたのだ。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/AC50F76FC0E0827649256B5A000735C1.pdf によると、83年に血友病患者がトラベノールを訪れ、
「加熱製 剤は,早くに日本に出せます」,「厚生省が許可してくれれば,もういつでも皆さ んに供給できる」
との回答をもらっている。
つまり、患者側にも「エイズ予防のために加熱が必要だ、輸入許可して欲しい」という認識も需要もあった。
そこにキチンと加熱を輸入・提供していれば、一定の被害は防ぎ得たのだ。
俺が
>>623における
> 患者のために身を削ってまで尽力した医師
という部分を否定するのは、そういう事。
> 超法規的措置を行わなかったのが失敗?
その通り。「超法規的措置」というと誤解しやすいが、別に「思いもよらない突飛な手段」ではない。
時間のかかる手続きよりも、現実の重要な危機回避を優先する、というだけだ。
その可能性は検討されており、結局手続き論が勝り却下されたに過ぎない。
繰り返すが、徹底して「予防」の立場に立てば採り得た選択なんだよ。(つづく)
>>641 > 正統な手続きの下84年に治験、85年に認可に至っている。
>これは「見逃した」と言えるほどの遅延行為だったろうか?
「正当な」と言うが、法的問題の有無とは別に、その手順が妥当であったかどうかは疑問視されている。
84年の治験について「安倍氏がわざと治験を遅らせた」とされ、櫻井よしこが記事にしている。
その取材ソースの信憑性が相当高く、記事にした所で名誉毀損に当たらない事自体は
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/AC50F76FC0E0827649256B5A000735C1.pdf で裁判所も認めている。つまり、遅延行為はあったと言って差し支えない。
この点でもやはり安倍氏は無辜の人、「患者のために身を削ってまで尽力した」とはいえない。
> あのメモは第1回研究会における安部医師の発言である。
ソースくれ。
阿倍の意見は「我が国でも輸入血液を60度で10時間加熱、ウイルスを不活化する方法をとりたい。」
つまり国内で加熱製剤を作って提供せよとの意見。
メモの意見は「加熱製剤の輸入承認申請を急ぐよう指示」
であり、安倍の意見とはズレがあるけど?
これは生物製剤課 課長補佐の個人的意見とするのが一般的な見方だが。
> でも加熱製剤の認可の手続きには入りましょう、と現に厚生省も動いており、
メモ意見は「加熱『輸入』承認を急ぐ」であり、「国内加熱認可手続きに入れ」ではない。
さらに言えば、「国内加熱認可」の治験の手続きが、ミドリ十字に合わせるため迅速化出来なかったことも
上記の裁判で認められている。
> 故に隠蔽すべきメモとはとても思えない> 郡司ファイルに大きな意味は見いだせない
あなたは上記のようなメモの独自の価値を見落としている。
メモには、世界的潮流と関係なく、厚生省の果たし得た、果たさなかった対策が記載されており、大きな意味が見いだせる。
また、あなたが隠蔽すべきと思えなかろうが何だろうが、当初は出て来なかった事も事実。
(つづく)
>>643 > 厚生省が一月昼夜無く作り続けた 事実確認と経過を記した調査報告書
情緒的に苦労を強調されても、その重要性の根拠とはならんよ。
厚生省報告書が、郡司ファイルを全否定するものならともかく、その「選択ミス」を消し去る事は出来ない。
過失の証拠が出た以上、大臣が積極的に認めて謝罪する事は間違いとは言えない。
> マスコミの安部医師攻撃を止めさせ、報告書を公開すべきではなかったか
それこそ言論弾圧だろう。
俺が批判しているのは櫻井や小林の(エンタメ狙いともいえる)「過剰な悪人作り」のみだ。
「安倍の追求、関わりの検証」自体は十分に有意義で正当性がある。
何故なら、安倍はこの事件に重要な役割を果たしており、追求・検証されるべき遅延行動、明確な選択ミスもとっているからだ。
これは俺の個人的意見ではなく、上記の裁判所の判決にもちゃんと書いてある。
要は、「叩き」と「検証」をごっちゃにして反論する事が間違っているんだよ。
前者はマスコミの体質の問題。後者は正当な、あるべき行為だ。
この件に限らず、マスコミは常に暴走し「叩き」に走ってきた。
その責任を、謝罪・和解した政府が負うべき、というのもおかしな話だろう。
> 訴訟団は認可後の副作用について国や政府の責任を断定する。
> そのような悪癖を作ったのは管である。
えーと、サリドマイドとか知ってる?被害者側が国の責任を追及するのは昔から当然の話だよ。
> 管から安部を庇うような言葉は全く認められない
刑事責任が認められないことと、庇うべき人物であるかどうかは全く別。
83年の厚生省や安倍の役割を無辜とし責任を検証せずに済ますことは
今後の「新病への予防政策」を考える際にはマイナスでしかない。
この事件を今後に活かし、何がミスであり、何がすべき対策だったかを見極める上で、検証は絶対に必要だ。
その意味で、菅および郡司ファイルの果たした重要性は否定出来るものではない。
>>643 > マスコミの安部医師攻撃を止めさせ、報告書を公開すべきではなかったか。
そもそもこの意見は、時系列や報告の内容を誤解してるのではないか。
プロジェクトチームの報告書は
96年2月28日、3月19日に中間報告
4月26日 補完的な調査結果を含め報告書として公表している。
阿倍の逮捕は同年8月、起訴は9月、検察は報告書の内容はふまえている。
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/7m1.html また、94年には血友病患者が安倍を殺人未遂罪で起訴している。
菅が厚生大臣となり郡司ファイルを出したのは96年。
そのだいぶ前から安倍への追求ははじまっていた。
「菅が報告書を公開せず、安倍バッシングを巻き起こした」というのは事実ではない。
重ねて言うが「郡司ファイル」も「報告書」も、
あくまで厚生省およびエイズ研究班の責任、薬害に果たした役割を検証したもの。
報告書でも厚生省の「危険認識」は認められており、郡司ファイルの示した証拠は覆されず、
これがあれば安倍や国への追求・検証が回避される、という内容のものでは全くない。
世界の薬学は、基本的にアメリカの後追いなのよ。
新薬の大多数はアメリカの民間会社が開発したもの。
アメリカの医学界が認可した後は、アメリカ人の患者を使って実験するわけ。
日本でもヨーロッパでも、アメリカの状況を見て、新薬が安全であると判断すりゃ認可に至る。
アメリカより早く加熱製剤に移行すべきだったていうわからんちんがいるけど、
そりゃー無理だろ。
エイズ治療にどれほど効果があるか未知数だったし、
想定外のリスクがあるかもしれない。
日本だけ先走り、リスクが発見されたらそれこそ地獄だぜ。
安全性を確認してから認可に入るのは全うな判断。
小林や桜井がどっから吹き込まれたか知らんが、
馬鹿としか言いようがない。
>>650 > 小林や桜井がどっから吹き込まれたか知らんが、
> 馬鹿としか言いようがない。
どっかの馬鹿やわからんちんではなく、裁判所が、95年に以下のように和解勧告を出しているんですよ。
96年の和解は、国がそれを認め受け入れたもの。菅のスタンドプレイでも何でもない。
文句があるなら司法にどうぞ。
1982年7 月頃以降、米国において血友病A患者に後にエイズと呼ばれる臨床症状を示す症例が発生している ことが明らかになり、その報告症例数が次第に増加し、
その原 因が血液又は血液製剤を介して伝播されるウイルスである可能性がかなり高いと判断され、多数の潜在的患者がいるものと推測され、エイズが致死率の異常に高い疾病であることが明らかになっており、
1983年初頭以降、エイズから血友病患者を守るための方策に関する勧告が米国政府機関から相次いで出されるに至っていた。
厚生省の生物製剤課の課長は、1983年初め頃から情報の収集に努め、米国における右のような事情を知っていたと 認められる。
同 年7月18日の右研究班会合では、エイズ対策として、加熱血液製剤を国内における臨床試験等の手続を省略して緊急輸入してもよい旨の 提案がなされた形跡がある。
製薬会社は、安全な代替製剤の確保についての見通しが困難な立場にあったとはいえ、
右のような状況下において、その後も、加熱製剤の製造承認を得てその販売を開始するまで、非加熱濃縮製剤の 販売を継続し一部では、加熱製剤の販売開始後も、非加熱製剤の回収が十分に行われず、その投与が継続された。
致死率が極めて高いことが判明していたのであるから、血友病患者のエイズ感染を防止する ため、危険についての十分な情報提供、国内の献血血液による高度濃縮製剤若しくはクリオ製剤の自給
又は加熱製剤の輸入・製造承認の促進などの代替血液製剤確保のための緊急措置、
前記緊急命令の権限を行使しての米国由来の原料血漿による非加熱製剤の販売 の一時停止などの措置をとることが期待されたというべきである。
以上のように、被告らには原告らのHIV感染について重大な責任があるといわざるを得ず、それによって原告らが被った物心両面にわ たる甚大な被害について深甚な反省の意が表されて然るべきである
http://www.lap.jp/lap2/nlback/nl11/nl11yak.html(要約。全文はリンク先で)
652 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/20(水) 02:39:55.79 ID:yuCKUYax
>>645 >> 超法規的措置を行わなかったのが失敗?
>その通り。「超法規的措置」というと誤解しやすいが、別に「思いもよらない突飛な手段」ではない。
>時間のかかる手続きよりも、現実の重要な危機回避を優先する、というだけだ。
随分勇ましい事言うんだな。
その超法規的措置を経た加熱製剤に新たな薬害が生じた場合はどうするんだ?
83年の時点について認識のズレが大きいと感じている。
当時、エイズ対策に加熱製剤が有効と言う認識は、アメリカでも主流ではなかった。
B型肝炎対策に作られたこの新薬が、目的外使用、ましてや臨床なしで
効果が保証できるはずがないではないか。
一部の学者が騒いでいたからと言って、すぐに踏み込まないのは当然だ。
その一部の学者でさえ、安部医師の態度は問題ないと言っている。
米国血友病財団でも効果には疑問符が付けられ、当面は継続観察と結論づけられている。
繰り返すが同財団のこの認識は、日本で加熱製剤が認可された後も変わっていない。
ところで
>>651は和解勧告文だろ?
原告が納得しない以上、和解を勧告するに当たっては当然被告に責任があった事を
前提に文章が書かれるさ。何の意味もないこと分かっているか?
653 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/20(水) 02:40:28.80 ID:yuCKUYax
少なくとも効果が間違いないとアメリカでも認識されていたなら、加熱製剤の想定外のリスクよりも、
既に明確なエイズというリスクを避けるために認可を急ぐべきだったかもな。
ところがアメリカで一部の学者が提唱してはいるものの、効果が疑問視されている。
急ぐだけの根拠が足りない以上は、正規の手続きを踏むのは間違っていないと思うが?
ましてや、加熱製剤そのものの臨床例が足りないのだから、やはり勇み足は避けるべきだろう。
要点をまとめると、
まだエイズに効果があると決まっていない。「もし」加熱製剤がエイズに効果がなかったら?
まだ加熱製剤が安全と決まっていない。「もし」加熱製剤を介して新たなウイルスに感染したら?
この二つの「もし」が重なり、エイズに効果のない加熱製剤のために新たな感染症が広がったら?
君は恐らくこう言うだろう。したり顔でね。
「世界的潮流を見ず、医師が独善的に認可に走った結果、日本で重大な薬害が発生した」と。
君の言い分には予測が含まれていない。「○○であれば防げた」が前提で判断することに拘ってないか?
二つの「もし」を克服できない以上、「超法規的措置は行わないが認可に動いた」当時の対応は
至極普通の対応に思うのだが?
怠慢に見たい人にはそう見えるのだろうがな。
>>652 > その超法規的措置を経た加熱製剤に新たな薬害が生じた場合はどうするんだ?
(答え)その場合は「新たな薬害が生じた事」についての責任をとるまで。
責任者が、権限と情報を持っている場合、
・何もしないで死なせたら、何もしないで死なせた事の責任があり(不作為の過失致死)
・何かをして死なせたら、何かをして死なせた事の責任がある(作為の過失致死)
「責任者」というのはそういうものだ。だからこそ、なあなあでない真摯な判断が要求される。
もし前者を認めなければ、「いざという時は決断せず不作為であってよい」
という事になってしまうよ。それではほぼ全ての薬害の責任を問えない事になる。
裁判所が、和解勧告所見で、サリドマイドなどを引き合いに出している部分はそういうこと。
当時の状況を鑑みれば、「エイズの危険>新たな薬害の危険」だと判断出来得たし、
実際にもそれが正解、正しい決断であったんだよ。
> 当時、エイズ対策に加熱製剤が有効と言う認識は、アメリカでも主流ではなかった。
> 一部の学者が騒いでいたからと言って、すぐに踏み込まないのは当然だ。
周囲の状況がどうだろうと、上記の不作為の過失致死は成立する。
「外国ではAもBも「大丈夫」と思って助けなかった。」
「だから日本でCが助けなかった事は罪にならない。」
は成立しない。
他国、他人がどうあれ、
「C」が「このままじゃ死ぬ可能性が高い」「具体的に助けられる可能性の高い方法がある」
と認識し、その権限があり、なおかつそれをしなかった時点で、
「何もしないで死なせた」ことが充分成立する。
もちろん、AにもBにも同様にそれぞれ過失はある。
その罪は、それぞれの被害者が個々に争い、それぞれの国で判断すればいい。
(フランスでは官僚のみならず閣僚まで有罪になっている)
(つづく)
>>652 > ところで
>>651は和解勧告文だろ?何の意味もないこと分かっているか?
和解にあたって、双方の主張、証拠を見た上での「『裁判所』の所見(意見、考え)」が提示されている。
これが「原告の意見」を書き連ねたものでなく「裁判所の意」であることは、本文中に明記されている。
これを「意味がない」とするなら、そもそも司法など必要ない、という事になる。
もし裁判所が「原告の言う事に筋はなく、国は和解によって責任を認めるべきケースではない」と判断したら、
そもそも最初から和解の勧告などしない。
「所見」が、裁判所が客観的かつ独自に下した意見だからこそ、公に主張が認められた事になり、
原告側もそれを評価し、和解で手を打とうと考えるわけだ。
(リンク先の弁護士による「和解勧告の意義と今後の闘い」参照)
逆に問うが、あなたは「和解自体が不当であった。国は責任などないし、和解に応じた事が間違い」
と主張するの?
省庁にせよ各政党にせよ法曹界にせよ世論にせよ、この和解自体を否定する動きは殆どない。
それこそ、公的な判断とも世論とも乖離した、オルタナティブな意見だ。
もしあなたが、和解自体を否定するのなら、自らの税金が不当に使われた事を理由に、
この判断を覆すべく訴訟するなどすべきだろう。
現時点で公式な判断としては国・原告・裁判所・世論が
「上記の勧告を受け入れた和解が妥当」で結論が出ているのだから、
突飛な事を言っているのはあなただ。
> 「世界的潮流を見ず、医師が独善的に認可に走った結果、日本で重大な薬害が発生した」と。
作為にせよ不作為にせよ、過失によって薬害が起きたなら、当然その責任はとるべき。
したり顔も何もない。社会のルールはそういうものだよ。
つか実際、そんな薬害は発生していないわけだが。
(つづく)
>>653 > 二つの「もし」を克服できない以上
その論は明らかに片手落ち。
・「もし」放置したらエイズ被害拡大かも→一刻も早く加熱導入しよう。
・「もし」加熱導入したら、効果がない上にその薬害も発生かも→加熱導入は慎重にしよう。
現実は、国のとるべき道は、上記二つの「もし」の二者択一であった。
そして、責任者たる国は、その選択に失敗したんだよ。
「判断が難しかった!」と言い訳しようと、責任は責任。
> 勇み足は避けるべきだろう
上記の(答え)参照。「勇み足を避け」、何もしない(不作為)のも決断であり選択だ。
現実に被害がある以上、そこに責任が生じないと思ったら大間違いだ。
繰り返すが、「薬害」は大概そのようにして起きるものだよ。
> 怠慢に見たい人
司法(裁判所)&国(厚生省)&政治(自民から野党まで)&世論が
「国の不作為は怠慢だった」という結論で納得して今に至る訳。
あなたが「いや、納得しない!あれは怠慢ではなかったし、和解は間違いだった!」と言うなら、
訴訟を起こすなりブログや街頭演説で世論喚起するなりすればいいよ。
>>652 > その一部の学者でさえ、安部医師の態度は問題ない
そういった意見も含めて争われた結果、安倍氏の「帝京大ルート」事件は無罪となっている。
しかし、松村氏のケースは、同様の意見が弁護側から出されつつ有罪となった。
更に、薬害全体における国の責任を国が認めた「和解」裁判はまた別の話だ。
「こんな意見もあった」自体は、多様な意見がいくらでもあるハナシ。
同様に、「非加熱の危険を示す情報」も多数あった。
その中で、結局、責任者がどう認識し、決断したかを総合的に判断するのが司法。
で、裁判を通じて以下のような公式な結論が出ている。
・薬害エイズ感染(約1800人)における国の責任は、裁判所勧告を受け入れ謝罪・和解、賠償
・帝京大ルートでの死亡例(1人)における安倍氏は刑事責任なし、無罪
・ミドリ十字ルートでの死亡例(1人)における松村氏は刑事責任アリ、有罪
なお、刑事裁判については、個々の死亡ケースにのみ判断が下されており、
ソレ以外の死亡・感染ケースや、流通や全体の判断の責任に関しては、
それぞれの判決においては、司法は判断を下していない事は押さえてえておくべき。
(ここをゴッチャにして「安倍氏が無罪を取ったという事は国の謝罪自体が誤りである」とするのは間違い)
> 米国血友病財団
単純に、この財団も間違った判断を下したという事例にすぎない。
これをもって日本の行政に責任なしとする事はできない。
658 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/21(木) 00:10:10.93 ID:QK+1vt4o
>>654 >「責任者」というのはそういうものだ。だからこそ、なあなあでない真摯な判断が要求される。
少し違うんじゃないか?何を以て「真摯な判断」とするんだ。
俺は、「だからこそ、行動には常に根拠が求められる」と思うが如何か?
例えば臨床の不十分な新薬について、安全性の根拠を君は説明できるのか?
「結局何も起きなかった」のはただの後付か。導入する根拠にはならない。
>>656 >・「もし」放置したらエイズ被害拡大かも→一刻も早く加熱導入しよう。
>・「もし」加熱導入したら、効果がない上にその薬害も発生かも→加熱導入は慎重にしよう。
分かってないな、としか言いようがない。
新薬のリスクはいつ見つかるか分からない。エイズも論文が発表されたのは6年後だ。
被害が確認されてから処方が確立するまでの時間もある。
その間、どれだけの患者が感染するか予測が付かない。
繰り返すが、エイズに効果があると断言できれば踏み込むべきと言う意見は説得力がある。
しかし当時はまだ疑問視されていた。
そして加熱製剤は臨床例が不足しており、安全性に乏しかった。
この状態じゃ加熱製剤を無理に通す理由にはならない。
もしこれで加熱製剤を認可し強制回収しなかったことが「罪」となるなら、
日本では許認可を担当する医者がいなくなってしまうだろう。
新たな薬害はいつ発生するか予想が出来ず、感染も被害も発生段階では判断できない。
どれだけ優秀でも、医師はそこまで万能ではないし、ましてや超能力者でもない。
だからこそ、福田はC型肝炎訴訟で許認可した医師に矛先を向けぬようにした。
許認可に対し根拠を以て対処することは、正確な許認可を行う上でも必要なことだ。
659 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/21(木) 00:11:28.96 ID:QK+1vt4o
>>657 >単純に、この財団も間違った判断を下したという事例にすぎない。
間違った?
米の医学界はこの判断に基づいて非加熱製剤と加熱製剤を当面併用したんだよ。
結局回収もしていない。米は間違った対応をしたという事で宜しいか?
それでも日本のような訴訟沙汰には発展していない。
米でOKなら日でもOKにすべき、とは言わないよ。
ただ参考までに述べておくと、
83年の段階で加熱製剤がエイズに効果があると発表した学者でさえ、
安部医師の判断は妥当だったと述べている。
ちなみに
>>647 >過失の証拠が出た以上、大臣が積極的に認めて謝罪する事は間違いとは言えない。
管は内容をロクに確認しないまま緊急記者会見に踏み切ったな。
従軍慰安婦問題でなんか証人がいるようだから韓国に謝っちゃいました、
というのと同じ。
これを正当化できることに感心するよ。
>>658 > 少し違うんじゃないか?何を以て「真摯な判断」とするんだ。
> 俺は、「だからこそ、行動には常に根拠が求められる」と思うが如何か?
(答え)二つの選択肢のうち、どちらが緊急性、生命の危険が高いか、というリスク認識。
エイズ自体の原因や血友病との関連は確定していないが、状況証拠からは
「血液感染する、致死率の異常に高いウイルス性の疾病」の可能性が高いと判断出来る。
放置しておく事が、国内血友病患者の増加、致死につながることは予想出来る。
加熱製剤自体は米国での治験は済んでおり、手続きを省略しても、薬害が起きる可能性は、
まったくの新薬よりずっと低い。
これらをきちんと精査し、決断を下せば、正解を選ぶ事は出来た。これが「真摯な判断」。
裁判所の意見もこれ。
> 新薬のリスクはいつ見つかるか分からない。
旧薬のリスクは認識出来ている。新薬の米国治験は済んでいる。
あとは正しい決断をすれば良かった。
経済問題などと違い、これは後に検証可能な「はっきりとした正解」がある問題。
国は「はっきりとした不正解」を選んでしまった。
>>658 > 当時はまだ疑問視
> この状態じゃ加熱製剤を無理に通す理由にはならない。
だからこその「決断」が必要となる。
逆に世の中全部100%確証の問題ばかりなら、行政も司法も必要ない。
例えば、水俣病の認定も「科学的根拠が不十分」とされ、認定・救済が遅れ、被害拡大した。
だが、実はこの原因の詳細については「今も完全には解明されていない」んだよ(wiki「水俣病」参照)
ここに手続き重視の弊害がある。「確定」を待ってしまうと遅きに失する局面もある。ある時点で「判断」を下さなくてはいけない。
生命第一に考えるのなら、確定した科学的根拠でなく、状況証拠から判断して正解を選び取る事も必要とされるんだよ。
何度も繰り返すが、当時の情報を見た上で、そうすべきだった、というのが裁判所の意見。
それを国は受け入れた。
>>659 > 米は間違った対応をしたという事で宜しいか?
宜しいよ。
> 安部医師の判断は妥当だった
それは「帝大ルート」の患者に対しての判断だろ?
その意見を裁判所は受け入れて無罪となっている。
その事と、裁判所が「薬害エイズは国の責任」と判断した事は直接関係ない。
また、安倍氏にはそれと別に、「治験遅延」疑惑がかかっており、
その疑惑の信憑性が一定程度高い事は、櫻井よしこへの名誉毀損裁判で
判決が出ている。
> 医師はそこまで万能ではないし、ましてや超能力者でもない
そう、だからこそ、行政含めて「真摯な判断、決断」が必要。
万能or超能力者だったら、それは必要ないけど。
>>659 > 管は内容をロクに確認しないまま緊急記者会見に踏み切ったな。
確認はしたでしょw 単に謝罪が報告書の提出に先駆けただけで。
で、なぜそうしたか、について理解していないようだね。
当時の状況を確認しておこうか。
95年3月に東京HIV訴訟が結審し、同年7月には大阪HIV訴訟が結審。
同年10月には裁判所から和解勧告と、国と製薬会社の法的責任について厳しく言及する
「和解勧告に当たっての所見」が出された。
http://www2.tky.3web.ne.jp/~norin/hiv.html つまり、薬害裁判自体は結審し、双方の言い分を聞き、状況を精査した上で、裁判所は「和解勧告」を出した。
裁判所の意見は「国・製薬会社に責任アリ。国はそれを認めて謝罪し、賠償すべき」であった。
全体の検証自体はもう裁判で済んでいる。(←ここが従軍慰安婦と決定的に違う。要確認)
「当時の世界潮流、客観的状況」自体は裁判所も精査した上で、上の和解勧告が出ている。
だが、厚生省は受け入れようとしない。証拠となる「資料」がないという理由で。
逆に言えば、83年当時に「危険予知」「対処の可能性」を認識していた「資料」さえあれば、
謝罪・賠償するに足る根拠が揃うわけ。
だから、プロジェクトチームが資料の収集、捜索に当たったんだよ。
彼らの目的の本質は、全体の検証ではなく(それは裁判で済んでいる)上記の「資料」を探す事。それさえ果たせれば、目的は達せられる。
で、「郡司ファイル」が出て来た。これは、当時の厚生省内に「エイズ危険予知」「対処の可能性」認識があった、という証拠。
プロジェクトチームが全資料を揃えるまでもなく、「最後のピース」が見つかった。
司法も認め、役人も折れざるを得ない、「謝罪に足る必要十分条件」がここで揃ったわけ。
だから菅は決断し、謝罪し、日本中が公に私にこれを認めた。『正当化』するまでもない。ここに何の不当性もないのだから。
マスコミの叩きを食らった安倍側の弁護士などが、無理から菅にまで難癖をつけているだけで、
法的にもロジック的にも道義的にも、完全に筋の通る行動。
決断の正当性はまったくゆるがないよ。
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あぼーん
後付け馬鹿はどこでもウザいって事で
ついでに既に小林と関係ないし
667 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/21(木) 11:33:11.63 ID:RCDTYFhS
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668 :
名無しかましてよかですか?:2012/06/21(木) 19:30:14.70 ID:RCDTYFhS
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>>660 >加熱製剤自体は米国での治験は済んでおり、手続きを省略しても、薬害が起きる可能性は、
>まったくの新薬よりずっと低い。
ここが「分かってない」と言うんだ。
米では治験が終わった後、臨床で薬害が判明するケースが多い。
一種類の治験で無害とされても、薬の組み合わせで想定外の
薬害が発生する等のトラブルは頻発している。
上での指摘もあるが、アメリカでは新薬を患者に投入し、効果を試す。
悪い言い方すれば人体実験を行って信頼を高めるんだよ。
だから日本の医師は、薬の安全性を見極める必要があるんだよ。
クリオも非加熱製剤も、そうした段階を経て認可された。
つーか、後でなら何とでも言えるわな。
この問題に限らず、
学会というものは、初出の段階では「問題提起」や「提唱」に過ぎない。
初出が出た段階ではその結論は一意見に過ぎない。学会の反応こそが判断材料となる。
その米医学界が、その論文に対し併用承認の使用許可、と言う判断を下している以上、
それに従ったことに特に問題を見いだせない。
実際の効果が全く未知数のまま、「可能性がある」という論文が出た「だけ」で、
当時の状況や薬学界の常識を覆して、米でも臨床の少ない新薬を
「認可すべきだった。しなかったのは責任がある」
なんて、勇ましいねえとしか言いようがない。
この問題以外で、医学界が新薬の認可をどのように行ってきたか
も少し情報集めた方がいいと思うね。
>>669 だからね、君の言うような事は全部勘案した上で、
裁判所が提示した意見は
「当時のエイズの危険性」>「当時の新薬の危険性」
「薬害エイズは国・製薬会社に責任アリ。謝罪賠償すべき」
なの。
現実を分かってないのは君。
後づけで文句を言ってるのも君。
「学会の常識」は、司法から見ると非常識。
国は、その「非常識な学会の常識」に縛られて、正しい判断が出来ずに1800人を感染させた。
その責任をとるべき、というのがが司法の意見。
君が「特に問題を見いださない」のも、君個人の勝手。
「勇ましいねえ」と言い捨てるのも君個人の勝手。
だが、この日本の薬害問題において、
君が納得いかなかろうが、俺が嫌いだろうが、菅が嫌いだろうが、
公式に君の意見は通用していないんだよ。
>>669 > だから日本の医師は、薬の安全性を見極める必要があるんだよ。
だが同時に国は、「旧薬の安全性」も、見極める必要があるんだよ。
エイズの危険性についての認識、情報は広まっていたのだから。
コレ自体は「超法規」でもなんでもない。
副作用が予想されるときは、安全確保のために「応急の措置」を取るべきことは
薬事法に明記されている。
「新薬の安全性」と「旧薬の安全性」
どちらも100%の確証を得るには時間がなく、どちらも不可能な選択肢ではなく、
判断をミスれば、人の死につながる。
相対的に比較して、より「死の危険が迫っている証拠が揃っている」状況だったのは、「旧薬」の方。
(↑絶対的にじゃないよ、あくまで「比較して」だ。そこを認識して、無駄な言い訳はそろそろよそうね)
それがどんなに難しかったと釈明しようが、結果的に「人の死につながる選択」をしたら、
その過失責任は、当然問われるんだ。それが社会のルール。
実際に、国は「死につながる選択」をし、責任を問われた。で、ご存知の結果。
君は延々言葉を重ねるが、君の言う事は
「当時の状況はこうこう。医学会の常識はこうこう。新薬採用はこーんなに難しかったんだ」
でしかなく、
「新薬採用は絶対に不可能だった」ではない。
つまり、後付けの言い訳。
君のような考え(未知の危険の対処においても、頑迷に科学的確証に拘泥し消極的に行動すべし)が、
旧来の公害や薬害を産み、薬害エイズを産んだんだよ。
その根本の考え方自体が、薬事法に違反している事にをシッカリ認識した方がいい。
説得力皆無ですね
>>672 説得て…w
あのねえ、裁判所の意見も、和解も、
全部「現実に起きた出来事」なんですよ?
俺は単に事実を解説してるだけなの。
まあ、よっぽど現実を見るのがキライなんだろうけどさw
お前の頭の中ではそうだろうけどな