>>562 だから、そもそもこんな「撤退問題」が発生した発端は誰のせいなのかな?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120609-00000022-mai-soci >清水氏は質疑で「全員撤退は思ってもいない」と否定しつつ、
>「コミュニケーションギャップを埋める余地があった」と意思伝達の問題を認めた。
>海江田万里経済産業相(当時)らに電話で退避を伝えた状況を問われると、
>清水氏は「事故対応要員を残すのが大前提だった」と説明。
>ただ、「一部(を残す)というワードを使ったかは、はっきりしない」と述べ、
>不十分な伝達が官邸の誤解につながったことを裏付けた。
ちゃんと伝わるような説明が出来ていなかったのは、清水自身が認めている事。
清水の説明から全員撤退の可能性も読み取れる以上、それに釘を差すのは当然かと。
万が一事実が「全員撤退」であった場合、取り返しがつかないのだから。
繰り返すが、清水がキチンと説明できてさえいれば、菅が東電を叱責する事もなかったワケ。
いくら心の中では『一部』が前提」と考えていようと、
相手にそれが伝わらなければ、「全員撤退」を危惧するのが当たり前。
現に清水は、官邸のみならず、保安院にも十分な説明は出来ていなかった。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120608/k10015708971000.html >これを受けて当時の清水正孝社長が、当時の寺坂原子力安全・保安院長らに電話し、
>「今後、事態が厳しくなる場合には、退避もありうると考えている」と報告しましたが、
>このとき清水社長は、必要な人員を残すことを当然の前提と考え、そのことを明言しなかったとしています。
>この問題を巡って、先月17日に国会の原発事故調査委員会の参考人質疑で、
>海江田元経済産業大臣は、「東京電力の清水社長からの電話で 覚えているのは、
>『第一発電所から第二発電所に退避』ということばがあった。
>『一部を』という話は一切なかったと記憶している。頭のなかで『全員が』とい う認識をした」と述べています。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/564905/ >(枝野氏は)15日未明に東電の清水正孝社長(67)=当時=がかけてきた電話については
「全面撤退したいという話だった」と強調した。
>枝野氏は清水氏の話を聞いて「そんなことをしたら事態悪化を食い止められなくなる、という趣旨の指摘をした。
>(清水氏は)口ごもり、答えがなかった。部分的に残す趣旨でなかったのは明確だ」と述べた。
どう見ても、清水の説明に難がありまくりなのは明らか。
>>563 > >官邸は、東京電力の社長から最悪の事態に備えて退避の可能性を伝える電話がかかってきていると
> >認識していたにもかかわらず、あえてその電話に出なかった。
これは細野の事を言ってるんだろうが、それは既に清水が海江田・枝野に同じ内容の電話をした後だ。
その上で細野に同じ事を繰り返したからと言って、意思疎通が成立したとはとても思えない。
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20120108 >夜10時50分、2号機の(略)圧力が設計上の限界を超える。(略)最後の弁操作も失敗。
>清水社長が再び海江田に携帯電話で必死に接触を図る。
>はじめて電話が通じたときの清水の言葉を海江田はこう記憶している。
>「第一原発の作業員を第二原発に退避させたい。なんとかなりませんか」
>海江田は「残っていただきたい」と拒んだ。
>枝野官房長官は、日付が15日に変わるころ、自分にも同じ内容の電話が清水からあった
>枝野は「そんなに簡単に『はい』といえる話じゃありません」といい、電話を切った。
>福山官房副長官は、東電が、細野首相補佐官にも同じような電話をしてきた、という。細野は電話に出ること自体を断った。
その後、官邸は現場の吉田に直接状況を尋ねた上で本社に乗り込んでいる。
官邸側に状況を把握する意思はあったということだ。