よしりん先生本人から欄外にて、2ちゃんねるのよしりん援護隊に公式に激励のお言葉が発せられた!
そろそろ我々も、組織的によしりん先生を援護する必要が出てきたのではないか?
手柄を立てて、感謝状サインをGETせんがため、
よしりん援護隊を自認するものはここに集って作戦会議を行うべし。
まずは、男系カルトをネットから撲滅し、よしりん先生・ひいては
天皇陛下・皇太子殿下にご恩返しをしよう!!
アンチの工作を防ぐため
出来ればコテハンにトリップをつけて欲しい。
トリップの付け方 → 「名前 # 好きな文字列」
気持ちが悪いです;
3 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/01(火) 03:51:45 ID:9TEkXHLG
小林よしのりには最後まで付いていく。
意見は違うところもあるが10年以上読んでいれば他の論壇連中よりよっぽど
信用できる事を実感しているからだ。
攻撃的ですぐ喧嘩するのはそういう芸風だから仕方ない。
しかし今号でかつて喧嘩別れしたように見えた西部遷を評価しているのを
見ればわかるように、ちょっとした恨みを長年抱くような暗い性格ではない。
意見が合えばまた評価する。あるいは是々非々で対処できる。
そういうところがただの喧嘩屋とはまったく違う点だ。
さらに「ワシも疑え」と言う言葉。自分が常に絶対正しいなどとは思ってない
証拠だし、だからこそ信頼できるというものだ。
だから
>>1よ、応援するのはいいが教祖様にしてしまってはいけない。
どう見てもアンチが立てた釣堀だな
5 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/01(火) 07:59:40 ID:ll8MBYXI
さっさと消え失せろよパチのり
6 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/01(火) 08:11:29 ID:BItmkAhF
小林よしのりとそれの援護隊 とは S会である
男系カルトが、「小林は主張を180度変えた!」と騒いでいるが
180度変えても全然構わんと思う。
しかし問題は、わしズムの天皇論でも男系優先の女系容認論を展開してたし
報告書の中身や結論は批判してない、180度なんて変わっていないということだな。
有識者会議が素人ばっかりだったというのは「追撃編」の最初の方でも書いていたので
この点についても180度変わったとは言えない。
有識者会議が素人ばっかりだったという事実を認めた上で、
その下準備やとりまとめなどが、なかなか解った人間がコントロールしていたため
結果として報告書は評価できると言っているので、これも180度変わったとは言えない。
マスゴミお得意の、文脈捏造手法を新田も水島も使っちゃったってことだーねw
8 :
◇◇女系派の皆様ご注意◇◇:2010/06/01(火) 12:04:19 ID:PkgAAqQ/
■皇室を敬愛する女系派。双系派の皆様■
これは、小林先生の本意ではありません。
問題となるのはこの部分です。
>まずは、男系カルトをネットから撲滅し、よしりん先生・ひいては
>天皇陛下・皇太子殿下にご恩返しをしよう!!
シナ事変のさいに背後で、日本軍と中華民国軍を戦わせた共産党のやり口を思い出させます。
このようなことは、「ワシがペンでやること」というのが本意です。
2ちゃんで、尊皇派同士が口汚くやり合うことは、一般の方からみても双方のイメージを下げます。
本スレを立てた人は、左翼の可能性が濃厚です。
うかつにのせられないよう注意し、非協力の態度をお願いします。
>このようなことは、「ワシがペンでやること」というのが本意です。
そうとも言えないんじゃない?
「ネットで味方してくれる者にはサインやる」
「5人いればなんとかなる」
とかって小林が言ったんでしょ。
ネットで共闘を呼び掛けた(そして批判されると「遊んでやっただけ」と言い訳した)前科もあるし。
この
>>1が小林の味方かどうかは限りなくグレーだけど
小林の本意は
>>1と見た。
サイン程度で戦士が張り切って、ネットの風向きを変えてくれるならしめたもん。
「手駒がわしの期待通りに動いている」とご満悦。
逆にもし恥さらしなことになったり批判を浴びたりしたら
「ファンが自発的にやったこと。わしはギャグのつもりだった」と
逃げ道は用意してある。
10 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/01(火) 12:54:58 ID:PkgAAqQ/
本スレは、協力すべきでないニオイが濃厚ですが、もし議論するなら、
このスレの中にとどめるべきでしょうね。
他スレまで出張し、嫌がらせをやると道場のイメージを下げます。
早速、恐れをなしたアンチどもが
「これは小林さんの真意では無い!」と言ってみたり
「小林の思い通り動くやつら!」と言ってみたり必死だなw
どちらにしろそいつらに共通することは、
このスレに潜在的脅威を感じているということ。
思いどおりだろうが思いどおりでなかろうがんなこたどうだっていいのだよ。
日本人の評判を下げる!とか言って在特会を抑え込もうとするやつらと狙いは同じなんだろう
12 :
ヤクルト好き:2010/06/01(火) 14:34:03 ID:q311iXbi
なんのことはない。
男系絶対派は、御成婚時、美智子妃をさんざん批判し貶した自称保守の正統なる末裔。
小林の主張にも納得できないことはあるが、男系絶対派の主張に比べたら100倍まともだと思う。
13 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/01(火) 15:13:16 ID:PkgAAqQ/
昭和34年、御成婚当時の自称保守(正確には宮中内伝統派、守旧派か)は
現在の問題である男系派、女系派とは何のつながりもありません。
当時は、男系男子が当然、当たり前すぎて議論にもならず、男系絶対派も
女系派も存在しません。
不正確、怪しげな議論はやめましょう。
14 :
◇◇関係者へのご案内◇◇:2010/06/01(火) 15:28:52 ID:PkgAAqQ/
■■ご注意■■
>>1 ことさら
>よしりん先生本人から・・・お言葉が発せられた!
の表現や
>天皇陛下・皇太子殿下にご恩返しをしよう!!
さらには
>男系カルトをネットから撲滅し、
などの指示、
>在特会を抑え込もうとするやつらと
意図的に特定団体の名前を出し、反感を煽るやりくち、
これらより、本スレは左翼の工作の疑いが濃厚と判断しました。
その過程で特定人物のイメージ失墜も狙っていると思われます。
関係者には協力しないよう重ねて伝えます。
>>14 アンチ乙
長年のゴー宣ファンならこの程度の洒落っ気は理解できる。
あえて「よしりん尊師を防衛せん!」ぐらいの事を言えるくらいのノリがないと余裕があるとは言えない。
アンチはすぐそうやってムキになるから解りやすいなぁ
それにしてもネット道場なんかやってて儲かるんだろうか。
儲かるあてはあるんだろうか。
なんか金と手間だけかかってそう。
わしズムなら1冊1000円で何万部か売れてたわけだけど。
17 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/02(水) 03:44:14 ID:K/yT6KRO
洒落っ気か。しかしわざわざ誤解されるような親衛隊など小林よしのりも
必要としてないと思うが。
ただ、今回の女系論議でもわかるように小林よしのりと意見が違うと
「もう見限った」だの「あいつは終わった」だの火病を起こすアホが
多すぎるのには幻滅している。薬害エイズの頃のファンとまったく同じ
態度じゃないか。まったく他人に対して何を期待してんだか。
すべての問題に対して自分と意見が同じ人間なんているわけないだろうに。
俺は皇統問題はまだそれぞれの意見を読み比べて判断保留だが、仮に
小林よしのりと逆の結論を得られたところで小林叩きなんかしないよ。
どうも叩いてる奴ら見てるとカルトっぽい視野狭窄を強く感じるのは事実だ。
>>17 同意。
>>16 仮に「わしズム」が凄く売れてたならそうだけど、あまり売れてなかったとすれば、「わしズム」における損失の方が、ネット道場なんかよりずっと大きいですよ。
>>17 >小林よしのりと意見が違うと
>「もう見限った」だの「あいつは終わった」だの火病を起こすアホ
それは「小林の本を読んで目覚めた」「小林がこう言ってるから正しい」と
思いこんでた奴らなんだろう。
でも小林にもその責任の一端はあるよ。
小林のマンガは読者を煽り、「こう考えろ。こう解釈しろ」と押し付ける描き方だからね。
承認欲求の強いやつほど、ドツボにはまっていく。
20 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/02(水) 13:53:43 ID:fpdn3RQ8
俺はイラク戦争の時、親米派を支持しちゃったから(今からみると小林の方が完全に正しかった。)、今回は男系派の論理も女系派の論理も理解できるけど、小林の側につくことにするよ。
戦争論で目を覚ましてくれた小林に対して、一回意見が違えたくらいで罵倒する気にはなれないな、俺は。
21 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/02(水) 14:01:14 ID:aWc7wZko
でもさ、小林さんの男系派叩きもひどいからね。
あれで、叩かれた側におとなしくしてろ、
というのはチョット無理っぽいよね。
でもさ、小林さんの左翼叩きもひどいからね。
・・・・という意見と同じじゃん。そんなの。
小林は皇室典範改正のためには世論を盛り上げないといけないと思ってるから
おとなしくしてろとは言ってないんじゃないの。
新田は、皇祖神は沢山いる!といいはじめてるけど
だったら双系でいいんじゃない?という突っ込みは想像できなかったのかな。
案の定、旧宮家が誰なのかも言わなかったし。
バッシングされるから出さないと言うなら皇族にもできないだろ。
男女産み分けの確率論は滅茶苦茶だし。
今までの全体数から、確率は十分!とか言ってるけど
一回の問題じゃなくて、連続して男子が生まれる確率だから掛け算の計算になるってのは
中学生ぐらいなら解る話だよなぁ
・・・・という感じで、新田のペテンをQ&Aでまとめたサイトでもつくろうかな。
新田は本人も自覚してるだろうが、人生のなかで今が一番輝いてるはず。
にもかかわらず、小林の揚げ足取りに終始して、まったくチャンスを活かせてないんだよな。
25 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/02(水) 18:16:32 ID:j9AMIPPn
先生と仲のいい原口同志を総理にしよう!
原口政権で典範改正、女系公認! 待望の愛子天皇が実現する。
よしりん先生の大勝利です。中国の悪口は止めようね!
26 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/02(水) 21:51:51 ID:L9XMFvc5
27 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/02(水) 22:30:07 ID:fpdn3RQ8
28 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/02(水) 23:23:39 ID:K/yT6KRO
>>19 責任があると言えばそうだろうね。
でもこういう思想とか政治を扱う漫画でエンターテイメントと両立させると
すればゴーマニズムのような常に仮想敵を作るやり方しかないとも言える。
普通に書いてたらそれこそ四方八方に気を使った絵説き漫画にしかならない
だろうからね。その辺りの事情をわかった上で小林よしのりからぶつけられた
ゴーマンについて自分なりに考える、そういう読者以外にとってはまさに
毒にしかならないだろうね。
29 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/03(木) 00:25:09 ID:0aRglnxM
裏情報満載『実話ナックルズ』
1 ■今月末発売の実話ナックルズにて
在特会の桜井さんの本名と経歴が掲載されるみたいです。
ひじょーに興味深いですねーw
あき 2010-05-27 07:41:15
295. 久田将義 2010年05月28日 00:21
皆様へ。色んな方から、散々無視しろと言われました。が、告知です。
今月号の「ナックルズ」の某民族派の長、お2人のインタビューを読んで頂ければと存じます。
なお、当方は桜井さん(通称)の本名、本部の住所は把握しております。
なお、構成員の方も、四名の本名、住所、生年月日も把握しております(もちろん当局と擦り合わせなければなりませんが)。
なので、是非通称桜井さんに至ってはその肉声と素性を明らかにして頂きたいと存じます。何故そこまで隠すのか。
郵便局員だからですか?それとも違う職種なのですか?
近々、訪問させて頂ければ幸いです。尚、日本青年社は上層部は関係していないと思います。
追記・戸籍上、僕は日本人となっております。また、学会員でもありません。
久田将義拝
http://www.knuckles.tv/archives/51409476.html
>>28 マンガのプロレスか。
ある立場に立って、それをベタ褒めすると同時に、反対側の立場を糾弾する。
簡単な勧善懲悪の図式に押し込めるんだよね。
エンターテイメントとしてのそれはそれでわからなくもないけど
小林の場合、何らかの意図を持ってその立場を選ぶだろ?
とすると、その意図によっては、糾弾する側とベタ褒めする側が
容易に入れ替わるんだよな。
同じことをしていても、時によってはそれが糾弾材料になり
また評価する材料になる。目的を達成するために
足を引っ張る材料にするか、持ち上げる材料にするかを決める感じ。
それがもう個人的に、ムシズが走るくらい嫌だ。
さらには、そんな恣意的な善悪の図式だけを、まるでマニュアルか何かのように取り入れる
>>20のような「信者」の存在もたまらん。
>>20個人は誠実な人柄が伺えるんだけどさ。
どの立場も生き残るのに必死だからその立場になってるのは変わらないのに。
>>30 なにが言いたいのかわからん。3行でまとめろ
>>31 小林の描く勧善懲悪は恣意的だから当てにならん
言いたいことはこの1行だったw
ま勧善懲悪の図式なんて、どのみちそんなもんだけどな。
でもこういう考え方を小林は「価値相対主義のサヨク」と批判するんだよな。
それがまた危なっかしくて嫌なんだけどな。
そもそも、言論とはそういうものでしょ
自分の頭で判断しながら読むのが面倒くさいってことか?w
>>20みたいなのを見ると
自分の頭で判断するのをやめて、小林の判断をマニュアルにしているファンも多そうだ
と思ってしまう(
>>20ばっか槍玉にあげて申し訳ないが)
おれはじぶんのあたまでかんがえてる!
と言いながら毎回間違っちゃうアンチはこれいかに。
36 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/03(木) 20:40:04 ID:6hbB0qwV
ここは層か学会印のすれ?
ファンであるほど今の小林に違和感をおぼえないんかな?
38 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/04(金) 00:24:04 ID:njSUtGZd
小林よしのりカルトマニュアル下さい。
僕もぜひ入団したいのです。
39 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/04(金) 00:59:20 ID:mTFbV0i1
>>30 言いたい事の半分はわかる気がするが、他の論壇で言論やってる人間と
比べて小林よしのりだけが恣意的とは思えないな。
むしろ文壇人の方が今までどれだけ無責任なその場の空気読んだだけの
どうしようもない発言を繰り返してきたかを見てきているからね。
小林よしのりはむしろ空気を全然読まない方だろ?
恣意的というならばわざとそれまでと反対の側に寝返ってく事で従来の
言論界をグチャグチャにしてそれこそぶっ壊そうとしてるようにさえ見える。
ゴーマンかます、という決め台詞さえあれば意見がのちに変わろうとも、
「あれはゴーマンだから」と開き直る事もできるし反省を書くことで一本
作れたりする。これはやはり旧来の論壇にはできなかった大きな発明だ。
40 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/04(金) 01:56:26 ID:jhhVGnkA
41 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/04(金) 04:24:29 ID:E9ZSkHM+
小林さんは尊敬に値する方だと思っていますが、
桜チャンネルの男系・女系議論での小林さんは完全にダメ。
男系だけではこのままでは絶える可能性があるという主張の根拠が非常に脆くて聞くに耐えませんでした。
それどころか、皇族全体を揺さぶり結果として天皇制への疑心を煽ろうとしているような答弁と感じるとともに、
しかも、慶應の笠原?氏の発言が本当に慶應の教授かと疑いたくなるような呆れた内容のものでした。
小林さんを盲目的に信用されている方々はともかく、それなりの社会人経験のある視聴者はみなさん同様に感じたのではないでしょうか。
いずれにせよ、男系・女系論は皇族の内輪もめを煽動することになるので、小林さんが本当に天皇制を大切にしたいのならそれに関する発言を即刻控えるべきです。
繰り返します。小林さんが皇族を大切に思う気持ちが本物なのであれば、男系・女系に関する発言は即刻やめてください。
むろん男系論者に対しても同様です。
42 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/04(金) 06:41:23 ID:mTFbV0i1
>>40 俺はいいと思う。思想、言論なんてのは変化して当然だし、むしろ若い頃に
信じ込んだ価値観だけで一生世の中の森羅万象を語り続けるなんてアホだろう。
ところが多くの言論人はそれをやるから矛盾も出るし、あるいは過去の言論を
なかった事にしていつの間にか転向してたりする。
ゴーマニズム宣言が「発明」だと俺が言う意味はその矛盾やインチキを限りなく
ゼロに近付ける事ができるという事。それは小林よしのりという人物が主人公の
ドキュメンタリーを漫画でやっているわけで、当然ひとりの人間のドキュメンタリー
だから間違える事もあるし、謝罪する事もあるし、仲間と喧嘩別れもするし、
逆に見直した、とか言って再び仲良くなったり、要するにその時点での自分の考えを
出来得る限り自由に発表できる場を持ってるわけ。そして長期に渡る連載という事は
小林よしのりという主人公が色んなものに興味持って勉強したり、喧嘩したり、
成長したり駄目になったり、そういった事すべて含めて追って行く楽しみが読者にも
提供される。付いていけないという人はこの漫画のリアルタイム自叙伝のような性格を
読みとれてない人なんじゃないか。
43 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/04(金) 06:51:50 ID:mTFbV0i1
>>41 確かに天皇反対派との論争ならばともかく天皇の価値を充分わかってる人同士の
論争というのは内ゲバみたいで見てて辛いものがあるのは俺も同感。
ただ、今やらなきゃ遅すぎる、という小林よしのりの意見には俺は納得してるので
この論争がまったく無意味とも思えない。難しいところだね。
44 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/04(金) 08:20:22 ID:LlJz/1xP
>沢尻氏
>>739は、「ごーまんかましてよかですか?」は、
主張への振りだけでなくブラフにも使える発明だと言ってるのでしょ?
互いの主張を付き合わせるのではなく、論争で勝つためのテクニックならば、思想家ではなくソフィストでしかない。
また、ドキュメンタリーならドキュメンタリーらしく、主張の変節を明示すべきだろ。
薬害エイズやつくる会は明示したが、今回の天皇論で新田から指摘された数々の矛盾は、意趣逸らしばかりでまるで答えてない。
45 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/04(金) 10:28:27 ID:njSUtGZd
>>42 >ゴーマニズム宣言が「発明」だと俺が言う意味はその矛盾やインチキを限りなく
ゼロに近付ける事ができるという事
↑
悪いけど、これの説明がないです。どういうことか詳しく教えてください。
>自分の考えを 出来得る限り自由に発表できる場
↑
その通りで、小林氏は漫画による「表現の自由」という近代的な価値観を推進してる人
だとは思うけど、論敵への印象操作や、自分の都合に合わせて事実を捻じ曲げるこ
とも容易くできるよね。自分の矛盾を巧みに誤魔化したり、単行本やその他で
主張を削除したり、説明責任果たさず書き換えてたりも平気でできますよね。
たまに自分の過ちを、信用を落とさない限りにおいて、適宜に認めて、ずるがしこく
織り交ぜていく手法を使えば、誠実であるかのよう装うことも十分可能です。
小林氏がそうであるかの当否はともかくとして、
どこで、「発明」というもので矛盾やインチキがゼロに近づいてくような
メカニズムになってるの?どこで自由(と言うより放縦放埓)に対する義務が
客観的にみて正当に付加されてくるわけですか?
やっぱり有料化きたね。
どう考えても商売にならないもんなぁ。
でも500円は安すぎるかなぁ。
どうせ勝手に情報流出させる奴もいるよ。大丈夫かな。
金を払えば何でもネットで手に入るってのもだらしないと思ってたとこだから
公開しなくてもよかったんだけど
道場の動画だけは3000円ぐらいにしてみたら?と思う。
それか、DVDにして発売するとか。
って、今さら書いても仕方ないか。
48 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/04(金) 23:02:35 ID:mTFbV0i1
>>44 もちろん意地悪く言えばある種の責任逃れもできる「発明」という意味も
含んではいるよ。でも俺がそれを肯定的に見る理由としては、小林よしのり
以前の言論人がそのような工夫もなくその場その場で矛盾を露呈させたまま放置
していたり、あるいは自分の考え方の変節に対する説明責任を怠ってきた事を
散々見てきているからだ。
また「今回の天皇論で新田から指摘された数々の矛盾」については現在まだ
論争中なので判断はもう少し待つべきではないかな。
あと「希望の国、日本」という本では男系派の稲田氏との討論でもそんなに
ファナティックに主張しているわけではない。つまりやはり漫画であるゴー宣では
わざと過激に論争を煽ってる部分が大きいと思うし、だからこそこの板でも
大きな反響を呼んでいるわけで。そこがエンターテイメントを意識せざるを得ない
漫画家としての拘りでもあろうし、ゴー宣だけで判断するとあれを思想書と捉える事は
できないという意見には同意する。
49 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/04(金) 23:37:27 ID:mTFbV0i1
>>45 最初の質問に説明します。それまでの論壇、言論界では何かのトピックに対して
主に論壇誌を場として言論で飯を食っている人物に原稿を依頼する。そしてそこには
継続性というものが最初からないから大抵は単発原稿で終わるし、稀に論争になった
としても小さなトピックに関する限定的な往復書見にしかならなかった。
さらに後に別のトピックに移った時に前に言っていた事との矛盾があってもそれを
追求される事もない。だからほんとにその場その場で適当に書き散らしているような
売文的なものが多かったと実感している。しかしゴーマニズム宣言というのは
前にも書いたように作者が主人公のドキュメンタリーとして読む事ができるから
矛盾があれば追求されたり、また反論したり、あるいは意見を180度変えて反省する
過程すらも逐一報告する事ができる。もちろん扱ったトピックが多いのですべてに
対してそれが出来ていると強弁するつもりはないが、少なくとも「矛盾だ!」と指摘
されても作者が一向に困らない装置をあらかじめ作ってあるという事。
考えてみれば思想や言論というものに物理学で夢想されるような統一理論など
あるわけがないので、常に矛盾が付き纏う分野だという事はわかるだろう。
それをいかにも「私は真理を書いている」と思わせる文体で偉そうに書いていた
かつての言論人と、偉そうな上から目線では負けてないが「これは小林よしのり
という主人公の思索の履歴をリアルタイムでドキュメントしている長編連載である」
という設定を持つ小林よしのりとを比べれば、安心して矛盾をさらけ出せるのは強味だし
読者もその事を自覚して読み続けていさえすればちゃちな洗脳なんかに怯える必要もない。
しかしこの板を眺めていると一喜一憂してしまう読者が多い気がするが。
だって「ゴー宣で目覚めた」とか言う奴が多いんだもん
51 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/04(金) 23:52:24 ID:mTFbV0i1
>>45 後半の質問についてはゴー宣には常にそのような毒はある、としか言えない。
で、その毒を無効化するには読者のリテラシーに頼るしかない。
俺が何度も主張しているようにゴー宣は思索遍歴ドキュメンタリーだ、という
事を常に確認していれば何も問題ないはずなんだけど、実際はそういう読者
ばかりじゃなさそうだ、というのは俺が少々幻滅してるところでもある。
あと48でも書いたけど小林よしのりの全体像を見るにはゴー宣だけでは駄目
なんだよね。やっぱりゴー宣はエンターテイメントだから過激が売り。
過激でなくなったらゴーマンではなくなってしまうし。他の書籍とかにも
なるべく目を通していれば結構落とし所を常に考えているような常識的な
言動も多く目につく。そういう風にゴー宣だけでなく活動全体を俯瞰すれば
小林よしのりはやはり稀有な思想家だと俺は言えると思う。
52 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/04(金) 23:57:28 ID:mTFbV0i1
>>50 目覚めるのはいいけど適度な距離を取って自分の頭で考えないと
毒にしかならないだろうなあ。でも毒のない作品は魅力的なものには
ならないよね。
53 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/05(土) 00:35:45 ID:omCp2Vu7
>>1 最近チャンネル桜の信者か工作員か知らんけど、変なやつ増えたよな。
だから俺も参戦する。
でも、不備だらけのよしりんの女系論を擁護するつもりはない。
あくまで気持ち悪いカルトティックなネトウヨや桜信者をバスターするだけ。
54 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/05(土) 05:25:48 ID:jaDm46jF
独裁専制を統治の理想とする奴にネトウヨも言われたくないんじゃないかな。(笑)
55 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/05(土) 09:35:09 ID:/XqKwIiJ
>独裁専制を統治の理想とする奴にネトウヨも言われたくないんじゃないかな。(笑)
それはもうやめたんだけど何か?
日本国のみでこれからも生きるなら天皇制、周辺国併合や領土拡大を図るのなら
共和制と俺は決めてる。
小林よしのりは読者の批評、批判を許容できないたちなんだろうね。
天皇論追撃篇を始めたの動機の一つは読者からのお便りみたいだったし。
>周辺国併合や領土拡大を図るのなら共和制と俺は決めてる。
この発言は一時撤回します。
共和制に対する考えは凍結し、今は天皇制女系容認主義者として行きます。
58 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/05(土) 13:39:59 ID:GrdgitSX
そして来週になれば大統領制を主張します。
>>56 小林氏は読者も自分と同じだとみてるからなぁ
他の物書きには読者なんざ虫けらだからな
実際は後者が正解
60 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/05(土) 18:51:27 ID:ttjeQ37P
>>56>>59 ゴー宣の初期から読者カードを紹介したり読者の反響を常に意識してるのは確か。
でもそれって悪い事か?今から考えるとインターネット普及以前に双方向性のメディアを
自力で作り上げてたようにも思えるし、一切の批判を「無視する」のと「答えようとする」
のでは断然後者の方が誠実に思えるが。
>>53 女系論を批判する立場でもカルト的言論には気味の悪さを感じるというのは
冷静でいいと思う。そもそもネットでの雅子さま愛子さま批判なんて不敬云々どころか
人間として最低な発言が多いと俺も感じてる。そんな奴らが男系絶対で尊皇派を自称する
なんて冗談もいいところだ。
62 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/05(土) 22:05:42 ID:HPpjgVCe
>>53 >>でも、不備だらけのよしりんの女系論を擁護するつもりはない。
あくまで気持ち悪いカルトティックなネトウヨや桜信者をバスターするだけ。
本当に小林を助けたいなら、その不備だらけ、嘘だらけの女系論を本人に
自覚させ、修正させたらどうか?
彼の主張なんて嘘や思い込みばっかりじゃねえかよ。多くの国民が悠仁さま
より愛子さまを慕っているだなんて、よく言えたもんだ。どうしてもという
なら、根拠示してみろよ。
63 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/06(日) 08:18:20 ID:BtvkVuoq
>>60 >そもそもネットでの雅子さま愛子さま批判なんて不敬云々どころか
>人間として最低な発言が多いと俺も感じてる。そんな奴らが男系
>絶対で尊皇派を自称するなんて冗談もいいところだ。
おかしいですよね。
要するにマスコミ週刊誌側の人間らと同じです、尊皇派の皆さんは。
>>62 >本当に小林を助けたいなら、その不備だらけ、嘘だらけの女系論を本人に
>自覚させ、修正させたらどうか?
>彼の主張なんて嘘や思い込みばっかりじゃねえかよ
彼の女系論が左翼の反天皇女系論理と認知されるのは致命的であると思います。
だから小林を批判できる女系派の存在がもとめられているのかもしれない。
64 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/06(日) 08:52:56 ID:LRSPjLXE
皇統は男系一系を維持しながらも何らかの「揺れ」がある
世情に合わせて適任を選択するという実は柔軟なシステムなんだという線から紐解く研究者がでるべき
単なる天皇絶対主義国家ではないのが日本の強さだ、君主に物申す自由こそが日本らしさだ
65 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/06(日) 10:57:33 ID:BtvkVuoq
>>64 非常に高度な分析をされていると思います。
核心の部分と変革の部分をいかにバランスよく調和させながら時代に
合わせて「進化」させていくかが問題になってくるのではないかと。
あと、君主に物申すというより制度に物申すといったほうがより適正ではないかと。
66 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/06(日) 12:04:10 ID:LRSPjLXE
>>65ありがとうございます
君主に物申す自由ではなく君主選びに物申す自由、が的確な表現でしょうか
イワシやキムにでも従え、というようなものではないのが日本です
現在に置き換えれば皇太子よりも秋篠宮が国難における国民意思、ということです
いずれにしても君主に物申さねばならないような事態無くここまで来れたことが日本人の幸せであり
歴代御皇族方のたいへんなご苦労を察してお支えしていかなければなりません
67 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/06(日) 15:14:46 ID:BtvkVuoq
>君主に物申す自由ではなく君主選びに物申す自由、が的確な表現でしょうか
まさにそのとおりです。
さらにしっくりきましたw
>いずれにしても君主に物申さねばならないような事態無くここまで来れたことが
>日本人の幸せであり歴代御皇族方のたいへんなご苦労を察してお支えしていかなければ
いや〜まさに奇跡でしょうね。
島国と言うのもあるのでしょうが、ニーチェが理想とした国民と君主のあり方を
日本はすでに実現されてると聞きます。
69 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/06(日) 21:45:03 ID:59kugpuh
小林が潰れればいいだけ
議論などどうでもいい
★★男系絶対主義(シナ男系主義)派★★
新田均、百地章、小堀桂一郎、水島総、八木秀次、
中川八洋、大原康男、渡部昇一、櫻井よしこ、他
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
★★女系容認派★★
小林よしのり、高森明勅、笠原英彦、所功、
酒井信彦、猪瀬直樹、西部邁、松本健一、櫻田淳、
宮城能彦、笹幸恵、堀辺正史、松崎敏弥、成清 弘和
大島真生、高樹のぶ子、神田秀一、小田部雄次、
鹿島茂、高橋紘、田中卓、他
71 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 05:55:28 ID:yCMbe2vB
>>64>>66 64の意見はとてもよくわかる。ただ66で述べられている国民意思が秋篠宮という
ところがちょっとわからない。ソースはあるのだろうか?
この論争については静観しようと思っていたが自分としては皇太子ご一家が
叩かれる理由がさっぱりわからん。週刊誌レベルの情報で公務をサボりすぎだ、
とか高いレストランで食事した、とかまるで麻生叩きの頃のようなどうでもいい
話が出回ってるのは知ってるが、御病気なんだから仕方ないだろうと思うし、
その御病気の原因がSAPIO最新号のゴー宣にも書かれていた皇太子殿下の発言、
「雅子の人格を否定するような動きがあった」から推測すればお気の毒だとしか
言いようがない。そのような病気と闘う雅子さま、その雅子さまを必死で守ろうと
する皇太子殿下を応援する人達は沢山いるはずと推測できるが。
あとネットで見かけるのは創価学会とグルだ、とかいうオカルト並みの陰謀論。
こんなものは陰謀論なんだから信じちゃう方が馬鹿、もしくはそんな陰謀論を
流して得をする特殊な人達だろう。
無論、天皇は男子、の法が変わらない限り皇太子殿下の次は秋篠宮殿下だし、
その次は悠仁さまで決まっている。しかしその後が未知数どころかその時代に
皇族が悠仁さまだけになってしまう事を小林よしのりは危惧しているのだろう。
そしてその危惧は側室なし、男子のみ、という現在のルールでは未来永劫続く
ことになる。だったら今の内に長子優先というルールに変更して危惧を失くす
と共に皇族方の男子を産まなければというプレッシャーも消滅させてあげよう
というのが小林よしのりの理屈であって、それを支持する日本人はもしアンケート
でも取れば圧倒的に多いような気がするのだが。
72 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 06:06:28 ID:yCMbe2vB
もちろんそれに対して旧宮家復活で皇族の数を増やす方が男系維持もできるし
民間から皇室に入る場合、婿として入るより嫁としての方が入り易いだろう、
という男系派の理屈も俺はわからないわけではない。だから女系容認VS男系絶対
という図式の論争にはまだ加わるつもりはない。判断保留で論争の行く末を
見守る立場だ。しかし皇太子より秋篠宮が国民意思と言われると意味がわからない、
という理由で書かせてもらった次第。
73 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 06:08:55 ID:eQra2OPT
>>71 >しかしその後が未知数どころかその時代に
>皇族が悠仁さまだけになってしまう事を小林よしのりは危惧しているのだろう。
であれば、現段階では「女性宮家」創設だけで十分で、↑の事態を迎えたときに女帝議論をすればいいのだ。
現状、道筋が整っている状態に関わらず2670年継承された伝統を変えようとするのなら、保守思想でなく
国体破壊の左翼主義者とレッテルを貼られてもいたしかたない。
>>72 元も子もない言い方かも知れないが、国民意思など二の次に過ぎない。
75 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 06:25:05 ID:yCMbe2vB
>>73 女性宮家の創設を急げ、というのは小林よしのりも言ってるよね。
ただ「男子を産まなければならないプレッシャー」についてはそれだけでは
変わらないのでもっと踏み込んだ案をゴーマンかましてるんだろう。
それに対して左翼主義者と簡単にレッテル貼ってしまうのはちょっと性急すぎる
と俺は思うが。あと、小林よしのりは保守とか革新という旧来の二分法では
すでに物事を考えてはいないだろう。そしてその態度そのものは俺は素晴らしい
と共感しているんだが。
>>74 それは66さんに言ってくれないか。
76 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 06:37:02 ID:eQra2OPT
>>75 >ただ「男子を産まなければならないプレッシャー」についてはそれだけでは
なぜ???
女性宮家はそのプレッシャーから逃れるための案でしょう。
悠仁親王殿下の代でお子様がお生まれにならなかった、その時に女性宮家にお子様がいらっしゃれば
その親王、内親王が継承すればいいだけ。
もちろん悠仁親王殿下に内親王がいれば、その方が継げば良い。
女性宮家の創設をしながら、女系容認議論を今やる必然性、あるいは論理性が無い。
だから本当は左翼主義者とみなされても仕方ないだろうと言ってるわけだ。
>>75(続き)
>それは66さんに言ってくれないか。
だから相手にしてもしようがないでしょ、ってこと。
78 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 07:37:45 ID:yCMbe2vB
>>76 なるほど、順番として一気に女系容認、長子優先に行くのはおかしい、というわけね。
まあ、ここは小林よしのり援護スレなのであえて援護してみると、穏当な落とし所は
考えてるんじゃないかな。つまりゴーマンで一番過激な案を提示してもう一方の過激な
策である旧宮家復活という案に対抗しつつ、女性宮家の創設を穏やかな案として世間に
認知させると共にこの皇室の未来の問題に対する関心を広める、と。
あともうひとつ考えられるのは、積極的に男系神話を破壊しようとしているか。
後者については実は俺も少なからず夢想した事はあってね、それは破壊する事でより
皇室が国民にとって身近になるとでも言うのかな、左翼とはまったく逆で皇室に対する
関心や尊敬を維持するためという理由なんだけども。この場合の天皇観とは国民とは
違う特別なファミリーというのではなく、神代の頃から考えれば国民も天皇家も
ルーツは同じである、という考え方に拠る。アダムとイブのようにイザナギとイザナミ
からすべて始まっているという理屈ね。だからよく佐藤さんが婿に入ると佐藤朝になる
とか書いてる人いるけど、佐藤さんだろうが鈴木さんだろうが天皇家とは親戚みたいな
もんなんだから王朝断絶じゃないんだよ、と。この理屈の持つ可能性に惹かれてる
自分がいる事は認めよう。これなら左翼も特権階級だ、とか批判できないだろうし、
現実に部落民と天皇家はルーツが同じという研究もある。つまり天皇という存在を
どんな立場からも否定できないようにしてやる、というような野望を含んでるわけ
ですよ。ただ、ドラスティックな変化というのはやはり慎重にとは思うから、
自分としては夢想で終わってるし積極的に主張もしないが、小林よしのりは
ゴーマニズムなんだからそんな事を実際に考えて主張してたとしてもちっとも
驚かないし。そして過激に思えるかもしれないが尊王である限り左翼主義者と
いう事にはならないだろう。
79 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 08:20:33 ID:eQra2OPT
>>78 ならば一言、「尊皇を名乗るな」でお終い。
伝統を保守しない尊皇など子供でも信用しないでしょう。
逆に今回「天皇」に触れてしまった事で小林よしのりの本質が露わになったの良い事だと思ったね。
そういった意味では今後の展開にはファンや信者としては楽しみにしていてよいだろうね。
もちろん元ファンとしても物凄く楽しみにしてるが。
ちなみに戦前の頃は「自分たちの家系だってどこかで御皇室と繋がっている」という意識はあったと
渡部昇一氏なども回想していた。
それがGHQの占領政策や戦後教育によってそういった意識が薄れていったわけだから、
その理由を男系とし、王朝交代により国民に自覚ができるという分析は間違っているだろうね。
戦前の方が皇室との一体感というのはよほどあったわけだからね。
80 :
回帰:2010/06/08(火) 08:37:58 ID:VUYOT19m
>★★男系絶対主義(シナ男系主義)派★★
別にシナの男系主義を支持してるわけじゃないだろ。
シナ朝鮮の男系と日本の男系は違うだろ。
神武皇統主義(日本男系主義)派と呼ぶのが正しい。
81 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 09:05:11 ID:yCMbe2vB
>>79 保守や尊王の定義の問題だな、それは。
まあ、俺はこのスレで散々言ってるがゴー宣は思索遍歴ドキュメンタリーなんで
小林よしのりがどのように変化しようが楽しめるわけで、それはあなたと同じだ。
戦前に皇室との一体感があったのは紛れもない事実だし、戦後それが崩れてきたのも
その通り。その崩れた理由をたぶんあなたはある種のリベラリズムの浸透、洗脳の
結果だと考えてるんだと思う。いや、それは全く正しいし俺も同感。
そこで一体感を回復するのに戦前に戻れというのは簡単だが俺は現実味がないと
考える。それは鎖国を解いてからは特に顕著だと思うが、日本という国も否応なく
世界の文明の潮流に対峙しなければならないからだ。戦前の一体感についても、
江戸時代までの皇室に対する親しみとはまた違っていて、一神教文明みたいなものを
無理矢理輸入した結果と言う事もできる。現人神信仰みたいなものは伝統ではない。
そして現代では更に世界は狭くなってきている。この状況で過去の一体感を再現するのは
無理だろう。であるならば時代に合った一体感を模索する方が現実的に思えるわけだ。
もちろん伝統をすべて破壊するのではない。伝統の解釈を現代風にすると言えば良いかな。
その一例として家系図信仰ではなく「万民は天皇の赤子」の思想を現代風にアレンジする。
もっと言えば天皇が天皇たるレゾンデートルであるところの神道の祭祀王としての側面を
強調してアニミズム的世界観である神道の国際化まで視野に入れる。
ここまで来ればむしろ伝統破壊というより神話世界の復権とも言えるかもしれない。
だから伝統を守ると言っても保守的な守り方と積極的な守り方と二通りあるんだよ、と。
まあ、これは俺が今絶対主張したいというのではなくて可能性としては面白い話なので
例として書いてるだけだけれども。とにかく伝統とか保守といった概念を硬直させたまま
思想するのはあんまり面白くないと俺は感じる。運動がしたいならそれはまた別だが
俺はゴー宣を読んで自分の思想の手助けにしたいと考えて読み続けてるわけだからね。
82 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 09:38:01 ID:eQra2OPT
>>81 俺が楽しみにしているのは「仮面を剥がされた売国者の末路」が
どうなるかなのであって、あなたとは違うと思うよ。
>現人神信仰みたいなものは伝統ではない。
これは終戦間際のある一定期間のみだと小林も描いてたはずだよね。
なのに何故それを持ち出してるの?まるで誰も主張していないY染色体論や側室制度復活を取り上げて批判しているマンガ家と同じ。
ちなみに江戸から戦前で急に皇室観が変わったと思ってるのも上記の理由で間違いね。だから俺も戦前に戻れ、とも書いてないはずだし。
あなたも長々と色んな事を書いているが結局はリベラル思想、左翼思想なわけでしょ。で、それはそれで構わないよ。
今、小林よしのりが叩かれてるのは、尊皇や保守、愛国者を装って実際は
まったく逆の言論や思想を展開しているところにあるわけ。で、その卑怯な手法もやり玉に上がっているけどね。
左翼主義者かどうかってのは実はあまり関係無い。それならその立場を明確にして自分の考えを主張すればいいだけ。
保守的だが積極的だか知らないけど、これはあなたも一緒ね。
83 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 10:07:46 ID:yCMbe2vB
>>82 俺は小林よしのりファンだけど盲目的信者ではないつもりなんでね、現人神に
ついての話は確かに左翼について誇張されているとは思うけど、例えば御真影が
各家庭に配られて、とかいうのは今の北朝鮮みたいで気持ち悪いな、と思うわけよ。
だからそういう神格化という意味では明治以降の政策は伝統とはちょっと違う、
という認識を持っている。それを間違いだ、と言われてもねぇ。
で、なんで皇室の繁栄を祈ってる俺が左翼思想の持ち主になるのかさっぱり
わかんないんだけど、君の方が尊皇派を自認しながら他人の尊皇思想にケチを
付ける内ゲバ煽りがしたいだけのなり済ましなんじゃないか、という反論だって
こっちはできるわけだ。まあ、レベル低くなるからやんないけれども。
とにかくレッテル貼りは不毛だからやめましょう。
少なくとも俺は反戦平和みたいな左翼ではないし、天皇陛下を尊敬している。
その辺の基本は小林よしのりだって同じだろうと思ってる。
どうもなあ、保守はこうでなきゃ、とか思い込みが激し過ぎるように感じるな。
ま、別に君の定義の保守や尊皇派でなくても俺は困らないんだけども。
84 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 10:17:58 ID:yCMbe2vB
訂正
×左翼について→○左翼によって
85 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 10:24:56 ID:eQra2OPT
>>83 配られたのは家庭でなく学校ね。もう一回ちゃんと読み直した方がいいよ。
>で、なんで皇室の繁栄を祈ってる俺が左翼思想の持ち主になるのかさっぱり
別にあなたの主義主張はどうでもいいってことね。
小林の主張のインチキさ加減を指摘することに意味があるんでね。
あなたの持論や自説を滔々と披瀝してもしようがないでしょ、ってこと。
86 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 10:28:40 ID:KcsbUKnl
国民の安寧のためのバランス感覚が伝統なのかな?
87 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 10:33:14 ID:yCMbe2vB
>>85 いや、小林よしのりの主張のインチキさと君が指摘する部分に関して、
必ずしもインチキとは限らないという可能性を披歴したわけでね。
要するに小林よしのりは自らの左翼思想、天皇制廃止思想を世の中に
広めるためにわざわざ天皇論とか昭和天皇論という大著を書いた、と
君は言ってる事になる。そんな妄想じみた話に説得力があると思うか?
88 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 10:37:20 ID:KcsbUKnl
個人の自由とか主権とかを訴えるのが左翼かな?
伝統より私が先
89 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 10:37:41 ID:yCMbe2vB
>>86 単純に伝統というのは時代によって変化するものだとは思ってるよ、俺は。
消えたら伝統ではなくなってしまうが変化ならば許容される、それが伝統。
その許容の範囲について色々意見がある、というだけの話でしょう。
90 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 10:40:28 ID:KcsbUKnl
個人の自由とか民主主義とか、主権とか人権とか
道徳なんかを蔑ろにして、保守系まで言うようになっちゃったから
今の国民には天皇とか遠くなっちゃった
91 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 10:43:45 ID:KcsbUKnl
保守が自由、民主で左よりになっちゃったから国民がモンスター化
92 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 10:44:22 ID:eQra2OPT
>>87 可能性というか小林よしのりが言っていないことをあなたが勝手に忖度してるだけしょう。
一例ね↓
------------------------------------------------------------------
78 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 07:37:45 ID:yCMbe2vB
(中略)
>まあ、ここは小林よしのり援護スレなのであえて援護してみると、穏当な落とし所は
>考えてるんじゃないかな。
(後略)
------------------------------------------------------------------
ついでに、これ↓は俺への忖度になるね。
>要するに小林よしのりは自らの左翼思想、天皇制廃止思想を世の中に
>広めるためにわざわざ天皇論とか昭和天皇論という大著を書いた、と
>君は言ってる事になる。
まあ、陛下の大御心を忖度、というよりも「捏造」してまで女系容認論を
撒き散らしたマンガ家は最低だけどな。
93 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 10:46:50 ID:eQra2OPT
>>89 >単純に伝統というのは時代によって変化するものだとは思ってるよ、俺は。
この考えがリベラル思想の典型なのに、要するにこの時点で伝統をまるで分かっていない。
94 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 10:46:57 ID:yCMbe2vB
>>88 右翼左翼も定義や時代、地域によって変わってくる。
今現在の日本で言えば左翼から共産主義信仰という側面は失われた。
残ってるのはやはり天皇制反対とか反戦平和みたいなイデオロギーかな。
リベラル=左翼、コンサバティヴ=右翼、とは言えない。
95 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 10:52:25 ID:eQra2OPT
>>94 >右翼左翼も定義や時代、地域によって変わってくる。
これなどはまったくの相対主義と言えるしね。
こんなコロコロ変わる定義で「伝統」を語れるはずがない。
96 :
回帰:2010/06/08(火) 10:58:33 ID:VUYOT19m
>>78 >神代の頃から考えれば国民も天皇家もルーツは同じである、という考え方に拠る。
>アダムとイブのようにイザナギとイザナミからすべて始まっているという理屈ね。
>だからよく佐藤さんが婿に入ると佐藤朝になるとか書いてる人いるけど、佐藤さん
>だろうが鈴木さんだろうが天皇家とは親戚みたいなもんなんだから王朝断絶じゃないんだよ、と。
そういう考え嫌いじゃないです。
>>81 三島由紀夫も同様の事を考えていらしたのではないかと思います。
かれは女系であっても良かったようですから。
>神道の祭祀王としての側面を強調してアニミズム的世界観である神道の国際化
>まで視野に入れる。
>ここまで来ればむしろ伝統破壊というより神話世界の復権とも言えるかもしれない。
私が本スレのほうで女系論のことで「すごい事に気づいた、真理にたどりつつある」と
言っていたのは実はそこなんです。
伝統を破壊して、というかバラして信仰を、神話を1から踏みなおすのも大事だと思うんです。
同じようなことを把握されておられた方が居てよかったです。
私は現人神の本質と言うのを日本のはるか古代の2600年前から存在していたこの島
の先住神であって、天照大神とか神武とかというのは、何時からか我々が後でかってに
付けた説話であって大事なのは神そのものの存在なんですね。
そうした事はアイヌのカムイとも通じてくるわけで日本の神とアイヌのカムイって言うのは
本質としてよく似てる。
こうしたことは信仰の頂点が神ではなく民族の型それ自体に対象がある右翼には絶対に思えない事でしょうから。
文学や芸術などの創造的価値に近い世界です。
>俺はゴー宣を読んで自分の思想の手助けにしたいと考えて読み続けてるわけだからね。
同感です。
あ、それとここが実質女系派のスレでいいかも分かりませんね。
97 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 10:59:09 ID:yCMbe2vB
>>92 前半についてはそうだよ、可能性を語ってるんだから想像だ。
しかし後半のあなたに対する分析は想像じゃない。だって小林よしのりの
仮面が剥がれるところが見たいとかインチキだとか左翼だとか書いただろ?
ということは天皇論も昭和天皇論もインチキで左翼な人間がわざわざ書いた
という事になるだろう。
>>93 変化をまったくしちゃいけないのが伝統なら天皇家にまつわる様々な形態だって
変化しまくりじゃないか。時代に即して変化してきた部分は他の伝統にだって
いくらでもあるだろう。例えば相撲は昔は土俵なんてなかった。土俵が出来たから
相撲は伝統文化じゃないってか?
98 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 10:59:22 ID:KcsbUKnl
男女平等とかひろまっちゃったし
個人の自由とか民主主義とか主権とか、道徳とかを軽んじて広まっちゃつたから
モンスターな国民を納得させるにはかなり難しい
保守が伝統(道徳など)よりアメリカにあわせて左的なものを受け入れちゃったから
99 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 11:04:23 ID:KcsbUKnl
慣習には悪習も良習あるから
それを判別するための判断基準が伝統という精神形式の真髄・・・かな?
100 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 11:07:10 ID:FNYNKBmJ
天皇を伝統だとか、相撲を伝統(文化)とかいうけど、
それ自体はまったく変化してきたとしかいいようがない。
実体的な面で言えばね。
でもそれは残念だが伝統ではない。慣習だ。
天皇だとか相撲だとか、それの「変え方、考え方における国民の精神」
が伝統というものだといえる。
もちろん天皇は国家の象徴だから伝統意識がふんだんに盛り込まれている
から伝統と倒置してもさほど重大な間違いではないけど、
天皇が変化してきたが、イワシの頭にならなかったのにもちゃんと理由がある
それの意識が伝統。つまり観念的なものなんだよ
101 :
回帰:2010/06/08(火) 11:09:25 ID:VUYOT19m
>>100 柔道や相撲のようなスポーツ的な要素のある伝統と言うのは
仕方ない面もあると思います。
剣道はあまり変化されずにきているようですけど。
102 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 11:12:33 ID:eQra2OPT
>>97 >だって小林よしのりの
>仮面が剥がれるところが見たいとかインチキだとか左翼だとか書いただろ?
>ということは天皇論も昭和天皇論もインチキで左翼な人間がわざわざ書いた
>という事になるだろう。
結局、これもあなたの想像でしょ。
小林よしのりに関して自分の忖度である事も認めているし。
所詮、想像と忖度で持論を展開しているわけでしょう。
>変化をまったくしちゃいけないのが伝統なら天皇家にまつわる様々な形態だって
>変化しまくりじゃないか。
皇統問題にしても男系か女系かは議論の背骨部分でしょ。新田氏も言っていたけどね。
要するにあなたはこの伝統=背骨部分、土台部分がなんなのか理解できていないんですよ。
103 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 11:15:23 ID:yCMbe2vB
>>96 話が通じる人がいて嬉しいよ。三島由紀夫は「などてすめろぎは〜」の小説の
印象が強いせいか天皇神格派のように誤解する人もいるようだけど、もっと
先を見越して天皇と日本の関係を考えてた人だったことは間違いない。
全共闘に対して「お前らがひと言“天皇”と言いさえすれば手を組んでもいい」
なんてアジったのは典型的だね。右翼、左翼なんて狭い枠で考えてないのよ。
その辺は小林よしのりにも感じるところでね、元新右翼の鈴木邦男もそう。
思想ってのは硬直化させちゃ絶対有意義なものなんて出てこないよね。
それにしてもここは小林よしのり擁護スレだ、っていうのになんでアンチばっか
湧いてくるんだ?たまにはいいけど多過ぎるぞ。
104 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 11:16:35 ID:qXwm1VZH
天皇皇室問題に難しい理屈は全く不要。
男系派が「最後の最後に男子天皇が絶望になったら女性、女系でも認める」
これを言った時点で勝負は終わっているんだよ。
自分で言った、その意味すら分からず「男系、男系」と喚いているだけの真性馬鹿が群棲しているだけ。
その場所とは、「水島天皇教団」 アホだわ。
105 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 11:19:49 ID:KcsbUKnl
男系って伝統っていうことじゃないと思う
>>103 >話が通じる人がいて嬉しいよ。
老婆心ながら、その判断はとりあえず天皇論スレを覗いてから下した方が良いと思うぞw
一応、そのコテに関する他からのコピペね。
●日替わり変節例
--------------------------------------------------------
345 :回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/04(金) 00:31:38 ID:sjOTnzpp
俺たちをシナ男系主義派と呼ぶなよ。
シナ人男系にしたいのは女系派のほう。
俺たちのことは神武男系派と呼べよな。
= 約24時間後 ↓ =
609 :回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/05(土) 01:52:01 ID:x5a6O1tb
小林に抵抗する男系信者とやらはこんな低レベルなのかね?
悲しいね、これがいわゆる桜ファンの男系支持者なら小林は彼らを相手にする必要ないでしょ。
626 :回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/05(土) 03:58:45 ID:/XqKwIiJ
男系派の馬鹿どもに告ぐ!!!!
お前たちのやっていることはするっと○ッと全部お見通しだ!!
さっさと男系なんかやめて女系容認しちゃいんしゃい!!!
--------------------------------------------------------
(106続き)
--------------------------------------------------------
623 :名無しかましてよかですか?:2010/06/05(土) 03:46:33 ID:HBSd6veC
最初から場を引っ掻き回したいだけなんだから、
今のところ予定通りでしょ君は。
回して帰す。名前の通り、
話題を常にループさせるのが君の役割なんですもの。
625 :回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/05(土) 03:56:50 ID:/XqKwIiJ
>>623 よ、よくおわかりになられてるようで(^^
--------------------------------------------------------
108 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 11:29:00 ID:yCMbe2vB
>>102 >結局、これもあなたの想像でしょ。
いや、だからそれは想像じゃなくて論理的帰結だと言ってるんだが。
小林よしのりがインチキで天皇廃止論者ならなんであんな大著を二冊も書くのだ?
>男系か女系かは議論の背骨部分でしょ。
背骨だから男系派も女系容認派もそれぞれの理屈を展開しているわけだよ。
その理屈に対しての反論ならいいが、伝統がわかってないとか左翼だとか
変な決め付けすると論争にもならないよ、ということ。
109 :
回帰:2010/06/08(火) 11:31:26 ID:VUYOT19m
>>106-107 私に対するそういう嫌がらせは良くないですよ。
皆さん、どうか気になさらないで欲しい。
110 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 11:34:01 ID:eQra2OPT
>>108 そりゃあなたの論理が間違っているんでしょ。
>小林よしのりがインチキで天皇廃止論者ならなんであんな大著を二冊も書くのだ?
俺は小林よしのりじゃないからね。
>伝統がわかってないとか左翼だとか
コロコロ変わったら伝統じゃないでしょ。で、それを否定しないのが左翼ね。
そろそろ忙しくなってきたな。
112 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 11:43:07 ID:yCMbe2vB
>>100 その通りだね。観念こそが伝統の正体だろう。
そこで大きく分けて二つの観念論同士が言いあってるのがこの皇統論争というわけだ。
天皇という存在をどのような観念で捉えているか、この違いが結論の違いと相似形を成す。
伝統軽視とか尊敬の有無の問題じゃない。両者とも伝統を考え、もちろん皇室を敬ってる。
>>104 これはなかなか説得力があるな。まあ俺はまだ判断保留の立場なんだけど、
なぜか今日は女系容認派の理屈を想像して解説する羽目になっちゃってます。
113 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 11:49:28 ID:yCMbe2vB
>>110 いやインチキだと決めつけたのだから小林よしのりが天皇啓蒙書を二冊も書いた
理由を推測してみるべきだろう。俺は普通に考えて天皇制廃止のような思想を胸に
隠し持ったままあのような労作を二冊も書くとはとても思えない。
伝統とか左翼については他の俺のレスを参照してくれ。
114 :
回帰:2010/06/08(火) 12:05:39 ID:VUYOT19m
>まあ俺はまだ判断保留の立場なんだけど、
今判断をしたってしょうがない事ですよ。
それよりも考えましょう!
時間はまだまだあるのですから。
115 :
回帰:2010/06/08(火) 12:12:35 ID:VUYOT19m
>>113 >俺は普通に考えて天皇制廃止のような思想を胸に隠し持った
>ままあのような労作を二冊も書くとはとても思えない。
その通りですよ。
天皇論は小林の尊皇の思いで満ちています。
廃止論者であるならあのような本は描けない。
116 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 12:50:02 ID:yCMbe2vB
>>114-115 回帰氏は意見がコロコロ変わると揶揄されてるようだけど、ひとつの見方に
凝り固まったままの人よりはずっといいと思うよ。ただ、俺は天皇論スレは
斜め読みしかしてないので一日で逆になったりしてるのは知らなかったw
小林よしのりは今は旗色鮮明にして戦闘モードだけどあれは何度も書いたように
エンターテイメント意識してるが故、と思ってるしね。本当はかなり柔軟な思考の
持ち主だと思うし、読者である我々は喧嘩を見物するように楽しみながら自分なりに
考えていくのがゴー宣ファンとしてのあるべき姿だと勝手に思ってる。
では、そろそろ落ちます。
>>1のオピサ氏とか援護する人、もっと出てきてくれw
>>115 > 天皇論は小林の尊皇の思いで満ちています。
> 廃止論者であるならあのような本は描けない。
ただ、「旧ゴー宣」読めばわかるように、良い悪いじゃなく、40いくつまでサヨク思想だった人なんだよ>よしりん。
思想が変遷した結果、そこに辿りついたといえばそうなんだろうけど、幼少の頃から敬愛してたとかそういうわけじゃないんだよね。
118 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 17:02:36 ID:eQra2OPT
>>113 >俺は普通に考えて天皇制廃止のような思想を胸に
>隠し持ったままあのような労作を二冊も書くとはとても思えない。
98%真実に2%の嘘を混ぜることが工作のセオリーというのは知ってるかな?
あるいはもっと単純な理由もあるだろうしね。
>伝統とか左翼については他の俺のレスを参照してくれ。
これについては既に俺からレスしてあるじゃない。
こんなものは↓伝統でもなんでもないとね。
>単純に伝統というのは時代によって変化するものだとは思ってるよ、
まあ確信犯でなければキミは自分がリベラル左翼のど真ん中思想にいるって事に気付いてないんだよなあ。
119 :
Decide One's Fate ◆D/w5oCAtaw :2010/06/08(火) 19:08:29 ID:NUX34M85
2ちゃんねる新田擁護部隊の工作員らしい。
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/kova/1275380943/962n 962 名前:名無しかましてよかですか? 投稿日:2010/06/08(火) 19:02:02 ID://A8qIer
新田さんすばらしー!!
おいらも細かいことよく分かってないけど
説得力ある。
----------------------------------------------------------------------
>おいらも細かいことよく分かってないけど
>おいらも細かいことよく分かってないけど
>おいらも細かいことよく分かってないけど
>おいらも細かいことよく分かってないけど
>おいらも細かいことよく分かってないけど
120 :
回帰:2010/06/08(火) 21:05:25 ID:VUYOT19m
>>116 >回帰氏は意見がコロコロ変わると揶揄されてるようだけど、ひとつの見方に
>凝り固まったままの人よりはずっといいと思うよ
そういっていただけると一番嬉しいです。
ま天皇論スレではいいんですよ、ダブスタで。
凝り固まった連中の思考をほぐしてやる感じでやれば・・・。
121 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 22:15:33 ID:yCMbe2vB
>>117 そうそう、逆に幼少の頃から親しんでたとかそういう立場だと三つ子の魂百まで
みたいで他者に対する説得力は薄くなっちゃう。勉強して思索して長年かけて
辿りついたのが尊皇思想という事だから強度はあると思うんだよね。
>>118 ほら、工作とか書いちゃってるでしょ。工作員だと決めつけるにはあまりにも
論拠が乏しいよ、と俺は言ってるんだけどね。
伝統についても言葉のあやみたいな所を議論するつもりはない。
俺は
>>100さんの書いた事に
>>112で同意してる。
>>100さんの書いた慣習という
言葉を伝統という言葉で説明しようとしてたのが俺。言葉の定義の問題だったから
正体は観念である、という部分に同意した。しかし観念だとすればそれはひとつ
であるはずがない。だから議論になってるんだ、という基本くらい押さえてくれよ。
で、またリベラル左翼のど真ん中、なんてレッテル貼りをする。その理由は伝統は
時代に即して変化する、という俺の発言なんだろうけどその程度で決め付けられる
なら日本人の9割9分はリベラル左翼ど真ん中なんだろうよ。
俺が考える定義なら伝統を「破壊」しようとするのが左翼であり、伝統の「変化」を
許容し時代に応じて「存続」していく事を願う、という俺みたいな考えは反左翼だと
思ってるが、そんな言葉の定義論争なんてこんなところでしたくはない。
もう少しマシなお題を出してくれないかね。
>>120 まあなるべく悪口は書きたくないんだけど今日俺が論争してた人とかの発言追うと、
凝り固まってて思考が硬直してるな、とは感じたね。小林よしのりがカルトと呼ぶ
理由がわかったような気がする。
122 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 22:39:31 ID:KcsbUKnl
小林は基本は変わっていないと思うけど。
123 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/08(火) 23:05:07 ID:yCMbe2vB
>>122 それは同感。
思想的に分ければ若い頃の「個の自由」重視から「個と公のバランス」重視に
シフトしてきたとは言えると思うけど、実際個人としては徹底的な個人主義者
だよね。でなきゃゴーマンなんてやってられないだろうし。
この国は三島由紀夫もそうだったけど西洋的自我の強い日本人としては異質な人が
結果的に尊皇派となって日本を守ろうとしてきた歴史があるように思う。
明治維新でも同様。俺も本音言っちゃうと日本人的なものって嫌いで、それでも
なぜか皇室とか相撲とか伝統的なものが大好きなんだよ。なんなんだろうな、これは。
124 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 23:10:57 ID:KcsbUKnl
左翼マスコミが左翼思想を蔓延させていたからサヨクになってしまっただけで(国民も)
家庭環境がまともだし、躾もしっかり受けているから、実際の左翼に会えばおかしさが分かっちゃう
で、朝日新聞などの左翼が歴史を捏造して扇動していると分かれば、保守になるのは当たりまえだと思う。
125 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/08(火) 23:30:36 ID:KcsbUKnl
>>123 個人の自由とかの前に、私欲を捨てるような躾を受けてきたみたいだし
祖父母や親戚縁者に愛されて育ってきたみたいだから精神の安定があるから
人情のある個人主義、というかバランスのよい人、になったんだと思う。
126 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/09(水) 00:00:24 ID:MxnYFx0W
いつの間にか叡智が復活しとるがな。。。
小林よしのり、読者を「造反」したとか言って非難してる。
しかし、ゴー煽EX挑戦的平和論で皇室典範に関する有識者会議を
「無識者会議」などと批判し、側室にも言及していた小林。
ゴー煽に疑問を抱くことなく小林よしのりの言説について行けるのは
鶏か読者の中でもコアな信者だけだろ。
128 :
回○帰:2010/06/09(水) 12:14:38 ID:0oAsNUYA
そもそも俺はゴー宣読者なので常に二つの視点から物を見る癖がついている。
両方の目で見てみないと焦点の物事の距離感覚や立体感が分からない。
特にこの問題は難しいから右だとか左だとかそう簡単に言えない訳で
両方からの視点で判断してみないとなんともわからない。
日本の未来を決定する大事な決断でもあるんだし、あらゆる可能性を検討すべき。
でなければ自分たちの希望する未来になんて変えることは出来ない。
もしも愛子天皇による国体の革命が行われるのであれば、台湾及び朝鮮半島の
反日勢力追放と朝鮮台湾の親日化ないし反中華人民共和国共闘の共同体形成が
必須であり、またチベットやウィグル問題に内政干渉し独立解放を促すといった目標
をもってやって欲しい。
どうせ改革後には日本に大量の中国人朝鮮人台湾人が住みにきて政府や皇室に
一般市民レベルで関与してくるのだろうから、そうなればある程度の担保が無いと困る。
そうでなければ日本にとってはあまりにも不利益すぎて自殺的行為(皇位)だ。
だから本当に女系天皇をやるのなら、それなりの覚悟が必要だろうし下手をすれば
本当に大化の改新以来の1300年ぶりの大改革にもなりえる。
必要なら神道も大きく改変しなければならないばかりか、下手をすれば神道に変わり
仏教が皇室の宗教として導入されるかもしれない。
前タイ王室のように王朝を中国系華僑に乗っ取られるという事ではないにしろ
どういった国内騒動が起こるかもわからないし、なんの保証も確証ない。
そんな売国というか売国以上の危険な賭けに賛同する人なんてほとんど居ないだろうし
あえてリスクを承知の上で思想を広めているのだとしたら、小林は正気じゃないとも
いえるかもしれない。
そしてそれはサヨク以外の何者でもなく、普通に見れば大馬鹿野郎である。
129 :
回帰:2010/06/09(水) 12:17:24 ID:0oAsNUYA
そして大事なのは国内協力者と抵抗勢力の事だ。
民主党政権の台頭で日本にそうした革新的な変革が起きつつあるという状況の中で
そうした勢力は小林氏らも含めて、はたしてどれぐらい居るのだろう?
まあ実際は現民主党政権と小沢と公明党が手を組んでやるんだろうけど、女系維新で
皇室乗っ取りを成功させたのは良いが長く続かなくなって崩壊したではすまされない。
維新成立後の旧神武皇室の勢力をどうやって抑える?
そのための人権擁護法案や共謀罪が検討されているのは分かるが、本当に大丈夫なのか?
という事も考えなければならないわけだし、細かい微調整が必要となってくる。
維新後、愛子天皇を皇祖とした場合は万世女系になるのだろうか?それとも双系・雑系だろうか?
と言う事も非常に重要だ。
仮に双系(雑系)になってからすぐ1世代あとぐらいの時代に、中国の傀儡になる可能性も否定できない。
そういう事も起こりうるから本当に危ない橋であるけどでも、もし成功したらそれはそれで大維新だし
それを本気でやろうと思って道場なんか開いちゃったのなら小林が一体何を根拠にしてそうした行動に
出たのかほんと良く分からない。
でも確かに愛子天皇の成立はネパールの王制廃止に匹敵する大革新だろう。
あるいは226事件の再来か。
いまの日本皇室はアメリカGHQと英国派(自民)の作った皇室だからそれを守ろう
としているのは自民の旧統制派の連中だ。
本当の意味での政権交代は皇室も奪わなければダメなのかも知れないと言うことだが
60年ぶりの皇室大改革で得られるものが果たしてどんなものかは見てみたい気もする。
改革初期ではかなりのファシズム社会が想定され、現在のタイのような状態に近い感じになるのかもしれない。
民主党公明党による女系改新後、その後の日本はどうなるかと言うといわゆる東アジア共同体的な社会が
実現され、在日外国人参政権、2重国籍、戸籍廃止、夫婦別姓、人権擁護法案、在日外国人基本法など
兼ねてより進められていた共和制的な国家改革が推し進められる事はおおよそ予想できる。
130 :
回帰:2010/06/09(水) 12:27:39 ID:0oAsNUYA
東京スカイツリーをみても普通に日本は大国の首都なんだなあと言う風格がある。
本当に共和制の政体に象徴儀礼で形だけ天皇制を乗せたような国になるのも
そんなに不自然な事ではないのかも知れない。
グローバル世界国家として日本の経済力がトップクラスにあるのは偶然ではないのだ。
週刊ポストで長部日出雄が言っていた「君民共和制」とはこのことだろうか?
とにかく男系皇統を廃絶し女系にすれば絶対それに近い形にはなってくる。
また中国や朝鮮と仲良くすると言う事においても男系を廃止して女系にしたほうが交流は進むだろうな。
天皇制を廃止するかわりに女系にして神武皇統を断絶するだけでも中国や朝鮮なんかは有益と思う
だろうし日本に対するまなざしはかなり違ってくるはずだ。
神武皇統は断絶しても天皇制が残るのならばそれはまだマシではないだろうかとも俺は思う。
むしろこれまでの日本をぶっ壊すのであれば、たしかに現代の皇統の縛りというのは邪魔としか
言えないのかも知れない。
しかしそれならば維新ではなく、改新となる。
男系皇統を維持してこれまでどおりの継続して改革するから維新なのだろうし。
だけど天皇制を女系と認めて男系継承を廃止させるというのは、天皇制自体を残すと言うこと
になるから別に現在のタイ王室のように中国系華僑のタークシンによる中国系新王朝成立の
ような事にはならないんじゃないだろうか?
女系になる事で例えば朝鮮系か韓国人のお婿さんが来たとする。
女系を貫くのか、双系にするかでだいぶまた違うと思うが、愛子さんの子息が男の子で
女系を貫かなければ通常の王朝なら新王朝になるけど、日本の場合はどうだろうか?
天皇制は普通の王朝とは違う。
2600年続いたと言う理由があるからそう簡単に辞めるに辞められないだろう。
結果的に「男系が(意図的でも)偶然続いた」と言う事にしかならないのなら、結局天皇制の歴史
の一部に集約されてしまうだろうから女系になろうが雑系になろうが天皇制なのではないだろうか?
男系による皇統の歴史を取るか、天皇制自体の皇統の歴史を取るかと言うそういう選択を我々は
迫られているのだろう・・・・。
皇室や天皇制が途絶えたら悲しむ国民は大勢いるが、神武皇統が途絶えたからと言って
悲しむのは右翼だけである。
いかに右翼が天皇に対する価値を独占し「自分たちの物」として決め付けているかが良く分かる。
それが右翼、保守の本質。
別に右翼が決めた事ではないだろうが、伝統などと言う理由を盾に皇統に支配している。
皇統崇拝を続けていけば、天皇制は弱く卑屈な者と共に墓に行くのである。
レンホウ「それはほんとに”伝統”でしょうか?男系支持派のウヨクの皆さん。」
都合のいい時だけ伝統伝統といって、すがるのはいい加減にやめにしたらどうですか?
あなた方は自分たちが環境や時代に適応できないからといって、その弱さを正統化する
ために天皇陛下や皇室を人質に取り、何時までも男系が大事と理由をつけて日本文化
や神武皇統にすがりついてる。
そして自分たちこそが偉いんだとばかり天皇や伝統を利用し、権威を振りかざしている。
天皇と皇統を自分たちの権威の道具として利用するのは不敬ではないのか?
だいたい過去にも血統交代があったかも知れないのにそれを万世1系で途絶えた事が
無いなどと良く言えたもんだ。
小林はそこに何らかの疑念を抱いたのではないか?
そして知ってしまったのではないか?万世一系なのではないと、過去にも血統の交代があったと。
132 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/10(木) 00:12:15 ID:xQXlCbXP
>>127 10年前は、小林の歩む先に日本の理想像があると思ったものさ。
今まで国内に蔓延った左翼一掃に果たした功績はあまりにも大きい。
反米狂いの時、小林ってこんなに浅い人間なのかと思ったが、
こんな人がいても良かろうと肯定的に見ていた。
靖国論やパール真論には、愛国心が溢れていたから。
皇室論でどんどん劣化してゆく小林を見て目を背けそうになったが、
それでも見守ってゆこうと思った。
しかし今回、はっきりと軽蔑すべき対象に進化した。
133 :
Decide One's Fate ◆D/w5oCAtaw :2010/06/10(木) 00:30:23 ID:2JlgiQVF
二年前のアイヌ編ではっきりと軽蔑すべき対象に進化していた。
134 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/10(木) 01:46:06 ID:ujw1gLP5
>>124-125 確かに親父さんが共産党支持者とはいえ育ちの良さは例え家族の悪口
書いてても感じるね。そういう意味で性格が歪んでいる印象は全くない。
>>127 疑問を持ってもいいんだよ。小林よしのり自身が「わしも疑え」と言ってるじゃないか。
疑問を持てば考えるきっかけになる。そうやって自分自身の頭で考えることが
「付いていけてる」何よりの証拠だ。
>回帰氏
女系に移行するとシナ・朝鮮に乗っ取られる可能性があるの?
そういう陰謀論めいた危険性ならば男系でも同じだと思うがなあ。
そこのところがまったくわからないんだけど。
ただし
>>131はよくわかる。昨日の「伝統とは観念である」の話で言えば
天皇家のレゾンデートルを男系だから、なんて答える人間は一般人には
一人もいないはず。「続いてる」ならわかるけどね。
>>132-133 軽蔑したのならこんな板見なきゃいいのにw
まあ軽蔑しつつもついゴー宣やスペシャル本読んでしまう、という人も俺は
立派に付いていってる読者だとは思うけどね。様々なトピックを読者に投げかけて
自分の頭で考えさせる、それが小林よしのりの真の存在価値だと思うから。
>>134 >女系に移行するとシナ・朝鮮に乗っ取られる可能性があるの?
>そういう陰謀論めいた危険性ならば男系でも同じだと思うがなあ。
>そこのところがまったくわからないんだけど。
確かにそうかも分かりません・・・・。
男系、女系と固定されないでコロコロ変わるほうがこれからの時代には合っているのかもしれません。
それに血統と強く結びついてる通常の王室ではこのようなことは出来ないと思いますしね。
特殊な祭事王制である日本の天皇制ならではではないかと。
>ただし
>>131はよくわかる。昨日の「伝統とは観念である」の話で言えば
>天皇家のレゾンデートルを男系だから、なんて答える人間は一般人には
>一人もいないはず。「続いてる」ならわかるけどね。
神武の系譜を最も長く続いた天照との契約者の血筋というだけの「観念」にしてしまえば、天皇の
本質は血統ではなく神話と共に長く続いてきた制度自身に意味が置かれます。
神武皇統の系譜があるから天皇制が続いてるという事にはならなくなります。
これが本当の”天皇制”の正体でしょうか?
つまり男系血統を天皇制の本質に持ってきてはいけないのであって、神武皇統が終ったら天皇制も
終るという原則は本来の日本神話における統治機構の本質に逆らっている。
日本は結果的にいまの神武朝が長く続いたため、その本質をすでに忘れてしまっているけど。
(しかしそれだと、男系継承ではなく”男性継承”が神話的には意味をなしており要するに神話的には
女性は皇位を継承できないことになる。卑弥呼は女性であったと聞くが・・・)
とにかく天皇制の本質や意味を男系による皇統継承ではなくて、神話に置く事で天皇制が血統に
縛られない制度になれば、男系が途絶えても2600年の歴史と神話があるから天皇制自体が終ることは無い。
神武朝は最も長く続いた系譜ということで功績を残して終るだけですむのだ。
小林が女系を必要以上に推奨してるのは、この辺の理由があるからだと推測できる。
日本人は皇統ではなく神話を取って愛子天皇と共に新しい天皇制へと行くべきであるというね。
(神武(血統=ヒサヒト)を取るか、天照(神話=アイコ)を取るかということでもって)
>>134 性格が歪んでるんじゃない。
極端なんだよ。極端に行きやすいつーかね。
沖縄論で言ってたろう
「わしはテーゲーはダメだな。日本人だって突き詰めて考えないからウンザリするんだ」って。
突き詰めて考えるといえば聞こえはいいけど
要は理念に引きずられ、イデオロギーのみ先鋭化させやすいってことだよ。
先端以外の様々な要因が目に入らない(または意図的に猥雑物として切り捨てる)んだから。
若い人は頭でっかちになりやすいから、余計影響を受けやすくなるんだろう。
137 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/10(木) 18:23:36 ID:Jqt/to+E
お〜い!小林援護部隊2ちゃん戦士はどこにいるんだ?w
援護って言うか、今までの小林擁護してる方って
小林「許容派」じゃね?一歩距離を置いてる感じの、まあ必要悪っていうか
問題提起人として扱ってるというか。
まあ皇室問題云々はギャグでしたじゃさすがの小林さんでもすまないけどな
138 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/10(木) 18:44:35 ID:GpNFqXf7
SAPIO見たけどひどいね。
今までも小林は壁に突き当たったことはあったが、
それを乗り越えてきた。
しかし、今度は越えられるのか不安を感じざるを得ない。
沖縄論でいい仕事をしてたんだから、なぜ天皇論を一時
中断してでも普天間を扱わなかったのか。
沖縄だけでなく日本やアジアの安全保障に関わる問題だから
小林としても充分やりがいがあったと思う。
逆に問題が大きすぎて扱い切れないと暗黙のうちに考えたのか。
まあ今後を見守るしかないな。
139 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/10(木) 18:54:25 ID:ujw1gLP5
>>135 うん。言ってることわかる。
ただね、昔から万世一系の奇跡を説く論客はいくらでもいたんだけど、
その時に男系だから、なんて言葉を使って説明してた人は皆無だったように
俺は記憶してるんだよ。それは男尊女卑みたいに誤解されるのを恐れて
あえて言わなかったのか、万世一系の意味をただ「続いてる」くらいの感覚で
使ってたのか。どうも俺は後者だったように思うんだけどね。
だから「観念」を変える、というほど大袈裟なものではない気がしてる。
むしろ国民に広く普及している「観念」は男系、女系なんてどうでもよくて
単に「続いてる」という事の価値観重視。これは間違いのないところ。
その意味から小林よしのりが急に変なこと主張し出した、なんて憤ってる奴が
多いみたいだけど、俺に言わせりゃ「男系絶対」なんて主張の方が最近になって
急に湧いてきた急進的な思想のように見える。
皇室が国民の象徴であるならば、国民の家庭の中で「男子を産まない嫁は失格」
なんて風潮は廃れてきてるんだから、そんな家系に拘る姑みたいな理屈が
日本の象徴のままではこれから先、天皇制は衰退するだろう。
もちろん「後継ぎ」を重視する考え方は民間にもあるが、その時に民間人は
どうしていたかと言えば、これは古来から「婿養子」を取ることで解決してきたわけだ。
その婿を入れた時点で「男系」が崩れる、なんてアホな主張をする人間はいない
のであって、存続を願っているのはあくまでも「家」であり「男系・女系」なんて概念は
日本人には最初からない。
そこでだ、もし佐藤さんという方が皇室に婿として入る、これは養子という事だろ?
養子なのになんで佐藤朝が新たにできる、なんて与太話を吹聴してる奴がいるのだ?
佐藤さんは婿なんだから天皇家の息子に決まってるではないか。
そんなわけで俺はやっと結論出せそうなんだけど「男系絶対」と「女系容認」という
議論であるならば「女系容認」が当たり前の話だと思った。いや、もっと言えば
「男系」「女系」なんて言葉自体がまやかしであって、「家の存続」、これだけが
問題なんだ、という事。民間人ならば苗字を残す、って感覚ね。天皇家の場合は
逆に苗字がなくなる事で外部からの人間を吸収する。佐藤家になんかなるわけがない。
>>132 >左翼一掃
2chとかネットの、それもごく一部なだけだろ。国内から本当に「左翼一掃」されてりゃ民主党政権なんて誕生して無いだろ
141 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/10(木) 19:29:34 ID:ujw1gLP5
>>136 そりゃゴーマンかましてんだから所々では極端に見える事もあるだろう。
でも前にも書いたがゴー宣の展開に一喜一憂しない態度で読み続けてれば
あなたの言う先鋭化=硬直化を常に回避してきたのが小林よしのりである事は
わかるはずだ。先鋭化してイデオロギーに凝り固まったままでいたならば、
歴史教科書問題から撤退するわけがないし、かつての仲間をポチ保守と批判に
まわることもなかっただろう。保守論壇村で悠々自適に適当な売文するだけで
一生安泰だったはず。そうならずに常に思想をブラッシュアップさせようとしてる
その態度こそが俺のようなファンにとっては頼もしいわけ。言っておくが俺だって
すべて賛同してきたわけじゃない。意見に対して賛成・反対で評価をするのではなく
この人は勉強し続けている、思想の硬直化を回避しようと懸命になっている、
そういう態度を信頼してファンとして読み続けているわけだ。
>>137 そりゃ何から何まで自分とまったく同じ考え方、なんて人間はいるわけがないから
「許容派」で結構だしそれは当然の話だ。
>>138 うむ。見守るのが小林よしのりも推奨する読者の在り方だろう。「良き観客であれ」と
いう言葉もかつてあったな。
天皇論の追撃編は確かに俺もあそこまで熱入れてやる事なのか、という疑問はある。
ゴー宣じゃなくて他の媒体で時々寄稿でもすりゃいいんじゃないかってね。
ただ、今週のSAPIO読んでちょっとこれは覚悟が今までと違うな、と感じた。
ここからは推測だが、小林よしのりは天皇陛下の真意を知ってるんじゃないかね?
お茶会に呼ばれたという事は宮内庁お墨付きの人になってるわけだし、政治家との
交流も昔とは比べ物にならないほど活発化してる。書きたくても書けない重大な
情報を握っていて、しかし今やらなければ大変なことになる、という危機感が相当強い
のではなかろうか。でなきゃ、今回の最終コマのような、かつてのオウムとの戦いを
彷彿させるような迫力は出てこないような気がするが。ま、推測なんだけどね。
142 :
Decide One's Fate ◆D/w5oCAtaw :2010/06/10(木) 20:29:17 ID:2JlgiQVF
>>140 戦争論1巻が出て、
テポドン発射がそれを後押しした当時はそういっても過言じゃない右傾化ぶりだった。
小泉改革で世論が再び左に戻ったのは周知のとおりだけど。
>>141 >あなたの言う先鋭化=硬直化
なんて言ってないよ。
自分のイメージとしては、思想は1本のテープで、先端は極右と極左。
でもこの先端同士は、両極端だけど実際のところは同じ。
なので形としては、先端同士をテープで止めて輪っかにしたようなもん。
つまり、突き詰めれば突き詰めるほど、極右または極左にとどまるんじゃなく
反対側へ行っちゃうんだよ。
中道から右の方向へ突き詰めていけば、中道→右→極右→極左→左→中道→右・・・て具合に。
なぜなら「中道」にしろ「右」や「左」にしろ(「極」はもちろん)
それだけで社会を完璧に成り立たせることができるなんて立ち位置はないから。
その立ち位置から突き詰めようとすれば、当然隣へ行くしかない。でエンドレス。
特に頭だけで考えると、往々にしてそうなりがちだよね。
144 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/10(木) 21:13:16 ID:ujw1gLP5
>>142 あなたは天皇制廃止論者のようだから俺とはそこのところの思想が逆だが、
それはともかく。
右と左の定義にもよるけど例えば20年前と比べたら左が復活したとは言えない
と思うがな。それは国防意識とかそういう点で反戦平和みたいなお花畑思想は
ほぼ壊滅状態だからね。無論俺はそういう変化を大歓迎してるわけだが。
145 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/10(木) 21:24:12 ID:ujw1gLP5
>>143 その認識は正しいと思うよ。思想ってのはそうやってぐるぐる回りながら
出来れば螺旋階段のように熟成していくのが理想なんじゃないかな。
まあ確かにそういう思想の実態を知らずにゴー宣なんか読んでると
勘違いしたり一喜一憂したり裏切っただの、軽蔑しただの、というまさに
先鋭化したままそこに安住しようとする人間が出てくるのも仕方ない。
でもそういう読者もいずれ気付く時がくる、と俺は期待したいけどね。
もちろん脱落して思想じゃなくて運動愛好家になってもそりゃ自由だけどもさ。
>>145 本人が勝手に熟成していくのはいいよ。
でも小林は、その立ち位置にいる時はそれこそ
「この立ち位置だけが正しい。この立ち位置以外は社会を成り立たせるのに貢献しない」
みたいな決め付け(ゴーマン)をして読者を煽りたてるだろう。
そうして寝た子を起こし、輪っか全体の比重を変え、わざわざ問題を大きくしたあげく
「突き詰めて考えたら、この立ち位置だけじゃ社会は成り立ちませんでした。隣へ行きます」
じゃ、単なるトラブルメーカーだ。
脱正義論で、最終的に「若者よ日常へ戻れ」と説くハメになった小林を
「自分が若者を焚きつけておいて、終わったら豹変、まるで裏切り」
と批判する意見を時々見たけど、その時はまだ
「自分でいいだけ燃えといて何言ってんだ。どこまで人のせいにしてるんだ」
と思うと同時に、小林のその「豹変」は
「自分が焚きつけた若者に対する、大人としての責任の取り方」
だと受け止めていた。
でもこうも次々と、読者(主に若者)を焚きつけてるだけ焚きつけて
自分がちょっと考えが隣の方へ「進化」したら、もう彼らのことは置き去り、無関係
というようなのが続くと、さすがに自分の言論に無責任じゃないかと思う。
147 :
Decide One's Fate ◆D/w5oCAtaw :2010/06/10(木) 22:07:37 ID:2JlgiQVF
>>144 >右と左の定義にもよるけど例えば20年前と比べたら左が復活したとは言えない
>と思うがな。それは国防意識とかそういう点で反戦平和みたいなお花畑思想は
>ほぼ壊滅状態だからね。無論俺はそういう変化を大歓迎してるわけだが。
左側も20年前のプロ市民によるお花畑思想から、
非正規雇用などの労働者階級による労働問題中心に変質したというか、
ある意味本来あるべき姿に回帰したってこと。
そっちは今や明らかに保守・右翼より勢いあるように見える。
148 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/10(木) 23:25:08 ID:ujw1gLP5
>>146 いやあ、別に何かの運動に勧誘してるわけでもないし、傍から冷静に
眺める限り、小林よしのりが勝手に論敵と喧嘩しながら思想を深めようと
してる様を実況中継してるだけなんだから、責任なんて最初からないように
思うがなあ。脱正義論の時は完全な市民運動の中心になってしまっていたから
責任を取る必要があっただけのことで、教科書運動の時にはわざわざ
「観客でいてくれ」とも書いてたわけだしさ。
つかね、思想ってのは常にその程度の毒はあるわけよ。毒がないのならば
思想でもなんでもない時事評論に堕ちてるはずだからね。
80年代の浅田彰とか中沢新一とかのニューアカデミズムだってちっとも
責任なんか取ってないし、もっと辿れば全共闘世代の左翼系論客なんて
吉本隆明とか西部遷あたりを除けば総括すらしないで逃げた奴がほとんどだろう。
吉本、西部クラスでも責任までは全く取れてないと言える。
思想家のせいで人生狂っちゃったような人は古今東西いっつぱいいるわけだけど、
それを思想家の「責任」にすべてしてしまうというのは読者の甘えではないか。
まあ、すべての面倒は見れなくとも連載続けて、思想と対峙しながらもがいてる姿を
見せてるだけずっとマシだと俺は思うけどな。
>>147 そこが定義による、とわざわざ書いた理由でね。北一輝みたいな人を持ち出すまでも
なく、労働者問題を考えるのが「左」とは限らないし、小林よしのりみたいに一早く
自己責任論の欺瞞を看破して中流絶滅の危機とか書いてた人はどっちなの?ってことよ。
いや、俺の結論ははっきりしていて、小林よしのりくらい思索が深まってればもう右も左も
ないと思うんだよね。もしあるとすれば「天皇」だけでしょ、我が国では。
だから「天皇」さえ無視してしまえば左右の垣根なんか簡単に越えられるわけで、実際
「天皇」が特別関わってくる社会問題なんて少ないんだからさ、むしろ垣根作ろうとする
人達がバカに見えてくるんだよね。
149 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/10(木) 23:34:27 ID:NHFJnJiM
小林の根本は変わってないと思う。
おお、初めてこの板で小林氏の肯定派と否定派がまともな論議してるのをみた
工作かと疑いたくなるような信者やアンチの下劣なレスばかりだったから新鮮だ
それにしても、全部が長文レスの糞がウザいな。
思想が先鋭化して凝り固まってそれ以外の物を切り捨てているのは男系派や九条信者だろ。
小林の主張はあくまで、バランスのとれた、常識的庶民感覚に基づくものであり
その常識的庶民感覚をとことんつきつめて強烈に表現するという
そこの二律背反がわからないとゴー宣を理解できたとは言えない。
ここはキモコヴァ信者の隔離スレのようだね。
まーここから出ないならいいよ。
イデオロギーを先鋭化させるのは
つまり感覚を愚鈍化させるというだけの事であって、小林よしのりがやってるのはそれとは対極にあるものだよ。
要は、0.何ミクロンのレベルでの究極のバランス点を常に希求しているのが小林よしのりという存在。
普通の人間は、まあ2センチ3センチのとろこで妥協して、それ以上細かいバランス点を探ろうとせず
誤魔化しているだけなんだよな。
あ、ごめん。
キモ信者コテが陶酔の境地で自説を長々と披露するスレだった。
157 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/11(金) 07:33:45 ID:aVN4z2e7
>>150 俺はかなり昔にここを覗いてた事あって、その時は少しはまともな議論も
あったように記憶してるんだけど、最近久しぶりに来てみると劣化が酷いね。
まあこれはこの板だけの話じゃなくて2ちゃん全体がそうなってるなあ。
関係ない話になるけど匿名掲示板っていうのは役割終えたような気がする。
>>153>>155 さすがスレ立て乙のオピサ氏、うまい表現するなあ。
「常識的庶民感覚」というのは確かに小林よしのりの根底にありそうだね。
そして俺が昨晩話してた人と同意してた思想の円環構造に身を任せてる
という見方より、アキレスと亀みたいな永遠に割り切れない問題ではあっても
常に微分してバランスを追及するのが思想、というのは一つの定義になりそう
だし、援護派としてもその方が援護しやすいw
>>149氏もそんな意味を含んでいるのかな。
しかし俺、ひとつだけ文句言いたいけど、トッキーにゴー宣道場とかいう所で
話しかけたらしい2ちゃんで援護してる5人、ってどこにいるんだよw
俺は道場なんて行ってないからまったく違うし、どうもテンプレ読む限り
オピサ氏も違うような気がするし。いるんならここに集結してくれよ、なんてね。
まあどうでもいいんだけども。
お褒めにあずかり光栄です♪
ネット道場の人は、2chではあくまで匿名でやりたいんじゃないかな。
まー、コテハンも匿名だけど
面と向かって名乗ってしまった以上、なおさら、みたいな。
そこらへんは各人の考えの違いという事で。
スレ立てといてほとんど議論は読んでないんだけどw真面目な議論が出来ている
という評価もあるようだからそれはそれで良かったかな
新田のインチキを逐一馬鹿みたいに細かく説明して全部まとめてやろうかと思ったけど
なんかめんどくさくてね〜
読めば解ることを、わざわざこんなレベルで説明しなきゃならんの?ってかんじで。
あれはもう、ゴー宣を読んでない人を対象にしてやってるだけなんだろうなぁ
だからこそやらなきゃいけないのかもしれないが・・・・・
>>139 同感ですなあ。
やれ伝統だ、保守だといって愛子親王を天皇にさせないと言うのは
それこそ皇室の侵害的な行為でおこがましい事だと思うんですよね。
それを伝統だとか保守だとか国体だとか色々もっともらしい事言って
皇室に干渉する、まあ玉を担ぐと言う事であるのかもしれないけど
まあなんというかな、時代錯誤もいい加減にしてくれよと男系論者には言いたいね。
それから、
「天皇家の場合は逆に苗字がなくなる事で外部からの人間を吸収する。
佐藤家になんかなるわけがない。」
確かに言われてみれば皇族には苗字がありません、これは盲点でした。
やはり易姓革命を防ぐと言うために出来上がった機構なのでしょうな。
訂正
それこそ皇室の侵害的な行為 ×
それこそ皇室に対する侵害的な行為 ○
>>143 そうそう・・・
あっち行ったりこっち行ったりね・・・・小林は中道を進む者でしょうし
それは男系派(右)廃止派(左)と言う風に単純に考えても愛子親王を
選ぶというのは左ではなく中の道なんですね。
古代中国ではそうした混沌を「道(タオ)」と呼んでいた。(陰陽対極図ね)
国の政治や世論においてダオが行われない国はやはりよくないそうです。
>>147 >左側も20年前のプロ市民によるお花畑思想から、
>非正規雇用などの労働者階級による労働問題中心に変質したというか、
>ある意味本来あるべき姿に回帰したってこと。
これからも同じ路線で道を歩めば確実に経済も雇用も悪くなるしあんまり
想像したくないけど未来の日本は亡国かその寸前にまで足を運ぶことになる。
日本の自殺者の問題はその兆候で、早く解決しなければならない。
天皇制の問題も含めて、日本は大きく変化する事をこれから期待される。
でなければ大国として存在しつづける事は今後は不可能になってくるだろうから。
何だ?・・・・この信者同士馴れ合いスレは?
強烈にキモい。
>>148 >いやあ、別に何かの運動に勧誘してるわけでもないし、傍から冷静に
>眺める限り、小林よしのりが勝手に論敵と喧嘩しながら思想を深めようと
>してる様を実況中継してるだけ
最初はそういうスタンスだったと思う。
けど円環上の右→極右のあたりから、明らかに世論を興そうとしていると感じるよ。
賛同の読者レターで埋め尽くしてみたり、それをもって「優秀だ」とマッチポンプしてみたり
「これはかなり右傾化してますよ」というセリフにニヤリとするコマを入れてみたり
ネットで共闘を呼び掛けたり、マンガ以外の媒体(わしズム、道場等)で情報発信しようとしたり・・・
教科書運動の時だって、「市井の生活人は(市民運動家のように)そんな運動に関わらない。あくまで傍観者でいる。
その「良識ある市井人(とは言ってなかったな。でも「悪しき市民運動家」の対比としてのニュアンス)である傍観者を
どう引き込むかがポイントだ」と、おそらくは薬害運動で日常に帰れなくなってしまった若者への失望から
そう言っていた気がする。「観客」とは、小林の味方であり、よけいなことは言わない「(小林にとって都合の)良き観客」って意味でしかない。
ニューアカ含め昔の論客と、今の小林の違うところは「読者層」だよ。
前者の書いた内容を理解し賛同するには、とりあえずある程度の読解力と、それを作るだけの読書習慣がないと無理。
であればこそ、その思想にカブれたのもフラれたのもある程度は自己責任と双方納得ずみ。
小林はマンガだから、コマとコマの間で論理がすっ飛んでいようと、オチがどれだけ飛躍しようと
目につく大コマの中のゴシック体や、叫んでいる吹き出しをつまみ食いし、ついでに最後のゴーマンさえ押さえれば
小林の主張を(しかも吹き出しに収まる程度の短文で)理解したかのように思えてしまう。
しかもご丁寧に善玉悪玉を描き分けたさし絵つきだ。
言っちゃ何だが、バカでも取り込める。特に「余計なことはどうでもいいから(この「余計なこと」が往々にして後々大事になるんだが)
結論だけ教えてくれ、わかった気にさせてくれというバカにはぴったりのマニュアル。
思想に毒があるのならばなおのこと、それを嗜むのは大人になってから。
子供は歯止めが利かないから、それこそ歪むぜ。
>>160 小林が中道って、すごい感覚だな。
昔のゴー宣で自ら「(1本の中道上を)あっち行ったりこっち行ったりしつつ、なんとなく左側だった)と
言ってたけど、ある時期から軌道を外れたよ(たぶん脱正義論の後)。
今はあっち行ったりこっち行ったりどころか、一直線に突き進んでる。ただし円状に。
1人の「常識的庶民」だって、普通は右的感覚も左感覚も同時に持ち合わせてるもんだろ(人によってバイアスはあるにしろ)。
小林はその時々に立ち止まってる理念に合わせた感覚を、煽りやすいように出し入れして見せているだけだ。
164 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/11(金) 13:55:48 ID:0+t4jHH5
>>わしが「道場」にしたのは、
>まず「信頼関係」を築くことからやり直そうと思ったからです。
>公にできない言論まで、つまり、
>密教を含めて話せる空間を作ろうと思ったからです。
>少人数に限定した所から、逆に公論を生み出そうという実験です。
>宗教団体、イデオロギー団体、運動団体を作る気はありません
ふむ、、、少人数の寄合じみた道場で信頼を築くか。
質より量を取ってきた小林さんにしては、珍しい試みだね。
団体を大きくして目立ちたいだけの馬鹿だと思ってたが、
いつまで続くのか、、、。
って思ってた矢先にこれだよ。↓もはや信頼もクソもない、ゴー宣「道場」じゃないし。
>8月は200人近く参加可能な会場「靖国会館」で開催しますので、
>これに懲りず、またドシドシご応募下さいね
>>164 それでも信者は疑問を持たずについていくもんだよ。
小林尊師の成長を見守るのがファンだとか言ってるキモいやつもいるくらいで。
初めから「カネ儲けです」って言えばいいのにな。
またレベルの低いアンチがわき始めた
君らはまともな小林否定派の足手まといなんだから消えなさい
それとも本当は工作してるコヴァなのか?
>>157 トッキーに話し掛けたのは俺だけど、最近は2ch以外でも戦ってるぞ。
論理的な批判は相手にしてるけど、ただの中傷コメはスルーだけどね。
その号の欄外コメを「道場参加者のなかにネラーが5人」と誤読してる人が多いけど、
「2chは長年アンチに占領されてるけど、応援の書き込みをしている人も最低5人くらいは
いますよ」と、少数ながらもアンチ以外のネットユーザーもいるからね!ということを
トッキーに伝えたかったわけ。
他の参加者にネラーがいてるかどうかは知らないし、いたとしても道場の内容については、
マナーとして書き込まないだろうけどね。俺もスルーしてるし。
>>158 リアルと匿名のリンク付けは誤解によるリアル他者への弊害もあるからね。自分のなかでは完全に切り分けてる。
リアルで直接会って議論するなら、アンチであろうがコーヒーくらいご馳走するんだけどねw
あえてひとつだけ言っておくと、少なくとも道場で出会った参加者たちは、コテの江尻氏やオピサ氏と同じように、
小林氏の人柄には一定の信頼を置きながらも、主張に対しては一定の距離感を保って、「わしを疑え」を
当たり前のこととしている人たち。
妄信的に思考を放棄している、いわゆる小林信者なんぞは見かけなかった。そもそも存在するのかと。
ということで、名乗るのはこれが最初で最後にして、また匿名の深海に潜りますw
168 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/11(金) 21:57:05 ID:LzBKzUTe
東大生に武士道が身についたら日本は良くなるね
何でもいいと思ってテキトーにつけたオピサという名前がどうもしっくりこないから
5000にしてみた
特に意味は無い。
>>167 何か、
小林さんの言論を盲目的に信頼しているわけじゃない!
小林さんも「わしを疑え」と言っている!
・・・・・みたいな言い方もどこかステレオタイプ化しているようなきがしてつまらないので
>>1のトピ立て文はあえてこういう感じにしてみましたw
あえて小林よしのり絶対主義の立場に身を置いてみるのも一興だと思うし、
もうそれぐらい開き直ってもいいんじゃない?って気すらするわけよ。
個人的には
ウケイの解釈と皇祖神が天照であることの整合性について
高森さんは「なぜ天照大神が皇祖神として位置づけられるようになったのかに注目しなければならない」
といっていたけど
そこの部分にもう少し説明がほしいかな。という感じ。
高森さんのウケイ説はわしズムなどで前から知っていたから、じゃあ皇祖神はスサノオの命?
というのは俺も一番最初に感じた疑問だからね。
回答としては「天照が皇祖神として位置づけられるようになったのはかならずしも男系だけが皇統だと思っていたわけではないから」
という事なんだろうけど、じゃあなぜオシホミミの尊が養子のような位置づけのプロットになっているのか
それもやっぱりシナ男系主義の影響なのか、という部分はいまのところ説明不足という気がしないではない。
それぐらいかな。
道場の方では既に説明があったのかもしれないけどサ。
170 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/11(金) 22:22:25 ID:LzBKzUTe
外国恐怖症の鳥篭の中の引きこもりが主流じゃ先人に申し訳ないし
たった1行でも叡智だとわかってしまうって
すごい文才だよな。
どうでもいいけど、叡智が自分の頭で考え始めると
回帰になるような気がする。なんとなーく。
173 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/12(土) 04:45:44 ID:NJ7GUzDg
呼んだかぁ?
まあ回帰はDOF=白羽の別人格説とかこれまでも色々と
言われてきたけど、やっぱり誰かの成りすましに見えるの
かな〜俺w(キャッ
174 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 08:07:43 ID:+7aE5Pf4
アメリカや親米に関わることをかけば必ずやってくるって分かってるよ。
ストーカー体質で保身で自己顕示欲が強いからそう思うんだよ。
175 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/12(土) 09:27:58 ID:GmsTQX70
>>158 議論読んでないのかよw いや、別に大した議論してないけどね。
でもこういうスレ貴重だからほんと乙でした。
新田氏への反論というのはぜひ書いてほしいなあ。
>>159 なんか男系絶対派が調子乗ってる感じに俺も見えてきたんだよね。
というのは、20年前、30年前だったら天皇制廃止派の方が若い世代には
圧倒的に多くて、そんな時に男系絶対なんて誰も言うはずがなかった
からなんだよ。年寄りが死んだらこれ、絶対廃止の方向に行くな、という
危機感があった。廃止か存続か、というフェーズで保守派は戦ってた。
なんか廃止の危機が去ったから油断して昔は言ってなかった原理主義
みたいなものを持ち出してきてる感じがして、心配してる。
ただなあ、俺もひとつわかんないのは小林よしのりは愛子さまの代から
実施しようと本当に思ってるのかどうか。そこは今のうちに法整備だけ
しておいて、悠仁さまの次の代で実施するのが自然だと思うんだけど
どうなんだろう。それじゃ新法との整合性が取れないという事なのか。
俺の感覚だと今の法が活きてる時代に生まれた皇室のお子様は改正
されたとしても旧法の制約を受ける方が無用な混乱を招かないで済む
ような気がする。まあどちらに帝王学を修めてもらうのかはっきりさせろ、
という事に過ぎないのかもしれないけども。
176 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/12(土) 10:38:24 ID:GmsTQX70
>>162 確かに読者を味方につけようとはしてるわな。でもそれって何かを主張する
場合、当たり前なんじゃないかという風に俺は擁護してしまうな。
あと読者層の違いというけど、そんなものはいつの時代も変わってないよ。
ニューアカの哲学書がベストセラーになったりしたけど、内容読めてた人なんて
ほとんどいないというのはその通り。あれは完全なファッションだったから。
でもそれらを薄めた解説書とか著者へのインタビューのような形で刺激的な
フレーズとか著者の政治観なんかがじわじわと浸透していったわけよ。
高度資本主義の呪縛から逃走し続けろ、という浅田彰のフレーズはひとり歩き
して社会問題を考えて重くなるより軽やかに生きよう、みたいな言説にすり替わって
バブルの空気を作るのに一役買ったようにも思えるし、中沢新一のニューサイエンス
への賛美みたいなのはもちろんオウムに直結してしまったわけだし、それ以外にも
自分探しだとか癒しとか、そんな言葉に変換されて社会への無関心を煽ったのかも
しれない。政治的には反原発とか湾岸戦争反対アピールとかで旧来のお花畑思想の
延命に手を貸していた。だから思想家というのはいつの時代も深いところまで理解
されなくても社会に影響を与えてしまうし、それは小林よしのりだって戦争論は
自虐史観からの解放だけだったはずなのに、いつの間にか社会では朝鮮人差別まで
突き進んでしまってるとかさ。批判じゃなくて人種差別まで行っちゃうというのは
小林よしのりやサッカーワールドカップ辺りを起点とした時代の空気であるわけで、
それは表現方法の問題ではなくて時代の空気を決定してしまう人の宿命みたいな
ものであろう、と。まさか中沢新一だって自分の書物が遠因となってサリン事件が起こる
とは考えてなかっただろうけど実際に歪んだ人が多数出ちゃったのは事実。
そして表現方法で考えるなら漫画よりも学術書の体裁を取って知らず知らずに世間の
空気を変えてしまう旧来の表現の方が毒としては強いし危険とも言えるでしょ。
漫画形式で連載でしかもゴーマンとなれば今回の女系論でもわかるように反響がすぐに
返ってくる。それは健全なことだと思うんだよ。
177 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 11:25:01 ID:bA17WOs2
>>175 >…20年前、30年前だったら天皇制廃止派の方が若い世代には圧倒的に多くて、
そんな時に男系絶対なんて誰も言うはずがなかったからなんだよ…
今、電網空間で、公然と○○廃止などと言うと八つ裂き状態になりかねない。
当たり前のように、国体護持、天壌無窮、万世一系、の言葉が飛び交っている。
そのうち、大東亜戦争、皇紀2670年、も当たり前になるだろう。
ようやく、精神的復興、正常化への明るい兆しが現れつつあるのだろう。
178 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/12(土) 11:26:45 ID:GmsTQX70
>>163 本物の中道なんてものはお釈迦様だってない、と言ってるんだから。
中道を見つけたと思った瞬間にそこが自分の居場所になって客観的には
端っこにワープしてる、みたいな話ね。
だから中道を常に模索する、という意味でしょ。
具体的に言うと、もしかしたら今回の天皇論、女系論は小林よしのりが最初の頃
大きく取り組んだ部落差別論から地続きのライフワーク的な仕事のように俺には
思えてきた。それは差別というタームならば部落も英霊も台湾も沖縄もワープアも、
そして天皇家さえも、差別の被害者という点で同類項になるし、その解消や緩和を
考える時に邪魔になっていた旧来の右翼・左翼、保守・革新、のような対立構造が
特定の被差別者を囲い込んでいた状況を破壊して、すべてを救済できるような
思想の構築を図ってるんじゃないか、と。
つまり簡単に言ってしまうと差別っていうのは「社会矛盾」なわけで、その矛盾点
というのはバラバラのように見えて実は繋がってると看破してるんじゃないか。
あるいは繋げる事で全部に対応できる道を探ろうとしているか。
ちょっとこの辺、俺もまだうまく説明できないんだけども、この国において最大の
矛盾点は言うまでもなく「天皇」であって、しかしその重要性は多くの人が理解する。
とにかく旧来の日本における棲み分けた対立構造から外れた時点で、もはや
右も左も関係ない道を歩んでいるとは言える。それは即ち中道を模索している、
という言葉で言い換えてもいいように思うが。
沢尻 ◆jw87SigjKs ← ここはこいつのブログになりますたw
180 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/12(土) 12:10:20 ID:GmsTQX70
>>167 いやあ、呼びかけたら出てきてくれたんでなんか嬉しいよw
ゴー宣道場にも行ってないのに偉そうに書いててごめん。
なるほど仲間が5人いるという話じゃなくて5人くらいはネットで援護してる人
いますよ、ってことだったのか。しかし少なく見積もったもんだなw
でも一日あたりくらいの計算だとそれくらいかもね。ネットで書き込みする
人間なんて自己顕示欲高いからさ、ゴー宣は最初読んでたけどもう卒業した、
とか、自分は今はもっと難しい本読んでんだぜ、みたいなアピールしたい奴
ばかりだもんな。でもここでも天皇論スレなんてたまに覗くとアンチばっかり
だけどみんな読んでるんだよね、これがw
しかし道場はなかなかいい雰囲気みたいね。俺ももう少し若けりゃ参加してた
かもしれないけど、ちょっと時間がなくてなあ。ここに書き込む時間はあるくせに
そんな言い訳書いてますが、それはともかく、「内容についてはマナーとして」
とか
>>164氏が貼ってくれたのは道場の宣伝文なのかな、そこに書いてある
「密教を含めて」という言葉ね、すげー気になるなあ。
俺が
>>141で書いた推測みたいな内容語ってたりして。
いや、もちろん答えないでね。密教守りながら顕教の部分を時々読ませて下さい。
名無しでいいから。ただ、ひとつだけ抗議、俺のHNは江尻じゃないってw
>>169 俺もオピサ氏がコテ推奨って
>>1に書いてあったからその場で適当に
沢尻なんてダサい名前付けちゃって後悔してるのにさっさと代えるとは
流石スレ主ですな。ゴー宣=5000、代えたのに更に適当感が漂うところが
凄いなw 俺なんか沢尻エリカの記事を直前まで読んでたから、という
まったくサピオともゴー宣とも関係ないところがもうね、恥ずかしい。
わしズムの高森説というのはあの連載読んでたはずけどすっかり
忘れてるので読み返して勉強してみよう、と思った。
>179
文字数だけ多くて中身が無いんだよな。
182 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 12:16:43 ID:UP8hWGWE
日本の住まいの見方が根本的に変わる問題小説がある。読んだ人は、二度と
分譲マンションを買わなくなり、戸建てか賃貸を選択するようになる。
古館や勝間和代、名前は忘れたが、でぶの流通ジャーナリストは、これを
読んだから賃貸マンション住まいなのだ。官僚しか知らない一部地域の
地盤の悪さも指摘されており、これを読んだ都の職員は真っ青になった。
↓
「全壊判定」朝日新聞出版
よほどヒマなんだな、このオッサンw → バカ尻
184 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/12(土) 12:23:42 ID:GmsTQX70
>>172 思考の道筋書いてるのなら自分の頭で考えてる証拠じゃん。
>>177 まあ、ほんとね、これは俺の思い出になるけど天皇陛下尊敬してる、って
口にしたら白い目で周りから見られてたんだよ、俺は。
昭和天皇のご病気と崩御に関係して皇居に3度も記帳しに行ったのは
俺の世代じゃ珍しかったんじゃないかな。つまらん自慢話だけど。
>>179 規制が久しぶりに解けてさ、久しぶりに2ちゃんに書き込もうかと思って
色んな板見てたら偶然このスレ見つけたんだよ。
久しぶりだから調子に乗ってるのは認める。
でもどうせまたそのうち規制になるだろ、今のうちに書きためさせてくれや。
185 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/12(土) 12:32:22 ID:GmsTQX70
おーおー土曜日だから気分よく書いてたらアンチというか2ちゃん名物
「自分は何も書けないけど書いてる人の悪口書くのが趣味」の人達が
わらわらと湧いてきたな。
そういう人間の方がネットには圧倒的に多くなっちゃったからね、
俺もまったくネットなんかに期待はしてないし、トッキーも小林よしのりも
ネットなんか気にしないでね、とメッセージを送ってそろそろ落ちます。
いちいちageで「落ちます」とか報告すんな。
187 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/12(土) 13:12:08 ID:NJ7GUzDg
右翼どもの天皇制利用が絶えない。
自分達が天皇を思想のために利用している
ということに気づいておらず、そして自分たち
が正義だと思い込んでいるからさらにタチが悪い。
天皇論本スレより
>570 名前:名無しかましてよかですか?[] 投稿日:2010/06/12(土) 12:21:27 ID:VNhQ5KMb
>これ以上2ちゃんで小林よしのりを批判しても意味が無い。
>田中卓皇學館大学名誉教授宛に「男系による万世一系の皇統護持と旧皇族皇
>籍復帰」に関する論文及び質問状を郵送することで決着した。今からでも伊
>勢に行きたいところだが御本人が極めて体の調子が悪いことからそれはさす
>がに無理。
>田中・高森・小林の論説の誤謬は論文で糾し質問状では有識者会議と宮内庁
>書陵部の闇を追及するのに徹する。
>論文を出す意味は、田中・高森両氏は素人、すなわち民間の右翼・保守はア
>ホという偏見があることから、実はそうではない、専門家の眼からみてもか
>なりの水準に達していることを見せつけ、今後小林のようなプロパガンダを
>つかって女系公認論なぞ提唱しても無意味であることを見せ付けるためだ。
>というわけで俺はこれでゴーマニズム板から離れる。
188 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 16:17:49 ID:bA17WOs2
回帰
愛子様は、親王ではなく、内親王だよ。
189 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 16:26:52 ID:bA17WOs2
>>181 >179 文字数だけ多くて中身が無いんだよな。
確かに○尻は要領を得ないダラダラしゃべりで内容もない。
190 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 16:32:30 ID:8x4uXvxL
>>177 >当たり前のように、国体護持、天壌無窮、万世一系、の言葉が飛びかっている
2CHのこの板のようにネット上のある閉じられた空間の中ではね。
しかしリアル世界では大半が無関心なんだよ。誰か言ってたように天皇と社会問題はほとんど関係がない。
政治や社会の問題を論ずるのに天皇を絡めて良いことなどまあないだろうな。
戦前の天皇制なんかごめんだが、今の象徴天皇制なら問題でもない。
天皇を尊崇したい人は自由にやってくれと思う。人の内面の信仰に干渉する権利は誰にもない。
同様に天皇尊崇を押し付ける権利も誰もないんだよ。
>>190 それは在日朝鮮人と同じマインド。
シナ・朝鮮マインドの人は日本に不要。
ここにいるみんなは軍板辺りのアンチについてどう思う?
奴らに言わせればコヴァ=酷使様=ネット右翼らしいが当のよしりんはネット右翼が嫌いだと言っててわけがわからない。
193 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 17:44:37 ID:8x4uXvxL
>>191 どうしてそう言う判断ができるのかな。
それなりの理由も書いて欲しいな。
>>193 シナ・朝鮮人は天皇陛下に敬意を持たないから。
「天皇制」という言葉も皇室解体を是とする左翼の造語。
>>159 正直、愛子さまも悠仁さまも両方帝王学を修めさせるべきだと思う。
祭祀の継承が問題であるのなら、それができる天皇経験者が少ないのが問題。
つまり、死ぬまで天皇であるという近代の制度が問題だと思う。
昭和にしても60年以上続いたのが前例のないことで、問題だったと思う。
20年ぐらいで次の皇太子に譲位して 上皇や法皇になる制度を作るべきだ。
そうすれば、祭祀の継承は絶えない。
つまり、愛子様を天皇にするにしても、20年を上限として、折を見て悠仁様に譲位する形がいいと思う。
もちろん、その前には今の皇太子も秋篠宮も20年を上限に天皇になればいい。
そうして祭祀継承者を増やせば、決して祭祀は絶えない。
女系容認、男系優先ってのが、日本の伝統や民意に一番近いのではないか?
長子優先なら、今上天皇ですら正統性はないだろ、照宮内親王が長子なのだから。
あと、皇位継承の問題は古来から不要な内戦を数多く誘発して来た。
このことに対する危機感をまったくよしりんから感じないのは寂しい。
196 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 18:20:47 ID:bA17WOs2
>>190 >リアル世界では大半が無関心なんだよ。
そうとは言えない。例えば…
小泉首相が5年も続いたのは、毎年、靖国神社を参拝したからだ。
他に理由が考えられないじゃないか。
しかし、靖国神社を支持する一般国民は声高に叫ばない。
だからマスコミも真の理由は気付かない。(知ってて言わない。)
同様に、皇室を尊敬する多くの国民は、普段は語らない。
しかし何かあれば、大きく動く。
皇室の慶事があれば、テレビの売上が一挙に伸びる。
女系容認の動きが出れば、大きな反対運動が起きる。
期待された政権交代後、国民の小沢への反発が一挙に高まったのは
金の問題ではない。
皇室への不遜な態度だ。
マスコミは書かないが。
まぁ2chの天皇議論見てると、
やっぱり知識量の争いにしかなってないわな。
一般人はそんなに皇室に執着ねーよw
国民の常識的感覚によっていずれ女系容認にならざる負えないと思うよ。
側室も宮家復帰もトリッキー過ぎる。
198 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 18:30:05 ID:515a4fSR
199 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 18:35:30 ID:8x4uXvxL
>>194 日本人でも大半は無関心。
ネットの中のしかもその一部しか見てないからそう思えるんだよ。
現実世界ではそんなこと考えて生きてないよ。そういう決めつけすることじたい勝手な独断だな。
天皇が政治制度の中に位置けされているので天皇制と呼ぶのだが何か問題でも。
天皇制という言葉が左翼由来だから駄目だと言うが、資本主義とか帝国主義も左翼由来なんだが。
小林よしのりはそれらの言葉を使ったことはないのか。
もっと言えば反米愛国のスローガンも左翼由来だが。小林が反米愛国と言ったことがあるのかないのか、小林ファンでもないのでよくわからないが。
よしりんは知識人を
労働しないから暇つぶしに得た知識が膨大な村外れの狂人
と表現した
2chネラーは労働をしない引きこもりのキモオタニートだから無駄に知識がつき変なプライドが肥大化した口だけ達者な基地外お子様
201 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 18:42:26 ID:515a4fSR
>>199 >現実世界ではそんなこと考えて生きてないよ。そういう決めつけすることじたい勝手な独断だな。
事実を言ったまで。
実際、オマエは皇室に敬意も感心も持ってないだろ。
イコール朝鮮人マインドと変わらんのよ。自分で気付いてないだけ。
>天皇が政治制度の中に位置けされているので天皇制と呼ぶのだが何か問題でも。
皇室への敬意と知識の欠如が露呈。
天皇は政治制度の外。
>小林よしのりはそれらの言葉を使ったことはないのか。
「天皇制」という言葉は間違いと描いてるんだな。
最近酷いがたまに正しい事を言ってる。これはそのケース。
>>198 読もうとしたけど読めない。長文連打でクラクラする。
女系と女性の違いはようやく解るようになった程度だ。
「そんなんで語るな」と批判されるかもしれんが、
こんなもんだぞ一般層は。
>>202 だから語る資格が無いと自覚せよ、ってこと。
>>203 ここは2chだぞ?資格もクソもあるかw
>>204 つまり2chでさえオマエは資格が無いってことだw
>>206 知識を得たら書き込みに来てもいいぞw
じゃあな。
208 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/12(土) 22:08:54 ID:GmsTQX70
>>190氏と
>>196氏の議論について。
これは両方とも認識として間違ってはいない。
二人の意見をまとめれば、普段は無関心だけどなんとなく親しみは
持っていて積極的に攻撃するような勢力には嫌悪感を持つ、というのが
日本国民の中で一番多くを占める層だろう。
このような人口分布図のようなものが戦前世代が減っても変化しなかったのは
劣勢の中で頑張って理論武装していた保守派論壇の人達の地道な活動を経て
90年代以降の世界情勢の変化(共産主義の崩壊と民族主義の台頭)、そして
小林よしのりに代表される新世代の言論人の活躍に因るものと考えられる。
しかし世界情勢も今後どのように変化するか不透明であり、上記のような努力
なしにはこの状態を保つ事が出来ていなかった可能性が高い事を考えれば、
依然この天皇をめぐる国民の了解事項は安泰とは言えない。
男系絶対主義者はあまりにも油断し過ぎていないか。天皇という存在は一度
失ってしまえば二度と取り戻せない大きな財産だが、近代以降では常に不合理な
側面を持っており、その部分の理論的強化なしには一気に崩壊する危険を
孕んでいる。いつまでも国民の「なんとなくの親しみ」のような情感だけを頼りに
しているようでは心もとない。
そんな危機感を小林よしのりも抱いていると俺には感じられる。
だからこそ今回の女系論は「伝統だから」という一種の思考停止を打ち破って
新たな説得力のある天皇論を作り上げんとする過程なのではないか。
その意味で
>>195氏のようなまったく新しいアイデアというのも貴重だ。
ただし不要な内戦を誘発するほどには残念ながら国民のこの問題に関する
意識は薄いと思われるのだが。
209 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 22:25:44 ID:8x4uXvxL
>>196 小泉長期政権の理由は別にあるような気がする。
なぜ2004年参院選で自民党は負け、翌2005年衆院選では大勝したのか。それは靖国参拝を続けたことでは説明できない。
それに靖国参拝と天皇崇拝とはそれほど直接的に関係するものかなと思う。
皇室の慶事の際に週刊誌やテレビで盛り上がりが見られるが、それは自分たちの家庭の理想像を投影しているのではと思うけどね。
確かに静かに天皇への敬意を抱いて生きている人々はいることだろう。その事についてとやかく言うつもりなど全くない。
しかし問題は声高に天皇を権威と化し、それを政治に利用する勢力が出てくること。
昭和初期の歴史にその実例を見ることが出来る。身近にその生き証人がいたので同じ誤ちは繰り返してはならないと思っているわけで・・・
>>203 まあまあ
要するに2chは基地外専用だからまともな論客には書き込む資格が無いって>204は言ってるんだよ
口喧嘩で馬鹿には勝てない、つまりアンチには勝てない
そーゆーことだw
211 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 22:55:47 ID:8x4uXvxL
>>201 俺が朝鮮人マインド?そもそも外国に行った事もないし外国に住む気もない。
排外主義など大嫌いだし外国とは共存しなければ日本はやっていけないと思っている。
しかし俺は日本人以外の何者にもなりようがない。
物心ついた時にあった風景、路地の想い出、近所の餓鬼との遊びや喧嘩、それらが決して失う事のない宝なんだが。
どうして俺が日本マインドではなく外国のマインドを持つ事になるのか解らぬ。
例えば、天皇が民間の宗教団体の長であると言うならば政治制度の外にあるとは言える。
そうではなく政治体制の一部としてあり国民の税金で運営されている以上天皇制と呼べる。
>>208 >これは両方とも認識として間違ってはいない。
相変わらず文字数だけ多くて頓珍漢なレスを開陳しとるな
バカ尻はこのスレの迷惑だな。
中身空っぽの長文ばっか。はやく氏んでいいよ。ジャマ
>>211 >例えば、天皇が民間の宗教団体の長であると言うならば政治制度の外にあるとは言える。
>そうではなく政治体制の一部としてあり国民の税金で運営されている以上天皇制と呼べる
こんなレスしてる時点で朝鮮マインド。
215 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/12(土) 23:13:39 ID:8x4uXvxL
>>214 それしか言うことがないのか。
議論にならねぇから余所行くぜ。
>>215 とっととよそに池。
誰もお前なんか必要としてない。カス
>>215 朝鮮マインドじゃどんなまっとうなコト言っても無駄だから。
218 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/13(日) 10:04:36 ID:GM0gh4+G
なんじゃこりゃ。援護スレなのにねぇ。
>>162氏よ、もうこれだけ荒れた場所で書く気力もないかもしれないが
一応質問しておきたいんだけども。
どうも現在のこの板を眺めてると、尊皇派で昔だったら右翼と呼ばれた
はずの思想を持った人達が大挙して小林よしのり批判をやってるみたい
だけど、まあ見ての通り他人に向かって死ねだのバカだの朝鮮マインドだの
下品な「言葉」しか持ってない、ある意味先鋭化したままの連中なわけだ。
もちろん小林よしのり自身も論敵相手にカルトだとかレッテル貼りしてるので
先に喧嘩売ってきたのは小林の方だ、というようなエクスキューズはあるんだろう。
これについてはエンターテイメントを意識した喧嘩芸みたいなもんだから外野は
一喜一憂せずに喧嘩を楽しんで見守ってりゃいい、と俺は以前援護したが。
しかしこういう連中が育ってしまった事は小林よしのりの責任なのか?
やはり違うと思う。ニューアカの頃と読者層が違うという指摘があったが、
それよりも時代背景の違いで言うならばインターネットの有無に過ぎないのでは
ないか。ネットは匿名ではあっても自分と同じような人間が確実に存在する事を実感
させる。そんな認証体験のようなものがあなたの言った先鋭化を煽り増幅させて
いるのではないか。昔ならば書物に影響受けたところでその思想を共有するという
体験は何かの団体にでも属さない限り出来なかった。そのため思想の先鋭化は
個人の心の内で熟成させるよりなく、しかしながら熟成すれば角は取れる。
もちろんだからこそ思想の影響というのはぼんやりとした空気やムードとなり、
実態が見えにくい分、危険性もあった、というのが
>>176に補足したい部分。
しかし別の危険性、ネットによる増幅や顔の見えないネットであるが故の
「言葉」の貧困がもたらす先鋭化が現在にはある。だからどちらの時代が
良いなどとは決して言えない、これは
>>176に訂正したい部分。
ともあれ、小林よしのりの責任とだけ断罪してしまうのは乱暴であるように思う。
219 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/13(日) 10:56:23 ID:zhBqcDNo
>>211 同意。
特に朝鮮とは大いに仲良くしなければならないだろう。
日朝共同して中国覇権主義と戦わなければお互い将来はないだろうからなぁ。
220 :
162:2010/06/13(日) 11:04:54 ID:lLYq62AQ
>>218 レスが長いだけで中身がほとんど無い。
自分の決めつけだけで論理展開するならブログでやれ。
オナニー書き込みハッキリ言ってうざい。
222 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/13(日) 11:25:09 ID:GM0gh4+G
>>220 偽物、ここは援護スレだ。うざいと思うなら見なきゃよかろう。
223 :
162:2010/06/13(日) 11:43:59 ID:lLYq62AQ
>>222 オマエのアホな長文じゃ擁護にもなってないんだよ。
小林よしのりも迷惑だろうよ。
キチガイ長文屋・バカ尻のおかげでダメなスレになったな。
こいつのせいで誰も寄りつかない。
男系主義者って、一体何だろうと思う。
要するに今の日本の天皇制というのは彼ら男系の体制であるが
それを打破、破壊するには男系を断絶するしかないわけで・・・・。
もしも、もしもよ?
実は戦後日本と言うのは実は「男系主義の破壊」のためにあるのでは?
これはどういう事かと言うと、実は戦前の英米派、つまりいまの自民に通じる
吉田茂などはすでに女系にする事を念頭においてたのではないだろうか?
実はこの60年はゆっくりながら女系天皇制の擁立を目論みながら進んで
いた体制でもあったのだという・・・。
>>220>>223 沢尻はわかってるようだからいいけど
成りすましはやめれ。
>>162は私。
>>176>>218へのレスだけど、「時代の責任」という点については
もうちょっと時間がある時にゆっくり反論したいけど
とりあえず私の認識としては、戦争論以降「ネット右翼」が形成されたのは
小林よしのり「だけ」の責任ではないが、かなりの責任はあるというのは揺るがない。
もちろん、ネットなんかの「時代のツール」の違いなんかの大きさも認めるけれど
とりあえず私には、ネットの下品さも小林の「喧嘩芸」の下品さも、五十歩百歩にしか見えんよ。
小林の反中、反韓的な作品を読んで、見るに堪えない人種差別に走るネット右翼が出るのなんか当然にすら思える。
だって小林は「思想が違っても個人として尊重する」なんて描き分けをしていない
むしろ思想が違ったらレッテル貼って個人攻撃上等の作品じゃないか。
「こういう戦い方をしてもいいんだ」って、ネット右翼なんか嬉々として「戦っている」つもりだと思うぜ。小林の手法を真似して。
マクドナルドのエピソードで、「こういうことをもっときちんと描かないから
みんな誤解して突っ走るんだよ。基本的に信者なんて承認欲求の強い純粋まっすぐ君なんだからさあ」
と思った。
227 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/13(日) 21:28:19 ID:GM0gh4+G
>>226 わざわざ出てきてくれてありがとう。
文章見れば同じ名無しでも本物と偽物は一目瞭然なのでご心配なく。
>>28ですでに書いたんだけど責任の有無で言えば、俺もあるだろう、とは
思っている。ただしそれは思想や言論の宿命で他の論客だって同じだ、
という論法で援護してきたわけだが、あなたはやはり表現方法において、
他よりも悪影響が大きい事を指摘している。
確かにね、漫画という形式の限界はあるかもしれないな。
「個人として尊重する描き分け」をもしやっていたら、それこそよくある
「マンガでわかる○○」みたいな本にしかならないだろう。
どうしても面白くするには仮想敵を常に作り続ける必要はあるのだろうし、
あえて極端にレッテル貼りをする事でオチのゴーマンに持っていき、
戦いは続く、次号を待て!といった連載漫画の王道的展開を踏襲するしかない。
ただし、そこを一歩引いて他人の喧嘩を眺めるように読み続けていると、
思考の過程や変遷、そしてそれらが昇華されたり熟成していくドキュメントの
部分の方が各々のエピソードよりも、少なくとも俺にとっては後々印象深く
残っていく。その、物事を突きつめて考えていくプロセス、というのが実は
「思想」というものであって、例えば小林よしのりの主な論敵というのはその道の
専門家である学者である場合が多いが、彼らからは「思想」というほどのものは
何も感じない。例外な人もいるが多くは専門分野に関する「説明」くらいなものだ。
思想家と専門学者の違いというのは前者は己の思想で森羅万象を語ってやろう
という野望を抱くか否かの違いであり、当然それは無謀な試みではあるのだが、
観客、読者の立場からすれば専門家の解説書などよりよっぽどスリリングで
ある事はたぶんあなたも経験済みの読書体験だろう。
しかしそのような「思想」の面白さを知っている人間ばかりが読者でない事は
その通りだ。だから毒がある、と俺も書いたし、毒を含有しているものを発表
している以上責任はある。そしてその毒は独特の連載漫画形式であるが故に
増幅されてしまう。ここまでは同意するよ。
>>227 オマエの見当外れな長文分析はもう誰も読んでないから
捨てアドでも使ってメールでやり取りしろ。
オナニーレスうざいよ。
229 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/13(日) 23:40:34 ID:GM0gh4+G
>>228 お前、他人を騙ってまでしてよく恥ずかしくねえな。
うざいと思うなら見るな、と言ったはずだ。
規制かかるまではお前みたいなのを晒しものにするために
書き続けてやるから悔し涙でも流してろ。
>>229 素直に短いレスにしたな。
そーやってオマエが反省するまで書き続けてやるよ。
231 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/14(月) 01:02:32 ID://gxDafd
ゴーマニズムという特異な形式では小林よしのり自身の表現も下品なもの
と化してしまって、読者の賛同も反発もその影響を受ける場合がある。
繰り返すがここまでは同意しよう。
ただ、そういう事象をあえて無視する、または読者が小林よしのりを選んだ
自業自得と突き放して、別の側面を考えてみたい。
ゴーマニズムの功績として俺が一番評価するのは、かつての文壇や論壇に
確実にあった「棲み分け」の図式を壊したことである。
保守派陣営、左翼陣営などに分断された狭く人目に付かぬ場所(論壇誌等)
で変わり映えのしない慣れ合い的な言論活動が行われていた。
当然読者も自分の考えに似た雑誌を選ぶので耳に心地よい言説を定期的に
読むだけで満足する。この状況下ではそれこそ論客、読者共にオナニー的
行為に留まるのであって、思想状況の再構築や成熟などは望めなかった。
しかし冷戦構造も崩れ新たなパラダイムが必要であった時期に小林よしのりは
ゴーマニズムという下品な武器を持って閉鎖的な論壇に参入する。これは以前
呉智英が指摘した通り。それから20年、今や何が右でどれが左だか簡単には判別
できない、思想的には好ましい状況が作り上げられた、とみる。
この現象に大きく寄与したのが実は小林よしのりの漫画形式の下品さであった、
ということ。それは例えば今回の追撃編で言えば、共闘していた桜井よし子氏らにも
カルト男系主義とのレッテルを貼り、保守論壇に囲い込まれたような人を「喧嘩」の場に
引きずり出そうとする。喧嘩に応じればかつて西尾氏がされたようにもっと酷く罵りながら
仮想敵の代表として描いていくだろう。
しかしそれこそが小林よしのりの真の目的であって、従来の狭い論壇の棲み分け構造を
ぶち壊す事で、真の保守とは何か、そもそも保守とは何か、といった、より上位の命題を
必然的に立ち昇らせる。これは日本の思想や言論にとっては確実に必要なのだ。
そして論客という人種が囲い込まれ守らていた昔の方が、過保護であり危機感もない
生ぬるい状況であったと言える。論客が何を言っても保護されるという方が異常であって、
一般人ではないのだから政治家と同じく風刺対象になるのは自然な事だろう。
問題は一般人が小林よしのりの野望を秘めた喧嘩を肩代わりしてしまう愚に過ぎない。
>>231 相変わらず文字数だけ多くて中身の無いレスだな。
オナニーレスはウザイからブログでやってろ。
233 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/14(月) 07:50:34 ID:WcnvyrLg
女系容認だけならまだ応援者は増えると思うが、
長子優先はあまりにも説得力が無いんだよなぁ
継承順位が代わったらかわいそうだとか…
235 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/14(月) 23:56:36 ID:/tLUFLQ4
だいたいSAPIOの選挙予測は、毎回大外れ杉。
「本誌政界取材班」とやらが
いっつもピント外れの予測で、もはや逆神に近い。
残念だが喜美の勝利は無いよ。
ムカつくが、菅の圧勝だ。
所詮、この国の選挙民のレヴェルは
小沢に見透かされてるんだよ。
236 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/06/15(火) 18:00:59 ID:sQmQxohF
あいかわらず男系主義者の糞度もが辺りに跋扈してやがる・・・・・
2chはすごいな・・・・ほんと・・・・・よほど現実をしらんNEETどもが渦巻いてるんだろう。
まったく・・・・明治に作られた皇室史観の宿主になんかなりやがって・・・・
あいつらがやってるのは金正日とまでは言わないが、毛沢東の崇拝とかわらん。
237 :
名無しかましてよかですか?:2010/06/18(金) 18:02:50 ID:oBIXZkxO
君の思想遍歴は扇風機と 変わらんけどね。
>>231 馬鹿じゃねえのこのコテw >沢尻 ◆jw87SigjKs
保守もサヨクもねーよ。
小林よしのりなんぞ、商売の為にマンガのネタ選んでるだけだよ。
ゲストに原口は呼ぶわ、鳩山辞任演説は良かったなどと妄言吐くわで
次は民主党スリ寄りシフトの準備万端w
>>236 男系原理主義者が今更ネットで何言おうが、女系公認は認められるだろうからどうでもいいよ。
男系派が束になってかかって来たところで、小林一人の影響力に遠く及ばないしな。
いずれ女系容認にならざる負えないって事。
小林信者とかサヨクとか関係ない。
いくら男系主義者がプロな話しても、その実現可能性0だわ。
側室とか言える神経が凄い。
>>240 「ならざる負えない」って。どんだけ本読んでないのよ。
242 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/08(木) 07:44:40 ID:N/+1A4ty
規制解けたみたい。
でもまたすぐ書けなくなるんだろうな。
これ、古くなったけど前回書こうとした分↓
>>232 お前さあ、天皇論スレの過去ログ読んでると皇太子殿下や雅子さまに
対する誹謗中傷はやめろ、とか一日中やってんのな。
いや、男系絶対派でもそういう常識持ってるのは偉いし立派だと思ったよ。
しかしそういうお前がこのスレに出張してくると単なる荒らし行為しかできない。
ネットというのはそういう風に細分化された命題に合わせるように自己が際限なく
分裂していくんだろうな、と思った次第。
だから例えば皇統問題のプチ専門家みたいになっちゃったのは沢山いるようだが、
他の問題となるとさっぱり語れないという、いびつな知識を持った奴が大量生産
される可能性をネットは孕んでいるし、何よりもそれは思想行為ではない。
ゴーマニズム宣言を「点」で読むな、「線」として捉えて森羅万象について常に
考え続ける姿勢を養え、と俺は言いたい。
243 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/08(木) 08:15:26 ID:N/+1A4ty
>>233 確かに俺も疑問はまだ持ってるよ。
でも小林よしのりが主張してるのは男系「絶対」に対する批判であって、
落とし所としては女性宮家設立あたりに軟着陸させようとしてるんだと思う。
「絶対」のままの危険性をまず認知させる、というような企みではないかな。
>>236 明治の皇室観、その通りだね。
その時代はそれで仕方なかったし、国民も納得できたけど時代は代わってる
わけだからね。時代によって、というか、国民の意識の変化に合わせてきた
からこそ天皇という存在を残す事ができたと言えるかもしれない。
いや、「国体」とか「象徴」というのであれば変化こそが自然な事だろう。
>>238 また議論するつもりもなくて罵倒から入る奴がいるな。
「希望の国」とか読んでから言えよ。小林よしのりが民主党を支持している
わけではない。あきらかに政界再編を後押ししようとしているのは明白だ。
で、それは多くの常識ある人にとっては共通の理想だろう?
自民VS民主なんていう野合同士の二大政党制じゃどっちにも期待できない。
だから両方壊してガラガラポン、売国的な勢力を排除した政界再編こそ、
長年保守が期待していた政治状況じゃないか。
244 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/08(木) 08:39:23 ID:N/+1A4ty
しかし今回のゴー宣で「思想が消滅してイデオロギー化していく」と
書いてあったのは嬉しかったな。
「脳が硬直化し、思想できなくなった者は滅ぶだけだ」ともあった。
まさかこの板なんか見てはいないだろうが、俺が何度も小林よしのりが
やってるのは「思想」だ、と書いてきたことに「その通り」と返事もらった
ような気分になれたんで嬉しかったわけ。
もう一度書いておくがひとつの「点」を主張するような漫画だったら
俺だってとっくに読者ではなくなっていたよ。
そうではなくて連載し続ける「線」として、思索遍歴ドキュメンタリーに
なっているから、考え続けるプロセスという「思想」が背後に立ち現れる。
援護派としてはぜひその部分こそを楽しんで自分も考え続けるのが、
一番面白い読み方だ、と再度強調しておきたい。
245 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/08(木) 17:07:46 ID:AJGuN4k0
最近の新田さんのブログが酷くなってきたな。靖国問題や政教分離問題の勉強ではよく新田さんや百地さんの本を活用させてもらった俺としては残念。
学者なのだから、皇位継承問題のみを批判すべきであって、よしりん企画やなんかを批判するのはどうなのだろう。
陛下の御心痛を考えると、男系派の「男系以外は絶対認めん」という態度は間違いだと思う。男系優先としつつも、女性宮家創設などのあらゆる選択肢はあってもいいと思うがね。
246 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/08(木) 17:15:45 ID:YCIYE2t3
>>244 >俺が何度も小林よしのりがやってるのは「思想」だ、
「金」だよw。本人がSAPIOやWiLLで公言してんじゃんw
思想だなんてオメデタイ解釈してんのはオマエくらいだよ。あと信者ね。
>と書いてきたことに「その通り」と返事もらった
とことん自意識過剰なヤツだなw。オマエ自分大好きだろ?w
247 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/08(木) 17:19:21 ID:YCIYE2t3
>>242 オマエ恒例の陳腐な解説wはどうでもいいが、
>ゴーマニズム宣言を「点」で読むな、「線」として捉えて森羅万象について常に
こんな、ところどころ破れて曲がりくねった「線」なんか捉えてどーしようっての?w
カルトの信者の心理が垣間見えて面白いんだけどさw
>>244 沢尻氏
まったく以って同感でありまする。
私は今このゴー宣板で男系主義者をなぎ払う準備をしております。
今夜あたり、そのスレが立つと思いますがそれによってこの板で
ミニ革命が起き小林の思想が不道なるものであることを彼らに証明したいと思っています。
249 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/07/08(木) 17:56:54 ID:AZO8g5kR
肝心なところで間違えました
不道×
不動○
まあ「小林の思想が正道なるもの」でも良いですが。
>>245 そうかね?
豊富な専門知識をベースに、よしりんの議論の手法(一点突破方法とでも言うのか
相手の論点のある1点を槍玉にあげ、そこから自説に有利な展開を
あらゆるネタと話術を総動員して作り上げる)をあえてパクって見せてるんじゃないかな?
語り口が慇懃無礼(たぶんこれもゴーマンに対するための意匠と見た)なのも
どこかおかしみを呼び起こして楽しい。
一言でいえば「芸のある反論」って奴だと思う。
新田先生、楽しんで書いてるな〜っていう、ノリや余裕を感じるもん。
251 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/08(木) 19:13:56 ID:OG3IUCpR
小林や沢尻の言う、女系天皇を口汚く罵る男系絶対主義者って誰なんだろう。
水島は女系天皇は皇統断絶とは言ったが、男系絶対で他は認めないとは言ってない。
新田も皮肉を交えてはいるが、最終手段なら女系もやむを得ないと言ってる。
男系絶対主義者なんてのはネット上の過激な表現にすぎない。そしてネットには男系批判や悠仁親王批判もある。
批判されてるのは、復帰希望旧家の記者会見をしろとか女系天皇は既に存在する等の「小林の」論理展開だ。現に愛子内親王批判に特化したレスは嫌われている。
そういや親米ポチ保守批判でも、それ一体誰のこと?と聞きたくなるような、
米のためなら日本人の命も資産も喜んで売り渡す親米ポチ像を作り上げて攻撃してたな。
あの時も問題にされたのは、国益を無視して日本人なら反米を貫け、
反対する奴は皆ポチだと煽った「小林の」姿勢だったのだが。
批判されているその内容には目を背け、
妄想でいもしない敵を作り上げ突進する姿はドンキホーテの様だな。
252 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/08(木) 19:42:14 ID:riWdyh/R
いやいや、男系絶対主義者はいるよ。
例えば俺。
ただ、俺の仲間はわずかで、
男系派全体の中では弱小派閥なんだよなぁ。
253 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/08(木) 19:53:02 ID:OG3IUCpR
>>252 そう。男系絶対主義者は少数。
小林は、男系論者の中でも支持されないその少数派に向かって、
男系論者はさも全員が男系絶対主義者であるかの如く批判している。
その姿は論争に拘泥するソフィストどしかない。いくら話し合っても、
問題の本質には全く近づかない。
254 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/08(木) 22:48:50 ID:XpAFqYM9
それもそうだけど
ここの板での各スレ見てれば
男系絶対派を論破することすら出来てないようだが。
255 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/07/08(木) 23:52:54 ID:AZO8g5kR
>>251-253 少数派であるかどうかなんてほとんど無意味だろう。
馬鹿どもはグレムリンのように増殖するから。
256 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/09(金) 00:27:38 ID:2PgxwFBr
『一万年の天皇』文春新書
↑これはいい本。女系容認派は読んで欲しい。皇室が男系だとか女系だとかそんなレベルの話じゃないことが解る。
やっぱり女系容認するほうが日本文明に合致する。
257 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/07/09(金) 00:36:54 ID:DeJbezHs
258 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 06:53:39 ID:1EOFSkza
>>245>>250 なんかマイナーだった人が急に有名になってはしゃいでる
ような感じには見えちゃうな。
でもしばらくすればかつての宮崎や西尾や西部と同じような
大きな意味での「仲間」に戻ると思う。
前にこのスレで誰かが言ってたが、プロレスなんだよ。
論壇にプロレスの構造を取り入れた事自体が小林よしのりの
戦略であり、大喧嘩のように見せつつ実は最低限の共通項を
常に探っている。今回の件で言えばそれは「天皇の存在意義」
であり、かつてのポチ保守論議で言えば「保守思想の正当性」
であったりするわけ。結果としていつも論壇誌まで巻き込んで大騒動に
なってはいるけど、その過程で反天皇や反保守の論客はどんどん
淘汰されて昔に比べたら影響力はほとんど削がれている。
流石、小林よしのりは策士だなあ、と思うし、騒動が終われば
螺旋階段を一周したように確実に思索テーマのレベルが一段階
上がるように仕組んであるわけよ。
>>246-247 おまえ、つまんないよ。プロとして商売は常に考える、という発言を
「すべて金のためにやっている」としか読解できないおまえのような
奴はゴー宣の内容なんぞ絶対読めてないんだろうな、と思う。
259 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 07:20:48 ID:1EOFSkza
>>248 おー、面白そうだねぇ。期待してます。
でも回帰氏は思想の面白さを充分わかってるみたいだから、
本当はこんな場所で変な人達相手に消耗してほしくないけどね。
でも余裕ありそうだからな、心配無用かな。
>>251 俺は別に口汚く罵ってはいないと思うんだが。
この論争については女系容認派だけど、将来皇室に入る民間人の
事を考えると、嫁入りより婿入りの方がハードル高いだろうし、
あくまでも非常事態回避のための容認派なわけで、小林よしのりと
同じようなプロレスを俺がやるつもりはない。
ドンキホーテの比喩は当たってるかもしれないが、それもプロレス
だと考えれば問題ないわけで、観客として言論人同士の喧嘩を
眺めている中で色んな命題が自然に立ち上がってくるのを見逃さず、
自分の頭で考え続けるのがゴー宣の醍醐味。
ただ、以前も書いたが俺は「天皇」そのものの存続が危うかった時代を
知ってるので、男系をことさらに強調しようとする勢力や論客には
「ちょっと、調子乗り過ぎなんじゃないの?」という素朴な危機感は持ってる。
あんまり言い過ぎると一般大衆からは大相撲の世界の常識のように
だんだん支持を失っちゃうよ、と。
>>256 読んでみようかな。紹介ありがとう。
俺の最近読んだ本のおススメは『知性の限界』(講談社現代新書)です。
260 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 07:41:32 ID:1EOFSkza
>小林や沢尻の言う、女系天皇を口汚く罵る男系絶対主義者って誰なんだろう
すまん、ここの部分誤読した。口汚く罵るのは小林よしのりや俺のことじゃなくて
男系絶対主義者が、ってことね。ごめん。
確かに女系を口汚く罵るほどの変な人達はネットの中だけかもね。
ただ、また繰り返しになるが論敵を過剰な表現で描いて喧嘩を意図的に
誘発させ、それによって論壇村の安住性を破壊する事が小林よしのりの
第一の目的なんだよ。そしてその後の喧嘩の過程はプロレス。
八百長という意味ではなくて、戦う過程そのものを派手に魅せていく。
最終的には手打ちや和解も有り。
だから「線」としてずっと捉えないとわからないという事。
いちいち「点」で反応しちゃってそこばかり考えてしまうと本筋を見失う。
261 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/09(金) 08:02:01 ID:+KzYpUjY
>>258 相変わらず長レスで都合の良い解釈と書き込みだけで馬鹿晒してる。
反論できなくなったら「はしゃいでる」だの「西部と同じ」だので結局
レッテル貼りと印象操作だけなのは教祖様とまったく同じ手法だな。
論理で新田ブログに反論してみろって。まあ教祖様ができないんだからオマエには無理だろうが。
オマエが目新しくも何ともない「プロレスの構造」とやらで小林を持ち上げたところで
やってる事は何のニーズもなくなった電流爆破デスマッチだw。
受けてるとまだ勘違いしてるプロレスラー小林よしのりは恥ずかしげも無く
リング上でカブいて観客の失笑を買ってる状態で、
案の定、時代を読み違えたままの会社は倒産寸前てとこ。
影響力が削がれ、淘汰されつつあるのは自分だという事に気づかない本人と信者たち。
証拠に「わしを守ってくれるはず」のWiLL花田編集長は水島社長に小林への反論掲載を約束。
螺旋階段を転げ落ちて行く策士の図。
つまんないと言われても、小林本人が商売の為に書いてると雑誌で宣言してるしね。
ゴー宣道場も当初の方針を曲げて「ワインコインでいいから金払え」と言い出す始末だw
小林よしのりを読んでた奴ほどこいつの性根の薄汚さを分かってしまったわけ。
んで、それこそ「点」でしか読めてない連中が今、カルト信者化してるわけだ。
商売マンガ教っていう教祖様のね。それがオマエだな。いと哀れなりw
262 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/09(金) 08:07:01 ID:+KzYpUjY
ひとつ予想しておくと笹幸恵さんは今年中にはゴー宣道場メンバーから抜けるだろうな。
小林の本性を知ったら、まともな保守人ほど耐えられないだろうから。
263 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 08:24:32 ID:1EOFSkza
>>261 おまえ俺より長文レス書いて何やってんだよw
まあ、俺は小林よしのり援護派だからこのスレに書き始めたわけだが、
おまえの言うように小林よしのりが今後没落して倒産=仕事がなくなる、
という事になるのかどうか、アンチのおまえと一緒に興味深く眺めていくよ。
おまえの期待する結果が出たら勝利宣言でもなんでもすればいい。
それまでは邪魔だから援護スレではなくアンチスレに書けよ。
俺はアンチスレなんかに書かないんだからさ。棲み分けようぜ。
もちろんまともな議論を臨んでくる人ならアンチでも大歓迎だけどな。
264 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/09(金) 08:50:08 ID:+KzYpUjY
>>263 >おまえ俺より長文レス書いて何やってんだよw
オマエの方が長いだろw。ほれ→
>>258>>259>>260 >おまえの言うように小林よしのりが今後没落して倒産=仕事がなくなる、
おいおい、プロレスやら螺旋階段やら大相撲やら、比喩や抽象表現が好きな割には文章「読めてない」奴だな。
もうちょっと国語力磨けよ。
勝利宣言とかワケ分からんのだが、オマエは勝ち負けに拘ってたのか。なるほどねー。
あのさアンチが無けりゃ「援護」が成り立たないだろ?やっぱ国語力磨けって。
まぁアンチが見たくないんだったら「援護部隊」じゃなくて「ヨイショ部隊」か
「マンセー部隊」に次から変えるんだな。
だから「別スレ行けよ〜」なんてのは反論できないからだと勘ぐられると思うぜw
>俺はアンチスレなんかに書かないんだからさ。棲み分けようぜ。
小林よしのり「援護部隊」ってのはやけに弱気だね。2ちゃんねる戦闘員なんだろ?
>もちろんまともな議論を臨んでくる人なら
こんなレッテル貼りで反論できないことを誤魔化そうたって無駄だよ。
>>263 小林と同じだな。
なんだかんだ言いつつ、結局批判は受け付けない
異論は排除しちまうんだよ。
しかもそれを相手のせいにする。
卑怯。
小林の「思想の変遷」とやらもそうだよ。
小林がその時点で罵っている相手は
かつての自分や、将来の自分でしかないのに
それについての考察、そうした不確実な自分がメッセージを放つことに対する危機感とか自己不信感を経て
いかにそれら(過去や将来の自分=現在の敵)を、お手軽に切り捨てることで解決するのではなく、土台の一部とするか
といった言及がチラともないのな。
わざと描かないなら卑怯だし、本当に思い至らないなら、小林の「思想」とやらも浅いね。
いつまでたっても土台がふくらまない。土台はただ入れ替わるだけ、「点」のままだ。
266 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 09:08:46 ID:1EOFSkza
>>264-265 あのな、いきなり馬鹿とか書いてくる奴とまともな話なんか
できねえってこっちは言ってるわけ。それだけ。
267 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/09(金) 09:19:25 ID:+KzYpUjY
>>266 またレッテル貼りで逃げる気だなw
まぁ少なくとも「馬鹿」と書いてない
>>265には反論しなきゃならねえな。
それとも今度は「卑怯とか書いてくる奴と」とか言って逃げんのかな。
大した「援護部隊」だ。
268 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 09:30:16 ID:1EOFSkza
>>267 だっておまえのは明らかに俺に対する粘着じゃねえか。
そんなのROMしてる人達が一番よくわかってると思うが。
>>265もおまえなんかに同調してるという事からレスする価値なし
と判断させてもらった。
喧嘩腰な奴と議論なんかしたって不毛なものにしかならない事くらい
こっちも過去の経験から知り尽くしているわけでね。
議論挑もうとするなら喧嘩腰ではなく、更に言えばコテつけてくれ。
>>268 >喧嘩腰な奴と議論なんかしたって不毛なものにしかならない
小林への言葉だね
270 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 10:04:12 ID:1EOFSkza
>>269 だから小林よしのりはプロレスなんだ、って言ってるだろ。
そこを理解してもらわないと、ちょっと話が前に進まないんだよ。
でも ID:a3UrgNPy氏、あなたの論点は読み返したら面白かったので
レスを返すよ。「かつての自分や将来の自分」を「現在の自分」が攻撃
している、という見方は正しいと俺も思う。
でもそれが俺が散々言ってきた「思想」行為というものなんだよ。
世間の道徳観からすれば確かに、その都度その都度の「自分」を
描き続けて常に変遷し続けている事実を晒したままにする事は
不誠実だったり一貫性がない、などと忌み嫌われる行為かもしれない。
しかし思想家というのはそれが許される存在なわけで、マルクスだろうが
ハイデッガーだろうがウィトゲンシュタインだろうが吉本隆明だろうが、
誰だって若い頃の著作と後期の著作ではまったく言ってる事が違ってたりする。
評論家がこれをやるとマズいんだけど、思想家は許される。
なぜなら考え続ける行為を晒す、という事が思想家の定義だからだ。
そして俺はゴーマニズム宣言という形式そのものが「考え続ける」行為を
証明するテキストになっているので、小林よしのりは思想家だ、と捉えている。
そしてあなたの言うような危機感とか自己不信感に対する言及は、もちろん
充分とは感じられない人もいるんだろうが、俺からすればかなり精一杯の範囲で
過去の自分との葛藤などはさらけ出している方だと思う。
だから俺は小林よしのりは同時代の宮台や宮崎や福田あたりと比べても
信頼できる「思想行為」をやっていると思っているし、援護もしたくなるというわけだ。
271 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/09(金) 13:07:13 ID:fJLXTBX+
私達市民は、皇太子夫妻支持です。頭の古い平成天皇はあの世に逝ってしまえばいい。早く死になさいな。死に損ないの爺は邪魔。平成は早く終わってしまいなさいw
徳仁天皇の皇室改革が見たいですよ。カビの生えた皇室を民主化し古臭い因習は一掃してしまえばいい。
雅子様愛子様が過ごしやすいように、環境を完全に変えてあげれば、お二人の病気も治ります。天皇家の中に革新の風が入り革命が起きるのが楽しみです。
皇太子様雅子様愛子様は民主党政権が全力でお守りします。心配ご無用です!
でも小林同志よしりん先生は、女性に優しい人格者ですね。男系カルトのキチガイは中国に追放しましょうよw
水島新田は中国の強制収容所で暮らしなさい。絶対にダイエットできるよww中国人看守は水島新田に優しいよw
272 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/09(金) 16:37:20 ID:uB0EURl+
小林はゴー宣やめて、物語の世界へ戻るべき。
ゴー宣やりながら「遅咲きじじい」レベルの漫画描けるんだから、
ゴー宣やめて、物語一本に集中すれば「おぼっちゃまくん」以来のヒットを描くのも
夢じゃないと思う。
273 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/09(金) 18:17:23 ID:ufQuQwqT
俺は日本神話や民話あたりを漫画化してみたらと思ってる。
女系に拘らず、小林なりの神話解釈を盛り込んでも面白いし、
遠野物語のような話を組み上げて一つのストーリーに繋げてもいい話を作れるだろう。
論争に明け暮れているが、違った切り口で小林の世界を見せてほしい。
面白ければ、ファンはしっかり付いてくるよ。
もうギスギスした論戦には終止符を打つべき。
>>270 小林のプロレスは、単なる表現上の芸風だけじゃない、
もっと本質的なもんだと思ってる。
セリフの選び方やキャラの作り方なんかは芸として意図的にやってる部分はあるだろうけど
議論が喧嘩芸になってしまうのは、基本的に狭量な性質から来るものだと思ってる。
というか、以前はそうした性質ゆえだろうと思っていたんだけれど
どこかのレスで、以前小林が言っていたこととして
「子供の頃は喘息持ちで非力だったから、口先三寸で仲間を作り動かさなければならなかった。
それが思うようにならないと恐怖感を覚えた」
といったことが書かれていて(孫引きな上にうろ覚えだから、細部は違うと思うけど大体こういう内容)
すごく腑に落ちた気がした。
持って生まれた性質+環境から獲得した基本ポリシー+植えつけられた潜在意識。
こういう、個人の歴史から培われた体質は、隠すことはできても、そうそう根本から変わるもんじゃない。
特に追い詰められた時に顔を出す。
議論が喧嘩腰になるのは、芸のためじゃなく、そうした根本的なところから出る結果。
その喧嘩の見せ方(=描き方)自体はギャグマンガ家としての芸だとしても。
(余談だけど「いわゆるA級戦犯」の東条英機「自意識過剰なほどプライドが高く
自分に逆らう者には容赦しない狭量さがあると同時に、部下や弱者にはとてつもなく優しく涙もろいという
極端な性格だった」って、まんま小林じゃん、と思ったw)
なので、「小林が議論に喧嘩腰なのはプロレス芸だからいいんだ」とは
思えないね。やがては感情的になってまともな議論にならないのは
どっちにしろ同じなんだから。
考えがコロコロ変わるのも、思想家なら許される??
百歩譲って認めるとしても、それには
>危機感とか自己不信感に対する言及、過去の自分との葛藤
などがベースとしてあることが大前提だ。
(それでも朝令暮改のごとく変わったら、さすがに「もう少し考えてから物言え」だ。
まあほんとにそれらがベースになっているなら、そこまで変遷はしないはずだが)
たぶんそれらを
>かなり精一杯の範囲でさらけ出している
と捉えるか否かで、擁護とアンチに分かれるんだろう。
私にはとてもそうは思えない(なぜなら、自己を批判する代わりに他者を批判して
自身に有利な「空気」を作るのは、上で述べたとおり、小林の身に付いた体質ゆえと思うから)
→だから信頼できない というわけよ。
276 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/09(金) 23:38:27 ID:biies1sU
民主党を応援してるので、千鳥ケ淵支持やA級戦犯は国賊と
考えが変わるぞ。
277 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/09(金) 23:58:29 ID:+KzYpUjY
>>268 >議論挑もうとするなら喧嘩腰ではなく、更に言えばコテつけてくれ。
ほお。どの口が言ってんだかw↓
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185 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/12(土) 12:32:22 ID:GmsTQX70
おーおー土曜日だから気分よく書いてたらアンチというか2ちゃん名物
「自分は何も書けないけど書いてる人の悪口書くのが趣味」の人達が
わらわらと湧いてきたな。
229 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/13(日) 23:40:34 ID:GM0gh4+G
規制かかるまではお前みたいなのを晒しものにするために
書き続けてやるから悔し涙でも流してろ。
258 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 06:53:39 ID:1EOFSkza
なんかマイナーだった人が急に有名になってはしゃいでる
ような感じには見えちゃうな。
でもしばらくすればかつての宮崎や西尾や西部と同じような
大きな意味での「仲間」に戻ると思う
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オマエの凄いご都合主義がこれでよく分かるなw
やってる事は自分が反論できる書き込みだけに屁理屈こねてレスしてるだけ。
ただのディベート弱者じゃん、オマエ。
278 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/10(土) 00:58:25 ID:cxFT6au7
小林はもやしでも、公や道徳的なことより私事を優先する保身知識人を批判しているだけで
日本のために、道義とか公とかのために命をかけることをしない、保守、がいるから論争しているだけ
279 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/10(土) 01:03:01 ID:cxFT6au7
訂正
もやしでも、いざとなったら殺りあえる・・・公や道徳的感覚・・・
沢尻ってコテは自分が不利な書き込みには反論しないのなw
281 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 18:26:15 ID:7gtKwbRk
同じネット上の名無しでも自分の意見に反対する者はグレムリン
同調する者は誇り高き勇士って言ってることが完全にカルト宗教の教祖じゃん
どっちももれなくカスだろ
282 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 18:36:19 ID:ZhtpbvgR
擁護っていう特定の行動を行うスレだから、まぁある意味ワカランでもないけどね。
283 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 01:52:35 ID:HnstDZ7R
284 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 10:49:42 ID:GcnSC2Pw
絶対にやらないだろうけどスポーツ論だな
■職業野球団に対して支出した広告宣伝費等の取扱について
やるならこれについては絶対に触れて欲しい
野球球団とマスコミと経済界の癒着を全国民に知らせて欲しい
そしてJリーグについて徹底的に研究してくれればパトリオなんとかと関わって素晴らしいこと言ってくれると思う
Jリーグは全てのスポーツの発展のベースに成りうることも伝わると思う
俺は地域総合スポーツは地域も人間も強くしてくれると思ってる
オリンピックに絡んだ問題を全て改善してくれるとも思う
企業は景気が悪くなったら団体スポーツを切りまくった 日本の五輪団体競技は思いっきり煽りを受けた
その後は結果的に環境の整ったやつが個人競技でメダル取るだけだ
女子がメダルとるのだって結婚して退社するからコスト考えて企業が女子を採用してるんだ
totoや公営競技についても触れて欲しい 日本サッカー協会の闇も追及してほしい
でもやっぱり スポーツ=遊び っていう考えはよしりんも潜在意識で持ってるだろうなあ
285 :
284:2010/07/11(日) 11:01:31 ID:GcnSC2Pw
失礼、誤爆しました
286 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/17(土) 13:51:37 ID:QyV6vPQu
また一週間も規制喰らったよ。
まあ、たまに書き込むくらいで丁度いいのかもしれないが。
>>272-273 確かにね、ファンとしては論争ばかりよりももっと幅広くテーマを
扱って欲しいとは俺も思うんだけどね。
でも物語作家としての力量は「昭和天皇論」を読んで流石、まったく
衰えてないな、と嬉しく思ったよ。あれだけの分量と難しいテーマを
面白く読ませる技術、というのかな。やっぱり漫画家としても一流だ、
と畏れ多くも再確認させてもらった。
まあ、だからこそ他の政治以外の分野も、とか純粋なフィクションも、
と際限なく欲も出てきてしまうが、本人が「今これを書きたい」と思うものを
優先してもらって俺は構わないけどね。
でも確かに「目の玉日記」ですら凄い面白かったなあ。
ああいうのでもいいから時々毛色の違うの出してくれたらファンとしては
大満足。このスレでの俺は論争や立ち位置を援護していくけど。
>>286 喧嘩腰はダメだのって理由つけて逃げまくってる負け犬が何しに来てんだよ?
288 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/17(土) 14:26:59 ID:QyV6vPQu
>>274 その論法は単なる悪口にしか見えないな。
なぜなら思想や表現というものはコンプレックスのないエリート育ちが
やらないと説得力がない、とあなたが言ってるように読めるからだ。
むしろ何かを「作る」人って基本的にコンプレックスがないと駄目なんじゃないの?
付け加えるなら「過剰な情念」を持ってる人。挫折体験もなく温厚で喧嘩なんかは
しないでみんなと仲良く、なんて人が何かを産み出せるはずはないと思うよ。
それと、議論なんてものはどんな議論でも感情的にはなるもんだよ。
結論(合意)が出る議論なんてちょっと考えても思い当たる節がないし、
大抵は泥仕合になるか尻すぼみになって結局いつの間にか終結してるのが常。
しかしそんな議論に意味がないかというとそうではなくて、議論の過程において
当初の目的とは違った様々な観点や争点が浮かび上がってくる。
それを外野は自分なりに考えたり楽しむことができるわけで、だからこそ議論
というものには外野の向学心にとってもエンターテイメントとしても一定の需要
があるわけだよ。
ジャンルは違うが昔、筒井康隆が日本SFのニューウェイヴ議論の時に、
「議論が盛り上がってたのに自分だけは冷静だと言いたがる馬鹿が
無理矢理議論を終わらせてしまった」と嘆いていた。
これ、色んな面白い議論にすべて当てはまる述懐なんじゃないかな。
吉本隆明と植谷雄高のコムデギャルソン論争なんて小林よしのりがやってる
皇統論争なんかより一億倍以上くだらなかったけど、外野から眺めてると
色んな事を考えるきっかけになったし、面白かったよ。
だから議論の質みたいなところを問題視するあなたの批判というのは、実は
小林よしのりに対してではなく、議論、論争といったものの本質に対して的外れ
なんだと俺は考える。
>>288 >その論法は単なる悪口にしか見えないな。
出た、「悪口」w
そしてとんちんかんな論理展開。
290 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/17(土) 15:07:44 ID:QyV6vPQu
>>275 >たぶんそれらを「かなり精一杯の範囲でさらけ出している」と
>捉えるか否かで、擁護とアンチに分かれるんだろう
まあそうだろうね。
ただ、逆にあなたに聞きたいんだけど、あなたの理想とするような
「思想家」って誰かね?具体的な個人名で教えて欲しいんだけども。
ブレない、ってことだけじゃそれは思想家ではない。何かに洗脳されたまま
頑なに死ぬまでそれを信じてるだけの人かもしれないからね。
むしろ思想家ならば変化に変化を重ねる人こそが物事を考え続けている、
何かを突き詰めようとしている、という事で信頼できる、というのが俺の見解。
そこで、あなたが尊敬し信頼する思想家って例えば誰?と聞きたいわけ。
その人は「自己不信感」や「過去の自分との葛藤」などを常に読者に対して
タイムラグもなく細やかに報告しているか?という問いと置き換えてもいい。
あとね、最近いい本が出たよ。「修身論」のことだけども。
以前のゴー宣をピックアップしてまとめただけじゃないか、という評価も予想
されるけど、その「ピックアップ」と「まとめる」という行為、そして合間合間に
現在の考え方をスタッフとの会話で表明する事によって、思索遍歴を読者に
開帳する形式になっている。まだ半分読んだだけだが、こういうものを出そう
と思って実際に出しているという事は、充分読者に対して親切だろう。
実際、ゴー宣はすべて所有しているがあまりにも膨大な連載になっているので
時々テーマ毎にまとめてくれるのは読者としてありがたい。
そして分散していたテーマがまとめられる事によって、確かにすべて読んだ
記憶はあるけれども、凄く新鮮に読めるし新たな発見も多い。
だから以前から言ってるけどSAPIOでの連載途中でいちいち一喜一憂したり
幻滅しただのもう読まないだの恨み節わざわざ書いてる人達は「点」に反応
してる時点で大きなものを失っている。せめて単行本にまとめられてから反応
するのならまだわかるけどね。
>>290 そしていつもの擁護の為の擁護に終始。
「点」でしか読んでない小林ヲタを自ら証明w
292 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/17(土) 15:58:05 ID:QyV6vPQu
>>278-279 言ってることはわかるけど、もやしではないよ。
小林よしのりみたいに徹底的に個人主義を貫いて、派閥ができそうになると
積極的に壊す、なんていう行動原理で動いてる論壇人は過去にも現在にも
見た事がない。もちろんここで言う個人主義はあくまでも「個」の領域の話で
あって、「公」の領域を無視するようなかつての「自由人」とはまったく違うけど。
「命をかける」覚悟があるというのは俺も天皇論まで到達した時にちょっと不安と
共に思ったな。「天皇なきナショナリズム」と左翼陣営から揶揄された時にそのうち
天皇まで行くだろう、とは予想してたけど、到達した時の視野が三島由紀夫に
とうとう追いついちゃったな、という感想だったんでね。
日本人でここまで行く人は大抵切腹したりするんでwそういう心配をしたんだけども。
でも部分的には三島を超えてるところもある。
愛国心を美的に捉えがちなところが宿命だった芸術家肌の三島と違って
「個と公」というタームを提起して、ある種、より理論的に愛国心肯定の
論陣を張れたのも大きいし、実際「個と公」なんていう二分法概念はもはや
論壇では避けられないテーマにまで成長した。「ポチ保守」なんていうのも
小林よしのりの発明だが今や普通に見かける言葉になってる。
新右翼が「反米愛国」と唱えていた頃の単なる言い換えだと思ってる人は甘いよ。
新右翼の反米愛国はどうしても当時の新左翼に対する協調と対立の用語として
捉えられてしまって、世間一般からは極端に見えた。しかしポチ保守であれば
世間にも通用するイメージなんだな。まあ、この造語でレッテル貼りされた論客は
かわいそうではあったが、派手な喧嘩に引きずり出す事が目的の小林よしのりに
とっては計算ずく。結果的に人間関係なんか気にせずポチ保守という概念を
広めてそれを基に議論できる環境を整えた事は論壇における「公」であったし、
「公」であれば人間関係も後からいくらでも修復できる。
結局、「言葉」なんだよ。「個と公」とか「純粋まっすぐ君」とか「ポチ保守」とか
「言葉」を発明する事で思想というのは周囲を巻き込んで成長していく。
思想は言葉だ。それを無意識に実践してしまえる小林よしのりの功績は大きい。
>>292 相変わらず反論には論点ずらして無意味な長文の繰り返し。
>でも部分的には三島を超えてるところもある。
↑www
正真正銘のキチガイであることをあらためて証明。
294 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/17(土) 16:50:40 ID:QyV6vPQu
>>281 自分の意見に反対、ではなく単なる誹謗中傷のレベルのネット言論に
対して言ってるわけだろう。しかし論壇内部の新田氏との論争等では
誹謗中傷も含めて小林よしのりが攻撃しているのは認める。
しかしそれはあくまでも論壇村での喧嘩の見せ方であって、新田氏は
一般人ではない。むしろ既成学問の権威を「王様は裸だ」方式で
失墜させ、我々一般人にも物事を考えるという事の敷居を低くしてきた
ゴー宣連載当初からの企みは一貫している。
ただし結果として深く考える一般人が増えてしまい、それは良い傾向と
思いきや一部が過激化する事に対しての責任は俺もあると思うし、
小林よしのり本人も今回の号で悪しき影響力を認めているように、これは
小林よしのりが常に背負うことになった重い十字架ではあるだろう。
しかし影響力がない人物というのは当然その思想内容にも魅力はない
わけで、しかも良い影響だけを与え続ける言論人などというものも端から
存在するはずがない。
俺はね、一人の作家、言論人になんで完璧を要求するのか、不思議で
ならない。普通、ひとりの人間が他者の考え方を吸収しようとする場合、
自分にとって納得できる部分だけを取捨選択するのが当たり前だろう。
全部を受け入れようとすればそれこそ信者になって狂信的になるだけだし、
納得できない部分だけをあげつらうのであれば、それはただの最初からの
アンチだ。問題は最初からアンチではなく途中まで応援してたくせに自分と
意見が違うところが出てきた瞬間に全否定に走る連中だよ。
俺はね、例えば小林よしのりの小泉構造改革批判は支持していない。
経済についてはかなり単純な分析しかできていなかったと今でも思うし、
政治的にもあの局面で小泉が自民党を破壊するような行動を取った事は
長い目で見れば必然であり、将来的には再評価されるような気もしてる。
同様に安倍政権を村山談話継承の件でボロ糞に描いていた時もあれは
やり過ぎだと思って、批判的な視点で読み続けていた。それでも全否定には
ならなかったのだからこれは「読み方」が根本的に違うとしか言いようがない。
295 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/17(土) 17:12:33 ID:vI/TTbDu
>295
いやあ、反論しても「けんか腰のレスには答えない」とか言って逃げちゃんだよ。
で、自己陶酔の長文レスが始めるからwこっちもそれなりの対応にしとこうかと。
297 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/17(土) 23:36:58 ID:8I7YT7mH
小林の疑問に対し、知識人がキレたり壊れたりしちゃう
本性が見えていい
298 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/18(日) 12:25:35 ID:gQ4+sWw1
>>284 スポーツの重要性ってのは大きいよね。
健康や地域振興もそうだけど企業お抱えの五輪選手も含む「プロ」が
強ければ健全なナショナリズムが成熟する可能性だってあるからね。
谷亮子なんかに期待できるわけもないが、それでもスポーツ省というのは
設立する価値があると俺も思ってる。
小林よしのりが描いたスポーツで思い出すのはサッカーのワールドカップで
「カズなら勝てた!」とゴーマンかましてた時。サッカーに詳しい人はそんな
単純なもんじゃない、とかカズは予選でコンディションが悪かった、とかたぶん
言うんだろうけど、国を背負う覚悟の有無とかそういう文脈での「断定」には
ある種の爽快感があったなあ。実際あの時俺もそう思ったし。
あとはプロレスマニアだったそうだから、昨今の総合格闘技についてとか
大相撲のあるべき姿とか色々描ける人だとは思うんだけどね。
遊び、というほど軽くは考えてないはずだよ。
299 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/18(日) 13:08:28 ID:gQ4+sWw1
>>295 粘着君が書いてくるのは「反論」ではないからね。
それはこのスレ全部眺めてもらえばROMの人でも一目瞭然でしょ。
でもこれも何度も言ってるが、内容のあるレスにはアンチの人でも
しっかりレス返すよ。援護派といっても俺が書いてるのは極々当たり前の
話で、要するに小林よしのりの存在意義は大きい、そして思想をするのに
最適の媒体を自ら作り上げた、というような事を主張しているわけで、
良識あるアンチの人とならばまともな議論になるのは、このスレを読み返して
みる限りにおいて、証明できたと感じている。
だから前から言ってるけど、我こそはという良識あるアンチの人、大歓迎。
>>297 そこは最初期から続いてるゴー宣の醍醐味だわなあ。
小林よしのりって良い意味で「子供のまま」のところがある。なんでもかんでも
興味持ったところにどんどん突入していって、散々暴れたあげくすぐケロッと
していつの間にか喧嘩相手と仲直りしてるような。
しかし喧嘩相手の知識人からはかなり「権威」を削いでしまってるわけで、
それは知識人にとっても肩の荷が降りたような安堵感はあるのではないか。
論壇村の知識人なんて漫画に描かれるというのは取り乱しはするだろうけど
同時に結構嬉しいはずだよ。逆に言えば小林よしのりの批判してるのに取り上げて
もらえないような小物は凄くイライラしてると想像できる。論壇村を巻き込んだ
大論争を引き起こす、という小林よしのりの目的からは不必要の烙印押されてる
ようなものだからね。
しかしゴー宣以外の活字本とかだと凄くバランスの取れた大人なんだな。
ゴー宣は戦略的、みたいな擁護を俺はしてたけど、よく考えるとゴー宣の連載
では漫画で攻撃してやる、みたいな子供っぽさ全開かもしれない。
でもその暴走が傍から見る分には面白いわけだし、単行本にまとめたり対談
なんかする時は我に帰ってて常識人。そのギャップが面白いし、結果的に
バランスも取れて、徒党は組まなくとも論壇に欠かせない地位を築けたのだろう。
300 :
1991:2010/07/18(日) 13:22:12 ID:RrUK8JCV
三島ってやっぱり凄いね。60年代の時点で、左派や勿論のこと右派の問題点も指摘してるんだからね。
三島の天皇観は、『文化防衛論』に詳しい。三島は万世一系だとかそういうことは殆ど言及してない。
301 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/18(日) 17:29:00 ID:zFwm0kPW
言及していないのは、
万世一系、天壤無窮、国体護持、祭政一致、君民一体・・・、
などがあまりにも当然だったからだよ。
302 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/18(日) 22:49:25 ID:gQ4+sWw1
>>300 ほんとだよねぇ。俺も日本の思想家としては文句なしにNO.1だと思ってる。
評論なんて今読んでも、現在の日本を取り巻く世界情勢について語ってるように
贔屓目抜きで読めちゃうからね。あまりに予言的なんでオカルト的にも評価
高かったりするけど、それは出口王仁三郎と同じことでね、内容が凄ければ
オカルトでも俺は構わないよ。実際226事件の将校の声が聴こえたとか、真面目に
言っちゃってるわけだし、その辺は西洋で言えばカールグスタフユングと似てる
部分もあると思ってる。誰も指摘しないけどw
つまり深層無意識にアクセスできるかどうかというのが思索する人にとって重要な
才能のように俺は考えている。ユングが神話世界まで突っ込んでいったのと同様、
三島も民族的無意識くらいのレベルまでは若い頃から軽く潜る事ができて、そして
晩年は神話を含む人類の最古層のレベルまで垣間見たんじゃないか。
自衛隊に入ってファントムに乗ったりしてたのと同時期にインドに取り憑かれて何度も
渡航したというのも、最後の「豊饒の海」が輪廻の話になっているのも何やら示唆的
なんだけども、皇統論に絡めるならばむしろ若い頃にギリシャ神話のアポロン信仰に
目をつけてるのも面白い。もちろん「美」の話として書いてはいるんだけど、三島ほどの
人がアポロンという太陽信仰と天照皇大神宮との類似性について思索しなかったはずが
ないんでね。はっきり神話世界まで視野に入れた天皇論の持ち主である、と俺なら
断言しちゃうけどね。石原慎太郎との対談で「日本という国にとって一番大切なのは
三種の神器だ」と言い切ってたのも印象深いし、神代と人代を分けようとする「科学的な」
歴史研究や学者なんてはっきり軽蔑してただろう。
そんなわけだから
>>301氏の推測は間違っているんだな。
むしろ三種の神器を手にした者が天皇、くらいの、安徳天皇の時代なら当たり前かも
しれないけど現在から見ればかなりラディカルな天皇観の持ち主ですよ。
そういうところはヒトラーがニーベルンゲンとかジークフリートといったゲルマン神話に
取り憑かれて研究までして、しかも神話を再現などという野望を抱いた事実と結構似てて、
ヒトラーも予言の的確性は有名だし、逆に三島はヒトラー研究もしてた。桁が違いますw
303 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/18(日) 23:55:30 ID:gQ4+sWw1
小林よしのり援護スレなのに三島絶賛スレみたいな内容書いちゃったから
ちょっと補足しておくw
上に書いた「深層無意識にアクセス」というのはオカルトではあるけど
心理学や精神分析学の基本でもあるので、別にめずらしい話ではない。
ただ、時代に影響を与えるような人、というのは普通の人より神秘学的
感性に優れているんではないかな。簡単に言えばヒットを出す作家や
音楽家なんていうのは「狙って」というマーケティング的パターンも当然
あるだろうが、少なからず大衆の心理とシンクロしてなければ話にならない
わけでね。だから小林よしのりが長く一線で生き残り、何本もの話題作、
ヒット作を出し続けられたという事実も、これは小林よしのりが、深層心理、
特に個人的無意識の下部の民族的無意識レベルへのダイビング能力に
長けていたから、と説明することだって可能だ。
特に小林よしのりの作品はマーケティングの結果とは無縁の、むしろ
出版社が躊躇しそうな危険な題材が多かったわけで、それらをヒットさせて
きたという事は、日本人が共有する階層の無意識を「無意識に」捉える事が
できたのだろう。価値相対主義の80年代から絶対を希求する欲望が芽生え
始めた90年代に「ゴーマン」を傲慢にかまし始めたのは、時代の象徴となる
人物ならば決して偶然ではない。例は悪いが麻原彰晃が信者に「絶対」を
提示したという事と、現象の本質としては同じである。無論、提示した物の
内容が小林よしのりと麻原彰晃では月とスッポンだったので、前者は世紀を
跨いでも活躍を続け、後者は死刑囚として刑務所にいるわけだが。
ただし
>>292や
>>302で記したように小林よしのりは三島由紀夫と較べれば
良い意味での「狂気」は薄かったように思う。本人はUFOとか大嫌いだし、
オウム事件の影響もあってオカルト自体嫌いだろう。もちろんそれは武器で
あって、より理性的に言論活動ができるという利点もある。部分的に三島を
超えた、と俺が書いた意味はそういう事だ。
しかし小林よしのりは母親の実家が寺であったり、神道や仏教といった日本に
土着した宗教に関心を持つ段階を経て、ついに「天皇」まで到達した。
今後はもっと深く、神話的無意識世界まで「無意識に」潜ってしまうかも、と期待してる。
304 :
1991:2010/07/19(月) 00:39:35 ID:mncIanZB
>>303 そうそう。小林はイデオロギー的な硬直した保守じゃないんだよね。
自らの体験なんかを昇華させた結果、その思想が保守であったというだけだから。土着的な宗教観や、波瀾万丈な半生を包含しつつ独自の天皇観や国家観を構築した訳だしね。
とにかく、小林は形骸化した血が通ってないような保守ではない。
305 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/19(月) 00:50:57 ID:erp7Bu8s
小林のどこが保守なんだよ
そもそも「保守」の定義を小林はわかってんの?
306 :
1991:2010/07/19(月) 00:59:17 ID:mncIanZB
>>305 君が考える「保守」の定義って?知ってるなら是非教えてよ。
フランス革命以来今日に至るまで、政治思想学の間でも保守の定義なんて無数にあるが…
307 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/19(月) 01:01:38 ID:npcWh04M
分かっていると思う
308 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/19(月) 01:43:37 ID:erp7Bu8s
>>306 自分が考える保守主義とは人の理性への懐疑を元にしている。
自由は保守されなければならないが、同時に抑制されなければならない。
そうした事の規範となるべき事が長い歴史上取捨選択の中で残ってきた伝統だと考える。
この伝統を保守し、同時に社会構造に関しては緩やかな変革を望むもの。
今、小林の中で流行っている女系なんてのは伝統破壊の最たるものだと捉えている。
>>307 そりゃ、君が思ってるだけかも知れない。
309 :
1991:2010/07/19(月) 01:55:54 ID:mncIanZB
>>308 なるほどね。ありがとう。
人によって考え方は違うが、俺は確かに男系継承も伝統だと思うが、皇室の存在意義は別に男系絶対継承によるものではないと思ってる。
世界の王室の中で、男系絶対継承というのは多い。
だが、世界の君主の中で、天皇以外で有史以来、質素を旨とし、民のために祈る君主殆どいない。
俺は皇室の存在意義はそこにあると思う。
男系継承が皇室の一番の伝統だったら、そんなのは日本以外の王室だって大体同じ。
310 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/19(月) 02:11:00 ID:erp7Bu8s
>>309 皇室はこれまで男系継承にて続いてきたわけで、これも含めて伝統だと自分は考える。
ところで皇室の存在意義を述べる意味とは?
すでにここまで長い歴史と伝統を重ねている皇室の意義を考える事自体がおかしいと思うのだが。
そしてそこに何故継承の話が出てくるのか?
311 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/19(月) 20:33:10 ID:9l/R7S4o
>>304 最近小林よしのりは「イデオロギーと思想」、もしくは「運動家と思想家」
みたいな腑分けの仕方を意識的にするようになったよね。
そして社会運動みたいなものには保守だろうが革新だろうが区別なく
否定的になっている。つまり運動家の行動原理はイデオロギーで、
それは1991氏の言う「硬直」化を伴う事をあらためて確認したんだろう。
そこで新たに提起し始めたのが「公論」という概念なんだろうな。
社会運動と公論形成というのはかなり似通っていて、微妙な差異しか
ないだろうと俺なんかは今のところ思ってるけど、ここは小林よしのりが
また新たな問題提起を「公論」という「言葉」でスタートさせた事に
素直に期待したい。
312 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/20(火) 01:56:26 ID:Y/2YEfK/
よしりんは正しい
知識や教養や情報+
「感性」
伝える事
>>311 その微妙な差異って何よ。
言葉が違うだけならただのよくある言い逃れ。
314 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/21(水) 03:04:34 ID:YwbM+8PP
>>312 正しいかどうかと問われれば俺は思想に答えはないと考えているので、
その思想が魅力的であるか否かがすべてだと思っているよ。
そして無論、ゴー宣開始時期から現在までの軌跡を振り返れば、
小林よしのりの思索遍歴は大長編小説を読み続けているような快感を
伴うわけで、つまり氏の思想は魅力的だ、という事になる。
その理由のひとつとして学者にはない「感性」が武器となっているという
見方には同感。それは先の深層無意識的シンクロ能力と言い換えても
いいが、多くの人間を賛同や反発も含めて刺激し続けているのは、
よく言われるような「漫画という簡易な形式を取っているから」という理由
では決してなく、「感性」の鋭さ故であろう。でなければ漫画で思想を
展開するような作品が他にもっとあっても良いはずだ。
しかし残念ながら他には見当たらない。「嫌韓流」などは知られてなかった
問題を大衆に知らせる役目は果たしたが、思想という程のものは何もなかった。
315 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/21(水) 03:39:43 ID:YwbM+8PP
>>313 社会運動は文字通り「運動」だ。そこには当然、組織論などの運動力学が
付きまとう。リーダーと下っ端、という上下関係や、組織維持のために異論を
排除する形での内ゲバ、といった負の横の関係。これらはどんな形の運動
であっても、常態化すれば必ず起こり得る危険性である。
一方、小林よしのりの新タームである公論形成というのは、今号のSAPIOを
読む限りにおいては「運動」を回避して、勉強会のようなものだけを続け、
しかもその勉強会はメンバー固定ではないので組織化せず、勉強会に参加
した人間がそれぞれの現場に戻った時にある一定の影響力を発揮する事で、
初めて「公論」が形成される、というかなり遠回りな戦略のように読めた。
微妙な差異と言ったのは、最後の「それぞれの現場に戻った時」に、そこは
それぞれの住む「社会」という「組織」なのだから、最後の最後の局面で
運動力学が発動してしまうのではないか、という俺なりの疑問点を書いておいた
ということに過ぎない。俺は大ファンではあるが信者ではないのでね、疑問が
残った時はその疑問をそのまま考え続けるまでだ。
ただし、新しい試みには素直に期待はしている、という事。実りがあるかどうかは
将来判明するだろうし、その時仮に実りがなくとも思想的実践例として優れた
サンプルにはなるわけで、つまりどちらに転ぼうが俺の期待は満たされる。
そういった知的好奇心を素直に楽しめない人がゴー宣を単なるプロパガンダの
ように読んでしまって、一方は信者として過激化し、もう一方は下卑た悪口しか
言えなくなるのだろう。つくづくもったいない話だ、と俺は思う。
316 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/21(水) 19:09:20 ID:BkZV6ylC
>>288 >筒井康隆が日本SFのニューウェイヴ議論の時に、「議論が盛り上がってたのに
自分だけは冷静だと言いたがる馬鹿が無理矢理議論を終わらせてしまった」と嘆いていた。
俺は人の立てたスレでペラペラと誰も聞いてないKYな話を並べたてて、自分のブログ化し
自分の話に酔って、スレを破壊し、過疎スレにしたが、まだ気付かずブツブツ一人でわけの
わからないことを呟いているバカを知ってるぜ。
>>316 >俺は人の立てたスレでペラペラと誰も聞いてないKYな話を並べたてて、
この沢尻ってコテは自分の浅い情報と知識を開陳したくてしたくてしょうがないんだろう。
そのどれもが実際は大した話しじゃないのに何か知らんが自分に陶酔してるので最近はコイツの書込み見てると笑いがこみ上げてくる。
318 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/21(水) 21:57:02 ID:YwbM+8PP
>>316-317 この底の浅いというか、煽りにしてもつまんない小林アンチ、あるいは
男系カルトの書き込みをみんな見てやってくれよ。
小林よしのりをネットで叩いてる奴のレベルなんてこんなもんだ。
俺がこのスレで援護しているのを読んで、仮に納得できないのなら
潔く反論書いてくればいいのに、このザマだ。
悔しかったら論理的に反論してみろ。ROMの人達に笑われてるぜ。
ところで1991氏とID:erp7Bu8s氏の議論は面白くなりそうだったのに規制かな。
保守の定義というのは人それぞれだと思うし、トピックの数だけ立場は無数に
分かれるのは当たり前だと思うが、「保守とはこうあるべき」みたいな押しつけで
語り出す奴も多い。まるで左翼全盛時の内ゲバを見てるようだな。
この状況では小林よしのりも城内実も言ってたように「保守」なんて恥ずかしくて
名乗りたくなくなるのはよくわかる。
俺も保守も革新も右翼も左翼も「言葉」としては死滅させたい気分だね。
>>318 >悔しかったら論理的に反論してみろ。
そーゆーことは反論に答えてから言ってね。
喧嘩腰の書込みにはレスしない、なんて逃げうってないでさw
>>318 >悔しかったら論理的に反論してみろ。
そーゆーことは反論に答えてから言ってね。
こんな言い訳してないでさ。↓
---------------------------------------------------------------
268 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 09:30:16 ID:1EOFSkza
(中略)
議論挑もうとするなら喧嘩腰ではなく、更に言えばコテつけてくれ。
---------------------------------------------------------------
>小林よしのりをネットで叩いてる奴のレベルなんてこんなもんだ。
オマエのレベルを心配した方がいいんじゃないのか?
長いだけで何の説得力もない文章に酔ってる自分に。
320 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/21(水) 23:04:19 ID:YwbM+8PP
>>319 おまえの書き込みのどれが反論なの?
例えば317では「浅い情報と知識」、319では「長いだけで何の説得力もない」
と書いてあるが、それぞれどこが「浅い」のか、どのように「説得力がない」のか
を秩序立てて説明してくれなければ、何に反論すべきかこっちはさっぱりわからん。
だからスルーしたりからかうしかないわけで、少しは具体的な「反論」を書いて
見せてみろよ。でなきゃまともな理性あるアンチ小林の人や男系論者の人にも
迷惑かけるぞ。アンチってその程度か、って思われるだろうからな。
321 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/21(水) 23:12:46 ID:UK5TRsc8
>>320 >おまえの書き込みのどれが反論なの?
このスレの頭からオマエが都合よく無視してる反論ほぼ全部。
>例えば317では「浅い情報と知識」、319では「長いだけで何の説得力もない」
聞いても書いてもない事について勝手に書いてるオマエのレス部分。
322 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/21(水) 23:20:18 ID:YwbM+8PP
>>321 >このスレの頭からオマエが都合よく無視してる反論ほぼ全部
だからそれはどれだよ。得意のコピペでもう一度貼ってみろ。
>聞いても書いてもない事について勝手に書いてるオマエのレス部分
日本語読めるか?どの部分、などと聞いたのではなくどこがどのように
「浅くて」「説得力がない」のかを指摘してみろ、と俺は問うたのだ。
323 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/21(水) 23:27:19 ID:UK5TRsc8
>>322 >得意のコピペでもう一度貼ってみろ。
>日本語読めるか?
喧嘩腰のレスはいいのかよ?
オマエがダブスタ野郎でないなら書き直してみろ。
324 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/21(水) 23:33:00 ID:YwbM+8PP
>>323 お前がそもそも最初から喧嘩腰だったし、こんだけしつこけりゃ
俺も乱暴な言葉遣いにはなっちまうよ。
で、お前の俺に対する反論というのはどれだ?
レス番でいいから提示してみな。確かに反論が書いてあったな、と
気付けたら反省してレス返すからよ。
325 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/21(水) 23:44:25 ID:UK5TRsc8
>>324 >で、お前の俺に対する反論というのはどれだ?
ゴマ化すなよ。
まずはオマエが自分の主張をコトバ通り実行するのが筋だろう。
それともやはりオマエの主張なんてやはり「浅くて」「説得力がない」モンだって認めるのか。
それなら訂正しなくてもいいぜ。どっちだ?
書き直すのか?「浅くて」「説得力がない」と認めるのか?
それともまた逃げ出すかい?
326 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/22(木) 00:16:18 ID:2dCO+8Cc
>>325 何言ってんだか実は全くわからないんだが、お前が提示できないのなら
俺が探してきて書いてやろう。
例えば
>>261を例に取ろう。
>相変わらず長レスで都合の良い解釈と書き込みだけで馬鹿晒してる
これはさっきのと同じだ。どこが「都合の良い解釈」なのか書いてない。
よって反論も何もできるわけがない。
>反論できなくなったら「はしゃいでる」だの「西部と同じ」だの
「反論できなくなったら」のお前の「反論」とやらがを
>>246の
「思想じゃなくて金だ」だとしたら、このスレの最初の方にも書いたが、
金のためだけに「戦争論」から「天皇論」「昭和天皇論」に至る大著を
わざわざ書く人、という事になる。そんな労力使うより論壇村で佐藤優や
その他のように適当に書き散らしたりしてた方がよっぽど効率よく
金稼ぎはできるだろう。しかし小林よしのりはわざわざ膨大な量の書物を
読んだりプロットを組み立てたり絵まで描いて連載以外の書き下ろしの
大著を何度も世に出してきた。「金」だけのためだったら、普通、人は
ここまでの労力は使わない。小林よしのりの言う「商売抜きではやらない」
という言葉は自分はプロだ、という自覚の表明なのであって、プロならば
「売れなくてもいい」という言い訳は通用しないと言っているだけだ。
つまり「金だけ」のためにやってる、と誤読しているのがお前であって、
思想や表現をやりたいが売れなければ意味がないと考えるのがプロだ、
という当たり前の事を「商売」という言葉に託したに過ぎない。お前が何の
仕事をしてるか知らんが、お前だって「これをやりたい」という事と「金を稼ぐ」
という事は別に矛盾しないだろう。当たり前すぎるので俺はあえて反論するのも
馬鹿馬鹿しかった、というわけだ。(続く)
327 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/22(木) 00:24:46 ID:0oXrFVf8
>>326 >何言ってんだか実は全くわからないんだが、お前が提示できないのなら
おいおい、またゴマ化す気か?
>俺が探してきて書いてやろう。
誰も聞いてもないレスに反論か?
まずはオマエが自分の主張をコトバ通り実行するのが筋だろう。
それともやはりオマエの主張なんてやはり「浅くて」「説得力がない」モンだって認めるのか。
それなら訂正しなくてもいいぜ。どっちだ?
書き直すのか?「浅くて」「説得力がない」と認めるのか?
それともまた逃げ出すかい?
328 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/22(木) 00:32:04 ID:0oXrFVf8
---------------------------------------------------------------
268 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 09:30:16 ID:1EOFSkza
(中略)
議論挑もうとするなら喧嘩腰ではなく、更に言えばコテつけてくれ。
---------------------------------------------------------------
他人にはこんな↑事を書いておきながら結局、自分の主張をコトバ通り実行できないのなら
オマエの主張なんてのはやはり「浅くて」「説得力がない」モン。
ただのダブスタ野郎決定。
------------------------------------------------------
185 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/12(土) 12:32:22 ID:GmsTQX70
おーおー土曜日だから気分よく書いてたらアンチというか2ちゃん名物
「自分は何も書けないけど書いてる人の悪口書くのが趣味」の人達が
わらわらと湧いてきたな。
229 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/13(日) 23:40:34 ID:GM0gh4+G
規制かかるまではお前みたいなのを晒しものにするために
書き続けてやるから悔し涙でも流してろ。
258 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 06:53:39 ID:1EOFSkza
なんかマイナーだった人が急に有名になってはしゃいでる
ような感じには見えちゃうな。
でもしばらくすればかつての宮崎や西尾や西部と同じような
大きな意味での「仲間」に戻ると思う
------------------------------------------------------
329 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/22(木) 00:38:18 ID:0oXrFVf8
>>326(続き)
>例えば
>>261を例に取ろう。
なんでオマエが勝手に「例」を決めてんの?
それってオマエが都合のいいようにレスしてるだけじゃんw
やっぱオマエは「浅くて」「説得力がない」ご都合主義のダブスタ野郎だな。
330 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/22(木) 00:42:09 ID:0oXrFVf8
まずはオマエがダブスタ野郎でないなら書き直してみろ。
331 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/22(木) 00:49:37 ID:2dCO+8Cc
(続き)
で、ここからがわけわかんないんだが、「はしゃいでる」ように見える、と俺が
>>258で新田氏のブログについて感想を書いたけれども、お前の「反論できなくなると」
という枕詞との係り結びが全く意味不明である。新田氏の件でお前と俺が論争してた
のならともかく、しかも俺のは
>>245氏に対するレスであり感想なので、そもそも
議論対象ではない。さらに言えば「西部と同じ」というのは誹謗中傷ですらなく、
小林よしのりも新田氏のどちらかが皇室に対して「不要」と断じるような深い溝がある
わけではないのだから、いずれ一時喧嘩してみせていた西部氏と最近はまた
交流が出てきたのと同様に「仲間に戻る」んじゃないか、と希望的観測を俺は書いた。
これのどこが
>レッテル貼りと印象操作だけなのは教祖様とまったく同じ手法だな
であるのか、さっぱり意味不明である。
>論理で新田ブログに反論してみろって
これも上に記したようにそもそも俺はこのスレで新田氏批判などはやってない。
女系容認派ではあるが、まだ論争の途中なので興味深く見守っているに過ぎない。
このあとの
>>261におけるお前の文章はただの悪口にしか読めず、どこにも
論理的な反論が書かれていないので割愛する。
ただし
>>264で俺の「小林よしのりが今後没落して倒産=仕事がなくなる」という文章に
国語力がない、とお前は一方的に書いているが、元のお前の文章、
>>261の
「案の定、時代を読み違えたままの会社は倒産寸前てとこ」という文章や、
「淘汰されつつある」「転げ落ちていく」から類推すれば小林よしのりの作家生命は
風前の灯火で、つまり俺が翻訳した「仕事がなくなる」とどう違うのか。
俺が読めてないのだとしたら他にどのように翻訳すべき文脈なんだ?
(続く)
332 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/22(木) 01:01:47 ID:0oXrFVf8
勝手に選んできたレスに例のごとく長文オナニーレスしてるようだが、
もう寝るぜw
一応再掲しとくぞ。
325 :名無しかましてよかですか?:2010/07/21(水) 23:44:25 ID:UK5TRsc8
>>324 >で、お前の俺に対する反論というのはどれだ?
ゴマ化すなよ。
まずはオマエが自分の主張をコトバ通り実行するのが筋だろう。
それともやはりオマエの主張なんてやはり「浅くて」「説得力がない」モンだって認めるのか。
それなら訂正しなくてもいいぜ。どっちだ?
書き直すのか?「浅くて」「説得力がない」と認めるのか?
それともまた逃げ出すかい?
333 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/22(木) 01:06:05 ID:2dCO+8Cc
(続き)
>>264において
>まぁアンチが見たくないんだったら「援護部隊」じゃなくて「ヨイショ部隊」か
>「マンセー部隊」に次から変えるんだな。
>だから「別スレ行けよ〜」なんてのは反論できないからだと勘ぐられると思うぜ
これはこのスレを読んでる人にはわかるだろうが、
>>226-227やそれ以前から
アンチの人ではあってもお前と違って論理的に反論してくるのならば俺は
丁寧にレスを返していた。つまりアンチが見たくないのではなく(むしろもっと出てきて欲しい)、
お前みたいのが見たくないという事であり、
>>263で控え目にご退場願ったわけだ。
それなのに反論ができねえできねえ、とうるさいから今日は反論できる個所だけ
反論してやってるわけだが、ぶっちゃけて言えばこんなのは論争にすらなってない。
お前の「反論がない」というひとつ覚えの煽りを潰すためだけに書いてる。くだらん。
>こんなレッテル貼りで反論できないことを誤魔化そうたって無駄だよ
「レッテル貼り」という言葉はお前にとっては便利なようだね。
「まともな議論を臨んでくる人なら」という俺の言葉に「まともな議論ができない人」という
レッテルを貼られた、と思って怒ってんのかね。
いや、もちろんその通りだよ。俺はお前にそういうレッテル貼って軽蔑してる。
そのレッテルが正しいかどうかはこのスレ読んでる人の判断に任せるがね。
ともかく「反論」はしといたからな。
以後「反論できない」という煽り文句は慎むように。
334 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/22(木) 01:16:11 ID:2dCO+8Cc
めんどくさいけど反論反論言うから一度こいつに反論しとかないと、
しつけーからなあ、と思って渋々レス辿って反論書いてたら、なんか
意味不明な事まだ言ってたのかw
誰かこいつの
>>325や
>>327や
>>332を解読してくれ。
アンチ小林や男系派ってこんなに頭イカれてんの?(爆
335 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/22(木) 01:17:40 ID:0oXrFVf8
で、結局オマエがダブスタ野郎って事は認めんの?
---------------------------------------------------------------
268 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/09(金) 09:30:16 ID:1EOFSkza
(中略)
議論挑もうとするなら喧嘩腰ではなく、更に言えばコテつけてくれ。
---------------------------------------------------------------
323 :名無しかましてよかですか?:2010/07/21(水) 23:27:19 ID:UK5TRsc8
>>322 >得意のコピペでもう一度貼ってみろ。
>日本語読めるか?
喧嘩腰のレスはいいのかよ?
オマエがダブスタ野郎でないなら書き直してみろ。
---------------------------------------------------------------
324 :沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/21(水) 23:33:00 ID:YwbM+8PP
>>323 お前がそもそも最初から喧嘩腰だったし、こんだけしつこけりゃ
(中略)
---------------------------------------------------------------
325 :名無しかましてよかですか?:2010/07/21(水) 23:44:25 ID:UK5TRsc8
>>324 >で、お前の俺に対する反論というのはどれだ?
ゴマ化すなよ。
まずはオマエが自分の主張をコトバ通り実行するのが筋だろう。
それともやはりオマエの主張なんてやはり「浅くて」「説得力がない」モンだって認めるのか。
それなら訂正しなくてもいいぜ。どっちだ?
書き直すのか?「浅くて」「説得力がない」と認めるのか?
それともまた逃げ出すかい?
---------------------------------------------------------------
どうよ?「反論できない」コテの沢尻◆jw87SigjKs
www
336 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/22(木) 01:29:51 ID:2dCO+8Cc
>>335 ほうほう、つまり俺に対する「反論から逃げている」というのは引っ込めて
「喧嘩腰はやめてくれ」という俺の懇願を言質に取って俺が今喧嘩腰だから
ダブルスタンダードとか言ってんのかw
それこそお前が日本語読めてねえんだよ。
喧嘩腰をやめてくれ、と書いた頃は俺は喧嘩腰じゃなかった。
それなのに喧嘩腰でお前がしつこく粘着してくるからこっちも
それなりの対応に変えただけの話。
時系列をちゃんと追ってこのスレ読んで恥ずかしさに身悶えてろキチガイ。
しかし、これをダブスタだと捉えるお前の日本語能力って何なの?(爆
337 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/22(木) 01:58:44 ID:0oXrFVf8
>>336 >ほうほう、つまり俺に対する「反論から逃げている」というのは引っ込めて
別に引っ込めてねーぞw
なんてたって誰も指定してないレスに勝手に反論してるだけだからなオマエは。
>「喧嘩腰はやめてくれ」という俺の懇願を
へえ?オマエ「懇願」してたの?w
--------------------------------------------
こん‐がん〔‐グワン〕【懇願/×悃願】
[名](スル)ねんごろに願うこと。ひたすらお願いすること。「留学させてくれるよう親に―する」
--------------------------------------------
「懇願」の意味分かってる?www
オマエが人様には「喧嘩腰はやめてくれ」と「懇願」したまま、自分が喧嘩腰だったのは認めてるんだから
それがダブルスタンダートって言うんだろうがw
馬鹿かオマエ?w
時系列だのと誤魔化す前に喧嘩腰の相手に「懇願」などと使ってるオマエの日本語能力の無さを呪え池沼w
338 :
愛国志民覚醒塾:2010/07/22(木) 04:42:37 ID:4W/e98xe
差別と利権 過剰な遠慮と配慮の国日本 人権馬鹿国家日本 何故 第3国人が 他国で土地等々を所有し 富を得る事が出来たのか?戦後の総括 正しい歴史検証 団結 奮起日本民族
339 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/22(木) 06:23:11 ID:xkyb8taM
三国人成り上がりは違法行為は警察が見逃し、税金を払わない、これが理由だ。
340 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/22(木) 10:57:06 ID:mKcE8QCI
>>316-318 の流れを見る限り、沢尻は、ID:UK5TRsc8に議論を挑んでいない。暴言に対して暴言で返した。それだけ。
>お前がそもそも最初から喧嘩腰だったし、こんだけしつこけりゃ
>俺も乱暴な言葉遣いにはなっちまうよ。
に対して、「暴言を『嫌ってる奴』が、暴言を言うなんておかしい」ならまだ話は分かるが、
>議論挑もうとするなら喧嘩腰ではなく、更に言えばコテつけてくれ。
という沢尻の姿勢に対して、沢尻はなんら矛盾していない。
何故なら、「沢尻は議論を挑んでないから」。
だから、ID:UK5TRsc8=ID:0oXrFVf8の「ダブスタ」という批判は的外れ。
…あんまりにも誤読(悪意ある曲解?)が酷かったから書いた。
ついでに、沢尻のカキコ、俺は面白く読んでるよ。自演とか書かれるだろうけど。
楽しみにしてるから、もっとやってくれ。
気に入らない小林(沢尻?)アンチは、もっと面白い絡み方してくれ。つまんなくしてるのはお前(ら)だよ。
341 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/22(木) 20:11:34 ID:2dCO+8Cc
おお、ありがたいなあ。ちゃんと見てくれてる人はいるんだねぇ。
>>340 どうもありがとう。好き勝手してますが、久しぶりに面白いスレ見つけたと
思って調子乗っていっぱい書いちゃってんだよね、俺。
粘着君もついに揚げ足取りのネタが尽きたのか「懇願」という言葉遣いに
絡んできたりしてますが、好き勝手させてもらってる以上、スレ立ててくれた
オピサ氏に悪いとか、読んでくれてる人に悪い、とかは常に思うので、
粘着君や荒らし君には穏便に出て行ってもらいたくて「懇願」までしたんだけど、
昨夜はあまりにしつこいのでついスレ汚しをしてしまいました。
つまらない事でレス消費しちゃってすいません、ほんとに。
確かにね、ここは援護スレだけども、まともな小林よしのりアンチも出てきて
くれないと「小林よしのりは間違っていない」という結論が出てしまうのでw
理性的な議論のできるアンチの方、随時募集中。
もちろん援護派の方々も俺なんか無視していいからスレタイにあるように
集結して、小林よしのりにエールを送っていきませう。
343 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 01:02:03 ID:kEwFrRRS
>>341 いいえー。別に貴方は悪くないんじゃないの?
悪いのはID:0oXrFVf8の頭だよ。
上の方では、割と面白いアンチも居たのにね。残念だよ。
とりあえず、俺はエールを送る柄でもなければ、熱心に批判する柄でもないので、
次の投稿で消えます。スレ違いすいませんね(これ、皮肉だって分かるかな?342は)。
344 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 07:24:21 ID:9to2z0ZO
345 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 12:28:36 ID:qCmZBAQv
豚水嶋を道場に呼びつけて、みんなで三角帽子をかぶせて吊し上げよう。
醜い豚を徹底的に総括し自己批判させて悔い改めさせよう。
346 :
343:2010/07/23(金) 13:53:26 ID:kEwFrRRS
規制されてて書けなかった。
でも、一応書き逃げしていくね!
>>342 あのさ、そのとても日本語だとは思えない異国の言語は、ブログに書いてくれよ。
ここ、掲示板のスレッドだからさ。他人と会話する場所だからさ。他人に通じる言葉で頼むよ。もしくは日本語で頼むよ。
あと、沢尻の投稿が「20:11:34」なのに対してお前は何だ?「20:38:06」?
俺の投稿には沈黙しといて、沢尻が書いた途端、30分も経たないうちにレス。
そんなにお前は沢尻がすきなのか?熱烈なファンなのか?
しかも、そのレスについでのように書いてる俺への煽りレスは、中身0だしな。
というか、お前はエスパーですか?いつ俺が「小林ファン」とか「小林信者」だと名乗った?
それともお前の目には、「頭の悪い」アンチを批判する人間は、全て小林信者に見えるんですか?
面白い眼球してますね。お前は、一生目を開くな。その方が幸せだから。
とりあえずさ、その「最後に書き逃げた方が勝ち!」みたいな空気をまとった
論理性皆無の文章何とかしてくれ。そんな事無いって?いやいや、魂胆丸見えだよ。
別に人の頭の内側なんて興味ないし、何するのも個人の自由だと思うけどさ。
恥ずかしくないの?そんなに惜しげもなく、自分の恥ずかしい部分晒してさ。
あ、俺の言ってる事が間違ってると思ったら、絶対レスつけんなよ?俺が間違ってるんだったら、
お前がレスつけるまでもなく「あ、コイツ馬鹿だ」って他人が判断してくれるんだからさ。
絶対レスつけんなよ。まぁつけてもいいんだけどさ。「最後に書き逃げた方が勝ち」って思ってた事がハッキリするだけだから。
とりあえず、他人とお話する気の無いモノローグなら、壁に向かって話しかけてろ。
もしくは、テメーでブログでも開設して存分にやれよ。お前の文章力と知性じゃ、アクセス数稼げないから。
人と会話する場所に文章投稿するんなら、知性が欠片でも見える文章書いてみろ。
ちなみに、知性とは「認識する能力」であり「考える能力」であり「判断する能力」だからな。
つまり、人の気持ちや考えを思いやれる能力。社交能力の源泉だ。分かったか、社会不適合者。
…煽るならコレぐらいガツンとしたの頼むよ。だからお前はつまらないんだよ。
とりあえず、ageといてやるな。存分に馬鹿を晒せ。
>>346 おーおーさすが信者同士、文章も文字の多さもソックリだなw
オマエも自分のレスに酔ってるタイプ?
348 :
343:2010/07/23(金) 14:28:53 ID:kEwFrRRS
良し、分かった!じゃ、316から347まで、俺の個人ブログに晒しておくよ!
こんな2chのゴーマニズム板なんて過疎った場所に晒しても、見るヤツ限られてるからね。
「蛸壺」の外の世界に晒しておいてあげる。世界には、こんな面白い生き物がいるって。
349 :
343:2010/07/23(金) 14:29:39 ID:kEwFrRRS
350 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 14:32:37 ID:NVk9lV40
>>341 >ここは援護スレだけども、まともな小林よしのりアンチも出てきて
>くれないと「小林よしのりは間違っていない」という結論が出てしまうのでw
はじめから、援護スレと看板出しているところに、小林アンチがあまり集まらないのは
ある意味当然ではないか?
それはむしろ、小林アンチに紳士が多いからとも言えないか。笑
「小林よしのりは間違っていない」という結論が出てしまうので…その結論で始まったスレだろ。
初めに結論ありきじゃないか。
小林援護スレが小林は間違っていないという結論を出しても影響力皆無だろ。
だらだら書いているわりには、全く論理性欠如じゃないか。
351 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 14:51:21 ID:dxhyMkaC
>>348-349 ん、オレの指摘を受けて文字数を少なくしたのか。
調教の効果はアリか。
家畜レベルの脳ミソは持ってるようだなw
352 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 14:54:13 ID:dxhyMkaC
>ID:kEwFrRRS
で、ブログのURLは書かないのか?
やることは中途半端だなw
オマエ、実生活でもアダ名は「臆病者」だろ?
353 :
343:2010/07/23(金) 15:20:50 ID:kEwFrRRS
>オレの指摘を受けて文字数を少なくしたのか
自意識過剰、お疲れ様です。
>で、ブログのURLは書かないのか?
書かないよ!っていうか、書く意味あるの?
俺のブログの読者に見せるために書く記事を。
何でそんな、自分のブログの宣伝みたいな恥ずかしい真似をせにゃならんの?
ホント、非社会性満点だなぁ。
354 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 15:41:19 ID:NVk9lV40
343
いいやブログを公開すると、ID:dxhyMkaCさんも新たな読者になってくれるかも。
ほんとは、沢尻がきて、こわされるのをおそれているんだろ。
355 :
343:2010/07/23(金) 16:05:27 ID:kEwFrRRS
あのね、興味のあるヤツは「検索」してくるんだよ。そんな事しなくたって。
そこまで俺に興味を持ってるんならね。
で、新たな読者になってくれるかも、って何?何で、俺が新たな読者を探してると思ってるの?
別に、なってくれてもいいけど、なって欲しいとは微塵も思わないよ。頭の悪いやつ嫌いだから、俺。
あと、沢尻がきてこわされる、って何?意味がまるで不明。
貴方はID:dxhyMkaCとは別人だよね?俺はID:dxhyMkaCのアホっぷりを晒しものにしてただけで、
アンチ小林全体をあざ笑ってたつもりは無い。だけどこんな意味不明な書き込みされると、
「アンチ小林ってのはこんなレベルの低い奴らばかりか」と思っちゃうよ。
356 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 17:32:57 ID:NVk9lV40
>>355 >あのね、興味のあるヤツは「検索」してくるんだよ。そんな事しなくたって。
小林読者だよ。
だからここを覗いたんだ。
それだけじゃ検索しようがないだろ。
人がそれほど手間暇かけてさがしてくれると思っているのか。
それじゃ沢尻と一緒の自己陶酔のうぬぼれじゃないか。
357 :
343:2010/07/23(金) 17:39:38 ID:kEwFrRRS
もう、何処から突っ込めばいいやら。
>小林読者だよ。
そうですね。
>だからここを覗いたんだ。
そうですね。
>それだけじゃ検索しようがないだろ。
…上二行から、何でこの結論が出てくるんだ?やっぱり論理性皆無なのか?
>人がそれほど手間暇かけてさがしてくれると思っているのか。
思ってねーよ。だから、「手間隙かけて探すほど興味がある人」は探すんじゃない?と言ってるんだよ。
>それじゃ沢尻と一緒の自己陶酔のうぬぼれじゃないか。
沢尻のどこが自己陶酔なのか、「探してくれ」と頼んだわけでも
「探してもらえる」とも思っていない俺のどこが沢尻と一緒なのか。
説明してみろ。
358 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 18:17:38 ID:NVk9lV40
何の手掛かりも与えず、興味のあるヤツは検索しろ、という態度だろ。
それだけじゃ検索しようがないじゃないか。
これは当たり前のことだろ。
非難されるわけが知りたいな。
まるで、欲しい奴は、自分で店さがして買いに来い、と言ってる商売人と同じじゃないか。
それが、沢尻と似た体質だって言うわけだよ。
長々書きまくって、自分たちでほめ合って(お笑いだよ)
ちょっと批判めいた書き込みが出ると、頭から湯気立てて気違いじみたバッシングだ。
みんなは黙って俺の書き込み読んで感心していろ、という体質を感じるよ。
そちらも沢尻も、赤旗やら人民日報やらどっかの宗教団体のマンセー記者と同じ臭いがしてきた。
けっこう当たりだろ。
ヒステリックな反論をしてくれ。
みんな「期待」してるよ。
>>353 ---------------------------------------------
346 :343:2010/07/23(金) 13:53:26 ID:kEwFrRRS
(中略)
あと、沢尻の投稿が「20:11:34」なのに対してお前は何だ?「20:38:06」?
俺の投稿には沈黙しといて、沢尻が書いた途端、30分も経たないうちにレス。
そんなにお前は沢尻がすきなのか?熱烈なファンなのか?
(後略)
---------------------------------------------
↓
---------------------------------------------
352 :名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 14:54:13 ID:dxhyMkaC
で、ブログのURLは書かないのか?
(後略)
---------------------------------------------
353 :343:2010/07/23(金) 15:20:50 ID:kEwFrRRS
(中略)
書かないよ!っていうか、書く意味あるの?
---------------------------------------------
「14:54:13」なのに対して「15:20:50」w
>30分も経たないうちにレス。
>30分も経たないうちにレス。
>30分も経たないうちにレス。
>熱烈なファンなのか?
>熱烈なファンなのか?
>熱烈なファンなのか?
www
>>355 >頭の悪いやつ嫌いだから、俺。
自分が嫌いなのか?w
361 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 21:57:57 ID:LokVxy/B
2ちゃんはなぜ衆愚なのか?
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1129821863/ 勉強してから見ると小林よりのりはなにからなにまで黒だな すべてを台湾に捧げてる模範的人物だな
リンクのはりようもないすべてがそう
507 名前:灰色の使い方 [] 投稿日:2010/07/23(金) 02:50:50
日本人のメントルを壊すセオリーここにありだな
小林よりのり
2 名前:名無しかましてよかですか?[] 投稿日:2010/04/01(木) 19:25:23 ID:Lpj4vtRD
銃弾を贈られた式のアピールに準ずるカモフラージュとか
箇条書きにできれば日本を食い物にしてきた奴らの手口が
362 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/23(金) 21:59:28 ID:LokVxy/B
時間を無限に消耗する仕掛けだらけのスレッドだな
363 :
erp7Bu8s:2010/07/23(金) 23:48:25 ID:uNSxEx3u
1991氏からの返事があれから無いが、恐らく忙しいのだろう。
ところで……。
>>318 押し付けているつもりは無かったが、そう見えたのなら申し訳ない。
364 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/07/23(金) 23:58:58 ID:4N0zEypK
2ちゃんねる ゴー宣板 よしりん護衛部隊 女系派応援SONG(替え歌 for イマジン)
想像してごらん 男系なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
天皇に男系や女系なんて概念も無い
僕たちの神にはただ、直系(世襲)があるだけ
さあ想像してごらん.. 愛子様が
天皇として祭祀されてるお姿を...
僕のことを売国奴だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな女系派になって
そしてきっと皇統は双系になるんだ
365 :
343:2010/07/24(土) 00:02:44 ID:/0ODFKmU
>>358 >それだけじゃ検索しようがないじゃないか。
手がかりはあるんだなぁ、それが。分からないのは、無能だからだろ?
>まるで、欲しい奴は、自分で店さがして買いに来い、と言ってる商売人と同じじゃないか。
>それが、沢尻と似た体質だって言うわけだよ。
なんとなく言いたい事は分かるけどさ。具体的な箇所の説明がないから、同意も批判もしようがない。
っていうか、これじゃまるで褒められてるみたいだよ俺(笑)。
商売になるような文章書いてるつもりはないのに、商売人と同じような発言だなんて。嬉しいなぁ。
>ちょっと批判めいた書き込みが出ると、頭から湯気立てて気違いじみたバッシングだ。
それはお前らだろ?ww
あと、俺がキチガイキャラ演じてるのは、沢尻との差別化を図ってるから。
これで沢尻が自演してると思うやつは、相当頭悪いからね。
もしくは、自演してる沢尻が、ここまで器用にキャラの使い分けができるか。そのどっちか。
>自分たちでほめ合って(お笑いだよ)
褒めあってwwwwww
あの程度で褒めあいだの馴れ合いだのになるんなら、一切人に賛同したり出来ないね。
366 :
343:2010/07/24(土) 00:15:17 ID:/0ODFKmU
>みんなは黙って俺の書き込み読んで感心していろ、という体質を感じるよ。
感心して無いなら、その旨書けばいいじゃない。どこがどう関心しないのか。
その指摘が一々的外れだから、俺なんかに「つまらない」と言われるんじゃないか。
>そちらも沢尻も、赤旗やら人民日報やらどっかの宗教団体のマンセー記者と同じ臭いがしてきた。
>けっこう当たりだろ。
沢尻は知らん。俺は大はずれ。思想には興味があるが、ノンポリな方だと思うよ。
>ヒステリックな反論をしてくれ。
反論?反論なんて、してないよ。だって、そっちが「論」じゃないんだから。
コレは「罵倒」っていうんだよ。あと、ヒステリックな「反応」(反論じゃないよ)してるのはお前。
>>355も
>>357も、ID:dxhyMkaCにするような罵倒は抑えて、「何を言ってるか分からない」「論理性がない」とちょこっと突付いた程度で、
>>358みたいな論理性皆無の感情的カキコしてるのはお前だろ?ヒステリックっていうのは、そういうのを言うんじゃないの?
>みんな「期待」してるよ。
そっかー。で、みんなって、誰?
俺は、まさかそんなヤツいないだろうと思うけど、もし期待してるようなやつがいるなら、今頃俺のブログ探してるんじゃない?
このやり取りが、不毛で無意味な「スレ違い」な事ぐらい、頭の良いヤツは分かってるから。
>>362みたいにね。
367 :
343:2010/07/24(土) 00:19:08 ID:/0ODFKmU
>ちょっと批判めいた書き込みが出ると、頭から湯気立てて気違いじみたバッシングだ。
それはお前らだろ?ww
↑ゴメン、これは訂正する。ID:dxhyMkaCは、恐らく貴方と違って「意図的に煽ってる」から。
湯気を立ててるのは貴方だけだろうね。
でも、それは貴方がいい人な証拠なんだと思うよ。頭はちょっと悪いかもしれないけど。まっすぐなんだろうね。
余計なお世話だけど、プロレスとか、パンクとか見たり聞いたりすると、「捻った考え」が出来るようになると思うよ。
その「まっすぐさ」にちょっと好感を持ったから、余計な事書いたわ。無視していいよ。
368 :
343:2010/07/24(土) 00:23:55 ID:/0ODFKmU
>>359 何草生やしてんだよ!!俺はお前の熱烈なファンなんだよ!!!分からない?
お前みたいな頭の悪いやつは、リアルでもネットでも見たことないからね。貴重な人材だよ。
…まぁ、頭が悪くないんであれば、相当性根が腐ってるんだろうな。
そういう性格の悪いやつは、大好きだよ!!!
>>360 >>頭の悪いやつ嫌いだから、俺。
>自分が嫌いなのか?w
そうだなぁ、嫌いな事は結構あるよ。好きな時の方が多いけど。
頭が悪いことも自覚してるよ!
369 :
343:2010/07/24(土) 00:26:17 ID:/0ODFKmU
>>362 頭いいね〜。良く分かってる!ね、一緒に踊る?楽しいよ!
…まぁ殆どの住人は、この「スレ違い」のやり取りに迷惑してるだろうから、
ちょこっとだけ心苦しいけどさ。迷惑かけるのが嫌いなナイーブな人は、踊らない方が無難だと思うよ。
370 :
ヤハウェ:2010/07/24(土) 00:33:41 ID:rtO453ob
藤原正彦が男系絶対なのは有名。彼の『国家の品格』『この国のけじめ』は名作だが、彼の天皇観は納得できないな。
男系が皇室の伝統であるというのはまぁ認めるが、彼は将来的に女系を認めるという権限は天皇陛下自身にすらないという。
このオッサンは何様なのかしら…
皇室のことは最終的には皇族が決めるべきだろう。無論、天皇が中心となって。
藤原氏は、天皇陛下ですら女系容認してはならないという。
今上陛下がとても将来の皇室に関することで悩んでおられるのが藤原氏は理解できんらしい。
371 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/07/24(土) 01:18:36 ID:a2Df5Mku
そうした理論と言うのは国や皇統が危機に瀕したときには皇統を守る右翼や臣民>天皇ってこと
になることを許すルールになる。
そしてそうでないときは権力者としての天皇>右翼、臣民てなるわけだから、ようするに
権力の埋め合わせが合わさって、国を滅亡させない強力なサイクルが出来ると言う仕組みなんでしょう。
372 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/25(日) 10:18:01 ID:40gV2+Im
373 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/25(日) 15:27:56 ID:KmEHUVE3
なんか笑える展開になってて面白いなw
343氏、約一名の小林よしのりアンチのレベルが低くて疲れたでしょ?
俺も相手すると疲れるだけだから今後は粘着君はスルーします。
>>343 いえいえ、
>>341の投稿は「懇願」の意味がわからないのはどっちだ、という
皮肉を込めてあえて下手に出て書いた部分が大きいんでね、ご心配なく。
ところで343氏はブログやってるのか。押し売りみたいで恐縮だけど、俺が
このスレで書いた小林よしのり援護理論は自由に転載してくれ。
俺はファンだからより多くの人にゴー宣や小林よしのりの言論活動の面白さを
知ってもらいたい立場だから。いや、いらなかったらごめんw
>>350 それは違うだろ。俺は最近常駐し出したばかりだが、ざっとこの板のスレを
読む限りにおいて、どうもアンチの方が多い。だからこそ
>>1のオピサ氏も
「援護のためのスレ」を作ろうとしたと想像できるわけで、時系列で言えば
援護が先にありきではなくアンチが先にありき、というのが実情なんじゃないの?
そもそも「援護」というのは何かから守るという意味なわけで。
だからアンチがいっぱい批判を書いていた→それに対抗するために援護の
ためのスレができた、という流れだから「結論ありき」なんてとんでもない。
こっちは援護する過程でアンチの人達の批判もしてるんだから、もしその批判が
的外れだと思ったらアンチの人はいくらでも反論を書けばいい。
それなのにまともに反論してくるアンチの人が少なければ、例えば中立的な
ROMの人は「小林よしのりアンチってレベル低いね」と思うだろう。
まあ、あなたもIDで発言を追って読ませてもらった限り、「だらだら書いてる」だの
「沢尻と一緒の自己陶酔のうぬぼれ」だの「宗教団体のマンセー記者」だの、
論理性の欠片もない悪口だけだね。俺の「書き方」なんかにイチャモンつけてないで
俺の「書いた内容」について反論してくれ。
それができないのならあなたも粘着君第二号とみなしちゃうよ。
●ネトウヨ(ネット右翼)がみっともない12の理由
1.威勢が良いのはネット上だけで現実の行動は何もしない
2.2ちゃんねる発の噂を裏も取らずに事実と断定する
3.愛着を持っている日本文化が伝統文化ではなく漫画・アニメ・ゲーム程度
4.国防重視を説くくせに現実に自衛隊には入らないし入っても役に立たない
5.都合の悪いことはすべて反日勢力の自作自演ということにする
6.特亜・在日・創価・左翼以外の社会悪は平気で見過ごして批判しない
7.戦前戦中・終戦直後の今よりひどい貧困を味わった世代に敬意を表さない
8.自分は何もしてなくても過去の日本人の手柄を自分の手柄のように誇る
9.反中国のくせに高い国産商品より安い中国製品を買うことを恥じない
10.何の話題でも嫌特亜、反左翼に結びつけないと気が済まない
11.たまたま日本人に生まれただけで努力して何かになったわけではない
12.この文章を読んで「これを書いた奴はチョン」と証拠もなく勝手に断定
375 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/25(日) 16:18:15 ID:KmEHUVE3
>>363 いやいや、あなたに向けて書いたのではないんだ。
しっかり保守の定義論争をやろうとしてたみたいだから、楽しみにしてたんだよ。
そうじゃなくて論争するつもりもなく、いきなり「保守じゃない」とか「左翼だ」とか
決め付けて、その前提に立ってどんどん飛躍してくようなアンチがいるでしょ。
で、結論として朝鮮人から金もらって書いてるスパイだ、とかw、おいおい、お前
どんなもの凄い妄想に取り憑かれてんだよ、みたいなw
そういう人達に向けての批判ですよ。
>>364 俺はさ、男系や女系なんて概念はない、というのには同意だけど、
もっと踏み込めば直系だって少しはところどころ途切れてんじゃないかくらい、
の事は思ってる。しかしそれは昔の左翼が批判に使ってたような意味では
なくて、日本人は皆イザナギ・イザナミの子孫だから細けえ事は気にすんな的に
そう考えてるんだよね。
このユダヤ教的な建国神話を持つ我が国を今後の世界情勢とどう折り合いを
付けていくか、と想像をたくましくすれば、ある意味神道のキリスト教化というのが
鍵になるかもしれない。それはもちろん一神教という意味ではなく、日本民族以外
にも通用して親しまれる神話にする、という意味ね。
イザナギ・イザナミをアダムとイヴのように捉えても構いませんよ、という日本人が
得意とする他文化吸収と共生のメッセージを世界に発信できれば、それこそ
どんな宗教持ってる外国人だって神話というバックボーン込みで本当の日本人に
なる事ができる。そしてそれは外国から国籍を移した人が自然に天皇陛下にも
親しみを感じてもらえる唯一の策だろう。
幸いなことに現在ではニューエイジ思想の広まりもあって一神教の人でも
すべての宗教で語られる「神様」は同一、みたいな共通認識がかつてないほど
育ってきている。これは神道の根幹であるアニミズムとは矛盾しない。
なぜなら「一即他」「他即一」の東洋思想でカバーできちゃう話だからね。
376 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/26(月) 00:05:48 ID:J+sei3o8
>>370 あの人はそんなこと言ってんのか。天皇機関説の過激バージョンだな、そりゃ。
男系絶対派の最大の問題点というのは陛下の気持ちをまったく想像しようとも
しない事だね。今上天皇は子供の頃、アメリカ人の家庭教師付けられてたでしょ。
だから三つ子の魂百までじゃないけど、かなり西洋的価値観も理解されてる
はずなんだよね。いや、それは洋服を着るようになった明治天皇にだって、
時代に合った天皇家と国民の在り方を模索する事は避けられない命題だった
わけで、もちろん昭和天皇も同じ。
そういう近代以降では当たり前の模索に加えて、現実に皇室内の少子化問題が
目の前にある。こういう状況で男系絶対死守なんて考えてるわけないんだよ。
百歩譲って板挟み状態だろう。この御負担を軽減させる答えに男系絶対という
選択肢はまずない。孫の代やもっと先の世代の事考えれば解決策になって
ないんだから。それにね、国民である我々が西洋的価値観にどっぷり浸かってる
くせに天皇家にだけ特殊な価値観を強いるというのはどう考えても厚かまし過ぎる
だろう。今の国民にそんな万世一系の伝統がどうたら、とか言う資格がそもそも
ないんだってばさ。我々にできる事は皇室の繁栄を祈る事くらいでしょ。
だったら答えは半分以上、見えてるじゃないか、って思うね。
>>371 後半がよくわからないけど、前半の不等号はまったく酷い話だね。
天皇を守るんじゃなくて皇統を守る、って感覚が俺にはどうしても理解できない。
>>374 ネトウヨ議論もやりたいけどね、今夜はやめとくわ。コピペっぽいし。
377 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/26(月) 13:55:59 ID:oJHzxDTC
>>376 勉強不足、理解不足の饒舌。これでは皆逃げていくわけだ。
おまけに、ヨシリンには尊皇心が感じられるが、沢尻にはない。何が擁護だ。いい迷惑だ。
>あの人はそんなこと言ってんのか。天皇機関説の過激バージョンだな、そりゃ。
藤原正彦さんの独自見解ではないよ。戦前の、陛下も御承認の公的な見解だよ。
>三つ子の魂百までじゃないけど、
三歳の時にお受けになっていたのは、大日本帝國の教育だよ。
>こういう状況で男系絶対死守なんて考えてるわけないんだよ。
具体的な根拠は? 女系容認への反対・抵抗は、皇族も含め、皇室に近い方々から出ているではないか。
>国民である我々が西洋的価値観にどっぷり浸かってる
それだけではない証左が女系反対の世論だろ。どっぷり浸かり洗脳されつくした女系派と一緒にしないことだ。
>天皇家にだけ特殊な価値観を強いるというのはどう考えても
皇室の価値感を国民が共有しているわけだが。
>万世一系の伝統がどうたら
「万世一系」は、沢尻にとって「どうたら」程度の価値感か。
>天皇を守るんじゃなくて皇統を守る、って感覚が俺にはどうしても理解できない。
個人としての陛下でなく御歴代の方々を、となれば皇統を守るという感覚になるのさ。
皇室に関しては何もかも理解できないのだろ。
たまたま目にした最新の書き込みひとつでこれだけのトンデモ論だ。驚いたな。
>>377 このコテがご都合主義のトンデモというのは既に明らかになってるのであんまりエサをやる必要も無いよ。
結局、回帰と同じレベルだし、日本語能力も実は格段に低いというのが露呈したばかり。
379 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/07/26(月) 14:43:58 ID:5ojTP11A
なんなんだろうね、この板にいる男系主義者ってのは。
380 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/26(月) 16:35:31 ID:oJHzxDTC
回帰にだって、男系維持と女系容認とどっちが西洋的価値観にドップリかわかるだろ。
女系容認の主たる根拠のひとつが、西洋の王室では…だからね。
そもそも女系容認派の多くが、マッカサー憲法マンセーだしね。
回帰に聞いたこちらが失敗だったなんてレスはやめてくれよ。
回帰だって、昔は、保守派の末端にいたんだから、
「人間としての心」「良心」が少しくらいは残っているだろ。
381 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/26(月) 21:00:03 ID:J+sei3o8
>>377 なんで男系絶対派は違う意見に対して頭から湯気立てちゃうのかね。
でもあなたは一応反論の体裁は整ってるからちゃんとレスするよ。
>戦前の、陛下も御承認の公的な見解だよ
戦前の、何事にも口は出せないのに責任だけはすべて天皇に帰すという
大日本帝国憲法下でのルールを「御承認」と言われてもねぇ。昭和天皇論を
読めば、どれだけ自分の本当の気持ちを表明できないもどかしさに昭和天皇が
苦悩されたか、わかるだろ?そして今はもちろん時代が違う。その、時代が
違うのに過去のルールを「強要」するような言説に違和感を持ったというのが俺が
376で書いた内容だ。ヤハウェ氏が「このオッサンは何様なのか」と感じたのも
いくら論壇内での論争とはいえ、「権現は天皇陛下自身にすらない」と断じて
しまう「強要」を思わせる物言いにあったのだろう。戦前ならば美濃部達吉の
「天皇機関説」でも慎重に言葉を選んでいる。そこには学説ではあっても「強要」を
感じさせるような上から目線は無かったはずなんだよ。しかし最近の学者は
このような論議となると、どうしても天皇陛下御自身を蚊帳の外に置いたまま
自説をとうとうと喋ってるような「不敬」を思い起こさせる。俺はそういう天皇について
語る際のニュアンスのようなものに違和感を表明したのであって、そのことは
376の後段で記した国民の価値観の変化に直結している。つまりこれは俺ももちろん
含まれるが、天皇を語ろうとする時の「言葉」や「ニュアンス」がすでに西洋的価値観
に侵されてしまっている、という悲しい事実についての話だ。
>三歳の時にお受けになっていたのは〜
ことわざを文字通りに解釈するとは恐れ入った。
>具体的な根拠は?
そんなものは有識者会議が開かれたりしている時点で、天皇陛下自らの発言はなくとも、
皇室の未来について、あなたの言う既存ルールのままでは「憂慮なさっている」事くらいは
簡単に想像が付くだろう。
382 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/07/26(月) 21:19:32 ID:wpHsggsx
>>380 そうだな・・・
確かに男系主義は伝統派かも知れない。
女系容認のほうがリベラルだし、言ってる事は分からなくない。
しかし、俺に言わせれば「男系維持と女系容認」は諸刃の剣なんだよ。
退行思想か前進思想かの差でしかない。
明日の日本を見極めどちらを選択するべきなのか・・・
頭が働いてるのは間違いなく女系派だよ。
俺が今女系容認を支持してるのは、男系主義思想があまりにも
思想硬直してるからだ。
議論の余地がないんだもん。
383 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/07/26(月) 21:20:22 ID:wpHsggsx
退行だと意味が悪くなるな・・・・
なんだろう、逆行かな・・・
384 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/26(月) 21:23:08 ID:JZxZE9Fp
385 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/26(月) 21:41:53 ID:J+sei3o8
>>377 >それだけではない証左が女系反対の世論だろ
まったく誤読している。いくら女系反対する人達が一定数いるとはいえ、
その人達のライフスタイルや染みついているはずの個人の価値観の
正体とは一体何物なのか、というのが俺の主張の趣旨だ。
だから「伝統を守れ」という台詞を自分も実践、または関与している「伝統」に
対して言うのならば整合性はあるが、自分が、例えば自分の子供が女の子
だったらがっかりする、というような価値観を持っていないのであれば、他者に
対してそれを言う資格はない、と俺は言っているのだ。ましてやその他者とは
天皇陛下なのであって、その事を不敬と感じない感性こそが皮肉にも保守や
伝統とは程遠い、と俺には感じられる。
>皇室の価値感を国民が共有しているわけだが
その共有している価値観とは「男系絶対」ではないだろう、とこのスレで俺は
何度も実体験を通して主張してきた。俺は若い頃、新右翼の活動に関わった
事があるのだが、一般人がまったく無関心、もしくは天皇なんて必要ない、と
いう論調が強い中で、絶滅危惧種のような存在だった尊皇派の人々の間ですら
「男系絶対」などという言葉は聞いた事がなかった。そんな時代錯誤な事を
言ってしまったら余計、天皇廃止の機運を後押ししてしまうという恐れもあった
だろうし、現在のように小林よしのりが愛国心や天皇の存在意義をメジャーな
価値観として世に広めてくれた後とでは、はっきり時代が違っていた事もあろう。
しかし現在においてですら、一般人にアンケートを取れば「男系絶対」の価値観を
持つ人は少数派であると予想できる。なぜなら先にも記したように国民の間で
「子供は男の子じゃなきゃ駄目」みたいな価値観はほぼ死滅しているからだ。
国民の価値観、あるいは理想、とはまったく違うものが我が国の象徴として
受け入れられるはずがないではないか。
386 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/26(月) 22:20:14 ID:J+sei3o8
>>377 >「万世一系」は、沢尻にとって「どうたら」程度の価値感か
どうたら、のような言葉の揚げ足取りをされてもつまらないのだが、
そのように俺が書いたのは、今の日本人に天皇陛下に物申すような
資格はない、という文脈なので「万世一系」という言葉に対して揶揄
したのではない。関係ないが、このような場での議論というのは相手の
発言の一部分をカット&ペーストして、個別に反論を書き込む事で
生じるすれ違いが多いね。まあ、俺はいつもいっぱい書いてしまうから、
部分の引用は当然だろうが、その「部分」を選ぶ時には文脈を無視しないで
慎重に選んで欲しい、とお願いしておく。
>個人としての陛下でなく御歴代の方々を、となれば皇統を守るという感覚になるのさ
その感覚はわからなくもないよ。天皇への愛着が個人崇拝だったら、これは
畏れ多い想像だが、もし適任とは言い難い天皇が即位した時に一気に国民の
心は天皇から離れてしまう。俺も言い方は不敬になるが、そのような時には
「今の天皇陛下は駄目だな、次の御代に期待するか」くらいの感覚でとにかく
「個人」ではなく「存続」への尊敬の念だけは失ってはならない。
しかし同時に、どうしたって天皇個人の「人気」のようなものは存在してしまう。
御病弱だった大正天皇より昭和天皇の人気が高かったような話だ。
では現在の今上天皇はどうなのかと言えば、これは美智子皇后との仲睦まじい
姿を通して、たいへん人気がお在りになる。だから俺も今上天皇が「憂慮している」
となれば、一個人の天皇陛下として勝手ながら心配してしまう。
最後に「皇統」については俺は別に軽視しているわけではなく、「皇統」についての
「観念」があなたとは違うだけだ。俺はこの「皇統」にフィクションが含まれていても
別に動じない。それは昔、散々左翼が皇統の断絶を歴史学などという学問を使って
攻撃していたから、フィクションでも構わない、という感覚が身についているんだよね。
さて、あなただけではなく、男系絶対派の方々に広く問いたいのだが、歴史学という
学問では皇統断絶が常識である事をどう考える?断絶だから女系論よりも過激なんだがねw
387 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/26(月) 22:51:25 ID:J+sei3o8
>>382 俺はもうコンサバとリベラルとか、そういう分け方にはうんざりだよ。
西洋的価値観を一掃する事なんてできるわけがないし、むしろそんな
排外主義こそ日本の伝統ではない。古くは漢字を輸入したけど発音は
無視して万葉仮名を作ったとか、仏教を神道と合体させたとか、
明治時代は和魂洋才の精神さえあれば何でも取り入れちゃうぞ、とか、
そういう良い意味で無茶苦茶が許される国なんだから。
そしてそれを可能にしたのが神道というアニミズム的世界観の思想であり、
その神道の頂点が天皇。だから純粋・純血主義とか、そんなものは
日本には元々ないし、何でも折衷する文化の本体が神道であり天皇なんだ。
そう考えれば男系絶対主義が伝統派だなんて片腹痛いと俺は思うけどね。
388 :
回帰 ◆XB7AjTRRiE :2010/07/26(月) 23:20:08 ID:aPZJYQaE
>>387 神道は明治になるまで長い歴史の中で教理化されてこなかったからね。
確かに自由である事が本来の日本の伝統なのかもしれない。
ただ、伝統と言うのは「懐古の文化」であって幾分かは必要だと思うのが私の考えかな。
自分としては今のような戦前や明治の君主制度をやめるのであれば男系をつづけて
もいいんじゃないかという・・・。
389 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/26(月) 23:42:28 ID:J+sei3o8
>>388 それはその通りだと俺も思うよ。
要するに左翼の人達が言うように政治制度から天皇を外して、
京都にお帰りになってバチカンのローマ法王みたいになっちゃえば
男系死守のための案をいくらでも提案できるだろうし、伝統文化と
してはその方が守りやすいよね。
しかし権威と権力を政治構造の中で分離する今の制度こそ昔からの
知恵という事もあるし、むしろ現代社会ではかなり有効に機能してると
思うから、俺はどうしても君主としての天皇の否定はできない。
そうすると、国民意識の変化と共に歩む天皇家、という象徴としての
役割を無視できないから「男系絶対」はあり得ない、という考えに
俺も行き着いちゃったんだなあ。
390 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/27(火) 02:53:47 ID:dWowW/CN
>>381 沢尻氏へ
具体性欠如の抽象論が好みのようだが、禅問答に付き合っていられない。核となる部分を「カット&ペースト」する。
@>大日本帝国憲法下でのルールを「御承認」と言われてもねぇ。
驚いた。その程度の知識で論じていたのか。憲法ではない。皇室典範とその公的な解釈書である皇室典範義解だ。
皇位継承の原則は、各代の聖上も守るべきこととされている。これをどう思うか? 典範は憲法と同等だから「憲法下」とは言えない。
A知識の欠如は構わないが、散々、皇位継承を論じているだけにその知的怠慢は、なまじっか皇室に理解ありそうな態度を偽装している
だけに、不誠実と思うがどうか?
B>過去のルールを「強要」するような言説…
皇位継承の大原則は、事実上の不文法、皇室の伝統を成文化してものであり、「強要」ではない。強要とは不敬ではないか?
C>天皇陛下御自身を蚊帳の外に置いたまま自説をとうとうと喋ってるような「不敬」
正に自分のことではないのか。皇位継承の重要問題で、「天皇陛下御自身を蚊帳の外に置いたまま」の女系論に諸手をあげて賛成
しているではないか。
D>天皇を語ろうとする時の「言葉」や「ニュアンス」がすでに西洋的価値観に侵されてしまっている、という悲しい事実…
その悲しい事実に自分が拍車をかけていると思わないのか?
E>三歳の時にお受けになっていたのは〜ことわざを文字通りに解釈するとは恐れ入った。
一時のバイニングの教育の方がそれ以前の教育よりも影響を与えたという根拠でもあるのか。
391 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/27(火) 03:02:01 ID:dWowW/CN
F>そんなものは有識者会議が開かれたりしている時点で、天皇陛下自らの発言はなくとも・・・
ほー、その「憂慮なさっている」内容がなぜわかるのか?
G小林氏はその「御憂慮」から、女系容認、敬宮内親王殿下への即位継承を主張するに至ったようだ。
「よしりん援護」というのだから、同じ立場と判断して良いか?
H上記Gの女系容認の場合、現在の典範で、将来即位されるべき、悠仁親王殿下の即位は事実上断たれる。
それで良いのか? どうしてそれが大御心なのか?
I>女系反対する人達・・・その人達のライフスタイルや染みついているはずの個人の価値観の正体・・・
ほー、で、女系に反対する人達の価値観の正体とは何なのか、その蘊蓄(うんちく)の程を語ってもらいたいな。
J>自分の子供が女の子だったらがっかりする、というような価値観を持っていないのであれば、対して・・・
自分の子供がいない者は、皇位継承につき語るな、ということか?
K自分の子供の希望がどうであれ、あるいは、子供がいなくても、皇位継承は傳統を守って欲しいとの国民の願い
があるとはおもわないのか。(櫻井よしこさんは、独身と思うが、強力な男系派だ。)
L>共有している価値観とは「男系絶対」ではないだろう、とこのスレで俺は何度も実体験を通して主張してきた。
皇室の皇位継承に関する価値観は、明白に男系継承であり、それを支持する多数の国民の存在をなぜ無視するのか?
M>俺は若い頃、新右翼の活動に関わった事があるのだが・・・
そのような尊皇観が感じられないのだが。まさか自称新右翼、偽装新右翼、営業右翼の類(たぐい)では?
392 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/27(火) 03:08:37 ID:dWowW/CN
N新右翼とことさら「新」をつけているが、「右翼」とどう違うというのか。
O>「男系絶対」などという言葉は聞いた事がなかった。
男系継承も論ずることなかった「新右翼」とは何か? それこそが、実は営業右翼だったことの
表白ではないのか?
P>一般人にアンケートを取れば「男系絶対」の価値観を持つ人は少数派であると予想できる。
皇位継承という国家の大事をアンケートで決めるのか? それであれば、日露戦争の講和は妥協すべきでなく、
日独伊三国同盟は結ぶべきであり、支那は断固撃つべきであり、米国とは開戦すべきあり、増税は無理だろう。
Q>国民の間で「子供は男の子じゃなきゃ駄目」みたいな価値観はほぼ死滅しているからだ。
なぜ断定できる? そもそも国民の子供の希望を聞いているのではない。皇位継承の問題だ。
R>歴史学という学問では皇統断絶が常識である事をどう考える?
常識? 初めて聞いた。どんな常識か? 水野の王朝交代論のことか。大事なことだ。
どこで断絶しているのか? 明確な根拠と出典も明記してもらおう。
Sよしりんは、万世一系の極めて当然の立場とみた。皇統断絶などというトンデモ史観論者なら、根本の部分で、
「よしりん擁護」になっていないではないか? よしりんの『天皇論』の真っ向否定ではないか。
それで、よしりん擁護スレを占拠して自分のブログ化しているのはどういうわけか?
沢尻氏へ 以上、考えを伺いたい。
393 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/27(火) 09:44:43 ID:6e1ozRKW
新右翼…一水会か?
394 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/27(火) 21:43:42 ID:/9H/c/CD
>>390 思想というのはまさに抽象論というか哲学に近くなるのでね。
あなたは逆に世界を細かく切り分けていく近代合理主義的学問がお好みの
ようだから、俺とは根本の部分で話が合わないかもしれんな。
これは小林よしのりと専門学者たちとの論争のすれ違いにも通じる話で、
基本的に立ち位置が違うんだよ。しかし最近の小林よしのりは学問に学問で
返そうとするパターンが増えてきたから、俺が以前から言ってる「点と線」の
比喩で言えば、ゴー宣を「点」で読むと内容的にはつまらなくなってる。
本いっぱい読んで勉強する快感みたいの覚えちゃったからなのかもしれんが、
昔だったら「感性」だけでズバッとゴーマンかましてたから「点」でも面白かった。
最近のは「点」だと学術論争みたいでつまんないから、「線」で捉えろ、なんて
いう援護をわざわざしてる自分がいる事は認めよう。もちろんそれはただの
屁理屈ではなくて、「線」で捉えればまだまだ「思想」の枠組みから外れてない、
と本気で思えるからファンを続けているわけだが、本音を言えば点でも線でも、
どのような読み方をしても面白い方が当然良いんだけどね。
まあ余談が過ぎた。以下、順次反論していくよ。
@
「憲法ではない」と言いつつ「憲法と同等」とか何言ってんだかわかんないのだが、
要するに俺の書いた「憲法下でのルール」という言葉遣いに意義アリという事かね。
それよりも戦前に作られた皇室典範を盾に現在の天皇家を縛る、しかもその言い方が
「強要」に見えてしまう、という俺やヤハウェ氏の素朴な感想のどこに問題があるのか
考えてみた方がいいんじゃないかい?
A
知的怠慢というが、国民の象徴である皇室の将来についての問題を考えるには資格が
いるというような考え方だぞ、それは。結局いっぱい皇統問題についての本読んで、俺が
以前書いたプチ専門家のようになってからじゃないと、語る資格なし、なのかい?
そんな偉そうな態度でどうやって国民に「男系絶対」の考え方を広めるつもりなの?
もし強引に選民意識でやろうとするなら226事件のエリート将校達みたいに天皇陛下から
叱られちゃいますぜ。天皇の最大の敵は右翼、という言葉を思い出しちゃったよ。
395 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/27(火) 21:44:57 ID:/9H/c/CD
>>390 B
外部の学者の語り口が「強要」に見える、という感想を持ったという事だから
俺からすれば「天皇陛下ですら女系容認してはならない」というような発言が
不敬に見えたという意味ですよ。皇室典範そのものの存在を「強要」のための
装置という風に俺が捉えているわけではない。
CDE
ああ、こんな匿名掲示板なんかで天皇について語るなんていうのは確かに
不敬だろうなあ。だから
>>381のその話の下にちゃんと書いたでしょ、
「つまりこれは俺ももちろん含まれるが」って。戦前の人間が持っていた天皇
に対峙する時の身に沁み込んだ「畏れ」みたいな感覚は俺にはないし、それは
あなたにもないはずだし、いわんや西洋合理主義の権威である学者様には
端からあるはずがない。しかしその事を時代の変化を直視すれば仕方がない、
という諦念で、擁護や言い訳ではなく、誰であろうと天皇陛下に物申す資格は
ないのではないか、という問題提起をしたわけです。だから当然俺にも資格は
ない。しかし俺が書くのやめたって他の奴が書く。だったら俺も資格がないのは
自覚しつつも書くしかない、と、まあ、こんな風に考えるところが俺が西洋文化の
自己主張という価値観にどっぷり浸かってる証拠なんだけども、それはあなたも
同じなわけですよ。ただね、そこまで日本人が変化している、という事は皇室だって
変化しているわけで、それは「自由恋愛」とかね、「ナルちゃん憲法」とかね、
皇室内の価値観もかなりの部分がとっくの昔に西洋化している。そしてその変化を
絶大に支持してきた我々国民という存在がある。そこまで考えたら「男系絶対」と
いう考え方がいかに現代では突飛なものであるかわかるだろう。
もちろん突飛だから駄目などとは言わないよ。ただ、この状況でどうやってその
価値観を広めて天皇自らが述べている「国民と共に歩む皇室」という理想像や、
普遍的な国民意識と結び付けるのか、果たしてそんな事が可能なのか、と
俺は大いに疑問に思っているという事です。
396 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/27(火) 21:46:02 ID:/9H/c/CD
>>391 F
そこは確かに俺の想像に過ぎない。しかしもし陛下が「男系絶対」であったなら
ここまで問題は長引いていないのではないだろうか。「百歩譲って板挟み」と
俺は
>>376で書いたが、お気持ちが揺れているとしたら、それも「男系絶対」では
ないという証拠になる。俺がこのスレで「男系派」と書かずに「男系絶対派」と
書いてる意味はわかってくれるかな?つまり「できるならば男系継承が望ましいが、
それが難しいのならば女系容認もやむを得ない」という考え方は批判しないどころか
むしろ俺の考え方では「女系容認派」に分類される。
GH
それはこのスレでの俺の発言を読み返して欲しいが、女系容認ではあっても
具体的にいつの御代になったらそれが発動されるのか、については何度も疑問を
書いている。そして小林よしのりの追撃編の内容が今上天皇の孫の代、つまり
悠仁さまではなく愛子さまから適用しようとしているように読める事については
正直俺もよく理解できない。このスレのどこかに書いたが、新典範を現在すでに
御生まれになっている方々に適用するのは余計な混乱が生じるやもしれず、
無理があるのではないかという懸念を俺は表明しているよ。
だから俺は小林よしのりを援護する立場を取っているとはいえ、すべてを盲目的
に受け入れる信者ではない。自分の考えと違うところも含めて読み続ける事で
自分の考え方を深める事ができる、そういった理屈で援護しているわけだ。
なんでそのような援護をしたかったかというと、自分の考えと違う部分がある、
というだけでそれまでの功績まで否定したり、読むのをやめてしまったりする
アンチが多いように見えたからだ。すべての考え方が自分と同一などという人間は
いるわけがないのだから、意見の相違が気になったからといってその人物を全否定
してしまう愚かさはあなただってわかるだろう?
I
本文をもう一度読み返して欲しい。それらが西洋的ライフスタイルや西洋的価値観の
事を指しているとわかるはずだが。そしてそれは女系に賛成反対の区別なく、つまり
日本人全員の事であると俺は明言したはずだ。
397 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/27(火) 21:47:21 ID:/9H/c/CD
>>391 JK&Q
なんでそんな曲解をわざわざするのかなあ。簡単に書き直しておく。
「もし自分や兄弟や親戚に子供が生まれる、とした場合、もし女の子だと
家系が途絶えるので男の子が良い」などとは考えないのが、現代日本人
にとっての普遍的な共通の価値観であろう。
その価値観を持っているくせに皇室にだけは「男系絶対」を要求すると
いうことは、「皇室に女の子が生まれたらがっかりする」という意味を含む。
こんな不敬より以前に、常識的に考えて酷い話はそうめったにあるもの
ではない。「男系絶対派」とは皇室にお生まれになった女の子の赤ちゃんを
素直に喜べない人、という事にどうしてもなってしまうし、自分個人の場合の
価値観にはない過酷な要求を皇室にだけする人、という事にもなる。
L&Q
上記したように国民の価値観では「男の子を産め」などという昔の姑みたいな
無理難題を吹っ掛ける事は悪、とまで認識されているのになぜ男系継承を
「支持する多数の国民」などと言えるのか?どう考えても男系絶対派は少数派だ。
MNO
お主は若いんだろうなあ。いやあ、尊皇派なのに「新右翼」の言葉も知らないとは
隔世の感があるというか、妙に感慨深いものがあるよ。いや、俺は議論する
にあたって知識の量などは気にしないし、むしろそういう右翼の歴史を知らない
若い人たちがこれからの皇室を守っていってくれる、というのは嬉しい気持ちに
さえなれる。若い頃、微力ながらも左翼と闘った甲斐があった、と自分の人生の
ひとコマを肯定できるような気になれるからねw もちろんそれは一介のオッサンの
くだらない自慢話に過ぎず、実際に世の中を変えたのは小林よしのりだ。
だからお主が尊皇派を自認するのであれば、今の小林よしのりとたとえ意見が
違っても、氏の功績はきちんと評価してやってくれ。こんな論争ができるのも
昔じゃ考えられなかったんだからさ。最大の功労者なんだよ、小林よしのりは。
新右翼や当時(俺の場合は80年代だけど)の時代背景については本でも読んで
勝手に調べてくれ。俺が説明すると長くなるw
398 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/27(火) 21:48:13 ID:/9H/c/CD
>>392 P
国民投票しろと俺が言ってるような、またもや飛躍した読み方をしてるなあ。
そうじゃなくてね、俺はべつに日本国憲法なんて好きではないが、それでも
第一条には「国民統合の象徴」とあって、それ自体は古くからの天皇観と
矛盾はしない。であるならば、国民意識とあまりにもかけ離れた価値観を
象徴にしてしまう事には無理があるわけだ。もっと言えば天皇陛下自らが
「国民と共に歩む」と何度も明言なさっている。
だから「男系絶対」という考え方は現在の国民意識とは大幅に異なっている
のだから、アンケートでも取れば「女系容認派」が大多数だろう、と予想した
までだ。そして、ちょっとした時に着る服から何から常に国民の目を意識して
気を遣いすぎる程遣っていらっしゃる陛下や宮内庁が、この国民意識との
乖離を重要視しないはずはないのであって、少なくとも「男系絶対」は選択肢
としても最初からないだろう、と俺は思っている。
RS
あのなあ、大学や院の歴史科の教授片っ端から調べてみな。
学問なんてものは西洋合理主義の最たる「科学」なんだからさ、神武天皇ですら
学問の世界の常識では「存在しない」ことになってんだよ?
存在してないものに「万世一系」なんて言葉すら使わないよ。
だから今、この論争に参加してる学者というのは歴史学学会なんてものからは
一番遠いところにいる珍しい人達なわけ。そういういわゆる高等教育の現場が
未だに「天皇」を無視したり蔑ろにしている事にこそ危機感持つべきだと俺は
言いたかったんだけどね。だから無論、俺が皇統断絶や万世一系の否定を
主張しているのではない。「科学」とやらで攻撃されても無視できるだけの根性は
座ってるというような話だ。お主は今後、古墳研究などが進んで学者たちによって
天皇は何度も王朝交代している、などという「発見」が成されたら天皇を否定するか?
しないだろ。神話と皇統は不可分であり、だからこそフィクションも含めて万世一系
なのだ、とでも啖呵切ってやればそれでいい。
最後に。長文書くと「ブログ化」っていう悪口は流行ってんのか?
399 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/28(水) 04:57:11 ID:WUV7tKTU
沢尻氏へ
饒舌を弄しながら、論点をそらし、核心を避けるたようにも見える。残念だ。真面目に応えて欲しい。>思想というのはまさに抽象論
というか哲学に近くなるのでね。・・・誰も思想・哲学を聞こうとしていない。形而上の話に持ちこんでウヤムヤにしようとするのか。
具体的な論の中に甚だ問題があるから問うている。@ABなどと一括りして抽象論で答えるのはやめてもらいたい。
@>最近のは「点」だと学術論争みたいでつまんないから・・・
面白い、つまらないに関わらず、学術論争的色彩を帯びてきた。それが不満らしい貴兄は学術的観点からも容認し難い論を吐いている。
その点が問題だと指摘しているつもりだ。思想の問題点ではない。
A>戦前に作られた皇室典範を盾に現在の天皇家を縛る・・・
皇室典範も確認せずに、皇位継承を論ずる驚愕の知的怠慢が露呈されたが、平気のようだ。男系継承は、戦前・明治に決めたものではない。
「皇家の成法なり」とされたものだ。それをどう認識しているのか。
B>あの人はそんなこと言ってんのか。天皇機関説の過激バージョンだな、そりゃ。
「皇家の成法なり」とは、畏れ多いことではあるが、その時々の聖上の御意向で変更できぬものとされる。それを踏まえての藤原正彦氏の
発言だ。天皇機関説など全くピントの外れた批判ではないか。ここまでの事実を指摘されて、藤原氏の発言を改めてどう思うのか。
C肇国以来、皇統は男系継承で一貫している。これは認めるか? であれば、陛下のご憂慮とは、無識者会議の結論のように、無理矢理、
政府の暴走により「皇家の成法」を破られ、男系継承を断絶させられかねない事態が出来したことにこそあると思わないのか?
400 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/28(水) 05:08:19 ID:WUV7tKTU
D上記Cの認識がないのであれば、一体、貴兄が関与してきた、民族派の運動とは如何なるものであったのか知りたいものである。
民族派を看板にした何か別の活動が目的の団体もあるようなので気にはなる。
E>天皇の最大の敵は右翼、という言葉を思い出しちゃったよ。
はて? 妙な話だ。皇室の最大の敵は、反皇室勢力、国体破壊勢力、「天皇制」廃止勢力ではないのか?
F>天皇に対峙する時の身に沁み込んだ「畏れ」みたいな感覚は俺にはないし・・・
言われなくとも十分にわかる。ところで、それが人にまでないと何故わかるのか?
G>西洋合理主義の権威である学者様には端からあるはずがない。
なぜそう決めつけられるのか? その根拠を伺いたい。田中卓、渡部昇一、小堀桂一郎という方々からも全く感じられないのか。
単に貴兄が、尊皇学者の講演や著書に触れていないというだけのことではないのか。
H>誰であろうと天皇陛下に物申す資格はないのではないか・・・
つまり、日本は諫言を許される君臣関係ではない、という認識か? ここだけ急に極右的なのはどういうわけか?
I>と、まあ、こんな風に考えるところが俺が西洋文化の自己主張という価値観にどっぷり浸かってる証拠・・・
言わねばならぬ時は言う、というのが、西洋文化の価値観にどっぷりとは言えぬと思うがどうか。
J>天皇自らが述べている「国民と共に歩む皇室」という理想像や…そんな事が可能なのか
恐ろしい不敬発言とは思わないのか。どこが小林擁護か。小林氏は貴兄よりははるかに尊皇心があると思えるが。
K>お気持ちが揺れているとしたら・・・
なぜ、そのようなことが貴兄にわかるのかと聞いている。
401 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/28(水) 05:17:27 ID:WUV7tKTU
L>難しいのならば女系容認もやむを得ないという考え方…むしろ俺の考え方では「女系容認派」…
恐ろしく粗雑で、お粗末な議論と思わぬのか。男系継承が可能なのに女系移行を主張するものと、男系維持のための
万策がつきて女系容認をするしかないときは已むをえぬという立場が、同じ「女系容認派」とは、常識でおかしいと思わないのか?
Mと言っても、貴兄には何を言われているかわからない可能性がある、具体的に言おう。貴兄の論でいえば、田中・高森・小林氏と
竹田・渡部・小堀・大原・新田・八木氏はどちらも「女系容認派」となる。これを認めるか? 更に、貴兄の論では、これらに方々
に加え、左翼占領憲法護憲派や朝匪新聞も同じ「女系容認派」となる。それで良いのか。逃げずに応えてもらおう。
N>小林よしのりの追撃編の内容が・・・愛子さまから適用しようとしているように読める事・・・
読めるではなく、そう主張している。
「愛子さまが天皇になるという道筋が開けた時、愛子皇太子が誕生したとき、それを国民は熱烈に支持し、皇統の安定が約束され、
国体はさらに強固になるだろう。」『WiLL』9月号、200頁。
貴兄は小林氏の論を知らずに擁護しているわけだ。さて、小林氏の女系容認論がわかったところで、貴兄はこれを擁護するか?
O上記Oで、小林氏を擁護する場合、典範で定められている、悠仁親王殿下の御即位はほぼなくなる。貴兄はそれで良いのか?
P右翼と新右翼はどう違うのか、という質問になぜ回答できないのか? 事情があれば無理に回答を要求しないが。
Q当時(俺の場合は80年代だけど)の時代背景については・・・
先に、>「男系絶対」などという言葉は聞いた事がなかった。と言う。はておかしなことになった。
「80年代」にそんな議論はなかろう。この議論の高まりは平成10年代の半ば以降だ。そういうあやふやなことを言うから、
貴兄の言う新右翼とは一体何かを聞きたいのだ。
402 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/28(水) 05:24:23 ID:WUV7tKTU
R>第一条には「国民統合の象徴」とあって、それ自体は古くからの天皇観と矛盾はしない。
同じ第1條に「主権の存する日本国民の総意に基づく」とある。明白に国体に反するではないか。
「国民の総意」で定められたり設けられたお立場ではない。
元新右翼?の貴兄に難しい質問ではなかろう。これに関しどう思うか。
S肝心なことにきちんとした回答がない。
>歴史学という学問では皇統断絶が常識である事をどう考える?
これほど重要なことを断定したのだ。どこで断絶しているのか? 明確な根拠と出典を出してもらいたい。
自分で調べろとはゴマカシだろう。こちらは断定できる常識の断絶論はないという立場なのだから。
>俺が皇統断絶や万世一系の否定を主張しているのではない。
貴兄が主張しているとは言わない。安心してもらいたい。しかし「常識」だと断定している。どう常識なのか説明責任があろう。
なお、貴兄の質問に答える。
お主は・・・天皇は何度も王朝交代している、などという「発見」が成されたら天皇を否定するか?
⇒しない。そのような「発見」があるはずもないが。
最後に。長文書くと「ブログ化」っていう悪口は流行ってんのか?
⇒流行っているとも思えない。そのような書き込みを見た気がしたので使ったまでである。 以上
沢尻のインチチさが露呈されてきたなw
80年代に新右翼やってる奴が小林よしのりを熟読して、コテ名が「沢尻」ってw
年配ぶってハッタリかますつもりが完全に墓穴掘ってやがるw
404 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/28(水) 18:34:18 ID:POEfS/mU
>>399 どうもね、俺は論争相手とは常に妥協点を探って議論を少しでも実りある
ものにしようと常々思っているのだが、あなたは攻撃的だなあ。
俺は小林よしのりのようにわざと「喧嘩芸」を派手に魅せて、論壇村の閉鎖性を
破壊するような「企み」をする立場にはないんでね。
だからあなたも「饒舌を弄し」とか単なる煽り言葉から入るのは少し自重して
もらえないかね。
>誰も思想・哲学を聞こうとしていない
ここがあなたと俺の一番の溝なのであって、俺は小林よしのりを思想家と捉えて、
現代では他に優れた思想家が見当たらないからファンを自認しているわけだし、
だからこそ援護もしたくなる。翻ってあなたは尊皇派を自認しているが、尊皇派の
立場から森羅万象について考察する、という面白みにはまだ気付いていないように
見える。だから皇統論議などというものは本来専門学者同士のタコ壺の中で
行われる「学問」に過ぎず、俺にとってはそんな専門的論議に参入する意思は
最初からない、という事はまず初めに言明しておく。その証拠に俺は天皇論スレ
には一切書いていないのであって、ではなぜここではそのトピックについても発言
しているのかと問われれば、それはすでに書いた現代人が戦前までの和魂洋才を
喪失しており、魂の部分も西洋的価値観に侵されているというような、あなたに
とっては興味がないであろう思想的問題の観点から男系絶対主義というのは
あり得ないという考察を行ったためである。それ故、俺が具体論に踏み込んでいない
という指摘は甘んじて受け入れよう。しかし裏を返せばあなたはこの皇統論争の背後
に見え隠れする思想的命題に気付かず、具体論、つまり西洋合理主義的学問だけを
やろうとしているので、お互い様だ、と言える。
「学問」を批判する俺の言説は例えば南京論争などを考えてもらえれば解りやすい。
限られた資料で何人殺されたか、などという議論ほどつまらないものはないのであって、
南京事件について考察するならば人間の戦場心理や、現代においてさえ政治カードと
されている事に関連した世界的パワーゲームの行く末を論じた方がよっぽど有益なのは
明白だ。言い換えればこれは西洋科学の帰納法への批判でもある。
上記をもって@に対する回答とさせてもらおう。
405 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/28(水) 18:36:50 ID:POEfS/mU
>>399 A
皇室典範が明治に出来たものであるのは事実ではないか。ならば聞くが、
あなたは南北朝時代が室町期に存在した事をどう考える?
男系継承が不文律だったのはその通りだが、天皇は日本に一人、なんて
いうのは男系継承以上に重要な不文律だろう。それが南北朝の動乱によって
とっくの昔に破られている。つまりずっと続いてきた不文律を典範とした、
だから現代でもそれは守られるべきである、という論法では、すでに重大な
不文律に対する綻びがある事を擁護できないではないか。
そして何よりも大東亜戦争による敗戦、という未曽有の国家的断絶が明治と
現代の間には横たわっている。それを無視して戦前の皇室典範を金科玉条の
ものとする態度で、果たして広く国民の理解が得られると本気で思っているのか?
B
上から続くが、つまり皇室典範があるから無理、というような、それこそ一神教徒が
バイブルやコーランを絶対視するが如き態度は、天皇という時代によってフレキシブル
にその形態を変化させてきた、まさに「伝統」的な日本的価値観をシステムの内部に
閉じ込めるという意味で、天皇機関説的であり、しかもその主張の仕方に高圧的な態度
が見えるのであれば「過激バージョン」なのだ。
C&K
うむ。認める。そして俺の書いたものは想像だし、あなたの書いている事も想像だ。
天皇陛下のこの問題に関する公式発言が出ない限り、お互い想像の域は出ない。
D
ちょっと意味がわからない。民族派とまではっきりと自分を規定していた記憶はないが、
俺が関わっていた新右翼の活動というのは「運動」という程の広がりもなく、
勉強会やディベートを通して左翼学生と天皇や政治に関して討論していた、というくらいの
ささやかなものだ。もちろん天皇制反対デモみたいなものがあると聞けば、現場にかけつけて
多少の暴力沙汰に発展してしまった事もあったし、社会党が選挙で大勝した時に土井たか子の
演説に野次飛ばしたりした事はあるw まあ、今となっては若気の至りだな。
>80年代に新右翼やってる奴が小林よしのりを熟読
むしろリアリティあるけどな。
新右翼って、野村秋介とか、鈴木邦夫とか、木村三浩とか、見沢知廉のラインだろ?
407 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/28(水) 18:38:46 ID:POEfS/mU
>>400 E
有名な言葉なんだけどね。簡単に言えば右翼が運動を盛り上げると、
一般人は引いてしまう。それが右翼=天皇という認識に固定化してしまって
最終的には両者に嫌悪感を抱く人が増えてしまう。
逆に左翼が運動を盛り上げていくと、一般人は「天皇陛下がかわいそう」と
なって、むしろ皇室を敬愛する人が増える。
つまり右翼というか、尊皇派はあくまでも行き過ぎた左傾化を牽制する役割に
徹するべきで、大きな運動は起こしてはいけない、という教訓話みたいなものだよ。
縁の下で戦え、捨て石でいい、黒子に徹しろ、なんて言葉は当時の先輩方から
よく聞いた。それらは今でも通用する尊い教訓だと俺は今でも思ってる。
F
戦後何年経ってると思っているのだ?あなたは戦前の人と同じ「畏れ」を抱いている
と自負しているようだが、それは自惚れだ。戦前の教育を受けたりその当時の空気を
吸って成長していなければ戦前の人と同等にはなれないよ。もちろんそれを悲観する
事もない。匿名掲示板で天皇について俺やあなたのような一般人が天皇について
語り合う、という事自体が戦前ならば不敬対象だろうが、逆にオープンになってきた
事を喜ぶ視点もあっていい。ただ、やはり俺などは言葉遣いがなってないと思うし、
ある種の後ろめたさは常に感じている。その根本原因とは敗戦による価値観の断絶と
戦後民主主義教育による無意識の西洋化なわけで、そのあたりの気付きにくい事柄にも
時々自問自答した方がいいとアドバイスしておく。
G
田中卓先生の皇學館大学教授という日本の学閥の中での立ち位置、渡辺昇一先生の
英語学が専門という歴史学会からはまったくの外野である立ち位置、小堀桂一郎先生の
ドイツ文学が専門という同様の立ち位置、西尾幹二先生のニーチェ研究の哲学専門という
立ち位置、西部邁先生の経済学者としての立ち位置、新田均先生の元民族派学生であり
現在も神道学者であるという立ち位置、八木秀次先生の法学者としての立ち位置……
これらの人達はすべて「歴史学」というタコ壺学問の外部にいる人達なのよ。
あるいは田中卓先生のように学会から無視され続けてきた学閥的には異端の人達ね。(続く)
408 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/28(水) 18:39:52 ID:POEfS/mU
>>400 (続き)だから上に挙げた人達はそれぞれ優秀な学者さんではあるけれども
実は「歴史学」の外からの発言であるから自由に活動できている、という側面を
忘れてはならない。これらの発言は保守系論壇誌を賑わせるが、一番大事な
高等教育機関では完全無視される。
「歴史学」はもし天皇研究をするならば一番重要な学問と言ってよいだろう。
ところがそこでは西洋合理主義とマルクス主義の亡霊達によって、古代の天皇は
存在すら無視されている事実にこそ、もっと問題意識を持ってくれ、と再度言っておく。
しかし外野だから自由な発言を許されているとはいえ、上記の優秀な学者さん達の
間でも、無意識に西洋合理主義的論法で物事を考えてしまう事は多いだろう。
それは俺もあなたも同じであって、そもそも理屈をこねる、という行為や論理構築の
やり方そのものが、帰納法であったり弁証法であったり西洋由来のものだからだ。
いみじくもあなたは俺の文章を「禅問答」と称したが、もし本当にそう見えたのなら
俺にとっては誉め言葉だ。なるべく西洋合理主義の呪縛から離れないと、天皇などと
いう科学からは程遠い存在の核心に迫れるはずがないからね。
H&I
上から続けるが、もちろん俺はそんな誉め言葉で思い上がる程には馬鹿ではない。
俺も、そしてあなたも、更には尊皇派の学者さん達も、要するにすべての日本人が
無意識のうちに理屈を合理的に組み立てる事は正しいと信じ、無意識に西洋合理主義の
文法に則って物事を考える癖は付いてしまっている、というのが俺の趣旨だ。
しかしそれを「擁護でも言い訳でもなく」と記したように、その悲しい現実を逆手に取って
前に進む、といったペシミズムではない現実論を俺は語りたいのだ。
そしてその現実論のひとつとして、やや飛躍的に書いた事は認めるが皇室の方々に
だけ、我々日本人がとうの昔に失ったものを押し付ける資格はないのではないか、と
問題提起した。あなたの「言わねばならぬ時に言う」は確かに見識だろう。ただ、俺は
今回の「男系継承絶対」という立場からの提言は、そこまでの「危機」とは考えないので、
女系容認派という立場を取るし、だからといってそのための運動をするつもりもない。
これはこのスレで何度も出てきたが、天皇をめぐる観念の差だろう。
409 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/28(水) 18:41:08 ID:POEfS/mU
>>400 J
どこが不敬なのかさっぱりわからん。ここは意味不明。
L
逆に俺から見ればあなたのやっている議論は細かすぎるのだ。
このスレの
>>104氏の発言を読んでみるといい。
ちょっと口調は悪いが核心を突いているだろう?「絶対」の言葉の意味を
よく考えてみることだ。「絶対派」を自認するのに状況によっては、女系
やむなし、に妥協する可能性があるという事は「絶対派」ではない。
本物の「絶対派」ならば不可能になったら切腹するのが筋というものだ。
M
うん、認めるよ。どこに問題があるんだい?
N
あなたこそこのスレの俺の発言に全部目を通してからにしてくれ、と言いたい。
小林よしのりは「落とし所を考えているはず」とか「一番過激な案を主張して
最終的には女性宮家設立あたりに落ち着くのではないか」といった俺なりの
予想はすでに書いている。卑近な喩えで言えば物を売る時に最初は高い値段を
吹っ掛けて、客に値切らせる事でそれなりの金額に落ち着かせるような「戦略」だ。
客は値切れた事で安くなった、と満足する。売り手は最初からその値切り後の
値段が最初の想定値。俺は今までの小林よしのりの言論活動を読み続けている
限りにおいて、このパターンを常に狙っていると考えている。
O
だからそのまま受け取れば疑問がある、と書いただろう。
今上天皇が御存命のうちになんとか安心できる策を早急に作らなければならない。
しかしその策の実用化に当たっては、色々と難しい問題が横たわっている事は
認識している。帝王学をどちらに、という問題もあるし、悠仁さま即位後だと
皇室の人間が悠仁さまだけになっている、という可能性も含めてだけどね。
410 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/28(水) 20:27:07 ID:POEfS/mU
>>401 P
いやあ、俺にとっても他の人にとってもそんな違いも知らないで尊皇派名乗る
のは恥ずかしいはずだから、調べる時間作ってあげただけなんだけどね。
まあいい、簡単に説明するよ。
戦前の右翼の歴史については割愛する。知りたければ松本健一氏の書物が
おすすめ。さて、戦後の右翼は「親米愛国」路線を掲げざるを得なかった。
これは左翼勢力が支持をどんどん拡大していき、それと共に旧ソ連や中共や
北朝鮮を理想の国と勘違いする国民が大多数になったからだ。まずは共産国に
我が国が飲み込まれないようにすること、これが先決であった。
しかし時代は移り、左翼陣営も分裂し、高度成長期によって日本の共産国化を
支持する人達は少数派に転落する。しかし旧左翼(日本共産党や社会党)を
批判して分裂していった先に新左翼と呼ばれる一派が若者中心に巨大化してくる。
彼らが唱えたのはベトナム戦争反対であり、世界同時革命であり、つまりまあ、
お花畑思想の純粋化であったり、一方ではソ連も中共も否定する過激化であった
わけだが、70年安保闘争がいかに過激だったかくらいは知ってるだろう。
それに対して三島由紀夫と森田必勝の自決という大事件が起こる。三島が唱えて
いたのは自主防衛であったし、この事件に感化された若者は旧来の右翼の
「親米」路線を捨てて新左翼との部分的連携も視野に入れた「反米愛国」路線を
掲げる事になる。これが「新右翼」と呼ばれる三島事件以後の動きだ。
しかしそれも新左翼が70年代の赤軍事件の数々で支持を失うと共に、新右翼の
活動も広まらず、左翼・右翼などといった政治論争に興味の無いシラケ世代に
よってどちらも衰退する。俺が関わったのは80年代後期だから末期も末期、
単にその頃のバブル時代の馬鹿さ加減に飽き飽きして、三島を読んだりした
結果の「自分探し」だったかもしれない。
Q
聞いたことがない、という意味は論争がなかっただけの話ではなく、現実的にね、
どのように皇室を存続させていくか、という危機感の中で、外国の王室に女性皇族
が嫁いでもらう、とか、外国の王子様の一人をお婿さんにもらう、とか、そういう
具体案まで幾つも出てたんだよ。それくらい若者の皇室蔑視が酷かったんだ。
411 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/07/28(水) 20:28:42 ID:POEfS/mU
>>402 R
だから日本国憲法なんか俺も受け入れてないと書いただろ。
第一条については俺の書いた「部分」だけは矛盾がない、と言っただけだ。
S
それはあなたが余りにも日本の学会というものを知らなすぎるんだよ。
いちいち出典なんか探したら膨大になるから俺はやらないだけで、
試しにグーグルかなんかで「歴史学 天皇」とでも打ち込んでみな。
それにGで尊皇派学者達の立ち位置を記したが、なんで尊皇派に
純粋な歴史学者が田中卓氏くらいしかいないのか、不思議に思わんか?
その田中氏だって学会ではどれだけの差別を受けてきたことか。
そしてなあ、あなたはたぶん左翼とガチ討論した事もないだろうし、読書も
保守系雑誌くらいしか読んでないだろうからわからないのは仕方がないが、
歴史学を基に「天皇」について議論なんかしたら絶対左翼に負けるよ。
「そのような発見があるはずもない」なんて高括ってると痛い目に合うぜ。
俺は「天皇」というのは科学で論じるものではないし、むしろ三島由紀夫の
ようなオカルト的アプローチでしか全体像は掴めないと確信しているから
今時歴史学振りかざして来るような奴など無視する事に決めているが、
しかし現実に高等教育の場が天皇否定のままである事は由々しき事態だと
憂いている。尊皇派ならばそういう方面にも関心を持って欲しい。
あとさ、あなたって俺には全部答えろと要求する割にはこっちの質問とか意見
に対して、ほとんど答えてくれてないよね。
だからこういう風に「意見」に対して「質問」の列挙で返してくる人との対話は
めんどくさいし、あまりこっちが得るものもほとんどなくて不満なんだけどさ。
>>394のAや
>>397の「女の子が生まれたらがっかりする」なんて酷くないか?
という問いくらいには答えてくれ。もっと言えば質問形式より、あなたの意見を
しっかりとまとめるくらいの技を見せてくれ。ROMの人も読みやすいだろうし。
>>411 そこら辺に散らばってる解説を陳腐に並べてるだけのオマエのレスが一番読みにくい。
早く気づけよ、低脳。
413 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/29(木) 05:13:46 ID:2OH9D35k
>>404 沢尻氏へ
丁寧な回答に御礼申し上げるが隔靴掻痒の感がする。煙に巻くのが貴兄の熟練の技かも知れないが。
重要なことに絞り、時に当方の意見も加える。
1.>俺は論争相手とは常に妥協点を探って
確認するが、ここは「よしりん擁護」板だ。そのよしりんがここしばらく最も力を入れてきたのは、
皇統の男系か女系かという問題だ。では聞くが、この問題の妥協点はどこか。「男系」と「女系」
の妥協点、中間点はあるのか?こちらは「ない」と考える。
2.@>皇統論議などというものは本来専門学者同士のタコ壺の中で
「タコ壷」か。相変わらず、皇室に関しては悪意の表現が多い。そのような人物は、決まって女系容認だ。
無識者会議もほとんど非専門家の集まりだった。出した結論が案の定、女系移行を国会で強行しようと
するもの。これにより国民的論議が起きた。にもかかわらず能弁な貴兄がこれだけは論じたくないとは
不思議ではないか。ヨシリンが最も青筋立てていた議論だ。援護部隊が論じたくないとは奇異だが。
3.@>思想的問題の観点から男系絶対主義というのはあり得ない
論じたくない、といった舌の根が乾かないうちに、「あり得ない」と異様に強く断定する。矛盾ではないか?
4.@>南京論争 …などという議論ほどつまらないものはない
つまらない!? 重要な問題ではないか? 中共は、貴兄が言う「限られた資料」も無視して30万
あるいはそれ以上の数字を捏造して攻勢をかけているではないか。このため我が国の国際社会での
信頼失墜は甚だしいものがある。そういう認識が貴兄にはないのか?
5.A>皇室典範が明治に出来たものであるのは事実ではないか。
その際、典範は、祖宗の遺意を明らかにしたものであり「君主ノ任意ニ制作スル所ニ非ス」とされている。
つまり成文化したのは明治になってからだが、その内容は不動の不文法として伝わってきたものだ。
それを問うたのだが、改めてどう思うか。
414 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/29(木) 05:21:14 ID:2OH9D35k
6.A>あなたは南北朝時代が室町期に存在した事をどう考える?
ようやく、貴兄は「男系継承が不文律だったのはその通り」と認めた。しかし吉野朝時代と結びつけるのが
おかしい。その時代も男系継承は守られていたではないか。違うというのかな? なお両統迭立が異常事態
であることは間違いない。他にも異常事態はあった。そこで、明治になり、原則を整理した。以降、これを
破ることは混乱を起こすだけと考える。
7.A>大東亜戦争による敗戦、という未曽有の国家的断絶が明治と現代の間には…
断絶しなかったものもある。それが、皇統だ。それを、終戦後、60年以上経過してから日本人自身の手で
断絶させようというのは異常だと思わないのか。「広く国民の理解が得られるかどうか」ではなく、
理解を得られるようにしようとは思わないのか? 総理大臣でさえ、女系と女帝の区別がついていなかった
らしいというではないか。
8.C>俺の書いたものは想像だし、あなたの書いている事も想像だ。
貴兄は完全に想像の産物だ。同じ想像としても、こちらは貴兄よりは根拠がある。
「皇族、旧宮家の強い御抵抗」、加えて、「秋篠宮妃殿下の無言の御決断」、意味するところは明確では
ないか。かつて新右翼だったとかいう貴兄の心には何も響かないのか? そんなものか。
9.D>ささやかなものだ。>今となっては若気の至りだな。
決してささやかではないと思う。拉致事件揉み消し犯の土井匪など今からでも徹底糾弾されるべきだ。
10.E>尊皇派はあくまでも行き過ぎた左傾化を牽制する役割に徹するべきで、大きな運動は…
それは何とも言えない。占領憲法をここまで延命させたのは大きな運動を展開できなかったことの帰結
とも言える。現在の百倍でも千倍でも大きな運動を起こせる力が必要だし、欲しい。
11.F>その根本原因とは敗戦による価値観の断絶と・・・
貴兄自身の言論が、その価値観の断絶に拍車をかけているではないか。どうみても、そちらは敗戦による
過去との価値観断絶を容認し、こちらは、価値観の継続、復権を主張している。
415 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/29(木) 05:27:51 ID:2OH9D35k
12.G渡部、小堀、西尾各先生については専門分野を明記し、田中先生からは専門分野を徐外したのは
作為的な臭いを感じる。学会から無視されたのではなく、占領軍による焚書坑儒、言論弾圧、追放処分に
よる日本の頭脳の入れ替え政策が主因ではないか。貴兄の日本人としての誇りの欠如は気になっていたが、
ここまで占領統治容認とは驚きだ。どうすれば「新右翼」がそこまで転向できるのか。
13.G>天皇などという科学からは程遠い存在の核心に迫れるはずがないからね。
「などという」とは例によりひどい表現だ。尋常ではない不敬者だな。同じように、「神などという科学
からは程遠い存在」と基督、ユダヤ、回教徒の前で言えるのか。
14.H>そこまでの「危機」とは考えないので、女系容認派という立場を取るし・・・
まるでわかっていない。皇統は男系継承だ。その国民的常識・信念の中に、例え少数でも女系容認論が
台頭してきたことが危機なのだ。危機だと思わないから俺は女系容認だ、などと言われるとこれまでの
議論を理解していたのかと思いたくなる。
15.J>どこが不敬なのかさっぱりわからん。ここは意味不明。
驚いた。不敬を不敬とも思わないところまできてしまったとは。貴兄は「天皇自らが述べている<国民と
共に歩む皇室〉」という理想像」に対して「果たしてそんな事が可能なのかと俺は大いに疑問に思っている」
と言っている。いいか、陛下の御希望に対して、〈できるものならやってみろ〉と言わんばかりの冷淡な態度だ。
これが不敬と感じられなくなっている。しかも指摘されてもわからない。何と言うことか。
16.M>うん、認めるよ。どこに問題があるんだい?
この瞬間、貴兄は自爆した。思ったとおりだ。皇位継承論争について何もわかってなかったことを露呈した。
ここをご覧の方は皆気付いた。貴兄は、女系派(女系公認論、双系論)の、田中・高森・小林氏も竹田・渡部・
小堀・大原・新田・八木氏らの男系派も、左翼占領憲法護憲派や朝匪新聞も皆「女系容認派」としている。
ここ何カ月も続いていた「追撃篇」を実は見ていなかったことを自白したのも同様だ。
貴兄との議論自体が空しいものだった。
416 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/29(木) 05:40:07 ID:2OH9D35k
17.N>「一番過激な案を主張して最終的には女性宮家設立あたりに落ち着くのではないか」
貴兄は「男系・女系論議」の本質を理解していないのだから、このへんになると言うことが、もう惨めの域に達してくる。
Oで貴兄がこの問題を論ずる基本的な資質が問われるのは明白になので、もう止めたくなったが、一応言う。
「女性宮家の設立」とは即ち女系移行なんだよ。貴兄は「値切り」がどうこう言うが、そもそも原価も品質も把握していないのだ。
18.P>新左翼との部分的連携も視野
戦後民族派運動の略史については礼を言う。「新左翼との連携」? それは「新右翼」ではなく「珍右翼」ではないか。
皇位継承が切実な問題でなかった時に、「外国の王室に女性皇族が嫁いでもらうとか、外国の王子様の一人をお婿さんに
もらう」…ますます珍右翼ではないか。反米だけなら新右翼と連携する必然性はない。
19.R>第一条については俺の書いた「部分」だけは矛盾がない
いや、矛盾がある。過去の国難は、「天皇親政」によって乗り切った側面が大きい。
しかし貴兄が引用した偽憲法の部分からは、この肝心な「天皇親政」が出てこない。これは重要なことだ。
20.S「皇統断絶が常識」というが、ついに権威ある学説、論拠を提示できなかった、と断定させてもらう。
水野を出そうとしたか、江上を出そうとしたか知らないが、調べ直して、今では定説でもなんでもないと気付いたのだろう。
それほど重要なことを口走っておいて根拠を示せないとは許せるものではない。そんな具合だから名前を知っている尊皇派
の歴史学者は田中博士一人。その田中博士も当方より出したものだから、本当は一人も知らなかった可能性が強い。
平泉澄博士は戦後も活動され、昭和60年に逝去された。肥後和男、樋口清之、三品彰英、平田俊春、谷省吾、久保田収、
森田康之助、安津素彦、小野祖教、といった方々のお名前も初めて耳にするのだろう。
よって、貴兄が〈現代ではこれほどの思想家はみあたらない〉と言う小林氏の深淵な思想・哲学についてナニを語ろうが自由だが、
皇室や皇位継承につき語るのは、例え過疎板のつぶやきにしろ、世にまき散らす害毒は看過できない。強く注意を促したい。
417 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/29(木) 05:57:30 ID:2OH9D35k
>>416 ■訂正
17.3行目 ×明白になので → ○明白なので
18.4行目 ×新右翼と連携 → ○新左翼と連携
ROMが横レス失礼。
>>413-417は、「議論しよう」という気持ちが見えるけれど、
相手を言い負かそうとするあまり、誤読や、それに基づく決め付けをしてしまっている部分があるように見える。
例えば
>>415の
>陛下の御希望に対して、〈できるものならやってみろ〉と言わんばかりの冷淡な態度
これは、実際に
>>395で沢尻が言ってる事を要約すれば
「『西洋化しているこの状況』で『男系絶対の価値観』を推し進めて、
天皇自らが述べている「国民と共に歩む皇室」という理想像や、
普遍的な(西洋化してしまった)国民意識と結び付けるのか。果たしてそんな事が可能なのか。」
としか読めない。つまり、
「男系絶対(という非西洋的・合理的)な考えを推し進めて、(西洋化・合理化)した国民と共に歩む(意識を共有する)という理想は難しいのでは?」
と言っている。国民と歩む皇室、という天皇の理想を否定しているわけでも、
できるもんならやってみろ、とも言っていない。沢尻は、「皇室の価値=男系絶対」とは思っていないだけだろう。
ただし、「皇室の価値=男系」と思っている人間からしたら、不敬に感じるかもしれないが。
俺個人としては、「祭祀王としての価値」を国民と共有する(共に歩む)方が、現代的かつ伝統にかなっていると思う。
恐らく、小林よしのりもそう思っていると思う。だからこそ、「男系絶対」を攻撃できるのだろう。
419 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/29(木) 12:51:23 ID:2OH9D35k
>>418さん
ご指摘感謝します。長文の回答であるため、主旨を読み違えた個所があるかも知れません。
全体としての基調に、皇室を軽んじる口調が感じられるため、「陛下の理想像」→「そんな事が可能なのか」
と結びついたかも知れません。
>相手を言い負かそうとするあまり…
短くまとめようとするあまり、つい攻撃的になってしまったようです。ただ当事者からすれば、核心を避ける
ような回答にはやや憤りがあり、つい詰問調になりがちだったことは反省します。
特に今回明らかになったように、所謂「(皇統の護持を願う立場からの)女系派」も「男系派」も「(悪意の)
女系派」も一緒くたにして「女系容認派」とする認識などは「勝ち負け」以前であると思います。
>「皇室の価値=男系」
という表現は誤解を生むかと思います。あくまで「皇位継承が男系」で一貫していたということです。
>「祭祀王としての価値」
その通りと思います。ただ日本のあり方は「祭政一致」ですから「政」の部分で「象徴でしかない」
とされる現在の「憲法」状況は、革めねばならないと思います。
>>419 丁寧なレスありがとう。
やっぱり、あなたには話し合いをする気持ちがあるんだね。
>一緒くたにして「女系容認派」とする認識などは「勝ち負け」以前であると思います
ここに関しては、「男系『絶対』」で無い以上、言葉の上の大きな括りでは、
「女系容認」で間違っていないと俺は思うよ。違うのは、各派の「気持ち」の問題で。
ただ、俺がこれ以上横レスするのも違う気がするので、沢尻のレスを待つよ。
>「皇位継承が男系」で一貫していたということです
そうだね。「皇室の価値=男系」は言い過ぎたかもしれない。
男系敬称が皇室にとって「きわめて重要な価値(伝統)」と
思っている人たち、に訂正します。
>「政」の部分で「象徴でしかない」とされる現在の「憲法」状況は、革めねばならないと思います。
この部分は、象徴「であり(る)」と言っているのは知っているが、
「でしかない」と言っているかどうかは俺にはわからない。
ただし、
「この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」
とう国民主権的な思想に基づく記述が、
ある意味で「(取替え可能な)象徴」と言っているように読めるとは思う。
この部分は、改めるべきだと俺も思うよ。
421 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/29(木) 18:55:24 ID:2OH9D35k
沢尻氏へ
次の件につきお応えします。
>>411 >「女の子が生まれたらがっかりする」なんて酷くないか? という問いくらいには答えてくれ。
簡単な文書のやり取りですから双方に誤解が生じるかと思います。
「女の子が生まれたらがっかりする」とは一言も言っていません。
恐らく≪男系論者は女性蔑視に違いない≫という偏見からきた勘違いかと思います。
むしろこの件を例示し、何度も繰り返しているのは貴兄です。
〔貴兄の書き込み例〕
>>385 >自分の子供が女の子だったらがっかりする、というような価値観を持っていないのであれば、
>>397 >「男の子を産め」などという昔の姑みたいな
こちらは、個人の家庭の価値観には一切触れていませんので確認して下さい。
肇国以来の皇位継承原則が全く困難になったわけでもないのに、異質な原理導入により
重要な傳統を断絶しようとする策謀の存在に強い危機感を持っているだけです。
422 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/29(木) 19:38:54 ID:2OH9D35k
>>420 こちらこそご丁寧に有難うございます。
>言葉の上の大きな括りでは、「女系容認」で間違っていないと俺は思うよ。
まるで違う、という考えに変わりはありません。
@男系派(伝統的尊皇派)とA善意女系派(尊皇女系派)、B悪意女系派(左翼偽装派)は全く異なるものです。
それ故に1年近く@とAの間で、サピオ、WiLL、正論に桜チャンネルも巻き込んだ大論争となっているわけです。
なお、最近の2ちゃん男系派の多くは、A(小林氏ら)の論客を「善意・尊皇」とはみていないようです。
>象徴「であり(る)」と言っているのは知っているが、「でしかない」と言っているかどうか
芦部信喜の憲法論といえば、司法試験、公務員の試験で、最も重視されたもののひとつです。
その芦部は、こう言っています。簡単に言えば<象徴でしかない>というわけです。
「憲法一条の象徴天皇制の主眼は…天皇が国の象徴たる役割以外の役割をもたないことを強調することにある
と考えねばならない。」(『憲法』第三版 平成14年 岩波書店 46頁)
>改めるべきだと俺も思うよ。
同意です。
>>422 「沢尻のレスを待つ」と書いたけれど、重要な話だと思ったのでレスします。
ちょっと長文になってしまって申し訳ないのだけれど、最後まで読んでもらえたらありがたい。
>まるで違う、という考えに変わりはありません。それ故に(中略)大論争となっているわけです。
これはそうだろうね。俺は
>>420で「気持ち」の問題と書いたけど、
より正確に言うなら、各派の「容認の仕方」が違うんだと思う。そして、そここそが議論の肝心要の争点だと思います。
ただし、沢尻は
>>396でこう↓書いている
「男系派」と書かずに「男系絶対派」と書いてる意味はわかってくれるかな?
つまり「できるならば男系継承が望ましいが、それが難しいのならば女系容認もやむを得ない」
という考え方は批判しないどころかむしろ俺の考え方では「女系容認派」に分類される。
この議論の最大の争点である、「容認の仕方」は、沢尻も問題にしてると思うよ。
だから、
>>376で「男系絶対派の最大の問題点というのは陛下の気持ちをまったく想像しようともしない事だね。」
なんて発言が出てくるわけで、「男系派」の「容認の仕方」を問題としてなければ、こんな発言は出てこない。
しかし、「容認の余地がある」という意味では、
「男系『優先』派」も「善意の女系容認派」も「悪意の女系容認派」も「女系容認」という結論では同じだ。
結局、この論争は考え方の違いだと思うんだよ。考え方の細かい違いで、論敵側を「不敬だ」と言い合っている、っていう。
おそらく、男系派(not絶対派。もしくは固執派)の「万策尽きた時の女系容認」という容認の仕方が不敬だと、
大方の「善意の女系容認派」(まぁ、沢尻は「女系・男系」の問題に結論を出していないようだけど)は考えているのだろう。
女系には「正当(正統?)な継承資格がある」と考えるのが女系派だから。
それに対して男系派は、「男系こそが伝統に適っている」と考えている。
だから、悠仁親王殿下がいらっしゃる現段階で「女系の可能性」について
「考える事自体」が不敬だと思っているように俺には見える。
女系派から見ると、こういった男系派の論理を「思考停止なのではないか」と言ったり、
「男系は伝統では無く、慣習なのではないか?」と言ったりする余地が出てくる。
それに対して男系派は「それは西洋合理主義的な思考だ」と批判する。
個人的には、この論争は決して不毛なものではないと俺は思うよ。
この論争の核心は、皇室をどこまでなら「西洋化・合理化」して考えていいか、どこまでが「譲ってはならない伝統」かという事だと思う。
安定的な皇位継承のためにも、「女系が伝統に適うか、否か」の議論は大いにするべきのはずだ。
…ただし、安易に相手を「不敬だ」と決め付けたり、指摘したりするのは、女系派も男系派もなるべく慎んだ方がいいと思う。
尊皇心があればあるほど、感情的になっちゃうから。
俺から見れば、こんなところで議論してる時点で、両者共に尊皇心に溢れてるから、「不敬」の擦り付け合いは不毛だと思う。
…まぁ、小林の場合は、上で散々言われてた「ケンカ芸」「プロレス」だと俺も思うから、目を瞑っちゃうんだけど。
彼は皇室に興味を持っていない一般人にも興味を持たせるために、派手なケンカを演出してるように見えるから。
そして、その「一般人に興味を持たせよう」という辺りが、俺が彼から「尊皇心」を感じるところでもある。
しかし、2chで名無しとコテハンが感情的にケンカしても、一般人が興味を持つでもなく、せっかくの議論が不毛になってしまう可能性が高いと思うから、
ここでは冷静な議論を見ていたいな。ROMとしては。貴方と沢尻のやり取りなら、中々面白くなりそうだし。
>最近の2ちゃん男系派の多くは、A(小林氏ら)の論客を「善意・尊皇」とはみていないようです。
そうみたいだね。ただ、小林本人は「善意・尊皇」と「見られたい」訳じゃないと俺は思ってる。
あくまで「皇室の弥栄」「皇位の安定的継承」が出来ればそれでいいと思っていて、
そのために自分がいくら嫌われようが、「売国」扱いされようが、一向構わない風に構えていると俺には見えるよ。
あくまでも個人的な印象だけどね。
>芦部は、こう言っています。(中略)天皇が国の象徴たる役割以外の役割をもたないことを強調することにある
と考えねばならない
これは知らなかった。なるほど、確かに「でしかない」と言っているね。情報ありがとう。
とりあえず、これで俺はROMに戻ります。沢尻との議論の続き、楽しみにしているよ。
>>423を読み返したら、
>>376で、沢尻は「男系絶対派」と書いてるな。すまない、完全なミスリードだ。
これじゃあ、
>>423の後半で俺が言ってる事は根拠がないな。
423の「この議論の最大の〜こんな発言は出てこない」までは撤回します。申し訳ない。
427 :
名無しかましてよかですか?:2010/07/30(金) 19:05:41 ID:zHTq82GY
ID:FT07UQIZ
ていうかウザイからもう書き込むな
まーた低脳が湧いてるなぁ。
本文には「ROMに戻ります」と書いてあるのだから、放って置けばROMに戻るのにぃ。
では、ID:zHTq82GYが、無意味なレスを書いた理由は?
1.文章も読まずにレスした
2.読んでも理解できずにレスした
3.頭では理解してるのに、誰も聞いていない感情的なレスをしてしまった
4.お願いの仕方を、小学校で教わってこなかった
上記のいずれであっても、ID:zHTq82GYが低脳である事が「論理的に」分かります。
低脳の書き込みは、まともな知性のある人間から見れば「ウザイ」です。よって、
>>427の投稿はウザイ。
見事なブーメラン、お疲れ様です。
429 :
名無しかましてよかですか?:2010/08/25(水) 08:44:57 ID:Pv9hirXo
カレー千衛兵=沢尻
オナニー長文で掲示板潰すのも、いい加減にしてくれないか
430 :
カレー千衛兵:2010/08/25(水) 23:50:39 ID:w0RkxeOF
>>429 沢尻?いえ、違いますけど・・・。
『オナニー長文で掲示板潰すのも、いい加減にしてくれないか』
あなたは、人の痛い所をあっさり見抜いて指摘されますね(苦笑)
これは私の憶測ですが、それをあえてゴー宣ネット道場の掲示板にカキこまない理由は、「自分が掲示板を潰すことに加担はすまい」という公共心からではないでしょうか?
もしそうであるなら、私よりはるかに日本人としてのマナーを理解し、なにより頭が良いです。
ご指摘の点は了解しました。もう少し文章を短くして、投稿回数も減らします。
不快な点があったこと、お詫び申し上げます。
あの掲示板にカキコミしているのは、実は極めて私的な動機があります。
早く「皇統問題」の話題になって、「信頼できそうな女系論の人たち」の前で、自分の『男系固執主義』としての疑問点や違和感について回答頂きたいと思っています。
要するに私は『論破されたい』んです!それも小林さんから影響を受けた一般の人たちから、です!
私は、「小林先生の本を子供の頃から買っている者」でありながら、「男系固執主義者」という非常にややこしい存在です(笑)
この皇統問題が、罵詈雑言やレッテル貼り合戦になっていることが、私は「日本人の子孫」としてたまらんのです!
『昭和天皇論』を読んでからは、「皇統が途絶える恐怖感」が日々積もります。
しかし!先人たちの努力に連なり、「先人(死者)たちを説得する言葉と気迫」が女系論者から、どうも今ひとつ足らない感覚なんです。
今3歳の子供を将来「自分の言葉で話せる日本の女性」に育て上げる為にも、
今、この問題について「自分なりの回答」を出したいと、会社勤めの日常の中でも考えております。
人生初の2chへのカキコミでしたが、『オナニー長文』になってしまいました・・。私はなかなか進歩ができない愚か者です(笑)
沢尻さんや、ちょっと話そう。
明治から現代における天皇と言う権威復活について、あなたはどう思っておられるのか?
またこれからの時代に、天皇には何が求められてくるのか?
カレー千衛兵=沢尻
本当にうざい。
内容も面白くないし、迷惑。
煽りじゃないぞ。心からのお願いだ。半年ROMってくれ。
結局、小林は何をしたいのか?
俺には分からん。
おお、やっと規制が解除されたか・・・
敢えて敬称を付けずに言えば
結局のところ、限りなく知将(当て字)と推察される愛子、
適応障害+鬱病の雅子、知能の低い徳仁を
次代の天皇・皇后陛下・皇太子(女帝)にはできない。
というのが、男系を主張する人達の言いたいことだろ!
普通(多少足りない徳仁でもOK)ならOKなのに
明らかに雅子・愛子じゃだめだろ。
徳仁にも連帯責任で廃太子してもらうということ。
保守で割れる必要は無いし、小林が雅子・愛子の欠陥を認めて
この話題からフェードアウトすれば解決なのでは?
子供がいるならわかるだろ、愛子は明らかに知将(人権に配慮して当て字)。
しかも重度のカナーだよ。
まあ、何時規制がかかるか分からないので
このスレの流れを無視して書かせてもらう。
ちなみに俺のスタンスは『男系でいけるとこまで行って無理なら女系可』
小林も小林擁護の連中も何を守りたいのか俺には分からん。
今上陛下の御意志は明らかに『少なくとも平成の御世は男系』だろ。
@何故秋篠宮妃殿下は御高齢なのに悠仁親王殿下をもうけられたのか。
A何故今上陛下は悠仁親王の誕生を『秋篠宮妃が』と何度も言って
喜ばれたのか。
Bそもそも何故『ひさひと』という御名前なのか。
よく考えろよ。小林なら宮内庁にコネあるだろ、聞けよ。
一応、俺の知っていることは書く。
@ 今上陛下が自分の生きている内に男系が途切れるのを
悔やまれたから。
昭和天皇の反対していた雅子ではあるが、敢えて宮中に迎え入れた。
しかし雅子は情緒不安定な人物で皇室に対して反抗的でもあった。
やむなく秋篠宮妃が陛下の意を汲んだ。
A 前置胎盤という危険な状態であり、高齢出産でもあるため
流産・死産・障害等のリスクが非常に高かった。
そのため無事出産を大変喜ばれた。
また秋篠宮夫妻は『どのような子供であっても愛する』とわざわざ
発言したが、極めてハイリスクだったからだ。
B 亡き昭和天皇に対して『ひろひと』の音に近い『ひさひと』と
名付けた。
父君のように困難な世にあっても皇室を守り伝えてほしいという
願いを込めた御名前。
C 何故、宮崎に今上天皇のお言葉を伝えに行ったのは
皇太子ではなく秋篠宮なのか。
D 皇太子が静養しているときに、秋篠宮が訪問したのは何のためか。
E 秋篠宮妃の共布薔薇付きドレスの意味。
小林の立場なら聞けるはず。聞け。
連続投稿スマン。
俺としては、小林のやっていることの意味が分からんし
小林擁護の行動も理解できない。
小林は今上陛下の御意志の代弁者なのかと思っていたが
東宮擁護・在日に対する選挙権付与などの言動からすると
日本解体派なのかとも思われる。
一貫性が無いのだよ。
まあその時々の感情に任せてゴーマンかましているという意味では
一貫性があるのかもしれないが・・・
test
440 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/14(火) 03:07:26 ID:TjryARDT
巻き添え規制が長過ぎる。しかも頻繁過ぎる。
というわけで、前回書き込めなかった投稿をコピペしといたのを、そのまま
投稿し直すけど、話が先に進んでたり、他の人が助け舟出してくれてたりで、
感情論はやめてくれ、みたいな部分が古くなってしまってるが、書き直すのは
面倒くさいので、このままで勘弁してもらいたい。
以下いけるところまで。
441 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/14(火) 03:10:26 ID:TjryARDT
>>413 「重要なことに絞り」と書いてあるから今回の質問は少ないのかな、と期待
したんだけど、また20個もあんのかよw
いや、なかなか面白くなってきたからそれは別に構わない。ただなあ、上から
順番に引っ掛かった所を片っ端から抜き出してるだろう?だから後半でこっち
がきちんと説明してる事にまでツッコミが入ったりして、結局質問数増えてる
と思うんだよ。出来れば全部通して読んで、こっちの言い分をまとめてから
質問を考えた方がより的確に俺を攻撃できると思うぞ。言葉の揚げ足取り
みたいなどうでもいい質問も相変わらず多いので、それだとあなたの男系論
がいかに素晴らしくとも第三者の理解は得られないぞ、とアドバイスしちゃう。
1.
ふむ。あなたが「男系絶対派」であるならば俺や小林よしのりは「女系容認派」
なので確かに妥協点はなさそうだ。でもだったら永遠に平行線なのに、議論を
吹っ掛けてきたあなたの目的は何なのだ?やはり少しはこの議論を通して、
真逆の立場であっても相手の考え方を知ろう、とか、何らかの実りあるものに
したいと考えるのは当然だろう。だからそのためには喧嘩腰だと話が逸れたり
するからもったいないよ、と言いたかったわけよ。
2.3.
これなんかが喧嘩腰であるが故の誤読、または文意を汲み取ろうとせず言葉の
揚げ足取りの典型例だ。皇室をタコ壺と称したのではなく学術論争というものは
タコ壺の中の議論、と書いただけなのにそのような曲解をする。ついでに教えて
おいてあげるが、「タコ壺論争」という言葉は80年代にニューアカデミズムが
従来の学問同士の横断性の無さや、学問内部でも分裂を繰り返し取り扱うテーマ
がどんどん微細になっていく現象、そしてそれらがもたらす閉鎖性について批判的
に論じる時によく使われた比喩だ。だから小林よしのりも良く使う表現だが、単なる
悪口とも言えない。議論が細かすぎて外に開かれてない、という意味で使用する、
すでに歴史のある定着してる言葉なんだよ。
だから本題に戻ると、俺にとっても皇統問題を「論じたくない」のではなく、皇統問題
に関する細か過ぎる話については「論じたくない」という意味になるわけ。
442 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/14(火) 03:12:14 ID:TjryARDT
>>413 4.
例えばさ、秦郁彦氏みたいな保守派の論客でも「歴史研究」という学問を
使って南京事件を語ると「4万人が虐殺された可能性はある」とか言うしか
なくなっちゃうわけだよ。これは本人は30万人虐殺の否定をしているつもり
かもしれないけれど、結果的には「学問的にも南京虐殺は認められた」と
中共や国内左翼の宣伝に使われちゃう。で、資料の読み方によって、
それこそ数人から数十万人までの説が研究者によって発表されていく。
こんなものはタイムマシンでもない限り正確な数字なんて判明するわけが
ないのに、歴史学というのは現存する資料だけを丹念に調べて、特に
誠実な学者ほど可能性としては否定できないとなると、数百〜数万、といった
わけのわからない幅を持たせて科学的中立性を保とうとする。
しかし宣伝に使われるのは無論、最大値だけであって、研究すればするだけ
日本の立場が不利になるという、俺に言わせればアホらしい議論なわけ。
そして天皇に関する議論だって、学問という科学を下敷きに行う限りにおいては、
似たような危険性が常に付きまとうと俺は考えている。こちらもタイムマシンを
数千台同時に使って調べない限り真実などわかるはずがないのに、現存する
資料だけであーだこーだ、と勝手に学者が推論する。そんな科学的「研究」に
頼っていると、新資料が一個出てきただけで日本の歴史観が180度ひっくり返る、
といった馬鹿げた話だって絶対起こり得ないとは言えない。
つまり俺に言わせれば「学問」に頼って何かを主張しようとすると、いずれは
その「学問」に裏切られる可能性がある、という事だ。だから俺は学問的研究に
重きは置きたくないし、あなたの嫌いな思想や哲学といった科学的領域からは
外れた立ち位置から、この世界を認識して探求しよう、と常々肝に銘じている。
5.6.
その話、もう俺は答えたよ。特に
>>405のBをよく読んでほしい。
それと俺は最初から男系継承が不文律じゃない、なんてひと言も書いてないのに
俺の考えを「昔から天皇家に男系継承なんて掟はない」みたいに勝手に思い込んで
いたのはあなただろう。人を最初から色眼鏡で見るから誤読や誤解をするのだ。
443 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/14(火) 03:14:38 ID:TjryARDT
>>414 7.
そりゃ、あなたは男系絶対派なんだから「男系絶対」が断絶する事を憂う
のはよくわかる。しかし俺は女系容認派だから「異常だと思わない」。
こんな事は質問するより前にお互い解りきっている話なんだから、なんで
わざわざ聞いてくるのかさっぱりわからん。
そして再三こっちから訊ねてるんだが、どうやってその「男系絶対」を広く
国民の理解が得られるようにするんだい?何か具体的な方法はあるの?
あなたが逃げているように見える俺の
>>397の上半分の部分について、
なんで答えない?
>>394のAもそうだ。そんな選民意識でどうやって国民の
理解を得るつもりなんだ?
8.
三笠宮殿下の発言と紀子さまが第三子を御懐妊になったという事か。
前者はともかく後者は「意味するところは明確」とまでは言えないんじゃないの?
俺にとっては天皇陛下の「国民と共に歩む皇室」の言葉の方を重くみるから、
逆に「尊皇派のあなたの心には何も響かないのか?そんなものか」と言い返す
ことだって出来る。尊皇派同士の内ゲバみたいで不毛だろ?だから喧嘩腰は
やめてくれと言ってるんだ。天皇廃止派が喜ぶだけだからな。
9.
あらら、俺にとってはどうでもいいところだけ誉められちゃったなw
まあ、そう言っていただいた事には素直にありがとう、と言っておくよ。
10.
おお、熱いなあ。自分の若い頃を見ているようだw
あなたから見れば俺は歳を取って軟弱になった糞オヤジなんだろうけど、
でもな、自分なりに勉強し続けていって新しい視座が開ける、という事は
あるし、それは快感なんでね。歳取ることを恐れないで下さい。なんてな。
444 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/14(火) 03:16:53 ID:TjryARDT
>>414-415 11.
日本史始まって以来の無条件降伏という大敗戦だし、占領されたことも
初めてなんだから、大きな「断絶」である事に疑いはない。しかし昭和天皇や
当時の政治家から庶民にいたる先達の多大な知恵と努力によって、その
被害は最小限に抑えられた。その結果、残されたものを大切にしたいという
気持ちは俺もあなたと同じだ。ただし、一方でその断絶と一緒に「新しいもの」
が輸入されたという事実をどう考えるか、なのだ。
そこで俺は日本の歴史というものを考え直してみると、例えば仏教伝来なども
とんでもない断絶をもたらしたと同時に、まったく新しい知識や知恵を輸入する
ことで我が国の文化を豊かにした事も間違いない。そして、ここがポイントだが、
日本という国はその輸入品を独自にアレンジしてそれまであったもの、つまり、
残されたものと融合させて本家よりも発展させてきた、という「伝統」がある。
俺はアメリカの文化や価値観をすべて否定すべきものだとは考えない。
そしてこの論争に関係する部分で例を挙げれば、高貴な人々の間でも、
テニスコートの恋という「自由恋愛」や子育てを乳母に任せず母親が行う
「ナルちゃん憲法」といったアメリカ由来の価値観は特におかしいものだとは
考えない。女は男の三歩後ろを歩け、のような慣習よりも、今上天皇と美智子さま
が仲睦まじく隣り合って歩く姿を、美しい、とさえ感じる。それらを欧米文化に
毒された、と捉えるよりも、良いものを取り入れた、と考えたい。
その延長線上に女系容認もあるのであって、何度も書いたが「生まれた子供が
女の子だったらがっかりする」という古い価値観を延命させる「男系絶対論」とは
果たして本当に守るべき、継続すべき大切なものなのか、という視点である。
12.
また「作為的」とか穿った見方で読むから、俺に日本人としての誇りがない、
なんていう面と向かってたらぶん殴ってやろうか、と思う暴言を吐くのだ、君は。
>>411のSでも田中卓先生を歴史学者、とちゃんと記しているだろうが。
占領軍に言論弾圧され、マルクス主義者が解放された日本の学会において
辛苦を舐めたという事は「学会から無視」でも間違いではないではないか。
445 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/14(火) 07:12:30 ID:TjryARDT
>>415 13.
「などという」という日本語は別に差別表現ではないし、俺の書いた文章では
そのあとの「科学からは程遠い存在」に係る言葉なのであなたの指摘は
お門違いなのだが、確かに「天皇」のあとに付けると語感が良くないね。
しかし言葉遣いのまずさは自覚してると前に書いたし、あなたの他人に対する
「尋常ではない不敬者だな」という悪口を棚に上げて言うのだからこちらは
頭にくる。そもそも質問じゃないし。
揚げ足取りしようと思えばこっちだっていくらでもできるぞ。
14.
こういうところが小林よしのりが「男系カルト」と称した証拠みたいな文章だな。
まるでわかってない、危機だと思わないなんておかしい、そういう論法や口調は
確かにカルト宗教の信者のように映る……というような悪口はお互い慎もう、と。
15.
>>418氏が指摘してくれたから省略。手間が省けました、ありがとう。
16.
うん、そう来ると思っていたのだよ。男系派と女系派を細かく腑分けして
論争をわざと複雑化している。そんな複雑だから高尚だと言わんばかりの
皇位継承論争など俺はわかりたくもないね。
しかもそうやって複雑化しているのは男系派なのだ。女系容認派はむしろ
単純化しようとしている。あなたが答えなかった
>>409のLにおける
>>104氏の
考え方が良い例だし、俺も女系容認してるのなら右も左もないだろう、と
あえてあなたの挑発に乗った。ひとつ俺が整理してやろう。
この論争の登場人物は「男系絶対派」と「女系容認派」の二者だけだ。
「男系が望ましいがやむを得ないなら女系容認」の人はもちろん女系容認派。
「左翼だけど天皇廃止じゃなくて女系容認」の人も女系容認派。
問題は「男系絶対派」であって、この人たちは「何がなんでも未来永劫男系を
維持すべき」と考えてる。つまり男系維持できなくなったら国体は消滅。(続く)
446 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/14(火) 07:14:24 ID:TjryARDT
>>415-416 (続き)
つまり男系が絶たれた以後の天皇家は認めないという過激な立場だ。
という事はもしその事態になったら天皇廃止運動に走るか、切腹するかの
二択しかない。そうなってから認める、というのなら「女系容認」だからね。
さて、あなたはどっちだ?俺の分け方では「女系容認派」と「男系絶対派」の
二派しかこの世には存在しない。どっちだ?
そしてもし、「男系絶対派」だと言うのなら男系継承ができなくなった時に
どうするのだ?「天皇廃止運動」か?「切腹」か?
17.
あなたの方が「本質」を理解していないのだ。この問題の本質とは上の16で
書いた内容でしかない。あとは全部、枝葉の些細な違いでしかない。
こう書けば「なんで左翼の女系容認と保守の女系容認が些細な違いなんだ!」
とか怒るのかもしれないが、左翼だって天皇廃止と言ってないのなら同じだろう。
「いや、左翼には企みがあって云々」と言うのならそれは陰謀論だし、仮に一部に
企みがあったとしても女系容認でますます左翼陣営にも天皇家に愛着を持つ人が
増えるのならそれは目出度い事だ、と、どうして考えないのか。
小林よしのりの言うイデオロギー化の危険性というのは、このような柔軟な思考が
どんどん失われていくという事に他ならない。
なお、俺の買い物の比喩についてだが、小林よしのりは女系容認派なのだから
落とし所が「女性宮家設立」くらいになるのは当たり前だろう。なんで値切られたから
といって男系維持になるんだよ。それこそ原価計算ができてなくて大損するだろw
18.
いえいえ、こちらこそ拙いものを読んでくれてありがとう。
しかし今という時代に生きているあなたがそう感じるのは無理もないのかもしれぬが、
時代背景というものを無視されても困る。ゴー宣もサッカーW杯での愛国心の目覚めも
なかった時代なのだ。ほっぺたに日の丸ペイントするスキーの荻原健司を見た時には
驚いた。そう、皇室存続どころか日の丸・君が代も毛嫌いする人間が多かったんだ。(続く)
447 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/14(火) 07:18:47 ID:TjryARDT
>>415-416 (続き)
俺と同世代の若い人間の9割9分が皇室や日の丸・君が代を馬鹿にしてた、
という実感がある。もちろん実際は自分もそうであったように隠れ皇室好き
のような奴ももっといたのだろうが、世間のムードを通して見れば実感としては
そんな数字になる。その状況では常に「廃止か存続か」のフェーズで戦うしか
ないのであって、万世一系はともかく男系継承なんてものは頭の片隅にも
なかった。だから俺にとってはこの件について「変節」はしていない。
そして新左翼との連携についても、もともと極左と極右は「天皇」さえ話題に
しなければ同じ考え方と言ってよい。それは今でも同じだろう。
ひとつだけ忠告しておきたいのは、過去の先人がいたからこそ、日本は
皇室を守れたのだし、それは先の戦争で英霊となった方々が犬死にでは決して
なかったのと同様に、畏敬の念を忘れてはならないという事だ。もちろん、俺の
ような下っ端は無視して構わん。しかし戦後、右翼活動を地道に続けて、
左翼勢力に対する抑止力となってくれた愛国者の先人の方々まですべて
馬鹿にするのはそれこそ左翼的発想だと俺は思う。
19.
その「天皇親政」が可能だったのも「国民統合の象徴」として親しまれていたから、
と俺は考えているので、その部分は別に問題ないと思うのだ。
20.
何か勘違いしているようだ。
>>398のRSの部分をもう一度読んでくれ。
俺が言った皇統断絶とは継体天皇以前の天皇が歴史学会の主流としては
まったく無視されている、という「常識」のことだ。
それは小・中・高の教科書を見たってわかることで、最近では俺の学生時代
より酷く、古代史では「天皇」の言葉すらない。「大王」とか書いてある。
つまり推古天皇が最初に出てくるような日本史を我が国の教育会は採用している
わけで、神武天皇からの「皇統」など断絶させられているのだ。
俺が歴史学の素人なのはその通りだが、あなたは詳しいのであれば俺以上に
現場を知っているはずなのに、同意をもらえないのはなぜなのか?
448 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/14(火) 09:29:26 ID:TjryARDT
以上、前回書き込もうとしたらエラーが出てしまった分だけれども、
その後ID:7GjRAA8d氏とID:2OH9D35k氏の間で有益な議論が為されたので、
俺の書いたものは明らかに古くなってしまったが、繰り返し、そこのところは
御勘弁願いたい。規制がすべていけないという事にしてくれ。
>>421 もちろんあなたが「がっかりする」などと言ってない事はわかっている。
しかし男系絶対死守という立場を貫くとなると、将来、皇族の方の御懐妊が
あった時に、どうしても御世継ぎを期待してしまい、しかし実際には女性の
御子様が御生まれになったという時に、喜びと共に一種の失望感を味わうと
いう、複雑な感情を抱くことになるのではないか、ということである。
現に愛子さま御誕生の時も誰も口にしなくとも、そのような感情を多くの国民は
抱いてしまったはずたし、逆に悠仁さま御誕生が男系絶対派を活気付けた事が、
そのようなある種の不謹慎な感情が存在してしまう何よりの証拠ではないか。
そして、この「感情」を消滅させるためには女系容認しかないのであって、
皇室を敬愛している人であるにも関わらず、皇室の慶事に複雑な感情を抱かざる
を得ない現在の状況こそがおかしい、と俺は考えたわけです。
>>425 あなたと俺はかなり似た考えを持ってるみたいだね。
楽しみにしてくれてたのに長い間書けなくて申し訳ない。でも規制のせいだからw
>>430 俺なんかと間違われて迷惑だったねw
しかしあなたの文章はオナニー長文なんかじゃないし、というか、ある程度
自分の考えをしっかりと他者に伝えようとすると長文になるのは当たり前だと
思うんだよ。携帯電話のメールに慣れちまったような奴が長文を読めも書けも
しなくて勝手にイラついてるんだろう。だから気にせずまた書いて欲しいなあ。
……ところで、俺の書き込みはあなたを論破できていないのだろうか?w
449 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/14(火) 10:11:28 ID:TjryARDT
>>431 回帰氏も規制だったのかな。「回帰だけと議論する」スレをお気に入りに
いれてるけど、動きがなかったし。
で、ご質問の件だけど前者については、権威が復活できたという事は
実は権威は江戸時代にだって生きていた、という事になるので、
日本という国の歴史を大きく俯瞰して観れば、江戸と明治の間に決定的な
断絶はないのではないか、と思っている。断絶があったのは大東亜戦争に
おける敗戦なんだけど、それも「決定的な断絶」とまでは言えない、というのは
上でも書いた通り。断絶を最小限に食い止めたわけで、そんな我が国の
連続性を俺は心から誇りに思う。しかしその誇るべき連続性の中に天皇の
男系継承絶対という概念は持ち合わせていない、というのも御存知の通り。
後者の質問、これからの時代の天皇、については正直わからない。
というか、我々が求めるというよりも天皇家の方々の思うがままにお任せする
という、云わば「絶対的信頼」を俺なんかは勝手に抱いている。
つまり歴史的にも天皇の役割というのは時代、時代で違うわけで、中には暴君
であった、とか院政を敷いた、とか評判のよろしくない天皇様もいたかもしれない
けれども、結局は途絶える事はなかった、という歴史的重みから来る楽観です。
要するにこの日本という国は天皇家がひとつにまとめる事で誕生し、神道という
祭祀を民のために続けてくれる事で滅びずに済んでいる、と。その根本さえ
揺るがないのであれば、どんな形態を取ろうと問題ないように思うわけです。
>>433-438 うーん、嫌韓論者氏の疑問は俺にとってはネット上ではびこる陰謀論とか
下種な噂話を基にしているとしか思えず、ちょっと関心が持てない。
すまんけどパスさせてもらいます。
>下種な噂話を基にしているとしか思えず、ちょっと関心が持てない。
>すまんけどパスさせてもらいます。
都合の悪かったり知識が無い場合は回答から逃げるいつもの手w
これで新田氏や谷田川氏を撃破など、笑止千万。
煽り屋としての芸風、ねえ。
質の低い罵倒で笑われてるだけのように見えるのは気のせいか?
煽り屋としての芸風、ねえ。
質の低い罵倒で笑われてるだけのように見えるのは気のせいか?
453 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/15(水) 08:31:22 ID:hl80LCeT
@
他スレで小林「援護」を繰り返してる沢尻とかいう人の意見を探してみてほしい。
これが小林「読者」というものの多数のイメージにピッタリはまった。
ここに記録しておく。
218 名前:沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/06/13(日) 10:04:36 ID:GM0gh4+G
「>エンターテイメントを意識した喧嘩芸みたいなもんだから外野は
>一喜一憂せずに喧嘩を楽しんで見守ってりゃいい」
こんな意見が小林よしのり先生の「援護派」から延々と綴られている。
他にも援護する人がいるが、大体こんなの羅列での独壇場なのだ。
ゴー宣はほぼ一貫して、どんな具体問題であろうとも
「喧嘩芸」めいたものが根底となっていることは、そのとおりで、
アンチ(一憂)は元読者(一喜)だったりで、だからこそ、それに
巻き込まれずに楽しんで見守ってればいいというのはわかる。
ただそれで終わりは、
ごー宣マンガ論としても、それの援護論としてもいかにも浅すぎる。
「喧嘩芸」、、、それはおおよそ、下品(な言葉の)表現で埋め尽くされて
構成されるのもわかっているはずだ。下品は悪いことなのだから、
積極的に喧嘩を仕掛ける小林は叩きつぶされなきゃいけない、
そういうアンチの人間がでてくるのも常識としてわかるはずだ。
ゴーマンな野郎にカマシていいですか?
「下品な小林」を批判している人間に、
「それを楽しめよ」というのはいかにも
中道をよそおう、単なる折衷主義の堕落ではないか。
風呂上りビール一杯のおとっつぁん並みの鼻歌気分な言葉だね
説得力がない。
沢尻も久しぶりに見た
相変わらず判断力は鋭い
まあ君の目から見りゃ小林擁護は皆評価対象だろうよ。なあ、叡智君。
456 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/15(水) 23:32:56 ID:3GxfNsHg
いつもの意地悪がにじみ出た話し方
個人を狙ういつもの意地の悪さ
さすがアメリカの監視員
>>456 俺はアメリカに雇われていたのか。
伝統をこよなく愛する叡智君、
まだ伝統に結びつく行動起こしてないのか?
458 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/15(水) 23:50:07 ID:3GxfNsHg
>>457 でた、意地の悪さがにじみ出た話し方
弱い者虐めとかやってたのかな?
459 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/16(木) 01:14:50 ID:tbW1f7tZ
460 :
カレー千衛兵:2010/09/16(木) 02:01:54 ID:bHPDsegq
>>448 「迷惑」だなんてとんでもない!私は知らなかっただけで、むしろ「光栄」だったようです。
今時点、沢尻 さんの書き込みを全部拝見していませんが・・・、論破されているでしょうね(笑)
ところで、その後、私は『男系固執論者』の立場から女系論者の方々に、以下の3つ(+1)の質問をしました。
@「皇室典範に関する有識者会議 報告書」を“最初に読まれた時”に、どのような感想を持たれましたか?
A『女系公認論』となった時期とキッカケは何ですか?
B『いわゆる男系派』は、みな「カルト」だと思いますか?
(おまけ)大相撲の土俵に、女性(知事)が上がるのは賛成ですか?反対ですか?
沢尻さんのお考えをご教示願います。
御手隙の時で結構です。・・・なんかお忙しそうなので(笑)
a
463 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/21(火) 13:02:37 ID:UdQjgbn8
>>453 えーとね、まず下品云々については、では上品な時事問題解説漫画だったら
そんなものわざわざ買う奴がいるだろうか、ってこと。
まあ池上彰みたいのが売れるんだから少しは読者付くかもしんないけど、
この板で議論してるようなある程度のレベル以上の人間はまず無視だろう。
それと「ゴーマンかましてよかですか」と断りを入れてるのだから、本人にも
傲慢という意識はあるわけだし、傲慢な男という「下品な」人間を演じている
のだから、それを「下品だ」と文句言っても野暮なだけだろう。
まあ、この話はこのスレの最初の方で何度もやったな。
興味ある人は読み返してみてくれ。
>>454 ありがとね。でも変な粘着に構わない方がいいよ、って自分も人のこと言えないんだがw
>>460 いえいえ、考えてみたらこういう問題は論破とか勝ち負けではないよね。
男系を維持したい、という意見も実はわかるし、最終的には天皇陛下の
ご判断を当たり前だけど俺は尊重するわけで、一件落着した暁に遺恨が
残るようなテーマではそもそもない、と思うんだ。
ただ、前に
>>424氏が書いているように、この論争は不毛ではないと俺も思う。
伝統とは何か、天皇とは何か、といった思想的命題が凄く興味深いから、
どの立場に基づいて考えるにせよ、得るものは多いだろう。
というわけでカレー千衛兵氏との対話も実りあるものになりそうだから、
喜んで、ご質問にお答えしますよ。
@
最初、というと、まだ悠仁さまも御生まれになってない頃なので、特に何も
感じなかったというか、至極当然の会議が行われて、至極当然の結論が
出たんだな、というような受け止め方だったと思います。(続く)
464 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/21(火) 13:04:16 ID:UdQjgbn8
(続き)
そして先ほど読み返してみたんだけど、その感想はあまり変わらなかった。
強いて言えば全体的には細かい結論が出ていないので、そこから先が色々と
大変だろうなとは思うけど、報告書としてはあんなものなのではないか、と。
A
時期としてはゴー宣の連載を読みながら自分なりに考え続けていて、
確かこのスレの中ではっきりと「女系公認」を言明したと思う。
でも、俺がこのスレで展開した理屈では、そもそも「女系」とか「男系」という
概念がどうでもいい、という話で、それは鈴木さんや佐藤さんが婿入りしたと
しても鈴木朝や佐藤朝にはならない、つまり婿なんだから天皇家の息子に
なるだけである、という一般の名家のお世継ぎと同じ感覚で思考してみた。
だから「女系公認」という言い方だとちょっと引っかかるわけで、天皇家の血筋を
引いてれば基本的には誰でも資格がある、というような考え方です。
B
いや、そんな事は思わないよ。小林よしのりが言ってるのだって論争相手に
対してだけでしょ。その辺りは俺が何度も言ってる喧嘩芸、あるいは大論争にして
しまうことで、世間の耳目を集めてこの問題への関心を広める、という戦略だと
俺は考えているから。ただ、俺は今回このスレで色んな人と対話してきたけど、
「問答無用」みたいな感じで来られるとカルトっぽいなあ、とは思う。
詳しく言うと、それは思想ではなくイデオロギー化、という小林よしのりの言葉に
なるし、あるいは矢鱈皇統問題に詳しく成り過ぎて、学者みたいなプチ専門家の
ようになってる人を見ると、タコ壺議論で発展性がないなあ、と感じてしまう。
学者の世界の閉鎖性を一般人まで真似する事ないのになあ、みたいなね。
あえて誤解を招く言い方をすれば俺にとって皇統問題というのはそんなに重要
ではない。本当の答えは天皇家の方々が示すはずであり、俺はこの議論から
発展性のある部分にだけ関心があるんだよ。
(おまけ)
お世継ぎの問題と違って、女性が土俵に上がらないからといって、何も困る事が
ないのだから変える必要はない。宝塚に男が入れなくても問題ないのと同じだね。
465 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/21(火) 13:32:04 ID:CXIMJGNz
>>460 下品だのゴーマンだのあらかじめ逃げ道作っておけば論理矛盾も誤魔化せると思ってる時点でアウト。
そんなら始めから言論の世界に首を突っ込むべきではない。
案の定、新田先生の批判には何一つ有効な反論なし。
プロレスで例えてんならプロレスらしく、真剣勝負にみせかけた八百長(宣伝マンガ)ですよ、と宣言しとけw
466 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/21(火) 14:20:41 ID:mNnSC4W2
偽善者と虚勢者が中国やアメリカの言いなりになっていたから
これからは強い言論人が育って、強い言論界に変わればいいな
467 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/21(火) 15:00:46 ID:Axqzthwl
叡智君登場っと。
相変わらずの論旨不明だなぁ。
で、どういう世の中が良いわけ?
468 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/21(火) 15:01:04 ID:LQHYcKxj
A小林「援護」を繰り返してる沢尻とかいう人の意見を探してみてほしい。
これが小林「読者」というものの多数のイメージにピッタリはまった。
ここに記録しておく。
いかなる表現も、他者に影響を与えるもので、それを狙っている
のだから政治的な活動だといえる。
まして小林は現役の与野党政治家との対談をし、本を出している。
ところが小林読者は、そのことを直視しないで、あくまで「エンターテイメント」、
「喧嘩芸」だのを肯定し、サブカルとしてのまろやかさを強調してやまない。
そしてそういった小林読者の意見やスタンスは、
あくまで小林の表現の影響、政治性を抜きにして、
あるいは過少評価で知らないふりをして、
趣味的嗜好にまどろんでいるのがよい、というようなエゴイストの理解を
さし示すのだが、小林の言う、「匿名のカス」の掲示板に書き込むこと以外は、
趣味人としてのあいまいで自己満悦にひたる読書法を、
広めるための努力をしないのなら、それは単なる楽観で無責任である。
十代二十代も読んでいると著者みずからが宣伝するゴー宣は
明らかに彼らの未成熟な感性や知性に影響を与えるからである。
また、小林の表現の悪影響を問われれば、
「その無責任はあいつもしているだろう!」と誰それを引っ張り出してきて
のたまうのも常套句だが、このように小林批判に対しては、下劣な逃げ口上
としかいいようのない形で相対化してまで小林擁護に躍起になり、
「一喜一憂せずに楽しんで見守ること」はできないらしい。
彼らのなかでは小林が罵倒した数々の人間たちは、
飽きもせずに今でも叩き潰すのに懸命で、、それが似非正義となって
オートマチックに反復されているのだが、当の小林だけはいつも批判の矢は
浴びせないことになっているのだ。全くそれを自覚できていない。
469 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/21(火) 22:34:16 ID:mNnSC4W2
コテハンだから大変だね。
470 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/21(火) 22:43:44 ID:mNnSC4W2
監視員だ、早いね
471 :
カレー千衛兵:2010/09/21(火) 23:27:28 ID:KEaVcOkY
お前は単純だ!と思われるでしょうが、、
『考えてみたらこういう問題は論破とか勝ち負けではないよね。』の一言で、沢尻さんを信用します。
でも私のことはあまり信用しないで下さい(苦笑)一応サラリーマンです。ヒラですが(笑)
ご回答頂いた内容、一語一句が興味深いです。勉強になります。
超長文にならないよう、(泣く泣く)要点を1つに絞ります。
私の、@の感想は「結論ありき!先人たちの行為に全く関心がないじゃないかっ!」でした。
その時から、私は「男系固執主義者」になりました。「先人たちからの視線」を感じたからです。
その後色々考える中で、「今のままの皇室典範の条件では未来永劫、皇統が必ず続くとは断言できない」と思うに至りました。
まさに今、「皇統の危機」だと認めます。
さて、女系派の方々の最終目的は、「安定的な皇統の確保」だと思います。
それは、「ずっと世襲が続く」という意味だけではなく、『未来永劫の天皇と国民の相思相愛関係』を確保することだと思います。
この『国民』の定義ですが、今日本列島に生きている日本人のみならず、先人(死者)やまだ見ぬ子供たちも含まれていると思います。
そこで質問です。
『今生きている我々が「女系天皇」を公認すると宣言する際、死者への報告、場合によっては「説得」をどのような言葉で語れば良いでしょうか?』
まさか、「先人たちは”男尊女卑”の”シナ男系主義者”だったから、これから安定的な国際基準に改める」ではマズイと思います。
沢尻さんのお考えをお聞かせ願います。
472 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/21(火) 23:58:33 ID:mNnSC4W2
たとえば年次改革要望書に書いてきたらどうなるのかな…?
>>472 年次改革要望書と思いやり予算について、何度言われても理解できないらしい。
俺何度もソース張ってこれ読めと言ってきたのに、ちっとも進歩がないものな。
小林様の書くもの以外は信じない体質らしいね。
474 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/22(水) 00:25:18 ID:dpQe8JP5
女系でもいいんじゃない?って書いてきたら
>>474 「反小林の親米ポチは、日本の国益よりアメリカの国益の方が大事だから従うだろう?」
と鋭い指摘をしたつもりかも知れないけど、
「男系絶対だけどアメリカに言われたら女系容認するしかない」
と考える奴がいると思ってんの?
暫く来てなかったから付いて行けんかも知れないが、
今や小林批判は親米や左翼だけでなく、普通に物を考える者全てに及んでいる。
小林の嘘百回攻撃と低俗な煽りのため、擁護するのは信者か女系容認者だけ。
ちなみに、アメリカに言われたらそうするしかないだろう?と言う設問の裏には、
「女系容認=伝統破壊」という図式を認めたと考えて良いか?
476 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/22(水) 11:15:58 ID:Os7uXU+Z
>>465 アンカーミスか?
たぶん俺に言ってるんだと思うんで返答するが、あなたが新田先生の方が
正しい、と思っているのならそれでいいじゃん。
俺は俺で小林よしのりの真意は学術的議論がやりたいのではなく、現実的に
男系継承絶対では近い将来皇室が立ち行かなくなる、という危機感を起点に
「伝統とは?」「天皇とは?」という思想的命題に繋げていったと考えているから、
どうも論争の土台が両者の間で違っちゃってると感じるけどね。
どっちにしろ学術的、史料的な天皇論には俺はほとんど関心がないのだ。
前にも書いたけど、そういう学問に頼って小林よしのりが描いている部分は
俺にとってはどうでもいい。むしろ今号のゴー宣の中だと、男尊女卑の価値観を
持っていた「ワシ」ですら女性の方が強いと認めた、なんていう素直な述懐の
方が「ゴーマニズム」的な視点で面白いと思う。面白いというのは、表面上の話
ではなく思想的に「女性の時代がとっくの昔に到来している‘現実’において、
男系継承絶対という考え方をどうやって‘現実’に適応させるのか?」という
問いかけになっているからだよ。それは俺がこのスレで何度も言ってきた、
「女の子が生まれたらがっかりする」という価値観は今時どうなのよ?という
疑問や考察にも通ずるものだと思う。
477 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/22(水) 11:18:09 ID:Os7uXU+Z
>>468 サブカルとしてのまろやかさ、ねぇ。それは違うなあ。
俺の小林よしのり擁護の仕方というのは、そんな安全な棲み家に
いつでも逃げ込める、というような弱腰の擁護ではないぞ。
以前書いたようにゴーマニズムという手法は「発明」であって、
そこには確かにある種の「ずるさ」もあるが決して「まろやか」だとかの
弱っちいものでは決してない。むしろ攻撃的な「ずる賢さ」なんだよ。
つまりゴーマニズムと銘打つ事で「傲慢」を認めつつも、論壇村の
馴れ合い的な言論に喧嘩を売る。それによって言論界が蜂の巣を
突いたような状態になる。喧嘩相手はボロ糞に描かれる。しかし、
ある程度時間が経てば確実に論壇村には風穴が開いていて、
そこから漏れ出る思想のパラダイムは明らかに小林よしのりの
「襲撃」以前とは景色が変化している。
あなたも思想や言論に興味があるなら、そのような状態が生み出される
ことは歓迎のはずだ。何十年も変化しなかった右だの左だのといった、
狭い論壇村の変わり映えもしない言説を読んだってちっとも刺激的じゃ
ないだろうに。この襲撃パターンはほとんど奇襲なのでそこをズルいと
言えばその通りだろうが、しかし他の方法で日本的な「世間」に絡めとられた
論壇村の馴れ合いや閉鎖性を破壊できるのか?
小林よしのりの手法を批判するのならぜひ対案を示してもらいたいものだ。
あと以前も誰かに質問したが、小林よしのり以上に現在活躍してる思想家が
いるのならば教えてもらいたい。思想家の定義とは森羅万象について己の
頭で「考え続け」、世界に対する認識を読者に提示できるだけの熱量を持った
人物、といってよいだろう。他にいるならぜひ名前を挙げてみてくれ。
それと若者に対する悪影響、なんてものを心配してるようだが、テレビや新聞や
アホな学校の先生などと比べれば皆無に等しい。過激に見えるものよりあなたの
言葉でいう「まろやかな」ものがもたらす洗脳の方がよっぽど無自覚に若者に
悪影響をもたらすだろう。つかね、若いうちに毒のある書物読まないでどうするんだ、
と俺はまじめに思うんだけどね。
478 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/22(水) 11:19:53 ID:Os7uXU+Z
>>471 いやいや、別に俺のことも信頼しなくてもいいけれども。
それよりカレー千衛兵氏の超長文を読んでみたいよw
「先人たちからの視線」というのは新鮮なテーマだね。
国民の定義はその通りだと思う。俺はこのスレで先人の方々ではなく
未来において日本人になりたいと思ってくれる外国人の方々に神道や
神話との整合性をどのように説明するか、みたいな事を書いたけど、
暇があったら探して読んでみてほしいです。
先人への報告かあ。俺は正直に書くけど、先人というのはつまり死者の
ことであって、死んだら人間は無になるなどとは露ほども考えていなくて、
要するに死者は常に自分の子孫や自分が生まれたり育ったりした土地を
気にかけて、守ってくれている、と無宗教にも関わらず信じている。
いや、無宗教というのは本当は間違いで、極めて日本的な宗教観なのかも
しれなくて、その死者とはアニミズム的に動植物や虫や石ころに至るまで
すべて含んでいて、結構真剣にそう考えているんだけれども。
で、そういう個人的な宗教観からすると、よっぽど酷い事しない限りは
御先祖様という、すでに別世界にいて悟りを開いたような「神様」は
我々を温かく見守ってくれるのではないか、と。ムシのいい考え方かも
しれないけれども、実際俺の死んだ両親なんていつも許してくれたり、
励ましてくれたりしてるなあ、と実感してるのでね。
だから、というのでは説明になってないかもしれないけれど、今回の
皇統の危機における「女系容認」というのは御先祖様が怒るほどのことでは
ないんではないか、と自分としては思っている。更にもっと言ってしまえば、
日本という土地には天皇家をこころよく思わない御先祖様たちだって存在した
はずだ。そういう人達は今でもいる。しかしそういう人達の幸福も常に考えて
祈る事ができてしまうのが天皇陛下なのであって、そう考えれば死者であり
神様となっているはずの御先祖様が怒るはずがない。よって報告としては
普通に経緯を説明した「言葉」で良いのではないか、そう考えております。
479 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/22(水) 16:14:23 ID:ypyJ2LAf
要は価値判断の基準が自分目線ってやつだな。
それで保守を気取ってるなら、話にならん。
480 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/22(水) 23:31:35 ID:X/J+aVYR
>>478 ほんとに信じてるの?
死んでも無にならない、守ってくれてるって。
私も親なくして、そう思ってるけど
どこかフィクションだって同時に思ってるよ。
そうだといいな、そう思うとなんだか幸せな気持ちになるから
そう信じたい
という気持ちね。
そう信じてるっていうのとは、似て異なる。
どうでもいいことかもしれないけど、ちょっと関係するかもしれないので。
>>479 話しにならんから総顰蹙をかってるわけで
もはや小林よしのりを保守などと思ってる奴はいない
482 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/23(木) 00:30:38 ID:/cud3g8L
>>475 >「反小林の親米ポチは、日本の国益よりアメリカの国益の方が大事だから従うだろう?」
と鋭い指摘をしたつもりかも知れないけど、
そんなこと思って無いよ、素朴な疑問を言っただけ。
>「男系絶対だけどアメリカに言われたら女系容認するしかない」
と考える奴がいると思ってんの?
思ってる。
>今や小林批判は親米や左翼だけでなく、普通に物を考える者全てに及んでいる。
親米や左翼はそうだろうけど、全てには及んでないと思うよ。ポチとかテレビで言うようになったから。
>小林の嘘百回攻撃と低俗な煽りのため、擁護するのは信者か女系容認者だけ。
嘘百回攻撃って何だかよく分からないけど…
小林が百回なら親米は千や万だと思う。
左翼は百億以上の嘘攻撃を国民にしたと思う。
>「女系容認=伝統破壊」という図式を認めたと考えて良いか?
伝統破壊じゃないと思うけど。
国民の安寧のためだから。
民が主権とか個人主義とか自己責任とか市場原理とか
そういうのが伝統破壊じゃないかなって思う。
483 :
カレー千衛兵:2010/09/23(木) 00:33:50 ID:eJCw/5V5
>>478 沢尻さんの感覚、とてもよく分かりました。泣きそうなった個所もありました・・。
沢尻さんは『日本人』ですね。そりゃ信頼しますよ(笑)
(涙を拭いて)相違点だけを取り上げます。
私も含めた いわゆる男系派は、
「“女系公認”をまるで法律を変えるかのように気楽にしてしまっては、これまで先人に対して申し訳ないではないか」という感覚が強いのだと思います。
ところで、男系派が抱いている、女系派に対する不信感は一体何だと思われますか?
沢尻さんは「男系派の全てをカルトとは思われない」と言ってくれた方なので、かなりの分析が可能だと思います。
私が思うに、女系派への一番の不信感は「理性的」で「理屈っぽい」印象を受ける点です。
“女系公認論”とは「保守」ではなく、「取り返しがつかない革新」ではないか、という警戒心があります。もちろん誤解も沢山あります。
その警戒心は、明確に『根拠』を説明できない点において、確かに『カルト』のような印象を持たれるかもしれない。
けれども、大相撲の土俵に、女性“知事”が上がってはいけない『根拠』って一体何でしょうね?
私は知事であっても女性が土俵に上がることを、「先人たちの視線を感じて」、法律無視してでも無理矢理食い止めます。
(恐縮ですが、「女人禁制をこころよく思っていない先人」の気持ちまで汲み取ることは違うと思います。あくまで「先人の総意」が重要と考えます)
でもやっぱり、その行為に対する理屈っぽい『根拠』は説明できないし、『カルト』と言われれば、(悔しいですが)それはそうかもしれません。
「死者の権威を自分の都合の良い様に解釈して悪用するな!」と指摘される可能性も高いですが、今のところそれもやむを得ない。
このあたりが、女系論者が男系論者に対して、非常に頭を悩ましている点ではないでしょうか?・・・ゴメンナサイ。
この問題については、女系派の方が積極的に動かざるを得ないと思います。
だから、まずは徹底的に『誤解』を解いて欲しいのです。
同じ日本人同士。ましてや皇室を敬う気持ちを持った『同志』なのですから、永遠に分かりあえないなんてことがあるはずがない!!
そう信じたいものです。
484 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/23(木) 00:49:29 ID:/cud3g8L
小林の価値判断基準は日本だと思う。
道徳などの平衡術、伝統。
戦後日本の価値判断基準はアメリカだから批判
485 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/23(木) 00:57:47 ID:+7j5XzdO
>>482 >>「男系絶対だけどアメリカに言われたら女系容認するしかない」
>と考える奴がいると思ってんの?
>
>思ってる。
この手の人は小林を批判する者は親米ポチ保守か左翼だと思い込むのだろうな。
しかし、新田はじゃあどちらに当てはまる?水島はどうだ?親米ポチ保守か?
女系天皇のどこに日本の伝統をみることが出来る?
アメリカがいつ女系を唱えた?
男女平等なんて、それこそ戦後日本の価値判断基準ではないのか?
さっぱり話が繋がらないんだよな。
486 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/23(木) 01:33:22 ID:/cud3g8L
>>485 >この手の人は小林を批判する者は親米ポチ保守か左翼だと思い込むのだろうな。
思い込まないし、怨念みたいなものも無い。
日本のために論争してくれたらいいと思ってる。
で日本のために命をかけて戦う覚悟もあれば尚更いい。
新田も水島もよく知らない。
ポチじゃないことを願う。
>女系天皇のどこに日本の伝統をみることが出来る?
男系女系とか伝統じゃなく、慣習とかだと思うけど。
>アメリカがいつ女系を唱えた?
年次改革要望書とかに書いてきたらどうする?
>男女平等なんて、それこそ戦後日本の価値判断基準ではないのか?
かなりアメリカ化されちゃったから、絶対男系って難しいんじゃない?って言っていると思う。
487 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/23(木) 01:35:09 ID:+7j5XzdO
>>484 >戦後日本の価値判断基準はアメリカだから批判
>>486 >かなりアメリカ化されちゃったから、絶対男系って難しいんじゃない?
なにそれ
488 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/23(木) 02:15:24 ID:/cud3g8L
>>487 民が主権、個人の自由、個人主義、人権、男女平等、自己責任、市場原理…
こういうものが日本人の暮らし方、精神の有り様…伝統を破壊してきたと思う。
年次改革要望書とかに書いてきたら?
自民党のなかに、アメリカは進んでいるから従ったほうがいい、と発言する人もいるらしいし
いつの間にかちょっと寝てた(笑)
489 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/24(金) 11:30:29 ID:Mmwpg62+
>>468 >このように小林批判に対しては、下劣な逃げ口上としかいいようのない形で相対化してまで小林擁護に躍起になり、「一喜一憂せずに楽しんで見守ること」はできないらしい。
俺なんかは、逆に説得力のある小林批判が見たいし、聞きたいけどねー。
逃げ口上(笑)で相対化された上で、なお説得力のある、できれば面白い小林批判をすればいいじゃない。
「いくら相対化したところで、小林は絶対的にダメなんだ!屑なんだ!」って。
説得力ないから、いつまで経っても「小林擁護派の相対化」が止まらないんだよ。
アグネス・チャン(日本ユニセフ協会大使)──→作詞山本伸一
│ (池田大作のペンネーム)
│
日本ユニセフ協会─────→外務大臣の認可承認届出が必要
│ │
評議員小和田優美子 │
│ │
夫の小和田恒──────────→外務省の大鳳会
│ (職員1500人のうち300人ほどの創価学会員で構成)
│ │
娘の小和田礼子(ユニセフ東京事務所6年間の産休) │
│ │
礼子の夫池田───────────→創価 │
│ ↑ ↓
小和田雅子(国連大学専用個室完備)── │───東宮職
│ │
ボランティア医師大野──────────┘
491 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/24(金) 12:58:26 ID:hNApHK7V
>>491 ファンでなく「信者」
東宮カルト狂信者よw
493 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/25(土) 10:31:04 ID:KvcfoTnX
>>480 いや、こういうのはどうでもいい話じゃなくて物凄く重要なところだよね。
俺は思想というのは最終的に「人間はどこから来てどこへ行くのか」という
ゴーギャン的命題に行き着くはずだと思っているから。
俺はもし人間が死んで「無」になるのだとしたら、自分の人生にも、この世界にも、
まったく関心が持てないはずだと考える。それこそ殺人したって自殺したって
何やったってそれが最終的に「無」で済んでしまうと人類が皆、本心から思っていた
のならば、このような「社会」は存在し得なかっただろう。だって「生きる」意味なんて
ない、と悟っているはずだから。もちろんそれを悟るのが怖くて「意味」、つまり
死後の世界や現世以外の別世界を思い描いた、と考えることもできるだろうが、
だとしたって、そのフィクションが「存在しない」という事にはならない。というのは、
この、皆が認識しているこの「世界」だってフィクションでない、とは言い切れないからだ。
つまり世界認識とは基本的に不可知論であり胡蝶の夢だったりするわけだが、
だからといってすべての人類、いや、すべての生きとし生けるものが、無気力だったり
投げやりになっていないという事(つまり必死に生きようとしている事)は、認識できる
対象がフィクションなのかそうでないのか、といった問いかけとは全くの無関係に、
「存在している」ことの証明になる。であるならば、現在目に映る世界も、死後の世界も
「存在している」ことだけは同等なのであって、言い換えれば死後が無という考えならば
現在も無でなければ論理的におかしい。しかし生き物というものは現在という世界の存在を
それが物理的に実在しているのか誰かの夢の中なのかも全くわからないにも関わらず、
しっかりと在るものとして認識しているのだから、フィクションとしてあったらいいな、と
考えた時点でそれはすでに存在しているはずなのだ。
と、まあ、哲学的に答えればそういう事になるけれど、
>>480氏の懐疑は普通の感覚で、
俺だって気が弱くなっている時には現世も死後もどうだっていい、と考えがちだ。
しかしそのままだと単純自殺したり廃人になるだけであり、気の毒にもそうなってしまった
人とは、世界認識が出来なくなってしまう「病」に侵された者、と俺は考えてる。
494 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/25(土) 13:33:18 ID:KvcfoTnX
>>483 とても難しい問いだったので、あえてダラダラと正直に思うことだけを
書き連ねてみたんだけど、理解してもらえたようで嬉しいです。
俺は確かに「日本人」以外の何者にもなれない、と日々自覚してます。
でも昨日の尖閣諸島問題の対処の仕方などを見ていると、俺やカレー氏の
ような普通の「日本人」が少数派のように感じて気が滅入ります。いや、
以前も書いたんだけど、この我が国というのは歴史的にも一握りの「日本人」が
必死に支えてきたのではないか、そしてその「日本人」とは実は西洋的自我の
強い異質の人達ではなかったか、との恐ろしい疑問が沸き起こる。
多数決で言えば我々はむしろ「日本人」ではないのではないか、なんてね。
小林よしのりのような「空気なんか読まねえぞ」という自我の強い人がいつも
日本の危機に現れては暴れまくって、空気や世間体を気にする「日本人」の
窮地を救ってきた、そんな気がして仕方がない。
まあ話がズレました。
>>483の内容に戻ると、ようやく俺にも男系派の心理の
奥深いところを理解できたように思います。
確かに「皇室に男の子が少ない」→「じゃあ女系容認すればいい」という思考の
流れは理性的すぎるのかもしれない。小林よしのりに対して学術論争めいた
部分がつまらない、などと俺は書いてしまったけれども、小林よしのりはそんな
単純な思考と誤解されるのを回避するために、古代にも女性天皇がいて重要な
役割を担った、とか、アマテラスオオミカミの重要性などの例証を挙げることで、
カレー氏の言う「理屈っぽさ」に血を通わせようとしているのかもしれない。
だとすれば俺も俺なりに現実論ではなく形而上学的な女系論を展開したいと
思いますが、それは以前も部分的に書きましたが、日本の皇室の皇統は神話と
不可分であり、もっと言えば人類史のような壮大なスケールを内包している、との
風呂敷を広げてみましょう。
まず、人類の歴史を自分なりに俯瞰してみると、大昔に女性崇拝が普遍的であった
ことは確実です。世界中の遺跡から女性の乳房を強調したような土器などが数多く
発見されております。日本でも縄文式土器などを見れば一目瞭然で、子供を産む
能力のある女性という存在は男性よりも崇拝の対象になっていた。(続く)
495 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/25(土) 13:34:29 ID:KvcfoTnX
(続き)そして時代的にはその後になるのでしょうが、女性という存在は
繁栄のシンボルとしてだけでなく、異界と交信できるシャーマンとしても
崇められるようになります。卑弥呼はシナの文献にしか出てこないので
あまり例として挙げたくないのですが、現在においても東北の最北端と
沖縄という最南端にイタコとユタという女性シャーマンが残っていることから
見ても、女性の霊能力の強さが尊敬されていた時代があった事は確実だ
と思います。西洋でもキリスト教のような男性原理の一神教が誕生した後も、
マリア信仰のようなキリスト教以前の形態が今もなお残っている事実が
ありますが、日本は多神教なのでより強くそれらの女性崇拝の痕跡が
残っていると考えられます。
さて、その後日本においても男性を長とする社会の仕組みが出来上がって
きますが、これは世界的に見ても農業の技術革新などで「繁栄」は約束され、
同時に「繁栄」がもたらす「富」の概念によって、他者からの「収奪」から
守るためには霊能力より武力=男性の腕力の方を重視する社会変革が
起こったために過ぎません。小林よしのりはそこにシナの男尊女卑の思想の
影響を指摘しておりますが、俺としてはカレー氏が例に挙げた、相撲の土俵に
おける女人禁制の「根拠」を基に説明してみたい。というのは、この女人禁制と
いうものの根拠は極めて日本的、神道的な「ケガレ」の思想から来ているので
あって、つまり「血」を嫌うという、西洋やシナとはまったく違う平和的な価値基準に
基づいているからです。これを女性差別という人がいますがそれは全くの誤解で、
女性にとっても「血を流す」という事をケガレと感じていた、つまり現代でも路上に
血が付いていたら気持ち悪いと感じる、もっと言えば現代の女性も「多い日でも
安心」などというキャッチフレーズで生理用品を選ぶのだからw、これは女性差別
ではなく「血が流れる」事に関する嫌悪感を日本人は特に強く持っていた、という
だけの話でしょう。まとめると、武力の時代に加えてケガレの思想が日本においては
女性を「表舞台」から遠ざける事になった、と。しかし遠ざけられたのはおくまでも
「表舞台」だけであって、西洋やシナのような男性原理は実は強くなかった。(続く)
496 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/25(土) 13:35:55 ID:KvcfoTnX
(続き)その証拠は色んな文献で読んだことがありますが、例えば古典落語
などでも、登場する長屋の旦那などは大抵女房の尻に敷かれている。
このような描写は西洋の小説などではあまり見かけないものであり、それは
レディファーストという言葉がなぜ西洋にあるのかというと、女は弱い、という
価値観が強かったからだ、との説明に繋がる部分です。日本では昔から女は
強いのであって、弱い男を立てるためにわざと女の方が一歩引いて、その実、
裏方として財布の紐を握たりして男共を操縦しているのです。だから俺などから
見ると、小林よしのりの描く九州の風土というのも決して男尊女卑などではなく、
どう見たって小林よしのりの母親の方が父親より強く描かれているw
さて、こんな誰でも知ってるようなつまんない話をなぜ長々と書いてみたかと
申しますと、このような日本の歴史や風土といったものが、我が国の神話から
現代に至る皇室の在り様に、的確に反映されていると感じるからであります。
つまり日本の神話においては最初のイザナギ・イザナミからして、アダムとイブの
ユダヤ神話のようにイブは余り物で作られた、というような女性蔑視の視点は
ありません。そして黄泉の国の話も「死」や「血」をケガレと感じるという、臆病とさえ
見受けられるほどの「平和的」感覚に満ちている。そして天照皇大神宮の代では、
女性は太陽である、と平塚らいてふが言ったような圧倒的な女性崇拝を示している。
ギリシャ神話のアポロンがたくましい青年だったのとは大違いで、むしろ日本の
神話こそ、人類の何万年かの歴史を忠実に書き記しているように読めるわけです。
神武天皇の勇ましい話はまさに武力の時代の到来を示し、聖徳太子の時代では
学問の隆盛が感じられ、平安期には源氏物語に出てくる皇族方を見れば女性上位の
時代を想像させ、その後武士の時代には影が薄くなるが、明治になれば外圧に
対抗するために再び神武天皇のような勇ましさが求められる。つまりこのように
神話からずっと見ていけば、天皇あるいは皇統というものが、いかに時代時代によって
そのイメージを変化させてきたか、いや、時代の移り変わりそのものを、そのまま
体現していた、という事がよくわかるのではないか。(続く)
497 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/25(土) 13:38:35 ID:KvcfoTnX
(続き)だとするならば人類何万年もの歴史を見事に反映している、神話を含む
「皇統」にとって男系継承絶対という価値観は歴史のスケールで言えばかなり
微々たるものになってしまうのではないか。
まあ、長々と書いてみたけれども、要するに「伝統」というもののスケールを
もっと神話の始めの始めから測れる定規に変えて考察するならば、男系絶対
継承というのはかなり限定された期間における伝統に過ぎない。古事記や
日本書記にしても、書かれてない部分、書かれた時代の価値観で翻訳された
部分、などに想像をたくましくすれば、俺は日本神話(=皇統のもっとも長い期間)
というものは数万年のスケールを内包しているはずであり、そしてそのエッセンスは、
たかだか2000年くらいの教科書に載る日本の歴史にさえも確かな色濃い影響を、
つまり男尊女卑では決してなかった、というような真実を照らしているではないか、
というのが結論になります。
どうでしょう、このような俺の考えも「理屈」には違わないかもしれないが、
「少子化だから女系も認めよう」みたいな血の通ってなさそうな「理屈」よりも
かなり体温が感じられるのではないかw、などと期待しております。
いや、本音を言えば男系絶対の理屈の方が、「女の子が生まれたらがっかり」の
ように「血の通ってない」ものに俺には見えたりするのですが。
とにかくいつも考えるヒントをくれるカレー氏に感謝して今日のところはこのへんで!
498 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 13:39:46 ID:qCJTPVEQ
>>494-496 こんだけ的外れで長い文章を書く奴も珍しいな。
子供の頃からいくら勉強しても偏差値が上がらなかったタイプだな。
499 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 14:06:43 ID:wBwbPukT
そんなことない
500 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 14:52:18 ID:qCJTPVEQ
>>499 そんなことあるよw
小林が天皇論では「女系天皇は一人もいなかった」と明確に書いてことと
追撃編の主張は全く矛盾しているんだから。
この大前提の一点についてさえ何の言及もできないんだから。
全然援護になってねーよw
501 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 15:14:55 ID:wBwbPukT
502 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 15:36:25 ID:wBwbPukT
沢尻はコテハンだから大変だ。
ラサも元素も沢尻も名無しでいいからちょくちょく顔をだしてほしいな。
503 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 15:41:01 ID:qCJTPVEQ
>>501 まともに質問に答えられないでどこが的を射ているんだよ
長文を書いてる時点で的が絞れてないんだよ。既にな、
504 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 15:53:02 ID:DXxI9cbE
なんだ。そうか
506 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 16:44:59 ID:wBwbPukT
>>503 的を射ているとは言ってないよ。
的外れでもないんじゃないかな、と思っただけ。
507 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 16:46:28 ID:wBwbPukT
監視員だ。
508 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 18:10:48 ID:DXxI9cbE
>>507 何だやっぱりそうか。
君には期待する部分もあったけど、小林を盲信して凝り固まってるからもう期待はしない。
小林視点じゃなく、自分の頭で考える様になったらまた話しようや。
509 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 18:37:09 ID:wBwbPukT
>>508 貴方と同じじゃないと小林盲信になるんだと思うよ。
プライドがちと高すぎると思う。
510 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/25(土) 19:27:28 ID:DXxI9cbE
>>509 この世の論説は小林か小林以外かに分けられるのかい?
自分自身色々模索して辿り着く論理があるさ。
自分の論理に関して、それが正しいとするつもりはないよ。
だが小林の論は論外。
プライド云々の問題外さ。
512 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/26(日) 00:13:06 ID:VUbglHjn
>>510 そんなこと言ってないのに
貴方と同じじゃないと盲信にされるってこと。
論外とかそういうセリフはよく聞くけど、どう論外なのか説得力がないと思う。
やっぱりプライドがちと高すぎると思うけど。
>>493 >死後が無という考えならば、現在も無でなければ論理的におかしい。
論理的にはおかしいんだろうけど、論理には机上の空論も含むから。
あまり考え詰めない一般人としての感覚としては
現世のあれこれは、とりあえずこの手で触ったり他者と共有しあったり確認しあったり出来る。
しかし死後の世界は、触れない見れない共有しあえない。
つまり、論理的に認識できるできない以前に、実感として認識できない。
現世の体験を論理的にフィクションだと思ってれば、つまり「すべては俺の脳内の物語に過ぎない」
なんて思ってりゃ、そりゃ生きる意味って何?になっちゃうだろう。
けど現世の世界、目の前に、語りかければ思いも寄らぬ答えをする他者がいたり
自分が手を下したことによって明らかに(意図に合致しようとしまいと)変化する諸々のモノなんかの存在を受け止めれば
とても投げやりにはなれないと思うよ。
反面、死後の世界は、それこそ真の意味で「すべては俺の脳内の物語」だ。
昨日水木しげるがいいこと言ってたよ。
「生まれたから生きるのだ」ってさ。
「死んだら無になる」のと「投げやりに生きる」のは
まったく結びつかない、というかただの責任転嫁だと思うよ。
514 :
名前 ◆gb5FAtfbxxK1 :2010/09/26(日) 01:44:51 ID:bO8lh2vJ
名前 # 好きな文字列
515 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/26(日) 10:45:37 ID:7BYvisKg
>>513 確かに昨日は言葉足らずでね、哲学の話だけで文字数制限きちゃったんで、
>>480氏の質問に的確には答えられてないんだけども。
ただ俺が一番言いたかったのは死後の世界を「本気で信じてる」ということで
あって、理屈で説明したのが
>>493ということでご勘弁を。
もちろん理屈ではなく実感として体験しているエピソードも多々あるんだけれども、
そういうのは湿っぽくなるから割愛する。でも多くの人が身内の死に絡んだ
不思議な体験はしているはずだと思うけどね。それは「実感」だよ。
あと、水木氏の「生まれたから生きる」の言葉はそれでいいんだけど、なぜ
そうなるのか、の部分を説明したのが「投げやりになってる生き物は少ない」という
観察なわけで。さらに、なぜ投げやりにならないのか、の答えが実体の有無を
問わず「世界」が「存在している」実感という意味だからね。投げやりという単語が
誤解招いてるかもしれないが、要は「何もせずにじっとしてる生き物は基本的に
いない」という意味だと取ってくれれば良い。動かないように見える植物だって、
あるいは生物とはみなされてない鉱物だって、実は各々の時間の尺度の中で
動いているし変化を求めているように思える。こういう話は説明が難しいが、
この世に生まれ落ちたものが「ただじっとしている」という「静」の状態をよしと
していない事こそが、死後の世界、というか、我々が現実と捉えがちなこの世界
だけでは決して完結していない証明になるように思うわけです。
そして、なんで「死後の世界」が「存在している」ことに俺が拘るのかと問われれば、
もし存在してなかったら、思索という理性だけでなく、感情すらも無意味になって
しまうからだよ。哲学や思想が無意味になる分にはまだいい。しかしあなたの言う
「実感」という感覚や感情まで無意味という事にどうしてもなってしまう。つまり
死んだら無になるのなら死者を追悼する気持ちがなぜ沸いてくるのか説明できないし、
自分の妻や子供を愛しく想う普段の感情すら、まるで意味がない、というか、
意味がないものは存在してない事と同義なんだ。宇宙の果てで誰からも観察されてない
星が爆発したとして、その星は果たして存在していた、と言えるだろうか、みたいな話です。
>この世に生まれ落ちたものが「ただじっとしている」という「静」の状態をよしと
>していない事こそが、死後の世界、というか、我々が現実と捉えがちなこの世界
>だけでは決して完結していない証明になるように思う
というのがわからない。
この世でじっとしていないことが、なぜ死後の世界があることになるのか?
死後の世界がなかったら、なんで今ある「実感」という感情まで無意味になるのか?
死者を追悼する気持ちは、残された側の意識の問題だと思う。
それまで存在していた者が急になくなったからといって、その者に対する愛情は記憶のある限り消えない。
にも関わらずその愛情の持って行き場がないわけだから、場を作るんでしょう。
なぜ死後の世界がないなら、自分の妻や子供を愛しく想う普段の感情すら、まるで意味がないってことになっちゃうの?
生きている限りで、お互い愛しく思える関係を作り上げられれば
十分生まれてきてよかったと思えるんじゃないの?
自分も生まれてきた意味があったってさ。
それからもうひとつ。
>もし人間が死んで「無」になるのだとしたら、自分の人生にも、この世界にも、
>まったく関心が持てないはずだ
と書いてたけど、うちの母は父が死んだ時に
もう父親のところへ逝ってしまいたい、向こうには親兄弟も父(母から見れば旦那ね)も幼馴染もいて
こっちより懐かしい、会いたい人が大勢いるからなんぼかいいかもしれないってよく言ってたよ。
あなたの言い方を借りれば
>もし人間が死んで「有」になるのだとしたら、自分の人生にも、この世界にも、
>まったく関心が持てない
という場合もあるんじゃないか。
現世が苦しい者に、死後の世界が約束されれば、現世を捨てる覚悟はしやすくなるだろう。
つまり、死後の世界の有無が、本人の人生にどう転ぶかは半々で
人や場合によるってことだよ。
私は「あったらいいな」どまりで、「ある」とは信じられないから余計そう思う。
そして「あったらいいな」と思うのは、父のためではなく、自分の父への思いをそこに託したいため。
つまりは自分の脳内で作ってる物語だと思う。
517 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/27(月) 10:16:10 ID:ohyds+FI
>>512 いやいや、何を言ってるんだか。
まぁ、何べんも言った事だからもう良いけど。
あ、そうだ、小林を絡めない方が話にはなるだろうから聞いてみる。
今回の尖閣の件、小林は今のところ何も言ってないけど、どう思う?
どうした方が良かったってのも出来れば聞きたいね。
518 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/27(月) 10:18:01 ID:HGotTpMo
>>516 こういう話はなかなか伝わらないだろうね。でも出来る限りやってみよう。
>生きている限りで、お互い愛しく思える関係を作り上げられれば
>十分生まれてきてよかったと思えるんじゃないの?
>自分も生まれてきた意味があったってさ。
そう思えるのだとしたら、そう思っている主体の居場所は「死後」でしょう。
死ぬ間際の事を言ってるのかもしれないが、その間際の「よかった」という
感想は実はその人の人生を総括してはいない。
なぜなら間際だろうがまだ生きてる最中なんだからね。
本当に「意味があった」と思うためには「死後」に主体が移動して、その場所から
現世を「観察」しなければ「意味」というものは生まれてこない。
誰も見てない星が燃え尽きる話と一緒で、「観察」できなければ「存在」もない。
「存在」がなければ「意味」もない。
あなたの言う「生まれてきてよかった」という感想は生きている間に感じた事を
指しているのだろうけど、死んで「無」になるのだとしたら、その感想はどこへ
行っちゃうの?消えてなくなる、というか、初めから存在しなかったのと同じだよ。
残された人が受け止めるとしても、その人たちだっていずれ「無」になる。
そうやって考えていけば、すべての人生が「無」になるわけで、人類が滅んだら、
あるいはこの地球が消滅したら、そういった生き物すべての「実感」の集積も
すべて「無」に帰すことになる。ということは最初から人類なんて存在しなかった、
という事とまったく等しくなってしまう。そんな虚無的な、世界とすら言えない世界に、
なんでこんなに生き物がいたり、星が動いたり燃えたりしているのだ?
すべてが「無」ならこれらが幻だったとしても、その幻影の存在も「無」なのであって、
要するに「意味」がない。つまりあなたの理屈では我々が知覚(錯覚)しているこの世界
に「意味」がないのに、どうして人間の感情に「意味」があることになるのか、まったく
説明できないはずなんだ。説明する(納得する)ためにはどうしても、人知を超えては
いるだろうが、何かしらのアナザーワールドの存在が必要不可欠になってくる。
そのことを俺は「死後にも世界はある」という根拠としているわけです。
519 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/27(月) 10:20:00 ID:HGotTpMo
さて、後半の例証はちょっと意味がわからないな。
俺にはすべて「死後の世界」の存在の証明になっているようにしか読めないよ。
まず、あなたの母上様は明らかに「死後の世界」を信じているよね。
そして現世が苦しくて命を自ら絶とうとする人も、「死後の世界が約束されれば」
と書いてある通り、死後の世界での「やり直し」のようなものを望んでるわけだよね。
いや、言いたい事はおぼろげながらわかるよ。要するに死後の世界の存在が
必ずしも「必死で生きる」という事には繋がらない、ということでしょ?
でも俺が説明に使った「投げやりでない」とか「必死に生きようとしてる」という言葉は、
何もみんながポジティブwとか、前向きwに生きる、というような意味ではないのよ。
もっと単純に「呼吸してる」「なんか食べたい」「うんこしたい」「飽きたからなんかする」と
いった、基本的な生命維持への欲求を指してるわけ。とりわけ人間という生物は最後の
「飽きたからなんかする」という行動原理が強くて、俺なんかは人生とは壮大な暇つぶし、
だと本気で考えていたりする。しかし暇つぶしであってもそこに物語=意味を見い出したく
なるのが普通であって、この「物語=意味」が完成するためにはたとえ「死」であっても
「つづく」のテロップが出なければおかしいわけですよ。「おわり」で無になっちゃえば、
テレビ番組とは違って再放送もDVD化もできないんだから。むしろ「おわり」じゃなくて
最初からそんな「物語」は始まってもいなかった、という事になっちゃう。
あなたはいみじくも「脳内で作ってる物語」と書いた。物語ならば意味があるはずだ。
そして意味があるものは存在する。脳が見せる幻影であっても、眼球で見ている世界も
幻影に過ぎないのだから、存在の確からしさというものに違いはない。
どうも「信じる」「信じない」という言葉が邪魔になってる気がするが、この今いる世界を
あなたは「信じている」だろうか。突き詰めて考えればこの世界だって「信じる」理由なんて
どこにもない事に気づくはずだ。ただ「在る」から「意味」もある、と昔の人間の方が素直に
納得できたのだろう。死後の世界を否定する心というのはおそらく「科学」が普及して
西洋合理主義という名の「宗教」に洗脳された、極最近の現象に過ぎないのではないか。
520 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/27(月) 12:01:55 ID:dNkGynPb
私の予想では、沢尻氏はたぶんオバタリアン=65くらいなのだろう
とふんでいる。そうでなければ、あれだけ第一に冗長で、
第二に曲言ばかり、最後に、誇張まじり、の井戸端会議
にみちあふれるレトリックを使いこなせるわけがない。
つまり、自分のおいた単純短絡の幼稚な
前提を疑うのがあまりに恐いので、その恐さから
逃れるために、言葉を意味なく飾り、無駄に延長
させているようなのである。
それら退屈な嘘話を読んでいると、単純な沢尻的紋切型思考に
どれだけ習熟しているか、それがゴー宣のあやしげな道場とやらに、
入場するための儀式なのかと思わされる。
つか読む価値ない
自分語りしてるだけで新田先生や谷田川氏への反論にはなってないからな
つまり小林援護にもなっておらず、自説のみ。自分が好きな人間の典型だね
>>518 生まれてきてよかった=人生の総括
なんかじゃないよ。
そう思った次の瞬間、相手が事故とかで死んでるかもしれないんだから。
でもその時そう思ったのは事実だし、記憶がある限りそれは消えない。
意味なんて主観の一種じゃない?
同じことでも人により見方により様々に意味づけられるんだから。
「これが真実だ」なんて、どこに行っても(たとえ死後の世界に行っても)
見極められないと思う。自分がどう意味づけするかってだけで。
あなたの考え方だと
存在が消える=初めからないのと同然=意味がない
となるみたいだけど「初めからないもの」と「途中で消えたもの」とは
その観察者(?)にとってはまったく違うと思うんだけど。
例えば人知れず消えていった星なんかは、観察者にとっては初めからないのと同様だろう。
お互い何も影響を及ぼさず、または影響を受けてはいても認識してないんだから。
おそらく世の中の森羅万象の大半は、一人の人間にとってはそのようなもんだと思うけど。
けど太陽が燃え尽きたら?
とても「初めからないもの」とはならないと思うよ。
あったことで影響があり、したがってなくなったことで影響が出ることを認識できるんだから。
そして、なくなったことで影響(意味)が出るのは、別に「太陽に死後の世界があるから」じゃなくて
それを受けた私たちの都合でしょう。今まで太陽を組み込んだ生活をしていたのが急になくなったから
その変化に対応しきれてないところに影響(意味)が出てくるというだけで。
それはあくまでも、死後の太陽にとっての影響(意味)じゃなく、自分たちにとっての影響(意味)なのね。
死んだらもう、影響も意味も受けない。だから死者にとっての死後の世界というのはない。
>>519 の「意味」に関しては、上の繰り返しになるからここでは書かないけど
なんで「つづく」にならなきゃ受け入れられないの?
「この世のすべてに終わりがあって
いつとは知れなくても、時は必ずその終わりに近づいていて
だから二度とはないこの一瞬を
きらめくような命をこめて生きなければ」
と、どっかのマンガwであったんだけど
私の考え方はどっちかというとそっちだわ。
意味があろうとなかろうと、生まれてきたから生きるんであって
その間にちょっと幸せとか、生まれてきた甲斐があったとでも思えたら
それで十分満足して目を瞑れると思うけどなあ。
心残りがあったら、化けて出てやるとか思うかもしれないけどねw
524 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/28(火) 08:07:22 ID:zrtl0ecu
>>522 まったく話が伝わってない事に愕然とするんだけども……。
まあ、形而上学をわかりやすく伝える事は古代から無理なんだろうけどね。
「意味」という言葉はあなたの考えてるような「意味づけ」という概念ではないのよ。
むしろ「実体」とか「実存」とでも読み替えてくれないかね。それらの言葉の方が
難しいから、あえて括弧で括って「意味」としたんだけど、余計混乱させたのかな。
>「初めからないもの」と「途中で消えたもの」とはその観察者(?)にとっては
>まったく違うと思うんだけど。
「死後」が「無」だったら必然的にいずれ「この世界」も「無」になるのだから、
観察者がいない、という状態なんだよ。観察者を設定しなければすべてが
存在しないし実体もない。それなのに我々には「実感」がある。ということは、
観察者の存在を「この世界」の外部に設定しないと、どうしても説明できない。
>太陽が燃え尽きたら?とても「初めからないもの」とはならないと思うよ。
「ならない」というのは誰の視点なの?その視点の存在の位置を俺は言ってるんだ。
もしそれが太陽系を観察してた宇宙人というのならば確かに観察者はいることになる。
しかし今度はその宇宙人の住む星系が死滅したときに、また同じ問題が出てくる。
そうやって考えていけば、「存在」というものを規定するには「外部」が必要になるわけ。
あとは存在論とか量子力学論の書物でも読んでもう一度自分で考えてみてほしい。
まあ、死後の世界の「ある」「なし」なんて確かに普段は大して問題にもならないだろう。
でもあなたはこのスレにいるんだから、皇統問題や日本の伝統に関心があるはずだ。
死後が無、と信じるのは勝手だが、その自分の感覚と、例えば英霊たちが靖国神社で
会おう、と信じて敵艦に特攻していった事実をどう捉えるのだ?人それぞれ、で相対化
できるならば、靖国神社に霊魂はいない、と言ってるのと同じだ。その相対化は伝統や
文化への軽視に繋がるし、文化や伝統とは死後の世界を在る物としなければ基本的に
成り立たない。前回も書いたが、人類の神秘学的感性が衰えたのは、つい最近の
西洋合理主義教育による洗脳だろう。近代以前には100%の人間が疑いもしなかった、
あの世の「実感」を現代人は失いつつあるのだ。
>>524 うん、わからないね。
「意味」と書いても「実存」と書いても、あるいは「ここにある」と書いても
結局は主観でしょうと思う。
あなたは「死ぬ人」=「観察者」なんだね。
私は「死ぬ人を見ている人」=「観察者」と書いていた。
もし「死ぬ人」=「観察者」なら
生きている間だけは観察できるけど、死んだら観察できない
それ以上でもそれ以下でもないな。
なんで死んだら世界を観察できないことが、生きているうちから世界がないことになるの?
私が母親の話を出したのは
「死後の世界の存在を信じることが、生を捨てる後押しとして働くこともある」
からだよ。
もちろん、そんな負の面ばかりじゃない。
例えばキリスト教でも仏教でも(宗派によるかもしれんが)、お葬式では
「死者は神(阿弥陀)様のそばに行ったのだから幸せなのです。
遺族は悲しむことはありません」
みたいな説教をするね。
これなんかは、生き残った人に対する慰め、優しさ、いうなれば救いだろう。
でもそれが救いになるからこそ、生を捨てる後押しになったり、周囲がそれに加担することにもなる。
とても「死後の世界を信じることは素晴らしい」とだけは言えないよってこと。
その両面を見ずに、片面だけを恣意的に持ち上げるような考え方には
違和感を持つのよ。小林のマンガもそうだけど。
526 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/28(火) 09:12:33 ID:TkBbDJb5
たまには変な話に乗ってみるか。
悠久の時の流れに盛衰があり、生死がある。
そこに何者かの視点があろうと無かろうと自らの存在を定義するのは自分自身に他ならない。
己を自らとして認識出来るのは当人だけだからだ。
つまり感じている、若しくは存在するとされる観察者とは自分自身の事となる。
ならば、自分自身で完結し自らを失った者はその瞬間から意義を失うのか?
それは違う。
何故なら自らを認識出来るのは自らに他ならないが、同時に他者も認識しているからだ。
生死が当人のものならば、悠久の流れは自らと他者とのつながりが織り成す。
故に、悠久に対して人は何かを遺そうとするし、また遺っていく。
おそらくはその収斂こそが神であり観察者であり伝統なんじゃないかね。
結局は解釈と自分自身での見え方の問題。
527 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/28(火) 09:47:15 ID:zrtl0ecu
>>525 なるほど、あなたは英霊たちを「死後の世界」があると信じ込まされたせいで
命を粗末にしたかわいそうな人、と考えているわけね。
これはもう、議論にならない。少なくとも俺にとっては「命を大切に」みたいな
次元でこういう話をしたかったわけじゃないからさ。
>>526 あなたの話はよくわかる。「収斂」と書いているからね。
ただ、もっと言えばね、人間が自分自身を認知することからして、他者が
いないと成り立たないわけよ。人間が地球上に一人だったら、その人は
自分を自分だとも認識できない。そういう他者存在の絶対性を突き詰めれば
アナザーワールドが不可欠になってくる。
もちろんたぶんあなたなら解っていて、それを「死後の世界」とあえて名付けず
とも、他者の存在による認識の連鎖、という連続性を確認するだけで、伝統や
神という概念は成立する、と言ってるんだろう。
>>527 >少なくとも俺にとっては「命を大切に」みたいな
>次元でこういう話をしたかったわけじゃないからさ
そういうこと「だけ」を言いたかったわけじゃないんだけど
議論する気がないならこっちももういいわ。さいなら。
529 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/28(火) 10:22:11 ID:zrtl0ecu
>>528 最後にひとつだけ言っておくが、観察者とは死んだ人、あるいは死んで
神や仏と一体化したもの、つまりなんでもいいんだけど、別の世界から
この世界を「見ている」存在のことだよ。
でも、俺は「死後の世界」や「死者の視線」を否定する事が進歩的で、
「生きてる間だけ」の幸福を追求するような思想にはマジで関心がない。
むしろ悪魔的だと思うくらいに毛嫌いしてるから議論は無理だね。
なあ観察者がいなけりゃ、自分の存在も失ってしまうの?
観察者がいてもいなくても、ここに既に自分があるのは変わりないじゃないか。
宇宙人はあなたのことなんか知らんし
あなただって宇宙にどんな奴がいるかなんて知らないだろう。
でもお互いいるなら、その存在があるのには変わりないじゃないか。
だ・け・ど・
その段階で「宇宙人は必ずいる」なんて言えないだろよ。
これは進歩的でも科学的でも何でもないだろ。
なんかあなたの言うの聞いてると
「俺は他人から見てカッコイイはず。だから俺をカッコイイと認めてくれる他者はいる」
ていう、本末転倒的なものを感じるよ。
言い換えれば、自分への愛情が形を変えたもの。
前も言ったように、私は「死んだ父親が見ていてくれるといいな」と思ってるし
時には自分でも「死んだ父親がそうなるようにしてくれたんだよ」とか言う。
でもそれは私の、父親への愛情が形を変えたものだよ。
自己愛や他者への愛という意味での「死後の世界」は否定しない。
でもそれが「死後の世界はある」という根拠になるのかどうか。
実は誰も見てなくて、すべては自分の心の鏡かもしれないという可能性だって
十分あるだろ。なんでそれをそこまで否定しなきゃいけないのか。
んじゃほんとに消えるわ。長々失礼。
531 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/28(火) 12:50:49 ID:G17P27c+
結局、沢尻および小林とその読者は、自己満悦を経て自己崩壊へと
向かう。私は、小林よしのりの、戦争論から天皇論の今に至るまで
それらの漫画をたくさん読んで理解しようとしたけれど、
つまりは退屈であった。
ゴー宣の個性は何であるかとなると、小林という人間の長い生涯にわたる
スタイルということだ。
「わしの思想は変化する」というものが逆説的にイデオロギー化して、
小林よしのりの振る舞い方における安定性と持続性が失われて、
個性そのものが蒸発し消失していく。悪い意味での刹那主義である。
わたしが、小林漫画に個性を見出すものがあるならば、
そうした刹那におけるたわいもないハプニングだけである。
重要なのは、小林のようにマネー、ナルシシズム、エゴイズムの
一様性の鎖につながれていながら、それを知らずに
多様化の踊りを続けることではない。
生の統一性を保ちながら、多変性に立ち向かうことである。
微細で、変動する漫画のコマ割りのような、とりとめもない分裂状態、
それが小林個人とその読者の落ち込んでいる現状のありさまではないのか?
沢尻の言い分は分かるが、ほんとに哲学的過ぎて、
科学的な根拠を示したりして終らせられない泥沼のような話だと思う。俺は面白いけど。
>「生きてる間だけ」の幸福を追求するような思想
言いたい事は分かるが、逆に「生きている間」を幸せに出来ないやつが、
「死後の世界」や「あの世」や「死者の視線」を言い訳にするのも悪魔的な思想だと思う。
自分の個がガタガタのヤツが、国家やら政治やらの大文字の議論にすがりついて、
からっぽの自分を底上げしているような空しさとあくどさを感じる。最近のネトウヨとかそうじゃない。
だから俺は、530の「死後が『なくても』生きられる思想」も納得できる。
これは、「死後なんてどうせ無いから、今ある生を貪りつくす」って思想とは、微妙に違うんじゃないかな。
死後があろうと無かろうと、充実した生は送れる、という話で。
「誰か」や「観察者」に頼らなくても生きていける分、強い思想だとも思う。
実存への不安やら、「意味」を考える余地やらは、生活に余裕が出てきたときに出てくるんじゃないかな。
それまでは、そんな抽象的な事を考えてる暇ないわけで。
533 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/28(火) 18:47:47 ID:TkBbDJb5
>>527 この辺はあくまでも個人の認識の問題だから議論は成立しにくいとは思う。
まぁ、そう言っちゃうのも何なんで、その違う部分を取り上げてみる。
>ただ、もっと言えばね、人間が自分自身を認知することからして、他者が
>いないと成り立たないわけよ。人間が地球上に一人だったら、その人は
>自分を自分だとも認識できない。そういう他者存在の絶対性を突き詰めれば
>アナザーワールドが不可欠になってくる。
まずこの場合、自分の認識とは前提が違う。
我思う故に我あり、という言葉があるが、己を認識する為には自らがあれば足りる。
そして仮定の話を前提には出来ない。
この場合は「人間が地球上に一人だったら」という部分。
誰も経験しない事象を元にする論理はどこまで行っても仮定であり、論理として成立しないからだ。
哲学的なテーマとしては面白いだろうけど。
人が人として存在する歴史の上で他者と関わらない者は存在しない。
だから他者の存在は根本的に己の中に織り込まれていると言えるだろう。
つまり、想起すべきアナザーワールドもやはり自己にあるというべきだ、というのが自分の認識。
534 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/28(火) 23:21:37 ID:rD5jDZtE
>>517 全く何を言ってるだか
オレも何度も反論したからいいや。
でたいつもの質問ぜめ
なんだか突然思いついたように書いてるけど
国のことを考えて論議しよう、じゃなくて、叩くことが目的で質問してるんじゃない?
あら探しで
535 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/29(水) 09:05:40 ID:ExGO+CYx
>>534 言いたくないなら、良いよ。
無理強いする事でもないし。
536 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/29(水) 10:33:26 ID:ieJ9nS4Q
>>531 退屈だったのにそんなに沢山読んでるなんて凄いな。
俺なんかには一冊読んで駄目な作家を追うなんて、出来そうもない。
しかし「戦争論」から、というのが気になる。「差別論」「脱正義論」のあとに
読むと、あなたの言う変化が刹那では決してないという事がわかると俺は
思うんだけども、まあ、あなたはこの板に今多くいる、保守思想の進化の
一翼を担った小林よしのりを支持していたけど、その後の女系容認や、
民主党代議士との付き合いなどを見て、裏切られたと感じて反小林よしのり
に廻った人達とは根本的に違うようだから、たぶん元々肌に合わないのだろう。
そういう人にまで無理矢理薦める気は俺にもないので、どうぞ別の思索系統を
探してください、とでも言うより他はない。
しかし何度もアンチの人に俺は問いかけているのだが、他にもっと魅力的で、
あなたの言葉でいう「統一性を保ちながら多変性に立ち向かう」思想家は今、
いるのだろうか。いたら教えてくれ。これは皮肉ではなく、そんな人がいるなら
ぜひ読んでみたい、と、俺のような思想好きは心から思っているのだから。
537 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/29(水) 14:13:56 ID:ieJ9nS4Q
>>532 あなたの投稿には唸らされたよ。まあ、俺も哲学や量子力学の一部から
導かれる神学でしか説明できないので、これは泥沼にはまったと思って、
さっさとこの話題切り上げたかったんだけどねw
しかしあなたが鋭いこと言うから、もう少し書くべきだと思って仕方なく
話を続けることにする。責任取れよw
否定的な意味での「ネトウヨ」が展開する大文字の議論が、「自分」を
棚上げして先人の「物語」に依存しているのはその通りだろう。
しかし否定的な意味でない「ネトウヨ」を含む右翼的思考であるならば、
しっかりと「自分」をその「物語」の系譜に組み込んで、現代からすっぽりと
抜け落ちた「合理主義だけでは解決できない問題」に取り組めるはずだ。
したがって、あなたの言うように「死後の世界」を「言い訳」にしてはいけない、
というのはとても納得できる。だが、もちろん俺にとっては「言い訳」では
ないわけで、合理主義に立ち向かうための前提条件として「死後の世界」は
存在せねばならず、もしそれが崩れたら俺としては己が組み上げてきた
思考の根本が自壊する、とてつもなく重要なテーゼなのだ。
「死後の世界」という言葉は一番直接的で解り易いはずだから使用しているが、
ともすれば宗教家の説法と勘違いされるやもしれず、新たに「目に見えないもの」
という言葉で語らせてもらうが、昨今の人類とは「目に見えないもの」に対する
畏怖はおろか、存在すら否定する科学信仰、合理主義信仰によって、様々な
問題を抱え込むに至った、と俺は分析している。問題解決こそが思索であり、
思想であり言論であるのだから、諸問題の根源をどうしても問い直さねばならない。
さて、科学者の掟である「目に見えないものは扱わない」という科学の定義が、
科学者でもない一般の人々の間にも教育を通じて浸透した結果として、530氏の
ような無神論を成立させていると俺は常々考えているわけだが、では、果たして
このような無神論とはあなたの言うような「強い思想」なのだろうか?530氏には
悪いが、氏の書き込みを追って読んでみれば、「わからないからわからない」、
あるいは「見えないから信じない」という事を繰り返しているだけだ。「ある」という者
に対して「証拠がない」「信じられない、つまり無い」(続く)
538 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/29(水) 14:15:01 ID:ieJ9nS4Q
(続き)という、まさに科学者の態度がそのまま持論となっている。俺に
言わせればそんなものは論理ではないのであって、実際に、俺が「ある」と
いう事を不可知論と知りつつ説明しようとしているのに対し、530氏は「ない」と
いう事の説明は放棄している。ただ単に「ない」と思ってる、という述懐なので
あって、そこに論理はない。論理のないものが果たして思想と言えるのか?
530氏ばかり槍玉に挙げてはかわいそうだし、本意でもないが、結局のところ、
「目に見えないもの」を否定するという考え方全般に、真の意味の否定ではなく、
「証拠がない」から「わからない」、「わからない」ものは「無い」とする、という、
現代人が無意識に結論付けてしまう合理主義的呪縛を見るのは俺だけだろうか。
これは一見、自分で考えて出した結論のようでいて、実は思考停止をそのまま
表現しただけではないのか。そしてこの時、「目に見えないもの」は人間の悲しみの
慰め役としての方便に堕落し、一方では自殺を誘発するような危険思想とまで
蔑まれる。「無い」ものがどうやって方便だとしても機能したり、いずれすべてが
「無い」ものになるのに何故自殺がいけないことになるのか、俺にはさっぱり不明
なのだが、この「目にみえないもの」に対するご都合主義は、悲しみを緩和する
方便ならばあってもいいけど死への誘惑に駆られるなら駄目だよ、というような、
まさにご都合主義の範囲内において存在を許されているかのようである。いや、
「無い」んだったら存在を許す事が矛盾だろ、と俺などは思うわけだが。
もちろんあなたの言う通り、このような形而上学を人間は普段は必要としては
いない。むしろ現代においては「死」を問題から外すことで、言い換えれば深く
考えない事によって、「死」への恐怖を忘れ、だからこそ現世における「社会」は
物質的な繁栄を謳歌する事が可能になったように思える。しかし「死」を無意識に
除外することで失われたもの、それこそがこのスレでテーマになっていた「伝統」で
あり、皇統問題も含めた数々の「物語」の存在なのではないか。合理的思考で
すべての人間が納得していたら、なぜ人々は未だに「物語」を求め続けるのか。
この「物語」の意味は保守思想だけを指しているのではないよ。(続く)
539 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/09/29(水) 14:15:52 ID:ieJ9nS4Q
(続き)金銭的成功から男女のロマンスから自分探しに至るまで、ありとあらゆる
「物語」が未だに世の中には氾濫している。そしてその各々の「物語」の脚本が
かなりの部分において合理的思考に乗っ取られている事こそが、現代社会の
問題のすべての根源なんじゃないのか。
少し話を変えよう。俺は若い頃、高校生のときだが、死んだらどうなるのか、と
いう古典的な青少年が悩みそうな疑問に取り憑かれてしまった。もちろんその
時の俺は合理主義教育を受け続けている真っ最中だったから、「無になる」、
という答えが真っ先に浮かんだ。そしてここからが人間の境目のような気もするが、
その「絶対的虚無」という状態を何度も何度もしつこく想像してしまったわけだよ。
そしたら怖いなんてもんじゃないの。ほとんど発狂しそうになったわけ。いや、
本当に狂っちゃって今もそのままなのかもしれないけどさw
とにかく「虚無」の淵に立って覗き込んでるような状態。これは怖いぞ。将棋の
羽生が深く盤面を考え過ぎてたらそういう状態になって慌てて引き返した、なんて
話をしてたけどさ、俺なんかだと羽生みたいに頭良くないから戻って来れない。
結局、その恐怖を貼り付けたまま生きるハメになって、だからこそ哲学やら思想やら
解決を求めて本を乱読するような人生になってしまった。まあ、その過程で社会生活
を送れるだけの解決があったわけだけど、だからね、「死後は無」って簡単に言えちゃう
人って絶対俺みたいに深く考えて、本当の「無」を体験してねえだろ、とか思っちゃう。
体験してたら「無」こそが幻だと気付くか、発狂したまま廃人になるかのどっちかしかない、
とこっちは自信満々なわけでさ。しかし自信満々でもこうして他者に説明するには、
結局のところ個人的な体験談でしかなく、仕方なく理屈を捏ね回すしかない。
小林よしのりの思索遍歴が凄く興味深いのは、だんだん合理的思想ではなくなって
きたから。戦争論は「見えないもの」について書いてはいるけど、基本の部分は
大東亜戦争肯定論という理屈。それが天皇論まできたら、細かい話は理屈だけども、
基本の骨格が完全に「見えないもの」前提になってて構造的には逆転してるんだよ。
……って話がズレてきたし、自分でもまとめきれなくなったw
時間切れだし、また今度。
とうとう自演まで始めたかw
541 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/29(水) 22:42:35 ID:2d47XD/O
>>535 いいよ言っても。
大雑把なことしか言えないけど。
542 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/30(木) 08:16:08 ID:Ni3eKi20
543 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/30(木) 14:53:58 ID:73oJPMOf
>>542 民間人らしき人は追い出すか逮捕、裁判。軽く洗脳。
軍隊なら撃沈。
あとはTPOによって変わる。
詳しい情報とか軍事とか知らないから、こんな感じしかわからないよ。
沢尻とかが議論しているようなことなら、ちと話せそう。
544 :
名無しかましてよかですか?:2010/09/30(木) 17:14:01 ID:Ni3eKi20
>>543 おぉ、返事ありがとう。
無いかと思ってたわ。
>民間人らしき人は追い出すか逮捕、裁判。軽く洗脳。
まぁ、自分の意見ではあるが、どう思うかは任せるよ。
勝手に入り込む連中には退去を通告して、立ち退かない場合は強制送還。
その際に日本の国内法に触れたなら(今回のケースだな)逮捕して起訴する。
洗脳ってどうするのかワカランけど、日本としてはしない方が良いかね。
>軍隊なら〜こんな感じしかわからないよ。
撃沈とは過激だな〜。
実際には領海である旨を宣告後、退去を通告する。
聞かなければ、間近まで船を寄せ、攻撃の意志を見せつつ、今度は警告。
それでも駄目なら、魚雷があるなら注水を開始する。
普通はここで立ち去る。
実際にこれまでも何度かあり、動きを察した米軍の通報を受けて自衛隊が出て追い返してる。
いきなり攻撃って実際には出来ないけど、これだけ緊張感がある場所なんだよね。
まぁ、でもすべき事に関してはお互いそう変わらないじゃない?
ただ、上で書いた様に日本には自前で侵入を察知する力が無いわけで、偵察衛星を何発も飛ばさないと自主防衛もかなり苦しい。
自分が殊更反米を嫌うのは、条件が整わないうちから喧伝するから。
まずは憲法改正なんかもそうだけど外堀埋めないと危なくて仕方ないよね。
まぁ、それでも敢えてそういうスタンスを取るのも自由だから必ずしも賛成しろとは言わないけど。
>沢尻とか〜
個の認識とかアナザーワールドの事とか?
哲学的な話になるし、個人の認識にもよるけど、テーマとしては面白いよね。
545 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/01(金) 16:55:22 ID:J0q5YgE3
>>544 詳しく言ってもらうとそういうことだね。
嫌味とか言いあってるときでも(笑)そういう知識は豊富だからいつも勉強になるよ。
洗脳ってたとえば中国とかは「お前が悪いお前が悪い〜」ってやってくると思う。
日本は「けっこう日本って良い国かも」と思わせるような対応をしたらどうかなーって。そんなことならやってるだろうけど。
もし中国軍艦とかが侵犯して、日本のいうことを聞かなかったり反抗的な態度、反撃してきたら自衛隊はどうする?
もしロシア軍だったらどうだろう?
ロシアは日本人を殺してるから侵犯してきたら日本は強くでるのかな?
反米…また論議になるね(笑)
憲法をつくるとかもちろん早くやったほうが良いと思う。
ただアメリカに従い過ぎるって思うからそれは止めたほうがいい…っていう考え方だよ。
なに自演始めてんの
>>537-539 沢尻
俺も「泥沼にはまってるなー」と思ったからこそ、切り上げる切っ掛けを与えるつもりで牽制したんだが、
更にきますか(笑)。いや、俺はいいけどね。面白がってる人が、俺以外にもいるみたいだし。
>しっかりと「自分」をその「物語」の系譜に組み込んで、現代からすっぽりと
抜け落ちた「合理主義だけでは解決できない問題」に取り組めるはずだ
俺はそんなネトウヨ見た事無いけど、きっとそんな人もいるとは思う。
正統な右翼は、詳しく無いから知らない。でも、きっとそんな人はいるんだろうし、いるべきと思う。
まぁ
>>532の意図をばらせば、ちょっと沢尻が530を叩きすぎてる風に見えたんでね。
見方によってはどんな思想も「悪魔の思想」になる事を書きたかった。
俺の中では、右でも左でも、一神教でも多神教でも無神論でも、結局は「人をどうよりよく生かせるか」が思想の重要なポイントなんで。
勿論、生活における損得とは(一見)乖離した「机上の論理」にも興味あるけれど、それも結局は「どう生かせるか」に戻ってくるものと思ってる。
俺からしたら、「保守」何て形式はマジでどうでもいい。そんな「形式」に異様に拘るヤツは、他に拠り所がねぇんだろうかと思う。
小林、特に最近の小林は、あくまでも保守を考えを助けるための「ツール」として使おうとしてるように見える。そこが、俺から見ると安定感がある。
何度も書くが「真の保守思想(笑)」がどうこうとか、「保守とはかくあるべき(笑)」とか、マジでくだらない。一般人から見たら、本当に蛸壺の議論だよ。
>「わからないからわからない」、あるいは「見えないから信じない」という事を繰り返しているだけだ
>「ない」という事の説明は放棄している。ただ単に「ない」と思ってる、という述懐
まぁ、いわゆる「悪魔の証明」になるからね。「存在する!」って言ってる方に
立証責任(笑)が出てくるんだろうな。でも、「悪魔の証明」に甘えてる人間が思想してない、ってのはその通りだと思うよ。
>真の意味の否定ではなく、「証拠がない」から「わからない」、「わからない」ものは「無い」とする
そうだな。ここら辺は、確かに底が浅いし、「悪魔の証明」に甘えてる近代的思考だと思うよ。
だたし、「浅くても構わない」というある種の開き直りをしている人間(意識的な人間)と、
自らの浅さに全く無頓着な人間とは、明確に区別すべきだと思う。
530なんかは、俺からすると前者に見えたんだけどね。「それでも生きていかざるを得ない」、的な。
こういった開き直り、良く言えば「意識の高さ」は、現実を生きる強度はあると思うよ。空しさ、不燃焼感はつきまとうだろうけど。
そしてそういった不燃焼感があるからこそ、そういう「意識ある現実主義者」は、いずれ「物質的な繁栄を謳歌」するだけでは満足できなくなって、
こんな過疎スレで思想したりしちゃうんだと思うよ(笑)。
>悲しみを緩和する方便ならばあってもいいけど死への誘惑に駆られるなら駄目だよ、というような、
まさにご都合主義の範囲内において存在を許されている
俺はそれでもいいと思う。あくまで、思想が「生きるための糧」と考える俺からすればね。
それに、突き詰めて考えたい人は、いずれその矛盾に耐えられなくなるだろうし。
でも、全員が全員、矛盾に対して意識を高くする必要なんか無い、と思うよ。
>「絶対的虚無」という状態を何度も何度もしつこく想像してしまったわけだよ。
>そしたら怖いなんてもんじゃないの。ほとんど発狂しそうになったわけ。
俺もまぁ、小学生あがるかあがらないか位のときに考えたよ。そういう事。
(ちなみに、中学〜高校時代とかは、周囲への憎しみと自分への嫌悪感で、そんな事考える暇なかった)
当然、怖くなったな。だから、じいちゃんとかに聞いたよ。死んだらどうなるの?って。
じじいは「死んだら無だ」と言い放ったよ。いたいけな幼稚園児に(笑)。
まぁ、絶望したよな。意識が全く無くなる、無になるという、暗黒。いや、暗黒すら感じられない無に。
しかし逆に、手塚治虫の火の鳥じゃないが、永遠に意識がある事も考えたよ。
もしくは、意識は無くなるにしても、魂が永遠に不滅となる輪廻転生も。それも、俺は怖かったよ。
>「死後は無」って簡単に言えちゃう人って絶対俺みたいに深く考えて、本当の「無」を体験してねえだろ、とか思っちゃう。
>体験してたら「無」こそが幻だと気付くか、発狂したまま廃人になるかのどっちかしかない
まぁ、深く考えて無い人も一杯いるだろうけど、俺は違うなぁ。逆に、「絶対的な無」も「絶対的な有」も(脳内で)体験したからこそ、
あまりの恐怖に防衛機制が働いて、「死なんてものは大した事が無い」っつって、現実の諸々に逃避してるところがある。
ただし、そんな「すっぱい葡萄」状態に自分があるって事も、本を読んだり、ものを考えたりしてるうちに、わかってくるわけで。
そんな自分の恐怖から始まった諸々を解きほぐしたい、という意味で、俺は「死」というものに向き合ってるね。
で、そのヒントとして「歴史」「伝統」「宗教」ってのは大きなポイントになると思うし、そうなると当然「皇室」にも関心が湧く。
>天皇論まできたら、細かい話は理屈だけども、基本の骨格が完全に「見えないもの」前提になってて構造的には逆転してる
ここら辺が、530なんかが違和感を持つとこなのかもな。
しかも、あの「ゴーマン」スタイルで切って捨てるから、なおさら反発を招く。
ま、それも小林の狙いなんだろうと思うけど。
550 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/02(土) 10:55:48 ID:l3IXd7Ho
私の予想では、沢尻氏はたぶんオバタリアン=65才
くらいなのだろうとふんでいる。
そうでなければ、あれだけ第一に冗長で、
第二に曲言ばかり、最後に、誇張まじり、の井戸端会議
にみちあふれるレトリックを使いこなせるわけがない。
つまり、自分のおいた単純短絡の幼稚な
前提を疑うのがあまりに恐いので、その恐さから
逃れるために、言葉を意味なく飾り、無駄に延長
させているようなのである。
それら退屈な嘘話を読んでいると、単純な沢尻的紋切型思考に
どれだけ習熟しているか、それがゴー宣のあやしげな道場とやらに、
入場するための儀式なのかと思わされる。
551 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/02(土) 13:30:48 ID:0r2GXRno
>>547-549 うんうん。助け舟出してくれてありがとう。基本的にはすべて同感だし、
違うところも「言い方」の違いに過ぎないように思うので、あなたとは
コンセンサスが取れてるように読ませてもらった限りでは素直に思えた。
一番言いたかった事も「悪魔の証明に甘える」という言葉で翻訳してくれた
ようで、より解り易くなっただろうからうれしいね。確かに俺だって偉そうに
書いてはいるが、無論、常にこんなこと考えてたら怖くて気が狂うので、
現実から逃げる現実逃避ではなく、「現実」に向かっていつも逃避してる。
これはすべての人間がそうだろうし、そこを批判する資格は俺にはない。
そういう意味で確かに530氏を責め過ぎたと反省するが、まあ、責めたわけ
ではなく、無神論は科学万能主義で西洋合理主義であって、それが問題の
根っこなのだから、まず批判しないと話が先に進まないと思ったんだ。
無神論でも個人の生き方については、それで納得できて、ちゃんと生きていける
のであれば問題はない、というのはよくわかった。しかし個人の生き方を超えて、
いざ思想する、となった時に無神論って現代でも有効なのかな?
あなたもやっぱり全面的に対峙せずとも「死」の問題は考え続けているようだし、
「歴史・伝統・宗教」という本質的に考えようとすれば「目に見えないもの」を肯定
せざるを得ない、非合理的なもの、を、その際のポイントとして挙げている。
あなたの「保守思想」なんてツールに過ぎないというのには全面的に同意だけど、
どうして科学的な「進歩思想」が衰退して、「保守思想」の方に人気が出てきた
のかと考えれば、多くの人が「保守思想」の中にあった非合理で神秘的な部分に
無意識に魅力を感じているからだと俺は思うんだ。
例えば宮崎駿のアニメというのは「となりのトトロ」では子供には見える異世界の
お話だし、「もののけ姫」だと昔の人間には見えた異世界の話だ。ゲームだって
ほとんどがファンタジーという神話形式をなぞっている剣と魔法の「物語」だし、
海外でもハリーポッターとか指輪物語とか、昔抱いていた21世紀のイメージから
すれば程遠い、太古の時代からある異世界の物語ばかりが人気になっている。
(続く)
552 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/02(土) 13:31:54 ID:0r2GXRno
(続き)逆に俺の若い頃に隆盛を誇っていたSFは衰退してしまい、残った
のはフィリップ・K・ディックの路線、つまりサイバーパンク的な「マトリックス」
という映画のように、今まさにここで俺らが話しているような「目に見える世界
への懐疑心」に満ち溢れた作品ばかりだ。ついでに言えば大塚英志が去年
あたり村上春樹を「物語がない」という言い方で批判してたけれど、これも
「現代文学」に「物語」が作れなくなった時代の事を言ってるように読めた。
結局、無意識に人類は今、ある種の壁にぶち当たっていて、それは俺が言う
ところの科学主義、合理主義の限界点なんだと思う。
だからあなたの定義の「ネトウヨ」は最悪だし、「保守」の定義論争も確かに
くだらないから全面同意するんだけれども、この現代において問題解決の
ための思想を求めるとするならば、大雑把に分けて我が国で呼ばれる「左」
よりも「右」の思想の系譜の中に、鉱脈は眠っているだろう、と考える。
もちろん小林よしのりが今意識的にやってるように「右と左」の概念をぶっ潰す
事の方が、まず重要なのかもしれない。でもどっちのコアな部分を土台に
しているか、を見れば小林よしのりは完全に「右」の系譜なんだなあ。
そのコアこそが「目に見えないもの」を前提条件として考える、という事なので
あって、だから俺のひとつの企みとしては、従来の「右と左」という古びた二分法
を「有神論と無神論」に代えると、新たなものが観えてくるかもしれないよ、と
いうような想いがあったんだ。以前も言ったけど思想って「言葉」なんでね、
「言葉」を換えるだけで全然違ったパラダイムが開ける場合が多い。
ドラクエや陰陽道ブームとかを天皇や神話を結びつけるような大胆な想像力。
うまく言えてないかもしれないが、そんな事を俺は今考えてるんだよ。
553 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/02(土) 13:59:30 ID:0r2GXRno
>>533 すまん、あなたにレス返すの忘れてた。
「我思う、故に我あり」というデカルトの言葉を否定するところから
始まったのが近代から現代にかけての哲学なんでね、俺もその
系譜で勉強しちゃったから、どうしても「自分」を基点に物事を
考えることは間違い、みたいな感覚が染み付いてるんだ。
もちろん間違い、というのは「哲学」という蛸壺の中の話でね、
あなたは論理として成立してないと言うけど、哲学の中だと
そのようなコギト批判というのは成立してて、だからこそ見解の
相違として現れてるだけなんだ、と俺も思う。
そして、その見解の差を埋めるのが実は東洋思想の系譜なんだよね。
あなたが書いてくれた「想起すべきアナザーワールドは自己にある」、
という部分。これがまさに「色即是空、空即是色」であったり、あるいは
「一即多、多即一」の思想なんだと思う。つまり自己も世界も異世界も
全部一緒、みたいなね。乱暴に言えば。
だから認識は違ってても実は同じことを言ってるように思う。
認識だけでなく本質も違うな、と感じるのはやはり俺にとっては合理主義
から導かれる「無神論」の類であって、そこを土台としちゃうと自己と歴史
との関わりも、方便以外には何の役にも立たず意味もない、ただ虚しい
だけの教科書に書かれた文字列に過ぎなくなる、と考えている。
誰か三行ずつにまとめてくれ。
555 :
530:2010/10/02(土) 21:33:10 ID:vbWXowyv
沢尻はもう私とは議論したくないかもしれないが
反論させてくれ。
>>551 >無神論は科学万能主義で西洋合理主義であって、それが問題の
>根っこなのだから、まず批判しないと話が先に進まないと
とあって、私の意見=無神論=科学万能主義で西洋合理主義が土台であり
あなたの意見=有神論=歴史・伝統・宗教を土台にしたもの
と二分割しているように見えるんだけど
私に言わせれば、「無神論」とか「科学」とか「宗教」とかすらどうでもいい。
>個人の生き方を超えて思想する
とあるけど、「個人の生き方を超えて、「伝統」や「歴史」を「思想する」」というのが
地に足が着いてない理念に引きずられているように見えてしまうんだよ。
例えば、亡き人が大切にしていたものを守りたいと思うのは普遍的感情だろう。
体がなくなってしまう分、残せるものは残したいと思うさね。
それが何世代も続いて、いつかそれを残した直接のご先祖の顔なんか知らない世代になっても
親がそれを大切にしていれば、その親が死んだ時、親を大切にしたい気持ちからそのご先祖が残したものも
親と同じように大切に継承していくだろう。
親に限らず、地域共同体や、生活の場にあるものすべてね。
私にとって「伝統」ってのはそういうもんだ。
そうして作られて、生きている人間が残そうと努めてきたのが「伝統」であって
決して「日本の伝統とは」なんて、頭で考えられたもの「だけ」が伝統じゃない。
むしろそんな大文字の「伝統」なんて、極論を言えばシンボリックな「理念」でしかないと思う。
誰のための、何のためのという視点がすっぽり抜けてる。あるいは恣意的。
まず自分の足元を固めなくて、何のための伝統か、思想かと思う。
小林はキライだが、今小林が推奨してる「私から公論へ」てのも
そういう、生活人としての視点だろう?違うのか?
556 :
530:2010/10/02(土) 21:43:10 ID:vbWXowyv
>>552 >現代において問題解決の
>ための思想を求めるとするならば、大雑把に分けて我が国で呼ばれる「左」
>よりも「右」の思想の系譜の中に、鉱脈は眠っているだろう
そりゃそうだろう。現代が左寄りだから、その中で起こってくる問題解決には右が有効に見える。
一昔前、まだ日本がまだまだ保守的であり、かつ基底部に「このままでいいのか」と漠然と不安や不満があった頃は
左が当時の社会へのアンチテーゼとして存在していたのと同じ。
結局バランスでしかないと思う。
そもそも80年代のニューアカ華やかなりし頃だって、ニューサイエンスという名前で
アナザーワールドや東洋思想、つまり一種の宗教的陶酔感みたいなのが流行っただろう。
当時は「浮遊する個」の時代だったから、それらも「個の世界」の中で捉えられていたが
今は「「浮遊する個」なんかいいことなんもない。けれどどうやって他と繋がればわからない」から
「伝統」や「歴史」という、ある種民族的なくくりに置き換えられてるだけじゃないかと思う。
557 :
530:2010/10/02(土) 22:24:27 ID:vbWXowyv
ああもういっこ忘れてた
>そしてこの時、「目に見えないもの」は人間の悲しみの
>慰め役としての方便に堕落し
というけどさ。
他者に対する情愛がない、もっと言えば他者の存在がないままの
「伝統」や「宗教」なんて、単なる「純粋なエゴ」じゃないかとしか思えない。
それがそんなに素晴らしいもん?高尚なもん?
単なるあなた一人の頭の中の世界が?
理念や感情や現実や思想や、色々絡み合って成立しているけど
あえて思考停止というか、踏みとどまるのも、それはそれで大事だと思ってる。
何かを突き詰めて本末転倒するのが、そんなに素晴らしいことだとは思えないんだよ。
558 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/03(日) 10:40:15 ID:0sa+yjnB
>>555-557 >体がなくなってしまう分、残せるものは残したいと思うさね
あなたの言う、こういう部分は確かに普遍的感情なんだけど、俺はもっと
突っ込んで「なんで普遍的感情なのか」って事を考えてるわけよ。
そしたら「遺品」ひとつ取ってみたって「物質」として残したいのではなく、
その「遺品」に何か「目に見えないもの」が宿ってる、と心の奥底で実感
してるからこそ、残したい、という気持ちになるんじゃないのかな。
だから俺だって観念的な「伝統」を語ってるんじゃなくて、自分の実感に
基づいた地点から思考を広げていって、結果的に観念的な話も含む、
世界認識について問題提起してるつもりなんだけどね。
だから悪いけど、俺にはあなたの方が、「遺品」を遺す理由は「自分」の
「想い出」のため、と割り切っちゃって「死者」の視点を除外して合理的に
説明しようとしてるように見えるわけで、それこそ足元が固まってなくて
軽すぎる考え方だなあ、と思ってしまう。
「誰のため、何のため」って言うけど、要するに「自分のため」なんでしょ?
もちろん自分のためでもあるだろうが、遺品を守りたい、っていう人類の
普遍的な意識がすべて「生きてる人間のため」だったら、そんな効率的で
計算高く見えてしまう「世界」というものに少なくとも俺は関心が持てない。
>結局バランスでしかないと思う
これも気になる発言なんだなあ。それこそニューアカ時代の価値相対主義
ではないのかなあ。その感覚だと思想行為そのものが絶対を希求するもの
ではなくなって、いかに現状のバランスを取るか、という、やっぱり効率主義
で人間味の薄い、どっかのシンクタンクの分析みたいなものに見えてしまう。
>単なるあなた一人の頭の中の世界が?
で、これ意味がわかんないんだけど、死者を含む他者に情愛が感じられなく
なるのはあなたの立場から思考していった場合だと思うんだけどねぇ。
>単なるあなた一人の頭の中の世界が?
ってのは、死後の世界があると「思い込む」沢尻の思考・思想はただ自分の中で完結してるに過ぎないんだろ?と言いたいんだろうね。
しかし530のいう「普遍的感情」ってのも、また思い込みだと思うな。俺は「思い込み」が必ずしも悪い事だとは思わないけどね。
あと、効率的、合理的に考えていけば、全ての思想は「頭の中」にしかない事だろう。
「頭の中の世界」自体を否定してもしょうがない。みんなそれぞれの「頭の中の世界」からしか世界も他人も自分も捉えられないのだから。
>>551-552 沢尻
>無神論でも個人の生き方については、それで納得できて、ちゃんと生きていけるのであれば問題はない、というのはよくわかった
結局、俺は個人個人がハッピーに生きられればそれでいい、と思うのでね。それは、その人に合った考え方で構わない。
右でも左でも、有神論でも無神論でも、排外的になって人格を否定する、自分達の思想や理論に従わないヤツは屑、というような、過度に思想に依存してる奴らが大嫌いなもんで。
>個人の生き方を超えて、いざ思想する、となった時に無神論って現代でも有効なのかな?
個人的には、どうしたって「目に見えないもの」に行き着くと思うよ。「無神論」の可能性を閉ざすべきでは無いと思うけど。
「個人を超えた思想」だけど、それはやっぱ必要だよね。国家とかがまとまるためにはさ。
国家が無くても良いほど世界が安全なら別にいいけど。人が一人だけで生きていける世の中には、まだなってないから。
でも、それでもやっぱり、基本は「個人がどれだけ成熟していくか」から出発するべきと思う。
561 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/03(日) 12:32:57 ID:0sa+yjnB
>>559 元々不可知論だからね。死んでみなきゃわからないというw
ただそこで思考停止になると結局わかること、つまり合理的に捉えられる
事柄からしか人間は思索ができなくなるわけで、それが文明的には進歩
したかもしれないが、文化的には堕落したり行き詰ったりしてる要因だと
俺は考えてるわけだし、だからこそこの際「目に見えないもの」を語ろう、と。
ただね、となりのトトロとかもそうだけど、小さい頃って変なもの見たよね?
そんで昔の人ってなんか色んな変なもの見てるんだよ。日本の古典文学
だけ追ったってそんな霊界、異界の話ばかりだもん。
だからそもそも近代以前においては「目に見えないもの」じゃなかったような
気がすごくするんだよね。まさに手で触るような「実感」としてあって、故に
不可知論だなんて誰も思ってなかったんじゃないか、ってね。
いや、今だって毎晩見る「夢」とかさ、記憶の断片が象徴化されて、とか説明
はあるんだけど、明らかに記憶にない変なものとか、時々見るでしょ。
もっと言えば正夢とかね、そういう変なものはいっぱいあるのに、どうも現代
の人間はそれらについて深く考えないように無意識にトレーニングされてる
ように思えるんだな。そこからは新たな思想って出てこないんじゃないか。
あと、ちょっと最近話が逸れてるから気を遣ってくれてるのかもしれないが、
俺と討論してた男系絶対派の若い人とかカレー千衛兵氏とか、空気なんかは
読まなくていいから、また書き込んでくれよw
俺に対する反論の続きでもいいし、あるいは今やってるような、伝統とか皇室の
問題は「死者」を含まないのか、という話でもなんでもいい。色々入り乱れた方が
多くの人の考えるヒントが増えると思うからさ。
>「保守思想」の中にあった非合理で神秘的な部分に無意識に魅力を感じているからだと俺は思うんだ。
そういや大月隆寛が「オタクと保守は相性がいい」って言ってたけど、
日本のオタク化と保守化が進んでるのは、やっぱ物語への飢えからなんだろうね。使い古された物言いだけど。
しかしだ。そういった「保守」というものが、物語として消費され尽くされない強度を持ってるか否かには、俺は懐疑的に見てる。
もちろん、そこら辺の物語に比べて、「歴史」や「伝統」を味方につけてる分、強度があるとは思うけれど、強度がある分、排外的で選民的な方向にも迎いやすいとも思うし。
だからこそ、俺は「とりあえず」個人の生き方を充実させられるのであれば、どんな思想を持っても(消費しても)構わないと思ってる。
あらゆる人間が矛盾に厳しくなったり、同じ「保守的な物語」を信仰したりする必要なんてないと思う。
ただし、「天皇を含みこんだナショナリズム」と「天皇抜きのナショナリズム」は、物語の強度も普遍性も、明らかに別物だと思うし、
「天皇」を組み込むだけで、ナショナリズムの中にある「攻撃性」が緩和されるような可能性も感じる。
>小林よしのりは完全に「右」の系譜なんだなあ。そのコアこそが「目に見えないもの」を前提条件として考える、という事
まぁ、彼は「思い込み」の人だからね。無神論より有神論の方が、肌に合うんだろうな。
ただし、左が完全な無神論かというと、そうとも言い切れないんじゃないかね。真面目なマルクス主義は別として。
563 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/03(日) 13:14:31 ID:0sa+yjnB
>>560 >排外的になって人格を否定する、自分達の思想や理論に従わないヤツは屑、
>というような、過度に思想に依存してる奴らが大嫌いなもんで。
ああ、俺も同じく大嫌いだし、だからこそこのスレで「問答無用」タイプの人を
諭してたつもりだったのに、俺もそう見えたのだとしたらまことに申し訳ない。
いや、これは
>>530氏に言うべきだな、そういう部分については正直すまんかった。
>「個人を超えた思想」だけど、それはやっぱ必要だよね。
うん。まあ言い方の問題で530氏は「超える」を「無視する」というように取っちゃった
んだとは思う。というか、思想というものを浮世離れしたインチキインテリのお気楽な
趣味、みたく思ってるんじゃないかな。もちろん氏も例に挙げていたニューアカの
ような、まさにそう見えるものもあるから、ここは自戒しないと、と思いましたよ。
>基本は「個人がどれだけ成熟していくか」から出発するべきと思う。
ここね、凄く誤解を招くだろうなと思ったのは、哲学の分野だと
>>553で書いたように
「自己」、つまり「自分」を徹底的に疑うところから始まってて、そこから考えるための
成果を上げてきた、という特殊性があって。これは時代はずっと古いが東洋哲学も
同じで、自己を忘れることが悟り、とか、すべては「空」とか、言うわけなんだけど、
「無」じゃなくて「空」、しかも「空」は「色(目にみえるもの)」と一緒、とか、要するに
ペシミズムだったりシニシズムとは全く違うんだけど、まあ、難しい話で。
この辺の思想とね、小林よしのりの軌跡に窺える「個から公論へ」、とか、「個と公」の
使い分けの大切さ、みたいな部分をもっと上手く結びつけてみたい、と思ってる。
そんで少し関係ないけど、小林よしのりって最終的にはそういう所へ向かうだろうな、
と勝手に想像してるんだよね。たぶん批判する人達は普天間とか尖閣諸島の問題
描け、とか今言ってると思うが、あそこまで天皇家の歴史に興味持っちゃって、ずっと
描き続けてるってことは、そういう時事問題は他の奴に任せた、みたいなところが
本人の中であるんだろうな、と。俺はファンだしそういう方向性大歓迎なんだけどね。
564 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/03(日) 13:46:08 ID:0sa+yjnB
>>562 いやあ、よくわかるよ。特にこの「目にみえないもの」を簡単に軸にして
新たに何かを作り上げると、それは「新興宗教」になってしまうし、
「新興宗教」が排他的になるのは確実だからね。選民意識も特に最近の
過激な右翼に感じるところなんだわなあ。
だからね、俺が女系容認の論陣張るときに何万年というスケールで
考えてみた試みというのはさ、今更日本人の誇りとかそんなものを
強調したいんじゃなくて、むしろ将来日本に帰化してくれる善良な外国人
とかに対しても通じるような、神話体系の再確認とか新しい解釈という
ものが鍵を握っていると思ったんだよ。それは世界に発信できる「神道」
という「新興宗教」ではない、いにしえの知恵みたいなね。
それくらいのスケールで考えないと、皇統問題だってかなり狭い蛸壺の
話になってしまうわけで、つまらないだけならまだしも、排他的選民思想
に利用されてしまうかもしれない。
>無神論より有神論の方が、肌に合うんだろうな。
小林よしのりの面白いところはオカルト大嫌いなんだよw
古くは少年ジャンプの企画で子供たちとアダムスキーの家かなんか行って
宇宙人の絵とか見せられて「バカじゃねーの」と思ったとかさw、オウム事件
では徹底的に科学主義で追い詰めていったし、親戚のおばさんかなんかが
統一教会に入って困ってる、なんて話もあった。
その小林よしのりがなぜか天皇陛下を大尊敬するようになって、もはや理屈
ではない、みたいな感覚を、実際にお茶会か何かでお会いした時の描写で
見て取ることが出来たりする。それと、中断しちゃったけど神社仏閣を巡る
ようなシリーズも描いてたよね。だからオカルト嫌いという合理主義者だった
自分の変容をこれからどのように総括していくのか凄く興味深い。三島由紀夫
みたいに自分が産湯に浸かってる光景を覚えてるみたいなw、根っからの
神秘主義者とは違うんで、一般の人の感覚に馴染む有神論が作れそうなんだ。
565 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/03(日) 14:00:19 ID:0sa+yjnB
>>562 >左が完全な無神論かというと、そうとも言い切れないんじゃないかね。
うん、これもね、右が保守で左が革新みたいな分け方そのものの古さの
問題もあるし、特に西洋圏の外国を見れば、ほんと古典的マルクス主義者
以外のリベラリストは日本人よりよっぽど神様信じてるし、既成宗教に属して
なければニューエイジ運動みたいな汎神論と一体化してるよ。
だからやっぱり右と左っていう古いタームをぶっ壊す事の方が先決かなあ。
もちろん俺みたいな心情的に右の人間はそれを性急にやると、どさくさに
紛れて俺の嫌いな進歩思想が国の中にはびこりそうで慎重にはなるんだけども。
ただ、小林よしのりが積極的に「保守派」じゃなくていい、と欄外で挑発してるよう
に最近見えるのは俺にとっては頼もしい。その企みは痛いほどよくわかるからね。
566 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/03(日) 14:31:19 ID:c6Ye4cNa
技術主義のラショナリズム(合理精神)
に飽きた人間が、ある種の原理主義やオカルトに向かうのは
昔から左翼によくある。
合理と非合理を手にすれば両者の折衷として精神の平衡が
もたらされると思うのは軽率。しかも不可能だ。
両者の中心部にあるべき慣習や伝統が
空洞化してるからこそ、虚無的になり、それを
追い払うために急進的にならざるをえず
合理精神の表面を滑走したり、天皇崇拝の梯子を
立て掛けたりしている。
文化が没落に向かうとき技術的精神とオカルト的精神が
手を取り合い流行するといったドイツの哲学者
の言葉が、今の小林とその追随者たちによく当てはまる。
567 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/03(日) 17:04:46 ID:0sa+yjnB
>>566 いや折衷じゃないよ。俺に言わせれば無神論の駆逐なんだから。
それと、慣習や伝統の空洞化は合理主義の結果として当然だが、
あなたはそれを埋めようとしてるの?いらないと言ってるの?
ナチズム的状況とまで現代を捉えているのなら、あなたの案を書いてくれ。
マルクス主義者こそ宗教家でしょ。
神がいようがいまいが宗教に変わりはない。
そして共産主義はユダヤの神そっくりな人間に厳しいものだったな。
569 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/03(日) 21:12:23 ID:6VQe5H+l
俺、よしりんの天皇論で女系容認になった。
最初は女系容認で「まあいいんでねえの?」で次に男系になって
「やばい!反日勢力が日本壊そうとしている!」でその後また女系になった。
理由は
天皇は神話根拠であり三種の神器継承こそ大事。それに男系でなければ
と書かれているわけでも宣言されているわけではない。
あと今女系容認しなければ直径でなくなるようだからな。
2600年以上続いた直径を守るか
2600年以上続いた男系を守るか
だったら直径を守るべきだ。
三種の神器がなくなったり神話否定されてもなお天皇が男系であるのは
不自然だ。
三種の神器が有り続け神話起源であることこそ天皇の理由。
男系であることが理由でない。
そりゃ男系は「新たな伝統」だからそれ自体がなくなることはある種
歴史が消えることだが根本的に消えるわけでないからな。
男系論者は神器(神話)を消し(神話ねつ造)てまで
男系を守りたいのか?
男系(新たな伝統)と神器(神話)どっちが重要かわかりきっていることだ。
570 :
530:2010/10/03(日) 21:39:07 ID:IXUQh+Uu
>>558 自分の思い出のためと言えばそのとおりだが
なぜそれが「軽すぎる考えで地に足が着いてない」になるのかがわからないわけよ。
ちょうど「悲しみを癒すための手段」=「堕落」という考え方に違和感を持つのと同じように。
じゃあなぜ「自分の思い出」のために残そうとするのか。
その人がこの世のどこにもいないからだよ。たとえこの世の果てまで行っても。
だからその人の大切にしていたものをその人と「見立て」て、せめてまだそばにいると感じたいわけよ。
あなたは「その物にその人の「魂」なり何なりが宿っていると感じるから
そう思うんだろう」と言いたいんだろう。
が、私はその「魂が宿っていると思う(思いたい)」という思いこそが
生きている人間の、死者に対する愛情がそう思わせているとしか思えない。
そして、それがどうしてそんなに(例えば「死者の魂がこもっているからだ」と信じることより)
軽すぎる考えなのかわからない。
今は亡き大勢の人たちだって、そうやって生きてきて今に残るものがあるんだろうとしか思えない。
571 :
530:2010/10/03(日) 21:40:25 ID:IXUQh+Uu
>その感覚だと思想行為そのものが絶対を希求するものではなくなって
まあ個人的には、「思想」するのは好きでも「思想」することそのものが素晴らしいとは思えないし
「絶対を希求」するのも単なる「行き過ぎ」としか思ってないから、私があなたに絡んだのがそもそも間違いだったわけだけどね(ごめん)
絡みついでに言ってしまうと、私の理解ではニューアカ時代は必ずしも「価値相対主義」ではなくて
自己の「内面」だの「意味」なんてものはない、ってとこからどんどん自分の拠って立つ土台までも分割していった結果
相対主義に行かず、自分の行動ひいては存在の根拠のなさを埋めるべく、絶対的根拠を「自分を超越したところにあるどっか」に求めるという
「神秘主義」もあったよ。ニューサイエンスもそこにちょっとかぶってるかも??
沢尻の言ってることと、この神秘主義とどこが違うんだろうと思ってしまうよ。
そういや神秘主義は、権力というか支配関係と親和性が強いと、その頃誰かが言ってたなあ。
「「個」で勝負しろ」と言われ続けて疲れ切った時代に、「右」が強くなったり「神秘主義」が流行ったりするのもむべなるかな。
(ちなみに、オカルト好きと神秘主義(目に見えないものに絶対的根拠を置く考え方)は似て異なるものだと思うよ。幽霊話なら私だって好きだ)
572 :
530:2010/10/03(日) 21:42:13 ID:IXUQh+Uu
>>559 「普遍的感情」=「万人に必ずある感情」だとしたら、それは訂正する。
親との関係や育った境遇なんかで、そうじゃない人も多いだろうから。
ただどっかで聞いたのが、サルの社会と人間の社会を分ける項目のひとつは「家族の成立」だとかって。
てことは、人間が社会生活を営む動物である以上、これは普遍的感情である「はず」であり
肉親への情が、人間の社会性を育む基礎の部分になる、
「伝統」を重視するグループほど擬似家族を形成するのも、その理屈かなと思った。
自己不在感を埋めるための「目に見えないもの」と、他者への悲しみを癒すための「目に見えないもの」とでは
どちらも「自己愛」の変形、いわば「自分の頭の中の世界」というのはそのとおりだと思う。
ただし、前者は純粋に「自分−目に見えないもの」、後者は曲がりなりにも「自分−他人−目に見えないもの」という形を作っている。
その前者が後者を指して堕落というのは、「「自分」で閉じた世界こそ正しく価値がある」と言っているようにしか聞こえない。
私は(例えそれが形を変えた自画像であっても)「他人」がその世界に入っている分、そちらの方が開けていてまだしも大きいと思う。
573 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/03(日) 23:53:11 ID:0sa+yjnB
>>568 そういう見方も確かにできるな。マルクスやレーニンが神で、
資本論を聖書にしてる人はいっぱいいたわけだしw
>>569 女系容認の「理由」は俺の考え方とすごく似てる。
神話重視しないと天皇陛下だって普通の元首に過ぎなくなるしね。
だから俺やあなたのような「容認派」は伝統破壊でも進歩派でも
まったくないんだよね。むしろ男系絶対派より頑固な伝統重視だし、
神話や三種の神器を重視するという事は、とてつもない反動主義
なのに、どうも「伝統」というものを浅く考えてる人が多いように思う。
このところずっと話してるけど「伝統」って神話という異界、つまり
「目にみえないもの」と直結してるのに、なんで男系継承のような
「目にみえるもの」を死守するのが伝統主義になるのか、どう考えて
みても俺にも理解できそうにないよ。
でも最新号のゴー宣とかは神話ではなく歴史の話だけど、俺には
勉強になったなあ。歴史学の範疇だから異論は当然あるだろうけど、
日本史を天皇中心で描いてもらうと、凄くわかりやすい。
学校の歴史の教科書だと、ああいう風にはまず書いてないわけで、
だから飛鳥から奈良にかけての古代の流れなんか、すごく解りにくく
なってるような不信感があるな。天皇の存在をわざと無視した日本史
を学ばせてる我が国の教育界には、ほんと腹が立つ。
574 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/03(日) 23:56:23 ID:iPoRV0H2
ああ、その歴史の話しだけど事実誤認が多いって新田先生に指摘されてたな。
ゴー宣の歴史話しはめちゃくちゃらしい。
575 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/04(月) 00:46:34 ID:L2gbjf+d
>>570-572 いやいや、他の人との対話で理解したけれども、あなたが個人的に
生きるためにその方が都合が良いのならそれで構わないよ。
ただ、個人の生き方だけでなく、この社会や世界を把握したり考えたり
する時にあなたの考え方からは有効な思想は出てこないんじゃないか、
と、もちろん個人的な意見として俺がそう思ったから、地に足が着いてない
のはそっちの考え方じゃないの、というような事を書いた。
だってさ、ぶっちゃけて言わせてもらうとだよ、あなたは「死後の世界はある」
という言葉になぜか過剰に反応して、長々と「私はないと思う」という事を
繰り返してるわけだが、「ない」という視点からの思想を語ってないでしょ。
もう一度言うけど個人的な生き方の問題なら否定しない。しかしあなたは
俺の「思想」を批判してるわけだ。だから俺は反論する。それだけだよ。
ニューサイエンスがヒントになってる事は俺もその世代だから認めるが、
その時代の神秘主義と今俺が考えてる内容が違うのは、伝統とか国家
という、いわゆる保守主義が重要視するタームに神秘主義を取り込もうと
してるところかな。いや俺はもっと過激に保守とは「目にみえないもの」を
丁重に扱う立場である、と新たな定義をしてやってもいいくらいだ。
そんで俺の立場は「自己不在感を埋めるため」ではない。今日も説明した
のだが、哲学的に説明すると道筋として自己への懐疑から始まるという
だけの話で、結論は「自分は在る」なのよ。死者も在る、って言ってんだから
自分も在るに決まってるだろう。だから擬似家族とかそんな変な宗教みたいな
ものは一切必要ない。場合によっては国家だって転覆させたいかもしれん。
外国に潰されるのだけは御免だがね。もうひとつ、目にみえないものを信じる
俺の立場は他者との繋がりを重視する。これも死者でさえいつも繋がってる
感覚なんだから当たり前の話だ。つーかさ、俺は匿名とはいえここで名乗って
全部受けて立ってんだよ。あなたのような名無しが俺を集団主義のような
古臭い保守派と見なしているのは道理として変だろう。前にも書いたけど、
過去の真の伝統主義者だって実は西洋的自我の塊なのよ。俺もそうなので
あって、むしろサヨクの方が日本人的だなあ、と昔から思ってる。
>>573 天皇は日本の根本だとおもう。
天皇の歴史をたたき込んでおけば
一つの巨大な幹(天皇)から枝分かれして世界が見える。横のつながりがすごくわかる。
年号とか在位とかもしっていれば世界史を知った時も
「ああ、日本ではあの時代だな・・・」って理解しやすくなるんだ。
たとえるならブドウ。幹(天皇)があり枝(その他の日本の歴史)があり実(世界)がある。
天皇を覚えることは九九や日本の県を覚えることと同意だ。
基礎なんだよな。九九できないと計算は不便だし県知らないと地理も
理解しにくい。想像の基盤がないからね。
日本の基盤は徳川家か?江戸時代か?武士か?土蜘蛛か?アイヌか?
ちがう。皇室なんだよな。
577 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/04(月) 10:59:16 ID:z2R/2gbf
>>545 半期終わった所で色々忙しなくて返事遅れた。
>詳しく言ってもらうと〜
少し調べりゃ分かる事だから。
>洗脳ってたとえば〜
相手にもよるだろうね。
本当に漁民なら多少は効果あるかも。
>もし中国軍艦とかが侵犯して〜
是非も無し、と言いたいが実際には許可を得ようとするだろうね。
>もしロシア軍だったらどうだろう?〜
上の対応と同じになると思う。
>反米…また論議になるね(笑)
>憲法をつくるとかもちろん早くやったほうが良いと思う。
>ただアメリカに従い過ぎるって思うからそれは止めたほうがいい…っていう考え方だよ。
憲法改正が従いすぎる?
意味が良くワカランのだけど…。
578 :
533:2010/10/04(月) 11:28:36 ID:z2R/2gbf
>>553 >すまん、あなたにレス返すの忘れてた。
ありがちな事さ。
>「我思う、故に我あり」というデカルトの言葉を否定するところから〜
その辺りはどう入っていくか、なんだろうな。
自分は特に学んだ訳でもないし、ただ感じるままに口を開いているに過ぎないから。
>もちろん間違い、というのは〜
事象の見え方の違いって事だな。
>そして、その見解の差を埋めるのが実は東洋思想の系譜なんだよね。
>あなたが書いてくれた「想起すべきアナザーワールドは自己にある」、
>という部分。これがまさに「色即是空、空即是色」であったり、あるいは
>「一即多、多即一」の思想なんだと思う。つまり自己も世界も異世界も
>全部一緒、みたいなね。乱暴に言えば。
>だから認識は違ってても実は同じことを言ってるように思う。
あ〜その例えは良いな。
なるほど、感じ方としても違和感がない。
>認識だけでなく本質も違うな、と感じるのはやはり俺にとっては合理主義〜
共産主義を起点とするなら確かにそうだろうな。
神は居るのか?という議論とは一線を画しているからな。
579 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/05(火) 13:34:59 ID:VD0WKm4Y
>>577 アメリカに従い過ぎると思うし、依頼心が強すぎると思うからそれは止めたほうがいいという考え方。
憲法は日本人がつくったほうがいいと思う。
↑書き方を変えてみた。伝わったかな?
580 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/05(火) 16:39:27 ID:Fl4xhjK6
>>579 ん?だから改正するなら日本人が制定するに決まってるがな。
言いたい事はあるけど、まずはそこんとこハッキリしとこうか。
まずはその為の国民投票が出来る環境は安倍元首相時代に出来たから、後は進めるだけさね。
581 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/05(火) 17:16:34 ID:VD0WKm4Y
>>580 アメリカの憲法は早く変えるか破棄したいね。
582 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/06(水) 10:10:51 ID:ewZm7FoO
>>581 アメリカってよりはコミンテルンだけどね。
日本の体制も戦中からアカが入ってるし、この辺りは全部変えなきゃダメだ。
583 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/06(水) 16:44:17 ID:DTEhyhs/
584 :
カレー千衛兵:2010/10/13(水) 21:22:28 ID:6dZMW5/w
>>561 >空気なんかは 読まなくていいから、・・・
うわっ、すごい!図星です。
既に文章も作っていて、議論の邪魔にならないタイミングを待ってたら、そのままになってしまいました。
今その文章をそのまま投稿しても良いのですが、
しかしながら、私自身の考え方に変化があったので、
論点をよく整理してから、カキコミます。
それにしても沢尻さん!よくもまぁ、これだけ「自分のことを悪く書いたカキコミ」を目にして、タフですね。
そのタフさの秘訣こそ教えて欲しいものです。
私なんざぁ
>>429 と
>>432 の内容だけで、一時的な不眠症になりましたよ(苦笑)
考えてみれば私の今まで31年間、大学出て、就職して、結婚して、子供作って、家買って、
特別才能は無いけれど、日本人として平凡に生きてきて、
人様からこんなストレートな悪口を、ハッキリ目にした経験がなかったもので・・・、
心臓バクバクの、首の後ろアツぅ〜 になりました。
でも、これもセックスと同じで、次第に慣れちゃうものなのかなぁ?(笑)
586 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/14(木) 12:39:06 ID:PCbUzdLO
>>585 そのGHQの初期にコミンテルンが紛れ込んでたって話なんだが。
>>586 その論はアメリカの罪を軽くしてるので俺はあまり良いと思わない。
コミンテルンばかりが悪いのではなく本質的にアメリカと
コミンテルンの両方が悪いのであってこいつらはほぼ同類だよ。
588 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/15(金) 10:12:17 ID:gm3j5kjF
>>587 論も何もシンプルな事実ってだけよ。
戦前よりコミンテルンに入り込まれていたのも事実。
ちなみにアメリカの罪ってのは何なんだ?
そんな憲法を押し付けた事か?
>ちなみにアメリカの罪ってのは何なんだ?
>そんな憲法を押し付けた事か?
なん・・・・だと・・・・・
ID:gm3j5kjF
お前に1つたずねる。
戦前及び戦後の天皇体制についてはどう思う?
また、今回の男系女系の騒動はどっちの側だ?
591 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/15(金) 12:31:43 ID:gm3j5kjF
>>590 お前呼ばわりされる筋合いはないけどな。
天皇制のあり方については個人的に言及出来るもんじゃないし、するべきでも無いと考えている。
その上で敢えて言うなら今の御皇室のあり方に文句は無い。
出来ればもっと閉じた方が良いと考えてはいる。
もしも、何らか思うところがあるのなら憲法改正こそが先ではないだろうか?
男系、女系に関しては論じる事がすでに論外。
千有余年もの歴史がある伝統をどうこうしようとする考えこそ、下劣で愚劣と思っている。
何が聞きたいか知らんが、質問の答えを置いておく。
>>591 答えて頂いてありがとう。
いやはや正当な保守派の方だったか、質問の意味は
サヨクかと思ったから。
まあ安心したよ。
保守派人であるなら特に何も言う事は無いよ。
593 :
カレー千衛兵:2010/10/18(月) 01:24:08 ID:2tI3FEUa
沢尻さんへ。
いわゆる女系公認論の『目的』は“未来永劫にわたって皇統の安定性が確保されること”であり、
そのため必要な『行動』は“皇室典範の改正”・・という認識で ここまでは正しいでしょうか?
私の疑問は「本当に“法案提出”だけが女系公認論の完全勝利条件であるのか?」です。
>考えてみたらこういう問題は論破とか勝ち負けではないよね。
以前、沢尻さんのこの一言で、私は貴方を信用すると言いました。
私は、この問題だけは、『絶対に敗者を作ってはいけない』と考えておりました。
女系派の中には「陛下に恩返しをしよう!」とおっしゃる方も多いですが、
この論争の果てに、国民が『分断』されるような結末になれば・・・、果たしてそれを陛下は望まれるでしょうか。たとえ皇統が未来永劫続いたとしても、です。
やっぱり女系派には「言葉を尽くす義務」が生じてしまうと思うのです。(非常に酷な話と思っています。)
以下は、産経新聞の9月10日の社説の引用です。
女系公認論者を名乗る人は、まずは『自分の言葉』でこれを論破して見せて下さい!!
民主党代表選で、小沢一郎前幹事長はこれまでほとんど争点にならなかった「国のかたち」をめぐる問題に言及した。
一つは、皇位継承を男系男子に限っている皇室典範について「男系の男性にはこだわっていない」と述べ、女性天皇を認める考えを示したことだ。
過去に女性天皇は在位したが、全員が父方の祖先に天皇を持つ男系だった。女系を認めるのはその歴史を根底から変えることになり、重大な問題だ。
小沢氏は昨年暮れ、天皇陛下と習近平中国国家副主席の特例会見を、当時の鳩山由紀夫内閣とともに強引に実現させたことでも知られる。天皇と外国要人の会見は1カ月前までに申請が必要というルールを無視したものだった。
この時、小沢氏は「内閣が判断したことについて、陛下がその意を受けて行動なさることは当然のことだ」と述べた。内閣による天皇の政治利用を正当化した不適切な発言である。時の内閣が天皇を意のままに動かせるかのような傲慢(ごうまん)さもうかがえた。
民主党全体にも言えるが、特に小沢氏の皇室に対する姿勢には、極めて危ういものがある。
○
/ヽノ
 ̄ ̄ ̄
595 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/19(火) 15:33:40 ID:rWi+elvO
596 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/19(火) 21:36:21 ID:o0bcYbZO
597 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/21(木) 22:41:19 ID:/fGSWBgn
沢尻は規制かな?
598 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/25(月) 19:38:58 ID:xqgdDgJu
>>597 そのとおりでしたw
今回頭にきたから初めて規制理由を見てみたけど、どうやら鉄道板という
ところで10個ほど荒らしのレスがあったのが原因だと。
それならこのスレで馬鹿とかしか書けない奴を真っ先に規制しろと思うが、
どんな基準なのかよくわかんないね、2ちゃんは。
>>576 まさにそのとおりだと俺も思う。
これはイデオロギーじゃなくて事実として、天皇がバラバラなものを統一して
日本という国ができたんだから、あなたの言う「幹」を教えないでどうやって
自国の歴史教育ができるのかさっぱりわかんない。
インディアンが高い文化を持っていたにも関わらず、なぜヨーロッパから来た
白人にアメリカという領土を取られたか? それは酋長がいっぱいいて「統一」
が出来なかったからだ。そう考えれば国土の統一というものがいかに重要で
いかに大変なことでであるかくらい、わかりそうなものなのに、そういう業績を
無視したい連中がいまだに教育界にいっぱいいるんだな。
だから小林よしのりの今回の試みは単なる皇統問題だけでなく天皇中心の
日本史を紡ぐという意味でかなり重要な役割を果たすかもしれないと思える
ようになってきた。俺は新天皇論としてまとめられるのが待ち遠しいよ。
>>578 >事象の見え方の違い
そうなんだよね。だから530氏とも妥協点を探りたかったんだけど、どうも俺の
方がしびれ切らして最後は投げやりになっちゃったな、と読み返してみて反省
してる。ただ、あなたのような人とは違う「匂い」を530氏には感じてしまった事は
正直に書いておく。その違和感とは俺の言葉で言う「合理主義」的な「匂い」で
あって、それは勝手な思い込みだったのかもしれないけど、とにかく俺はそういう
感じがすると、冷静さを失うみたいだ。
599 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/25(月) 20:07:38 ID:xqgdDgJu
>>578 >共産主義を起点とするなら確かにそうだろうな
共産主義はその前のルソーあたりの素朴な民主主義から生まれたので、
いわゆる「自由・平等・友愛」という現在の人権意識の大本みたいなところに
科学的合理性が埋め込まれているんだよ。人権派ってなんか胡散臭いな、
と思う人が増えてると思うけど、そう感じる根拠というのは、彼らの唱える
「人権」という「正義」がどこか機械的で、単に世の中の様々な矛盾に対して
「それは矛盾だ」と当たり前の事を言ってるだけのように見えるからだと思う。
数式のようなきっちりとした解答がないのが不満、みたいなね、世の中が
矛盾に満ちているのは当たり前なのに合理的思考で「矛盾はあってはならない」
とだけ考えているように見える。そこに深い世界認識や観察はないのであって、
あるのは「正解」をひとつだけ導きたい、という数学の試験に対峙するような
態度だけなのが胡散臭さの原因のような気がする。
>>584 あー、もうどんどん投稿しちゃえばいいのにw
俺なんか推敲もしないで勝手に書き殴ってんだから、そんなに構えなくていいよw
でもね、カレー千衛兵氏のような人は実はタフだよ。匿名とはいえちゃんと名前を
名乗ってる。それは自分の文章を継続的に読んでもらっても構わない、という
ある種の自信だよね。こういう議論する板ならばすべての人間がそうであるべき、
と俺なんかは思うんだけど、実際はそうじゃない。そこがこの2ちゃんねるの致命的
な部分でさ、仮の名前も名乗れない自我の弱い人間がいくら立派な事書いたって、
信用されないよ。ましてや小林よしのりの批判なんてさ、百年早いと思うわけ。
小林よしのりも人間だから間違えることもあるだろう。しかし名前も顔も出して、すべて
の責任は引き受ける覚悟で言論やってる。それに対してこんな匿名掲示板で仮の
名前すら名乗らずに批判したってね、そりゃ弱者の遠吠えでしかないだろうよ。
ネットの言論なんて馬鹿にされても仕方ないと思うね。もちろん俺も含めてだけど。
結局、女系問題は女性皇族に皇婿が来るのかが問題じゃないか。
自分の職業を捨てて、人権が著しく抑制される皇室に婿として
くる男性がいるのか?ここらへんの沢尻氏の見解を聞きたい。
これは男系派が男系維持のために旧宮家子孫を復帰させることと
通じていると思うが。
601 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/25(月) 20:49:40 ID:xqgdDgJu
>>593 >そのため必要な『行動』は“皇室典範の改正”・・という認識
実はね、俺はそういう具体的な運動には関心がない。というのは、この問題、
庶民が運動してどうにかなるような話ではないと確信してるからなんだ。
つまり、いずれこの問題は決着がつく。それは形としては法案提出という事に
なるかもしれないけど、その前に天皇陛下の御意思がどこかで明確になる。
陛下の意思を無視して国会が決める、なんて事になるわけがないと思うし、
逆にもしそうなったら日本に天皇陛下が存在する意味がない。天皇とは完全な
「お飾り」でその時々の政治権力によって如何様にもできる、というのなら、
とっくに天皇家は滅びていただろうし、別の王様が君臨していたに違いない。
俺は前にも書いたけど「続いてきた」という歴史的重みに対して楽観的だ。
特に我が国では天皇=日本、なんだという認識があるし、天皇がいなくなれば
それはもう日本ではない。まったく別の国が一からスタートするという話になる
わけで、それを期待してるような人もまだまだいるが、いざとなったらそんな人の
影響力など皆無に等しいだろう。それくらい俺は歴史の重みや先人たちの努力に
無条件の信頼を置いているし、また、日本人のような自我の弱い民族がそんな
大胆な革命など怖くて出来やしないだろう、とタカも括っている。
>絶対に敗者を作ってはいけない
だから敗者も基本的には生まれない。天皇陛下の御意思が明らかになれば
尊皇派であるならばどんな結論でも納得できるはずだ。もし納得できないと
すればそれこそ、その人達はカルトと呼ばれても仕方ないのではないか。
天皇陛下の御意思を無視してまで自分の皇統観を押し付けようとするなんて、
正気の沙汰とは思えない。そういうケースは敗者というより頭のおかしい人という
事で無視しても構わないと思う。これは男系継承、女系容認、どちらの答えが
出ても同じことだ。ただし男系継承で落ち着いた場合は、また将来同じ問題が
蒸し返されるだろう、とは予測できる。もちろんそれはそれでその時代の陛下の
御判断にすべて任せる。つまりこの議論というのは伝統について考える良い
きっかけにはなってるけど、答えを我々が出すような性格のものではない。
602 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/25(月) 21:20:26 ID:xqgdDgJu
>>593 >女系派には「言葉を尽くす義務」が生じてしまうと思うのです
俺はあなたの
>>483における「誤解を解いてほしい」という言葉に対して
>>494-497で長々と言葉を尽くしたつもりなんだけど、それに対する
カレー氏の感想はないのかな?
その後の有神論、無神論の議論でも、俺が先人の存在を無視したり、
いわゆる合理的思考で女系容認論を展開してるのではない、という事は
最低限わかってもらえたと思っていたのだが。
>まずは『自分の言葉』でこれを論破して見せて下さい
最初に言っておくと、産経新聞の社説だって昔、呉智英が小林よしのりに
説明してたように「商売」なのであって、小沢一郎及び民主党を攻撃する
ために(読者が喜ぶから)、皇統問題まで利用してるようにしか読めない。
もちろん俺も民主党の歴史認識や皇室認識などは駄目だと思ってるから、
この社説の「内閣による天皇の政治利用を正当化」する小沢の発言は
馬鹿丸出しだと思うよ。でもそれと前半の皇統問題とは直接関係がない、
というか、この社説書いた人の文章の強引さが目立つ。
小沢や民主党が陛下の会見のスケジュールを強引に変えたことは事実だが、
その強引さをもって皇統問題という天皇陛下の意思を最大限尊重せねば
ならない問題にまで適用できるとは到底思えない。もしそんなことをしたら、
政権を失うか殺されるかのどっちかだ。そんなことはこの産経記者だって
わかってるはずだよ。わかってて無理矢理「会見スケジュール変更」と
「皇統問題解決」をつなげようとしてるわけで、まあ、俺に言わせれば下手な
文章だなあ、と言うしかない。もうちょっと上手に民主党を攻撃しろよ、と。
産経読者なら女系容認派もいるだろうに、なんでここでその話を持ち出すのか
なあ、と。ただ、呆れるだけです。こんな駄文に論破も糞もない。
603 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/25(月) 21:46:40 ID:xqgdDgJu
>>600 そうなんだよね。俺もこの問題について考え始めてから、一番気になってた
のがその部分だった。確かこのスレの最初の方で懸念を書いてたはず。
嫁入りより婿入りの方がハードルは高いよね。それは一般家庭においても
そうなんだから天皇家に婿入りするとなれば、そりゃ相当な覚悟が必要だし、
美智子さまや雅子さまや紀子さま以上にお悩みになるのは確実だろう。
まあ、俺は以前から論壇で為されている議論や有識者会議の人達などは
本音では「落としどころ」というものをみんなで探っている状態だとみてる。
まさか自分の意見で皇室をコントロールしてやる、などという馬鹿げたことを
考えてる人はどちらの立場にもいないと思うよ。
で、最終的な結論としては悠仁さまが成人になられるまでにまだ時間の猶予
があるから、今のうちに原理論をやってる段階というイメージ。
時間制限が来たら原理もへったくれもないでしょう。どこかで「落としどころ」が
天皇陛下(次の皇太子殿下の御世かもしれないが)の意思を尊重する形で
提示されるだろう。それは女性宮家の設立なら近い将来だし、旧家復帰なら
まだまだ先かもしれない。同時にやって旧家の人が女性宮家に婿入りする、
という方法もあるかもしれない。
とにかく俺は将来的に皇室を安定させるためには女系容認の方が選択肢が
広がって安心できる、という考えなので、その過程で色んな落としどころが
提案されても別に反対はしないだろう。
604 :
カレー千衛兵:2010/10/26(火) 23:54:38 ID:Giu1YO3Q
>>599 沢尻さんは、そんなことを、ポーンと言っちゃうんですね(笑)あ〜、おっかし♪
その点は、かなり深いところまで以心伝心だと思うので、私からはあえて申し上げません(笑)
>494-497で長々と言葉を尽くしたつもりなんだけど、それに対するカレー氏の感想はないのかな?
それは私の不誠実ですね。ごめんなさい。「最低限」と言わず、きっちり届いております。ただそれを自分の言葉で文章にはするには、もう少し時間を下さい。
ちなみに『誤解を解いて欲しい』の範囲はもっともっと広いです。
私のキャパシティの問題で、いつも相違点だけに絞って恐縮ですが・・・、
>天皇陛下の御意思がどこかで明確になる
>「続いてきた」という歴史的重みに対して楽観的だ
が私と大きく異なるご意見です。
陛下の御意志がとうとう表に出なかった場合はどうされるおつもりですか?
そもそも陛下の御意志を表に出すことは可能なんですか?陛下自身が強く自戒されているように、私は推察しますが・・・いかがですか?
>俺は歴史の重みや先人たちの努力に
無条件の信頼を置いているし、また、日本人のような自我の弱い民族がそんな
大胆な革命など怖くて出来やしないだろう、とタカも括っている。
沢尻さんも私も、いつかはその「先人」と呼ばれるわけです。今の皇統の危機、乗り越えるべき渦中にいるのはまさに我々「今を生きる日本人」じゃないですか?
男系論、女系論で諍いが起こることは、私は実は悪いことだと思いません。それだけ現状に対する危機感と真剣さがあるからではないでしょうか?
私は以前、ある人から「皇統問題、どうせ決定権があるのは雲の上のお偉いさんの方々なのだから(笑)」と言われました。ショックでした。ならば「国体」とは一体何事なんでしょうか?『天皇と国民の永遠の相思相愛関係』ではなかったということでしょうか?
605 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/27(水) 21:39:05 ID:MLHjtqfx
>>604 うん。俺はなんでも思ったらすぐ書いちゃうw
ただ、最低限のマナーは守ってるつもりなんだけどね。
>もう少し時間を下さい
楽しみにしてるよ。できればもっと色んな話に拡散した方が俺も面白いし。
>陛下の御意志がとうとう表に出なかった場合〜
うーん。確かにそれは大問題になるだろうなあ。しかし法案提出される前
でも後でも陛下ご自身から何のコメントもない、という事態は想像できない。
そのコメントも当然カレー氏の言うように、強い自戒のもとでの注意深い
発言だろうけど、ニュアンスで陛下ご自身のご希望に沿っているのか、
そうでないのか、くらいはわかるだろう。で、明らかに不満のようなものが
感じられた場合には大きな運動を起こすべきだな。俺もその時はたぶん
参戦するだろう。逆にご不満がないようであればこの問題は収束するだろう。
しかし陛下にとって「ご不満」のある改正とは果たしてどんな内容なのか?
陛下が危惧しておられるのはご自身の子や孫の世代の天皇家の在り方、
そしてその時代に子や孫が不幸になるような状況こそを一番回避したい
だろうし、そうならないための妙案を期待していると思われる。
だとすると、だ。このまま男系継承で続けるので旧家の方を復帰させます、
という案と、女系容認で万が一の場合は女性でも天皇に即位できるために
女性宮家をまずは設立します、という案のどちらが天皇陛下の御心の
ご安心を満たすと我々が想像できるだろうか。
俺はね、どっちでも現在直面している危機を遠ざけることができるんだから、
基本的には天皇陛下にご不満はないように思う。何もしないでこのまま、と
いう状況こそがご心配の種なのであって、提示される解決策はすべて今の
現状維持より、はるかに上回るだろう。もちろん俺は女系容認の方が天皇家
の存在にとってプラス面が多いと考えたからここで女系容認を主張したが、
そんな俺のような庶民の意見なんて実はどうでもいい話で、天皇陛下が
ご納得なされたものであるならばどんな案でも支持するだろう。
606 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/27(水) 21:40:52 ID:MLHjtqfx
>>604 >天皇と国民の永遠の相思相愛関係
そこでだ。カレー氏の提示したこの疑問に突き当たる。今を生きる日本人が
この問題を解決せねばならない、というのはその通り。しかし我が国の政治
形態は直接民主制ではなく間接民主制だ。国民の代表者が国民の意見を
代弁する形で様々な決め事を作っていく。これはべつに悪いことばかりでは
ない。直接民主制だったら衆愚政治の極みとなって天皇制廃止などという
暴挙がとっくに行われていたはずだ。しかしもちろん衆愚政治は民主性を
取る限り避けられない。そこで現在の民主党がまったく駄目な皇統問題に
関する法案を提出し、それが可決されたとしたら、それは民主党を与党に
選んだ我々国民に全責任があるという事になる。
しかし、だ。俺にはそのような「まったく駄目な法案」というのが今の時点で
まったく思い浮かばないのだ。カレー氏は男系継承派だから女系容認法案
でも「まったく駄目」と思うかもしれないが、俺は容認派だからそうは思わない。
仮に男系継承案であっても、天皇陛下が了承するならば積極的にその案が
上手く機能するように応援するだけだ。
つまり、話を簡単にすると、女系容認論というのは男系論と対を成すものでは
ない、という事がここでの違いとなって現れているんだ。男系を絶って今後は
女系絶対で行くとは誰も言っていない。あくまでも今ある男系及び男子、という
皇室典範に書き加える形で女系も女性も「容認する」という立場だ。
だから何か大切なものが消えるんじゃない、むしろ可能性や安定性が広がる、
というイメージを俺などは持っている。そしてこれを支持する国民が多いだろう、
という事も予測している。今までの「継承」を途切れさせるのではない、むしろ
途切れさせないために「継承」の範囲を広げるという話なのだから、積極的に
反対するというのも変な話だ。無論、旧宮家を復帰させて、という案だって範囲
を広げる話なのだから、もし決まった暁に反対するのはこれもおかしいだろう。
どちらの案が出るか。あるいは折衷案が出るかもしれないが、いずれにせよ
現在のゴー宣や論壇誌の議論の結果が代表者である政治家によって提案される
だろう。そしてこの問題に関してだけ言えば、衆愚政治ではない、と考える。
沢尻さん、がんばっておられますね。(お元気で何よりですw)
>>598 >インディアンが高い文化を持っていたにも関わらず、なぜヨーロッパから来た
>白人にアメリカという領土を取られたか? それは酋長がいっぱいいて「統一」
>が出来なかったからだ。そう考えれば国土の統一というものがいかに重要で
>いかに大変なことでであるかくらい、わかりそうなものなのに、そういう業績を
>無視したい連中がいまだに教育界にいっぱいいるんだな。
例えば他の国で、インドであれフィリピンや東南アジア、インドネシアであれ
民族が多すぎて団結できずに、まとまらずに来てしまってるんですよね。
中国はちょっと例外と言うかまた違うんでしょうが、あとはインカとかね。
インカは惜しい所まで来てたんですよ、しかしダメでした。
(インドネシアや東南アジアも統一王朝=帝国化が出来ていれば日本同様に
大国として健在してたでしょうに。インドネシアや東南アジアは平地がメチャクチャあるため日本以上の国になっていたかも。)
日本だけじゃないですか?そういう意味で。
日本が唯一こうして生き残ったと言う意味を日本人はこれからもっとその意味を追求すべきでしょうね。
それと、(↓に続く)
>インディアンが高い文化を持っていたにも関わらず、なぜヨーロッパから来た
>白人にアメリカという領土を取られたか?
インディアンは文化や文明としてはアイヌのような狩猟民ではありませんか?
問題はインカ人ほどの国家的な社会が成立されてれば国として残ったんでしょうけど
あの広大なアメリカ大陸になぜそれが起こらなかったのかが不思議でなりませんね。
(インカのような文明地域が身近にあるのに・・・)
インカはインカで、普通に世界4代文明に入ってもおかしくないほどの高度な文明で
あるのに、結果アメリカ大陸には広まらず後から来たスペイン人に滅ぼされてしまいました。
どうしてそうなったのかほんとに理解に苦しみます。
インドやインド文明の恩恵を受けた東南アジアでは、あのとおり見事に国・民族がちゃんと残っています。
共産主義台頭以前は東南アジアには王朝も多く残っておりましたし、インドネシアやマレーシアなんかも
イスラム教王朝のおかげで民族的な原型と言うのが随分と残ってます。
609 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/28(木) 22:04:31 ID:RAc2iCbQ
>>607-608 お久しぶりw
別にがんばってはいないんだけど、結構面白い話ができるスレになったから
えらそうにまだ居座っております。
まあ、島国ということは大きいとは思うんだけど、大陸だって地形などでは
島国的な適度な大きさというのはあるだろうし、その代表例がアステカや
インカなのかもしれないね。でもそれだけだとフィリピンやインドネシアの
停滞が説明できない。やっぱり俺は神道に見られるアニミズムという思想が
日本ではより研ぎ澄まされて発展していたからだ、と思う。
ただのアニミズムなら世界各地にあるんだけど、外から入ってきたものまで
すぐさま吸収してしまう強度、というのかな、それは本当に日本独自なのでは
ないか。それと、現在の「平和憲法」みたいなものとはまったく違うけど、
日本神話に見られる独特の平和主義的な側面。国譲りだとか、相撲は取る
けど本格的に戦わないで譲っちゃうというようなw 簡単に言えば「和」を重んじる
という伝統であって、それは日本的「世間」という閉塞感の根源でもあるわけ
だけど、他国や他文化からの侵略には滅法強い。ただし、本格的に強いもの
に対しては逆にそれが仇となる場合もある。それが幕末の徳川家の対応や、
対外戦争での戦略部分での甘さや、現在の弱腰外交にまで現れている。
インディアンはトウモロコシやジャガイモ栽培などを組織的にやっていたらしい
ので単なる狩猟民族とも言えないらしい。ジェロニモとかアパッチとかイメージ
としては武士道を重んじたサムライの集団が領地を守ってる感じで、宗教的には
神道的だし日本人にかなり近い気がする。顔もすごく似てるし。
ただ、やっぱりなぜか「統一」が出来ず、出来ないとアステカやインカとの交流の
可能性も無い。北米インディアンのような武士集団が、陸の孤島的に点在した
南米文明間の橋渡しをしていたら、大航海時代のヨーロッパから地理的に近い
ハンデも克服できたかも。
インド周辺も国としては残ってるかもしれないけど、軒並み植民地にされた事で
弱体化してしまった。ただ、ヨーロッパ以前に入ってきたイスラム勢力がそんなに
凶暴ではなかったというのは確かに言えるのかもね。今の過激派だけ見ていたら
イスラムを誤解する。イスラム教に人種差別の色はほとんど無いからね。
>>603 明治時代に伊藤博文が女系容認を出したときにも問題になったのが皇婿なんだよね。
戦後の皇室典範の改訂のときにも「皇統が皇族に非ざる配偶者の家に移ったものと
観念されることも免れない」と反対されたんだよ。
ただし昭和29年に自由党が憲法改正案を作ったが、そこには女系容認とはっきり書いている。
しかし、「配偶者の家に皇統が移ったものと観念される」から「男系継承は日本の美しい伝統」に変わったのはいつからだろう?
少なくとも明治から昭和にかけては皇統を防衛する意味合いで女系反対だったのにね。
稲田朋美は「男系維持の伝統は圧倒的に美しい」「私はこの理屈を越えた系譜を圧倒的に美しいと感じている一人であり、
日本人とはこれを美しいと感じる民族なのである」と昔に産経新聞の正論に書いていたが、
渡部、新田、小堀、水島も似たような見解だろう。
これは小林氏と議論にならないのは当然だ。
小林氏は大切なのは男系、女系ではなく、直系であり、そこに男性、女性の差別はないと言っている。
直系を重視することにより天皇と国民の相思相愛が成り立つと。
この意見は男系派から見たら許せないことだろう。「神武天皇から今上まで125代、男系継承が続いていたのに
それを途切れさせようとするなんて保守でもなんでもない。単なる左翼だ。
小林がここまで愛子内親王の即位にこだわるのはなにが思惑があるからだ。そうに違いない」と。
しかし、小林氏から見たら「男系継承を重視するあまり、一般国民である旧宮家子孫を皇族にして
悠仁様に男子が生まれなかったら、その子孫に皇位を継承させようとするほうが不自然だ
悠仁様が男子が生まれない最悪の事態を想定して女系を公認するべき」と主張している。
大東亜戦争肯定論に関してはほど同意見であるはずの人達と小林氏が男系、女系に関して
ここまで意見が違うというのは非常に残念だ。
両者の見解にここまでズレが生じるのは、男系派が明治時代に作られた制度を墨守し、
女系派‐といっても朝日を筆頭とする左翼陣営であるが‐は明治時代の制度を壊したいからだと思う。
小林氏、所氏、高森氏、酒井氏など保守的な女系容認論者はどちらにも属していないグループだ。
近い将来、保守的な女系容認論者が増えることを望むよ。
>外から入ってきたものまですぐさま吸収してしまう強度、というのかな、それは
>本当に日本独自なのではないか
うん、それはあるね。
日本は敗戦して焼け野原になったにも関わらず戦後60年で
アメリカ文化を吸収して繁栄してしまった。
しかも今もまだ成長してる。
>それと、現在の「平和憲法」みたいなものとはまったく違うけど、
>日本神話に見られる独特の平和主義的な側面。国譲りだとか、相撲は取る
>けど本格的に戦わないで譲っちゃうというようなw
まあ談合的な妥協体質とでも言うかな。
ご都合主義的な所はあるよね。
612 :
名無しかましてよかですか?:2010/10/28(木) 23:19:45 ID:c4OpYDCj
あれ
回帰は天皇廃止スレの人間じゃなかたっか。
613 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/10/30(土) 00:48:30 ID:gEOJWUQn
>>610 素晴らしいまとめ。凄く整理されててわかりやすい。
それと「男系継承の伝統の素晴らしさ」みたいな台詞を保守の人達から
当時まったく聞いたことがなかった俺の記憶とも一致する内容です。
なるほど、明治から昭和の頃とは逆になってるわけだ。
女系容認すると皇統が複雑になるから防衛できない、と考えていたのが
過去の男系派で、現在は女系容認しないと皇統が防衛できないと考えて
いるのが今の女系派。「皇統防衛」というキーワードで言えば逆なのね。
俺はあえて乱暴に男系絶対と女系容認という二つに分けたけど、
あなたの整理をさらに乱暴に整理すれば、
・男系派……皇統防衛よりも先に伝統重視
・左翼女系派……単なるフェミニズムとかその程度
・保守女系派……まず皇統防衛ありき
こんな感じなのかな。だとすれば俺はやっぱり保守女系派なんだろうなあ。
ただし、ぜひとも強調しておきたいのは、
>神武天皇から今上まで125代〜
俺は神代と人代を分けてないからもっと過激な伝統主義者とも言えるわけで、
イザナギとイザナミにアダムとイブのような差がないこと、さらにそれ以前の
別天神に至っては男女の区別さえない事を根拠としている。西洋みたいに
GODが男ならば男系継承もオカルト的に意味あるかもしんないけど、日本の
神話から判断すれば男系継承を伝統とする理由が見当たらない。
ということは、伝統ではなく慣習だったんじゃないかって話になると考えてる。
まあ、それよりも今の論壇の分裂状況は確かに残念だけどね、でもこれは
決して無駄にはならないよ。というか、そう信じたい。
>>611 俺さ、アメリカ文化って好きな部分たくさんあるんだよ。精神的な面でもね。
割り込んで済まないが
>>610 >小林氏は大切なのは男系、女系ではなく、直系であり、そこに男性、女性の差別はないと言っている。
>直系を重視することにより天皇と国民の相思相愛が成り立つと。
これは、今現在「天皇と国民の相思相愛が成り立っていない」ことが前提だよね。
しかし相思相愛は本当に成り立っていないのか、成り立っていないとしたらその原因は本当に男系だからなのか、
その辺の議論を全くせぬまま、小林は自分の価値観に突っ走っている。
その猪突猛進は、本当に血筋を後世に残すためなのだろうか。
>>613 >俺さ、アメリカ文化って好きな部分たくさんあるんだよ。精神的な面でもね。
アメリカ文化と日本文化って意外と通じるところがあるんだよね。
俺は日本がアメリカ化したからそういう風になってるのかと思ったけど
そうじゃない。
616 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/11/01(月) 21:16:22 ID:MS6il3xm
>>614 本来なら
>>610氏が答えるべき問いなんだろうけど、俺が考えるに
それは誤読だろう。相思相愛が現在成り立っていないのではなくて、
将来において血筋の離れた民間人に過ぎない人よりも、現在の
天皇家に近い血筋の人の方が「皇室の人」として親近感が持てて、
結局は相思相愛となる可能性が高い、ということだと思う。
>>615 アメリカという国は巨大な島国みたいなところがあるんだ。
ヨーロッパとは隔絶してるし、それは日本が中国大陸から隔絶してる
事実と凄く似ている。影響を受けてはいても支配下には置かれない
独自の文化や強さというものが、それらを成り立たせているんだろう。
だから下手に歴史があったり周辺諸国との関係も含めないと付き合いが
難しそうなヨーロッパ諸国よりも、アメリカの方が理解し易いと思うことが
多い。もちろんどの国とでも類似性を見つけることが出来るのは確か。
イギリスやドイツが日本と似ている、と言うことも可能だからね。
でも総合的に見るとアメリカ文化というのは理解しやすいし、地理的に
近い中国なんかよりもよっぽど親近感を覚えるな。
私も入れて!
ダ・ヴィンチ買っちゃったよ〜、みなぼん♪読んで。よしりんってこう
いうネットとか関わらないのかと思ってたからびっくりした。これからも
ゴー宣ネット更新楽しみにしてます♪
硬派な議論されていた方いきなり割り込んですみませんorz
618 :
名無しかましてよかですか?:2010/11/11(木) 06:46:01 ID:3DKXJMDC
>>617 orzを挨拶に使う人間って初めて見たwww
619 :
カレー千衛兵:2010/11/14(日) 14:13:00 ID:rs1iCCCH
沢尻さんへ。返事遅くなりごめんなさい。
前回投稿直後、個人的にショックなことがあって、パソコンを開くこともできませんでした。
>>606 >我が国の政治 形態は直接民主制ではなく間接民主制だ。
国民の代表者が国民の意見を代弁する形で様々な決め事を作っていく。
現在の民主党がまったく駄目な皇統問題に
関する法案を提出し、それが可決されたとしたら、それは民主党を与党に
選んだ我々国民に全責任があるという事になる。
「間接民主制」について、沢尻さんのご意見は「正論」だと思います。
『国民の代表者が構成する政府が「国民の総意」を体現している』という考えに基づいていますよね?
私は正直、「・・・だったらいいのになぁ」という気分です。
「尖閣ビデオ」を『国家機密』にしたことは、「国民の総意」に基づきますか!?
私の考えでは、「中国からの圧力で腰砕けになり、中国人船長を超法規的措置で解放したことが、いかに売国的でトンデモナイ事だったのか」を、これ以上ない形で国民にバレたくないという、民主党の「私利私欲」から、『国家機密』にでっちあげたのだと、私は推測しています。
それでも「民主党を与党に選んだ我々国民に全責任がある」と受け入れられますか?
私にはできない!!
一応補足しておきますが・・・、私は、この尖閣問題を皇室典範改正の是非について、直接結びつけるような卑怯な考えは持っていません。
ただ、「国民の総意」とは、やっぱり国民一人一人の問題であり、『雲の上のお偉いさんの方々』に「おまかせ」する問題ではない、というのが私の考えです。
久しぶりの投稿で、文章作る感覚がよく分からないです(苦笑)失礼があったらゴメンナサイ。今更ですけど・・・。
620 :
カレー千衛兵:2010/11/14(日) 15:40:03 ID:rs1iCCCH
沢尻さんの『ゴーマニズム宣言 論』は素晴らしいですね!
この掲示板を、初めから読ませて頂きました。
これは「良き観客目線」というより、もはや「スタッフ目線」なんじゃないかっと思ったくらいです。(本当に関係者ではないですよね? 笑)
>>113 私は皇統問題で「ふるい」にかけられた時期であっても、「天皇論」「昭和天皇論」には涙を流しましたよ。
私には「個の確立」が一体どういうモノであるのか、まだまだ分かっておりません。
しかし『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』に陥るような主体性では、とても「個」とは言えないんじゃないかと思っています。
・・・でもこれは言うは易しで、本当に難しいことなんです。
ひとたび 『敵』というレッテルを貼れば(貼られれば)、思考ってとことん乱れてしまいます。
私なんか「アンタさ、なんで俺の事分かってくれないの!?」みたいになっちゃうもん(笑)
以前、沢尻さんに「タフさの秘訣」を質問して、上手くはぐらかされてしまいました(笑)
今度は、機会があれば、沢尻さんの「公論」に対するお考えをご教示願いたいものです。
(特に、ネットでの公論なんて可能なんでしょうか?)
621 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/11/28(日) 13:17:24 ID:BF/D9jfw
規制解けてた。
>>617 ダ・ヴィンチという雑誌は買ったことないけど出てたの?
どんな内容だったのか書いてほしかったなあ。
ここ、援護スレだからファンの応援はちっともスレ違いじゃないです。
むしろ俺みたいなのが関係ないこと書きすぎかもごめんorz
ところで「本家ゴーマニズム宣言」を買って読んでみたんだけど、
俺は普段SAPIOしか買ってないから結構びっくりしたなあ。
というのは、このスレで俺が力説してたようなことを、とっくに小林よしのり
自身が結構書いてたんでねぇ。
びっくりというよりちょっとがっかりかな。有効な援護射撃してるつもりが、
本人の書いてるものと大して変わらなかった、というw
でも俺の援護はWiLLも読んでる人には釈迦に説法だったかもしれないけど、
今回「本家」の方を読んでみて、ファンとしては無駄なことしてたなあ、という
後悔よりも素直に嬉しかった。決してただの暴走などではなく、自分の役割を
客観的に自覚して、描きまくってたってことだからね。
しかし仕事量は落ちないねぇ。むしろ増やしてるような心意気が凄いなあ。
アンチの人もせめてこのエネルギッシュなパワーくらいは認めろよ、とw
622 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/11/28(日) 13:20:39 ID:BF/D9jfw
カレー氏、こちらこそ規制で返事遅れました。
>>619 その俺の書いた「正論」というのには皮肉も込めたつもりなんだよ。
要するにカレー氏の期待してる「国民の総意」というのは、民主主義の肯定、
を基礎にしないと実際に計ることはできない、ということ。天皇と国民は常に
相思相愛であるべき、なのは同感だけど、それを数量化して確認するには
今の時代においては民主主義という多数決の方法しかない。しかし俺などは
民主主義という政治制度には、どうしても期待よりも限界の方を強く感じてしまう。
むしろ問題が難しければ難しいほど、多数決より少数決の方が結果としては
優れているだろう、と思うくらいにね。だから本音を今回は書かせてもらうと、
カレー氏が
>>604で書いた「決定権は雲の上のお偉いさんにしかない」という
現状を必ずしも悪いことだとは俺は思っていないんだ。
これは「国民主権」なんて言葉は憲法から削れ!と小林よしのりが主張してる
部分にも通じる話で、相思相愛の理想が「対等の関係」に堕落してはならない。
俺は自分が天皇陛下と対等の関係だなんて、そんなふざけた平等主義は絶対に
嫌だからね。だから前回も自分の主張に関係なく天皇陛下が了承されたのならば、
それを積極的に応援する、と書いた。
カレー氏も尖閣諸島の漁船問題で「民主党を与党に選んだ我々国民に全責任がある」
なんて受け入れられない、と書いてるよね。それは俺もまったく同感だし、そもそも俺は
前回の選挙で民主党に入れてないからね、これっぽっちも責任を感じない。
でも国民主権と民主主義という価値観の下では俺も含めた国民の総意が選挙に反映
された、と判断されるから形式的には俺にも責任があるんだろう。
しかし仮に俺が民主党に投票してたとしても「こんな政策だとは思わなかった」とか、簡単に
言えば「政治家の演説に騙された!」と責任を政治家に全部押し付けることは可能だし、
実際に前回民主党に入れた人達はそうやって自分を慰めているかもしれない。つまり「責任」
とは形式的なものだけで、具体的な罰があるわけでもない。いわゆる「無責任主義」が
民主主義の実態なわけですよ。だからといって罰なんか作れるわけもなく、実際に責任を
取るのは行政の実行者、政治家たちだけだ。(つづく)
623 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/11/28(日) 13:22:21 ID:BF/D9jfw
(つづき)だから国民主権なんて言葉はまやかしで、責任を取らなくてもいい権力なんて、
この世にあるわけがない。だから現代の民主主義国家も、実態としては中世の封建国家と
大きな違いがあるわけではない、と俺なんかは常々思ってる。手続きにちょっとした細工が
してあるだけで、権力者が権力を持たない者を無視しても社会が勝手に動いていく構図は
同じだし、昔だったら「この方を次の将軍様に!」と武家の家来たちが騒いでいたのが、
一般国民という名の家来の「この人を次の首相に!」に置き換わっただけでしょう。もちろん、
今の方が自由度は遥かに広がったけど、その分、権力争いの範囲も広がった。徳川一族だけ
で権力争いやってたのが、今や色んな企業やら宗教やら団体やらが入り乱れて権力闘争を
やってる、みたいにね。どっちが進歩した社会か、なんて一概には言えないよね。
そんでだ。カレー氏の疑問はもっともではあるんだけど、上記のような現実を踏まえると、
本当に「国民一人一人が考える問題」だとしたら直接民主制、つまり国民投票でもするより
他はない。しかし同時にその国民一人一人が考えて、という大義名分が実は天皇陛下の
将来を「俺たちが決める」という本物の傲慢にすり替わってしまう。つまり国民の方が天皇陛下
よりも「権力」を持っている、という話になってしまう。
もちろん形式的には「国民主権」なんだから法律上間違ってはいない。しかし、形式という建前を
超えた部分で、そのようなバカな話をカレー氏は認めることが果たしてできるだろうか?
国民の方が天皇陛下より地位が上、というまさに左翼的な価値観に納得できるだろうか?
ここまでを簡単にまとめると、皇室典範改正問題と言えども、いや、皇室に関わる問題だからこそ、
「国民一人一人の総意で決めるべき」というカレー氏の素朴な想いは、逆に国民を天皇より上位に
置いてしまう。俺は憲法がどうなってようが、そんな思い上がりも甚だしい「国民主権」なんぞ、
こっちから願い下げだ。だったら「お偉いさん」が陛下の希望を最大限尊重する形で、どんどん
国民なんぞのあずかり知らぬ所でさっさと決めてもらいたい。
もちろんカレー氏の本当の疑念は推測できるよ。その「お偉いさん」が本当に「偉い人」で立派な
見識を持っているのか、という事だろう。(つづく)
624 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/11/28(日) 13:23:50 ID:BF/D9jfw
(つづき)これについては、確かに心もとない感じがするというのもよくわかる。
現代においては有識者といえども必ずしも天皇陛下を無条件に尊敬するような
人達ばかりではないことくらい承知だ。ましてやその報告書を参考に法案化する
政治家に至っては、どう見たって売国奴としか思えない輩も多数存在する。
しかし例えそのような「偉くない」人間が今回の問題に関わっているとしても、
天皇陛下の御意思を完全に無視、ということが有り得るだろうか?
あるいは俺が
>>605-606で書いたように、「まったく駄目な法案」というものが、
この問題解決にあたって出てくる可能性があるだろうか?
俺はそんな可能性はまったく無い、と断言する。
現状維持が一番皇室にとって危険であり、何の問題解決にもなっていない事
くらいは同意してもらえるだろう。皇統が男系か、女系容認か、以前に皇室を
お世継ぎされる方々の数が先細り状態なのだ。このままでは小林よしのりが
何度も描いているように皇室に悠仁さまだけ、という事態だって招きかねない。
だからこそ、その危機を回避するための新しいアイデアが現状維持を下回る
わけがないのだ。もちろん、男系が途切れるなら国体は消滅だ、とまで言い切る
ような人にとっては女系容認案ならば「改悪」なんだろうが、ここでカレー氏にも
以前の男系絶対派の人に投げかけた問いをぶつけてみたい。
・女系容認で男系継承が途切れたらあなたはどうしますか?
男系絶対派ならば女系移行以後の天皇を認めないか、切腹するかのどちらかだ、
と俺は以前書いたが、その思いは今でも変わらない。カレー氏が絶対派ならば
そのどちらかの答えしかないはずだし、そうではないのなら俺と同じ「女系容認派」
だということになる。できれば男系継承が望ましい、と考えているはずのカレー氏
には過酷な質問かもしれないが、ぜひともこの問いの答えを聞かせてほしい。
そしてもうひとつ、
・自分の意見と天皇陛下の了承と、どちらを優先しますか?
俺はすでに天皇陛下が了承するならば、自分の「女系容認」と違って「男系維持」の
案が採用されても、それをすぐさま支持する、と表明した。カレー氏はどうかな?
625 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/11/28(日) 14:17:43 ID:BF/D9jfw
ついでだから民主主義についてもう少し。
民主主義の社会矛盾に関して解決方法があるとすれば、それは小林よしのりが
何度も主張している「現場を取れ」、これ以外にはないものと思われる。もちろん
これとて根本的な解決策ではなく、自分の主張を通したいならば、という極めて
限定的な範囲においてだ。それはある意味当たり前であって、世の中すべての
人間が納得する意見、なんてものは端から存在しないのだから、国民の「総意」
だとか「合意」を求める方が最初からおかしい。「現場」を取って自らが権力者の
一員になることでしか、「自分の意見をそのまま実現する」方法はない。
左翼という勢力はつくづく道義に反していると思うが、彼らは口では「民主主義」だとか
「国民が第一」のような戯言を繰り返すが、実は戦後60年以上、やってきたことと
いえば「現場を取る」という小林よしのりの勧める権力闘争だった。これが保守陣営
ならば競争原理を肯定し、さらには民主主義への懐疑を常に持ち続けているはずだから
「現場を取る」という闘争に参加することに矛盾はない。しかし競争を否定し、国家権力も
批判する左翼が、実はその国家権力を部分的に奪取するために競争に打ち勝ってきた、
というのは道義的には大問題だと思うが、戦略的にはそれしかないのだから、遅れを
取った保守陣営こそ反省すべきかもしれない。
>>620 いや、俺も少しは自信ある援護射撃のつもりだったんだけど、先に書いたように「本家」の
単行本読んだら同じようなことを小林よしのり自身が書いてたんでね、なんか一瞬落ち込んだw
まあ、大ファンではあるけどね、すべての連載を読んでないくらいだからスタッフだなんて
とんでもない。ゴー宣道場も本になったら読むけど、動画とか金かかるらしいから観てないしw
カレー氏は「坊主憎けりゃ袈裟まで」じゃないんだね。それだけ聞ければ俺もあなたを信頼するよ。
そういう人ばかりなら実は「民主主義」にも可能性感じるけどね。つまり意見が違っても妥協点を常に
探ったり、是々非々で感情的にならないようなね、そういう議論が前提として成り立つなら最後は
多数決でも誰も文句言わないだろう。その結果に各自が責任だって感じ取れるだろう。
ネットの公論についてはまた今度。凄く刺激的なテーマです。
626 :
カレー千衛兵:2010/11/28(日) 14:56:05 ID:rl4sk4BI
>>624 ・女系容認で男系継承が途切れたらあなたはどうしますか?
・自分の意見と天皇陛下の了承と、どちらを優先しますか?
素晴らしい。この問い、私はワンセンテンスで宜しければ即答できます。
しかし「急がば回れ」です。もう数回やりとりできれば、自ずから回答していることになるでしょう。
沢尻さんがまた「規制」にならなきゃね〜(笑)
沢尻の問いについて、多くの「男系派」の方々のお考えを拝見したいです。
627 :
カレー千衛兵:2010/11/28(日) 14:57:27 ID:rl4sk4BI
>>623 「民主主義」のお話、大変興味深いです。
まず・・・、沢尻さんとの“わずか隙間”を埋める為に、私の認識をお伝えしておきます。
「民主主義は手続き(方法論)であって『理念』ではない」
「『国民の総意』をすくいあげる上で、現時点で“一番マシ(かなぁ〜)”と思われている手続き」
前にも書きましたが、『国民』の中には「墓の下の先人」や「まだ見ぬ子供や孫」も含みます。
そして、一番肝心な話ですが、
歴代天皇の125代の内、そのほとんどが「民主主義」や「国民主権」という制度の中で存続したものではないという、当たり前の歴史です。
これまで、どうやって存続して来たかと言うと、
やはり「国民の総意」という「相思相愛関係」だと思うのです。
(ここまでの言葉だけで私が何が言いたいか伝わるでしょうか・・・?「公論」、もはや全く自信は無い)
>「国民の総意」というのは、民主主義の肯定、
を基礎にしないと実際に計ることはできない、ということ。
それは「今の手続き」の範囲で考えれば、それは全く正しいです。
しかし「皇統問題」に限定して言えば、もう少し「慎重さ」が必要だと思いますが、いかがでしょうか?
理論上は「民主主義」ではなくて、「公民主義」を発揮しなければならない。
>本当に「国民一人一人が考える問題」だとしたら直接民主制、つまり国民投票でもするより
他はない。しかし同時にその国民一人一人が考えて、という大義名分が実は天皇陛下の
将来を「俺たちが決める」という本物の傲慢にすり替わってしまう。つまり国民の方が天皇陛下
よりも「権力」を持っている、という話になってしまう。
・・・よく分かります。よく分かるんです。
しかし、このご指摘は、私には当てはまらないとご理解頂けるでしょうか?むしろ『逆』なんです。
そしてこの部分こそが、「女系論」の方々が「男系絶対主義者」に対する怒りの1つになっているのではないでしょうか?
もしも、「男系カルト」に対して、「誤解の部分」があるとすれば、それは是非解いてみたいです。
628 :
カレー千衛兵:2010/11/28(日) 15:52:53 ID:rl4sk4BI
>>625 いやいや、相当強力な「援護射撃」だと思いますよ。
だからこそ色んな方々から「ご指名」を受けるハメになってるんじゃないですか?(笑)
>同じようなことを小林よしのり自身が書いてたんで
えぇ〜!!勲章を見せびらかさせているように感じるのは、単なる私の被害妄想かな〜?(笑)
なるほど「ネットでの公論」は凄く刺激的なテーマになりますか・・。
確かにそれをここで書くわけにもいかんですね。
ちなみに私の結論は『私には無理』です。
沢尻さんのおっしゃる通り、「意見が違っても妥協点を常に探ったり、是々非々で感情的にならないような」議論。いわば『共に一つの作品を創り上げるような議論』が公論には必要なんだと思います。
「議論よりも、相手を挑発したり、相手の細かい矛盾点をつついて、勝手に溜飲を下げてる」
そんなオナニストは、一部の反日的な外国人には、多少いるかもしれない。
でも日本人には1人もいて欲しくない!です。
>すべての連載を読んでない
あ、そうなんですか。なんか意外。
では、スペシャル本でベスト3は何ですか?
私は、1位:戦争論 2位:脱正義論 3位:差別論 です。
順位には読んだ時期というのも関係してて、やっぱり「学生時代に読んだ本」というのは受けた衝撃が大きいようです。
(天皇論は3部作全部読んでから評価したいです。スペシャル本で一番泣いたのは「昭和天皇論」です。)
629 :
カレー千衛兵:2010/11/29(月) 00:37:31 ID:T0frzUlE
>>627 訂正。大事な所を噛みました。
“わずか隙間”は、“わずかな隙間”です。
ホントに沢尻さんと私の差は、「わずかな」事です。
例えば、
>「国民一人一人の総意で決めるべき」というカレー氏の素朴な想いは・・・
わずかに違う。『決めるべき』とまでは言えないでしょうね、それは。
だから私は、「民主主義ではなくて公民主義で 『決めるべき』 」 とは、絶対書かないわけです。
これは本当にわずかな違いですけど、「国民主義原理主義者」と誤解されている恐れがあるので、
これは後々の議論の大きな妨げになる危険性があるので、予め言い訳をしておきます。
私はこれまで「目には見えないモノ」の話をしてきたつもりです。
手続き上のリアリズムの話に拘り過ぎると、結局行きつく先は「俺らが何言ったってどーもならん」というニヒリズムに陥りませんか?
私の中にはニヒリズムがあります。しかし『ゴー宣ファン』がそれを全面に押し出してはいけないのではないでしょうか?(笑)
私は沢尻さんの「ゴー宣論」も好きです。『ドキュメンタリー』と評された感覚もよく分かります。
>>48で書かれている「以前の言論人」の弁護人をさせてもらえるならば、
「そこまでドキュメンタリーとして興味を持ってもらい続けられる人間なんて、ごく一部だから」だと思います。
小者に「アンチ」が付きますか?「アンチ・見栄晴」なんて人いるのかな?
>カレー氏は「坊主憎けりゃ袈裟まで」じゃないんだね。それだけ聞ければ俺もあなたを信頼するよ。
本当に有り難いことです。なぜなら、信用を得ないと『言葉』は絶対に伝わらないからです。
やはり「急がば回れ」です。
630 :
沢尻 ◆jw87SigjKs :2010/11/29(月) 08:48:05 ID:86dk6hUu
確かに俺のプロバイダーは規制が多いんだよw
だから書けるときに書いておこう。
>>626-629 や、よーくわかった。勝手ながら完璧に伝わったと感じた。
これ、結構深い話になりそうだな。国民の総意とは確かに「目に見えないもの」だ。
いや、「目に見えないものであるべき」なんだ、俺に言わせればね。
でも昨日書いたように現代社会というものは「民主主義」という「合理思想」によって
それらを数値化してしまう。比喩ではなくまさに「数」としてカウントできる形にね。
俺はそんなデジタル思考の現代社会に対してニヒリズムを表明した。ただ、同時に
リアリズムという武器で補足したつもりなんだ。それは小林よしのりの主張の根幹と
同じものだと思う。結論としては「現場を取れ」と。
しかし小林よしのりは「公論形成」という社会実験も行おうとしている。こっちはむしろ
リアリズムというよりロマン主義的なものに見える。カレー氏もこのロマンチシズムを
重視しているんだ、ということがよくわかった、というわけ。以前、俺はこの「公論」の
試みは、最後は各自が現場に戻ったあとの組織論や運動原理というリアリズムによって
ロマンの部分が崩れるんじゃないか、との懸念を書いたことがある。でもあれから
考え続けていて、ゴー宣道場に関する新しい記述にも触れてきて、確かに以前よりも
期待度が高まってはいたんだ。
カレー氏の言葉で言う、民主主義とは違う「公民主義」。この可能性に、もしかしたら
寄与するかもしれない、と密かに思ってるのが昨日書けなかった「ネットの公論」なんだけど、
これはまだまとめられそうにない。ひとつだけ、今言えることを書いておくと、小林よしのりが
期待している共同体の再構築はむしろパトリオティズムと結託しない方が良いのではないか、
という視点。俺は地域共同体こそが日本的「世間」の元凶であり、新たな「公共」はしがらみの
ない、より人工的な共同体の方が機能するのではないか、と考えている。そこで合理主義を
毛嫌いしつつも、デジタル機器であるネットにまで可能性を探ろうとしている自分がいる。
「道場」も人工空間だし、最近の小林よしのりはネットを無条件に批判することもなくなった。
地域に期待してる部分は俺とは真逆だけど、公論のタームには今とても関心がある。
631 :
カレー千衛兵:2010/11/29(月) 21:09:37 ID:T0frzUlE
>>630 「完璧に伝わった」と伝わりました(笑)これは本当に有り難い事です。
一方私は、沢尻さんの文章に影響を受けて、自分の漠然とした考えが整理できた事があります。
「公論」とは、ニヒリズムを、特定の宗教やイデオロギー以外の方法で突破するための『ロマンチシズム』であり『リアリズム』だと考えることにします。
公論を『ロマンチシズム』だと認める理由は、「人を信じぬく」ことが公論の前提になっているからです。
人を信用し続けることは難しいです・・・・。(例えば、女系論者は「男系カルト」の人を信用できますか?)
一方の、『リアリズム』と称する理由は、公論とはまさに「現場」と「日常」に立脚しているからです。
(私は『脱正義論』が大好きです。あれを「転向漫画」と評するのは正確では無い。)
>カレー氏もこのロマンチシズムを重視しているんだ
なるほど、そうかもしれませんね。う〜ん、重視してるというか…、なんだろう?もしかしたらリアリズムと表裏一体かもしれませんね。
言ってみれば、『理想を持たない現実主義者』も、『現実を見ない理想主義者』も・・・どっちもどっちですよね(笑)
ただし、日本の現状、あまりにもニヒリズムが支配してるから、少しくらいロマンチシズムに体重かけるくらいの方が、バランスが取れる気がします。
(つづく)
632 :
カレー千衛兵:2010/11/29(月) 21:43:15 ID:T0frzUlE
(つづき)
私が沢尻さんに興味を持つ理由の一つに
『「小林よしのり」との距離の取り方』があります。
ここでは、お答えにくいことかもしれませんが、私だけに小声で教えて下さい。
『小林よしのりを“個人崇拝”している人間』は、同じファンと言えども、気味が悪くありませんか?
私はそもそも、“特定の人間を個人崇拝できる感覚”が不気味だと思っています。それこそ『カルト』に近い感覚だと思う。
それは『信頼』とは全然違うと思います。
>小林よしのりが期待している共同体の再構築はむしろパトリオティズムと結託しない方が良いのではないか
>地域共同体こそが日本的「世間」の元凶であり、新たな「公共」はしがらみのない、より人工的な共同体の方が機能するのではないか
この辺りでも、『沢尻』と『小林よしのり』との見解の相違を何となく垣間見ることができそうです。
ゴー宣道場で、『私から公への経路』というテーマがありました。
沢尻さんは「あなたの『私から公への経路』は何ですか?」と質問されて、即答できますか?
「自分」を基点に物事を考えることは間違い、みたいな感覚が染み付いてるのであれば、
回答は、なかなか難しいと推測しますが、いかがでしょうか?
633 :
カレー千衛兵:2010/11/29(月) 23:26:19 ID:T0frzUlE
>>624 >現状維持が一番皇室にとって危険であり、何の問題解決にもなっていない事くらいは同意してもらえるだろう。皇統が男系か、女系容認か、以前に皇室をお世継ぎされる方々の数が先細り状態なのだ。
・・・・う〜〜ん。私の以前からの疑問なんですけど、
だったらなぜ、『女系容認論』の中にも、「男子優先の・・・」が存在するんでしょうね??
「男子」・・・、これは一体何に気を配っている感覚なのかなぁ?
歴史?伝統?それとも「男系派」!?
おそらく『女系容認論』の核心は『直系論』でしょう。
「皇統の安定の為に「直系」を最優先する」とハッキリ言った方がスッキリして良いじゃないですか。
もし、この問題に「落とし所」というリアリズムを今から計算しているならば、それはもはや「政治」ですよね・・・。
634 :
カレー千衛兵:
>>624 ・女系容認で男系継承が途切れたらあなたはどうしますか?
・自分の意見と天皇陛下の了承と、どちらを優先しますか?
>男系絶対派ならば女系移行以後の天皇を認めないか、切腹するかのどちらか
>カレー氏が絶対派ならばそのどちらかの答えしかないはずだし、そうではないのなら俺と同じ「女系容認派」だということになる
それは全く違うでしょう!!
少なくとも、そう断言できないんじゃないですか。
仮に私が、「自分の意見こそ天皇陛下の了承より優先されるべきだ!!」って言うような『絶対派』だったなら、そう断言してもらって結構です。
しかし、そんな日本人いますかね・・?そもそも、そんな人が皇統問題に関心払いますか?(笑)
それに、皇統問題に対して「自分の意見」って一体何事でしょうね?
そこに「私」は入り込めるのかな?もし、「どうだ?俺様の理論は見事だろう。○○どもがぁ!!」ってやりたいんなら、もっと他のテーマでやればいい。
要するに、皇統問題を語る上で『私利私欲』なんて無いでしょう?
・・・・・・・いや。正直「世間」はあるかもしれない。この場合、「世間」の取り扱い方は非常にやっかい。自爆(自縛)したかもしれない(笑)