松沢軍団
免下「と言うことで今日はギョーザパーティーだ」
千葉「ミギャー!こ、これはチャソの作った農薬入りギョーザ、言うなればワシへの殺意が
てんこ盛りなのじゃよ〜〜〜」
千葉は逃げ帰った。
真保「まさか!」
肝井「ブシャブシャ!そうだよこれはきっと毒入り野菜で作った毒入りギョーザだよブシャブシャ!」
林間「そうだなきっと!よし!千葉のあとを・・・」
その時
キリコ「は〜い、たんと召し上がれ〜」
朝日奈「は、はい。美味しい私達の手作りギョーザですよ〜」
三人の眼は湯気を立てるギョーザではなく、メイド服のキリコと朝日奈に
注目
林間「い、いやあ、うん、なんだ、疑って悪かったなと」
肝井「そうだね!こんな可愛い理系タンが作ってくれた手料理を食べないなんて千葉君は酷いよ!」
真保「美人が私のために料理を作ってくれる・・・(ホロリ)、これでコトリであれば・・・」
危険発言竣工
キリコ「ちなみに材料は全部国産でーす」
朝日奈「ええっと、ニラは栃木産、キャベツと豚肉は群馬産、皮の小麦も国産で・・・」
免下「だそうだ。私はちょっと病院に出なければいけないので」
と席を外す免下。そして三人の目の前にはアツアツのギョーザが
三人「いっただっきまーーーす」
二人「召し上がれ」
その頃空腹の千葉はよろよろと彷徨っていた。そこに・・・
コヴァ「どうしたんですかね?」
千葉「おお、巫女スキー君。ワ、ワシはもう腹が減って腹が減って・・・」
コヴァ「家に冷凍ギョーザがありますにょ」
千葉「・・・ギョーザ?国産かね巫女スキー君」
コヴァ「昔ボクチンがよく火病起こしていたし、その後食品偽装問題がありましたから
ババアは変なモノを買ってくるはずはないですにょ。ありえませんにょ」
千葉「そうか、巫女スキー君」
コヴァの家
秋子「えっ、千葉君にご飯を?」
コヴァ「そうですにょ。一応友達でしゅからね。ささ」
千葉「おお、恩に着るぞ巫女スキー君」
コヴァ「冷凍ギョーザ焼いて、あとは残りご飯でいいですにょ」
十五分後、千葉の前に食事が出された。
秋子「召し上がれ」
千葉「おおー、頂くんじゃよー」
千葉は食事をガッツキはじめた。そして八分型食べた辺りで秋子がこのような発言を
秋子「アラ?このオカラヤで買ってきた素の味のギョーザ、中国産って・・・」
コヴァ「バ、ババアそれは言っちゃ・・・」
千葉「ミギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアゲロゲロゲロゲロゲロ
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオプップップップップップップップップ〜〜〜〜」
千葉が豪快にリバースし、コヴァは久しぶりに病院のリダイヤルを押した。
松沢軍団
千葉「うーん、うーん、チャソがー、毒野菜がー」
免下「さすがに食べに戻ってきたか・・・やっぱり私が睨んだとおりだな」
その時、免下に駆け寄る1人の技術員
軍団員「レイ様、ヒソヒソヒソヒソ」
免下「な、なんだってー」
月宮「で、何の話や」
免下「担ぎ込まれた千葉は、全くキリコとアマテラス製薬の朝日奈に作らせた『致死量の8倍の
毒物を盛り込んだ上に、でどこがさっぱり分からない国産野菜やら賞味期限ギリギリでドンキで買って
来た国産肉を材料に、少々のゴミとダンボールを混ぜ込んだギョーザは全く食べてないらしい」
キリコ「そうですね。彼は帰っちゃいましたよ」
免下「で、一応食べた冷凍食品も調べてはみたが「中国産」ではあるが、含まれる毒物の量は
大手メーカー製品らしく全く健康にも食味にも影響がないレベルだった」
キリコ「でも、林間ちゃんも肝井ちゃんも真保ちゃんも普通にあのギョーザお腹一杯食べて
帰りましたよ?」
免下「あの材料こそ『国産』ではあるがほぼ毒物のギョーザを食べて全く平気な三人に対し、
毒物は全くと言っていいほど含まれていないが『中国産』のギョーザを食べて倒れた千葉・・・」
月宮「あれやな、国籍にだけ反応するんやないw」
キリコ「あるかも」
免下「私も最近そう思い始めた。多分、彼らは『日本産』と書かれていれば農薬をゴクゴク飲んだり、
青酸カリをガバガバ食することが出来るに違いないのではないか・・・そう、科学者としての本能が
何か訴えかけてくるんだよ彼らに関して言えば・・・」