>>226 まあ、戦後の戦術核の研究開発は基本的にはアメリカがやっていましたが、
アメリカの場合、仮想敵国から本土が遠く離れていますから、自国内に
敵軍が侵入する事態を想定する必要はそれほど無かったと思います。
つまり、戦術核はアメリカ以外の国で使用するつもりだったのでしょうから
戦術核を国内で使おうとした例というのはたしかに無いかもしれませんね。
それと、戦術核の威力は広島に投下された原爆と比較しても非常に
小さくなっています、広島に投下されたリトルボーイという原爆の威力は
15キロトンですが、ディビー・クロケットという原爆の威力は0.02キロトン
だし、W48という核砲弾の威力も0.072キロトンしかありません、あなたは
1キロトン程度にしたらと言っていますが、実際の戦術核はそれよりも
はるかに威力は小さいのです、したがって、戦術核によって味方が何十万人
も巻き添えとなって死ぬというような事は決して無く、注意深く使えば
味方の被害無しに敵軍のみを全滅させる事も十分可能なのです。