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347名無しかましてよかですか?
河豚計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
河豚計画 猶太人対策要綱
http://72.14.235.104/search?q=cache:qkUJNA204aMJ:ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E8%B1%9A%E8%A8%88%E7%94%BB+%E6%B2%B3%E8%B1%9A%E8%A8%88%E7%94%BB+%E7%8C%B6%E5%A4%AA%E4%BA%BA%E5%AF%BE%E7%AD%96%E8%A6%81%E7%B6%B1&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=1&ie=UTF-8
利用者‐会話:Lombroso
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
もっとも、「猶太人対策要綱」にどれほどの効力があったか、また、ユダヤ人を他国人と同様に「入国管理規制にかける」ことを記した「要綱」を親ユダヤ政策と言い切れるのか、という話もありますが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85%E2%80%90%E4%BC%9A%E8%A9%B1:Lombroso
正義の人(杉原千畝と樋口季一郎) その2
●一方日本では・・・・
口には人種差別撤廃を唱えつつ、朝鮮人や中国人への差別は公然と、あるいは秘密裡に行われていたのです。
関東大震災直後の朝鮮人虐殺事件はその表れであり、その差別意識は今日でも完全になくなったとはいえないでしょう。
パリ会議での提案も勘ぐれば、白人社会において日本人だけは差別から除外してほしい、という訴えとも思えるのです。
●河豚計画
1932年満州国が建国されるとヨーロッパ在住のユダヤ人の資本、技術力を満州国に投下しようとする計画が練られました。
経済政策でしたが、国内に大勢のユダヤ人を抱えるアメリカとの関係悪化を少しでも和らげようとする目的もあったのです。

このとき外務省から満州国に打電された「時局ニ伴フ猶太人ノ取扱ニ関スル件」によれば廃止の理由は『大東亜戦争勃発』によりユダヤ人利用による『外資導入』と『対米関係打開ノ必要』がなくなったためでした。
348名無しかましてよかですか?:2006/10/12(木) 12:47:44 ID:lHVPCfwi
●猶太人対策要綱
方針
3 ユダヤ人を積極的に日本、満州、中国に招致することは避ける。
ただし資本家、技術者のような利用価値あるものはこの限りではない
この猶太人封策要綱にはユダヤ人を排除しない代わりに特別扱いもしないと書いてありますが、3.を読めばわかるように早い話が利用できれば利用しようとするもので、人種差別に反対するからではありませんでした。

河豚計画が日米開戦と同時に消滅したのは前記のとおりですが、この猶太人対策要綱も下記の外務省の訓電のように河豚計画同様にかけ声だけで具体的な国策にはならなかったのです。


349名無しかましてよかですか?:2006/10/12(木) 12:48:30 ID:lHVPCfwi
杉原が解雇されてから1991年までの44年間、外務省が杉原を無視し続けたのは弁解の余地はありません。
しかしようやく2000年、生誕100周年における河野外務大臣の謝罪により杉原の名誉は回復されたと思います。

戦前の日本には五族共和のスローガンや猶太人封策要綱のような方針はあったものの、事実上ユダヤ難民の入国、通過を拒否してきました。
太平洋戦争がはじまると軍部の態度は変わり、上海のユダヤ人達は狭く不潔なゲットーに押し込められたのです。
杉原の行為も、樋口の行為も決して国策に沿ったものではなく、あくまで個人としての行為であり、政治ではなく人道上の行為なのです。

杉原は河豚計画も猶太人対策要綱も知りませんでした、これは杉原だけではなく日本・満州以外の外交官も同様だったようです。
知らせなかったのは策定の主導が軍部(関東軍)であり、外務省を軽るんじていたのかもしれません。
河豚計画について幸子夫人は次のように述べています。

夫は全くそのこと(河豚計画のこと)を知らなかったのですが、日本政府のユダヤ人に対する政策が他国に比べて緩やかだったのはそうした背景があったことも影響していたのでしょう。
もしも夫がこの計画のことを少しでも耳にしていたら、少しは気が楽だったかもしれません。
(六千人の命のビザ)

もし杉原がこれを知っていたらビザ発行に際して幸子夫人に、日本ではこのような計画、施策があるから大丈夫だ、と必ず言うはずですし、杉原自身があれほど悩むことはなかったでしょう。
http://72.14.235.104/search?q=cache:-mcaoUwYIJMJ:www9.wind.ne.jp/fujin/rekisi/seigi/seiginohito2.htm+%E6%B2%B3%E8%B1%9A%E8%A8%88%E7%94%BB+%E7%8C%B6%E5%A4%AA%E4%BA%BA%E5%AF%BE%E7%AD%96%E8%A6%81%E7%B6%B1&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=6&ie=UTF-8
350名無しかましてよかですか?:2006/10/12(木) 13:00:29 ID:MpTYT4Gg
>>344
何を言ってるんだ君は
351名無しかましてよかですか?:2006/10/12(木) 13:13:00 ID:a8/hurv1
>>345
初版は問題あったのは事実だがまあ読んでみ。
泣けるよ。
読まずに批判はやめよう。
352名無しかましてよかですか?:2006/10/12(木) 13:55:43 ID:lHVPCfwi
 それでは参考までに,五相会議決定と同年外務省が起草した『猶太対策(案)』の冒頭部をあげておこう。
「猶太民族ノ民族的要望及之カ実現ノ諸方策ハ根本的ニ帝國ノ國是ト相容レサルモノアルヲ以テ究極ニ於テ該民族勢力ノ縮滅ヲ期スヘキモノトス」。
「縮滅」と「絶滅」は,なるほど違う。
 日米開戦後の五相会議決定は廃止された。
理由は,「猶太人ヲ利用シテ外國資本ヲ導入シ或ハ米英両国ニ対スル関係ヲ打開スル」必要がなくなったためだという。
このありがたいユダヤ人「保護案」には,誰しも感涙を禁じ得まい。


(注)ユダヤ人を他の外国人同様扱う主旨の「要綱」にある,「資本家技術者ノ如キ利用価値アル者」に関する特記事項には,安江大佐が軍上層部に策定を説得する方便という側面もあったが,廃案理由に見られる露骨なまでの利用論が政府と軍首脳の本音であった。
ちなみに,安江大佐は,三国同盟締結後に予備役編入された。
http://72.14.235.104/search?q=cache:0IU-4X_ZHmoJ:www.linelabo.com/chiu0012.htm+%E7%8C%B6%E5%A4%AA%E4%BA%BA%E5%AF%BE%E7%AD%96%E8%A6%81%E7%B6%B1&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=3&ie=UTF-8