学園物語★KOVA17歳11〜デムパの城マツザワ〜

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238コヴァの奇妙な冒険
第八話 猥・戦士

管理棟でコヴァたちが暴れているうちに看守たちは
コヴァたちと戦うのに気をとられ、入所者たちの監視が疎かになっていた。
林間は甑とかつて「天災勝ち組養成塾」を運営していた
天災 新居人(てんさい にいと)と、中齢部(26歳以上〜30歳未満)
の入所者で群馬の箪笥市に住んでいた
村木 成男(むらき なるお 28歳)、通称NARUと組み、
施設からの脱出を図ろうとしていた。
NARU「あれ?。看守の女の子たちがいつの間にか少なくなっているのでね。(^^;)
今が逃げ出すチャンスというわけなんだ。」
林間「よし!野郎どもつづけええええ!!!1!」
作業を放棄して管理棟近くの正門に向けて歩き出す四人。
しかし、数が大きく減ったとはいえ、まだまだ看守は残っていた。
林間たちの行動に気がついた看守の一人が林間たちを追う。
そして看守は森の中の道で林間たちに追いついた。男とは言え、
たかがニート、自分ひとりでも大丈夫…彼女はそう思っていた。
看守「そこの四人、すぐに作業場に戻りなさい!今なら罰は与えない!!」
看守の方を向いた四人の目は獣の目だった。
この看守は、美人の上プロポーションもすばらしい女性だった。
しかし、相手をしたのがこの四人の変態だったのは彼女にとって最悪だった。
林間はご存知のようにヴァルキリー男である。
甑の場合はかつてネットで知り合った中学1年生(実はネカマ)に欲情し、
求婚まで行い、それ以外にも知り合った女性という女性に「結婚しよう」とほざき、
高校時代に好きな女子がトイレに入ったのを見計らってトイレに侵入、
そこでポークビッツいじりを開始して退学をくらった筋金入りの変態である。
NARUにしても、愛読書は「二人セクロス」というエロ漫画だし、デート=即セクロス
と考え初デート(ネカマとのデート)の際にコンドーム2箱持ってくるという
一般人には到底理解しがたい感覚の持ち主である。
天災の方は三人に比べれば性癖はまともな方だが、ポークビッツいじりすら禁じられている
この施設での生活で彼の三大欲求はすっかり変調をきたし、
他の三人と全く変わらぬ性欲の塊になっていた。