学園物語★KOVA17歳11〜デムパの城マツザワ〜

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221フラスペ外伝
しかし、彼もdでもないことを引き起こしていた・・・。
原作→ttp://news18.2ch.net/test/read.cgi/news2/1159834249/398
中心人物であったコヴァの更正と共にすっかり愛国サークルも活動を事実上停止し、コヴァは吉田や
鳥坂とつるむようになり、残りのメンバーは林間先生と行動を共にするようになった。
一人取り残された真保はT豚S問題に興味をもつようになり、自分のブログに黙々とT豚S問題と
フェミファシストの問題について書き、ついでにたまにフラスペを描いていた。
そんな日々の中、真保はぬちゃんねろのオフ板でT豚S問題について行われるオフ会があることを
知った。そして、その中心人物の一人が女子大生であることも・・・。

T豚S問題オフに真保は参加した。他人が用意したビラを配るだけではつまらないので、せっかくだし
「フェミファシストとの決戦を!」とマホノコトリが触手を振り上げているイラストを
描いたビラを三十枚程度用意した。そして、オフ会で配った。
オフは、それなりに成功を収めた。ただ、全く手伝いも何もせず、勝手に違うビラを配った
真保のことがちょっと問題になったが、そこである人物が真保をかばってしまった。
その人物の名は・・・どくろ、中心人物の一人で女子大生であった。どくろは、勿論好意が
あって真保をかばい立てしたわけではない。ただ、高校生なのにこういうオフに参加した
感心な子どもとして立場を立ててやったのだ。だが、これは最悪の行動であった。
どくろはやってはいけないことをやってしまった。古く、政治思想板の阪京ストーカー事件、
菊地びたみんストーカー同居キボンヌ事件に代表されるように、「この手のもてない男に、
政治思想がらみだからと言って甘い顔」をすると大概の場合悲劇的結末を迎える。どくろは
そのことを知らなかった、そして、真保を高校生だと思って甘く見ていた。だが、高校生と
言えば一般男性においてさえ中学生以上にワタシノコーをやりたい盛り、そんなときに
年上のおねいさんからかばいだてされ、真保の心境やいかに。そして更に不運なことが
もう一つあった。どくろ、彼女はどことなく真保の最大の思い人「春野小鳥」に
似ていたのであった。身長も低く、童顔であった。そして・・・悲劇が始まった。
222フラスペ外伝:2006/10/17(火) 09:44:28 ID:XAmuUMno
真保はまず、オフ会を企画した。どくろさんのオフ会を支援する、という目的ではあったが
実際はどくろと二人っきりの機会を作って告白しようと言う大それたオフであった。そして、
貯金をはたいて指輪を買い、ついでに精魂込めて自分とどくろとのウェディング姿、そして
「二枚目」に当たる絵も描いた。真保は、この時に賭けていた。
オフ会当日、会場に不自然なスーツ姿の男が現れた。真保だ。何故か、手に小箱(中に
指輪)と薔薇の花束を持っている。政治思想系のオフ会、いや、普通のオフ会としても
相当不自然な格好だ。皆、なんとなくそう思っていたが、誰も口に出せずどくろの到着を
待った。そして・・・、運命の時が来た。
どくろ「ごめ〜ん、ちょっと遅れちゃって〜」
目の前には、不自然な真保の姿が
真保「どくろさん、ちょっと話がありまス」
真保はどくろをヒトのいない方に連れていく。そして、二人っきりになった。
真保「やっと、二人っきりになれたね」どくろは少し髪型を変えていた。涼宮ハルヒ風と
言うべきだろうか
どくろ「えっ、どういうこと?今日は私のオフの支援のために貴方がオフを開いて・・・」
真保「それは、キミをここに呼び出すための口実だ」
どくろ「え」
真保「ボクは今、ここに誓う、キミのことが好きだっ、結婚してくれ」
ぽかーーーーーーーーーーーーーーん。どくろはあっけにとられた
真保「キミのようなしっかりした可愛らしいフェミファシズムに毒されていない愛国的な・・・」
どくろ「えーとね・・・」
どくろは、極力真保を刺激しないような方向で口を開いた。
真保「ん?」
どくろ「あのね、私ね、まだ大学生だし、貴方もまだ高校生でしょ?だから、結婚なんて・・・」
真保「じゃあ、許嫁と言うことでおつきあいを・・・」
どくろ「いや、そうじゃなくってね。まだ、私も貴方もそういうのは早いと思うのよ。
なんていうか。だからさ、そういうのじゃなくって、理想を共にするお友達でいない?」
オトモダチデイナイオトモダチデイナイオトモダチデイナイ、真保の脳裏にどくろの声が響く
真保は激昂した。
223フラスペ外伝:2006/10/17(火) 09:45:42 ID:XAmuUMno
真保「うぽぽぽぽぽおおおおおおおおおおおおおおおおおお!11!!111
オンドゥルウラギッタンディスカー!11!!愛国的だと思ったのにー。愛国者だと思ったのにー」
真保は叫んだ。そして、どくろに襲いかかった。
どくろ「きゃああああああああああああああああああああああああああああ」
真保「ボボボボクはなっ、ずっと耐えてきたんでぃすよ?それなのに、それなのにっっっ
貴様もファミファシストの手先だったのかーーーー」
どくろ「やめてっ、ねえ、真保君やめてっっ」
真保「やめてやるものか!お前を『こんなふうに』するまでやめてやるものかっっ」
どくろの目の前に、フラスペ二枚目が提示された。其れと同時に、真保はどくろの
首筋に勢いよく噛みついた。
「一体どうしたんだー」
どくろの悲鳴に気づいた他のオフ会参加者が、悲鳴の方向にやってきた。
目の前にいたのは・・・、どくろを無理矢理ワタシノコーしようとする寸前の真保と、眼が
あらぬ方向を向いて茫然自失状態のどくろ。
「お前、何やってるーーーーーー!!!」

担任宅。でっでんでけでんでけでんでけでん(着メロ 世にも奇妙な物語)
担任「はいっ、国崎です」
この着メロは松沢病院だ。また、真保か肝井がやらかしたんだろうと思って受話器を取る担任
免下「あー、免下だ。今日は真保がT豚Sの前で警察に引き渡された。まあ、その後
ヨシダが引き取りに行ったがね」
担任「えっ、真保ですか」
免下「ただ、罪状は深刻だぞ。一般人に対するワタシノコー未遂だ。被害者の女の子は可哀想だよ。
感情的な反応を失ってしまっている・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴ。固まる担任であった。
ちなみに先週のフラスペの前、二回連続で涼宮ハルヒとそれと髪型の似たキャラがフラスペの
餌食となったのは実話です。