小林よしのり嫌韓流を批判!!

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774名無しかましてよかですか?
>>711
最後、半ページぐらいの小林よしのり、コヴァのインタビューも載っていたので抜粋。

『嫌韓流』の全てを否定するつもりはないし、これが差別的なマンガであるとはいわないが、
インターネットや「2ちゃんねる」のような信憑性が低いものを情報源として描かれていると知った時点で、ハッキリいってわしは読んでも仕方が無い本だと思った。
でも一番拙いのは、作者が今以て匿名のまま世間に出てこない。つまり作品に対するリスクを負っていないことでしょう。
(中略)
 わしからみると、『嫌韓流』なるものを生み出したのは、何のことはない『週刊金曜日』に代表される左翼イデオロギーに染め抜かれたジャーナリズムであり、教育ですよ。
韓国では小学生のときから徹底した反日教育を行っているから、現在、日韓で争点となっている竹島問題にしても、自国の主張をハッキリと言える。
それに対して日本人はどうか。竹島が自国の領土である理由・歴史的な経緯など、争いとなっている事情を全く知らないわけでしょう。
一方的に韓国から言われたことを聞くしかない。そうした状況にウンザリした人たちが、アンチテーゼとして反韓感情をむき出しにした『嫌韓流』を支持するんですよ。
だからわしは『嫌韓流』のヒットは不思議なことではないし、あなたたちや日教組が自分たちの間違いを認め、偏向を改めないかぎりは、第二、第三の『嫌韓流』がでてくると思う。

 そもそも『週刊金曜日』の読者は左翼的な価値観に貫かれた記事を好むし、売れるからそういった記事を載せているだけじゃない。
保守系論壇誌と言われる『諸君!』だって保守的な論調が好きな読者におもねった記事を載せているだけ。今は反中国の記事を出せば雑誌が売れるから
、どの雑誌も反中国の記事で紙面を埋めてしまう。そういった事情は『朝日新聞』や『産経新聞』だってまったく同じ。そんなのジャーナリズムなのか、とわしは聞きたいね。

 だからわしが『金曜日』に言いたいのは、旧来の左右対立の図式をすて、かつて自分たちが理想化して担いだ北朝鮮をハッキリ批判できるのか、
偏向報道を捨て去ることができるのか、ということ。でも全然やってやってないじゃない。『嫌韓流』のヒットという現象が突きつけることの本質は、そこにあるんですよ。